12月, 2018年

【890号】今日が人生最後の日だと思って生きなさい 明日に宿題を残さずに生きる

2018-12-23

 

本号を持ちまして、今年最後の「早川勝メールmagazine」の配信となります。

 

一年間に渡り、自由奔放なロングメールにお付き合いいただきまして、

誠にありがとうございました。

おかげさまで今年も、最高の一年となりました。

こうして感慨深い年の瀬を迎えることができますのも、

ひとえに皆さんのご支援のおかげであると心から感謝しております。

 

今年一年を「漢字一文字」に例えるならば

「鬼」または「増」、でしょうか。

 

『営業の鬼100則』http://tsuitel.in/booksが、

発売たちまち8刷となる“末広がり”の大増刷となり、

さらに、ゼロから立ち上げた我が直販営業チームは、

8支社300人規模の組織へと成長いたしました。

まさに、増刷、増員、増刷、増員、という右肩上がりの一年でした。

 

「執筆」と「生保ビジネス」との二刀流は、

ライフワークとして、より一層、定着してきたようです。

 

ご多分に漏れず、この「師走」も駆け巡っておりまして。

特に先週は、ハードスケジュールでしたー!

月曜の渋谷を皮切りに、火曜は福岡へ飛び(JALの飛行機はミッキーマウス号でした)、

水曜は大阪経由で名古屋へ入り、木曜は再び大阪へ戻って、

金曜の夜は虎ノ門ヒルズの懇親会でフィニッシュとなりました。

いくつもの研修講師、式典出席、打ち合わせをこなしつつ、

夜はすべて忘年会などの宴席続きで、胃腸肝臓も疲れ気味です。

もうかれこれ2週間以上、本社へ出勤できていません。

(週明けは久しぶりに赤坂本社へ)

まだ今年の仕事は終わっていませんが、

大きなヤマを越えた今、ほどよい達成感に浸っております。

 

本当に今年もお世話になりました。

ありがとうございました。

 

年末年始の長期休暇は、すべて「執筆」に集中するため、

完全に引き籠もる計画です。

5月発売の次作『鬼シリーズ・第2弾』をお楽しみに!

 

平成が終わり新元号の時代に入りましても、

引き続き皆様のお役に立てるメッセージを発信してまいる所存です。

より一層のご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

来年も皆様のご健勝とご多幸をお祈りしております。

「笑顔と幸せがあふれて止まらない」よい年をお迎えください。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(692冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【生きる意味】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.692

『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』

明日に宿題を残さずに生きる

ホスピス医 小沢竹俊著

アスコム

 

 

死を前にした親が

子に望むのは「人格」と「人望」

形のあるものは失われる。

だから、心を残したいと人は願う

 

 

私がこれまでに看取りに関わった患者さんの中には、

幼いお子さんを残していかれる方も、たくさんいらっしゃいました。

そうした方々の多くは、決してお子さんに

「地位や名誉を手にしなさい」「お金をたくさん稼ぎなさい」などとは言いません。

 

女親であれ男親であれ、会社員であれ経営者であれ、みな

「勉強はそこそこでもいいから、人に愛されてほしい」

「周りの人と支え合って生きていってほしい」と望むのです。

 

たとえば、私が受け持っていたある会社の社長さんは、

がむしゃらに働いて、一代で会社を大きくしました。

彼は人を信頼するのが苦手で、

どんな仕事でも最終決定は自分で下していたため、常に多忙でした。

もちろん、家庭や自分の健康を顧みることもなく、

がんが発見されたときには、病状はかなり進行していました。

体力は急激に衰え、当然のことながら、出社どころではありません。

 

ワンマンだったため、社員との関係もうまくいっておらず、

がんであることがわかったとたん、

部下や取引先は潮を引くように離れていきました。

 

その患者さんは、「自分の人生は、いったい何だったんだろう」

「自分の生き方は正しかったのだろうか」

と考えるようになり、私にこう言いました。

「私は心のどこかで、自分はみんなから好かれている、信頼されていると思っていました。

でもそれは、おごりでした。みんなが信頼していたのは私ではなく、

私が動かしている仕事やお金、それだけだったのです。

あれだけ飲んで食べて語り合って、わかり合えるところがあると思っていましたが……。

こんなに寂しいことはないですね」

 

大切に育ててきた会社すらも失うことになってしまい、

彼は「せめて子どもには、人間関係の大切さを、ちゃんと伝えたい」と思ったそうです。

この世を去る前に、本当に大切なこと、お子さんに伝えたいことがわかり、

気持ちに変化が訪れたのでしょう。

その患者さんはとても穏やかな表情になっていました。

 

(中略)

 

死が目前に迫り、意識がなくとも

周りの声は届いている

もし、大切な人を看取るなら、

この世を去るまで語りかけてほしい。

あなたの声に包まれて、穏やかになれるから

 

私は、死が目前に迫った患者さんに対し、

ご家族の方や周囲の方から「語りかけ」をしていただくようにしています。

「耳には聞こえていますから、どうぞ声をかけてあげてください」とお願いするのです。

 

その際、たとえば、患者さんが高齢の男性の場合には、

「おじいさんが話せたら、今、息子さんや娘さん、お孫さんに、

どのような言葉をかけると思いますか?」とご家族に尋ねます。

 

もし「おじいちゃんは、

『おばあさんをよろしく頼む』『兄弟仲よくやっていけ』

と言う気がします」という答えが返ってきたら、

「では『おばあさんのことは任せてください』『兄弟仲よくします』

とおじいさんに言ってあげてください。その内容が合っていたら、

きっとおじいさんは『そうそう』『そうなんだよ』と頷きますから」と伝えます。

 

語りかけをお願いするのは、一つには、

亡くなられる方と残される方との間に、つながりをつくりたいからです。

こうした訓練をしておくと、患者さんが亡くなったのちも、

残された方は、それぞれの心の中で会話をすることができます。

 

先の例でいうと、ご家族は

「おじいさんは今ごろ、どんな思いで僕たちを見ているんだろう」

「おばあさんの面倒をみていること、兄弟仲よくしていることを、

喜んでくれているだろうか」と、折に触れて考えることができるのです。

 

そして、先に亡くなった人と、心と心の絆をしっかりと築くことができれば、

孤独を感じることはなくなります。

ご自身が苦しいとき、悩んでいるときにも、そのつながりが必ず支えになるはずです。

 

一方で、語りかけをお願いするのは、

患者さんが穏やかな気持ちで最後のときを迎えられるようにするためでもあります。

 

間もなく命を終えようとしている人が、何を望み、何を聞きたがっているのか。

パートナーやお子さん、お孫さんを残していく患者さんなら、

「家族のことは心配いらないよ」という言葉かもしれません。

音楽好きな人なら、好きな歌を聴きたがっているかもしれません。

 

いずれにせよ、別れが近づいていることをただいたずらに悲しむのではなく、

最後の瞬間まで相手の気持ちを思いやる。

 

そうすることが、この世から去っていく人にとって、何よりの支えになり、

たとえ意識がなくても、大切な人たちの声と思いは必ず届いている。

私はそう信じています。

 

(中略)

 

肉体が死に向けて、

きちんと準備を整えてくれる

老いや病気は、辛いことではない。

あなたを心豊かにする友と思えばいい。

 

みなさんは、多かれ少なかれ、死というものに恐怖心を抱いていると思います。

当然のことながら、死を経験した人は誰もいません。

また、医療の進歩や核家族化などにより、

現代人は昔に比べて、死に接する機会が減ったといわれています。

 

正体のわからないものに、人は不安を覚えるものです。

しかし、一度、老衰などにより自然な形で最期を迎えた人を看取ると、

多くの人は、死がゆっくりと枯れて、最後は土に還っていくように、

本来、人間の死とは、とても静かなものなのです。

 

穏やかな死は、おおむね、次のような形で訪れます。

まず、歩ける距離が少しずつ短くなり、ベッドや布団で過ごす時間が長くなります。

次に、食事量が減っていき、昼間でも寝ている時間のほうが長くなっていきます。

 

赤ん坊が大きくなるのとは、反対の道筋をたどるわけです。

 

やがて、死が間近に迫ってくると、呼吸が浅くなって回数も減り、

意識のない状態が長く続いたのちに、ひっそりと息を引き取ります。

ドラマや映画などでは、よく亡くなる人が死の間際まで意識を保ち、話をしていますが、

そのようなケースはほとんどありません。

 

なお、何人もの患者さんを看取るうちに、

私は食事の量や起きている時間、呼吸の状態などから、

残された時間があとどれくらいなのか、おおよその予測がつくようになりました。

 

たとえば以前、ある末期がんの患者さんの看取りに関わったことがあります。

その患者さんは、一か月前には、食事は家族と同じ量を召し上がっていて、

車を運転して会社に行くことができていたそうです。

しかし、私が初めてご自宅に伺ったときには、

患者さんは歩くことができなくなっていて、

食事もほぼ水分だけとなっていました。

 

こうした身体の状態から、私は残された時間が少ないと判断し、ご家族に

「早ければ一、二週間以内にお迎えがくると思います。

もう少し時間が経てば会話もままならなくなりますから、

伝えたいことは、今のうちに伝えてあげてください」

とお話ししました。

 

最初のうちはなかなか信じていただけなかったのですが、

患者さんは八日後、眠るように静かに息を引き取りました。

 

もちろん、人それぞれ個性が違うように、亡くなり方も一人ひとり異なります。

全員が穏やかな死を迎えられるわけではなく、

残念ながら、不慮の死を遂げられる方もいます。

 

しかし多くの場合は、

肉体が死に向けて、きちんと準備を整えてくれるのです。

 

 

 

2018年12月23日(日)

 

【編集後記】

 

私たちにも、いつか必ず「死」が訪れるでしょう。

生きていることは当たり前ではありません。

ただ、今は生かされているのです。

 

大切なのは、明日の死を意識して、今日一日を悔いのないように生きること。

そう、「死ぬ気」で生き切ることですよね。

 

世界のあちこちでは、 異常気象による甚大な被害、

地震・噴火・竜巻などの大災害、テロや紛争の悲劇と大飢饉による食糧難、

そして、凄惨な事件・事故も相次いだ一年でした。

 

そんな世の中にあって、私たちは平和と豊かさに恵まれた環境で暮らしています。

日々「衣・食・住」に苦労することなく、

心身共に家族全員が健康に生きられ、素晴らしい仲間たちにも恵まれて、

こうして平穏な年の瀬を迎えようとしていること、それは奇跡です。

 

感謝しても感謝しても感謝し切れません。

 

 

さて、年末年始はしばらく配信をお休みしますので、

これが今年最後のメルマガとなります。

 

本年も一年間に渡りましてロングメールにお付き合いいただき、

誠にありがとうございました。

 

ではふたたび、新春2019年にお会い致しましょう!

 

ステキなクリスマスイブを!

そして、よい年をお迎えくださいませ。

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

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【889号】「意識しない」力 うまくいくときは、結局みんな、自然体潜在能力を引き出す科学的な方法

2018-12-16

 

 

神戸製鋼がラグビー日本選手権で優勝を果たしました

近年では、王者サントリーの時代がしばらく続いてきましたが、

決勝でそのサントリーを破り、なんと18年振りに栄誉を取り戻したのです。

 

神鋼ラグビーといえば、忘れもしない平成元年1月(昭和63年度大会)の優勝から、

(私早川が生保業界に飛び込んだのが「平成元年」)

7連覇の偉業を達成し、王者・新日鉄釜石からその栄冠を奪取しました。

そう、「平尾・大八木」を中心とした黄金時代の幕開けでした。

 

その平尾GMが、がんで他界したのが、つい一昨年のこと、

神鋼のV7で新しい世の幕開けとなった「平成」でしたが、

その平成最後の日本選手権で神鋼ラグビーが蘇るとは、

まさに奇跡のドラマですね。

 

私の場合、職業柄どうしても、

監督の采配やチームづくりに目がいってしまいます。

 

スミス総監督の下、さまざまな改革が断行されました。

その中でも、大きな目玉は3つかと。

 

1つ目は、「黄金の左足」カーター選手のリクルート(スカウト)に成功したこと

「世界一のコーチ」と尊敬する元ニュージーランド代表のスミス監督に誘われ、

約2億円の世界最高年俸だったフランス1部・ラシン92の残留オファーを断り、

9000万円の神戸製鋼を選んだというのですから、「男気」ですね。

決勝では見事なゴールキックも決め、まさに、優勝請負人の本領を発揮してくれました。

 

2つ目は、「共同主将制」を導入し、複数のリーダーを育成したこと

選手一人ひとりがリーダーシップを持って、監督の方針・作戦を実行していき、

キックで前進を図っていた昨年の攻撃から、

果敢にパスを回すニュージーランド代表のような

アタッキングラグビーに変貌を遂げました。

決勝戦でも、ほとんどキックを蹴らずに展開し、8トライを奪って大勝したのです。

 

3つ目は、スミス総監督からの熱いメッセージ。

「倒れてから起き上がるまでが遅すぎる。その速さこそがチーム愛だ!」

監督の〝チーム愛〟が選手へと伝播され、

選手たちの「リ・スタート」が目に見えて早くなりました。

ボール争奪戦である「ブレイクダウン」を次々と制圧していったのです。

 

私たちビジネスマンの世界でも同じようなことが言えます。

 

まず大事なのは、採用(スカウティング)と、リーダー候補の育成。

そして、チーム愛の醸成。

倒れても(失敗しても)すばやく立ち上がり、「リ・スタート」を切る

全員にそのファイティングスピリッツなくして、チームの成功はあり得ません。

 

やはり、指揮官の采配一つで、組織はここまで変わるのです。

 

神戸製鋼本社では「製品データ改ざん」が発覚し、暗い話題が影を落としましたが、

こうして平成最後の日本選手権を制し、かつての「黄金期の輝き」を取り戻せるのか、

神鋼ラグビーのこれからの活躍が楽しみですね。

 

いよいよ来年は、ワールドカップが日本で開催されます。

にわかラグビーファンが一気に増え、ラグビーブームが訪れる予感がしています。

五郎丸を超えるスーパースターが、彗星の如く現れるかもしれません。

私も、時流に乗り遅れてしまわないように、

野球ばかりでなく、ラグビーにももう少し興味を持っておきたいですね。

 

そうそう、我が組織には、元神鋼ラグビー部・日本代表だったM君がいますので、

彼からいろいろとレクチャーしてもらうおうかと思っている今日この頃です。

 

 

さてさて、またまた『営業の鬼100則』の話題にて大変恐縮でございますが、

https://goo.gl/dd1QQF

おかげさまで、今週、重版8刷(3000部)が決まり、

これで累計発行部数は、2万7000部となりました。

本当にありがとうございます。

 

何よりも嬉しいのは、数多くの読者の方々より、 「鬼本が営業の役に立っている」

というメッセージが次々と送られてくることです。

 

年末から新年にかけ、さらなる読者の方がどれだけ増えていくのか、

これからが楽しみで仕方ありません。

 

今年のクリスマスは、皆さんの周りの親しい営業マンの方々へも、

ぜひ、「鬼100則」を1冊プレゼントしてみては、いかがでしょうか?

 

鬼のように、喜んでもらえるかも!

 

どうか、ハッピーな「鬼クリクスマス」を!

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(691冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【無意識】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.691

『「意識しない」力』

うまくいくときは、結局みんな、自然体

潜在能力を引き出す科学的な方法!

その悩み、「意識」が〝悪さ〟をしています。

医療現場、アスリート指導で実証済み!!

小林弘幸 著

文響社

 

 

「ゾーン」は、科学的に見ると、

自律神経の交感神経と副交感神経が両方ともハイレベルで高まったときに現れやすい

とされています。

自律神経については次の章で詳しく述べますが、

交感神経は心身が集中・緊張したときに優位になるモードであり、

副交感神経は心身がリラックスしているときに優位になるモード。

この両者は互いに拮抗した役割を果たしつつ、

私たちの心身の動きをコントロールしています。

 

そして、ゾーンが出現するのは、交感神経と副交感神経のふたつの神経が、

両方とも究極的なレベルでバランスよく高まっている状態のときが多いのです。

 

つまり、「究極の集中(交感神経)」と「究極のリラックス(副交感神経)」とが

絶妙のブレンドで高まったときに、心身のコントロール力が最高のレベルに達して、

物事が自然にうまくいくように感じられたり、

思いのまま自在に身体を動かせるように感じられたりするようになる。

そしてこれにより、神がかり的なパフォーマンスが発揮されるようになるというわけです。

 

(中略)

 

交感神経は、車にたとえるならアクセルの働きをしている神経。

仕事で緊張しているときや他人と何かを争っているとき、

身の危険を感じたようなときに、

私たちはなんとか力を振り絞って目の前の状況を打開しようとします。

 

交感神経はそういうときにグイッとアクセルを踏み込んで、

心身を戦闘モードにします。

このアクセルが踏み込まれていると、

心拍数や血圧が上がり、呼吸が速くなり、血管が収縮して、

心と体がアグレッシブな方向へシフトするのです。

 

一方、副交感神経は、車ならブレーキの働きをしている神経。

ひとりでくつろいでいるとき、気心の知れた人と談笑しているようなとき、

私たちは肩の力が抜けているものです。

 

こうしたときにリラックスした状態でいられるのは

副交感神経のブレーキがかかっていることによります。

このブレーキがきいていると、

心拍数や血圧が下がり、呼吸はゆっくりになり、血管は適度に拡張して、

心と体がより効率よく休めるような状態にシフトしていくわけです。

 

これらふたつの自律神経は、互いに異なった働きをしながら、

私たちの心や体の状態をコントロールしてきます。

 

車はアクセルとブレーキをうまく使い分けて初めて乗りこなすことができるもの。

それと同じように、私たちの心身も、ときにはアクセルをかけ、

ときにはブレーキをかけて、バランスよく使い分けながら

コントロールしていく必要があるのです。

 

すなわち、アクセルの交感神経とブレーキの副交感神経を両方うまく使って、

自律神経のバランスを整えていく姿勢が重要だということです。

 

先ほど申し上げたように、自律神経バランスは心身の好不調のカギを握るシステムです。

もしこのバランスが大きく崩れてしまったら、

私たちの心身は「アクセルやブレーキが不調の車」のように、コントロール不能に陥り、

不調や病気などのトラブルへまっしぐらに突き進んでいってしまうことでしょう。

 

(中略)

 

突然ですが、直感予感が当たった経験がありますか?

 

〝なんとなくこっちを選んだほうがいいな〟

という直感が当たって大きな成功につながったり、

〝なんとなくこっちへ行ったらマズイ気がするな〟

という嫌な予感が的中してトラブルを回避できたりといった経験です。

きっと、誰しもけっこう思い当たるフシがあるのではないでしょうか。

 

私は、こういった直感や予感も、無意識のなせるワザだと考えています。

 

直感や予感はいわば、無意識がささやく〝声〟のようなもの。

無意識の〝ささやき声〟は、意識には上がってこないけれど、

〝なんとなく感じる〟直感・予感というかたちでかなり多くのことを訴えかけています。

そして、じつはそうした無意識の〝なんとなく〟のささやきは

私たちの行動にかなり大きな影響を与えているものなのです。

 

たとえば―――。

本屋さんで〝なんとなくの直感〟で手に取ってみた本が、

あなたの人生を変えるような内容の1冊だったとしましょう。

その本を〝なんとなく〟手に取ることができたのは

無意識の力に導かれていたせいかもしれません。

 

ビジネスで売り込みをかけてきた業者に対し、

あなたは〝なんとなく怪しいな〟と感じて取り引きをするのをやめたとしましょう。

そうしたら、数週間後、粉飾決算などが明るみに出て

その業者が倒産したというニュースが……。

あなたの〝なんとなく〟の予感が的中したのも、無意識のおかげかもしれません。

 

仕事上のパーティーでたまたま隣り合わせて〝なんとなく〟話をした人が、

後々ビジネスで成功を得るための欠かせないパートナーになったとしましょう。

そうした〝なんとなく〟の巡り合わせも、

無意識が引き合わせたものだったかもしれません。

 

こんな例ばかり挙げていると、非科学的でスピリチュアルな方面に

どっぷり浸かってしまったかのように誤解されてしまうかもしれません。

しかし、こうした「なんとなくの直感や予感(=無意識の声)」が

私たちの行動に大きな影響を与えるということは、

目下、脳科学や心理学、行動経済学などでさかんに論議されているテーマであり、

決して非科学的というわけではありません。

 

私はむしろ、こういう「なんとなく感じる無意識」の影響の大きさを

科学的に解明していくことが、人間の認知や行動などの学問や

コンディショニング・メソッドを発展させていくカギになると確信しています。

 

その点を踏まえたうえでいわせていただくと、私は、

「無意識には『自分が求めている答え』を勝手に見つけてくれる力」

があると考えています。

 

無意識はあなたが進みたい方向も、あなたが何を求めているのかも

〝なんとなく〟わかっている。

だから、ヘンに頭で考えず、直感、予感に従い、

無意識のささやく声に従ってしまうほうが、うまくいく力が強くなるのです。

 

(中略)

 

みなさん、ビートルズの名曲「レット・イット・ビー」は、もちろんご存知ですよね。

私も大好きで、数あるビートルズナンバーの中でもいちばんこの曲が気に入っています。

 

ところで、私の勝手な解釈なのですが、この「レット・イット・ビー」は、

「ヘンに難しく考えて悩むよりも、自分の中の声に従って『あるがまま』に行けばいい」

という境地を謳ったものなのではないかと思うのです。

 

「レット・イット・ビー」は、日本語に訳すと

「あるがまま」「なるがまま」といった意味です。

この曲がつくられた頃、ビートルズはほとんど分裂状態にあり、

ポール・マッカートニーは、ビートルズをどうしたらいいか、

ジョン・レノンとの確執をどうしたらいいかという問題に、

さんざん頭を悩ませていました。

 

そんなとき、まどろんでいたポールの夢枕に、

亡き母メアリー・マッカートニーが降りてきて

「あるがままに受け入れなさい」とささやいたのだそうです。

この不思議な体験にインスピレーションを得て、

ポールは「レット・イット・ビー」を書いたのだとされています。

 

きっと、ポールはかなり悩んだのでしょう。

でも、ああでもない、こうでもないと悩み抜いていると、

ふと力を抜いたときに、自分が必要としている答えが目の前に浮かんでくることがある。

ちょっと手を休めたときなどに、雲間からパーッと光が差すように

新たな地平が見えてきて、〝そうか、これでよかったんだ〟と気づく。

ポールの体験はそんな感じだったのかもしれません。

 

そしてこれは、「自分の中の内なる声(=無意識のささやき)」が、

自分が悩んでいたことの答えを見つけてくれて、

自分の進むべき方向を気づかせてくれたということなのではないでしょうか。

 

ご存知のように、ポール・マッカートニーはその後、

ソロで活動することを宣言し、ビートルズ解散に踏み切りました。

きっと、「もう悩むことはない、あがいたり、もがいたりせずに、

自分の答えをあるがままに受け入れていこう」という決意を固めたのでしょう。

 

まさに「レット・イット・ビー(あるがままに)」。

他人や周囲に左右されずに、自分の中の内なる声に従い、

やりたいことを追求する道へと進んでいったわけです。

 

 

 

2018年12月16日(日)

 

【編集後記】

 

私も、ビートルズの「レット・イット・ビー」が大好きです。

2作前に出した小説版『ツイてない僕を成功に導いた強運の神様』の中でも、

追い詰められた主人公がふと入ったバーでこの曲が流れている場面を書き、

「あるがまま」の自分で生きろというメッセージを込めました。

 

※参考

https://goo.gl/ZAooUn

↑『ツイてない僕を成功に導いた強運の神様

~「最高の自分」に生まれ変われる8つの教え』
 

この本もXmasプレゼントに最適です。

ぜひ一冊、「幸運」を贈ってみてはいかがでしょうか?

 

または、今、「読んでみたい」と、〝直感〟したあなた、

それは〝あなたの人生を変える一冊〟になるかもしれませんね!

 

 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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【888号】大人のための国語ゼミ 論理トレーニングは国語に行き着いた!

2018-12-09

 

先週号で「年内には」電子書籍が出ます、とお知らせしたのですが、

すでに12/3から『営業の鬼100則』のKindleが発売開始されていたようです。

https://goo.gl/dd1QQF

電子書籍でしか読まない、という方々には朗報でございます。

この機会に、どうぞお役立てくださいませ!

 

Bookサイトの書籍一覧へも↓月曜日までにはアップされますので、

http://tsuitel.in/books/book_list/index.html

ぜひ、ご覧ください。

 

 

さて、いよいよ本号にて「888号」の配信となりました。

十年以上継続してまいりました「早川勝メールmagazine」ですが、

こうして「末広がりの8並び」の号となり、

まだまだ多くのご縁が広がりそうであると、特別な思いが込み上げてきます。

 

いつもご愛読ありがとうございます。

東京五輪を迎える年には、記念の「1000号」をお届けできることになるでしょう。

 

それまで引き続き、どうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(690冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【国語力】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.690

大人のための 国語ゼミ』

論理トレーニングは国語に行き着いた!

野矢ゼミ開講!

もう国語の授業から離れてしまった人のために、

つまり子どもたちのためではなく、

大人たちのために、国語の授業をしよう。

野矢茂樹 著

山川出版社

 

 

私たちは完全に分かりあえない。それはあたりまえのことだ。

他人の言うことがすべて完璧に分かるなどということがあるはずはないし、

私の言うことがすべて完璧に他人に伝わるということもない。

 

だから、「どうして分かりあえないのだろう」と嘆く必要はない。

「誰とでもどんなことでも分かり合える」というのは幻想にすぎない。

そしてその幻想は、分かりあえない相手を切捨てる力として働きかねない危険な幻想でもある。

 

だが、「どうせ分かりあえないのだから」と諦めてしまい、

最初から分かろうとも分かってもらおうともしないのは、もっと危険である。

完全には分かりあえないということはなるほどあたりまえだ。

しかしそうだとすれば、不完全ながら分かりあえるということも、あたりまえのことなのだ。

 

私たちは、完全にではないけれども、分かりあえる。

分かりあえないことをネガティブに捉えるのではなく、

少しでも分かりあえたことを喜ばなくてはいけない。

 

「分かりあう」ということは二つのことから成っている。

理解することと、納得すること。

それぞれ、私から相手へと相手から私へという二つの方向があるから、

合計四つと言うべきかもしれない。

 

――私が相手の言うことを理解する。相手が私の言うことを理解する。

私が相手の言うことに納得する。相手が私の言うことに納得する。

 

納得するためには理解しなければならない。

しかし、理解できたからといって納得できるとはかぎらない。

言っていることの意味は理解するが、同意はできないということも、ごくふつうにあるだろう。

 

理解しあうことも難しいが、納得しあうことはもっと難しい。

また、みんなが完全に納得しあうことが望ましいというわけでもない。

全員がどんなことについても同じ考えに同意するなどという方がよほどおかしいのであって、

さまざまな考えがあるというのは健全なことである。

 

だがこれも、「考えは人それぞれ」でおしまいにするわけにはいかない。

合意を形成しなければ一緒に何ごとかを為すことができない場合も多い。

考えの多様性を尊重しながら、なお歩み寄る努力が求められる。

 

さらに、「考えは人それぞれ」で終わらせてしまうと、

自分の考えを深めることも、改善することもできない。

また、新しい考えに気づかされるということもなくなってしまう。

 

だから、難しいことではあるけれども、自分の考えに納得してくれない他人や

あなたが納得できない意見を言う他人が現れたとき、

そこでお互いを切り離してしまうのではなく、納得しあおうと努力しなければいけない。

そして、少しでも納得しあえる方向に進んだならば、それはとても喜ばしいことだ。

 

分かりあおうとする努力、それを支えるのが、言葉の力である。

本文中にも書いたことだが、ここには負のスパイラルと正のスパイラルがある。

言葉の力が不足していると、分かりあおうとするのもたいへんで、すぐに諦めてしまう。

すぐに諦めてしまうから、国語力も育たない。

こうして負のスパイラルに陥る。

 

他方、分かりあおうとする強い気持ちをもち、そこで言葉の力を身につけると、

分かりあおうとする努力がその分だけ楽になる。

楽になれば、もっと分かりあおうと努力するようになる。

そうなればそれによって国語力も鍛えられていく。

こうして正のスパイラルに入っていく。

 

 

 

2018年12月9日(日)

 

【編集後記】

 

たしかに「国語力」は大事ですね。

ハートで繋がっていれば言葉はいらない、

というのは、ときに誤解が誤解を生みます。

 

ちなみに、私の学生時代、得意科目は「国語」でした。

というより、他の科目がからっきしダメだったので、

国語〝しか〟できなかったとも言えますが…。

 

高校生のときは、遊んでばかりだったにもかかわらず、

「現代国語」のおかけで大学へ進学することができました。

 

大人になってからも「国語力」を磨いてきたおかけで、

運よく生き延びてきたような気がします。

 

ぜひ皆さんも、「大人のための国語ゼミ」で、

学び直してみてはいかがでしょうか。

 

 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

【オフィシャルサイト】http://tsuitel.in

 

最新刊↓『営業の鬼100則』

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【887号】人生の先輩たちに学ぶ 生きる理由 読むと気持ちがスーッと楽になる 

2018-12-02

 

 

韓国の出版社より、

『営業の鬼100則』の韓国語翻訳版を出さないか、

というオファーをいただきました。

 

ついに「鬼本」が海を越えることになりそうです。

ホントに有り難いですね。ワクワクします。

本を手にした海の向こうの営業マンが元気になってくれたら、

これほど嬉しいことはありません。

 

※『営業の鬼100則』↓Bookサイト

http://tsuitel.in/books/index.html

 

ところで、韓国にも「鬼」はいるのでしょうか?

ちょっと調べてみたところ、

古来、「トッケビ」という鬼に似た妖怪が伝承されているようです。

 

さていったい『営業の鬼100則』の原稿がどのように翻訳されるのか。

ハングル文字がまったく理解できない私にとっては、

見本をもらったところで、さっぱりわかりませんが…。

 

実は4年前にも、死ぬ気シリーズ第2弾が「韓国語版」になっています

『死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる』(かんき出版)

こんな装丁でした↓

http://ux.nu/prHrJ

 

実際の韓国書店の売り場写真↓

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=735302156555983&set=pcb.735304663222399&type=3&theater

 

 

年内には、『営業の鬼100則』の「電子書籍版」も出ますので、

紙の本は読まないという層の方にも読んでもらうことができそうです。

さらに楽しみが一つ増えました。

 

発売日が決まりましたら、またお知らせいたしますので、

もうしばらくお待ちください。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(689冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【働く目的】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.689

『人生の先輩たちに学ぶ 生きる理由

読むと気持ちがスーッと楽になる

50の名言とエピソードから、

「生きる理由」をゆる~く考えてみよう!

あなたは、なぜ、なんのために生きているのですか?

あなたの「生きる理由」って、いったいなんですか?

こう聞かれて、あなたは即答できますか?

西沢泰生 著

かんき出版

 

 

あなたは「シーシュポスの岩」というギリシャ神話をご存知ですか?

 

これは、神の怒りを買ってしまったシーシュポスという男が、

神様から永遠の徒労という罰を与えられる話です。

 

シーシュポスは山のふもとにある巨大な岩を山頂に運ぶように命じられます。

自分の身体よりも大きな岩を、苦労してやっとの思いで山頂まで運ぶと、

次の瞬間、岩は転がり落ちてしまい、

あっという間に山のふもとまで戻ってしまうのです。

苦労したのに、はじめからやり直し。

そして、また、やっとの思いで、岩を山頂まで運ぶと、

その途端にまた、岩はふもとまで転がり落ちてしまう……。

 

こうして、「骨折り損のくたびれ儲け」が永遠に続く。

これが「シーシュポスの岩」という神話です。

 

(中略)

 

ドフトエススキーは専制君主による弾圧で、

27歳のときに逮捕され、死刑宣告を受けます。

なんとか死刑の直前に許されたもののシベリアでの強制労働を経験。

のちに、自分の体験をもとにした小説、『死の家の記録』のなかで、

次のような内容のことを記しています。

 

「監獄では、受刑者にレンガを焼かせたり、壁を塗らせたたり、畑を耕させたりした。

強制された苦役であっても、その仕事には目的があった。

働けば食料が生産され、家が建ってゆく。

自分の働く意味を見出せるから、苦しくとも耐えてゆける。

立派に仕上げようという気さえ起こす。

 

ところが、たとえば、水を1つの桶からほかの桶に移し、またそれを元の桶に戻すとか、

砂を撒くとか、土の山を1つの場所からほかの場所へ移し、

またそれを元に戻すとかいう作業をさせたら、

囚人はおそらく、4、5日もしたら首をくくってしまうだろう。

もっとも残酷な刑罰は、徹底的に無益で無意味な労働をさせることだ」

 

なんと、「無益で無意味な労働」は、

シベリアでの強制労働よりも残酷で恐ろしいと言っているのです。

 

無益な労働の精神的破壊力、恐るべし。

 

と、ここまで読んだあなた。

あなたが今やっている(やらされている)仕事は、

もしかしたら「シーシュポスの岩」になっていませんか?

 

(中略)

 

たとえ、社会的に有意義な仕事でも、

あなたが「無益で無意味な労働」だと感じていたら、

その仕事はあなたにとって「シーシュポスの岩」です

 

しかし、逆に言えば、どんな仕事でも(たとえ、シベリアの強制労働のような仕事でも)、

あなたがそこに「目的」を見出せれば、「脱シーシュポスの岩」になる

 

自分の仕事を「シーシュポスの岩」にするかどうかを決めるのは、あなたです。

 

 

 

2018年12月2日(日)

 

【編集後記】

 

大相撲の「貴景勝」関が、悲願の初優勝を果たしました。

おめでとうございます。

22歳「小結」での優勝は、元師匠・貴乃花親方に続く偉業

しかし、貴乃花部屋から移籍後すぐに優勝とは…なんだか複雑な気持ちです。

 

貴景勝の「景勝」は、戦国武将の上杉景勝が由来らしいのですが、

親方と離婚した元女将さんの景子さんの「景」と、

兄弟横綱として一世を風靡した元若乃花の名前「勝」が、

一文字ずつ入っているというのは、果たして偶然でしょうか。

 

師匠は引退し部屋は消滅、女将さん夫婦は離婚、親方兄弟は断絶状態、にもかかわらず、

皮肉にも、一文字ずつ〝継承〟した「貴・景・勝」が優勝を果たしました。

 

貴景勝は、このまま大関・横綱へと登りつめるのでしょうか。

私はズバリ、出世するとみています。

 

しこ名については、さておき。

貴景勝のヒストリーが成功を物語っているからです

 

幼少期の頃から父と毎日のように何時間も猛特訓を繰り返し、

二人三脚で相撲道を歩んできた「巨人の星」的な物語は、

野球のイチローやサッカーの本田らの境遇とかぶります

小学校の卒業文集の作文にも、具体的な夢が綴られていました。

はっきりと「横綱になる」と。

これは、アスリートが成功するパターンの王道ですよね。

 

そして貴信少年(本名にも「貴」の文字が入っている)が中学生になると、

夕食に肉を1キロも食べていたというのですから驚きです。

スーパーで肉を5パックも買うお母さんに店員さんが、

「ご家族が多いんですね」と言うと、

「ウチは一人息子なんですよ」と答えます。

すると店員さんは、

「ライオンの子供でも飼ってるの?」

 

このエピソード、笑えますよね。

月の食事代だけで30万円を超えていたというのですから。

家族のサポートが半端ない。

 

プロの一流選手が成功する陰には、

常軌を逸するほどの「親と子の物語」「師匠と弟子の物語」が必ずあります。

 

貴景勝のこれからの活躍に注目してまいりましょう。

 

 

 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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