2月, 2017年

【823号】話ベタなあなたに贈る 朝礼・スピーチ・雑談 そのまま使える話のネタ100 

2017-02-26

「娘さんの手術、大丈夫なんですか?」

と、多くの皆様方から

心温まる励ましのお言葉をいただきました。

ご心配をおかけいたしまして申し訳ございません。

 

おととい金曜日、娘は元気に退院いたしました。

様々なお心遣い、誠にありがとうございます。

 

おかけざまで、なんと、もう翌土曜日には、

大笑いしながら鼻歌交じりに化粧を施し、

友達と外食するのだと、パワー全開で出かけていきました

 

驚きです。

ほんの一週間前まで

ICU(集中治療室)に入っていたとは

とてもとても、思えません。

 

娘はすでに、健康体そのもの。

驚異的な回復力を見せています。

 

これは、「現代医学の奇跡」なのか

二十歳という若さゆえ、なのか。

早川勝のツイてるDNAパワーなのか(笑)。

 

いやはや、でもまあ、

これで、ひと安心…。

 

したものの…。

次なる心配は、娘の病状よりも、

現実的な「懐」の心配に…

 

10日間の入院費と手術代の明細を見てビックリ。

 

「26万円」ものキャッシュを支払うことに…

 

「ええっ~、そんなに~高いの~!」

と、保険会社に勤めている私でありながら、

素人のようなリアクションをとってしまいました(笑)

 

2年前に限度額制度が変更になっていたことは、

知識としては解っていたものの…、

医療費を舐めてました

 

まあでも、こうして娘が元気になったことを思えば、

どうってことのない安い支払いであるとも言えるのですが、

「ああ、こんなことなら、

娘も○○○○○生命の医療保険に入れておけばよかった」

と、これまた保険マンらしからぬ後悔も。

 

どちらにしても、

やはり健康であることが一番ですね!

 

我が家の家族7人、

皆そろって健康であることの奇跡に、 心から感謝・感謝です。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

今週号のメインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(682冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

かんき出版の書籍から、

5週連続での紹介となってしまいましたが、

決して肩入れしているわけではございません(笑)

 

本日のテーマは、

【真似る】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.682

話ベタなあなたに贈る

『朝礼・スピーチ・雑談 そのまま使える話のネタ100』 

やる気が出た!笑えた!感心した!と言われる話、満載。

元社長秘書にしてショートストーリーの名手が教える

西沢泰生著

かんき出版

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03 TTPで行こう!

 

フリーのアナウンサーとして活躍している三橋泰介さんが書いた、

話術に関する本に出ている話です。

 

野球の実況中継を担当していた三橋アナウンサー

先輩の実況にくらべて、自分の実況はどうにもヘタクソで、

「なんとかもっとうまく実況できるようになりたい

と悩んでいたのですね。

 

そんな彼、少しでも先輩アナウンサーの実況に近づくために、

あることを実行したのですが、

何をしたと思います?

 

なんと彼、

その実況のうまさにあこがれていた先輩アナウンサーの野球の実況を、

試合開始から試合終了まで、すべて文字に書き起こすことにしたのです。

 

野球の試合の1回から9回までですから、

ひと試合の実況部分を文字に起こすだけで

1か月以上かかったそうです。

 

それで、文字にしたものをプリントアウトして、

それを、来る日も来る日も声を出して読み上げて真似をしたのです。

 

すると、自分の実況のテンポもリズムもどんどん違うものになってきて、

明らかに聞きやすくなった」のだそうです。

 

「学ぶ」という言葉の語源は「まねる」

なのだと聞いたことがあります。

 

下着メーカーの「トリンプ」では、

TTPという言葉をスローガンにしています。

 

TTPとは、

「徹底・的に・パクる」

という言葉の頭文字です。

 

同社の吉越浩一郎元社長はこう言っています。

 

「ライバル会社のヒット商品をTTPすると

『なぜその商品がヒットしたのか?』が身をもってわかる。

だからゼロから始めるより数倍早く商品瞬発力が身につく。

そこに我が社の独創性をプラスすれば

りっぱなオリジナルの商品になる」

 

よいものをマネることは決して悪いことではなく、

成長や進歩への近道なのですね。

 

皆さんも、どんどんTTPして

時間をショートカットしてくださいね。

 

 

(中略)

 

 

15 黒い目のきれいな女の子?

 

たとえば、「新しい会社の取引先について」

という件名で社内メールが送られてきたとします。

 

これ、もらったほうは、

「新しくできた会社」の「取引先」についてなのか、

「自分たちの会社」の「新しい取引先」についてなのか、

どっちの意味にも取れてしまいます

 

メールの内容を読めばどっちなのかわかる場合はまだよいのですが、

気をつけないと、どっちの意味なのかわからない文を送って

混乱を招くことになりかねません。

 

こうした、意味がいくつにも取れる例文として、

作家の井上ひさしさんは、次のような文を挙げています。

 

黒い目のきれいな女の子

 

これ、どういうことを言っているか、

〇〇さん、わかりますか?

 

この文、これだけだと、

次のようにいろいろな意味に取れてしまいます。

 

・黒い目がきれいな「女の子」

→これだと目だけがきれいな女の子です。

 

・黒い目の、「きれいな女の子」

→これだと、黒い目をした顔がきれいな女の子です。

 

・「黒い目のきれいな女」の「子」

→これだと、子どもは男の子かもしれません。

 

・「黒い」、目のきれいな女の子

→これだと、黒人の女の子の可能性もあります。

 

まだまだ、「きれいな女性の、目の黒い子ども」や

目のきれいな女性の色黒の子ども」など、

さまざまな解釈ができてしまうのです。

 

よく、「表現は簡潔に」と言いますが、

意味を誤解されてしまっては本末転倒です。

 

井上ひさしさんの文例で言えば、

「黒い瞳をした、可愛い少女」とか、

「黒い目をした美しい女性の長女」など、

正確な表現をすれば、間違える確率は減らせますね。

 

 

(中略)

 

 

26 あなたの悩みの10年後

 

誰でもそうだと思いますが、

人生というヤツは「悩み」の連続ですよね。

 

私は何か悩みごとが発生して、

解決策がないとき、

常にこう思うようにしています。

 

大丈夫。何とかなるから

 

問題が発生して、

「ああーっ、いったい明日どうなるんだーっ」

って思っても、実際にその明日になると、

必ず、どうにかはなります。

 

地球の自転が止まらない限り、なんとかなるものなのです。

 

今、どんなに真剣に悩んでいることでも、

10年経てばその悩みは

6文字か、4文字か、2文字のものに変化します。

 

6文字とは、すなわち「わらいばなし」

 

4文字とは、すなわち「おもいで」

 

2文字とは、すなわち「ネタ」

 

「悩み」なんて、10年後には、

 

「笑い話」として笑い飛ばすか、

「思い出」として懐かしむか、

「ネタ」として人に話すかのどれかになります。

 

あるカウンセラーが、こんなことを言っていました

 

イジメにあったりして死にたいという子どもたちには

ヘタに『死んではいけない』と言うよりも、

『1年後にまだ死にたければそのときは死んでもいい』

と伝えるんです」

 

10年後どころか1年です。

 

そんなことを言って大丈夫なのか心配になりますが、

子どもの世界の1年は大人の世界の10年くらいにあたり、

環境が激変するので、

1年後には問題が解決している

ことがほとんどなのだそうです。

 

チャップリンは映画『ライムライト』の中で、

「時は偉大な作家だ。常に完璧な結末を書く」

と言っています。

 

永遠に続くように思える悩みも、

時間が経てば状況か変わって、解決するのですね。

 

 

 

2017年2月26日(日)

 

【編集後記】

西沢先生の最新刊で、またまたまたまた、

早川勝ネタを取りあげてくださいました。

 

先週号でもお伝えした通り、

私早川が登場するのは、 23ページ~と38ページですが、

 

私かやっていた「朝礼」はとても危険が伴いますので、

くれぐれも良い子はマネしないように(笑)

お気を付けくださいませ。

 

 

ではまた来週!

今週も素敵な一週間をお過ごしください。

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

【ホームページ】http://tsuitel.in

最新刊

↓「ツイてない僕を成功に導いた強運の神様」

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【822号】課長から部長、そして役員へ 戦略的に出世する技術 出世に「偶然」はない。

2017-02-19

現在、大学2年生の次女が入院中でございまして、

木曜日の手術直後は一日だけ集中治療室へ

(決して重症というわけではなく…)

 

娘は、駆けつけた私たち家族の姿を見て安心したのか、

大きな瞳から頬をつたう3粒の涙…。

 

全身麻酔の手術は無事に成功しましたが、

酸素マスクや管につながれたその痛々しい姿に

胸が潰されそうになりました。

 

でも、若さゆえか、

翌日には歩き出すという驚異的な回復力をみせてくれ、

ホッと胸を撫で下ろしています。

実は、手術を回避する選択肢もあったのですが、

娘が自ら望んでチャレンジした今回の手術でした。

 

10日間ほどで退院できる予定です。

退院する翌日は長女(姉)の誕生日でもありますので、

家族揃って盛大にお祝いしたいと思います。

 

 

そうそう、お祝いといえばですね、

今やベストセラー作家として大ヒット作を連発している、

西沢泰生さんの最新刊が発売されました。

 

「朝礼・スピーチ・雑談 そのまま使える話のネタ100 」

https://goo.gl/negPUX

 

その本の中に2か所、

皆さんに見逃してほしくないところがありまして。

23ページまたは38ページを開くと、

私早川勝の破天荒な朝礼ネタが紹介されています。

 

(参考書籍「死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる」)

http://tsuitel.in/books/new_book/index.html

 

西沢さんの新刊から厳選した面白いネタは、

次週823号の「お薦め書籍シリーズ」にてシェアいたします。

 

 

 

以上、前置きと来週号の予告はここまでといたしまして、

今週号のメインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(681冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【リーダーシップはパワーではない】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.681

『課長から部長、そして役員へ 戦略的に出世する技術』 

出世に「偶然」はない。

課長止まりの人と役員まで上り詰める人は、何が違うのか――?

数百名のエグゼクティブの「行動パターン」からわかった

出世する人のロジカルな行動法則

加谷珪一著

かんき出版

 

若手だった時には出世候補だったのに、

管理職になってからは、

目立って業績を上げられなくなる人がいます。

 

このような人は、役職が上がったことによる、

ニーズの変化を自覚できていない可能性があります。

 

ある企業で管理職に昇進したSさんは、

管理職として思ったような成果を上げられませんでした。

 

彼が部下のマネジメントに失敗したのは、

部下が自分と同じ考えを持っていると

勘違いしてしまったことにあります。

 

ある部下に、取引先との交渉を任せた時のことです。

Sさんは部下に具体的な交渉のやり方を説明し、

相手の出方に合わせていくつかの回答を用意してあげました。

そして、相手がどれにも当てはまらないことをいってきたら

「私にはわかりません」といって

持ち帰ってくるよう指示したのです。

 

Sさんは、自分としては、最高にいい上司だと思っていました。

 

仕事の方向性を伝え、選択肢を用意し、

どうしてもダメだったら持ち帰ってくればよいといったのです。

 

部下は、交渉の進め方に悩む必要はないですし、

最終的な責任はSさんが負ってくれます。

 

部下に対して、

全力で取り組める環境を提供したと思っていたわけです。

 

ところが部下は、選択肢にない話を先方から振られ、

指示通りに持ち帰ることはせず、

悪い条件で、その話を受け入れてしまいました。

 

Sさんは、なぜそうしたのか何度も問い詰めたのですが、

明確に答えは得られませんでした。

 

あとからわかったのですが、

部下は、厳しい環境で交渉すること自体が嫌だったようです。

持ち帰ってしまうと、また次回も交渉が続くことになります。

彼は、その場で交渉が終わることを優先したわけです。

 

Sさんは仕事ができる人でした。

彼は自身が管理職になるまで、

多くの人が自分と同じ価値観を持っていると信じていました。

 

Sさんは仕事ができるがゆえに、

管理職という新しい労働市場における

「管理職としてのニーズ」に気付かなかったのです。

 

管理職とは極論すると、

「自分と比較してはるかに劣っている人に、

うまく仕事をさせるための仕事」

と言い換えることができます。

 

しかし、この事実に気付いていない人は意外に多いのです。

 

 

(中略)

 

 

リーダーシップとは、組織の中で影響力を行使して、

チームを1つの方向性に持っていく能力のことを指しています。

 

以前はリーダーシップと呼ばれるものは、

生まれつき持っている天性の資質と考えられていました。

確かに、カリスマ経営者や

ベンチャービジネスの創業者が持っている特殊な能力は、

生まれつきのものかもしれません。

 

しかし、それなりの規模の組織では、

特別な資質がないとリーダーシップは、

発揮できないという考え方もあります。

一方で、リーダーにふさわしい行動様式というものがあり、

一定以上の能力があれば、それを体系的に学ぶことで、

リーダーシップを発揮できるという見方もあります。

 

どちらが正しいのかについて

明確な答えがあるわけではありませんが、

これは一般的なビジネスマン社会においても、

知らず知らずのうちに議論していることが多いテーマなのです。

 

仕事ができる、できないとは関係なく、

リーダーにふさわしい人とそうでない人がいて、

両者の違いは最初から決まっているという考え方は、

実は広く普及しています。

 

会社の中でも

「彼は営業マンとしては優秀だが、管理職には向いていない」

「彼は内向きな性格だからリーダーにはなれないよ」

といった会話が飛び交っていると思います。

こうした話題の多くは、

リーダーの資質がもとから備わっているということを

暗黙のうちに了解しています。

 

一方で、当初はリーダーとして頼りなく見えた人が、

実際にそのポストに就いて、仕事を重ねるうちに、

リーダーとしての振る舞いができるようになってくる事例もたくさんあります。

 

リーダーとしての資質が生まれつきのものなのか、

あとから身に付けることができるものなのかは、

実はよくわかっていないのです。

 

経営学の世界では、

以前はリーダーの「資質」に関する議論が盛んでしたが、

徐々に行動様式のほうに関心が移ってくるようになりました。

 

資質だけに着目してしまうと、

リーダーを育成することができなくなってしまうからです。

 

また、多くの企業においてリーダーシップの研究が進んだことから、

現在では、ある程度の能力があれば、

リーダーにふさわしい行動特性を学ぶことによって、

誰でもリーダーになれる可能性がある

との考え方が一般的になっています。

 

リーダーシップの基本的な機能としては、

以下のようなものがあります。

 

1 組織のミッションや価値観を定義する

2 仕事のやり方を指示する

3 メンバーのモチベーションを維持する

4 メンバーの仕事を適切に評価する

 

 

こうした機能を総合的に作用させることが

組織におけるリーダーの役割ということになります。

 

2から4については、

多くの人がイメージしやすい仕事だと思います。

部下をうまく動機付けて成果に結び付け、

それを適切に評価するのは上司の基本的な仕事です。

 

また仕事のやり方を指示するというのも、

リーダーにとっての大事な仕事です。

「やってみせ、いって聞かせて、させてみて、

褒めてやらねば、人は動かじ」

という言葉は、元海軍大将山本五十六の名言ですが、

これはまさにリーダーの仕事を端的にまとめたものといってもよいでしょう。

 

リーダーシップで勘違いしてはいけないのは、

リーダーシップとは1で示しているように、

ミッションを示すことであり、

単にパワーを行使するだけではないという点です。

 

確かに、リーダーシップを発揮するためには、

人事権などを使って相手に圧力をかけるなど、

パワーの行使を伴う面もあります。

 

しかし、金銭や人事権だけを使った組織のマネジメントは

長続きしないというのが一般的な理解となりつつあります。

 

ネット企業最大手のグーグルは、

従来とは異なるリーダーシップ像というものを

提示して話題になりました。

 

同社ではわかりやすく、

ボスとリーダーの違いを説明しています。

 

ボスは人に指示をしたり、命令したりして

業務を進める人のことを指しています。

一般的な上司のイメージはこのボスのイメージということになるでしょう。

しかし、リーダーは必ずしもボスであるとは限りません。

 

ここでいうリーダーとは、

チームが何らかの問題に直面した時に、

適切なタイミングで自分が口火を切り、

その問題解決をリードできる人のことを指しています。

 

つまり、役職とは直接関係しないということです。

 

こうした能力を身に付けた人が、

最終的には高いリーダーシップを発揮できる

と同社では考えているようです。

 

 

2017年2月19日(日)

 

【編集後記】

やはりリーダーシップとは、

饒舌で押しの強いボスパワーのことをいうのではなく、

内に秘めたインティグリティ(高潔さ)のことをいうのだと、

再認識した次第です。

 

 

ではまた来週!

今週も素敵な一週間をお過ごしください。

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

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【821号】1時​間の仕事を15分で終わらせる 最速で稼ぐ外資系コンサルの時短術

2017-02-12

イチロー選手の所属する「マイアミ・マーリンズ」が、
16億ドル(約1800億円)で球団を売却
するらしいですね。

新オーナーは、ニューヨークを拠点とする不動産業者なんだとか。

今話題のトランプ大統領の娘婿の父が、
買収グループに関与しているという噂もあるようです。

チームの身売りが、今シーズンのイチロー選手にどのような影響を及ぼすのか

大いに注目したいところです。

 

マーリンズは、1993年にロッキーズとともに

「フロリダ・マーリンズ」として誕生した新しいメジャー球団

 

球団創設5年目の1997年には、

ワイルドカードから敗者復活で勝ち上がり、

ワールドシリーズを制覇しています。

当時の史上最速「初優勝記録」となりました。

 

しかしそのオフ、球団首脳陣は高額年俸の主力選手を次々と放出し、

1998年に別チームへと変貌したマーリンズは、

なんと、急転直下で「最下位」に沈みます

 

2002年、現オーナーのローリア氏が、

1億5850万ドル(当時レートで約200億円)で

マーリンズを買収しました。

 

すると翌2003年には、

またもやワイルドカードから

ワールドシリーズ制覇まで上り詰めたのです。

 

ところがその後は、まったくプレーオフに勝ち上がることはなく、

またもや低迷期に入ります(2009年の2位が最高)。

 

2012年にはチーム名を「マイアミ・マーリンズ」に改称し、

本拠地も開閉式の屋根が付き新球場へと移転しました。

ユニホームも一新して

積極補強を敢行したものの、チームは全く軌道に乗らず、

2013年は100敗で3年連続地区最下位

 

2014年は地区4位、2015年は借金20の地区3位、

2016年も大きく負け越す3位と、低迷が続いています。

 

新チーム誕生以来これまで1度も地区優勝のないまま、
2回のワールドシリーズ制覇を成し遂げた
という、

とても珍しいチームなんですね。

 

まあ、そんな成績はともかくとして、

200億円で買った球団が1800億円で売れるのですから

ビジネスとしては大成功だったといえるのではないでしょうか。

 

買収劇といえば、

日本プロ野球史においても

過去にいろいろありましたね。

 

オールドファンである私の記憶に新しいのは・・・、

 

国鉄→サンケイ→ヤクルト

大洋→横浜(TBS)→DeNA

毎日→大映毎日→東京(大映)→ロッテ

東映→日拓ホーム→日本ハム

西鉄→太平洋クラブ→クラウンライター→西武

南海→ダイエー→ソフトバンク

阪急→オリックス

近鉄→オリックス合併(分配ドラフト)→楽天

 

……などの買収劇によってチームが再建され、
様々なドラマが生まれてきました。

 

やはり、オーナーが変わると、
チームも大きく変貌していきます。

 

ちなみに、
私早川勝が所属していた外資系生命保険会社も、

アメリカ→日本→スイス→フランスと、

3回もオーナー(株主)が変わりました。

 

そのたびに劇的な変化が起こり、

チームは大躍進を遂げたのです。


私の場合、そのたびに、
「ツイてる!」という経験をしてきましたが…。

(↓詳しくは拙著をご覧ください)

http://tsuitel.in/books

 

さてさて、

新オーナーの下、

マーリンズの選手たちがどんな活躍をしてくれるのか。

今シーズンもメジャーの戦績から目が離せませんね。

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(680冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【ボトルネックの解消】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.680

『1時間の仕事を15分で終わらせる』 

最速で稼ぐ 外資系コンサルの時短術

仕事でパンクしていた私が、
4倍速でストレスなく収入を2倍に増やせた理由とは

手時に帰れる 評価が上がる 年収も上がる

清水久三子著 

かんき出版 

 

自分一人で素早く、クオリティの高い仕事ができたとしても、

それを周囲の人々が受け入れて、

動いてもらわなければ仕事は完了しません。

 

この段階で求められる力が「突破力」です。

 

突破力とは、これまでやってきた仕事を「成果」に変えられる力と、

周囲を巻き込んで進めていく力です。

 

初めに、私が突破力を重視するようになった経緯を、

仕事の難しさを痛感したほろ苦い挫折も含めてお話ししましょう。

 

私が新卒で入社したのは大手アパレル企業で、

配属はシステム企画部でした。

当時は、「オープン化」といって、

システム開発に使われるマシンが、

メインフレームと呼ばれる大型コンピュータから

UnixWindowsなどといった小型コンピュータへと移り始めた時代。

 

私は新技術を活用したプロセス改善プロジェクトのリーダーを任され、

仕事にやりがいを持って取り組んでいました。

部門のなかでも新しい技術をいち早く勉強でき、

能力を高く評価してもらっていたことで、

正直なところ少し天狗になっていたかもしれません。

 

そんなときに、現場のベテラン社員の方たちから

大きな抵抗を受けたのです。

 

私が新しいプロセスを説明すると、

「どうして変えなくちゃいけないわけ? 

俺たちは10年前からこのやり方でやってきて慣れてるし、

ノウハウだって貯まってるんだよ。

そんなやり方で上手くいくわけないだろ!」

と猛反対されました

 

そう言われても大人しく引き下がるわけにもいかず、

10年間同じってことは、古いやり方ってことですよね」

と追い打ちをかけてしまったので、

さらに険悪なムードに…。

 

その後、何とか新プロセスは導入されましたが、

長く苦しい思い出が残りました。

 

こんな苦い経験から私が到った結論は、

「仕事は自分一人で何かをつくって終わるわけではない。

もっと速く、もっと上手く人と仕事を進められるようになりたい」

ということでした。

 

そして調べてみると、どうやらコンサルタントという職業は、

その道のプロフェッショナルであるらしいということに気づき、

コンサルティングファームへと転職したのです。

 

新天地で私が学んだのは、

ステークホルダーマネジメント(利害関係者管理)でした。

 

これは、利害が絡む関係者を「見える化」して、

コミュニケーションを計画的に行い、

仕事を進めるうえでの「摩擦」や「衝突」を

最小限に抑える手法です。

 

これを知ったときに思い浮かべたのが

『草枕』(夏目漱石著)の有名な冒頭の言葉です。

 

智に働けば角が立つ。

情に掉させば流される。

意地を通せば窮屈だ。

兎角この世は住みにくい。

 

「理屈だけで動いていると人と衝突する。

逆に人のことばかり考えていると相手に折れてばかりで流されてしまう。

かといって自分の意地をゴリ押ししようとすれば、

肩身が狭くなっていく」

という意味ですが、

この言葉は、まさに以前の私が経験したことを言い当てています。

 

コンサルタントとしての経験を積み、自信もついてきたあるとき、

クライアントから

「あなたの言っていることはもっともで論理的だけど、

私たちにとって何が重要なのかが伝わってこない」

と言われました。

 

同じようなことを社内でも同時期に言われました。

成果報告会での発表資料を役員に見せたところ、

「せっかくプロジェクトが成功したのに、

この表現では何がすごいのかちっとも伝わらないよ。

アウトプットの説明ではなく、

『アウトカム』を報告しなさい」

と言われたのです。

 

アウトプットとアウトカム。

 

この二つの言葉の違いを明確に言うと、

 

アウトプット = 仕事を通じて実際につくり出したもの

アウトカム  = つくり出したものによって発生した効果やよい状態

 

という意味になります。

 

人は、自分がやったことに対して

人一倍強い思い入れを持ちますから、

「やり遂げたこと=すごいこと=成果」

となってしまいがちです。

 

残念ながら、相手は成果をそのまま報告されても、

何がいいのか実感が湧きません。

 

ですから、相手にとっていいことがあるのかを

意識して伝えるのです。

 

その後、私はこの二つを分けて考え、

とくに効果の伝え方を大きく変えました。

 

すると、相手がアウトプットを受け入れるスピードが

断然速くなったのです。

 

アウトプット段階でのボトルネックは、

自分の仕事は完了しているにもかかわらず、

相手に受け入れてもらえないこと。

 

関係者との不要な衝突をなくし、

相手に受け入れてもらえる力、

すなわち突破力を身につけることで、

ボトルネックは解消できるのです。

 

 

2017年2月12日(日)

 

【編集後記】

 ときに組織では、

「正論」が通用しないことがあります。

思い起こせば私早川も反省ばかり。

 

過去に何度も衝突や摩擦を繰り返してきました。

 

これからはしっかりと「アウトカム」を発揮して、

ボトルネックを解消したいものですね。

 

さて、あなたの生産性にブレーキをかけるボトルネックは

いったい何でしょうか。

 

ではまた来週!

今週も素敵な一週間をお過ごしください。

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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 早川勝

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『ツイてない僕を成功に導いた強運の神様

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【820号】より少ない生き方 ものを手放して豊かになる THE MORE OF LESS

2017-02-05

 

かつて私とビジネスで苦楽を共にした盟友であり、

今や悠々自適な独身生活を謳歌している1人のマダムが、

虎ノ門のオフィスを訪ねてきてくれました。

 

その夜は、久しぶりの再会ということもあったので、

近所の虎ノ門ヒルズで食事をしました。

東京タワーの夜景を横目に、

香港スイーツを味わいながら昔話に興じることとなったのですが…

 

実は、その席において彼女は、

ごく親しい人にしか話していないという「秘密」を

そっと私に打ち明けてくれたのです。

 

それは半年前のこと。

「乳がん」の手術をして患部を切除したのだと…。

 

直前の人間ドックでは発見できなかったものの、

自分でしこりに気づいて精密検査を受けたことが

早期発見につながったのだと教えてくれました。

 

すぐ命に関わるような深刻な状況でなかったとはいえ、

「死」を意識したことは想像に難くありません。

 

それほど生への執着などないと思っていた彼女は、

意外にも「生きたい」という思いを強くした自分に

改めて驚いたと言います。

 

手術を決意したときの心境たるや、

女性としての様々な葛藤があったことでしょう。

 

告知があった季節は、夏真っ盛り。

数か月前から予約していた海外旅行を控えていた時期でした。

手術前というタイミングではありましたが、

まだ体は元気だし、せっかくの夏休みなので、

彼女はバカンスを楽しむことにしました。

 

海外旅行での一番のお楽しみ…、

それは毎年恒例の「ショッピング」。

 

しかし、いつもならばワクワク気分が高揚するお買い物を

まったく楽しむことができませんでした。

 

単に、がんのことが彼女を憂鬱にしていただけではありません。

 

明らかに人生の価値観が変化したのだと言うのです。

 

モノを所有することは

大した意味を持たないということに

気づかされたらしいのです。

 

人生と正面から真剣に向き合うと、

本当に大切なものが見えてくるのでしょうか。

 

 

彼女の話を聞いていて

私もつくづく考えさせられました。

 

たしかに、モノを手に入れるよりも

人生、もっと大切なことがあります。

 

モノへの執着を手放せば手放すほど、

「幸せ度」は増してくる気がします。

 

私の周囲にいる元外資系生保の仲間たちは、

ベンツを乗り回し、ロレックスを腕にはめ、

高級ブランドに身を包んで、

贅沢な暮らしをしている人たちも少なくありませんが、

(そのような優雅な生活を否定するつもりは毛頭ありません)

決して幸せとは限りません。

 

浪費することと、幸せになることは、

まったく別ものです。

 

 

ちなみに私自身は、

昔から「物欲がないよね」とよく言われてきました。

(それが良いか悪いかは別にして…)

 

たとえば、車は、庶民的な国産車にもう13 年も乗り続けています。

(走行距離はわずか6万キロですが…)

 

腕時計は、着けない主義です。

スマホや腹時計でことが足りてしまいます。

 

ゴルフクラブは、かれこれ10年以上も握っていません。

 

私服なども、ほとんど買いません。

というか、そもそも休日に外出しないもので、

スーツと部屋着(パジャマ)以外の私服は必要ないのです。

 

夜のネオン街を豪遊した時代は

遥か遠い昔のことのようです。

 

書斎に籠る、ここ数年来のライフスタイルに変わってからというもの、

幸福度が著しく向上したことは間違いありません。

 

 

そんなことを考えながら、

虎ノ門ヒルズを後にしました。

 

そうして自宅へ帰ると、

「恵方巻」が待っていました。

 

〆で五目チャーハンとマンゴープリンを食べたことを

若干後悔しつつ、

北北西に向かって恵方巻を頬張りました。

 

世界平和と無病息災を祈りながら…。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(679冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【手放す】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.679

『より少ない生き方』 

ものを手放して豊かになる THE MORE OF LESS 

「新ミニマリズム」旋風を巻き起こした全米ベストセラー、日本上陸!

誰でも簡単に始められて一生続く!

100万人を幸せにした時間とお金から自由になる方法

ジョシュア・ベッカー=著 桜田直美=訳

かんき出版 

 

 

イエスがまだ教えを始めたばかりのころ、

若い役人がやってきてある究極の質問をした。

「良き師よ」と、彼はイエスに尋ねた。

 

「永遠の命を授かるには何をすればいいのですか?」

 

イエスの答えは、そこにいるすべての人を驚かせた。

 

「持っているものをすべて売り、

そのお金をすべて貧しい人に与えなさい。

そうすれば天に宝を積むことになるでしょう。

そのうえで、私についてきなさい」

 

この場面を記録した人は、こんな言葉を残している。

 

「この役人は、まさかこんな答えが返ってくるとは思ってもいなかった。

彼はとてもお金持ちだったので、心から悲しくなった。

多くのものを持ち、ものに執着していたので、

手放すつもりなどまったくなかったのだ」

 

前の章でも述べたように、私のミニマリズム哲学は、

イエスの教えから大きな影響を受けている。

とはいえ、ミニマリズムに興味を持つようになったおかげで、

前から知っていたイエスの教えを、

新しい角度から眺められるようになったのも事実だ。

 

このイエスと役人の物語は、その典型的な例だろう。

昔の私は、イエスと役人の物語を読むたびにこう考えた。

 

「自分の持ち物とお金をすべてあげてしまったら、

惨めな人生になるに決まっている。

イエスは本当にそういう意味で言ったのだろうか?」

 

持っているものの数で幸せを測るような世界で暮らしていると、

イエスの言葉はまるでピンとこない。

 

機嫌のいい日だったら、こんなふうに考えて

自分を納得させていたものだ。

 

「たぶん現世で物質欲を手放せば、

天国へ行ったときに報われるのだろう。

きっとイエスは、そういう取引のことを言っていたのだ」

 

ところがこの理屈では、他のイエスの言葉とかみ合わなくなる。

 

たとえばイエスは、別のところで、

「私が来たのは、あなたが本物の人生を手に入れるためだ。

それは、あなたが夢に見たよりも豊かですばらしい人生だ」

ということも言っている。

 

イエスの教えはいつだってそうだった。

天国に行ってからだけでなく、

この地球上での日常生活を最大限に生きる方法を説いている。

 

ミニマリスト生活を実際に始めて、

これまで紹介したような利点をすべて経験すると、

イエスがお金持ちの若い役人にかけた言葉が、

新しい意味を持つようになった。

 

イエスが本当に言いたかったのは、

「持ち物をすべて売り、そのお金を貧しい人に与えれば、

自分も不要な重荷から解放されるだろう」

ということだったのだ。

 

ものに執着していると、

本当に豊かな人生からはむしろ遠ざかる。

 

ものを減らしなさい。

物質欲の重荷から解放されれば、

目指しているものには何でもなれるだろう。

 

これが、イエスの答えの本当の意味だ。

 

イエスの答えは、若い役人の信仰心を試しているのではない。

信仰が真実であることを証明するために、

究極の犠牲を払うことを求めているのでもない。

 

むしろ、より豊かな人生への招待状だったのだ。

 

あの若い役人は、自分の所有物のせいで、

真の意味では生きていなかったのだ。

 

このイエスの教えは、

どんな宗教を信じる人も共感できるだろう。

 

 

(中略)

 

 

世間は成功者を賞賛する。

もちろんそうあるべきだ。

自分の才能を磨き、努力を重ね、困難を乗り越えた人は、

世間から認められて当然だろう。

 

しかし残念ながら、私たちの社会は、

過剰なライフスタイルをもてはやす傾向もある。

 

もちろん派手な消費を崇拝することは以前からあったが、

ここまで極端になったのは現代になってからだろう。

 

雑誌を開けば、裕福な有名人の日常が

ことこまかに紹介されている。

長者番付も毎年発表される。

テレビのリアリティ番組も、

派手な浪費をくり返すライフスタイルを賞賛する。

インターネットも、贅沢な生活をしている人たちの物語で

あふれている状態だ。

 

私たち自身も同じことをしている。

 

近所に大きな家ができれば、

その大きさを賞賛する。

運転中に近くを高級車が通れば、

必ず気づいて何らかのコメントをする。

高級ブランドの服やバッグを持っている人をうらやましく思う。

お金持ちと結婚したいと冗談交じりに言ったりする。

お金を湯水のように使う生活を夢想する。

 

私たちは、すべてを持っているように見える人たちの生活にあこがれる。

そうやって、過剰なライフスタイルを賞賛しているのだ。

 

しかし、それは大きな間違いだ。

 

成功と、過剰なライフスタイルは、同じものではない。

 

金持ちになれるかどうかは、運によるところも大きい。

自分の努力と献身で富を手に入れる人もたしかにいるが、

それがすべてではない。

親から財産を相続する人もいるだろうし、

不正な手段で富を築く人もいるだろうし、

ただ単に運がよかっただけの人もいるだろう。

 

努力以外の手段でお金持ちになった人は、

実際のところ、世間から賞賛されるようなことは何もしていない。

 

どうやって裕福になったかは関係なく、

派手な浪費はそもそも賢いお金の使い方とはいえないだろう。

お金があるからといって、何に使ってもいいというわけではない。

 

それなのになぜ私たちは、

自分のためだけに浪費するお金持ちを

もてはやしてしまうのだろう?

 

それは、世の中の価値基準がおかしくなっているからだ。

 

実際のところ、派手な暮らしをしている人たちは、

必ずしも充実した人生を送っているわけではない。

 

むしろ質素で控えめな暮らしをしている人のほうが、

幸せで充実した人生を送っている。

 

私たちがお手本にすべきなのは、

この質素で幸せな人たちのほうだ。

 

しかしこういう考え方は、

まだまだ世の中の価値観と相容れないのが現状だ。

 

あなた自身も、過剰なライフスタイルを、

何か別のものと勘違いしていないだろうか?

その勘違いから、自分が消費文化に

どこまでとらわれているかがわかるだろうか?

 

成功を賞賛するのは正しい。

しかし、過剰なライフスタイルを賞賛するのは間違っている。

 

この2つの違いを知れば、

人生を変えることができるだろう。

 

正しい価値観を身につければ、

もう「もっと買え」という消費文化の戦略にだまされなくなる。

 

 

(中略)

 

 

聖書によると、イスラエルのソロモン王は、

同時代のどの王よりも莫大な富を築いたという。

 

支配下にある国王からの貢ぎ物で、

ソロモン王は年に666タレント(およそ25トン)

の金塊を手に入れていた。

 

金の価格が1オンス(約28グラム)あたり1000ドルとするなら、

毎年8億ドルの収入があったということだ。

 

しかも貢ぎ物の金塊以外にも、

税金と交易の収入まであった。

 

ソロモン王は派手に稼ぎ、

そして派手に使っていた。

 

ある意味で、ソロモン王も実験をしていたといえるだろう。

どこまで減らせるかという実験ではなく、

どこまで増やせるかという実験だ。

 

旧約聖書の「伝道の書」によると、

ソロモン王は自分に向かって

「さあ、来なさい。何がよきものであるか知るために、

快楽を使ってお前を試そう」

と言ったという。

 

ソロモン王は、この「マキシマリストの実験」の結果を

次のようにまとめている。

 

私は大きなプロジェクトを実施した。

自分のために何軒もの家を建て、ブドウ畑を開いた。

庭を造り、公園を造り、そこにあるあらゆる種類の果樹を植えた。

水路を開き、豊かに茂る木々を潤した。

男女の奴隷を買い、我が家で生まれた奴隷も所有している。

これまでエルサレムで暮らした誰よりも、

たくさんの家畜も所有している。

金銀を集め、配下の国王や領土から捧げられた宝も集めた。

男女の歌手を手に入れ、自分のためのハーレムもつくった。

男にとっての喜びだ。

私はエルサレムの歴史でもっとも偉大な男になったのだ。

 

ソロモン王は、この実験を極限まで推し進めた。

 

「目が欲しがるものは、すべて自分に与えた」

と彼は言っている。

 

この実験の結果はどうなったのか。

 

ソロモン王は人生の終わりに、

日記に心情を吐露している。

王の失望が痛いほど伝わってくる言葉だ。

 

私の手が為したすべてのこと、

達成するために努力したすべてのことをふり返ると、

すべてが無意味で、

風を追いかけるようなものだった。

 

ソロモンはこの実験で、「虚しさ」を発見したのだ。

 

私がおもしろいと思うのは、

ソロモンがやったような実験は、

実は現代人のほとんどにとって日常だということだ

(もちろんスケールはかなり小さいけれど)。

 

私たちもまた、自分のために最大限にお金を使っている。

 

そしてイスラエルでもっとも豊かな王様と同じように、

行き着く先は幻滅と虚しさだ。

 

ソロモン王の教訓を学ぶべきだろう。

 

今とは反対の方向に進み、

もっと少ないもので暮らす実験をする。

 

生きるために本当に必要なものがわかったら、

それ以上はもう持たない。

 

ものを減らしてできた空間は、

ソロモン王でも見つけることのできなかった喜びや

満足感で満たされるはずだ。

 

 

私はよく、「必要なもの」と「欲しいもの」は

どうやって区別するのかという質問を受ける。

 

私の答えはいつも同じだ。

 

「それを持たずにしばらく暮らしてみればわかる」

 

 

 

2017年2月5日(日)

 

【編集後記】

  

たしかに、いっときは衝動的に

「ぜったい欲しい!」と思ったものでも、

 

しばらく時が経つと、まったく興味がなくなる、

ということって、よくありますよね。

 

ふんふん、なるほど。

 

「物質主義を手放して、より豊かに生きる」


そんな生活を目指していきたいものですね。

 

ではまた来週!

今週も素敵な一週間をお過ごしください。

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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 早川勝

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『ツイてない僕を成功に導いた強運の神様

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