1月, 2019年

【892号】神メンタル 「心の強い人」の人生は思い通り 

2019-01-26

 

映画を観てきました。

 

今年一番はじめに鑑賞した映画は……、

「アリー/スター誕生」

〝レディー・ガガ〟で今年はスタートしよう、と決めていました。

 

昨年末、平成最後の年の瀬に観たのは、

「ボヘミアン・ラプソディ」でした。

締めくくりは〝クイーン〟にしよう、と決めていました。

 

いやー、どちらも感動しましたー!

魂が震えました!

 

おそらく、今年のアカデミー賞は、

「アリー/スター誕生」か「ボヘミアン・ラプソディ」、

この2作品のどちらかで決まりでしょう。

 

あなたは、「レディー・ガガ」と「クイーン」、

どちらの映画がお好きでしょうか。

 

アカデミー賞の下馬評では「ボヘミアン・ラプソディ」が有力かもしれませんが、

私早川は断然、「アリー/スター誕生」推しです!!

 

思い起こせば、私の青春時代はクイーン全盛期であり、

歳をとった今もなお、表彰式やMCなどの私の登場曲は、「クイーン」です。

それほどの思い入れですから、

「ボヘミアン・ラプソディ」でどれだけ私が感動したか。

まさかふたたび史上最高のエンターテイナー、フレディ・マーキュリーに出会えるとは!

涙なしには、見られませんでしたよ。

 

 

しかし! しかしです。

それでも私は、「アリー/スター誕生」の感動がそれを上回ってしまいました。

現代最高の歌姫、レディー・ガガが満を持して映画初主演した今作。

アリーのドラマチックな人生は、かつてクラブのダンサーから才能を見出され、

一躍スターダムにのし上がったレディー・ガガの半生そのものでした。

ガガ自身を投影したかのような役どころを体当たりで熱演しています。

 

歌手を夢見るものの、ウエイトレスとして働くアリー(レディー・ガガ)と、

国民的人気を誇るミュージシャンのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)との出会いが、

彼女の人生を大きく変えていきます。

彼に歌の才能を見出され、一気にスターダムを駆け上がっていくアリーの運命の恋、

そして、栄光と葛藤が描かれていきます。

「奇跡の歌声」はアリーを夢まで押し上げていきますが、

一方で、ジャクソンは難聴とアルコール依存という深刻な問題を抱えていました。

 

人生を変えた恋には、思いもよらない過酷な運命が待ち受けていたのです。

そして、感動のラストステージへ。

 

この映画は、決して安っぽいサクセスストーリーなどではなく、

正真正銘、王道の「ラブストーリー」でした。

 

実は、かつて私が映画少年だった中学生時代、

リメイク前の「スター誕生」(『A Star Is Born』)を劇場で観ているんです。

そう、「バーバラ・ストライサンド版・スター誕生」を!

もうかれこれ40年前の記憶ですが、

今もこうして鮮烈に蘇る青春時代の衝撃。

 

バーバラ・ストライサンドの歌声は「神」でした。

でも、レディー・ガガはそれを超えましたね!

 

鼻の大きさはどうでしょうか。

バーバラ・ストライサンドとレディー・ガガの「大きな鼻」、

劇中では、コンプレックスになっている設定のその「鼻」もよく似ています。

 

レディー・ガガの〝素顔〟って、はじめてじっくり見ましたが、

決して嫌いじゃないですよ。だんだん魅力的に見えてきます。

いや、感情移入してしまった私としては、すっかりハマっている次第です。

今までの奇抜なメイクや奇想天外なファッションよりも、

私はこの〝素顔〟のほうが好きですね。

 

そっくりといえば、相手役のブラッドリー・クーパーと、

40年前のクリス・クリストファーソンとは、ヒゲの風貌もそっくり。

それにしても、

「アメリカン・スナイパー」で狙撃手役だったブラッドリー・クーパーが、

こんなに歌とギターが上手いとは、驚きましたよ!びっくりです

しかも、クーパーは監督兼脚本も、ですからね!天才ですね!

 

そうそう、昭和の時代には、「スター誕生」というオーディション番組があって、

ピンクレディや山口百恵ら出身歌手が活躍していた頃でしたから、

てっきり人気番組から「邦題」をパクったのかと思いきや。

戦前にも公開されていた古典的な名作だったらしく、

きっとテレビのほうが、マネたのでしょうね。

 

まあ、それはともかく、

大人になって観る映画「レディー・ガガ版・スター誕生」は圧巻のパフォーマンスでした。

いや~、よかった、ホントに感動して、魂が震えました。

 

ここで私が、今さらレディー・ガガの音楽的才能を語るまでもないのですが、

この映画のために書き下ろされたというオリジナル曲の数々が、どれも最高!!

全編に流れるカントリー・バラードがいいんですよねぇ。

 

とにもかくにも、レディー・ガガの奇跡の歌声が素晴らしい!

やはり〝本物〟は違います。

 

特に、以下の「4曲」が心に響きました。

(ここからネタバレ注意)

 

初めて出会った夜にアリーが口ずさんだメロディをも元に、

ジャックがいつの間にか曲を完成させておき、

いきなりステージに呼び出されたアリーと彼が二人で歌う「シャロウ」

事実上の映画の主題歌ですから、皆さんもCMなどでサビを聴いたことがあるでしょう。

「Shallow」↓

https://www.youtube.com/watch?v=bo_efYhYU2A

あれから私の耳に残って離れません。

気がつくと、鼻歌を歌っている自分がいます。

 

2人のツアー中に「俺の好きなあの曲を!」とジャックからリクエストされ、

アリーが初めてソロで歌う「オールウェイズ・リメンバー・アズ・ディス・ウェイ」

絶頂期の2人が幸せを刻んだ曲であり、同時にひとつの章の終わりを告げます。

「Always Remember Us This Way」↓

https://www.youtube.com/watch?v=5vheNbQlsyU

正直、このピアノの曲が一番感動して、鳥肌が立ちました。

家に帰ってからYouTubeで何度も何度も聴き返したほど。

レディー・ガガって、「凄い」のひと言!

 

アリーのソロデビュー前にカフェでノートに書いていた曲を、

スタジオで歌う「ルック・ホワット・アイ・ファウンド」

収録に戸惑うアリーを見かねたジャックは、強引にピアノをスタジオへ持ち込む。

「Look What I Found」 ↓

https://www.youtube.com/watch?v=8uGVZoqJjn4

お店のテーブルを挟んで「ラッタッタタタッ♬」と口ずさむシーンが可愛く、

一緒にリズムを刻んでしまう、レディー・ガガ渾身のソウル・ポップです!

 

ジャックの追悼公演でアリーが歌う、哀しみを誘う一曲。

アル中の彼がリハビリ施設にいるときに見つけたノートに、

アリーに捧げた歌詞が書かれていた「アイル・ネバー・ラブ・アゲイン」

「Ill Never Love Again」↓

https://www.youtube.com/watch?v=52nfjRzIaj8

ジャックがアリーに捧げた愛の歌を、夫を想いながら歌い、物語はクライマックスへ。

泣けた、泣けた、頬をつたう涙が止まりませんでした。

 

ということで、オススメの映画です。

あなたもぜひ、劇場であの感動を!

 

 

あっ、それともう一つ、おまけのお知らせ。

 

明日の1/27日曜日の日経新聞の朝刊に、

『営業の鬼100則』の広告が掲載されます。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2110516489034536&set=a.554125581340309&type=3&theater

これで、なんと5回目の広告掲載になりまして、

ホントに有り難いことです。

 

ただ今、鬼シリーズ第2弾『リーダーの鬼100則』の執筆も、

「100分の51」まで順調に進み、なんとか折り返しました。

どうぞ、5月発売をお楽しみに!

 

 

 

以上、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

 

 

本号も、お薦め書籍(694冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【確信という名の思い込み】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.694

神メンタル「心の強い人」の人生は思い通り』

仕事 健康 お金 恋愛 人間関係 目標達成

すべてに効果抜群!

好きな時に、好きな場所で、好きなシゴトをする生き方へ

星渉著

KADOKAWA

 

 

あなたの変化を最もジャマするものは、何だと思いますか?

それは、あなたの「脳」です。

 

あなたは、生きていく上であなた自身の脳が最優先に考えていることを理解していますか?

生きていく上であなたの脳が最も大切にしていること……。

それは、「死なないこと」です。

つまり、あなたの脳は「(あなたの)生命の維持」を最優先に考えている。

 

ですから、あなたが「今、生きている」のであれば、

脳はあなたが何か新しいことを始めようとしたり、何かにチャレンジしようとすると、

あなたが変化しないように、あの手、この手を使い全力でジャマをします。

 

「〝今の状態〟で生きていられるんだから、何かを変える必要はないだろう」

「頼むからチャレンジだとか余計なことはしないでくれ!」といわんばかりに。

 

(中略)

 

このようなあなたの脳の「変化を止めようとする動き」のことを、

専門的には「心理学的ホメオスタシス(心理学的恒常性)」といいます。

 

あなたの脳が最優先しているのは、残念ながら「今のままのあなたでいること」。

心理学的ホメオスタシスこそが、

「あなたの変化をジャマする最大にして最強の力」であるわけです。

 

ここで大切なのは、まずは

「自分が変化しようとしている時には、心理学的ホメオスタシスが働くのだ」

とい事実を知っておくということです。

知っているのと、知らないのとでは、その時にとれる行動も大きく変わるはずです。

 

私も何か新しいことを始める時はドキドキしたり、不安を感じたりします。

でも、そんな時にも「ああ、これは〝心理学的ホメオスタシス〟が発動してるんだ」

と考えれば、すぐに冷静になれます。

 

心理学的ホメオスタシスの存在を知らなければ、

その時の不安感や感情に戸惑い、右往左往しているかもしれません。

自分を変える行動をする時に、自分の変化を防げる力を知っておくことで、

あなたが実現したいことを叶えるスピードも自動的に速くなるのです。

 

(中略)

 

1マイル(=約1・6km)。これを人類が4分以内に走破することは無理だと、

何百年もいわれ続けていました。1マイル走競技の歴史を見ると、

1923年にフィンランドのパーヴォ・ヌルミ選手が

4分10秒3で1マイル走の世界記録を樹立します。

 

これは当時の世界記録を2秒更新するものでしたが、

たったの2秒の更新でも世界は驚愕しました。

なぜなら、このたったの2秒を更新するのにも37年かかったからです。

 

それでもやはり、4分を切ることができなかった。

「人類が4分を切るのはやっぱり無理なんだ」

という認識が世界中に広がりました。

当時このことは「Brick Wall」(れんがの壁)と呼ばれ、

「1マイル4分の壁はエベレスト登頂よりも、南極点到達よりも難しい」

といわれました。

 

そんな背景の中、イギリスで

医学生ランナーのロジャー・バニスターという選手が現れます。

彼もまた果敢に1マイル4分の壁に挑むのですが、

やはりなかなか記録は伸びませんでした。

 

「1マイル4分を切るのは無理なのか……」そう思い込んでいたところ、

バニスターは視点を変えることにしました。

彼は「もう4分を切ることを目指すのはやめよう。

これからは自分の記録を毎回16分の1秒

(=0・0625秒)縮めることだけを目標としよう」と考えました。

 

毎回たったの16分の1秒ずつタイムを縮めることはそんなに難しくない。

これを繰り返していけば、いつか4分は切れる。

つまりは、乗り越える壁を、4分という

〝人類には不可能といわれているとてつもない大きな壁〟から、

たった16分の1秒という〝これならできると思える壁〟に変えたわけです。

 

結果、16分の1秒ずつ更新することは容易く、

最終的に1954年5月にバニスターは3分59秒4という、

人類発の1マイル4分の壁を破る世界記録を樹立したのでした。

 

ただし、4分10秒3という前の世界記録からここまでは31年かかっています。

それくらいこの「4分の壁」というのは、

人類が越えるには非常に大きな壁だったわけです。

 

ところが……。

バニスターが「1マイル4分の壁」を破ったことで、

それまで世界で思われていた「人類1マイル4分を切るのは不可能である」

という「思い込み」が崩壊しました。

「あれ? 実は4分切れるんだ」となったわけです。

 

すると、バニスターが4分の壁を破ってから1年以内に、

4分の壁を破る選手がなんと23人も現れたのです。

 

「絶対できない」と思い込んでいたものが

「いや、できるんだ!」とわかった瞬間に、

何百年もできなかったことができるようになったわけです。

この話は、心理的な思い込みがあなたの人生にどのような影響を及ぼすのかを知るのに、

とてもわかりやすい例だと思います。

 

この「1マイル4分の壁」の話では、

「いい思い込み」と「悪い思い込み」が存在しました。

 

「いい思い込み」とは、あなたのパフォーマンスや今を変えてくれる思い込みです。

バニスターが4分を切ったことにより

世界中に「できるんだ」という視点が生まれて行動が変わり、

結果も変わった部分です。

 

悪い思い込みとは、自らのパフォーマンスを制限する思い込みです。

全世界が「1マイル4分の壁を破るのは人類には不可能」と思い込み、

世界はその通りになってしまっていたという部分です。

 

あなたの日常にも、少なからずこの「いい思い込み」と

「悪い思い込み」が存在するはずです。

でもここで重要なのは、人類には不可能だと言われていたことでさえ、

思い込みが変わると実現できる」ということです。

 

ならば、意図的にあなたの「今の思い込み」を変えることができれば、

あなたの「今」も変わるということになります。

 

 

 

2019年1月26日(土)

 

【編集後記】

 

先日、この本の著者である星 渉(わたる)さんと4年振りに再会しました。

 

その当時、星さんの受講生へ私の本を推薦してくれていたご縁から、

情報交換などの交流がはじまったのがきっかけでした。

 

今回は、品川のストリングスホテルのラウンジに招かれたのですが、

星さんがすっかり「大物」になっていたことに驚きました。

数千人規模を集める講演会を全国各地で開催され、

パリやロンドンなどの海外でも、大規模なイベントを行っているのだとか。

すごいですよね。

 

心理学や脳科学を学び独自のビジネス手法を構築された星さんは、

2作目となるこの「神メンタル」が、7万部突破の大ヒット中なんです。

この勢いであれば、おそらく10万、いや20万部は突破するでしょう!

 

「ブレイン・プログラミング」をもっとわかりやすく学びたい方などには、

特にお薦めしたい1冊ですね。

 

星さんは仙台市生まれの35歳で、

大手損保会社で働いていた当時、岩手県で東日本大震災に遭われ

「人生すべて好きなことに費やす」と決めて独立起業されたそうです。

 

いろいろとお話を聴かせていただき、

私自身も、執筆へのさらなる刺激を頂戴しました。

 

これからは、「神」の背中を追いかけながら、

「鬼」のように走り続けます!

 

 

それではまた、次号をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

【オフィシャルサイト】http://tsuitel.in

 

最新刊↓『営業の鬼100則』

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Bookサイト  http://tsuitel.in/books/index.html

 

【書籍案内一覧】↓

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【891号】世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業 一流の最後の敵は、自分である

2019-01-13

 

新年号のご挨拶&配信が遅くなりまして申し訳ございません。

年末年始の休暇中は、次作「リーダーの鬼100則」の執筆に集中しておりました

 

謹んで新春のお喜びを申し上げます。

旧年中は一方ならぬお引き立てを賜りまして、誠にありがとうございました。

本年も、相変わらぬメルマガのご愛読を宜しくお願い申し上げます。

 

毎号、長文にて恐縮ではございますが、

皆さまの人生がより豊かになる「名著のご紹介」と

自由奔放でユーモラスな「前置き文」をお届けする所存です。

 

さて、我が家の年越しは恒例、娘たち3人と派手なカウントダウンで新年を迎え、

ハイタッチで盛り上がることができました!

 

東京の南雪谷に城を構える我が家は大家族、

一つ屋根の下に7人(父・母・妻・長女・次女・三女)で暮らしています。

こうして今年も、家族と笑顔で年を越せた幸せに、心の底から感謝しています。

 

元旦は、家族揃って近所の「雪ヶ谷八幡神社」への初詣

雪ヶ谷八幡神社は、450年前の昔より「雪ヶ谷の里」を守り続けている氏神様で、

昭和の大横綱「大鵬の出世石」でも有名な古寺です。

おみくじを引いてみると、夫婦そろって 『大吉』でした

さらなる大躍進の年へ、お正月早々、モチベーションは上がるばかりです。

 

 

1月12日には、同居の「父」が87歳の誕生日を迎えました

父は現在、これといって重い持病もなく、足腰も健康そのもの、

歳の割にはまだ脳のほうも明晰で、「寒いダジャレ」も、孫たちには人気です。

微妙に「ボケ切れない」ところが、ボケ防止につながっているのかもしれません。

 

昨日は、7人家族と共に、私の姉(父の長女)とその娘である姪っ子(父の孫)夫婦も

我が家に集結して「誕生会&新年会」を開催しました。

 

バースデーケーキには、「87」という数字の蝋燭に火をともし、

「ハッピーバースデイトゥーユー♬」の歌声にのって吹き消すおじいちゃんは、

かわいい孫たちからプレゼントや手紙も手渡され、笑顔満面でした。

 

そして何と言っても、普段はなかなか聞くことのできない、

誕生日恒例のインタビューコーナー、

おじいちゃん・おばあちゃんの「想い出話」が面白い

 

たとえば、昭和ひと桁生まれの両親のさらに親世代になると、

いわゆるそう、明治生まれの人たち、ですよね。

女性の名前は、意外にも動物の名前も多かったらしく、

当時の我が家の右隣の家のおばあちゃんの名前は、「とら」。

左隣の家のおばあちゃんの名前は、「さい」

 

その名の通り、二人の仲はもの凄く悪かったらしく、

「とら」さんと「さい」さんは、大ゲンカが絶えなかったんだとか。

 

我が家のおばあちゃん(私の父の母)の名は「ハナ」さん。

ケンカを止めることができず、ただそこに咲いているだけ…。

さしずめ、間に挟まれ、まさに「押し花」のようだったとか。

 

そこで、仲の悪い二人のケンカをいつも止めていたのが、

お向かいに住んでいたおばあちゃんで…。

 

その名は、なんと、「とめ」さん。(笑)

 

本当に落語のような「実話」です。

 

そのように、たくさんの〝すべらない話〟の中でも、

とりわけ孫たちの興味を引いたのは、

独身時代のおじいちゃんが、

いかにしておばあちゃんを「口説いたのか」という裏話。

 

拙著「死ぬ気で行動する人にだけ運は必ず味方する」の中でも書きましたので、

すでにご存知の方もいるかと思いますが、

実は、その話にはまださらに続きがあったのです。

 

昭和30年代前半、60年も前の話です。

映画「三丁目の夕日」の時代背景を想像してもらうといいでしょう。

 

私の母が若かりし頃は、街でも評判の「美人すぎる理容師」として

お目当ての男性客が行列をつくっていたらしく(ホントかいっ!)、

父はその床屋さんに足しげく通っていました。

 

そのとき、父には強力な「恋のライバル」が3人いたのだとか。

 

金持ちのぼんぼん。

秀才のエリート。

長身のイケメン。

 

ちなみに、父は、どれにも該当しない「ただの短足な日本人」です。

普通なら勝ち目はありません。

 

さて、その〝強敵〟に勝つために、いったい父はどうしたのか。

どんな戦略で母のハートを射止めたのか。

 

孫たちは興味津々に耳を傾けています。

(映画「タイタニック」での回想するシーンのように…)

 

しかし残念ながら、昭和のジャック(父)は、「無策」でした。

 

やはり、典型的な昭和ひと桁生まれの男です。

愚直にも、ただひたすら床屋に通い詰めただけ。

消極策の極みですね…。

 

そうして毎週のように、父は髪を切りに行くものですから、

当然のごとく、どんどん短髪になっていき、

最後にはもう「頭をまるめる」しかなかったようです(笑)

 

結局、その「マメな想い」が通じたおかげで、

この世に誕生できた私が、今こうして「マメに」メルマガを書いているわけです。

 

いや〜、あぶないところでしたね。

私がこの世に生まれてこられたのも、

まさに、「紙一重」ならぬ、「髪一重」(笑)

 

といっても、ただマメに通ったというだけでは、

「結婚」という重大な決断には至らなかったはずです。

 

最終的に母が結婚を決めた要因とは、いったい何だったのでしょうか。

 

孫たちのそんな疑問に対し、母はこう答えました。

 

元々、母が育った家庭というのは、

厳格といえば聞こえはいいのですが、

いわゆる男尊女卑の思想を持つ母の父(私の祖父)による独裁的な一家でした。

まあ、明治生まれの無骨な祖父でしたからね。

「ちゃぶ台返しの星一徹」のような日常。

その時代では珍しくはなかったのかもしれません。

 

それに対して、父の家庭というのは、

女性中心(姉が2人に、妹が3人)の明るい雰囲気に包まれていました。

母はその温かな光景を目の当たりにして、

強烈なカルチャーショックを受けたといいます。

父の妹たち(私の叔母たち)が冗談を言いながら居間で寝そべっている姿など、

母の実家では「あり得ない」ことだったらしく、それはもう、びっくりしたそうです。

 

母が結婚を決めた理由、

それは、父の魅力ではなく、「家庭」の温かさだったのです。

 

しかし実は、最初のデートで、父は大失敗をやらかしていたのです。

父に対して、まったく興味のなかった母でしたが、

「映画でも行かない?」という誘いを〝映画が観たくて〟OK。

(このパターンって、今も昔も、同じなのですね)

まあ、ここまではよかった…。

 

映画のタイトルは、「レ・ミゼラブル」

1957年に公開されたフランス映画です。

今の時代となっても、何度もリメイクされている不朽の名作を、

若かりし頃の両親が観ていたとは、映画ファンの私としては、ちょっと嬉しく、

いや、かなり感動しました。

 

てっきり、東映のヤクザ映画か、座頭市みたいな時代劇だと思っていたところ、

ハイカラさの欠けらもない2人がまさかフランス映画とは、なんだか笑えます。

 

神奈川県の田舎街、当時の厚木市にも、「映画館」があったというのは、

高校生時代に厚木の映画館でアルバイトをしていた私にも、

まったく聞かされていなかった話でした。

うーん、運命を感じます。

 

そう、たしかに、映画のチョイスまではよかった、のですが、

そのあとがいけなかった…。

父は、映画の開始時刻をろくに調べもせず、

行き当たりばったりで行ったものですから、

上映途中からの鑑賞となってしまい、母曰く、

「まったく、ストーリーが理解できなかった」と、今も不満たらたら。

 

その後の父は、町田のお寿司屋さんで奮発したものの、

失敗をリカバリーすることはできませんでした。

(私は大学が町田にあり、青春の思い出が詰まった街なので、これもまた運命か)

 

結局、図らずも2度目のデートコースを「家」に選んだ、

素朴な父の〝無策〟が功を奏したのですから、

人生とは、わからないものですね。

 

以上、「バックトゥザフューチャー・早川家バージョン」でした。

 

 

 

とまあ、新年のご挨拶&前置きは、これくらいとさせていただきまして、

今年最初のメインコンテンツに入ります。

 

 

本号も、お薦め書籍(693冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【美しい心を意識して今を生きる】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.693

『世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業』

一流の最後の敵は、自分である。

心を理解することから、すべては始まる。

Nami Barden 河合克仁著

すばる舎

https://ux.nu/q1i9f

 

 

仕事がある、家庭がある、別段経済的に困っているわけでもない、

プライベートもそれなりに充実しているなど、

特別不満のある環境ではないはずなのに、なぜか「空虚感」に襲われている。

そんなケースに出会うこともよくあります。

 

思い悩むまではいかないまでも、何となく人生の目的を失くしているような、

「自分が本当は何をしたいのか」がわからない、という人は実は多いのです。

 

たとえば「何が何でも資産10億円を築く」と目標を立て、

がむしゃらに仕事に精を出してきた人が、

実際に10億円を手に入れたとき何が起きるでしょうか。

 

達成した瞬間は、自分の努力が報われたと喜びに浸ることができます。

「これまでの努力はムダではなかったのだ!」と、

その余韻はまさに夢のような心地です。

 

ところが、その感覚は長くもちません。

時間が経つにつれて、徐々に喜びや快感が薄れ出すのです

次第に、「私が手に入れたかったのは、こんなものだったのか?」

という空虚感や、数字が減っていくことへの恐怖感が生まれてきます。

 

すると、その空虚感を埋めようと、恐怖感から逃れようとして、

さらなる目標設定をしていくのです。目標はどんどん上がり続け、

数字やステータスに追われながら人生のサイクルが続いていきます。

 

息をつく暇もなく仕事に勤しみ、目標を達成し続け、

さまざまなものを犠牲にしながらも努力を続ける。

その姿はまわりからすると、「すごい。圧倒的な努力である」

と尊敬されることもあるでしょうが、残念ながら本人には一切満足感がありません。

「なぜかわからないけれど、むなしい感じがする」のです。

 

そのサイクルに疲れてしまうと、病気に陥ってしまったり、

自分が築いてきたものを失う恐怖に苛まれるようになります。

最終的に「自分の人生とは何だったのか?」と、

ぬぐいきれない孤独感やむなしさに襲われている人は少なくありません。

成功を追い求め、達成したさらなる成功を追い求め……

というサイクルにはまっているときは、幸福を後回しにして生きている状態です。

 

では、なぜ幸福感や満足感が得られないのかというと、

「今を生きていないから」です

生きている時間のほとんどを未来に費やしているので、

今を生きている時間が少ないのです。

 

(中略)

 

心を美しい状態に戻すことは、すべてが「意識的に生きる」ことにつながります。

私たちのあらゆる行動は、ほとんどが無意識に行われています。

朝起きてから夜眠るまで、意識的に選択している行動は少ししかありません。

 

たとえばコロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授の研究によると、

人は1日に平均70の選択をしていますが、

そのうち90%は無意識に行われていると言います。

 

つまり、行動のほとんどが無意識に(なかば自動的に)行われているので、

感情にふりまわされ、他人にふりまわされ、

しかし、ほとんどが無意識による行動なので、なぜそうなるのかが理解できないのです。

 

4つのステップを行っていくときにまず重要なのは、

できる限り意識的になり、無意識で行っている多くの選択や行動に気づくことです。

無意識に行っていることに気づいたときに、苦悩の心の状態のままでいるではなく、

美しい心の状態になると初めて選択できるようになります。

そして、「自分は美しい心の状態でいたい」と決意することで、

「今は美しい心の状態かどうか」と意識的になり、

日々の小さな選択(決断)・行動が変わってくるのです。

 

(中略)

 

心が苦悩の状態であるとき、私たちの意識は

「アイコンシャス(自分中心の意識状態)」になっているとお伝えしました。

 

心に余裕がないために、すべて「自分(私)」というフィルターを通して、

「私の物」「私の家」「私の家族」「私の仕事」「私のお金」……

と世界を(無意識のうちに)見て、行動しています。

すべての行動が自分本位になるので、人と調和できず、

なかなかいい結果につながりません。結果が出たとしても、長続きしないのです。

 

一方、心が美しい状態に戻ったとき、

私たちの意識は「ワンコンシャス」になっていきます。

 

ワンコンシャスとは、「すべては1つである」という意識であり、

より簡単に言うと、たくさんの人との関わりの中で自分は生きている、という意識です。

 

この意識状態になると、世の中はすべてが関連し合って

(つながって)いることが素直にわかり、

家族や職場など周囲の人への感謝や、彼らへの協力が自然とできるようになります。

そこに損得勘定はありません。

 

ワンコンシャスでいるときの感覚を一言でいえば、「圧倒的な安心感」です。

「自分は自分のままでいていいのだ」と、ゆるぎない本当の自信を得られます。

それはたとえるなら、母親の胸に抱かれている赤ちゃんのような感覚です。

だから背伸びしてカッコつける必要もなければ、

自分は成功者であるとアピールする必要もなく、

自分を卑下することもありません。

 

自分に欠けているものを埋めようとしなくてもいいし、

人をうらやむことも落ち込むこともない、

自分のしたいこともはっきりとわかり、

今自分の前にある幸福に目を向けることもできます。

 

なぜそうなるのかといえば、自分の主観的な視点ではなく、

もっと大きな視点で物事を捉えられるようになるからです。

「私」というフィルターを通して世の中を見るのではなく、

世界の中の一部として自分は存在している、とフォーカスを変えて行動していくと、

いかに自分中心の意識にこだわることが無意味で儚いことかがわかります。

 

物事の本質がつかみやすくなり、

意地を張ってがんばるのではなく、

自然と自分がしたいことのために努力をしていけるのです。

 

そのような美しい心の状態になれたとき、

ありとあらゆる物事が本当の意味で見え始め、

意識的に生きていくこともできるようになってくるのです。

 

「無意識」でいることに気づき、「美しい心の状態」で生きていくと決める。

そうすることで、美しい心の状態でいる時間でいる時間はどんどん長くなっていき、

どんな苦境にあっても、心を平穏に保つことができます。

 

 

 

2019年1月13日(日)

 

【編集後記】

 

実は、この本の著者である河合克仁氏とは深いご縁がございまして、

私早川が人材教育コンサルティング会社で営業本部長を務めていた時代、

彼とは、上司と部下という関係で一緒に働いていたのです。

 

彼は、その頃からもの凄く優秀で、

コンサルタントとして、歴代最高の営業記録樹立をはじめ、

社長賞、MVPなどの社内表彰の常連中の常連、いわゆる「エース」でした。

 

2014年に独立し、「株式会社アクティビスタ」を設立、代表取締役に就任

100年企業向けの組織開発や人財開発支援に情熱を注いでいます。

筑波大学の非常勤講師としてキャリア教育の授業も担当。

内閣府と連携し地方創生の活動も推進するなど、国内外にも活躍の場を広げています。

 

その河合氏の渾身の第1作目が、この「心の授業」というわけです。

発売たちまち「増刷」も決定したとのことで、同じ著者仲間としても嬉しく、

微力ながら私も応援したいと思っている今日この頃。

 

タイトルから誤解されてしまうかもしれませんが、

決して億万長者を目指そうという人の本ではありません。

 

失敗を恐れる、落ち込む、イライラを人にぶつける、見栄を張る、自信を喪失する…。

といった悩めるすべての人たちに読んでほしい一冊です。

 

そんなネガティブな感情や苦悩は、なぜ起きるのでしょうか?

 

それらはすべて「自分の問題」である、と「心の授業」は教えてくれます

環境がどうのこうのではなく、他人をどうするかでもなく、

自分の「あり方」に目を向けることで、問題は解決されていくんですね。

 

改めて、「美しい心」で「今」を生きることの大切さを学ぶことができます。

 

 

 

それではまた、次号をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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