10月, 2016年

【810号】雑談力 ストーリーで人を楽しませる 面白さの7割以上は内容ではなく話し方!

2016-10-30

 

 

私の予想通り、

日本ハムファイターズが広島カープを倒し、

見事、日本シリーズを制しましたね。

ファンの皆さま、日本一おめでとうございます。

 

どちらのチームにも実力の差はなかったと思います。

いや、むしろ打撃力も投手力もカープのほうが上でした。

 

マツダスタジアムで広島カープが2連勝したときには、

多くの人たちが「カープ優勝」を確信したのではないでしょうか。

 

しかし、札幌ドームに戦いの場を移した第3戦、
大谷翔平選手のサラナラヒットで勝ち勢いづくと、

一気にシリーズの「流れ」が変わりました
第4戦5戦6戦は逆転に次ぐ逆転勝ちで、

あれよあれよという間の4連勝。

ファイターズが日本一に輝きました。

 

一瞬で「運」の流れを変えた象徴的なプレー、
それはまさに、あの大谷翔平のサラナラヒットでした。

良くも悪くも今年のファイターズは二刀流「大谷のチーム」。

 

第1戦、カープは持ち前の機動力と一発攻勢で

「投手・大谷」を潰したまではよかったのですが…。

 

第3戦から打撃に専念した「DH大谷」に打たれ

チーム全体を乗せてしまったのはいただけませんでした。

延長10回裏ツーアウト2塁でバッター大谷。

 

大谷に打たれて相手チームを乗せてはいけないこと考えれば、
本来、カープベンチは敬遠策を指示するべきでしたが、

真っ向勝負に出た結果、

サラナラヒットを打たれてしまったのです。

 

おそらく、前の打席でピンチに大谷を敬遠して

中田に逆転タイムリーを打たれていたからでしょう。

ベンチの作戦が裏目・裏目に出てしまいました。

 

まあ、それは結果論としても、

いただけないのがカープ外野陣の守備体形です。

 

1点でも取られたらサヨナラ負け、

という後がない大ピンチにもかかわらず、

「前進守備」の作戦を取りませんでした

 

大谷の強力な打棒を恐れ、

「外野の上を越されるのが嫌だった」のでしょう。

 

しかし、結果、

大谷の打球は一・二塁間をゴロで抜けるライト前ヒット。

 

ライトの鈴木誠也が前進守備をとっていたら

本塁はクロスプレーになっていました。

 

もし、あれがアウトだったら…。

「広島カープ日本一」が実現していたかもしれません。

 

カープ・緒方監督の采配ミスだったのか、

それとも、セオリーを無視させた大谷が凄いのか。

どちらにしても、このワンプレーが

シリーズの明暗を分けたと言えるではないでしょうか。

 

逆に、栗山監督の采配の妙が随所で光りました

先発投手の調子が悪いと見るや、

早め早めの継投策や選手起用が的中。

中継ぎのリリーフ投手(バース)が

「3勝」もする日本シリーズなんて、

聞いたことがありません。

 

まさに、全員野球。

紙一重の攻防戦でした。

 

指揮官と選手との信頼関係の元に

結束したチームワークの勝利だった、
と言えるのではないでしょうか。

 

ちなみに、

栗山監督の座右の銘は、

「隗(かい)より始めよ」

という中国戦国時代の故事らしい。

 

「大事業をするには、まず身近なことから始めよ」

「物事は言い出した者から始めよ」

「事を始めるには、まず自分自身が着手せよ」

という意味。

 

何ごとも、リーダーである自分自身から
ということなのでしょう。

 

私たちも、見習いたいものですね。

 

 

人生も野球同様、

一つの言動、一つの選択で、

大きく「流れ(運命)」が変わっていくことがあります。

 

うん、たしかに…。

そういうことの連続ですね。

 

あっ、そうそう、
栗山監督と比較するのは大変おこがましいのですが…、
人生の流れを引き寄せる具体的な方法論については、
拙著「死ぬ気で行動する人にだけ運は必ず味方する」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761271299/kankidirect-22/

第4章「流れ」84~103ページに詳しく書いてあります。

 

ぜひ、読み返してくださいませ。

 

いつもオチは「宣伝」ばかりで恐縮です(笑)

 

 

 

と、前置きはこれくらいにしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

今週も、お薦め書籍(668冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【面白い話をする方法】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

 

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.668

『雑談力』 

ストーリーで人を楽しませる 

面白さの7割以上は内容ではなく話し方!

ベストセラー作家がストーリー仕立ての技術

必ずウケるネタ56を公開

百田尚樹著

PHP新書

 

ツイッターで見つけたもう一つ面白いネタを書きましょう。

これも私のお気に入りのものです。

 

ある人が公衆トイレの個室に入って腰を下ろした途端、

隣の個室から「元気か」と声がかかります。

 

彼は戸惑いながらも、「はい」と答えます。

すると、「それは何よりだ」と言われたので、

彼も「どうも」と返します。

 

隣の人がさらに「今、何してる?」と訊いたので、

彼は「トイレだけど」と答えます。

 

すると急に隣は静かになります。

そして小さな声が聞こえてきました。

 

「隣のトイレに、おかしな奴がいるから、

また後で電話するわ」

 

ツイッターだけでなく、愉快な話は

その気になればどこでも見つかります。

 

もちろん知的な話、興味深い話、洞察に富んだ話などは、

本や新聞にはふんだんにあります。

自分のアンテナにひっかかったならば、

ぜひ、その話を頭の中にインプットしておいてください。

 

余談ですが、私は小説家志望の若い人から、

「どうやったら小説が書けますか?」

と訊かれることがたまにあります。

 

これは簡単には答えられるものではありませんが、

私はまず「インプット量を増やせ」と言います。

 

人は何もないところから物を生み出すことはできません。

ですからアウトプットしようと思えば、

インプットがなければ無理です。

 

それも一〇インプットして

一〇アウトプットしようというのは虫が良すぎます。

 

一〇〇インプットして

三くらいアウトプットできれば上出来でしょう。

(中略)

 

面白い話のテクニックはいくつかあります。

でも、一番大切なことは、テクニックではありません。

 

それは「人を楽しませること」という気持ちです。

 

この気持ちがなければ、面白い話なんかできません。

いや、それ以前に、

面白い話をすることの動機そのものが生まれないでしょう。

ですから、その気持ちを持つことが基本になります。

 

話し好きの人の中には、

自分の話しかしない人もいます。

 

そういう人は、「人を楽しませたい」

という気持ちはほとんどありません。

ただ、自分の話を人に聞いてもらいたいだけです。

 

当然、そういう話は聞いていて全然面白くありません。

 

出してくる話題も、

人が興味を持つ話題かどうかなんて考えません。

ただ、自分のしたい話をするだけです。

 

話の途中で相手がだれていようが

退屈していようがおかないなしに喋ります。

それで話がますます面白くなくなります。

 

逆に自分の話しかしていないのに、

すごく面白く感じさせる人もいます。

 

そういう人は自分のことをネタにして

「人を楽しませたい」と思っている人です。

 

「こんな話をすれば、喜んでくれるだろう」

「こんな話をすれば、興味を持ってくれるだろう」

「こんな話をすれば、笑ってくれるだろう」

こういう気持ちが、面白い話をする時の基本です。

 

皆さんも、思い当たることがうるでしょう。

会社や外で、すごく面白い出来事があったりすると、

家に帰って嫁さん(旦那さん)に教えてあげたい、

と思うことが。

 

自分はそんな気持ちになったことがないという人は、

申し訳ないですが、この本を取られた意味もないと思います。

 

でも「人を楽しませたい」という気持ちがあれば、

まず話題の選択から違います。

そして無駄な部分をなくして簡潔にしようと努力します。

また話の途中で相手の反応を常にうかがい、

臨機応変に対応します。

それだけで話の面白さがまるで違ってきます。

 

雑談の中で一番面白くないのは「自慢話」です。

よほど自分に好意を持っている人でない限り、

あなたの自慢話を楽しく聞く人はいません。

 

特に「金を儲けた話」

「異性にモテた話」は

最悪につまらない自慢です。

 

男なら、ここに「喧嘩に勝った話」

「有名人と知り合いの話」が加わります。

 

喋っている本人は、

相手が「ほー」とか「すごい」とか言って聞くものですから、

面白がっていると思ってなおも得々と続けますが、

大いなる勘違いというべきでしょう。

 

自慢話を得々とする人も、

「人を喜ばせたい」という気持ちを失っているからです。

親しくもない人の自慢話を、

自分が喜んで聞くかと考えてみればすぐにわかることなのに、

自分の話をしたいばかりにそれが見えていないのです。

 

ですから、この本を手に取られた皆さん、

まずそのことをしっかり肝に銘じてもらいたいと思います。

 

「面白い話」をしたいということは、

「人を楽しませたい」

という気持ちがあって初めて成り立つものであると。

(中略)

 

面白い話をする時にもう一つ大事なことは、

自分の感性に自信を持つことです。

 

今からする話は面白いのだ、

という自信を持ってください。

 

この話を聞く人は皆、興味深く聞くはずだ、

と思い込んで話すことです。

その自信が聞く方をリラックスさせ、

安心を与えるのです。

 

逆に、もしあなたが自信なげに話せば、

相手は一所懸命にあなたの話を聞こうとしないでしょう。

 

そうなると、せっかくの面白い話も

決して相手は面白がってくれません。

 

人はどういうところで感動するのか、

どういうところで笑うのか、

どういうところでびっくりするのか

―――こういうことがわかっていないと、

面白い話はできません。

 

でも、どうやったらそういうことが学べるのか。

心理学の本でも読まないといけないのか、

などと考える必要はありません。

 

ただ、自分のことを考えればいいだけのことです。

自分ならどんな時に、

感動し、笑い、びっくりするのかということです

 

もちろん人と自分は違いますが、同じ人間ですから、

それは大きく変わるわけではありません。

 

自分が感動した話は、たいていの人も感動しますし、

自分が笑った話は他の人も笑います。

 

性別や年齢が違っても、

人間の感性はそれほど大きく変わるものではありません。

 

その証拠に、文化も歴史も言葉も違う

アメリカ人やフランス人が作った映画でも、

私たちは笑い、泣き、感動します。

 

ですから、自分の感性に自信を持ってください。

自分が面白いものは他の人が聞いても面白いのだ

―――こういう自分を常に持って、話をしてください。

(中略)

 

面白い話をする場合に重要なことは、

その話の骨組みを自分で理解していることです。

まず大きな筋というか、

柱をしっかりと把握していなければなりません。

 

とっておきの練習法があります。

それはあなたが感動した映画や小説や漫画のストーリーを

他人に聞かせることです。

これは簡単そうで、意外に難しいものです。

 

たとえば二時間くらいの映画を人に話す場合、

当たり前ですが二時間も時間をかけることはできません。

面白く話す時間としては、せいぜいが数分くらいでしょう。

 

つまり二時間の映画を数分にまとめて、

聞いた人に「どんな映画か」

わかったような気にさせなければならないのです。

 

そのためにはその映画の全体像を

がっちりと掴んでいなくてはなりません。

(中略)

 

皆さんも経験があるでしょう。

友人が観た映画を熱く語っているのに、

その映画がどんな映画なのか

まったく伝わってこないということが。

そういう人は全体を把握していないのです。

 

たとえば黒澤明監督の『七人の侍』という名作がありますが、

この話をこんなふうに語ればどうでしょう。

 

「ある日、野武士の群れが貧しい村を見つけます。

麦の収穫時にこの村を襲うと言うのを聞いた百姓たちは絶望に沈みます。

襲われれば麦も奪われるからです。

百姓たちはどうしたらいいのか皆で相談しますが、

村長が『侍を雇おう』と言います。

『腹が減った侍を雇って村を守ってもらおう』と。

百姓たちは早速、里に下りて、宿場町で侍を探します。

報酬はなく、ただ、飯が食えるというだけで、

百姓のために命を懸けて野武士と戦う侍はなかなかいません。

中には馬鹿にされたと怒って百姓を足蹴にする侍もいます。

そんな中、百姓たちは不思議なものを見ます。

それは強盗が子供を人質に取り、一軒家に立ち籠っている事件でした。

そこにひとりの初老の武士が頭を剃り、坊主の衣裳を着て家に近づきます。

そして一瞬を突き、強盗を斬り殺します。

それを見た百姓たちはその侍に、村を助けてほしいと頼みます。

しかし侍は『戦はもうこりごりだ』と言って断ります―――」

 

おそらく、こんなふうに話していたら、

聞き手は退屈してあくびが出るでしょう。

話の上手な人ならこう話すでしょう。

 

「この映画は、戦国時代に貧しい百姓のために

立ち上がった無名の七人の侍たちの物語です。

その戦は、たとえ勝ったところで、

何の恩賞ももらえず、立身出世にもなりません。

にもかかわらず、七人の侍たちは百姓のために命を懸けて戦います。

しかし相手は野武士とはいえ元は武士の集団です。

壮絶な戦いが何度も繰り広げられ、

侍たちも次々に斃れていきます。

そしてついに激しい雨の中、

最後の決戦の時がやってきます―――」

 

どうでしょう。

半分以下の言葉で、全体像がくっきりとしますね。

これが骨格部分です。

まず、この映画が何を描いた物語なのかを、

端的に表現するのです。

そこに主要なキャラクターを付け加えればいいのです。

そして印象的なシーンを加えていけばいいのです。

 

たとえば、私ならこう語ります。

 

「七人を率いるのは、島田勘兵衛という初老の侍です。

知力と剛毅を兼ね備えた古武士ですが、

生涯負け戦ばかりだった不運の男です。

そんな彼の人柄に魅せられて、

次々と魅力的な侍たちが集まってきます。

この前半部分がわくわくするくらい面白い。

 

私が好きなシーンは、偶然、勘兵衛が宿場町で

昔の部下であった七郎次と再会するところです。

七郎次は武士をやめて物売りになっていました。

 

勘兵衛が『もう戦は嫌か』と訊くと、

七郎次は何も答えず苦笑いします。

次に勘兵衛は

『金にも出世にもならん難しい戦があるのだが、ついてくるか』

と訊きます。

すると七郎次は躊躇なく

『はい』と答えます。

 

私はこのシーンを観るたびに泣きそうになります。

 

もう戦はこりごりと思って武士もやめていた男が、

『ついてくるか』と言われ、

迷うことなく、『はい』と言う。

 

いかに七郎次が勘兵衛に心酔していたかがわかります。

そしてこのシーンだけで勘兵衛の凄さが観客に伝わります。

 

このシーンはこの後もいいのです。

『今度こそ死ぬかもしれんぞ』と言う勘兵衛に、

七郎次は何も言わずににやりと笑います。

ここも痺れるところです。

あなたとならばたとえ死んでもかまわない、

と思っているのがわかるからです。

 

この映画には好きなシーンが数えきれないほどあるのですが、

映画の真ん中あたりで、雨の日、

一人の侍が旗を作るシーンも私の大好きな場面です。

 

『何を作っているんだ』と訊かれた彼は、

こう答えます。

『戦の時には、何かこう、高く翻るものがないとさびしい』

 

若き日、私はこの場面を見て、

『自分には頭上に高く掲げているものがあるだろうか』と思い、

自分もまたそういうものを持たねばならない、と思いました。

 

この映画の一番のキーパーソンは菊千代という侍です。

彼は本当は侍ではなく、

子供の頃に武士に村を焼かれ親を殺された百姓です。

 

武士に憧れ、同時に誰よりも武士を憎んでいます。

 

この菊千代という存在がこの映画を深く思いものにしています」

 

―――とまあ、こんな具合でしょうか。

 

少し長くなりましたが、映画や小説を人に語るのは、

話をする何よりの練習になります。

 

それは冒頭にも書いたように

物語の全体像を掴む訓練になるからです。

長い映画や小説を面白く話すには、

頭の中でそれらの物語を再構築していなければできません。

 

要するに、いったん物語を解体して、

一本の筋を見つけ、

そこに枝葉をくっつけていく作業です。

 

この訓練はどんな話をする時にも役立ちます。

是非、実践してみてください。

 

 

 

2016年10月30日(日)

 

【編集後記】

 

黒澤明監督「七人の侍」は、

これまで何度も観ていますが、

久しぶりにDVDを借りてきて

じっくり観てみたくなりました。

 

それにしても、やっぱり、

百田尚樹さんは天才ですねぇ。

 

小説も大好きで、ほとんど読みました。

 

その中から、お薦めベスト5を選ぶとすると、

1 「永遠のゼロ」

2 「影法師」

3 「フォルトゥナの瞳」

4 「幸福な生活」

5 「プリズム」 or 「モンスター」

ですかね。

 

「海賊と呼ばれた男」

も読みごたえがありました。

凄い物語です。

もうすぐ映画が公開されるそうですが、

劇場版「海賊と呼ばれた男」も楽しみです。

 

観たらすぐに、このメルマガでも紹介しますね。

「全体像を面白く再構築した話」を、

お伝えできればよいのですが…(笑)

 

 

ではまた来週!

今週も素敵な一週間をお過ごしください。

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

【ホームページ】http://tsuitel.in

最新刊

↓「ツイてない僕を成功に導いた強運の神様」

https://goo.gl/rHnquU

 

【書籍案内】↓

http://tsuitel.in/books/book_list/index.html

【人気シリーズ】↓

http://tsuitel.in/books

E-mail:hayakawa@tsuitel.in

ご感想、配信停止はコチラ↑

******************************

【809号】「時間がない」を捨てなさい 死ぬときに後悔しない8つの習慣

2016-10-23

 

おかげさまで、10月20日に、

我が人生54回目の誕生日を迎えることができ、

多くの方々からお祝いのメッセージを頂戴しました。

厚く厚く厚く御礼を申し上げます。

皆様からの温かいお心遣いに、感動・感激いたしました。

 

誕生日当日は、名古屋への日帰り出張でございまして、

帰宅は深夜となりましたが、

最終近くの新幹線に飛び乗り、「1人で祝杯」。

54歳のバースデーを缶ビール&柿の種で祝いました

 

これもまた「死ぬ気で働く中年男」の誕生日に相応しく、

思い出深い一日でした。

孤独な自分に酔いしれながら、

世界一辛い「激辛柿の種」を一気食いして、

涙が止まらない夜となりました(笑)

 

と、そんな頑張っている自分に対し、

何か「贅沢な時間」をプレゼントしても良いのではないか、

と思い立ち、

「映画を3本続けて観る」

というかねてからの“ささやかな念願”を実行に移しました

 

「3本連続で映画鑑賞」という体験は、

映画館でチケット切りのアルバイトをしていた高校生以来のことです。

ああ、なつかしの「厚木スバル座・ミラノ座」。

 

神奈川県の田舎町にあったその映画館というのは、

都内の封切りから半年遅れの映画を

常に3本立てで上映するプログラムになっておりまして。

 

私は当時、

それらの映画をすべて「タダ」で観ていました。

 

洋画中心のミラノ座では、

「スターウォーズ」「未知との遭遇」「ジョーズ2」の3本立て、

とか、

「エイリアン」「スーパーマン」「ロッキー2」の3本立て、

といった、今では考えられない豪華なラインナップもあれば、

 

邦画中心のスバル座では、

「男はつらいよ」「宇宙戦艦ヤマト」「キタキツネ物語」の3本立て、

とか、

「ルパン三世」「トラック野郎」「悪魔が来たりて笛を吹く」の3本立て、

なんていう、めちゃくちゃな組み合わせの上映もありました(笑)

 

アルバイトの特権として、

いつでも「顔パス」で映画を見放題でしたし、

お客様応対が忙しいのは上映の合間の休憩タイムだけで、

映画上映中は暇を持て余し、パンフレットを読みふけっているという

本当に“緩~いお仕事”でした。

 

よって、時給370円というあり得ない薄給だったわけです。

(当時の相場は時給500円~600円)

37~38年前のなつかしい思い出です。

 

さて、

今年のバースデーウイークに、

私が鑑賞した映画3本とは、

 

「ハドソン川の奇跡」

「永い言い訳」

「君の名は。」

 

いや~、いずれも名作でした。

 

まず1本目の「ハドソン川の奇跡」は、

全世界が「奇跡」と称賛した未曾有の航空機事故からの生還劇、

その裏に隠された真実の物語を、

86歳にして今も世界を席巻している巨匠クリント・イーストウッド監督と

名優の中の名優トム・ハンクスが描き出すヒューマンドラマ超大作

 

私の大好きなこの2人が初タッグを組んだとなれば、

見逃すわけにはいきません。

 

パニック映画だと思って観た人は、きっと物足りないでしょうね。

この映画は「法廷劇」ですから。

 

世間に踊らされた風評で善悪が決まりかねない社会の矛盾。

それでも折れない不屈の男・サリー機長のトム・ハンクスの演技は秀逸でした。

 

96分に短く編集され贅肉を削ぎ落した無駄のない演出は、

さすがクリント・イーストウッド監督。

 

期待以上の「感動」をプレゼントしてもらいました。

 

次に、2本目の「永い言い訳」は、

西川美和監督・原作・脚本、本木雅弘主演。

今年の映画賞を総なめしそうな秀作です。

美人でありながら天才監督でもある、って凄いですよね。

そんな人、私は彼女をおいて、ほかに知りません。

 

映画ポスターのキャッチコピーが、

「妻が死んだ。

これっぽっちも泣けなかった。

そこから愛しはじめた」

 

昨日までは当たり前にあったものが、

今日はなくなってしまうかもしれません。

理不尽な別れは悪夢のように突然訪れます

 

その日の朝に、家族とケンカしてしまったり、

必ずしも関係が円満とは限らないでしょう。

 

今夜や明日にだって関係修復のチャンスはある、

そう思っていると、自分にとってかけがえのない大切な人が、

ある日、何の前触れもなく、消えてしまいます。

 

そうなると、失った悲しみよりも

その「十字架」はもっと深く、

永遠に背負い続けたままです

 

西川美和監督は、

もう戻れずに進むしかない人間の心の痛みや葛藤を

モックンの「屈折した憐れな演技」を通じて見事に描き切りました

 

主人公は「中年小説家」という設定だったので、

勝手に私早川自身の姿を投影しながら

物語に入り込みました。

 

子役の男の子と女の子が抜群によかったですねぇ。

思わず「天才子役誕生!」と叫びたくなりましたよ。

 

子供たちの母親と主人公の妻は親友同士でした。

2人は旅行中にバスの墜落事故で命を落とします。

 

その後、遺された子供たちと主人公との紡ぎ合いを、

丹念に、そして丁寧に描いていきます。

 

子供たちの父親役「竹原ピストル」の演技も最高でしたね。

直情型のトラック運転手は、まさにはまり役。

早川勝映画祭の最優秀助演男優賞をあげたいです。

 

あとは、なんといっても、

冒頭シーンと遺影でしか出演していないのに、

「深津絵里」の存在感がもの凄いんですよ。

大女優の道を歩んでますね、彼女は。

 

さあ最後に、

3本目の「君の名は。」は、

もう皆さんご存知の超大ヒットを続けているアニメ。

 

しかしこれは、もはやアニメではないですね。

「なんなんだ、この衝撃的で美しい映像美は!」

とまたまた叫びたくなりました。

 

知らない者同士が「入れ替わり」、すれ違い、再会する、

といっても、よくありがちな「入れ替わり」の物語じゃありません。

最高のエンターテインメントに仕上がっています。

 

感動の青春ファンタジーであり、

グイグイ引き込まれるジェットコースタームービーでした。

 

「ずっと何かを、誰かを探している」

という感覚って、誰もがあるのかも。

 

朝、目覚めると泣いていて、

見ていたはずの夢は、いつも思い出せない、

そういうことって、時々あるのかもしれません。

 

そしてそして、

「君の名は」のラストシーンなんですが、

なんとなんと、

私の書いた「小説」の最終章のラストと、

まったく同じ展開じゃないですか!

 

今や、社会現象になっている大ヒット映画と、

「私の物語」が同じ発想だったとは…。

光栄の極みでございます。

 

驚きと喜びが入り混じり、

また違った意味での感動を味わいました。

 

ちなみに、「君の名は」の公開は、

『強運の神様』が発売になった後のことですから、

決してパクリではございません。

 

いやー、単なる偶然とはいえ、

なんだかめっちゃくちゃ嬉しいです!

 

詳しくはコチラ

https://goo.gl/ZAooUn

 

以上、

バースデー映画レポートでした。

 

 

と、前置きはこれくらいにしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

今週も、お薦め書籍(667冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【時間】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.667

『「時間がない」を捨てなさい』 

死ぬときに後悔しない8つの習慣 

家族のためでもない、会社のためでもない、

自分を喜ばせるために時間をつくる!

有川真由美著

きずな出版

 

人生を振り返ったときに、

「なんであんな時間を過ごしてしまったんだろう」

といちばん後悔する時間は、

きっと「人に合わせて過ごしてきた時間」です。

 

“人”というのは、特定の人のことではありません。

もっと大きな、社会とか世の中とかいったものです。

 

人と同じように勉強したこと、

人と同じように就職したこと、

人と同じように働いてきたこと、

人と同じようにモノをもとうとしたこと、

人と同じ生活を送ろうとしたこと……。

「みんなそうしているから」という行動をとっているときは、

「人と合わせている」という自覚すらないかもしれません。

疑問にも思わないかもしれません。

 

しかし、残り時間が少なくなり、

後ろをふと振り返ったときに、気づくはずです。

 

「ほかにも選択肢はあったんじゃないか」

「自分にもできることはあったんじゃないか」と。

 

後悔するのは、その行動自体に対してではなく、

まわりに合わせることで時間の選択を人に委ね、

「自分のやりたいことをしなかった」

「自分でちゃんと決めてこなかった」

という“心の姿勢”に対してではないでしょうか。

 

私たちは、幼いころから、なにかしら

「人と同じであること」のプレッシャーを与えられているので、

「人と違うこと」を避け、人と同じように考え、

同じように行動することに安心感を覚えます。

人と同じ道が、まるで「正しい道」のように感じるでしょう。

 

(中略)

 

人並みにいい仕事をしたい、人並みにいい家に住みたい、

人並みにいい夫といい子どもをもちたい……と、

「幸せになるため」でなく、

まるで「幸せと思われるため」にがんばり、

叶わなければそれに焦りを感じている人も多いのではないでしょうか。

 

でも、そろそろ、人生の時間の選択を

人任せにするのはやめませんか?

 

「みんなしているから私も」では、

自分もお金も心も消耗するのはあたりまえ。

 

「みんなが欲しいもの」と「自分が欲しいもの」を、

ちゃんと線引きすることが必要なのです。

 

(中略)

 

大切なのは、自分の心を道しるべにして進んでいくことです。

 

答えはまわりをキョロキョロしても見つかりません。

いつも私たちの内側にあります。

 

生きづらいと思うのは、

人と同じ道を行こうとするからです。

 

人生のなかで、何度も何度も

「自分は何が欲しいのか?」

と問いかけてください。

 

そして、「みんなが欲しいもの」ではなく、

「自分が心から欲しいもの」を手に入れてください。

人生の最期にけっして後悔しないように。

 

(中略)

 

時間というのは、「箱」のようなもので、

誰もがもっている同じ大きさの箱に、

一つひとつの時間である「石」を入れていく……

と考えるとわかりやすいでしょう。

 

その「石」の入れ方は、大きく分けて二つ。

 

1 まず大きな石を入れて、隙間にちいさな石を入れていく人

 

2 ちいさい石から入れていき、大きな石が入れられなくなる人

 

1の「まず大きな石を入れる人」は、

中心にどんと大きな石を置き、

できた隙間に合わせて、ちいさな石を入れていくため、

無駄な隙間もなく、

結果的にたくさんの石を入れられることになります。

 

2の「目の前にあるちいさい石から入れる人」は、

ただやみくもに石を箱に入れていくので、

あとで大きな石を入れようとしても入らないことになります。

無駄な隙間が多く、

結果的には少量の石しか入らないでしょう。

 

(中略)

 

親が亡くなったとき、

どんなに介護をしてきた人でも、

どんなにいいものを贈って親孝行してきた人であっても、

「精一杯のことができただろうか」

といくらか後悔するといいます。

 

無理もありません。

親が与えてくれたことに、

到底追いつくことはできないのですから。

 

親が子どもに差し出してくれたこと、

それは「命」であり、「時間」です。

 

親が子どものために使ってきた時間は、

膨大なものでしょう。

 

育児をしてくれた時間、

一緒に遊んでくれた時間だけでなく、

子どもを育てるために働く時間も、

自分の時間を差し出しています。

 

大人になって親孝行しようと思っても、

そこに見合った時間を返すことは、

ほぼ不可能でしょう。

 

それはしょうがない。

できる範囲で、できるだけの親孝行をして、

あとは自分のつくった家族や、

ほかの人に「恩送り」をしていくしかありません。

 

「誰のために、時間を使うのか」と問うと、

私たちは結構、チグハグなことをしていることがわかります。

 

大切な人のために、大切な時間を使うべきなのに、

大切でない人、むしろ、どうでもいい人のために

時間を使っていることがあるのではないでしょうか。

 

(中略)

 

社会生活を送っていると、忙しい毎日があたりまえになり、

自分との時間を喜んでくれる人、大切な人との時間は、

追いやられてしまう傾向にあります。

 

いちばん大事な時間を

「家族との時間」といっても、現実的には、

仕事中心であることも多いでしょう。

 

そして、いちばん大切な人であるところの「自分」。

 

自分のやりたいことは、先送りして、

それほど大切でもないことに、

時間を使っているのではないでしょうか。

 

もし大切な人がいるとしたら、大切なやることがあるとしたら、

そこを中心に、時間の配分を考えていくべきなのです。

 

ときには生活スタイルを変える必要なこともありますが、

そうでなくても、「誰のために時間を使っているのか」

を考えるだけでも、自分の使い方は変わってきます。

 

また、自分が時間を差し出すことと同じように、

まわりの人が、自分に時間を差し出してくれていることも考えるべきでしょう。

 

「ちょっと手伝って」「ちょっと話を聞いて」

と相手をつき合わせているときは、

相手の命の時間を提供してもらっていることになります。

 

もう少し広げて考えると、

自分が生まれてきたこと、

自分が成長してきたこと、

いま自分が生きていること……

そこには、天文学的な人と時間が関わっています。

 

さまざまな時間のうえに、

自分が成り立っていることがわかります。

そんな見えない時間を意識して感謝すれば、

自分の命の時間も大切にできるはずです。

あなたは誰のために時間を使いますか?

 

(中略)

 

あと残りが3日間の命なら―――。

 

太陽の暖かい光や、

窓から見える青い空、

うつくしく咲いている花、

一食一食の食事、

一人ひとりとの会話……

それらをしっかりと噛みしめるように味わうでしょう。

 

自分を苦しめる感情も、

人と比べることも、

物質的なものも、

すべては無意味なものです。

 

自分が幸せになれることだけをしようとするでしょう。

そんな贅沢な時間を、

いまから少しずつでも味わっていこうではありませんか。

 

それがいつであろうと、

どんなことがあろうと、

 

「あぁ、いい人生だった」

と思えるときのために。

 

 

2016年10月23日(日)

 

【編集後記】

 

自分への特別なプレゼント。

 

私は、映画鑑賞連続3本に加えて、

1本観終わった毎に「ラーメン」を食べること。

これも実行しました。

 

「味噌ラーメン」

「とんこつラーメン」

「激辛ラーメン」

 

普段は、糖質や塩分を考えると、

健康やダイエットのためには、

まず、できないことですからねぇ。

今回だけ、特別に。

 

いやー、ラーメン三昧の至福のひと時を味わい、

最高のバースデーウイークを過ごすことができました。

 

あなただったら、

自分自身にどんな時間をプレゼントしますか?

 

 

ではまた来週!

今週も素敵な一週間をお過ごしください。

  ****************************

早川勝

【ホームページ】http://tsuitel.in

『ツイてない僕を成功に導いた強運の神様

「最高の自分」に生まれ変われる8つの教え』

https://goo.gl/ZAooUn

 

【書籍案内】↓

http://tsuitel.in/books/book_list/index.html

 

【人気シリーズ】↓

http://tsuitel.in/books

 

E-mail: hayakawa@tsuitel.in

ご感想、配信停止はコチラ↑

*****************************

【808号】一流の育て方 ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる 超具体的な55の方法

2016-10-16

 

83歳の母が「歯医者さん」へ通い始めました。

 

歯医者嫌いの母が歯の治療をするのは、

なんと、30年振りだと言うのですから驚異的です。

 

歯医者が好きという人には、 あまりお目にかかったことはありませんが、

それにしても、母の歯医者嫌い、医者嫌いは、 普通ではありません。

 

何度も何度も「歯の治療&入れ歯」を勧めてきた私たち家族にとって、

頑として聞き入れなかった「山が動いた」ことは、

まさしく我が家の大ニュースといえるでしょう。

 

何よりも83歳になるまで

「自分の歯」でしっかり食事を摂っていたことに、

本当に驚かされます。

 

ただ、かなり無理をしていたようで、

実際は、ほとんど上の前歯がなく、

一部の歯と歯茎の嚙み合わせで

それまでいろんな物を食べていたというのですから、

母の病院嫌いは尋常ではありません。

 

我慢強いのにも程がありますよね。

 

もうすぐ85歳になる父も、83歳の母も、

共に超健康体であることは同じであっても、

「病院好きの父」と「病院嫌いの母」は、

病気に対するスタンスがまったく違います

 

「小心者の父」と「忍耐強い母」、

「現代医学に頼る父」と「自然治癒力で治す母」、

「お坊ちゃま気質の父」と「田舎者気質の母」、

と、まさに対照的です。

 

まあ、とにもかくにも、

やっとこさ、母が「入れ歯」を作ってくれる気になり、

家族一同、ホッとしています。                              

 

そんな両親の好きなテレビシリーズに、

「ドクターX・大門未知子」があります

 

先週から新シリーズが始まりましたね。

視聴率も20%を超えたらしいじゃありませんか。

 

たまたま、その番組のCMにて、

「85歳まで加入できる生命保険」

が、紹介されると、

父と母は、

「80歳過ぎても入れる保険があるのかー!」

と、ビックリしていました。

 

でも、健康な両親を見ていると、

それこそまったく驚くことではないのだと、

思わず笑ってしまいました。

 

ちなみに、その商品CM、

なんとなんと、

今、私が所属する保険会社が「スポンサー」でございます。

 

もちろん、私が開発したわけではありませんが、

両親に賞賛され、誇らしい気持ちになりました。

 

健康長寿大国ニッポン、

バンザイ!

 

と、前置きはこれくらいにしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

今週も、お薦め書籍(666冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【育児法】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

 

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.666

『一流の育て方』 

ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる 

東大・京大に入っただけの偏差値エリートに終わらず

どんな分野でも成功させる最も大事な力とは?

「やり抜く力」「自分で考える力」「知的好奇心」「自信」「学習習慣」

などをつけさせる超具体的な55の方法

ムーギー・キム/ミセス・パンプキン著

ダイヤモンド社

 

 

「迷惑をかけるな」ばかりだと、子どもが委縮する

――人を引きつける「大志」を持たせる

 

「他人に迷惑をかけてはいけない」

とうるさく言ってしつけたため、

子どもがすっかり委縮してしまって困っている

という親御さんからの相談を、何度も受けてきました。

 

迷惑をかけない心がけを

子どもに教えることが大切なのは当然ですが、

呪文のように言い聞かせて、

そのやる気まで奪うのは、本末転倒です。

 

「迷惑をかけない」だけを目指していては、

過度に慎重になり、主体性が育ちません

 

そもそも他人に迷惑をかけないで生きることなど

可能でしょうか。

 

多くの人から尊敬や信頼を集めている有名人や

ノーベル賞の受賞者さえ、

多くの犠牲のうえにその偉業があることに言及されます。

 

そして多くの「犠牲者」とされた人たちにその自覚はなく、

その偉業の共有者として、

成功を喜び合っておられる場合が多いものです。

 

大志のあるところには支援者も集まるものです。

 

大切なのは「迷惑を迷惑とも感じない人」を引き付けるほどの、

社会に貢献するビジョンを持つことのように思います。

 

志の高い人は、大事の前では、

他人への迷惑や犠牲などで足踏みすることはありません

(程度はありますが)。

逆に努力を惜しむ人ほど、小さい障害を理由に、

もっともらしい理由をつけて何もしないものです。

 

困ったときは助けを求めるのも勇気の一つですし、

それこそ、「大人として自立するための条件」

と言う人さえいます。

 

迷惑をかけることを心配して何もしないよりは、

迷惑をかける覚悟までもって動くべきときもあります

 

誠実に生き、志が正しければ、

不思議と迷惑を迷惑と思わずに協力してくれる人が

周囲に集まるものです。

 

そういう人には、大志を達成すること自体が恩返しになります。

 

ですから親としては、

迷惑をかけないことだけを教えるのではなく、

「迷惑を迷惑と思わない人」が周囲に集まるよう、

志を抱き、誠実に生きて、

よい人脈をつくることを心がけるよう教えるほうが正しい

と思います。

 

「迷惑をかけないように」という過度の遠慮が、

子どもの「主体性」や「強いモチベーション」を

そがないよう気をつけたいものです。

 

筆マメが文章力を鍛える

―――手紙を書くことが楽しくなる工夫の数々

 

子どものコミュニケーション能力を高めるうえで

重要なことの一つに、

書く習慣を身につけさせるということがあります。

 

日記や読書感想文、手紙を書くように誘導してあげることは、

特に理路整然と話す能力を獲得させるうえで

とても効果が高いのです。

 

手書き作業をする際には、

キーボードで文字を打つときにはない

脳の活発な働きがあるということは、

心理学の実験で証明されています。

 

ワシントン大学の心理学者、

ヴァージニア・バーニンガー教授が行った実験では、

手書きのグループとキーボードを使うグループに分けて

脳の働きなどを調べたところ、

手書きグループのほうが脳神経の働きがより活発になり、

より豊かな着想が生まれたといいます。

 

読む相手にはっきりとメッセージを伝えようと文章を書くときも、

手書きの場合、

簡単に直せるキーボードを使うときよりも頭をフル回転させて、

一字一句工夫しながら文章を組み立てていきます。

 

バーニンガー教授によると、

このときのプロセスは強く脳に記憶されることになるそうですが、

このときに使われている思考力や発想力は、

コミュニケーション能力とも直結しているように思います。

 

私の友人たちで昔から筆まめで、

何かにつけてものを書くことが好きだった人たちは

みなコミュニケーション能力が抜群ということからも、

その思いを強くしています。

 

では具体的に、書く習慣は、

どのようにつけてやればいいのでしょうか。

 

わが家の子どもたちの小学生時代には、

学校で「せんせい、あのね」

という一言から始まる日記をつけさせる指導がありました。

 

日常のどんな細かなことを書いてもいいのですが、

先生が必ず、肯定的なコメントをつけて返してくださるので、

子どもたちは喜んで日記をつけていました。

 

読書感想文をつけることも効果があります。

長女が小さいころに、

本の題名と作者、主人公の名前だけを記入する、

読書感想文ノートをつくってあげました

感想文まで書かせると負担になるので、

それは自由に任せました。

 

子どもは幼稚園の出席シールが埋まっていくのが嬉しいように、

そのノートに、読んだ本の数が増えていくのは大好きです。

 

長女はやがて主人公を取り巻く登場人物の名前も書くようになり、

感想文も添えるようになっていきました。

 

さらには、手紙を書くことを楽しめるように、

かわいい絵柄のハガキや便せんを買いそろえて、

長女の机に積んでおきました。

 

彼女は従姉やお友だちにせっせと手紙を書き、

返事をもらったときはとても嬉しそうで、

ますます筆まめになっていきました。

 

長じて大手新聞社の懸賞論文に応募し、

一等賞を手にして、その論文が本になったほどです。

 

今では彼女は大学の教員として

書くことや話すことを生業としています。

 

それでは、書く力を上達させるにはどうすればよいでしょうか。

 

子どもが考えていることや本の要約を簡潔に書かせ、

根気強く文章を書くコツをつかませることは、

子どもの「書く力」に大いに影響します。

 

知り合いで、交換日記をしていた父子がいます。

どんなに忙しくとも父親が、内容だけでなく、

句読点の間違いや文章の重複なども含めて、

優しく丁寧に感想を書いたり指摘をし続けたところ、

子どもの文章力はぐんぐん伸びていったといいます。

 

幼少期から筆まめに育て、

日記や手紙、

簡潔な本の要約を書く習慣を身につけさせることは、

子どものコミュニケーション能力を高めるうえで

非常に重要な役割を果たすと確信しています。

 

 

親ができない努力を、子どもに要求しても無駄

―――努力しない親の子は努力できない

 

子どもは親の鏡だとよく言われます。

純粋無垢で生まれてくるのですから、

親のしぐさや立ち振る舞いを見て成長し、

食物や嗜好品、考え方まで似るのは、

自然の成り行きです。

 

親が努力もせずにお金を出すだけであれば、

いくら道具立てが揃っていても

子どもも努力するようにはなりません。

 

父親が経営者で、

子どもには大きな自室も与えて、

塾に行かせるなど教育費も

ふんだんにかけているのに、

子どもがどうにも自発的に勉強しない

という家がありました。

 

しかしよくよく話を聞いてみると、

親は「勉強しているか」「もっと勉強しなさい」

と呪文のように繰り返しているだけで、

自分たちはゴルフやカラオケ、

その他の社交で外出が多く、

在宅時はテレビの画面にかぶりつきでした。

 

そして子どもは入学金さえ積めば入れる大学に

大卒の資格さえもたせれば、

あとは家業を継いで安泰だろう

というのが本音のようでした。

 

言っていることと考えていること、やっていることが

一致していないわけですから、

子どもが言うことを聞いて、

「努力しよう」となるはずがありません。

 

一方、今回のアンケートで見えてきたのは、

親が勉強家で、

子どもが読書や勉強をしている親の姿を見て育ち、

自分が勉強するのは自然の成り行きだった

という家庭像です。

 

あるいは、親が勤勉に働く姿を見て育ったとか、

商いに苦労する姿を見て、

自分も頑張らねばならない

と思ったという声もありました。

 

子どもは親の説教より、

いいことも悪いことも、

親の生きざまに影響を受ける

ということは何度か述べてきたことです。

 

ごく普通の家庭から優秀な子どもさんが育つと、

「トンビがタカを産んだ」

などと言われますが、これは実は、

その親は周りからはトンビに見えていただけで、

本音はタカだった

というケースが大半だと私は感じています。

 

中には親を反面教師にして

まっとうに努力する子どもさんもおられますが、

親としてはそれに期待するわけにはいきません。

 

親ができない努力を子どもに要求しても、

子どもには届きません。

 

誠実に生き、

努力を惜しまない親の姿を子どもに見せ、

言行一致で子どもを教育することは、

親となった人の基本と心得るべきです。

 

 

 

2016年10月16日(日)

【編集後記】

先週、長女と次女を連れて

外食をしてきました。

 

2人は共に成人していますので、 小洒落たカジュアルフレンチの店にて

ビール、ワイン、カクテルで乾杯!

 

今までもときどき娘と1対1で会食しながら

進路相談ミーティングを実施したことはありましたが、

3人での「お悩み相談室」は初めての開催でした。

 

娘たちと腹を割って語り合うって、

なかなかいいものですね。

 

ああ、こうして娘たちは悩みながら

成長して行くんだなぁ、

と、しみじみ。

 

そして、娘たちが最後にひと言

 

長女 「パパ、いいこと言うじゃん」

次女 「うん、なかなか、だね」

 

なんと、生意気な!(笑)

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

誠にありがとうございます。

ではまた来週!

今週も素敵な一週間をお過ごしください。

****************************

早川勝

【ホームページ】http://tsuitel.in

『ツイてない僕を成功に導いた強運の神様

「最高の自分」に生まれ変われる8つの教え』

https://goo.gl/ZAooUn

 

【書籍案内】↓

http://tsuitel.in/books/book_list/index.html

 

【人気シリーズ】↓

http://tsuitel.in/books

 

E-mail: hayakawa@tsuitel.in

ご感想、配信停止はコチラ↑

*****************************

【807号】私の死亡記事 抱腹絶倒、時にはほろりとさせられる“墓碑​銘”の数々 棺の蓋をする前に人生を自己評価​してみたら……

2016-10-09

 

昨晩、「世にも奇妙な物語 秋の特別編」を見ました。

 

きっと、このメルマガをご覧の皆様の中にも、

「世にも ファン」の方が数多くいらっしゃるのでないでしょうか。

私自身もその中の一人です。

 

オムニバス形式で構成される奇妙な物語は、

豪華キャストのラインナップと

おなじみのストーリーテラー・タモリが

摩訶不思議な世界へといざなってくれます。

 

かつては深夜番組だった「奇妙な物語」が

「世にも奇妙な物語」としてゴールデンに進出したのは、

なんと1990年だというのですから、

(私早川はまだ27歳でした)

この番組は、四半世紀以上も愛され続けてきたことになります。

 

いや~、これはもう

「笑っていいとも」並みの「国民的長寿番組」ですよね。

タモリさんは、もはや、

偉大なる、かの「ヒッチコック」をも超えましたね

(「ヒッチコック劇場」の進行役)

すごいです。

 

ドラマに毎回登場する「奇妙な世界の住人」は、

一見するといかにも普通の人です。

しかしやがて、

私たちの日常と彼らの「非日常」が交錯し、

奇妙な世界へと引き込まれていきます。

 

一時期、ドラマの内容については、

ワンパターン化していましたが、

(それが、良いか悪いかは別にして)

昨日の放送などを見ていると、

「シンクロニシティ」

「捨てる成功法則」

「レッテルを貼るな」

というような自己啓発のテーマが強く盛り込まれており

番組の質がだいぶ変わってきたなぁ、

というのが実感です。

 

オムニバスの合間にショートホラーの

「ずっとトモダチ・りんな」を挟み込む構成も斬新で、

度肝を抜かれました。

 

これは「スマホ社会風刺」なのか、

それとも「いじめ根絶」がテーマなのか。

 

いろいろと考えながら、

楽しめた2時間となりました。

 

いつの日か、

私の小説を原作にして「世にも奇妙な物語」を!

というオファーにやってきた暁には、

自ら「脚本」を書いてみたい、

それは、私の夢の一つです

 

ちなみに、昨晩放送の

捨て魔の女

に主演した深田恭子さんは、

いくらなんでも捨て過ぎましたね。

 

恐ろしい結末でした。

捨てるにしても限度というものが…(笑)

 

あっ、そうそう、

捨て方の正しい「取扱説明書」として、

詳しくはこちらを! ↓

http://amzn.to/1hGD5zY

『「最高の結果」はすべてを「捨てた」後にやってくる』

 

「なんだ、自分の本の宣伝かよ!」

ですって?!

 

はい。その通りです!(笑)

拙著がお役に立ちましたら幸いです。

 

深田恭子さんのような悲劇とならぬよう

くれぐれも注意してくださいませ。

 

と、前置きはこれくらいにしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

今週も、お薦め書籍(665冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、

【霊言】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.665

『私の死亡記事』 

各界著名人一〇二名が自らの「死亡記事」を執筆! 

抱腹絶倒、時にはほろりとさせられる“墓碑銘”の数々

棺の蓋をする前に、人生を自己評価してみたら……

文藝春秋〔編〕

文藝春秋

 

横尾忠則(よこお ただのり)

一九三六(昭和十一)年六月二十七日、兵庫県生まれ。美術家。

 

 

まさか死んだ私自身が

死亡記事を霊言で伝えることになるとは

想像だにしていなかっただけに、

私はただただ驚いている次第です。

 

そちらからの要望に従い、

霊媒者を通じてこの霊界から波動にて送信いたしますので、

どうぞ私の霊言を受信していただきたくよろしくお願い申し上げます。

 

生存中は肉体の死が即「私」自身の死、

つまり世界の消滅と考えておりましたが、

なんと私はこのようにまだ生きております。

 

肉体時の私と霊体の私には何ら変ることなく、

ちゃんと自我も生存したままです。

 

ただ目下のところ、

死してまだ日が浅いせいか死の実感が乏しく、

「本当に私は死んだのだろうか」

と時々疑うことがあります。

 

でも今の気分は最高です。

この状態こそ真の自由と呼べるのではないでしょうか。

 

今後私に如何なる運命が待ちかまえているのか、

期待と少々の恐れも抱かざるを得ませんが、

予感できることは、私の生存中の身、口、意の結果、

つまり様々な行為の結果の答えが出るものと思われます。

 

そう考えるとたった今の自由は

ほんの刹那的なものかも知れません。

どんな厳しい試練が待ち受けているのかもわかりません。

 

それを思うと生存中の言行が

如何に大事であったことかつくづく反省させられます。

いや、反省では不十分です。

 

懺悔をせざるを得ないような日々の連続でも

おかしくなかったはずです。

 

とはいうものの懺悔は

こちらに来てからしてもすでに手遅れです。

そういう意味ではこのあと私を待ちかまえているのは

地獄の口かも知れません。

 

こちらに来てわかったことは

現世での社会的地位、名誉、財産、などは

何ひとつ役に立たないということです。

 

生存中の私の目的は

自我の欲望の達成のための人生であったのでは、

と今つくづくそう思われています。

 

こちらの世界では

世俗的な成功は全く無視同然で、

如何に魂の向上を図ってきたかどうかだけが

問題にされます。

 

だから現世では

如何に自分自身に忠実に従って生きてきたかということのみが

評価される世界がこちらです。

 

今私は現世であまりにも

心を中心に考え、肉体の意識を疎かにしていたか

ということがジワジワと私自身を苦しめるのではないかと

少々不安でもあります。

 

少し難しいかも知れませんが

こちらの世界では理性が最優先します。

 

観念と感覚に振り回されていた私は今、

その大きなギャップに直面して驚いています。

 

全てに理性を介在させる必要があったということです。

 

 

2016年10月9日(日)

 

【編集後記】

この本は、16年前の2000年10月に発行されたもので、

2016年現在、102人の著名人の中には、

すでに亡くなってしまった方も数多くおり、

不思議な感覚で読み返しました。

 

私早川も、「私の死亡記事」を書いてみようかと、

そんな気にさせられた一冊です。

 

ではまた来週!

今週も素敵な一週間をお過ごしください。

****************************

早川勝

【ホームページ】http://tsuitel.in

 

『ツイてない僕を成功に導いた強運の神様

「最高の自分」に生まれ変われる8つの教え』

https://goo.gl/ZAooUn

 

【書籍案内】↓

http://tsuitel.in/books/book_list/index.html

 

【人気シリーズ】↓

http://tsuitel.in/books

 

E-mail: hayakawa@tsuitel.in

ご感想、配信停止はコチラ↑

*****************************

 

 

【806号】なぜ、あなたは変われないのか? 99%が知らない「人生の法則」 変われない真の理由とは、心のずっと奥にある。

2016-10-02

 

サヨナラ満塁ホームラン

をライブで見てきました!

 

東京ドームでのプロ野球観戦。

 

2位巨人と最下位中日の対決は大接戦となり、

延長戦へ突入した10回裏、

満塁の大チャンスを迎えた巨人のバッターは

勝負弱い村田選手」。

 

あーあ、またまたお得意のゲッツーで万事休すかな、

と思っていたところ、

なんと、巨人ファンの待つライトスタンドへ見事な流し打ち。
劇的なサヨナラ満塁ホームランに

ファンは総立ちとなりました。

 

といっても、優勝決定後の消化試合。

スタンドの観客はまばらでしたが…。

感動・感激しました!

勝利の美酒・生ビールの味わいも格別でした。

 

当日の来場者全員にプレゼントされた

アンダーアーマーの「オレンジ・ユニフォーム」を小脇に抱え、

感動の余韻と共に、私は帰路に着いたのでした。

 

そうして昨日、レギュラーシーズンの全日程が終了。

今週末からクライマックスシリーズが始まります。

いつもの年であれば、
ワクワク感に胸が躍っているところなのですが、
なぜか今年は気持ちが盛り上がってきません。

うーん、珍しく「あきらめ感」がいっぱいで、
まったくテンションが上がらないのはなぜなのでしょう。

広島カープや横浜ベイスターズに勢いがあるからなのか、
それとも、運よく日本シリーズに勝ち進んだとしても、
11.5ゲームから大逆転優勝した日本ハムのスーパースター

大谷選手の活躍に主役の座を持っていかれそうだからなのか。

いったいなぜなのだろうかと考えてみました。

 

ああ、やっぱり、そうです。

 

そう、ジャイアンツ戦が面白くないのは、

今季から指揮を執る高橋由伸新監督の采配と、

ベンチ内での、あの仏頂面

 

あれがどうも気に入らない。

 

今シーズンの由伸監督は、

選手の抜擢も少なく用兵をめったに動かさないし、
作戦面の奇襲もなし。

オーソドックスで無難な采配を繰り返すだけです。

 

どれだけ打てずに負けても、なかなか打線を組み変えない。

どれだけエラーが続いても、仲良しの選手を変えない。

どれだけ逆転負けを喫しても、投手の起用を変えない。

 

信頼して我慢強く選手を起用しているようにも見えるし、

ジタバタせずどっしり構えている指揮官に見えないこともありません。

 

だけど、「野球が面白くない」。

成り行き任せの試合展開を見ていると、
サインらしいサインさえ出していないのではないか、
と思えるほどに。

 

いくら過渡期のチームを引き継いだとはいえ、

このままでは永遠に優勝できる気がしません。

「万年2位」のチームになってしまうでしょう。

 

いや、2位ならまだましですが、

どんどん落ち目のチームになっていくのではないか、

(ここ数年来Bクラスに甘んじるドラゴンズのように…)

と心配になってきます。

 

試合に勝っても負けても、

不機嫌そうにインタビューを受ける由伸監督の仏頂面を見るたび、

私は「面白くない」気持ちになります。

 

あの覇気のなさはなんなのか。

クールというより、「ダーク」。

実に残念です。

 

もしかすると、

闘志を内に秘めているのかもしれません。

 

たしかに、大昔の指揮官というのは、

目先の結果に一喜一憂することなく、
威風堂々としていることが求められました。

 

しかし、由伸監督の「覇気のなさ」や「不機嫌な仏頂面」は、

前世期の名将が放っていた「風格」や「威厳」とはまったく違います。

 

近年のトレンドとしては、

感情を表に出すタイプの青年監督が増え、
また、活躍している傾向にあります。

栗山監督しかり、工藤監督しかり、

ラミレス監督しかり、緒方監督しかり。

指揮官の「感情パワー」が、

チームに“勢い”を生み出していることは間違いありません。

 

由伸監督がこのままお地蔵さまのように動かないのなら、

一刻も早く、「原辰徳監督」に戻ってきてほしい、

と思っている巨人ファンは私だけでしょうか。

 

天才的なバッティングと堅実な守備力で人気を博した由伸選手。

その輝かしいプレイヤーとしての延長線上ではなく、

監督・高橋由伸として圧倒的な「最強のチーム」を構築し、

“ファンに愛される存在”

となって欲しいと願うばかりです。

 

 

 

と、前置きはこれくらいにしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

今週も、お薦め書籍(664冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【苦手な人】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

 

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.664

『なぜ、あなたは変われないのか?』 

99%が知らない「人生の法則」 

変われない真の理由とは、心のずっと奥にある。

古川武士著

かんき出版

 

 

 

誰にでも、「苦手な人」

と感じる人はいるでしょう。

 

実は、この苦手な相手は

「自分の中の嫌いな自分」

の投影なのです。

 

少しピンとこないかもしれませんが、

2つの例をお話ししたいと思います。

 

「ぶりっ子」が許せない

 

ベンチャー企業で勤める鳥井(仮名)さんは、

史上最年少で海外支社長を務めたほどのキャリアウーマンです。

決断力があり、頼りがいのある鳥井さんは、

女性の後輩たちにとっての憧れです。

 

その彼女が最も苦手とする人は、

「ぶりっ子の女性」。

 

ふりふりのスカートを着て、

甘えた声で男性に「おごってくださいよー」

と言う姿を見ていると、

「虫酸が走る」と言います。

 

仕事の人間関係であれば、

業務中は冷静に接しますが、

プライベートではまず付き合いを避けます。

 

考えてみれば学生時代から

この手の女性は苦手でした。

 

鳥井さんがこのように過敏に反応してしまうのは、

ビリーフがあるからです。

 

それが証拠に、

同じように「ぶりっ子」の女性と接していても、

何とも思わない人もいるのです。

 

では、鳥井さんにはどんなビリーフがあるのでしょうか?

 

鳥井さんは、次のビリーフを強く持つことで、

キャリアを積み、競争社会の中で勝ち抜いてきました。

 

「女性は一人でも強く生きていく力を身につけなければならない」

「男性に負けてはいけない」

「男に頼って生きると不幸になる」

 

これらのビリーフを信じた背景には、

お父さんの強い影響があったのです。

 

もともとお父さんは男の子をほしがっていたのですが、

子どもは娘の鳥井さんだけです。

 

幼少期、そんなお父さんが近所で野球をしている男の子を

うらやましそうに眺めていたのを覚えていました。

鳥井さんは、まるで自分は生まれてきてはいけなかったような

寂しさを感じていました。

 

そんなお父さんはいつも

「男に負けるな!」と言い、

徒競走で男の子に勝つと、

頭をなでながら誇らしそうに褒めてくれました。

 

そんなお父さんの影響から、

「男に負けずに頑張っていると愛される」

というビリーフを持ったのです。

 

そして、ぶりっ子の女性はこのビリーフに反するのです。

 

「男に頼っても生きていける、そして愛される」となると、

自分の信じてきた世界が崩れてしまう恐怖があります。

 

 

 

イライラの原因は、父と母?

 

もう一つ例をあげましょう。

 

メーカーで勤務する事務職の女性。

板倉さん(仮名)は、

職場の隣に座っている男性が大っ嫌いです。

 

理由は、「この男性はダラしないし、怠け者だから」

と言います。

 

会議には遅れてくるし、

締め切りは守らないし、

そのくせ土壇場で頼ってくるのが

耐え難いほど許せない。

 

そしてさらに、彼女がこの男性に

激しく嫌悪感を抱かせるのが、

「怠けているのに、周りから好かれている」

という事実です。

 

板倉さんは、朝4時に起きて家事をして、

英語の勉強もしています。

仕事は人より早くスタートし、

子どもを保育園へ迎えに行くために徹底して効率化し、

定時に帰れるように頑張っています。

 

それでいて、周りに負担をかけないように

精一杯工夫しているのです。

 

彼女には、「頑張ると認められる」

「常に頑張っていないといけない」

というビリーフがあります。

 

そして、怠け心を必死に押し殺して頑張っているのです。

 

幼少期、お母さんは本当に苦労していました。

亭主関白で金遣いが荒い夫の

ギャンブルでつくった借金を返すべく、

パートを掛け持ちして

3人の子どもを育てていました。

 

弟と妹は自由奔放で手がかかり、

いつも夜一人で母が泣いていたのを

板倉さんは見てきました。

 

長女である板倉さんが家事を手伝ったり、

兄弟の面倒を見て、学校の勉強も頑張っていると、

お母さんは「あなたは、本当に頑張り屋だよ、お母さんは助かるよ」

と抱きしめて褒めてくれました。

 

大好きなお母さんの言葉から、

「頑張ると愛される」

というビリーフをつくった彼女は、

必死にどんなことも努力してきました。

 

自分の中の、楽しみたい、

ゆっくりしたいという側面を厳しく律しているため、

「楽して生きているのに愛されている」

ように見える人には、

許しがたいほどの嫌悪感が湧いてきます。

 

それは、まさしく否定した自分の側面そのものなのです。

 

こう考えると、苦手な人は、実は嫌いな自分の投影だった

ということが実感できるのではないでしょうか?

 

他人は変えられませんが、

自分は変えることができます。

 

苦手な人が多いとき、

自分の中の否定している側面を見つめることが重要です。

 

「常に努力していなければならない」

というビリーフを持っている人は、

頑張っていない人を罵ります。

 

「完璧でなければならない」

というビリーフを持っている人は、

誤字脱字が多い人の資料を見ると怒りが沸き上がります。

 

「男は強くなければならない」

というビリーフを持っている人は、

感動して泣く男性を蔑みます。

 

「ルールは守らなければならない」

というビリーフを持っている人は、

マナー違反をする人を犯罪者のように見ます。

 

「人に嫌われてはいけない」

というビリーフを持っている人は、

歯に衣を着せぬ発言をする人に嫌悪感を抱きます。

 

しかし、苦手な人から逃れようとしても、

同じような人が上司になったり、

ご近所さんになったり

執拗に私たちの現実(二次世界)に現れます。

 

それはビリーフが引き寄せていると言えます。

 

これもビリーフがつくり出すプラネタリウム現象なのです。

つまり、あなたのビリーフを変えれば、

苦手な人が劇的に少なくなり、

人間関係のストレスも減ります。

 

アメリカの著名な教育者であるジョン・ブラットショーの言葉が

ビリーフがつくり出す世界をとても物語っています。

 

本章の最後をこの言葉で締めくくりたいと思います。

 

 

私たちの信念が、

私たちが信じている世界の類を創造する。

私たちは自分の感情、思考、態度を

世界に投影する。

私たちは世界に関する自分の信念を変化させることで、

異なる世界を創造することができる。

私たちの内なる状態が外側の状態をつくり出すのであり、

その逆ではない。

 

 

 

2016年10月2日(日)

 

 

【編集後記】

 

イライラの原因が自分自身の中にある、
というのは、深い話ですね。

 

そこで、著名人の名言をもう一つ。

 

「あなたの人生は、

あなたの思考の現れである。

思考が変わると人生も変化する」

 

ブライアン・トレーシー

 

 

ではまた来週!

今週も素敵な一週間をお過ごしください。

******************************

早川勝

【ホームページ】http://tsuitel.in

最新刊

↓「ツイてない僕を成功に導いた強運の神様」

https://goo.gl/rHnquU

 

【書籍案内】↓

http://tsuitel.in/books/book_list/index.html

【人気シリーズ】↓

http://tsuitel.in/books

E-mail:hayakawa@tsuitel.in

ご感想、配信停止はコチラ↑

******************************

Copyright(c) 2010 HAYAKAWA, Masaru All Rights Reserved.