6月, 2017年

【834号】NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法 新しい環境も「自己肯定感」でうまくいく!

2017-06-03

 

3週間振りの配信になりますが、

(10月発売予定の「11作目の新刊」執筆は順調です) 本日は「緊急告知」です。

 

「早川勝・講演会」のお知らせ。

ここ最近は、企業・団体様からの講演依頼が多く、

一般の方もフリーで参加できる講演は久しぶりです。

 

どうかこのチャンスをお見逃しなく。

 

明日5日、月曜日の夜、

お仕事帰りに「銀ブラ」でもいかがでしょうか?

 

平成29年6月5日(月)

時間:18時30分開場 19時00分開演~21時00分

会場:中央会館「銀座ブロッサム」7階マーガレット

中央区銀座2-15-5

東銀座駅5番出口より徒歩8分

新富町駅1番出口より徒歩1分

参加費:2,000円

講師:早川勝

テーマ: 「ビジネスで必要な幸運は自らの意志と実践でつかめる」

~ツイてない僕を成功に導いた強運の神様~

主催:中央区倫理法人会

 

法人会の会員でなくても、飛び入り参加可能です。

(百数十名の方々が参加予定とのこと)

 

講演後は、書籍サイン会

そして、懇親会(参加費別)もあるそうです。

 

元気注入の「熱いトーク」を堪能いただいたあとは、

一緒に飲みましょう!

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

今週号のメインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(693冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【自己肯定感】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

 

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.693

NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法』 

新しい環境も「自己肯定感」でうまくいく!

TVで話題沸騰 いちばん売れている心理セラピー

ガイ・ウィンチ=著 高橋璃子=訳

かんき出版

 

 

待合室に座っているところを想像してください。

 

部屋には知らない人が二人います。

そのうち一人が、何気なくテーブルの上のボールを手にとり、

もう一人に向かって放り投げます。相手はボールをキャッチしたあと、

部屋を見まわしてあなたにボールを投げます。

 

あなたは難なくボールを受けとめ、

最初の人に投げ返します。

 

次に、最初の人がもう一人に向かってまたボールを投げますが、

今度はあなたのところにボールがまわってきません。

 

ボールは最初の人にまた投げ返されます。

いつのまにか、あなた以外の二人のあいだだけで

ボールが行き来しているのです。

 

さて、あなたはどう感じたでしょう。

 

心が傷つき、いやな気分になったのではないでしょうか。

なんとなく自信がなくなる感じがしませんか?

 

くだらないと思うかもしれません。

たかがキャッチボールで、

知らない人がボールをまわしてくれないからといって、

誰がそんなことを気にするでしょう?

 

ところが実は、きわめて多くの人が気にするのです。

 

この状況を再現した心理学の実験があります。

 

二人の他人は実験の協力者で、

実験の対象となる人だけが何も知らされていません

(まったく違う実験に参加するつもりで待合室に来ています)。

何気なくキャッチボールが始まり、最初の1~2回のあとで、

自分にボールがまわってこなくなります。

 

この実験の結果、仲間外れにされた人は

「大きな精神的苦痛」

を感じることが明らかになりました。

 

注目すべきは、この実験のシチュエーションが

現実の拒絶体験よりもかなり軽度であるという点です。

相手はただの他人ですし、

キャッチボールなどたわいもない暇つぶしにすぎません。

 

それなのに、人は大きな苦痛を感じるのです。

 

だとしたら、日々の生活で直面するリアルな拒絶体験は、

人にどれほどのダメージを与えるのでしょう。

 

 

恋人にふられたとき、

私たちは自分で思っている以上に深く傷つきます。

仕事の面接で落とされたり、

友達の集まりに誘われなかったりしたとき、

私たちの心は非常に大きな痛みに襲われているのです。

 

拒絶体験の痛みは、ほかのどんな精神的苦痛よりも

明確な「痛み」として感じられます。

 

「胸が張り裂けそうだ」とか「頬を張られたような」

という比喩が使われるのは偶然ではありません。

 

拒絶体験の痛みを肉体的痛みにたとえると

「麻酔を使わない分娩」や「がんの治療」に匹敵する

という心理学の調査結果もあるほどです。

 

それにくらべると、不安や失望、欲求不満といった

その他のネガティブな感情は(ひどく不快ではありますが)

拒絶ほどに強い痛みを引き起こしません。

 

なぜ拒絶体験の痛みは、

そんなにも強烈なのでしょう?

 

その答えは、どうやら人の進化プロセスにありそうです。

 

 

人は社会的な動物です。

まだ文明のない時代、仲間に拒絶されることは、

そのまま死を意味しました。

 

群れの助けなしには食べ物が手に入らず、

危険から身を守る手段がなく、

孫を残すこともできないからです。

 

仲間外れは、そのまま死刑宣告を意味しました。

 

ですから人の脳にとって、

仲間に受容されるかどうかはまさに死活問題なのです。

 

少しでも仲間から排除されそうな経験をすると、

私たちの脳は危険を感じて激しく警告を発します。

 

それが痛みとなり、激しい苦痛を引き起こすのです。

 

このことは脳のスキャンを見ても明らかです。

 

誰かに拒絶されたとき、私たちの脳内では

肉体的苦痛とまったく同じ部分が活性化します。

 

 

(中略)

 

 

拒絶体験は痛みだけでなく、

怒りと攻撃性を引き起こします。

 

自分を拒絶した人に怒りを覚えるのは当然ですが、

ときには無関係な人たちに怒りが向くこともあります。

 

いわゆる「八つ当たり」です。

 

世の中のドアや壁たちは、このことをよく知っています。

失恋した人の拳を、彼らは幾度となく受けとめてきたからです

(ただしコンクリート壁の場合、壁よりも

殴った人の骨のほうがダメージを受けますが)。

 

壁を殴るなんて乱暴なやつだ、と決めつけないでください

どんなに心やさしい人でも、

拒絶された直後は多かれ少なかれ攻撃的になります

 

ほんのささいな拒絶体験が、普段は温厚な人を

ひどく攻撃的に変えることも珍しくありません。

 

たとえばサイバーボール実験が終わった直後、

参加者たちは無関係な人に悪態をつく機会を与えられました

(相手がキャッチボールの操作に関わっていないことは明確に説明済み)。

 

その結果、キャッチボールの仲間外れにされた参加者は、

そうでない人よりもずっと大きな声で、

長い時間にわたって相手をののしったのです。

 

悪態の代わりに、激辛ソースを無理やり食べさせるというバージョンもあります。

この場合も、拒絶体験をした参加者は、そうでない人よりも

4倍多く激辛ソースを盛ることがわかりました。

ひどくまずい飲み物を飲ませたり、

聞くに堪えない音を聞かせる実験でも同様の結果となりました。

科学者もよく次から次へと罰ゲームを思いつくものです。

 

しかし、冗談ではすまされないこともあります。

拒絶体験の傷を手当てせずに放置すると、

高まった攻撃性はまわりの人間へと向かいます。

 

その攻撃性は、ときには激辛ソースよりも

ずっとたちの悪いものになります。

 

 

(中略)

 

 

自分を注入するエクササイズ

 

1 自分の性格や特徴のなかで、

いいと思うところを5つ選んで紙に書きだしましょう。

とくに、拒絶体験のシチュエーションに関係するもの

(恋人にふられたあとなら、恋愛に関する長所)を選ぶと効果的です。

 

2 その5つの長所を、

自分にとって大事な順に並べ替えましょう。

 

3 上位3つの長所について、

思うところを短い文章に書いてみましょう。

 

・なぜその特徴が大事だと思うか。

 

・その特徴のおかけでどんないいことがあったか。

 

・その特徴は、自分という人間にどんな影響を与えているか。

 

 

(中略)

 

 

あなたは、自分であることに満足していますか?

 

自分を肯定し、価値あるものとして受け入れること。

これを心理学の言葉で自己肯定感(セルフ・エスティーム)といいます。

 

心の健康のためには、自己肯定感が欠かせません。

 

自己肯定感が低く、自分なんかだめだと思ってしまうと、

心の免疫力が大きく下がるからです。

 

自己肯定感が低いとき、

私たちの心はちょっとしたことでも傷つきやすくなります。

なんとなく気分が沈み、悲観的で消極的な態度になりがちです。

憂うつや不安が高まり、過食症や拒食症になる危険もあります。

さらには人間関係の満足度が下がることもわかっています。

 

一方、自己肯定感を高めれば、

心の免疫力が強化されて多少のことではへこたれなくなります。

 

 

自己肯定感を高めることは、自分大好き人間になることではありません。

 

世の中には自分が大好きで自信に満ちあふれた人もいますが、

それはそれで困った面があります。

 

人の批判を聞き入れなかったり、

自分の失敗を認めなかったり。

自分の正しさを主張しすぎて、周囲の人とトラブルになることもあります。

 

その極端なケースがナルシストです。

ナルシストの人は自己愛が異常に強く、

ちょっとでも批判的にことを言われるとひどく傷つき、怒ります。

 

誰かに否定されたと感じたら、全力で相手に報復します。

自分の肥大化した自己を守るためなら、手段を選ばないのです。

 

そういう自己愛の強すぎるケースとくらべれば、

自分に自信がないくらいのほうがましかもしれません。

 

自己愛は強すぎても弱すぎてもあまりよくないようです。

 

理想的なのは、自分をしっかりと肯定しながら、

自己愛におぼれない堅実さを保つことです。

 

そのように安定した自己肯定感を持っている人は、

心がもっとも健康であるといえます。

 

 

(中略)

 

 

どうしても自分が好きになれないと言って

セラピーにやってきたある若者は、

自分の体型をけなすだけでなく、

有名人の体型も全力で批判していました。

 

ブラッド・ビットのことさえ

「手足がひょろひょろでみっともない」と言うのです。

 

私は思わず言い返しました。

「自分の体が気に入らないのはわかりました。

でもあなたは、誰の体も気に入らないんでしょう。

問題は、すべてがネガティブに見えることみたいに思えますね。

どうです、最近憂うつ気分になっていませんか?」

 

気分が憂うつなとき、

私たちはものごとを必要以上にネガティブに捉える傾向があります。

 

自分だけでなく他人も批判したくてしかたがないときは、

うつ傾向になっているかもしれません。

 

 

 

2017年6月3日(土)

【編集後記】

 おかげさまで「自己肯定」しながら、

「11作目の執筆」に集中しております。

かなり書き進みましたが、まだ3分の1程度です。

 

ということで、まだまだ不定期の配信は続きます。

またしばらくの間は「休刊」となりますので、

何卒、ご了承くださいませ。

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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