3月, 2018年

【866号】半分生きて、半分死んでいる 「平成とは、すべてが煮詰まった時代」――

2018-03-25

 

いよいよプロ野球の開幕まで一週間を切りました。

本格シーズンを前にすると、ワクワク感があふれて止まりませんね。

 

この高揚した気分をさらに盛り上げようと、

いざ東京ドームへ、巨人対日本ハムのオープン戦を観戦してまいりました。

 

お目当ては、巨人VS怪物・清宮…。でしたが、

残念なことに、腹膜炎で入院し欠場となり、

「清宮選手の第1号ホームランの目撃者になる」、

という期待は、すっかり当てが外れてしまいました。

 

ところが運よく、メジャーから復帰した「上原選手」の快投を

この目に焼き付けることができ、

むしろこっちのほうがよかったかな、と。

 

オーロラビジョンに「Welcome Back!」

というメッセージが映し出されるや否や、

球場内にはうなりを上げた「うおおー!」という大声援が鳴り響きました。

 

そのファンの熱い期待に応えた上原投手は、

セットアッパーとして7回1イニングを無安打でピシャリ!

 

メジャーで鍛えられた43歳の熟練されたピッチングは、

レギャラ―シーズンでも、大いに期待できそうです。

 

それにしても東京ドームは、立ち見で入り切らないほどの大観衆で超満員御礼!

もの凄い熱気に包まれ、とてもオープン戦とは思えない盛り上がりでしたよ。

 

開幕が楽しみ過ぎます。

今年こそ、念願のバファローズVSジャイアンツの日本シリーズ実現を夢見て、

サッカーワールドカップそっちのけで、プロ野球の応援をしたいと思います。

 

 

 

以上、本日の前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(671冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【禁煙主義】。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.671

『半分生きて、半分死んでいる』

「平成とは、すべてが煮詰まった時代」―――

宙ぶらりんの立場だから真理が見える

養老孟司著

PHP新書

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厚労省によれば、間接喫煙によって死亡する人の総数は

年に一万五〇〇〇人と推定される。

交通事故による死亡者の三倍だという。

 

現代の科学は大したものである。

タバコを吸っている本人よりも、周囲の人たちに大害があることが、はっきり示された。

しかも死ぬ人の人数まで明確となった。

 

いずれは誰が間接喫煙の犠牲者か、個人の特定ができる時代が来るかもしれない。

私は専門家ではないから、どういう調査をした結果なのか、それは知らない。

しかし厚労省関係の発表だから、国がお金をかけ、

専門家がきちんと調査した結果に違いあるまい。

それに対して個人が異論を唱えることなど、到底できない。

個人にはそれだけのお金も暇もない。

 

こうした結果が出せるということは、

その裏にタバコは健康に有害だという固い信念があるはずである。

 

喫煙の害については、ほとんどの人に異論はあるまい。

その信念のもとに、公共のお金を使い、誠心誠意の調査がなされたのだと信ずる。

科学上の真理といえども、強い信念によって裏付けられなければ、

人々の役に立つような立派な成果は生まれない。その典型的な事例といえよう。

 

すでに世界では五〇に近い国が屋内禁煙を実施しているという。

日本はご存知のように世界でも屈指の先進国であり、

ブータンですら国内禁煙なのだから、

先進国のわが国で禁煙が進まないのは恥ずべきことである。

 

次回のオリンピックは東京で開催される。

その東京がタバコの煙だらけで、間接喫煙の害を観光客が被る。

そうした指摘が外国人からあれば、まったく国辱だろう。

 

仮の話だが、偉大なる我らが首領様が統治されている隣国で

オリンピックが行われるとしたら、

鶴の一声、たちまち全国禁煙が実施されるに違いない。

違反者は察するに公開処刑か。

 

世界で初めて国家規模で禁煙を普及させようとしたのは、かのヒットラー総統である。

ユダヤ人を六〇〇万人殺す代わりに、間接喫煙の被害者を減らそうとした先見の明に、

あえて敬意を表さざるをえない。

 

クリントン政権で副大統領を務めたアル・ゴア氏は『不都合な真実』を著し、

ノーベル平和賞に輝いた。

本書の前半は炭酸ガスによる人為的温暖化であり、

後半は姉さんが喫煙者だったため肺ガンで死亡したという悲劇から、

強く禁煙を主張したものである。

むろん姉さんの肺ガンが喫煙のためだという根拠も

「医者がそういったから」と正確に指摘されている。

 

このあとのブッシュ政権はご存知のとおり、

大量破壊兵器の存在とアルカイダとの関係を根拠にフセイン政権を抹殺した。

のちにどちらも真っ赤なウソだったと判明したが、

正しい政治目的の実現のためには多少のウソはやむをえないのである。

 

大東亜戦争はわが国の敗北に終わった。

私の世代は「物量に負けた」と聞いて育った。

先年の報道によれば、ビル・ゲイツとニューヨーク市長が

禁煙運動に五億ドルを拠出したという。

これだけの物量(金量)があれば、神風を繰り出しても勝てるはずはない。

禁煙、喫煙の勝敗の帰趨は、タバコの火を見るより明らかであろう。

 

若い世代はご存じないと思うが、私の若いころには恩師の煙草があり、

畏れ多くも天皇陛下から下賜された。

「恩師の煙草をいただいて、明日は死ぬぞと決めた夜は」と、

子ども時代にはよく歌ったものである。

 

当時からタバコを吸ったら明日は死ぬ、とわかっていたのである。

 

(中略)

 

タバコのように有害無益なものを、政府は放置している。

それどころか、高いタバコ税を取る。

そのため喫煙者は、自分たちは高い税金を払っているのだからと称し、

厚顔にも人前でタバコを吸う。

 

厚労省も政府のうちだと思うが、なぜタバコを禁止するように提案しないのか。

タバコは麻薬と同じで習慣性があり、人は習慣性のあるものに対して弱い。

 

他に習慣性のあるものといえば、古来からある飲酒、読書、賭け事などにとどまらず、

現在ではメール、ケータイ、フェイスブック、ライン、ゲームなど、

さまざまなものが挙げられる。

厚労省はこうした行為についても、健康上の問題を精査し、

もし有毒と見なされれば、国策として取り締まりを強化すべきであろう。

 

近年は分煙が進んだ。

あちこちに喫煙所が設けられ、喫煙者はそこでタバコを吸う。

狭い空間に大勢の人が入るため、

喫煙所の中は火事場のように煙がもうもうと立ち込めている。

 

あの人たちは自分で吸うだけはなく、

他の喫煙者の煙をイヤというほど吸い込んでいるはずだから、

間接喫煙の常習者であろう。

 

したがってこの状況を続けるなら、

間接禁煙により、多くの喫煙者はやがて間違いなく死亡すると思われる。

今回の調査結果を踏まえ、あえてタバコを禁止するより、

現在のような形で喫煙者をどんどん殺してしまったほうが、

根本的解決としては早道ではないか。

厚労省の本音はそのあたりか、と愚考する。

 

私は禁煙主義者で、ゆえに日に数十回、禁煙している。

タバコを止める快感というのがあって、それに引きずられてしまうらしい。

 

それでもまだ足りないのか、最近は禁煙の回数が増えたような気がする。

禁煙にも習慣性があり、いったん始めると、やめられなくなる傾向がある。

 

念のためだが、とりあえずタバコを吸わないと、禁煙はできない。

迂闊な話だが、喫煙だけではなく、禁煙にも習慣性があるとは気が付かなかった。

 

それで国際禁煙週間というものができて、毎年行事が行われるのであろう。

国際的にも禁煙は習慣化したのである。

 

 

 

2018年3月25日(日)

 

【編集後記】

 

養老孟司さんは、極端に分煙や嫌煙を賛辞することで、

それらの風潮を皮肉っているのでしょう!

まさか、養老孟司さんが〝禁煙主義の喫煙者〟だったとは!

最高のオチでしたね(薄々は気づいていましたが…)。

 

さて、先週は「飲酒」がテーマでしたが、

今週は「喫煙」について、でした。

 

ちなみに、私は酒飲みではあるもののタバコは吸いません。

「禁煙」したわけではなく、いまだかつてまったく吸って来なかったので、

肺は〝真っ白〟と思いきや、いえいえ、とんでもない。

若い頃から「受動喫煙」の過酷な環境下で暮らしてきました。

 

大学時代は、煙モクモクのマージャン部屋で徹夜を繰り返し、

社会人になってからも、オフィスに灰皿があるのは当たり前、

居酒屋やバーでも、常にタバコの副流煙に包まれて…と、

周囲の仲間はヘビースモーカーだらけでしたからね。

 

幼少の頃に遡れば、父は1日にハイライトを2箱吸うヘビースモーカー、

車の中に沁みついたタバコの臭いを嗅ぐだけで、私はよく車酔いしていました。

(そんな父も今では禁煙を続けて三十年以上ですが…)

 

人間ドックではオールAの健康体である私ですが、

世界で毎年受動喫煙の影響で60万人も亡くなっていると聞くと、

もしかすると受動喫煙の害に蝕まれているかも、と心配になってきますね。

 

さらに聞くところによれば、タバコを吸わない妻が、喫煙する夫を持つ場合、

吸わない夫を持つ妻に比べて「肺がん」になるリスクが「2倍」に高まるのだそうです。

妻にとってより危険度が高いのは、家庭内での夫の喫煙なんですね。

 

家族思いのご主人様方、くれぐれもご注意を!

 

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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【865号】酒好き医師が教える 最高の飲み方 太らない、翌日に残らない、病気にならない

2018-03-18

 

ここのところ、連日連夜の飲み会続き

研修あとの懇親会、支社イベントや表彰パーティー、歓送迎会などなど、

胃腸・肝臓を酷使する日々でございました。

 

しかも、普段なら2次会への参加は控える私ですが、

2次会どころか、つい盛り上がって3次会までお付き合いする日もあり

平日では珍しく、タクシーで帰る上機嫌な夜も…。

 

ビール→ハイボール→芋焼酎ロック→赤ワイン→日本酒→ウーロンハイ…と、

惰性でひと通り飲まないと気が済まない、私の悪いクセです。

「飲み放題メニュー」であると尚更ですね。

「元を取らなきゃ」という〝せこい本能〟と呼ぶべきなのでしょうか。

 

率先垂範で大量に飲み続けて酔っ払い、

場を盛り上げるのが、リーダーの役目であると、

誤った「使命感」に突き動かされてきた数十年でした。

 

ここ数年は、大人しい飲み方に落ち着いたとはいえ、

若い頃の暴走ぶりを想うと、反省しきりです。

 

さて、飲み会が続くこの生活は、

3月後半のスケジュールでもまだ続きそうです。

 

桜が咲きはじめ、お花見の季節となりました。

皆さんも飲み過ぎには気をつけて。

 

 

 

以上、本日の前置きは短めに、ここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(670冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【お酒パワー】。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.670

酒好き医師が教える

『最高の飲み方』

太らない、翌日に残らない、病気にならない

付き合いで飲まなきゃいけない人も必読

酒に負けないためのセルフケア

二日酔いの冴えない頭では、

会議もプレゼンも戦えない!

いつまでも健康でおいしく飲める方法を聞いてきました

葉石かおり著

自治医科大学付属さいたま医療センター 浅部伸一監修

日経BP社

 

 

「アルコールを飲んで、カラダの中でまず吸収されるのは胃です。

といってもアルコール全体の吸収に占める割合はわずか5%にすぎず、

残りの95%は小腸で吸収されます

(中略)

ですから、いかに胃でのアルコール滞留時間を長くし、小腸へ送る時間を遅くするかが、

アルコールの血中濃度を上げない(=酔いを遅くする)カギになるのです」

 

なるほど、できるだけ胃の中に入った内容物を胃にとどめ、

小腸に行く時間を遅らせればいいわけだ。

 

実際、松嶋さんによると、胃の中での滞留時間は、食べ物によって変わるという。

「胃での滞留時間」とは、

「その食べ物を胃で消化して、胃から排出されるまでにどれくらいの時間がかかるか」

ということ。では、できるだけ長く滞留する食べ物とは、具体的にどんなものだろうか。

 

「それは油です。油分は胃での吸収時間がとても長い。

消化管ホルモンの一種であるCCK(コレシストキニン)などが働き、

胃の出口となる幽門を閉め、胃の中を撹拌する働きがあるのです」

 

何と油とは!

確かに、油は胃にもたれそうだし、胃の中での滞留時間が長くなりそうではある。

 

(中略)

 

刺身にオリーブオイルをかけた魚介類のカルパッチョ、

マヨネーズを使ったポテトサラダなど油を使った前菜向けの料理は多くあります。

(中略)

唐揚げ、フライドポテトなども効果が期待できます。

お酒と混じり合って半固形になるような食べ物だと、より腸に送られにくくなります。

(中略)

いきなり油を使った料理はきついという人には、

乳脂肪分を含むチーズを食べるという方法もあるという。

 

(中略)

 

松嶋さんによると、「油に加え、宴会の最初のうちにとっておきたいのがキャベツなど、

ビタミンUを多く含む食品」だという。

これらは果たして、どんな効能があるのだろうか?

 

「キャベツに含まれるビタミンU(キャベジン)は、

胃の粘膜表層のムチンを増やす働きがあります。

ムチンとは粘膜から分泌される粘液の主成分で、粘膜を保護したり、

細菌の侵入を防御する役目を担っています。

ムチンの層が厚くなると、粘膜保護効果が高まり、

アルコールによる刺激から胃を守ってくれるわけです。

 

(中略)

 

キャベツを食べるときはなるべく生に近い状態が望ましい

なぜならビタミンUは水溶性で熱に弱いからだ。

ビタミンUは、キャベツ以外でも、ブロッコリーやアスパラガスなどにも

豊富に含まれているので、これらをとってもいいだろう。

 

このほか、松嶋さんは、豆、山芋、オクラといったネバネバ系の食材もお勧めだと話す。

 

(中略)

 

「お酒を飲んで上昇してしまったアルコールの血中濃度は、すぐに下がりません。

しかし、肝臓での代謝を助ける成分は摂取したほうがいいでしょう。

例えば、タコやイカに含まれるタウリン

ひまわりの種や大豆などに含まれるL-システィン

ごまなどに含まれるセサミンなどです。

 

もちろん、水分の摂取も必須です

アルコールの利尿作用によって尿量が増えて脱水症状に陥りやすいため、

それを防ぐためにも水分は飲んだ後に限らず、

お酒を飲んでいる最中にも飲むようにしましょう。

飲んだ後は、体内の水分維持効果がある電解質が含まれる飲料が効果的です」

 

(中略)

 

「日本酒にはアミノ酸、有機酸、ビタミンなど、120種類以上の栄養成分があります。

なかでもアミノ酸の含有量は他の種類に比べダントツ1位で、

このアミノ酸こそが本格焼酎やウイスキーをはじめとする蒸留酒にはない、

日本酒の健康効果の鍵を握っているのです」

 

〝命の源〟とも言われるアミノ酸。

日本酒には体で生成することができない必須アミノ酸であるリジン、

トリプトファン、ロイシン、イソロイシンの他、

運動時のエネルギー源になるアラニン、

内分泌・循環器系機能の調整や成長ホルモン分泌の刺激をするアルギニン、

免疫機能の維持や消火管の保持をするグルタミン酸など、

さまざまなアミノ酸がバランス良く含まれている。

 

なかでも注目すべきはアミノ酸が2つ以上結合したペプチドの量で、

醸造アルコールを添加しない純米酒に一番多く含まれている。

 

(中略)

 

「日本酒から発見された活性ペプチドは、

糖尿病患者のインスリンの感受性を改善し、

高血圧や動脈硬化といった心疾患のリスクを軽減させます。

 

『糖尿病だから日本酒は避ける』という考えはもはや過去のものです

今や糖尿病学会においても、血糖コントロールが良好、合併症がない状態であれば、

1日約1合(純アルコール換算で20グラム)の日本酒の摂取を許可しています」

 

(中略)

 

肝硬変や肝がんによる死亡率を地域別に表示すると、

西日本で高く、東日本で低いという傾向が戦後一貫して見られるという。

(中略)

滝澤さんは、「西日本では男女とも、焼酎の消費量が多く、

東日本では清酒の消費量が多いという地域差が戦後一貫して見られています。

他の要素も考えられますが、

この違いが要因の一つになっている可能性があると考えられます」

 

(中略)

 

「例えば、脳の萎縮が原因の一つとされる認知症、アルツハイマー病は、

記憶を司る海馬や、理性をコントロールする前頭葉、

言語認識や視聴覚を担う側頭葉前方の萎縮が特有なのに対し、

アルコールは脳全体を委縮させます

 

最近では飲酒量と脳の萎縮の程度は正の相関にあり、

飲酒歴が長い人ほど進行が早いとの研究も発表されています。

 

〝休肝日〟の有無など飲酒の頻度や、蒸留酒、醸造酒といった種類とは関係なく、

『生涯のうちに飲むアルコールの総量』が強く影響していると考えられており、

つまり、酒を飲めば飲むほど委縮が早く進むということです

 

恐ろしいことに、脳内の神経細胞は、一度死滅すると、

そのほかの臓器に備わる幹細胞のように再生することはなく、

元の大きさに戻ることは二度とないとされています」

 

さらに柿木さんによると「日常的にアルコールを大量に飲んでいた高齢男性を

調査した研究によれば、あまり飲まない男性に比べて認知症の危険性が4・6倍にもなり、

うつ病のリスクも3・7倍になったとの報告もある」

 

(中略)

 

「脂肪肝とは肝臓(肝細胞)に脂肪(特に中性脂肪)が蓄積した状態のこと。

分かりやすく言えば、〝フォアグラ状態の肝臓〟です。

 

脂肪肝になるメカニズムは実にシンプルで、

肝臓から出ていく『使う脂肪』よりも、肝臓に取りこむ『作る脂肪』が多いから。

つまり、使われなかった脂肪が〝貯金〟として肝臓に蓄積することにより起こります」

 

(中略)

 

「大量飲酒は脂肪肝に向かって一直線」というわけだ。

「1日の純アルコール摂取量が60グラム(日本酒にして3合)を超えている場合、

アルコール性脂肪肝であることがほとんどです。

アルコールのとりすぎが脂肪肝につながることは、

教科書に載るくらい、医療の分野では常識中の常識です」

私はそんな常識も知らなかった……。

 

(中略)

 

「病気が怖くて、酒を飲んでいられるか!」

血気盛んだった頃、いや、年齢を重ねた今でも、

自分は頑健だと過信して「酒だ、酒だ、酒持ってこ~い!」と、

得意げに飲んでいる左党も多いのではないだろうか。

 

しかし若いときと同じペースで飲んでいると、

メタボや高血圧といった生活習慣病が、いつの間にか忍び寄ってくるもの。

これは、仕事上の付き合いで飲まなければならない人も同じだ。

 

「尿酸値とγ-GTPの高さは勲章!」と虚勢を張ってみても、

「やっぱり病気は怖い」というのが本音だ。

そこで、アルコールと疾患リスクの関係について、

国立がん研究センターの津金昌一郎さんに話をうかがった。

 

「そもそもアルコールは体にとって〝毒〟。

適量を超えた飲酒を長年続けていると、やはりさまざまな疾患リスクが高まります。

例えば、男性の飲酒量で見た場合、『時々飲酒(週1日未満)とている人』と比べると、

『1日当たり日本酒換算で2合』あるいは『同、3合以上飲む人』

がんの発症リスクはそれぞれ1・4倍、1・6倍になります

 

さらにがんの部位で見ると、『2合以上飲む人』では、

食道がんは4・6倍、大腸がんは2・1倍と、高くなる。

脳卒中では1・4倍というデータもあります」

 

〝アルコールは毒〟と断言され、さらに具体的な数値で

リスクを明らかにされてしまうと、こちらはぐうの音も出なくなる。

 

(中略)

 

では、何に気をつければ、健康を維持しつつ、酒を飲むことができるだろうか?

 

ここでも多目的コホート研究から明らかになってきたことがある。

それがズバリ「適量飲酒」「休肝日」である。

 

「またか…」とうんざりするかもしれないが、

津金さんの説明を聞けば、それがいかに大切か分かるだろう。

 

「研究結果を見ると、純アルコールに換算して、日本人にとっての適量は、

日に20グラムということが分かります。

酒類に置き換えると、ビールなら中瓶1本(500ミリリットル)、

日本酒なら1合、ワインならグラス2杯程度(約180ミリリットル)です。

 

これだけを聞くと〝それだけ?〟と思われるかもしれませんが、

週に換算して約150グラムまで飲めると考えれば、

決して少ない量ではありません。

1日当たりの総量を気にするよりも、週当たりの総量として見直せばいいのです」

 

そこに加えて大事になるキーワードが「休肝日」である。

毎日の晩酌が何よりの楽しみである人にも、休肝日を設けることで、

健康維持のために、そしてカラダを思いやるためにも必要な配慮になると津金さんは言う。

 

「たとえ少量であったとしても、毎日アルコールを飲めば、

肝臓はアルコールをアセトアルデヒドに分解する作業を繰り返します。

〝毒〟であるアルコールを日課のように分解するとなれば、細胞にはやはり大きな負担。

 

例えば、1週間当たり純エタノール摂取量が450グラムを超す男性の場合、

休肝日が『ない人(週5~7日飲む人)』は、『ある人(週1~4日飲む人)』に比べ、

1・8倍の死亡リスクになる。

 

1週間の〝飲み計画〟を立てて、2日以上の休肝日を設け、

エタノールの摂取量は150グラムを超えないようにする。

多少のリスクを受け入れるとしたら300グラムまでを上限とする。

これがコホートから分かった最善策です」

 

「今日おあずけでも、明日は飲める」と思えば、

休肝日もそうつらくはないはずだ。

 

(中略)

 

「野菜と果物をよく摂取する人たちでは、

例えば食道がんのリスクが低くなる結果が報告されています。

(中略)

ビタミンB群の中でも特に「ビタミンB6をたくさんとっている人たちについては、

大腸がんや心筋梗塞などの疾患のリスクが低かったという。

ビタミンB6を多く含む代表的な食材は、

レバー、マグロやかつおといった赤身の魚に多く含まれる。

 

(中略)

 

「少量飲酒であっても、リスクが上がるのは主に

高血圧、脂質異常症、脳出血、乳がん(40歳以上)などです。

これらの疾患は、飲酒量に比例してリスクは直線的に上がっていきます。

つまり、少量でも飲めばリスクは上がります

乳がんは遺伝的な要素が強い疾患ですが、

それでもアルコールを飲まないより、飲むほうが罹患リスクは上がります。

 

(中略)

 

大越さんによると、機内で怖いのは低酸素状態だけではないという。

「低酸素に加え、機内の乾燥による水分不足にも注意する必要があります。

アルコールの利尿作用により水分不足が助長され、

いわゆるエコノミークラス症候群などの健康問題を引き起こす可能性が高まります。

(中略)

乾燥している状態で、利尿作用があるアルコールを飲むと、

血液中の水分が不足し、血液はドロドロ状態になり、

血栓のリスクが高まるのです。

 

(中略)

 

「正常時、脳は〝理性のガードマン〟とも言える前頭葉によって、

理性的な行動が保たれています。

しかし一旦アルコールが入ると、前頭葉は徐々にガードマン的な役割から解き放たれ、

結果的にコントロール機能が低下します。

 

ほろ酔いになってくると、

例えば、悪口や秘密、自慢話を言いたがる人がいるでしょう?

 

初期段階では『ドーパミンやアドレナリンなどの脳内ホルモンによる興奮作用が

そうさせる』という説もありますが、

普段なら絶対に言わないことをしゃべり始めるのは、

前頭葉が麻痺し始めた典型的な状態なのです」と柿木さんは語る。

(中略)

酒の席でよくありがちな「ここだけの話」もまさにこれ。

アルコールによって〝解き放たれた〟前頭葉は、

どこまでも人をおしゃべりにさせるのである。

 

(中略)

 

遺伝から見れば酒に強くなるのか、弱いままなのかはシンプルだ。

酒に強い両親のもとに産まれた子どもは「ざる」と呼ばれる酒豪に、

逆に両親ともに酒が弱い場合は下戸となる。

 

「強くなるかどうかの割合は人種によって違っていて、

白人や黒人はほぼ100%が酒豪になれる遺伝子の組み合わせです。

日本人を含む黄色人種では、酒豪が50%程度、下戸が10%程度、

そして残りが強くなれる可能性のあるタイプです」

 

面白いことに、「〝強い遺伝子〟と〝弱い遺伝子〟をそれぞれ持つ人は、

ほどほどに飲めそうな感じがしますが、初めは限りなく下戸に近い状態。

しかし、飲酒の機会が増えることで、強さが増していくタイプです」という。

 

〝強い遺伝子〟を持っているにも関わらず、

「自分は飲めないタイプだ」と勘違いしている人も少なくないのだという。

 

(中略)

 

テストステロンは男女ともに社会の中で自分をアピールし、

認めてもらうのに欠かせない「社会的パフォーマンスに直結するホルモン」

として関心が高まっている。

(中略)

適量の飲酒は、男女ともにテストステロンを上げる作用があります。

(中略)

「ただし、ビールを大量に飲む方はリスクがあります

『とりあえずビール』程度であれば問題ありませんが、

酒豪で最初から最後までビールで通すような方は要注意です。

 

なぜなら、ビールの原料であるホップには

テストステロンの分泌を阻害するような女性ホルモンと似た作用を持つ

ナリンゲニンという物質が含まれているからです」

 

では、ビールをどのくらい飲むと影響が出るのだろうか。

堀江さんによると、「毎晩、ロング缶3本以上飲むような人は

影響を受ける可能性があります」という。

 

(中略)

 

「芋焼酎には、バラの香りの主成分の一つである

β‐フェニルエチルアルコールをはじめとして、

リンゴの香りに似たカプロン酸エチルなど、数多くの香気成分が含まれています。

その中で、先のβ‐フェニルエチルアルコールに、

t-PAが有意に活性化させることが分かりました。

つまり、芋焼酎の香りを嗅ぐことでも、

血栓を溶解する効果が期待できると言えるのです」

 

(中略)

 

「飲んでよし、嗅いでよし」の本格焼酎。

須見さんは「芋焼酎と泡盛に限らず、そもそも本格焼酎には

HLDを増やす効果もある」と補足する。

 

HLDはコレステロールを血管壁でとらえて肝臓へ運ぶ役割を担うことで、

心筋梗塞や動脈硬化のリスクを下げることが明らかになっている

(HLDコレステロールのことを「善玉コレステロール」と呼ぶ)。

 

加えて本格焼酎は糖質もゼロ。

肥満を気にする人にとって、これほど最適なアルコール飲料はないのではなかろうか。

 

(中略)

 

フレンチ・パラドックスとは、

「フランス人は喫煙率が高く、バターや肉などの動物性脂肪の摂取量が多いのに、

心疾患による死亡率が低い」という説を指す。

(中略)

「赤ワインが注目されるようになったのは、

豊富に含まれるポリフェノールによるものです。

確かに、ポリフェノールはお茶などの他の飲料や食品にも含まれていますが、

赤ワインは含まれている量が圧倒的に多いのです。

緑茶と比べると、赤ワインには実に6倍ものポリフェノールが含まれています。

(中略)

 

その実験から、赤ワインのポリフェノールはビタミンEの半分の濃度で、

LDL(悪玉)コレステロールの酸化を防いだという結果が出ています。

この〝酸化を防ぐ〟という部分がとても重要なのです。

 

(中略)

 

「若い赤ワインよりも熟成を重ねた赤ワインの方が、

抗酸化作用が高くなる傾向が確認できました。

ピークは約5年で、その後は緩やかに効果が減っていきます」

 

ブドウの品種では、カベルネ・ソーヴィニョンが最もポリフェノールを含み、

抗酸化作用が高かった。

カベルネ・ソーヴィニョンは、ボルドーのメドック地区のワインや

チリ、カリフォルニアなどのワインで使われる品種で、

ボディがしっかりしたタイプのワインだ。

つまり、ボディがしっかりした重めのタイプの方が健康にはいとということになる。

 

(中略)

 

ワインを毎日3~4杯(375~500ミリリットル)を飲んでいるグループと、

非飲酒グループでの発症リスクを比較したところ、

認知症は5分の1、アルツハイマー症は4分の1、

死亡率は約30%低下したことがわかったのです。

 

これはリスベラトロールが、外界刺激を伝達する酵素

『MRPキナーゼ』を活性化するためだと考えられています」

リスベラトロールが、老化を抑制する機能を持つサーチュイン遺伝子を活性化させ、

寿命を延ばすという報告もされている。

(中略)

赤ワインには、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の殺菌作用もある。

 

(中略)

 

米を磨いて造った高価な純米大吟醸より、

値段の安い純米酒のほうが肌に良いとは、財布にとっても朗報だ。

しかしなぜ、純米大吟醸酒よりも純米酒の美容効果が勝っているのだろうか?

それには「日本酒の製造方法が関係している」という。

 

「日本酒は原材料となる米を磨くほど、雑味が少なく、フルーティな味わいになります。

純米大吟醸酒はその最たるお酒です。

実はこの「雑味」に関係しているのがアミノ酸で、

多過ぎると「雑味」を感じやすく、ほど良いと「旨み」を感じます。

 

飲むことだけを考えれば、アミノ酸の含有量はほどほどが飲みやすいのですが、

美肌を目的とすると、多ければ多いほどいい。

つまり米をあまり磨かないで造ったアミノ酸豊富な純米酒の方が、

美肌効果が高いということになるのです」

 

(中略)

 

ミクログリアの別名は『脳内のお掃除細胞』。

ミクログリアはアミロイドβなどの老廃物を食べて除去します。

脳内の組織の修復、シナプスの伸長などを日々行ってくれるほか、

ウイルスが侵入してきたとき、防御する重要な細胞です」

そんな賢い細胞が脳内に存在していたとは初耳である。

 

(中略)

 

「ホップ由来のイソα酸には、このミクログリアを活性化させる効果があります。

イソα酸によってミクログリアが活性化され、老廃物がたまりにくくなり、

炎症が抑えられ、アルツハイマー病の予防につながると考えられます」

 

うーむ、ビール恐るべし。

「ワインより健康効果が薄そう」などと一瞬でも思ってごめんなさい。

しかし、ビールにこんな〝隠れた〟効果があるとは意外である。

 

(中略)

 

「一般のビールにはイソα酸が10~30ppm程度含まれています。

爽快系のビールより、IPA(インディア・ペールエール)タイプなど

苦味の強いビールに多く含まれています。

 

また、実験でも使ったビールテイストのノンアルコール飲料にも

イソα酸は12~30ppmほど含まれています」

 

なるほど、苦いビールがいいわけだ。

 

ノンアルでもOKというのは、飲めない人にはありがたい。

 

 

 

 

2018年3月18日(日)

 

【編集後記】

 

昨日と今日の2日間は「休肝日」としました。

 

普段、自宅での夕食時の晩酌は、

せいぜい缶ビール(糖質ゼロの発泡酒350㎖)1本程度と、

たいして量を飲むわけではなのですが、

飲み会が続いた週の休日はいつも「禁酒」にしています。

 

時々、映画館のナイトショーで生ビールを1杯だけ飲むことはありますが、

一人で店に入ってお酒を飲むことは、まったくありません。

 

ですから、飲み会で何十杯もまとめてがぶ飲みする日以外は、

「ほぼ飲まない」という生活習慣です。

 

これからは、トータルのアルコール量を考えながら

健康管理していきたいと、改めて思いました。

 

ぜひあなたも、お酒はほどほどに。

くれぐれも飲み過ぎにはご注意を!

 

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

【ホームページ】http://tsuitel.in

 

最新刊

「やる気があふれて、止まらない。

――究極のモチベーションをあやつる36の習慣」

(きずな出版)↓

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866630140/kizunapub-22/

 

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【864号】寝たら死ぬ!頭が死ぬ! 87歳現役。人生を豊かにする短眠のススメ

2018-03-11

 

先週の日曜日、3月4日に「きずな祭り」が開催されました。

 

「きずな祭り」とは「きずな出版」の創業記念日を祝う一大イベント

今年は幸運なことに私早川もご招待をいただきまして、

六本木の会場へと馳せ参じました。

 

式典は、講演会とパーティーの2部構成となっていまして、

第1部13時半~は、錚々たる著者の方々による豪華な講演リレー

第2部17時~の「絆の宴パーティー」では、感動に次ぐ感動の演出があり、

そして何より、素晴らしい著名な方々と交流を持つことができ、

とても有意義な時間となりました。

 

特に私が感激したのは、中谷彰宏さんと初めてお会いできたこと

 

中谷さんは、私が若い頃からの「憧れ」の存在でした。

著書は何十冊読んだかわかりません。

名著からの魔法の言葉の数々に、幾度となく励まされました

「心の師匠」とも呼べる方です。

 

著作総数は、1000冊を超えるというのですから、

おそらくギネス級の記録だと思います。

 

中谷さんが「笑っていいとも」の金曜レギュラーだった頃には、

毎週金曜日のお昼時は、なるべく営業のアポは入れず、

定食屋のテレビにかじりついていたほどです。

 

そんな中谷さんと、名刺交換、握手、乾杯、写真撮影…、

そして「言葉のキャッチボール」をすることができるなんて、

まるで夢のような時間でした。

恥ずかしながら、やや舞い上がってしまい、

少年のように、はしゃいでいた自分がいました。

 

私の本の中で中谷彰宏さんの「名言」を無断で紹介していることをお伝えすると、

ニコッと笑みを浮かべ、「どんどん使ってください」と、

寛大にお許しをいただきました。

 

ホントに感動しましたよ。

いやー、凄いオーラでしたね。

 

それもこれも、きずな出版さんとのご縁のおかげです。

 

きずな出版の「櫻井秀勲」社長というお方もまた、偉大な人物でございまして、

噂はかねがね耳にしていたものの、このたび、櫻井社長とも初対面となりました。

 

現在87歳とはとても思えないほどの超現役バリバリで、

まさにそのお姿は、壮健&セクシー

かつては、松本清張、三島由紀夫、五味康祐、阿佐田哲也、川端康成ら、

文壇に名を残す作家たちと親交をもち、

創刊期の「女性自身」を100 万部の雑誌に育て上げた編集長でもあり、

ご自身においても200 冊に及ぶ著書を出版されています。

 

さらに、きずな出版の「岡村季子」専務という方のご経歴も素晴らしく、

大和書房の社長秘書を務めたのちに編集者となり、

秋元康、中谷彰宏、吉本隆明、本田健、和田裕美などの著者を担当、

手掛けたベストセラーの総数は、なんと数百万部にも及ぶのだそうです。

 

それでいて、笑顔があいらしく素敵で、とてもキュートな女性でした。

多くの方々が信頼を寄せてこられた理由が、「ああ、なるほど!」と納得できました。

 

そんなお二人が5年前に立ち上げた出版社が「きずな出版」であるというわけです。

 

昨年末、私の最新刊『やる気があふれて、止まらない』が、

その「きずな出版」より刊行されたことは、すでに皆さんご承知の通りです。

http://tsuitel.in/books/index.html

 

私早川の編集担当は、31歳にして編集長に就任したばかりの小寺裕樹氏。

 

偉大なる櫻井・岡村ユニットの血脈を受け継いだ少壮気鋭な天才・小寺編集長のもと、

「きずな出版」はこれからの出版業界を変革し大躍進を遂げていくのでしょう!

 

私も微力ながら、少しでも貢献できたらと心に誓う「祭りの日」となりました。

 

ちなみに、次作も「きずな出版」にて企画中でございます。

 

 

 

以上、本日の前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(695冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

「きずな祭り」で頂戴したばかりの櫻井社長の最新刊でございます。

 

本日のテーマは、【現役長寿の秘訣】。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.695

『寝たら死ぬ!頭が死ぬ!』

87歳現役。人生を豊かにする短眠のススメ

松本清張、川端康成、三島由紀夫……

名だたる文豪と親交をもち、毎週100万部の

雑誌を売った伝説の編集長の健康的な生き方

ハーバード大学教授荻野周史推薦!

「櫻井先生の生き方は、

人生100年時代の

これからの教科書だ」

櫻井秀勲著

きずな出版

 

 

 

タレントの萩本欽一さんは70代の後半になっていながら、

駒澤大学の仏教学部に通っています。

 

私は実にすばらしい生き方だと感心しています。

多くの人は、そんな高齢になって、夜遅くまで勉強する気はありません。

大学に通うために、早起きする気もないでしょう。

 

ところが萩本さんはそれを若い学生と一緒にきちっとこなしているのです。

つまり若い人たちに生活を合わせています。

 

ここがポイントです。

私たちはどうしても毎日、同年齢の人たちの生活に合わせてしまいます。

これだと同年齢の人たちと同じ生き方となり、65歳を超えたら認知症、

70歳を超えたら、もう健康寿命はどこかに飛んでいってしまう危険性があります。

 

私も萩本さんと似た生活をしています。

57歳のとき、大正大学の仏教学部に入り、しばらく勉強しました。

これは作家の五木寛之さんが52歳で、京都の龍谷大学に入り、

仏教を学んだ例を見習ったからです。

五木さんとはほぼ同期で、互いに大学でロシア語を勉強した間柄です。

 

私は五木さんの学生証がうらやましかったのです。

これをもっていれば映画館でも学生割引になるので、

周りの人たちを驚かせることができます。

多分萩本さんも五木さんも、そういう茶目っ気があると思います。

 

五木さんと私はまだ互いに現役で作家活動をしていますが、

それは50代で若い人たちと同じ空気を吸ったからだと思うのです。

また学生と仲よくするには、彼らの生活時間に合わせなければなりません。

朝は早起きし、夜も遅くまで勉強しなくてはなりません。

その間に仕事をしているので、正直いって寝るひまもないくらいでした。

 

この生活が2人とも好きだったのでしょう。

そして現在、五木さんも私も超元気ですし、

多分萩本さんも、これからバリバリやるでしょう。

 

どうも多くの高齢者は、身体の中にそれだけのエネルギーをもっていながら、

老人になってしまうような気がします。

 

『やる気があふれて、止まらない』(小社刊)という早川勝さんの本がありますが、

まさに私のことをいっているような気がします。

ぜひあなたも、そうなってほしいのです。

 

(中略)

 

熊本県天草市のインターネット放送局の女子アナをつとめている大仁田ハルノさんは、

100歳の現役です。

彼女は99歳から千羽鶴を折りはじめ、

約1年で2600羽ほどをつくり終えたそうです。

 

彼女はこの折り鶴を欲しい人に送ろうと考え、

ある病院の女性患者の希望に応えて、送ったといいます。

するとその患者は大喜びで、元気を取り戻したそうです。

 

本音をいうと、私はただ「そうありたい」という希望をもっているくらいでは、

認知症は防げないし、長生きもムリだと思っています。

思うだけなら、誰だってできるのですから。

 

問題は、それを長年にわたって完全に実行することと、

小さい行動、行為でも、世の中に積極的に貢献することだと信じています。

 

大仁田ハルノさんのすばらしさは、指の先を器用に使って折り鶴を折るだけでなく、

それを病人にプレゼントした点にあると思います。

 

おそらくそれまでより、眠る時間がぐっと少なくなったことでしょう。

しかし眠る時間が少なくなっても、気力が溢れみなぎったことで、

ハルノさんの生きる力は倍加したと思います。

 

私たちも何かひとつ考えてみませんか?

 

(中略)

 

私ほどの年齢になると、あと何年生きなければならない、

というきびしい目標があるわけではありません。

ただ、このあと最終章で述べる、松本清張先生と約束した「第2の人生40年」を

達成するとなると、作家に転身したのが55歳なので、95歳がゴールです。

 

多分、そのゴールまで歩きつづけられるでしょうが、

それも寝たきりだったら、約束を果たしたとはいえません。

書きつづけ、出版しつづけてこそ、あの世で胸を張って先生と会えるわけですから、

私には「健康で仕事がつづけられる」ことが目標になっています。

 

そこでたったひとつですが、私は「身土不二」という食生活を実行しています。

実行しているというと大ゲサですが、

できるだけこの食養法を実行できるようにしているつもりです。

 

この身土不二とは「自分の生まれた土地、

育った土地の食品が身体によい」という意味です。

「身体と土地はつながっている」という意味合いでしょうか。

 

私は東京下町の東京湾近くの生まれです。

母は千葉県の九十九里浜、父は群馬県出身なので、

いわしを含む小魚、貝、大根、キャベツ、ねぎ、落花生、豆類、

ほうれん草、豚肉、鶏肉などが、私の身土不二的食物といえるでしょう。

 

私のいわし好きは、友人知人の間で結構有名になっていますが、

小骨ごと食べられるので、カルシウムをとることになります。

また本当は牛肉が食べたいのですが、できるだけ豚肉をとるようにしています。

それこそ、とんかつと豚肉のしゃぶしゃぶは大好物です。

 

また落花生は戦時中から戦後にかけて、千葉県に疎開していたこともあり、

家族で栽培していたほどです。

 

いまは少なくなってしまいましたが、どじょうも田の中にいくらでもいたので、

古くさいようですが、どじょう鍋も好物のひとつです。

 

こうしてなるべく土地のものを食べていくと、それほど病気にならない気がします。

 

(中略)

 

作家の佐藤愛子さんは『九十歳。何がめでたい』(小学館)を書いていますが、

とんでもない。90歳で大ベストセラーを出しているのですから、

彼女以上にめでたい人がいるでしょうか?

 

同じ作家の曽野綾子さんも私と同じ年の生まれですが、

まだ新刊を出しつづけています。

夫の三浦朱門さんは作家で文化庁長官までつとめましたが、91歳で大往生でした。

 

作家は画家よりも早死といっても、

最近の作家は平均寿命をラクラク超えて、書きつづけます。

恐らく私と同じように「減らす生活」がイヤなのでしょう。

 

私は定年を迎えた人たちに

「新しい仕事をつくれ! 1円でも稼げ! 人間とつながれ! 社会とつながれ!」

と口を酸っぱくしていっていますが、

ともかく現役の生活がゼロになったら、認知症への道を歩くことになってしまいます。

 

「減らすな」は現金、貯金でも同じことで、

自分の頭脳と体力のすべてを使って、なるべくふやす努力をすることです。

すると収入だけでなく、健康も手に入れることができるでしょう。

 

そのためには早ければ40歳から、遅くても50歳から、

自分の体質の長所と欠点をよく知ること。

そして長所を使って定年後にも働けるようにしていくことです。

 

90歳まで稼げる体力と知能を保てるよう、

寝る時間を1分でも削って、努力してはどうでしょうか?

 

(中略)

 

私は22歳の頃から作家の松本清張先生の担当でした。

先生にとって最初の編集者です。

 

そのためほかの編集者より、先生は私に目をかけてくれたのですが、

あるとき先生は、「櫻井君もそろそろ編集者をやめて、書く側に回りなさい」

とアドバイスしてくれたのです。

もしかすると、作家としての才能を、チョッピリ認めてくれたのかもしれません。

 

「私にできますかね?」

「できるとも。ただし毎日16時間机に座っているのが条件だ」

「16時間ですか!」

さすがに私も絶句してしまいました。

 

しかし先生は自分の毎日の習慣を私に伝えたまでで、

当然のことのような顔をしています。

 

これまで清張先生の日常を見てきた私にも、その条件は当然に思えてきましたが、

私にそれだけ原稿の注文が来るかどうかのほうが大問題です。

 

その心配を先生に伝えると、

「ともかく書くテーマがなければ、新聞でも週刊誌でも百科事典でもいいから、

読みつづけることだ。それをともかく毎日つづけていけば、

必ず食っていけるようになる。ただし机の前で寝てはいけない。戦場なのだから」

 

これは先生の体験談です。

先生の処女作は『西郷札』という作品ですが、

百科事典を1ページずつめくっていくうちにこの言葉にぶつかり、

それを小説に仕立てた出世作です。

 

先生の作品集は厖大です。

毎日16時間書きつづけたとしても、

42歳の作家生活スタートから82歳までの40年で、

ふつうの人間だったら到底無理な冊数を書き上げています。

 

1日16時間書きつづけるということは、

一般人の2倍働くということです。

残り8時間しかありません。

その8時間で食事から家族との会話、睡眠までこなさなくてはなりません。

 

笑い話になりますが、私は先生に頼みこんで、

16時間を13時間にしてもらい、今日まで元気にやってきました。

 

「書きはじめたら、サラリーマンと同じ40年間は働きつづけること。

私も42歳で作家生活に入ったので、82歳まで書きつづける。

櫻井君も50歳で書きはじめたら90歳まで書きつづけると、ここで約束しなさい」

と迫ってきました。

 

先生は私との約束通り82歳で亡くなりましたが、

私は55歳で作家生活に入ったので、

95歳までは書きつづけなければなりません。

 

かりにいま90歳だったら、平均余命が4歳強ある計算です。

とりあえず第一目標を90歳に置けば、

次は95歳まで生きられそうなので、頑張るつもりです。

 

寝たら死ぬ、長く寝たら頭が死ぬ―――と、私は本気で思っています。

 

書きたいテーマはまだまだたくさんあります。

死のうと思っても、先生との約束もあり、残念ながら死ねないのです。

 

 

 

2018年3月11日(日)

 

【編集後記】

 

櫻井さんの若かりし時代は、

「日曜日になるたびに必ず松本清張さん宅へ呼ばれ、

毎週のように徹夜で作品原稿を読まされていた」と話されていました。

凄い逸話ですよね。

 

そのような伝説の方の出版社から私の本を出せたことも光栄なら、

その先生の著書の中で「やる気があふれて、止まらない」をとりあげてくださるとは、

まさに光栄の極みでございます。

 

これを励みに、私も100歳まで「眠らずに」書き続けたいと思います。

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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【863号】なんとかしたい!「ベテラン社員」がイキイキ動き出すマネジメント

2018-03-04

 

先週号でお伝えした結婚記念日(25周年)の話の続きですが…。

 

その夜は予定通り、高級店の寿司をつまむという

〝銀シャリ婚式〟を終え帰宅すると、

すぐに娘たち3人が部屋に入ってきて、

「結婚記念日おめでとう!」

「25周年おめでとう!」

「銀婚式おめでとう!」と言って、

一人ひとりのメッセージが寄せ書きされた「ハート型の色紙」と、

「温泉旅行のカタログギフト」をプレゼントしてくれました。

 

いやー、感動しましたよ!

 

「産んでくれてありがとう」

「お父さんお母さんの娘に生まれてきてよかった」

「温泉、二人で楽しんできてね」

といった嬉しいコメントの数々には、

涙がポロポロ・・・またまた男泣きしました

 

 

そんな娘たちが、最近、喜んでくれたことが、他にもあります。

 

それは、私が思いつきで衝動買いした「ドライヤー」の威力について。

 

「すごーい!髪がサラサラになるー!」

「乾くのも早―い!」

「お肌にもいいかもー!」

などなど、大反響かつ大好評だったのです。

 

その名も、LOUVREDO DRYER !

 

〝復元ドライヤー〟とも呼ばれているらしく…、

既存のドライヤーが抱えている「高熱」という問題を解決したのが、

「振動気化乾燥方式」という画期的な特許構造なのだそうです。

 

髪の表面の水分を振動によって細かくし、

やさしい風で吹き飛ばしてくれます。

マイナス電子と育成光線の効果は、「しっかり当てて近づける」ことによって高まり、

これまでのドライヤーが、髪を守るために「熱から遠ざける」必要があったのとは、

まさに対照的な使い方となるのです。

 

顔やボディのお肌ケアまでしてくれる美容効果もあるというのですから、

まるで魔法のドライヤーですよね。

 

定価は15700円とのことですが、

私はAmazonにて、1万3千円ほどで購入しました。

 

一度、使ってみれば実感できます。

もうとにかく、びっくりするほどの優れものなので、

家族にも共有すれば、

喜ばれること、間違いありませんよ

 

ぜひ、皆さんのご家庭にもオススメしたいですね。

 

 

 

以上、本日の前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(694冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【幸せな会社】。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.694

『なんとかしたい!「ベテラン社員」が

イキイキ動き出すマネジメント』

「“不良債権”と思ったら、宝の山でした」

(金融機関人事担当者)

導入企業、続々!

片岡裕司著

日本経済新聞出版社

 

 

自己啓発書の原点と呼ばれ、世界初のベストセラーであるD・カーネギーの

『人を動かす』の冒頭に「盗人にも五分の理を認める」という一節があります。

 

殺人などの凶悪犯罪を起こした人間でも、多くの人が「自分は正しかった」、

もしくは「そうせざるを得なかった」と主張するそうです。

 

故に、カーネギーは人を非難し、

「あなたは間違っています」と伝えることは不毛であり、

相手の考えや、「自分は正しい」と思っている根拠を理解することが、

人を動かす第一歩だと説いています。

 

「人を非難するかわりに、相手を理解するように努めようではないか。

どういうわけで、相手がそんなことをしでかすに至ったか、よく考えてみようではないか。

その方がよっぽど得策でもあり、また、おもしろくもある。

そうすれば、同情、寛容、好意も、おのずと生まれでてくる」

(D・カーネギー『人を動かす』〔新装版〕創元社)

 

人の行動には必ず意図があります

周囲から見て問題があると思われる行動にも、

本人には何らかの正当化される理由があるのです。

 

ベテラン社員の行動を変えていくには

この正当化されている理由を崩していく、取り換えていく必要があります。

 

マネジャーに求められるのは、ベテラン社員が自分自身に気づくきっかけを提供し、

新たな価値観を受け入れさせていくという取り組みです。

 

(中略)

 

面談内で新たな目標や、数年先の自分のありたい姿について話し合っていきます。

5W1Hではないですが、目標設定では「何を」「いつまでに」達成するかを

明確にすることが重要といわれています。

 

しかし、浅井さんは経験則から、

それではなかなか行動が変わっていかないと気づきました。

ベテラン社員は仕事の経験も長いことから、一定の仕事のリズムが固まっていたり、

何らかの習慣が固定化したりしている傾向があります。

 

何か新しいことを始めようとしても、

若手に比べてうまく一歩目が踏み出せない状態に陥ってしまうのです。

 

そのため、浅井さんの面談では、「いつ」から「何を」始めるかを決めていくそうです。

 

ゴールではなくスタートを握るのです。

 

一歩目を握ることで比較的短いサイクルでの振り返りも可能になります。

ベテラン社員には、とにかく一歩踏み出してもらうことが重要です。

 

(中略)

 

世界に触れることで、日本の常識が非常識であることに気づくことがあります。

日本の定年制もそのひとつです。

 

アメリカでは、航空機のパイロットなどの例外を除くと、

原則、年齢を理由とする事業主の差別行為を禁止しています。

 

カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでも同様に禁止されています。

欧州でも、原則、年齢差別は禁止となっていますが、各国で対応に差があり、

ドイツ、フランスなどでは65歳定年を認めています。

一方、イギリスでは、2011年から定年制が廃止されました。

年金の受給開始年齢引き上げがその背景にあるものの、

労働者が年齢にかかわりなく働くことのできる権利を保障する意味合いが大きいようです。

 

(中略)

 

思い出深いひと言があります。

ある企業での、ベテラン社員の活性化に向けたキックオフミーティングでのことです。

 

部長を中心とした経営幹部を集め、経営者自らその趣旨を説明する場がありました。

そこで参加者のひとりが社長に対し疑問を呈しました。

 

「ビジネスも企業運営も競争です」

「競争に負けた人に会社として手を差し伸べるのはいかがなみのでしょうか?」

「やったほうがいいことだとは思いますが、それでは競争社会を勝ち抜けません」

 

こんな部長の疑問に対し、

経営者の方は毅然とした態度で以下のように言い切りました。

 

「管理職を目指すことだけが正しいという価値観では、多くの社員が敗者になってしまう」

「敗者ばかりを生み出すような組織では、社会的に存在意義がないと思う」

「社員全員が、自分の人生の勝者になってほしい」

 

この経営者の発言が「きれいごと」に映る人もいるでしょう。

そうした人は、キャリアの目的が出世や報酬にあるのかもしれません。

 

確かに、組織におけるポストは限られます。

出世を軸にキャリアを組み立てれば、全員に報いることはできません。

 

報酬もそうです。報酬を上げ続けることにも限界があります。

 

では、より多くの社員が幸せになれるキャリアの価値観とは一体どんなものでしょうか

もちろん、それが会社にとってもプラスでなければなりません。

 

これから我々が迎える時代においては、

キャリアアップとは「成長すること」と捉えることが必要です。

 

成長とは、一人ひとりの社員が自分の強みと個性を認識し、

それを通して企業や顧客に貢献できるようレベルアップしていくことです。

 

成長することで、「できること」や「周囲に貢献できること」が広がります。

それが「仕事へのやりがい」「自分への自信」につながります。

 

社員の中には、マネジメントが得意という人もいるはずです。

そういう人は、マネジメントを担うことで周囲に貢献すべきです。

マネジャーは偉い人ではなく、

マネジメントが得意な人という意味に変わっていく必要があります。

 

ひょっとすると、マネジメント、マネジャーの責任性や重要性を

相対的に低くしていくことが必要ということかもしれません。

 

キャリアデザインという言葉があります。

この言葉は、どんな成長をし、どんな貢献ができるようになっていくかをデザインする

という意味に変わっていかなければなりません。

 

そして、その価値観のもとでは、多くの社員が幸せになれます

 

また、成長や貢献をデザインし続けるには、

前提として自分の使命が何かについて、深く考える必要があります。

自分が「誰のため」に、「何のため」に働くのかという根本的な目的がなければ、

どこかでキャリアの迷子になってしまいます。

 

一人ひとりが働く目的をしっかり持った会社は強く、幸せな会社です。

 

しかし、組織全体が急に変わることはできません。

たからといって悲観せず、皆さんができる範囲からチャレンジしていってください。

 

皆さんの背中を見た人が徐々に変化していくはずです。

 

 

 

2018年3月4日(日)

 

【編集後記】

 

私早川も、ベテラン社員の一人ですが、

今はとても「幸せ」です。

 

「誰のために」「何のために」という目的が明確であり、

自らの価値を提供し、仲間に貢献しているという実感があります。

 

これからも組織のメンバー一人ひとりが「幸せな会社」であると感じてもらえるよう、

〝背中〟を見せてきたいと思います。

 

ある意味でたとえるならば、そう、

かの国、ブータンのような組織にしたいものですね。

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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最新刊

「やる気があふれて、止まらない。

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