10月, 2018年

【880号】キャラがすべて!15秒で惹きつけ、1分でファンにする。肩書きでなく、キャラクター勝負!

2018-10-13

 

先日、夜9時過ぎのこと。

散髪屋の帰り道に、渋谷の啓文堂書店を覗いてみたところ、

私の新刊である『営業の鬼100則』を手に持ったまま、

店の中をぐるぐると歩き回っている女性を見かけました。

 

「おおー、なんという偶然!」

よく書店へは足を運ぶ私ですが、

実際に、一般のお客さまが、自分の本を目の前で購入する場面に出くわすのは、

めったにない珍しいことなのです。

 

私は驚きつつも、なんだか嬉しくなり、

その女性を目で追っていくのですが、なかなかレジに向かってくれません。

 

いつまでもウロウロとビジネス書のコーナーを徘徊し、

何十冊もの本を手に取っては戻し、という立ち読みを繰り返していきます。

 

ただ、その間、『営業の鬼100則』だけは、ずっと持ち歩いていて…、

いったいレジへ向かう気はあるのか、気になって仕方ありません。

 

こうなったらもう、その記念すべき瞬間を見届けるまでは見守ろうと、

本棚の陰に隠れながら女性の後を追い続ける「著者ストーカー」と化した私…(笑)

 

犯人を尾行する敏腕刑事のような気分に浸りながら、

心の中ではコートの襟を立ててカッコよく張り込んでいたつもりでしたが、

周りの人からは「ひょっこりはん」のように見えていたかもしれません(^-^;

 

しばらくして、結局、レジに向かったその女性は、

私の本「だけ」を購入し店を後にしたのでした。

 

そうなればもはや、これだけで「マーケティング」を終わらせるわけにはいきません。

私は出口まで彼女を追いかけ、話しかけてみたのです。

 

「どうしてその本を買おうと思ったんですか?」と。

 

すると彼女は、

「なんとなく直観です!」

と答えてくれました。

 

いろいろと話を聞いてみると、食品関係の会社に勤めている方で、

最近、企画部から営業部へ異動となって「営業デビュー」したばかりらしく、

営業のバイブルとなるような本を探していたのだとか。

 

これも何かのご縁であると、名刺交換をして別れ、

「メルマガにも登録しておきますねー!」と約束したので、

きっとご本人もこの号を読んでくれていることでしょう。

 

彼女の営業成績がどんどんアップしていくことを心から祈っております。

 

 

さてさて、そんな新たな読者ファン急増のおかげをもちまして、

4刷目の重版が決まりました!

 

『営業の鬼100則』が発売されてからまだ1ヶ月足らず、

http://tsuitel.in/books/book_list/index.html

初速、好調な滑り出しから、さらに拍車がかかってきたようです。

 

出版社の編集担当者からの情報によれば、

駅構内の書店さんなどでよく売れているようです。

(移動中の営業の皆さんが購入してくれているのでしょうか)

また、大手書店の売り場担当者さんからは、

「(他出版社の本も含めて)営業本のジャンルでは超久々の大ヒットですよー!

という声をいただいているようで…、

ホントに嬉しさ大爆発です。

 

この休日は、さらなる拡販を目指して、

恥ずかしながらミニ色紙」へ〝直筆〟でPOPを書きました

 

十数枚それぞれに違う「ひと言」を添えていますので、

書店で見かけることがありましたら、

記念に売り場の写メなどを送ってくださいませ。

 

お待ちしています。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(682冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【自己紹介ストーリー】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.682

『キャラがすべて!』

メディアを使いこなして、自分自身を売り続ける方法

15秒で惹きつけ、1分でファンにする。

肩書きでなく、でキャラクター勝負!

「1億総キャラクター時代」を生き抜くための個人ブランド構築戦略

大内優 著

きずな出版

 

 

 

プロフィールというと、だいたいホームページとか、

SNSのトップページに掲載してあるものを、皆さん想像すると思います。

あるいは本であれば、この本のカバーのそで部分に掲載してあるような、

著者紹介が代表的なものでしょう。

 

ただ、いちばんの基本は「口頭で話せるもの」なのです。

「あなたは何者なのか、説明してください」と言われ、その場でさっと説明できる。

それくらいキャラが自分のなかで明確になっていないと、

他人が伝えてくれることなどありません。

 

そのうえで、やはり「長い説明」では、誰もそれを伝えてはくれないのです。

前項の「起承転結」で、私が「15秒ルール」にこだわっているのも、そのため。

これより長いと、人は飽きてしまいますし、

短すぎても、人の印象にはあまり残りません。

 

じつはテレビ放送も、この「15秒」を基準につくられています。

たとえばニュース番組では、まず普通のニュースがあって、

アナウンサーの画面が入って、そこから本題のVTRに入る。

このときアナウンサーの顔が映っているのは、だいたい15秒です。

ワンショットの絵で20秒とか30秒というのは、かなり飽きられます。

チャンネルを変えられてしまうから、これは避けたい。

かといってアナウンサー画面が入らないと収まりが悪いから、

なんとか15秒でひとつのコメントを加えてもらうわけです。

テレビを観たとき、注意深く時間を測ってみるといいでしょう。

 

ちなみにCMも、ほとんどは15秒でつくられています。

つまり、興味のない相手でも、15秒あれば、話を聞いてくれる。

相手に「もっと話を聞いてもらいたい」と考えるなら、

まずは15秒の話で、相手の注意を引く必要があります。

 

そこで「私は〇〇の△△を解決する専門家です」という、

かなり絞り込んだ「起」をつくっているのは、

まさに15秒で自分の特徴をうったえるためなのです。

 

起承転結の「起」の15秒をクリアすれば、「承」の15秒に進める。

「承」の15秒に耐えれば、「転」の15秒。

それをクリアすれば「結」によって、聞いた人を動かすことができる……

と、考えていただければいいと思います。

 

この15秒のコメントを、文字にするとだいたい60文字。

原稿用紙でいえば3行です。

これも自己紹介と同じで、どんな人でも、読んでくれるのは60文字までということ。

 

実際、テレビ局で多くのプレスリリースに目を通しましたが、

要約の60文字を読んで、興味がわかなければ、

そのままボツにするのがほとんどでした。

 

私に限らず、プレスリリースを取捨選択する人間は、

おおむねそれくらいの基準でしょう。

書籍や雑誌をつくっている編集者も、この点は同じだと思います。

 

ですから、あらゆるプロフィールのキャッチも、

まずは60文字を基準にして考えなければいけません。

長ったらしい文章を書いても、ほとんど読まれないのだから仕方ないのです。

 

けれども、60文字で自分をすべて説明しようとしても、それはかなり難しいこと。

だから「起承転結」で、それぞれ60文字ずつ、興味をそそっていく構成が

いちばん望ましい形になるのです。

 

 

 

2018年10月13日(土)

 

【編集後記】

 

クライマックスシリーズのファーストステージが開幕しましたね。

セ・リーグは巨人VSヤクルト、パ・リーグは日本ハムVSソフトバンク

今年は3位チームが勝ち抜く「下剋上シリーズ」になってほしいと思っています。

 

それで「日本一」といえるのかと、CSへの異論もあるようですが、

私はペナントレースとポストシーズンは、まったく「別腹」だと解釈しています。

それはそれ、これはこれ、と思って熱戦を楽しんだほうが、お得感があります。

 

今年はリーグ優勝を果たした広島と西武の対決ではなく、

巨人と日本ハムの日本シリーズとなれば、「3位対決」は史上初。

大エース菅野と大型新人清宮との対決を、

日本シリーズの大舞台で見てみたいものです。

 

そして、辞任が決まった由伸監督最後のユニフォーム姿を目に焼き付けておきます。

 

そういえば、阪神の金本監督も辞任(解任?)に追い込まれましたね。

昨年オフに3年契約を結び直した金本監督続投は既定路線であったはずでしたが、

「巨人の由伸監督は3位で辞任なのに、金本監督は最下位でも辞めないのか!」

という厳しい世論と阪神ファンの非難に屈し、急転直下の引責辞任となりました。

 

いやー、勝負の世界は厳しいですねぇ。

いつの時代のもトップがクビを差し出さなければ事態は収まりません。

 

連続Bクラスのバファローズ福良監督も辞任しました。

新監督には西村ヘッドコーチが昇格

かつてのロッテ時代に「下剋上日本一」に輝いた監督です。

であれば、来シーズンは「3位」くらいには滑り込めるでしょうか。

 

巨人の新監督には、2度の3連覇を含む7度のリーグ優勝と3度の日本一を誇る、

偉大なる名将・原辰徳監督が復帰、3度目の就任となりました。

これで監督としての通算勝利数が1000勝を超えることは確実で、

巨人軍のレジェンド「川上監督」と「長嶋監督」の通算勝利数を抜き、

原監督が球団史上歴代1位となります。

 

その大記録に「優勝」が花を添えてくれることでしょう。

 

来年こそ、ジャイアンツ対バファローズの日本シリーズが実現することを、

心から願っています。

 

 

 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

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最新刊↓『営業の鬼100則』

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【879号】AIとBIはいかに人間を変えるのか 人類史上初、我々はついに「労働」から解放される――。

2018-10-07

 

 

このたび、『営業の鬼100則』の発売を記念いたしまして、

早川勝の「オフィシャルサイト」をリニューアルオープンしました!

http://tsuitel.in

色鮮やかに蘇りましたので、ぜひ、ご覧ください。

過去のメルマガ投稿なども10年前まで遡って楽しめますよ。

 

そして同時に、

Bookサイト(トップページ)もリニューアルしています。

http://tsuitel.in/books/index.html

トップ画面は『営業の鬼100則』をメインにしました。

 

人気シリーズの紹介ページもございます

http://tsuitel.in/books/index3.html

 

書籍一覧ページもバージョンアップしました!

http://tsuitel.in/books/book_list/index.html

 

 

まずは、お知らせまで。

これからもよろしくお願いします(^.^)/~~📚

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(681冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【人工知能とベーシック・インカム】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.681

『AIとBIはいかに人間を変えるのか』

人類史上初、我々はついに

「労働」から解放される――。

この歴史的大転換をどう生きるか!

AI(人工知能)・BI(ベーシック・インカム)論の決定版!

すべての生産活動はAIが行い、

生きていくためのお金はBIで賄われる

働く必要がない世界は ユートピアか、深い苦悩の始まりか――。

波頭亮 著

幻冬舎

 

 

超富裕層の下の富裕層(資産1億円以上)は、

日本全体での経済成長が事実上止まってしまっているこの20年の間にも

年々増加してきている。

先にも述べたように、超富裕層と富裕層を合わせた世帯は、

2005年87万世帯であったのに対して、2015年では122万世帯と、

10年間で4割以上も増加しているのだ。

そして国民の人口における資産1億円以上を保有する富裕層の割合は1.9%と、

ドイツ、アメリカの1.4%を抜いて主要国の中では世界1位である。

この指標で見るならば、

「日本は世界で一番お金持ちの割合が多い国」ということになる。

 

その一方で、日々の生活に所得を全て費やしてしまい、

資産を全く持てない貯蓄ゼロ世帯も増加傾向にある。

貯蓄ゼロ世帯は2005年に1505万世帯であったのに対して

2015年には2366万世帯と、

こちらも10年間で5割以上増えており、これは過去最高である。

 

(中略)

 

つまり、所得の面でも資産の面でも、富める者はさらに富み、

貧しい者はさらに貧しくなるという二極化現象が進行しているのである。

 

(中略)

 

再分配の話をすると「貧困者を救う」ためだけのように受け取られがちであるが、

実は貧富の格差が拡大すればするほど、

貧しい人だけではなく富める人までもが幸福感を失うことが明らかとなっている。

 

経済学者のリチャード・ウィルキンソンと疫学者のケイト・ピケットによって

著された『平等社会』によれば、社会の経済的不平等性が高まるほど、

富める人も気分が塞いだり、疑い深くなったり、

その他の無数の社会的問題を背負いやすくなったりするという。

 

この経済的不平等と社会問題の相関については、

その後も数々の検証がなされ、立証されてきた。

また逆に、広範な福祉体制が整っている国においては、

富める人も貧しい人もより幸せであり、

社会的問題もあまり抱えていないことも示されている。

 

キューバでは教育、医療などの公的サービスは全て無償であり、

一人当たりGDPが約7000ドルという決して豊かとは言えない生活を営んでいても

皆が明るい表情でライフを楽しんでいることからも、このことは理解できるであろう。

 

もちろんこうした幸福感や社会の活力の問題の要因は所得格差だけではないし、

ある程度の不平等が生じてしまうというのは自然なことである。

努力によって人より秀でたいという意欲の発生は人間の必然であり、

その対価として報酬がもたらされることは健全なモチベーションに寄与する。

しかしシャファーの欠乏の心理学で示されたように

健全な格差には健全とみなされる範囲があるのだ。

 

日本をはじめとする先進国では、

格差が〝適切〟な範囲をはるかに上回ってしまっている。

これを適正水準まで戻すための再分配制度は、貧困層だけでなく、

裕福な人まで含めた社会全体の活力を向上させるためにも必要不可欠なのである。

 

(中略)

 

例えば、先にゴールドマン・サックス証券のトレーダー1600人が

AIを導入することによって2人で済むようになったという例を紹介したが、

この場合では300倍の生産性向上が実現したことになる。

 

しかしそうした作業労働型のタスクの代替は、

AIが担うであろう仕事のごく一部に過ぎないと考えられる。

AIが担ってくれるであろう知的タスクは、

そうした定着化が可能な作業労働にとどまらない。

アルファ碁が見せつけたように、人間以上の頭の良さは、

敗れた囲碁の世界チャンピオンであるイ・セドル氏の何倍の生産性に匹敵するのかは

定量的には算定・計画できないのである。

 

では、AIがもたらしてくれる価値や豊かさはどのように推量すればよいのか。

かつてケインズは、将来技術が発達していくことによって

1日3時間労働で済むようになるという託宣を出したが、

AIの導入によって同様の生産性改善が実現するとしても、

現在6時間~9時間の労働時間が2分の1から3分の1になるだけである。

これでは生産性の向上はたった2倍~3倍ということになる。

しかし、ほとんどの知的労働を代替する可能性を持ったAIによって得られる豊かさが、

たったそれだけの範囲に収まらないことは明らかであろう。

 

(中略)

 

AIが経済における生産活動の効率性を高め

社会に多くの富を産出するようになっても、

人々に自由と豊かな生活をもたらすためには

BIが不可欠であると説明した。

つまり、「働かなくても、食って良し」

というBIの基本理念に基づいた再分配策が採用されてこそ、

AIという歴史的技術革新の成果を社会の果実とすることができるのである。

 

しかしよく考えてみれば、「働かなくても、食って良し」という考え方は、

権利と責任をセットで考える民主主義の理念には合っていない感じがする。

むしろ民主主義の最も基本的な規範の一つが「働かざる者、食うべからず」であり、

日本の憲法においても「勤労の義務」が掲げられているほどである。

 

こうした考え方と対比してみれば、

「働かなくても、食って良し」は真逆の考え方だと言えよう。

また貢献と報酬のバーターを図る市場機能を最重視する

資本主義のメカニズムにも合わない。「働かなくても、食って良し」は

貢献と報酬のバーターを文字通り真っ向否定するものである。

 

にもかかわらず、AI化時代は「働かなくても、食って良し」

の理念に基づいたBIに支えられてこそ、人々の豊かな生活が実現する。

 

先ほどは生産と消費、資本と労働という経済の観点からBIの必要性を説明したが、

次に規範や価値観の観点からBIの合理性・必然性を説明してみよう。

まず「働かなくても、食って良し」に対置する規範である

「働かざる者、食うべからず」について、この規範の有効性と成立要件を検討し、

その検討を踏まえてBIの基本理念である「働かなくても、食って良し」が

AI化時代に適合していることを検証する。

 

(中略)

 

それでは前項で示したような変化が進展して、

その先に到達するであろう〝新しいステージ〟において、

人間はどのように働くのか、

そしてどのような生活と人生を営むのかについて考えてみよう。

 

先にも少し触れておいたが、〝新しいステージ〟においては経済自体の重要性は低下し、

生きるための労働や生活の必需を賄うための仕事に就くことは

無くなっているかもしれない。

AIによる圧倒的な生産力の実現と給付水準を拡大した

スーパーBIが導入されることで、

働かなくても良くなる可能性は十分にあると考えられる。

 

ではそうなった時に、人間は働かなくなるのだろうか。

 

私は、そうは考えない。

「働く必要がない」というのは「働くべきではない」という意味とは全く異なる。

 

ただし、〝新しいステージ〟においては「働く」という言葉の意味合いや、

人生における「仕事」の位置づけが、

これまでとは大きく転換することになると考えられる。

仕事の種類について、労働条件やタスクのタイプ、

及び就労の動機や取り組み姿勢によって3つに分ける考え方がある。

労働(labor)、仕事(work)、活動(action)である。

 

労働(labor)は、生きるための糧を得るためにやるもので、

非自発的、受動的な姿勢での取り組みになる。

タスクのタイプも単純作業や肉体労働負荷が大きいものであることが多い。

 

仕事(work)は、自分の特性を活かしたり、

自己成長に繋げたいとする動機を以て、積極的に選択して就くものである。

就業の動機に自己実現や興味・関心の追求といった

金銭的報酬以外の要素も入っていることがポイントである。

また、取り組み姿勢も自発的・能動的である。

タスクのタイプは高度な知識や技術・技能を要するものが多く、

報酬水準も高い場合が多い。

 

活動(action)は、労働を提供している対価(主に金銭的報酬)を得ようとするのではなく、

人や社会との交流を通じて自己実現や社会貢献をしようとするものである。

自発的、能動的に行うものであるが、

対価の獲得を意識していない点が仕事(work)との大きな相違である。

 

この労働、仕事、活動の分類に則して考えると、

〝新しいステージ〟では生きるための対価を得るために

仕方なくやらされる労働(labor)は無くなるだろう。

 

この「仕方なくやらされる労働が無くなる」という点が

AIとBIが導いてくれる〝新しいステージ〟の歴史的、文明論的な意義であり、

最大の特徴である。

 

(中略)

 

生きるための労働が不要になれば、多くの人々は働かなくなるのかというと、

実は人間はそのようにはできていない。

人間は生きるために労働する必要が無くとも、

何らかの仕事や活動を行うものである。

 

 

 

2018年10月7日(日)

 

【編集後記】

 

ちなみに、BIというのは、

国民全員に生活できるだけの現金を無条件で給付する「ベーシック・インカム」

という制度のことです。

2年前にスイスが導入の国民投票を行ったり、

去年からフィンランドが実験を始めたりして、

各メディアで話題になり、広く関心を集めましたよね。

 

私も、この本を読んでいろいろと考えさせられました。

まさに今、我が組織が目指している仕組みと似ているような…。

 

近い将来には、すべての生産活動はAIが行い、

生きていくためのお金はBIで賄われる、

そんな労働する必要がない「理想郷」ができあがっていくのでしょうか。

 

 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

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