8月, 2017年

【839号】宝くじで1億円当たった人の末路 普通の会社員が下した選択を待ち受ける23の末路 読み進むほど心が軽くなる!

2017-08-26

 

「もう職場には戻らない」

 

そう勤務先へと告げたのは、

全米「宝くじ」史上最高額の7億5870万ドルを手にしたという、

53歳の独身女性・ワンジクさんです。

 

日本円にすると、約830億円

いやー、全米はスケールが桁違いですね。

ホントに凄い。もう驚きです。

 

夢の大金を手に入れ「明日から会社に行かなくていい」なんて、

悠々自適な人生を羨ましいなぁと思う方も多いのでしょうが…。

 

これから彼女はいったいどのような人生を送るのでしょうか。

 

この女性は昨年、消防士の夫をひき逃げ事故で亡くしているそうですから、

人生とは、いつどんな幸不幸が訪れるのか、本当にわからないものですね。

 

ちなみに、当選金を30年の分割払いで受け取れば、

満額の「830億円」が手に入るそうですが、

一括で受け取る場合は、大幅に減額され半分以下になってしまうんだとか。

 

大金で身を滅ぼしたりしないための「不幸防止」の制度であるにもかかわらず、

実際、今回のワンジクさんをはじめとして、

高額当選者のほとんどは「一括を希望」すると言います。

 

まあ、気持ちはわかります。

夢のような大金ですからねぇ。「すぐにほしい」と思うはず。

 

しかしながら、リスクもあります。

たとえば・・・過去の事件。

 

5年前、シカゴで100万ドル当選した男性が毒殺された事件もありました。

また10年前には、フロリダで36億円当選した男性が行方不明後に白骨死体で発見され、

知人女性が逮捕されたという事件も有名です。

 

日本では記憶が新しい2004年、

サマージャンボ宝くじで2億円当選した女性が行方不明になり、

2008年になって元交際相手の男性が殺人容疑で逮捕、遺体が発見されました。

 

今回も、一夜にして億万長者となったワンジクさんをテレビ画面で見ていると、

あんなに派手に浮かれた記者会見を開いてしまって大丈夫なのかと、

余計な心配をしてしまう私です。

 

静かに黙って、当選したことを公表せず、

いつも通り、職場へ出社することはできなかったのでしょうか

 

無理なんですかねぇ、それはやっぱり。

 

あなたならどうしますか?

 

7億円が当たったら、どうなるでしょうか?

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

今週号のメインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(671冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【宝くじ】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

 

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.671

『宝くじで1億円当たった人の末路』 

普通の会社員が下した選択を待ち受ける23の末路 

読み進むほど心が軽くなる! 

鈴木信行著

日経BP社

 

 

 

―――7億円とは言いません。1億円でも当たれば、人生が変わる気がするんですが。

 

瀧 宝くじの当選金が払い戻される際、銀行から高額当選者に

『【その日】から読む本』という冊子が渡されます。

中には、「当選した興奮と付き合い、落ち着いたらローンなどの返済を優先すること」

などが書かれています。そういう冊子が配られること自体、

宝くじが当たった瞬間に舞い上がってしまい、家庭内トラブルを巻き起こしたり、

一度に大金を手にしたが故に

身を滅ぼしたりするケースが少なからず存在する証拠だと思います。

 

―――どういう悲劇のパターンがあるのでしょうか。

 

瀧 まずポピュラーなのは、家族・親族内トラブルだと聞きます。

例えば、宝くじを当てると家族はもちろん、

それまで縁遠かった親族までが直接・間接的に〝おすそわけ〟を要求してくる。

家族の間でも、お金以外の話題が食卓の会話に出なくなる。

 

(中略)

 

―――運が悪ければ、「一家離散」のきっかけにすらなりかねない、と。

でも、なんか分かります。「もし宝くじが当たったらどうする」

という話を家族でしていて大喧嘩に発展したことってありませんか。

 

瀧 シミュレーションでさえそうなのだから、

実際にお金が入ってくると、入念な準備がないとトラブルは必至です。

 

―――でも、当てた人が、家族にも親族にも黙っていたら

無用なトラブルは起きないのでは?

たんす預金や海外の金融機関に預けて少しずつ使えば親族にも近所にもばれない。

盗難や、税務署に痛くない腹を探られるリスクは置いておくとして。

 

瀧 現実には、当たる前は「黙っていよう」と思っていても、

多くの人はばれてしまいます。我慢し切れずに自らカミングアウトする人もいるし、

隠そうとしてもついつい生活が派手になり周囲に隠し切れなくなる人もいるようです。

 

―――なるほど。

 

瀧 人間の浪費というものは一回始まるとなかなか止まらないものなんですね。

普段、2000円の寿司を食べている人が、宝くじが当たって

「自分へのご褒美」などといって1万円の寿司を食べたとしましょう。

ところが美味しいものを食べた時に出る脳内麻痺は、

寿司の金額が5倍になっても、比例して5倍になることはありません。

「あれ、おかしいな。じゃあ、3万円はどうだろう」

と、すぐエスカレートしてしまいます。

クルマ、旅行、宝飾品……。浪費はどんどん膨れ上がり、

周囲からすぐに「何かあったな」と勘繰られるようになるはずです。

 

―――「そんなことには絶対ならない。自分は鉄の意志で自制心を失わない」

と思っている読者もたくさんいると思いますが。

 

(中略)

 

瀧 そう思っている人ほど、危ない。

企業側も「急に資産を築いた人」の財布を開くための

マーケティングは研究し尽くしています。

ただでさえ、人は「不慣れな金額の取引」は

金銭感覚が麻痺して失敗しやすいものなんです。

 

普段800円のランチを食べている人が、

別の店に行ってランチが1150円だったらどうします?

 

―――慎重にメニューを吟味します。

 

瀧 でも5000万円の家を買う時、

70万円追加すれば、より生活が快適になるオプションが付きますよと言われたら。

 

―――「そりゃもう5000万円払うんですから、70万円なんて大した金額ではない」

などと思う人もいるでしょうね。

 

瀧 そうですよね。でも、金額的には、

その意思決定はランチの2000倍、吟味すべき対象なんです。

それくらい、不慣れな取引ではいい加減な意思決定をしてしまいがちなんです。

超高級宝飾店で買い物をすれば、

豪華なパンフレットやインビテーションが届くようになります。

行けばVIPルームに通される。

この〝あなただけ感〟〝エクスクルーシブ感〟に堪えられる人は多くないですし、

一度味わうとそんな生活を諦めることはより難しくなります。

 

「急な富裕化」というのはそのぐらい危険なことで、

例えば米プロバスケットボールNBAを引退した人の60%は

5年以内に破産しているというデータもあります。

 

―――宝くじが当たった結果、固定費が上がって「かえって貧困」しかねない、

というわけですか。だったら、いっそのこと1億円持って引きこもったらどうでしょう。

金庫に現金を入れて、仕事はせず、高級品は一切買わず、旅行もしない……。

 

瀧 そんなふうに大金が入った勢いで仕事を辞めてしまったりすれば、

事態は一段と深刻になります。まずこれまでも話したように、

1億円は使い始めると想像以上の速さで減っていってしまう。

 

それに、労働が私たちに提供してくれているものはお金だけじゃないんです。

啓蒙主義を代表するフランスの哲学者、ヴォルテールは、

かつて「労働は我々を3つの大きな悪から逃れしめる」と言いました。

退屈、悪徳、欲求です。

 

―――後の2つは分かりますが、最初は退屈ですか。

 

瀧 そのくらい退屈というものは人生にとって辛いものなんです。

宝くじを当てて仕事を辞めてしまえば毎日、その退屈と向き合わねばならなくなる。

 

―――そういや、富裕層の取材などをしていると、

「お金を貯めようと必死になっている時は楽しかったのに、

いざ、一生かけても使い切れないお金を手にしてしまうとつまんない」

といった話をこっそり聞かされます。

 

なるほど、宝くじは「人生のやる気を失う」ことにもつながりかねないわけですか。

ならば、起業は? 起業なら暇にはならない。

 

(中略)

 

瀧 宝くじで得た資金で事業を始めるなんて最もハイリスクな選択です。

飲食店に行っても3億円分は一生かけても食べ切れない。

でも、誤った経営によって3億円を失うのは容易にあり得ることです。

 

晴耕雨読の日々を過ごすのも、起業で第2の人生にトライするのも、

それ自体は全く悪いことではない。

でもそのためには入念な準備が必要で、

宝くじの当選金をきっかけに始めることではありません。

早期退職も起業も、冷静な判断と緻密なプランが欠かせないんです。

 

でも、人はたとえ少額でも、急に不労所得を得ると冷静ではいられない。

身に覚えはありませんか。

 

―――なら、結局、宝くじで1億円当てちゃったらどうすればいいんでしょうか。

 

(中略)

 

 

瀧 そんな皆さんにぜひお聞かせしたいのが古典落語の『芝浜』です。

大体こんな話です。

 

魚屋の勝は、仕事のスキルは高いものの大の酒好きで失敗続き。

そんな彼がある時、浜辺で財布を拾います。

中にはとんでもない大金が入っていました。

 

「これで一生遊んで暮らせる」。

テンションが上がった勝は、仲間といつも以上のドンちゃん騒ぎを始めます。

 

ところが翌日目覚めると、肝心の財布がありません。

 

女房に聞いてもそんなものは知らないという。

 

―――あーあ、せっかくの宝くじが当たったようなものなのに。

 

瀧 ところが勝は、ここで一念発起します。

 

「こんな夢を見るのは楽をして、あぶく銭を手に入れようなどと

不埒なことを思っているからだ」

と反省したんですね。

 

以来、酒を断ち、身を粉にして働き、気がつけば商売は大繁盛。

 

安定した生活を手に入れることができました。

 

そしてある日、勝はこれまでの苦労をねぎらい、

ありがとうと妻に頭を下げます。

 

ここで、妻は意外な告白を始めます。

 

妻はあの日も夫が拾ってきた大金を見て、

発覚すれば夫は死罪になりかねないと思い、

こっそりと落とし物としてお上に届けてしまったんです。

 

―――勝は?

 

瀧 全く怒ることなく、

「あの時、道を踏み外しそうになっていた自分を救ってくれたのは

お前さんが財布を隠してくれたからだ」

とその機転に深く深く感謝します。

 

落語って本当にいいもんですね。

 

―――おお。

 

瀧 感動した妻は夫の長年の頑張りをねぎらい、久しぶりのお酒を勧めます。

 

そこで勝が一言。

 

―――なんと?

 

瀧 「よそう。また夢になるといけねえ」

 

―――お後がよろしいようで。

 

 

 

2017年8月26日(土)

 

【編集後記】

 

宝くじというものは、

1枚買って7億円が当選する確率は1000万分の1以下と、

一生買い続けてもほとんどの人は当たらない、

ものすごく割に合わない「賭け事」らしいですね。

 

控除率50%(競馬・競輪でも25%)が地方自治体へ分配されることから、

「宝くじ=愚か者に課せられる税金」

と定義する経済学者もいるんだとか。

 

なるほど。

それはそうですよね。

そんなこと、わかっちゃいましたが……。

 

はい、では・・・。

私早川「勝」も、決意を新たにしました。

 

「地道に一生懸命働こう」と。

 

 

お後がよろしいようで。(笑)

 

 

では、また来週!
本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

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【838号】成功する人は心配性 「不安」を「行動力」に変える〝科学的な〟方法

2017-08-20

 

この夏、家族で唯一の「お出かけ」をしました。

 

昨日の土曜日、妻と娘3人を連れ、いざ東京ドームへ

そう、ジャイアンツ対ベイスターズの野球観戦に行ってきました。

 

野球には、まったく興味のなかったはずの三姉妹が、

突然、何の気まぐれか…、驚いたことに、

「一度、球場の雰囲気を味わってみたい」 と言い出すではありませんか。

 

そこで私は、「おおー、ならば、すぐにチケットを取るよ!」 と、

執筆がひと段落するこのお盆あたりの休日に、

家族5人分の席を用意した、というわけです。

 

もしかすると、ジャイアンツ好きの私へ対し、

娘たちが気を遣ってくれたのかもしれませんが、

まあ、とにかく、死ぬまでないと思っていた「夢の家族観戦」が、

このたび、実現したというわけです。

 

私が一番張り切っていたのは言うまでもありませんが、

ルールさえもよく分かっていない娘たちにとっても、

かなり刺激的だったようで、思いのほか楽しんでいた様子でした。

 

一球一球のプレーに熱狂する5万人の野球ファンを目の当たりにしたことによって、

「父と同じような人種」がたくさん存在する現実を知り、

ちょっとしたカルチャーショックを受けていたようでした。

 

はじめ、高2の三女は、「ディズニーランドのほうがよかった」

という顔をしていましたが、徐々にドームの雰囲気に飲み込まれていき、

成人している長女と次女のほうは、

ビールと巨峰サワーをがぶ飲みしながら、エキサイトしておりました。

 

試合の勝敗のほうは、6対1で巨人の大逆転勝ち

エース菅野が圧巻の快投を披露し、

陽の逆転ツーベースに、マギーの満塁ホームランと、

最高にスカッとするナイスゲームでした。

 

3位のベイスターズに連勝したこの白星によって、

クライマックスシリーズへの出場権に望みが出てきました。

今後もペナントレース終盤戦のゆくえから目が離せませんね。

 

 

そのデーゲームの帰りには、 水道橋近くでイタリアンを堪能。

ファミリーパーティーは大いに盛り上がり、 (特に私一人が……笑)

「ボーノ、ボーノ」を連発しながら、

将来のことなどを家族で語り合う、有意義な時間となりました。

 

窓の外は、激しい落雷と豪雨でしたが、

この当たり前の平穏な日常をしみじみと噛みしめると、

「感謝」の思いで胸がいっぱいに…。

 

 

とまあ、そういうことで、

さてさて、気分も一新したところで、

本日は、新作がゲラになる前の原稿チェックです。

 

『やる気があふれて止まらない』

というこの「仮タイトル」のままで決定するかもしれません。

 

読者ファンの方々、どうぞ10月発売をお楽しみに!

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

今週号のメインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(670冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【逃げるは恥だが役に立つ】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

 

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.670

『成功する人は心配性』 

「不安」を「行動力」に変える〝科学的な〟方法 

性格を変えなくても結果は手に入る!

心配性は頭がいい!

不安になるのは「先読み」ができる証拠。

菅原道仁著

かんき出版

 

「彼女からLINEの返信がない。嫌われたのかな?」

「先輩に相談したいことがあるんだけど、忙しそうだし、迷惑かも?」

「責任あるポストについたから、誰にも頼らずに結果を出さなきゃ」

「もし、このまま一生、一人だったら……」

「貯金がほとんどないまま、老後を迎えることになったらどうしよう」

 

生きていれば、このような心配事に囚われることがあるでしょう。

 

人間は思考する生き物ですから、それゆえに、たくさんの不安を抱きます。

だから、さまざまなことが心配になるということ。

これは、ごく普通のことだと思います。

 

もともと日本人は心配性です。

「空気を読む」という文化の中で、

無言のうちに過度な協調性を求められてきた結果、

私たちには他人の表情を深読みする癖が沁みついています。

 

そのせいで他人の一挙一動が気になって、

「この人は不快になっていないか?」

「自分のしたことに失礼はなかったか?」

とさまざまなことが心配になります。

 

遺伝子的に見ても、日本人には心配性の人が多いことがわかっています。

「セロトニン」という人の気分を大きく左右する神経伝達物質があり、

これが「セロトニントランスポーター」と呼ばれるたんぱく質です。

 

日本人はセロトニントランスポーターの働きが弱いタイプの遺伝子を持っている人が多く、

不安を強く感じやすい傾向があるのです。

 

長く続く不景気も、日本人の心配性に拍車をかけているようです。

「すぐに利益を出せない人間はいらない」

という風潮が当然のことのようになった今、

多くの人々は「自分がいつ切り捨てられるかわからない」

という恐れに日々脅かされています。

 

こうしてみると、私たちの多くがつい悲観的にものごとを考えて、

心配事にとらわれがちになるのも無理はないのかもしれません。

 

 

ただ、「はじめに」でもお伝えしましたが、実は心配性はひとつの「才能」です。

 

私は、あなたと同じような才能を持っている方々を、たくさん知っています。

いわゆる「成功者」と呼ばれる人たちです。

 

例えば、インテルの初代CEOであるアンドリュー・グローブの座右の銘は、

「パラノイア(病的なまでの心配性)だけが生き残る」です。

 

大塚商会の創業者である大塚実氏も

「経営には病的なほど心配性であることが必要」と述べています。

 

経営の神様と呼ばれるパニソニックの創業者・松下幸之助さんは、

「社長は心配するのが仕事だ」とさえおっしゃっています。

 

あるいは、2016年11月に引退した元ジャイアンツの鈴木尚広氏。

200盗塁以上の選手では歴代1位の成功率(8割2分9厘0毛)を誇り、

20年にわたるプロ生活で228もの盗塁を決めた彼は、

私の友人でもあるのですが、彼もものすごく心配性です。

 

鈴木さんが出場するのは、基本的に8回や9回など試合終盤。

勝敗を左右する大事な場面での代走です。

代走を成功させるため、彼は試合開始の7時間前には球場入りして、

ストレッチをしたり体のメンテナンスをしたりしながら、本番に備えていました。

 

「限られたチャンスの代走を成功させる」という使命を負った鈴木さんは、

本番でグラウンドをーに立つ数分間に、

自分の持っているベストの力が出せるように、

毎回7時間もかけて準備していたのです。

 

芸能界でいうと、EXILEのリーダー・HIROさんも大変な心配性だとか。

彼の人生哲学を綴った著書のタイトルは『ビビリ』(幻冬舎)というそうですが、

これは心配性な性格が幸いして今があると自己分析した結果だそうです。

 

ワイルドな見た目とは裏腹に、

「心配性だからこそ勉強するし、細心の注意を払う。これがありのままの自分」

と認めたことによって成功できたと、秘訣を語っています。

 

偉大な成功を納め、自らの人生目標を達成した彼らは、

まごうことなき「心配性」です。

 

明日は売り上げを出せないかもしれない。

成績を残せないかもしれない。

舞台に上がれないかもしれない。

仕事を失うかもしれない。

 

そうした不安があったからこそ、

心配性の彼らは、細心の注意を払いながら、

成功を引き寄せるための行動へと移し、

前へ進むことができたのでしょう。

 

(中略)

 

逃げるは恥だが役に立つ

 

心配性の人の中には、「NO」と言うのが苦手な人がいます。

 

相手に迷惑をかけたらどうしよう、

嫌われたらどうしようと不安になるのでしょう。

 

ただ、自分が望まないことに関して、「NO」と言えなければ、

いつまでたっても自分の人生を生きることができず、

人生を浪費することになってしまいます。

 

そもそも、自分の気持ちを主張できないのは、それ自体がストレスです。

 

「NO」と言わずにストレスを溜め続ければ、やがて視野は狭くなり、

「何をやってもうまくいかないだろう」

という思い込みに囚われるようになります。

 

では、相手を不快にさせずに「NO」と言うには、どうすればよいのでしょう?

 

この場合、「Iメッセージ」を使うのが効果的です。

 

Iメッセージとは、「私」を主語にして自分の気持ちを伝える話法。

この対極にあるのが「YOUメッセージ」で、

こちらは「相手」を主語にします。

 

例えば、仕事から帰ってきて疲れているあなたが、

家族から「ごはんを作ってよ」と言われてうんざりしているとします。

 

このとき、「相手」を主語にするYOUメッセージで発信すると、

「あなたが作ればいいじゃない」となりがちです。

 

YOUメッセージで「NO」を返すと、

相手の思惑を批判することになりますから、

批判されたと感じた相手は思わずムッとなります。

 

一方、「私を」主語にして自分の気持ちを伝えるIメッセージの場合、

「私も疲れているから、外に食べにいかない?」となります。

 

Iメッセージなら、誰も批判することがないため、

「NO」と言っても波風が立たないのです。

 

 

あるには、「NO」と言えない人の中には、

「波風を立てるくらいなら、自分がやればいい」

と考える人が少なくありません。

 

これは一見すると、責任感の強い立派な考え方に見えますが、

実態は、機嫌を損ねたくないばかりに相手におもねる考え方です。

 

「自分が我慢すればいいや」で対処し続けると、

常に多すぎる仕事を抱えることになって、

やがてはストレスで心身のバランスを壊すことになりかねません。

 

また、相手によっては、「NO」と言えないあなたにつけこんで、

次々と難題をふっかけてくることもあります。

 

そんな人を相手にしているときこそ、

自分の人生を取り戻すために、

毅然として「NO」を伝えなければなりません。

 

 

「NO」と言うのは、逃げるような気がして嫌だという人もいるでしょう。

 

話は変わりますが、昨年大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』

というドラマを覚えているでしょうか?

 

このタイトルは、もともとハンガリー語の諺

(Szegyen a futas de hanznos.)の意訳で、その意味は

「今は逃げるけれど、次は戦う場所を選んで準備する」

というものだそうです。

戦うべきでない場所から逃げるのは戦法のひとつなわけです。

 

逃げるのは、他人の目には「恥」と映るかもしれませんが、

自分の人生目的の達成には大いに役に立ちます

 

他人に揶揄されようと、自分の人生を生きるために、

やりたくないことやできないことには毅然とした態度で「NO」を言う。

 

後悔しないためには必要なことです。

 

 

2017年8月20日(日)

【編集後記】

脳神経外科医である筆者の菅原先生いわく、

「成功のために必要なのは、

問題を無視して突き進むポジティブ・シンキングではなく、

アグレッシブなネガティブシンキング。

心配性のまま、勇気を持って、一歩を踏み出すこと」

とおっしゃっています。

 

なーるほど!

いいんですね、心配性でも…。

なんだかとても励まされますね。

 

では、また来週!
本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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【837号】言葉は現実化する 人生は、たった“ひと言”から動きはじめる

2017-08-12

 

このたびの連休は、新作の執筆がひと段落したこともあり、

ここ数カ月の間、読みたくても読めなかった「小説」を一気に読破しました。

 

まず手にとったのが、又吉直樹の「劇場」

 

遅ればせながら、本日はその感想をお届けします。

 

芥川賞を受賞した大ベストセラー「火花」を世に送り出した

又吉直樹さんの待望の第二作が、その「劇場」です。

 

「火花」だけに〝一発屋〟で終わってしまうのでは?という、

芥川賞受賞から次作品へのプレッシャーも半端なかったと思いますが…。

 

デビュー作の「火花」を超える素晴らしい作品がここに誕生した、

といってよいでしょう。

愚かな青春時代の心の葛藤と孤独を鮮やかに描き切っています。

 

「かけがえのない大切な誰かを想う、切なくも胸にせまる恋愛小説」

というオシャレなキャッチコピーからすると、

さぞかし素敵な主人公が登場するのかと思いきや…。

 

いやはや、とんでもない。

何しろ主人公の永田というのは、人間のクズのような男で、

どうしようもなく身勝手で甲斐性のないその男にイライラしたりムカムカしたり、

もう腹が立って仕方なかったというのが、

「劇場」の前半を読んだ私の率直な感想でした。

 

しかし、まさにそれこそが「又吉ワールド」のなせるワザ

 

その嫌悪感の正体というのは、

次第に、私たちの中にも存在することに気づかされます。

 

男の嫉妬心ほど、みっともないものはないと思って生きてきた私でしたが、

過去をふり返ってみれば、羞恥のオンパレードではなかったのか。

 

一方で、「だめんず」ばかりを引き寄せてしまう天使のような女子が読めば、

また、別の意味で共感できるのではないでしょうか。

 

そしてラストは、二人の想い出の数々がつまっている沙希の部屋。

「永田」と「沙希」が別れる場面が訪れます。

 

このラストシーンに近づくにしたがって、

今まで明るく振る舞ってきた沙希の切なくも悲しい心の内側が見えてきます。

 

不覚にも、泣きました。

 

決してお涙ちょうだいの表現などないのですが、

自然とこぼれ落ちていく涙・涙・涙。

 

なぜ、作品のタイトルが「劇場」であるのかもラストでわかりました。

 

すごい小説ですね。

研ぎ澄まされた非凡な感性とお笑い芸人特有の表現力。

 

「劇場」は又吉文学の傑作です。 ビバ! 又吉!

 

ではここで、「劇場」の中から、

又吉作品ならではの秀逸な一節をいくつかご紹介いたします。

 

(まずは「書き出し」から)

 

 

まぶたは薄い皮膚でしかないはずなのに、風景が透けて見えたことはまだない。

 

 

依然、僕の肉体は街の喧騒を避けて進んでいるようだったが、

時々、僕は僕の肉体に追いついたりもしたので、

あるいは全ての行動が自分の意志によるものだったのかもしれない。

だが、僕が僕の肉体を追い越すことは一度もなかった。

 

 

棚には殺し屋みたいな名前の酒が並んでいた。

 

 

「なんかいい話だね」

「どこが?」

「全員やさしい」

そうとらえた沙希だけが優しいのだと思った。

 

 

「世界にはベンチを汚す者と信用していたベンチに汚される者とが存在する」

と僕が言うと、「うるさいよ」と顔を空に向けながら沙希は言った。

 

 

金魚のほとんどは餌の与え過ぎで死んでしまうらしい。

 

 

ここではないどこかへ行きたいと願うことと、

ここではない別の場所を自分達で作ろうとすることは似ているが、決定的に違うものだ。

 

 

自分を嫌っている人から与えられたものを食べて生きることほど惨めなことはない。

ましてや、僕の場合は与えられてさえもいなかった。

母から娘に送られたものを横から無理やり奪って食っていたのだ。

 

 

曖昧な返事をして、ドアノブから手をはなしたとき、想像より大きな音が鳴ってしまい、

これが感情表現だと受け取られたら不本意だと思った。

 

 

恥を撒き散らして生きているのだから、みじめでいいのだ。

みじめを標準にして、笑って謝るべきだった。

理屈ではわかっているけれど、それは僕にとって簡単なことではなかった。

 

 

「あとな、ディズニーランドって、ウォルト・ディズニーって人を祀ってる神社やろ?」

沙希は笑いながら、「神社じゃないよ」と言った。

 

 

「だって、手つないだら転んだ時に顔面から血でるやん」

動揺を悟られないための言葉だった。

沙希は少し考えるような表情で僕の目を見た。

「両手をつなぐわけではないんだよ」

「そうなん?」

「両手ともつないだら歩きにくくない?」

「ほんまやな」

「でも、小学校の遠足とかでつないだでしょ?」

小学校の頃のことを思い出してみた。

「おれ遠足の時、教頭先生と一番うしろ歩いてた」

「そういうタイプか」

 

 

家の鍵を開けると、沙希が焚いたお香の匂いがした。部屋に灯りがともる。

僕よりも慌ただしくソファーに腰を降ろした沙希が僕を見上げて、

「ここが一番安全な場所だよ!」

と笑顔で言った。

その言葉はいつまでも僕の耳に残った。

たしかに、あの部屋が一番安全な場所だったのだ。

 

 

僕はリンゴより梨のほうが好きだが、なぜか家族にはリンゴが大好物だと思われていて、

食後に梨が出た時も、僕にはリンゴが出され梨を口にすることができなかった。

家族の期待に応えるために梨には興味がないふりさえもした。

 

 

世間から歪なものを排除するなら、真っ先に消えるのは自分だ。

 

 

日の暮れた街を往く人々は劇場の客席にいた人数よりも遥かに多かったのに、

すべての人間が『まだ死んでないよ』の舞台を讃えているかのような耳障りな声がしていた。

 

 

負けを認めたからといっても、

そのなかったことが引き連れている苦しみなり痛みなりが消滅するわけではなかった。

 

 

「手つないでって言うたら明日も覚えてる?」

「うん? どういうこと?」

「明日、忘れてくれてんねやったら手つなぎたいと思って」

「手をつなぐことを恥ずかしいと思ってる人、永くんだけだよ」

沙希の手はとても温かかった。

 

 

僕がそう言うと沙希は笑いながら、「本当によく生きて来れたよね」と言った。

沙希が笑うと安心する。笑っていないと怒られているような気さえする。

なにかから沙希を守ってやれないことに自分はおびえているのだと思っていたけど、

守られていたのは僕の方だった。

 

 

嫉妬という感情は何のために人間に備わっているのだろう。

なにかしらの自己防衛として機能することがあるのだろうか。

 

 

この汚い感情はなんのためにあるのだ。人生に期待するのはいい加減やめたらどうだ。

自分の行いによってのみ前向きな変化の可能性があるという穏やかさで生きていけないものか。

この嫉妬という機能を外してもらえないだろうか。と考えて、すぐに無理だと思う。

 

 

相手から与えられる一方だと気が滅入るので、

今更ながらこちらからもなにか与えようとするのだが、必ず固辞された。

僕の場合、与えるということは「欲求」であって「優しさ」なんかではないのかもしれない。

 

 

誰かに認められたいという平凡な欲求さえも僕の身の丈にはあっていないのだろうか。

世界のすべてを否定されるなら、すべてを憎むことができる。

それが僕の特技でもあった。沙希の存在のせいで僕は世界のすべてを呪う方法を失った。

 

 

そんなことを繰り返し、まともに沙希と話していない日々が続いたあと、

やはり酔って沙希の家に行きベッドに潜り込むと、

「わたし、お人形さんじゃないよ」

と沙希が目を閉じたままつぶやいた。

それまで沙希の口から聞いたことのないような冷たい声だった。

 

 

「永くん、わたしが他の人のお芝居褒めたりしたら嫌な気持ちになるでしょ?」

「ならんわ」

「なるよ! クリント・イーストウッド褒めても機嫌悪くなったんだよ!」

 

 

「その彼女の優しさに寄りかかって、

その状態を、はなから彼女が望んでたみたいな言い方してんじゃねえよ。

お前の母親を否定するつもりなんて微塵もないよ。ただ誰もが、お前の母親じゃねぇんだよ」

 

 

「人のことなんてほんまは考えられへんやろ?

人のことを考えてる自分のことを考えんねん」

 

 

「ずっと昼間で人間の体だけ夜になるのと

夜になるけど人間の体は昼間のままなんと、どっちがきついんかな?」

「複雑すぎてわかんないよ」

 

 

便所の灯りが一番強い。

 

 

「俺、あの時、不安定でさ、死にかけとったからな。

でも、死にかけてるって感じることは、生きたいって願うことやからな」

 

 

「でもこれだけは言わせて。なんでもかんでも笑い飛ばす必要なんてないから。

しんどいことは、しんどいでええし。最終的に笑えたら良いと思ってるから」

 

 

沙希がどうしても幸福そうには見えなくて、

苦しくて、ただただ沙希の痛みを和らげてあげたかった。

その痛みの根源が僕自身なのだからどうしようもない。

沙希の啜り泣く声がいつまでも狭い部屋に響いていた。

 

 

どこかで犬が吠えている。この犬の鳴き声にはなんの意味もないけれど

演劇において意味のない犬の鳴き声というものは存在しない。

犬が鳴くからには、そこになにかしらの根拠が必要になる。

意味のない遠吠えは、意味がないという効果を生み出している。

 

 

沙希の声はラジオのなかから聞こえてくるようだった。

 

 

ただの箱と化していく部屋を見ていると、

それまで呼吸していた部屋が死んでいくようにも思えた。

 

 

どんな言葉も僕は受け入れなくてはならない。

すべての罵倒を受け入れたところで、報いには到底届かない。

僕は何かを消すためではなく、背負うために沙希の言葉を聞きたいと思っていた。

 

 

「帰ったら沙希ちゃんが待ってるから、俺は早く家に帰るねん。

誰からの誘いも断ってな。一番会いたい人に会いに行く。

こんな当たり前のことが、なんでできへんかったんやろな」

 

 

以上です↑

 

やはり、天才ですね、又吉直樹さんは!

重くて「深い」物語でした。

 

ちなみに、昨年、私早川も「小説デビュー」しましたが、

「ツイてない僕を成功に導いた強運の神様」 https://goo.gl/rHnquU )

二作目で壁にぶつかって方向性を見失い、わずか半年で断念。

 

次作品は「ビジネス書」へと舞い戻りました。

 

並行してリアルな路線も追求し続けるとしても、

ふたたび「フィクションにも再挑戦したい」

という気持ちにさせてもらいました。

 

いずれは「恋愛小説」も書きたいですね。

 

もちろん、又吉さんのような純文学や文芸作品は無理ですが、

沸々と「やる気」とアイデアが湧いてまいりました。

 

どうかお楽しみに。

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

今週号のメインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(696冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【言葉の魔法】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.696

『言葉は現実化する』 

人生は、たった“ひと言”から動きはじめる 

思考だけでは叶わない。

大切なのは口にすること―――。

永松茂久著

きずな出版

 

 

いまから十数年前、

「この世のどこかにある」と人々が噂する、

〝人生がよくなる魔法の力〟を探し続ける、

とある青年がいました。

 

青年はいろいろなところに勉強に行き、そこで学んだ方法を実験しました。

しかし思ったほどの結果が出ず、一人で悶々としていました。

 

「魔法の力。そんなに都合のいいものなんてこの世にはないかも……。

やっぱりたんなる噂に過ぎないのかな……」

 

そうあきらめかけたとき、青年は、偶然一人の賢人に出会いました。

 

「この人に聞いてダメだったら、あきらめよう」

 

そう思いながら、賢人にいままでの経験を話したあと、青年はたずねました。

 

「あの、人生がうまくいく魔法の力はありますか?」

 

賢人は温かい眼差しで青年の顔をじっと眺め、一呼吸おいてこう言いました。

 

「ある」

 

「本当ですか!」

 

「ああ。魔法の力は存在する」

 

青年は、襲ってきたゾクッと鳥肌が立つような不思議な感覚を抑えながら、

賢人の次の言葉を待ちました。

 

「それはたった一つの簡単なことだよ」

 

「その方法を教えてください。お願いします」

 

賢人はゆっくりとした口調で話しはじめました。

 

「それはね、いい言葉を口にすることだよ」

 

青年はとまどいました。

 

「いい言葉を口にする? そんなことで人生がうまくいくはずがない。

やっぱりそんな都合のいい魔法なんてないんだ」

 

そう思ってがっかりしました。

賢人は青年のその心を汲み取った様子で、続けました。

 

「疑うかもしれないね。信じられないかもしれないね。

しかし言葉こそが魔法そのものだよ」

 

「言葉が魔法……」

 

「そう、いいかい青年よ。人は言葉を使い、言葉で心のやり取りをする。

しかし、あまりにも当たり前に使えるがゆえに、

その言葉の力に気づいている人は少ない。

もし仮に気づいていたとしても、

その言葉の力を意識して使い続けている人はもっと少ない。

そしてまた魔法の力を探してあてのない旅に出る。

だから人は苦しむのだ」

 

もがきながらその旅をずっと続けてきた自分の姿が、

青年の頭によぎりました。

 

賢人はそれまでの柔らかい口調から一変し、

青年の目をしっかりと見て力強く言いました。

 

「青年よ。この法則を覚えておくがいい。

いい言葉がいい未来創るのだ。

人生は君の発した言葉の通りになる」

 

言葉に宿る魔法の力。言葉こそが魔法。

青年は賢人のこの言葉を信じることにしました。

 

青年のまわりの多くの友人は、ひたすら仕事のスキルにこだわっていました。

心を変える方法を探し求める旅を続けている友人もたくさんいました。

ほかの多くの友人は、ひたすらお金を追いかけていました。

 

しかし、青年はたった一人、いい言葉を口にすることに集中しました。

 

実験をはじめて二週間も経たないうちに、

青年の人生に不思議な変化が起こりはじめました。

賢人の言ったように、いいことがたくさん起こりはじめたのです。

 

それと同時に青年のまわりにいる人たちも変わりはじめました。

 

そして何より驚いたことは、

自分が口にしたり書き出したことが現実になっていくことでした。

 

賢人の言葉は真実だったのです。

 

 

 

20世紀最大の発見。

それは「思考は現実化する」という法則だと言われている。

 

この法則は、17世紀に発見され、

ごく一部の人々の間で語り継がれる秘宝の真理とされてきた。

その法則が20世紀で明るみに出たのだ。

 

しかし21世紀になり、人間の研究はさらに進み、

思考よりも人間に大きな影響を与える存在が発見された。

 

それは「言葉」である。

 

 

 

 

2017年8月12日(土)

 

【編集後記】

 

著者累計88万部を突破した永松茂久氏の最新刊をご紹介しました。

 

実は、私の新作の担当者でもある「きずな出版」の小寺編集長が、

編集長就任の第一作目に担当したのがこの「言葉は現実化する」なんだそうです。

 

きずな出版のモットーは、 『言葉は力、言葉はぬくもり、言葉きずな』

 

ということで、応援の意味も込めてシェアさせていただきました。

 

皆さんもぜひ、手に取ってみてくださいませ。

 

 

では、また来週!
本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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【836号】会って3分話して1分 初対面で売れる技術 中身よりつかみでお客様はYESになる

2017-08-05

 

皆さん、大変長らくお待たせいたしました。

本日の836号より「週刊」配信が復活です。

引き続きご愛読のほど宜しくお願いします。

 

このたび、11作目となる次作品が「脱稿」の運びとなりまして、

本当に感無量です。

10月中旬発売予定の新刊タイトルは、

(仮)「やる気があふれて止まらない 40の提言と120の名言」

ササッと読むだけで、あなたのモチベーションが急上昇してしまう一冊が完成。

これから原稿の校正に入りますので、

正式タイトルや発売日などの詳細が決まりましたら、改めてシェアさせてください。

どうぞお楽しみに!

 

さて、新刊と言えば、

私の盟友である井上健哉さんの2作目の著書、

『会って3分 話して1分 初対面で売れる技術』が、

8月1日の発売と同時に「アマゾン第1位(セールス部門)」を獲得されました。

http://u0u1.net/F8fG

 

井上健哉さんは、ソニー生命のライフプランナーとして入社以来、

なんと、「20年連続MDRT」に登録中なんです。

現在は株式会社fpking代表取締役として経営コンサルにも携わっていますが、

2002年から主宰している生保営業向け勉強会「けんや塾」は16年目を迎え、

これまでの通算受講者数883名の内、な、な、なんと、

500人以上がMDRTに認定されるなど、驚愕の成果を出し続けています。

 

講演会についても、全国各地から引っ張りだこの大人気。

講演回数は「5年連続で年間200回」を超えているといいます。

 

その井上健哉さんへ、私はかねてから、

「生保営業向けの本を書いてほしい」

というリクエストを出し続けてまいりましたので、 ついに念願が叶いました。

(しかも拙著「死ぬ気シリーズ」と同じ『かんき出版』より刊行)

 

初対面のお客様の心をグッとつかみ、

「あなたから買いたい」と言ってもらえるかどうかは、

『中身よりつかみ』であると井上さんは言います。
1作目の「売れる販売員の全技術」は、

行動心理学を基にした「売れるための小さなコツ」が 100個書かれていましたが、

今作の「会って3分 話して1分 初対面で売れる技術」では、

「つかみのとり方」がセールスプロセスに従って解析されています。

 

実際に、セールスの現場で使える「ワザ」がてんこ盛りです。

 

このたび、井上さんのご好意により、

新刊の購入特典として、

セールスプロセスに関する「映像」をご用意いただきましたので、

是非、ご覧になってみてください。

 

ご購入特典動画(約12分)はこちらから

↓↓↓

http://www.fpking.jp/book2/

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

今週号のメインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(695冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【セールスのコツ】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

 

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.695

『会って3分話して1分 初対面で売れる技術』 

中身よりつかみでお客様はYESになる 

「あなたから買いたい」と言われるつかみトーク16 売れるコツ43

生保業界で15年間にわたり トップセールスの証である

『MDRT』を500名 輩出し続けた「けんや塾」の全ノウハウを大公開!

井上健哉著

かんき出版

http://u0u1.net/F8fG

Amazonセールス本部門「第1位」

 

 

高級ホテルのホテルマン、あるいは

ヨーロッパのラグジュアリーブランドの販売員を思い浮かべてみてください。

彼らはどんなに急いでいるときも、走ったりしません。

ゆっくりと歩き、手を動かします。

 

ゆっくり動くと動作がていねいに映ります

高いものを売る人はゆっくり動くのです。

 

それでは私たちの売っている保険はどうでしょう。

月々の支払いは数千~数万円でも、

10年、20年となるとブランド品以上の高額商品になるはずです。

 

ということは、私たちも、ゆっくりした所作を心がけるべきです。

バタバタした動きは、落ち着きのない印象を与えます。

 

もっとも、常にゆっくりでもいけない。

この人は仕事が早いと思ってほしいときは、テキパキ動いた方がいい。

 

プレゼンで電卓を使うシーンでは、電卓をほとんど見ずに一気に計算する

「この人、実際はこんなにスピーディーなんだ。でも、話し方はゆっくりだな」

というギャップが、好印象につながるのです。

 

(中略)

 

営業の第一歩はお客様にお会いすることですが、

あまりにも冷たくされたり、きついことを言われたりすると、

心が折れてしまいます。

そうなると精神的なダメージが大きく、次のアポに影響しかねません。

 

ですから、新規のお客様との初回面談なら、夕方以降の時間帯がいいでしょう

もし午前中の商談で心がくじけてしまうと、

「今日はダメだ。ついてない」と丸一日を棒に振ってしまうことがあるからです。

電話でアポをとるもの、午後、もしくは夕方がお勧めです。

 

(中略)

 

お客様とのアポをとるとき、始まりの時間を決める人はいても、

終わりの時間まで決める人は少ないのではないでしょうか。

 

私はアポをとるとき、

必ず「何時から何時までの何時間お願いします」

と終わりの時間を明言します

 

そうすればお客様は次の予定を立てられるからです。

 

そして、話を始めるときに腕時計を外して目の前に置きます。

これは「常に時間を管理していますよ」というメッセージでもあります。

 

私の初訪問の時間はだいたい90分です。

でも自分からお客様にお願いするのは基本、60分で、

必要があればプラス30分延ばせますよというアポの取り方をします。

 

当日、予定の60分が経てば、

「一応ここで予定のお時間が来ました。

ひととおりのお話はお伝えできましたが、

もう30分OKなら〇〇のこともお伝えしたいと思いますが……」

と言うと、たいてい90分になります。

 

2回目のアポがとれない人は、1回目に断りなく長居をしすぎた人です

 

1回目のアポは60分で、30分延ばしたとしても、

終わりを5分早く切り上げると、

2回目のアポは格段にとりやすくなります。

 

(中略)

 

私はいつも、プレゼンをショーのように演出します。

よくテレビのニュース番組などで、

ボードに書いた文字の上に紙を貼って、書いてある文字を隠し、

端を小さく三角に折ってペリッと剥がしていったりしますが、

それと同じことをします。

 

「それではお値段です」

 

裏が全面のりになっている付箋を貼っておいて、

お客様の目の前でゆっくり剥がしていく。

 

2万9800円なら、「2」のほうから剥がしてしまってはつまらないので、

1の位からゆっくりと剥がします。

 

「そこまでするか」と思うかもしれませんが、

保険はただでさえ、ケガ、病気、亡くなるという話になりがちです。

 

お客様に買い物を楽しんでいただくことを忘れてはいけません

エンターテインメントに徹するのは私のモットーです。

面白くなければ、その方の契約は決まっても紹介までは出ないのです。

 

(中略)

 

クロージングのもうひとつの手段として、席を外すこともあります。

 

お手洗いに立ったり、

「ちょっとすいません。2つ3つ着信があったので、

ちょっと外で5分くらい電話させてもらってきていいですか」

と言って、その場を離れる。

 

私がいなくなれば、残ったお客様だけで、

「どうする?」という相談が始まるので、

電話を1、2本かけに行くくらいがちょうどいいでしょう。

 

戻ってくれば、だいたい結論が出ているものです。

 

私は、クロージングは営業パーソンがかけるものではなく、

夫婦のどちらかがパートナーにかけるものだと考えています。

 

ご夫婦で買い物に行くときもそうです。

奥様が「これでいいんじゃない」と言ったらご主人は買う。

奥様が渋い顔をしたら、結局、ご主人は買わない。

これは、はっきりしています。

 

やはりクロージングはパートナーからかけてもらうのが力強いでしょう。

 

(中略)

 

保険というのは大きな買い物です。

それを買うという大きな決断を下したのですから、

お客様は普段とは違う心理状態にあります。

 

緊張から解放されて、ほっとした気分になっているお客様は、

「ついで買い」をしやすくなることがわかっています。

 

これを「テンション・リダクション(緊張状態の消滅)」といいます。

 

もうひとつ、決断を下したあとは、

保険を買ったという自分の行動を正当化したくなります

 

それまでは、「どうしようかな、まあ見直すのもいいか」

という程度だったのに、

買うと決めた瞬間、急に〇〇生命のファンになる。

ならないと自分の行動が正当化できないからです。

 

そんな精神状態のときが、紹介をお願いする絶好のチャンスです。

 

(中略)

 

2017年8月5日(土)

【編集後記】

これから夏季休暇という方も多いかと存じます。

素敵なバケーションをお過ごしください。

 

bon voyage!

 

私は「執筆活動」が最高のバケーションですが…。

 

さあ、これから新作執筆の締めくくりとして

感謝感謝の「あとがき」を書きます。

 

 

では、また来週!
本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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