6月, 2015年

早川勝メール【753号】世界のエリートに必要な「証明力」の養い方 なぜ、うまく説明が伝わらないのか

2015-06-28

皆様
こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

先週は、某協会のセミナーに講師として招かれ、
岐阜県まで行ってまいりました。

前向きな参加者の皆さまのおかげをもちまして、
2時間半にわたる講演会は大いに盛り上がり、
大好評のまま感動のフィナーレとなりました。

岐阜の方々というのは、
ポジティブで素晴らしい方々ばかりでした。

有り難いことに、
山のように並べておいた
数十冊ずつの書籍もすべて完売。

余らせては失礼だろうという、
お気遣いと心配りには、感激しました。

私の自己紹介用に使う手持ちの「全種類7冊」分も、
「それも全部ちょうだい!」と、
すべて購入してくれた女性経営者の方もいらしたほど…。

感動しました。

夜の懇親会においても、
参加者の皆さまから…
「すごくよかった!」
という嬉しいお言葉の数々を賜り、
私はさらに感動感激の境地に達しました。

たとえば・・・、
わたくし自らが紹介するのは、
大変おこがましいのは承知の上ですが…、
(恐縮ですが…)

親子で参加されていた損保代理店の二代目の方からは…、
「うちの親父はセミナーでは毎回8割は寝ているのに、
今回だけはずっと起きていた!
いや〜、これは奇跡だ!」

懇親会からの参加となり講演を聴けなかった方からは…、
「今日は何かおかしい!いつもの会と空気が全然違う!
みんなモチベーションが上がって講演の話題で盛り上がってる!
これは魔法に違いない!魔法がかけられている!」

興奮した様子の支部長さんからは…、
「いや〜、今までの人生で一番素晴らしい講演だった!
マジ、よかったぁ!凄かったぁ!
これからシリーズ化でお願いします!」

などという嬉しい感想メッセージをたくさん頂戴しまして、
いや、まあ、いくら「社交辞令」が入っているとはいえ、
ここまで言っていただけると、
私のテンションも上がらずにはいられませんでしたよ。

岐阜の皆さん、
熱いエネルギーをいただきまして、
本当にありがとうございました。

それにしても、
鵜飼いで有名な長良川沿いの川原町あたりというのは、
風情のあるお店や旅館が並んでいて、
とてもステキでした。

人も、土地も、
すっかり岐阜県のファンになりました。

岐阜駅前にそびえ立つ、
“黄金の信長公”の銅像に向かって
「また、やって来るぞ!」
と、心に誓った次第です。

ふふふっ、
次の訪問時には最新刊を持参します(^_^)v

「媚びないリーダーは人を動かす」
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(予約開始しています。7月下旬発売予定)

 

と、本日の前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

今週も新たに626冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

出版社の方より献本をいただいたのですが、
数学や物理が苦手な“文系男子”の私にとっては
難解な解説が詰まった読み応えのある一冊となりました。

ただ、その難しいテーマの中でも、
今回はシンプルな一節を抜粋しましたので、
どうかご安心を(笑)

本日のテーマは、
【問題を一人で抱え込まない】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.626
『世界のエリートに必要な「証明力」の養い方』

問題を解決するために取り組む「問題解決力」
データを分析し変化を予測する「数的推理力」
仮定から結論に至るプロセスを述べる「論述力」
3つの要素が融合してなる「証明力」の養成講座

芳沢光雄著
大和書房

 

最後に、次のような
自分では解決できない問題を考えてみましょう。

あなたのオフィスに、
一匹のサルが入り込んできました。

サルは暴れ回って、
あなたのオフィスを滅茶苦茶にしています。

今そのサルは、あなたの肩に乗っています。

それを解決するために、あなたはどうしますか?

これは、あるワークショップで、
講師から受講者に出された問い掛けです。

このとき、あなたならどう答えますか?

色々な答えが出てくることでしょう。

もしかしたら
「動物関係の業者を呼んで、サルを捕獲してもらう」
という真面目な答えが、最も多いかもしれません。

ですが、実際のオフィスに
サルが侵入して暴れ回ることなど、
ほぼあり得ません。

この講師は「暴れ回るサル」という設定で、
一体何を言おうとしているのでしょうか。

この「サル」は、
あなたの手に追えない問題の象徴なのです。

では、あなたが手を余してしまうような問題を抱えた場合、
どう解決すればよいのでしょうか。

講師の答えは意外なもので、
「一番簡単な解決方法は、
そのサルをほかの人たちの肩に次々と乗せること」
でした。

つまり、自分の手に負えない問題は、
ほかの人の力を借りなければならないということです。

日本人はとにかく、人に迷惑を掛けないようにと、
自分だけで抱え込んでがんばろうとする傾向にあります。

ですが、感情論で解決できるほど、現実は甘くないでしょう。

まず、自分だけで問題解決できるかどうかを早めに見極め、
それが無理だと判断したら、
ほかの人たちの力を借りることを考えましょう。

他人からアドバイスを受けたり、
実際に作業を手伝ってもらったりして
解決する場合も多々あるはずです。

会社のマネージャー側から見ると、
一番いけないのは、
問題を解決できない人がそれを一人で抱え込んで、
「会社全体でみれば、ほかに解決の手段があるのに、
時間を浪費してしまう」ことです。

人に迷惑を掛けないように気を遣っていたはずが、
結局は組織全体に多大な迷惑を掛けているのです。

感情論では、問題は解決しません。

論理的な思考力で対応しましょう。

自分の力のみで解決することが、
必ずしも最善とは限りません。

仮に独力で解決できたとしても、
時間や費用などが嵩んでしまうことだってあり得ます。

手に負えなければ、上司や周りに相談して、
それを処理できる人たちにやってもらえればいいのです。

 

 

2015年6月28日(日)

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早川勝
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早川勝メール【752号】1人で100人分の成果を出す軍師の戦略 軍師の知略をビジネスに生かせ!

2015-06-21

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

最近、三女の成長期がピークを迎えているようで、
中学3年生になった娘の身長が
ぐんぐん伸びています。

あっさりと長姉(21歳)の身長を抜き、
長姉を追い越した次姉(18歳)の身長をも追い越し、
そしてもうすぐ母親(162cm)にも
追いつきそうな勢いです。

我が家の三姉妹は3段逆スライド方式で、
下に行くほど背が高くなっていくようで…。

「おお〜、また伸びた!」
「うおー、またまた伸びてるっ!!」と、
凄まじいその“成長力”に
驚嘆の日々を送っています。

今、7人家族の我が家では、
おじいちゃん、おばあちゃんも交えて
三女との「背くらべ」が大ブーム。

この“当たり前”の平穏な毎日に、
幸せを感じている今日この頃…。

本当に感謝・感謝ですね。

さて、「父の日」を前にして、
その3人の娘たちから、
来月発売予定の新刊の「表紙カバー」を選んでもらう、
という“プレゼント”をもらいました。

いくつもの斬新なデザイン候補があり、
それぞれが個性的で甲乙つけがたく、
二転三転してなかなか決まりませんでしたが、
最終的には…、
3人娘の“意見が一致”した表紙に決まりました!

娘たちが選んでくれたそのデザインというのは、
「大草原へ冒険にやってきた外国の子供たち3人組が
地図を広げ、寄り添って相談している様子」
が描写されている写真です。

うーん、なるほど。

もし、これからの人生で娘たちが道に迷ったとき、
一緒に「人生の地図」を広げ、
3人で力を合わせて道を切り開いてくれたら、
と、そんな心境にもなりました。

そのとき私は、父として、一家のリーダーとして、
どんなふうにして娘たちをサポートし、
どんなコミュニケーションをとるのでしょうか。

あなたの職場のチームメンバーも、
あなたにとって家族同然の大切な存在であるとしたら、
道に迷ったとき、どんな言葉を投げかけ、
どんな態度で接すればよいのでしょうか。

これから、真のリーダーシップを発揮し、
組織改革を実現させていくためのツールとして、
「新刊=人生の地図」が、
あなたのお役に立ちましたら幸いです。

そんなわけで、今回の新刊は、
リーダー向けのビジネス本らしからぬ、
“優しい表紙カバー”となってしまいました。

7月下旬発売予定ですが、
Amazonなどの予約は、すでに始まっているようです。

どんな表紙なのか、ぜひ、ご覧くださいませ。

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「媚びないリーダーは人を動かす」

管理職である前に
父としての思いを込めた一冊となりましたことを
ここにご報告いたします。

 

と、本日の前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

今週も新たに625冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【上善水の如し】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.625
「1人で100人分の成果を出す軍師の戦略」
軍師の知略をビジネスに生かせ!
皆木和義著
クロスメディア・パブリッシング

 

CHAPTER1
敵の強みを弱みに変える
黒田官兵衛
1546−1604

(中略)

官兵衛、隠居して如水となる

その後官兵衛は、四国征伐、九州征伐、小田原征伐にも参戦し、
秀吉の天下取りを大いに支えた。
名参謀として調略や諸大名との交渉などに手腕を発揮し、
その功として、豊前に十二万石を与えられ中津川を居城とした。

ただ、官兵衛が多大な功労者であるにも関わらず、
十二万石という石高は
加藤清正や蒲生氏郷などに比べて低かった。
それは、秀吉が官兵衛の才知を高く評価すると同時に、
己の座をも脅かしかねないものとして
恐れたからだといわれている。

さらには、石田三成の讒言
(事実を捻じ曲げて目上の人に悪く言うこと)
があったともいわれている。

他方、官兵衛は智謀の策略家、天下を狙う油断ならない男
というようなイメージがよく伝えられている。
ある面、戦国武将は誰しもそうであり、
またそうでなければ、生き残れなかったろう。

それゆえであろう、1589年、
秀吉に疎まれていることを感じた官兵衛は、
四四歳のときに早々と家督を嫡男・長政に譲って
隠居・出家の身となった。

「官兵衛」は通称、「孝高」は諱つまり実名、
出家後の号が「如水」である。
「如水」の号は、老子の「上善如水」
(上善水の如し)よりとったと伝えられている。

また、「如水」と号して隠居・出家したのは、
二心などないという秀吉への誠の思いを
伝えたかったからだともいわれている。

私自身は、黒田如水の根本は、
主人思いの誠のある忠節の人だと思っている。

小田原征伐の際にも、小田原城開城の使者として
北条氏政、氏直父子を説得させ、
間もなくして小田原は城を開いた。
その際、感謝の印として、氏直から
北条家の家宝の名刀「日光一文字」が如水に贈られている。

これは、如水、官兵衛の誠を、
「節義の人」であるということを
氏政、氏直父子も感じたからではないだろうか。

上善水の如し
―――――――――『老子』

「上善」とは、最も理想的な生き方のこと。
そのように生きたいならば、
水のあり方に学べというもの。

「水」の特徴は次の3つ。

第一は、器に逆らうことなく形を変える柔軟さ。
第二は、人が好まない低い位置へ流れいく謙虚さ。
第三は、水は時に硬い石をも砕く強い力を持っていること。

(中略)

CHAPTER9
豊臣政権NO.1の非凡なマネジメント能力
石田三成
1560−1600

軍師・石田三成―――関ヶ原の戦い

石田三成が歴史上の人物として現代でも著名なのは、
関ヶ原の戦いの西軍の首謀者、
軍師兼事実上の総大将として、
徳川家康の東軍と天下分け目の雌雄を決したからであろう。

豊臣秀吉の第一の寵臣というだけでは
現代にここまで名前が残っていなかったと思われる。
ある意味、明智光秀が本能寺の変で織田信長を討ち果たした、
という理由で現代でも有名なのと同様である。

当時、三成は戦下手の吏僚、
事務処理に長けた能吏(文官)と思われていた。

片や徳川家康は現存する日本一の偉大な武将、
戦国屈指の戦上手と誰もが認めていた。
つまり、家康には武将としてのブランドがあった。

このような諸人が抱くイメージ、先入観の差が、
勝敗を分けた一因になっていたかもしれない。

また、歴史は勝者の歴史であるので、
敗者はとりわけ誹謗中傷の対象であり、
三成は奸臣・佞臣として
必要以上に汚名を着せられたようである。

関ヶ原の戦いの構図は現代でいえば、
一代で日本最大の会社を作り上げた
創業オーナー社長の豊臣秀吉が亡くなって、
数え年六歳の一人息子・秀頼に
事業承継が発生したのと似ている。

その際に、その会社の実力NO.1の
代表取締役副社長・徳川家康と、
事実上解任された前取締役社長室長(秘書部長)
兼管理本部長(総務・財務部長兼務)・石田三成が、
会社を奪おうとしている家康と
覇権をめぐって戦ったお家騒動、内紛といえようか。

西軍の総大将として担がれたのは
西軍の大大名で五大老の一人だった毛利輝元である。
五大老はいわば代表取締役副社長であり、
毛利輝元は家康と同じ代表取締役副社長の地位にあった。

石田三成は五奉行の一人であり、
現代でいえば取締役に擬せられるだろう。

前取締役室長(秘書部長)
兼管理本部長(総務・財務部長兼務)といったのは、
後に述べるいわゆる七将襲撃事件で
五奉行の地位を事実上解任され、
豊臣政権(いわば豊臣株式会社)での
法的地位を喪失していたからである。

ただ、関ヶ原の戦いの時点では、
五大老や奉行の承認を取り付け、
五奉行に復帰していたかもしれない。

いずれにしろ、石田三成は軍師として
家康打倒の緻密な絵図、戦略を構築した。

それは、秀吉亡き後、約束事を平気で破り、
天下を簒奪せんとする徳川家康の専横や露骨な行動に、
豊臣家存亡の大きな危機感を石田三成が抱いたからである。
家康の行動に眉をひそめる者も多かった。

いずれにせよ、
五大老筆頭で二五〇万石余の徳川家康を相手に、
十九万四千石の石田三成が八万人以上の西軍をまとめ上げ、
互角に戦った企画力・戦略構築力自体は
なかなか見事といってよいのではないだろうか。

この戦略立案、家康打倒戦略は
後に述べる家臣の島左近に大きく力を借りている。
いわば関ヶ原の戦いの軍師が石田三成で、
その石田三成の軍師が島左近といえようか。

しかし、見事な戦略を立案しても、
それで満足して終わっては何の意味もない。

結果を出すためには、
戦略の実行、実践こそが重要である。

日産自動車を再建したカルロス・ゴーンが
「戦略1割、実行9割」と述べていたが、
それは今も昔も変わらない至言である。

―――――――――カルロス・ゴーン

実行こそすべて。
これが私の持論である。

アイデアの良し悪しは、
どのように実行するかによって
決まると言っても過言ではない。

 

 

2015年6月21日(日)

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早川勝メール【751号】人は、誰もが「多重人格」 誰も語らなかった「才能開花の技法」

2015-06-14

皆様
こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

読者ファンの皆さん、
待望の最新刊(7月末発売予定)のタイトルが
決定しましたよ!

「媚びないリーダーは人を動かす」

本邦初公開となる斬新&驚愕&珠玉のメッセージが満載です。
乞うご期待!

詳しい情報は、また次号以降にて、
お知らせしてまいります。

とまあ、そんなわけで、
執筆パワーを出し切った私は、
最高傑作に仕上がった達成感に浸りつつ…、

ではひとまず、“充電”をしよう、と。
「一人映画鑑賞」へ。

ニール・ブロムカンプ監督のSF作品、
待望の新作「チャッピー」を観てきました。

えっ?
感想ですか?

それはもう、
期待を大きく上回る面白さ、でしたよ。

ある天才エンジニアの決死の研究努力が実り、
人工知能(「こころ」)を搭載したロボットが誕生。

子どもが成長するように、
“こころ”も成長していき、
観ている私たちは
ロボットの「生」に共感させられます。

人工知能を搭載したロボット・チャッピーに
私も思わず、
「感情移入」してしまいました。

と同時に、
人間の愚かさにも…。
環境に影響されてしまう「心の弱さ」にも…。

そして、
チャッピーが選択する衝撃のラストを目撃し、
私はまたもや、
「哲学」の世界へと
迷い込んでしまうことに…。

人の「意識」は、
永遠に生き続けるのか…。

人類の未来を考えると、
今夜もまた眠れません(笑)

でも、一般の方々は、
SFアクション映画として、
存分に堪能できる娯楽作品でもあります。

人それぞれ、
いろいろな楽しみ方ができる映画ですね。

ニール・ブロムカンプ監督は、弱冠30歳で
アカデミー賞作品賞にノミネートされた「第9地区」において
その舞台となったヨハネスブルグのアパルトヘイト問題を皮肉るように、
「人間」と「エイリアン移民」の“共存”というテーマを描きました。

エビの宇宙人を
ノンフィクションのような演出でみせてしまうとは…、
それはもう、衝撃的でした。

それだけに、
新作「チャッピー」にも、期待に胸を膨らませながら、
劇場に足を運んだというわけです。

これから観る方のために、
「チャッピー」のストーリーには、
もうこれ以上、触れないようにしておきたいのですが…、

やっぱり、ニール・ブロムカンプ監督は…「凄かった」。

「レ・ミレザブル」の名優ヒュー・ジャックマンが、
“落ち目の敵役”で登場し、
コテンパンにやっつけられてしまうという展開もさすが。

「エイリアン」のシガニー・ウィーヴァーも、
迫力ある経営者役で存在感を示してくれました。

ニール・ブロムカンプ監督の次回作は、
エイリアン・シリーズの最新作となるらしいので、
ああ、なるほど、と配役にも納得した次第です。

もしかすると、
この映画は次回作の予告編?
…だったのかもしれません。

次はいったいどんな「エイリアン」に仕上がるのでしょうか。
単なるSF作品には収まりそうにありませんね。

こうなればもう、
リドリー・スコット、
ジェームス・キャメロン、
デビット・フィンチャー
という現代の映画界を牽引する巨匠たちと、
名実共に肩を並べることになるでしょう。

次の作品もまた、見逃せません。

本当に楽しみです。

 

と、本日の前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

今週も新たに624冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【別人格の発見】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.624
『人は、誰もが「多重人格」』
誰も語らなかった「才能開花の技法」
なぜ、「隠れた人格」を育てると、「隠れた才能」が現れるのか?
田坂広志著
光文社新書

 

―――しかし、最近では、人々の「活字離れ」が進み、
そうした「純文学」や「古典文学」を読む文化は
失われてしまっていますが・・・。

田坂  その傾向は、否めないですね。
しかし、幸いなことに、現代においては、
そうした「文学」に代わるものが出てきているのです。

―――「文学」に代わるもの・・・。
何でしょうか?

田坂  「映画」ですね。

―――「映画」ですか・・・。
私も、映画は好きですので、
それは興味のあるテーマですね。

田坂  「活字離れ」が進んだ現代においては、
「優れた映画」を観ることが「人間像」を広げ、
「人間観」を深めるための良い方法であり、
真の「教養」を身につけるための優れた方法になっていきますね。
しかも、「映画」は、「文学」に比べて優れた点があります。
「文学」というものが、
基本的に「文学」だけを使った「物語」の伝達であるのに対して、
「映画」は、「映像」や「画像」、「音声」や「音響」などの
「マルチメディア」を使った伝達であるため、
その「物語」を高度なレベルで「疑似体験」できるのです。

―――そうですね。最近の「映画」は、
「ハイビジョン」は当たり前、
「三次元映像」も珍しくなくなっていますから、
迫真力のある映像で、観客に「物語」を伝えることができますね。
では、「人間像」を広げ、「人間観」を深めるために、
「映画」というものを、どのように観れば良いのでしょうか?

田坂  そのためには、「映画」なら、
何でも良いわけではありません。
やはり、最も大切なものは、
「人間像」や「人間心理」をリアルに描いた「優れた原作や脚本」、
そして「優れた役者の演技」と
「優れた監督の演出」の三つでしょう。

―――「人間像」や「人間心理」をリアルに描いたという点で、
例えば、どのような映画があるでしょうか?

田坂  例えば、『ディア・ハンター』という映画で描かれた、
「ロシアン・ルーレット」を強要される人間心理は、
「自分が、この状況だったら・・・」と考えると、
「人間像」と「人間心理」の深い学びになりますね。
この「ロシアン・ルーレット」とは、
拳銃の銃弾入れに、実弾を一発だけ入れ、
銃弾入れをルーレットのように回し、止まったところで、
拳銃をこめかみに当て、引き金を引くという
「死のゲーム」です。

―――そのシーンは、
名優、ロバート・デ・ニーロ扮するマイケルが、
ベトナムの兵士達に銃を突き付けられ、
このゲームを強要されるシーンですね。
あのデ・ニーロの鬼気迫る演技には、私も、思わず、
「自分が、この状況だったら・・・」と考えました。
しかし、私が、あの状況だったら、マイケルのように
凄まじい気迫で引き金を引くことはできないでしょう。
クリストファー・ウォーケン扮する戦友ニックのように、
引き金を引く瞬間に、手が震え、
錯乱状態になってしまうのではと思いますが・・・。

田坂  たしかに、「自分が、この状況だったら」
と考えるならば、私も含め、多くの人が、
ニックと同様の人格が出てくると思うでしょうね。
ただ、こうした極限の状況においては、
実際に、その場になってみないと、
我々の中からどのような人格が出てくるか、分からないのです。
実は、予想とは全く違う人格が出てくる可能性もあるのです・・・。

―――なぜ、そう言われるのでしょうか?

田坂  私自身、何十年か前に、生死の境の極限の瞬間に、
不思議な人格が現れてくることを体験したからです。

―――それは、どのような体験でしょうか?

田坂  あれは一九八一年の夏だったと思うのですが、
夜、大雨の中を自動車で田舎の国道を走っていたときのことです。
大雨のため、国道のカーブの所に、水が溜まっていたのですね。
そのため、自動車がカーブに差し掛かったとき、
突然、車輪が水に浮き、スピンを始めたのです。
ところが、運悪く、その瞬間、
カーブの向こうの対向車線に大型トラックが現れ、
私の車はスピンをしながら、
その大型トラックに向かって滑っていったのです。
誰が見ても、対向車線にスピンしながら飛び込んだ自家用車が、
大型トラックと正面衝突するという場面であり、
私自身も、瞬間的に、その正面衝突を覚悟しました。

しかし、その瞬間、不思議なことに、
前方から大型トラックが向かってくるにもかかわらず、
私の中から「静かに状況を見つめる自分」が現れ、
冷静に、こう考えているのです。
「シートベルトは、している。
正面衝突しても、左からぶつかられるので、
車は大破するが、命は助かるだろう・・・」
なぜか、この絶体絶命の瞬間、落ち着いて、
そう冷静に考えている「自分」が現れたのです。

幸い、この大型トラックとは、
間一髪で、衝突を免れたのですが、
逆に、衝突を免れた瞬間に、
「元の自分」に戻り、「ああ、危なかった・・・」
と、冷や汗をかきながら状況を振り返っているのです。

―――それは、不思議な体験ですね・・・。

田坂  実は、それから一〇年余り後、一九九二年に、
私はやはり生死の境の体験をするのですが、
このときも、「静かに状況を見つめる自分」が現れ、
冷静に事態を見つめているということを体験しました。
実は、この「静かに状況を見つめる自分」の体験が、
今回の対話において「静かな観察者」という
人格を述べる背景にあるのですが・・・」

―――なるほど、「静かな観察者」は、
そうした体験から述べられているのですね・・・。

田坂  そうですね・・・。しかし、これは、
決して私が特殊な人間だからではないと思います。
私自身は、極めて普通の人間ですが、
誰の中にも、「予想できない人格」が
隠れていることを申し上げたいのです。
そして、この「静かな観察者」の存在は、
こうした危機的な状況への対処だけでなく、
我々の可能性を開花するという意味で、
とても大切な意味を持っているのです。
その話は、最後に、もう一度論じましょう。

さて、少し本題から外れましたが、
いずれにしても、映画を観るとき、
ただ、その映画の物語を楽しんだり、
味わったりするのではなく、
登場人物の置かれた状況を見て、
「自分が、この状況だったら」と考えることは、
「人間心理」を学ぶ一つの優れた技法であり、
「人間像」を広げ、「人間観」を深め、
日常では気がついていない
「別の人格」を発見する技法になると思います。

―――どうすれば、そうした「映画」の登場人物から
「人間心理」や「人間像」「人間観」を学べるのでしょうか?
そこを、もう少し具体的に・・・。

田坂  そのための大切な心得は、
やはり、その「映画」の登場人物に、
「感情移入」して観ることですね。
例えば、映画「ソフィーの選択」では、
名女優、メリル・ストリープ扮するソフィーが、
ナチス・ドイツの強制収容所において、
ドイツ軍の将校から、
抱えている小さな女の子と男の子のどちらかを手放せ、
選ばなければ、両方とも連れて行くと迫られ、
その極限の状況において、
女の子を手放すという究極の選択をします。
この場面を観るとき、
その主人公のソフィーに深く「感情移入」することができれば、
我々は、「人間心理」や「人間像」「人間観」を学ぶだけでなく、
日常では気がついていない、
自分の中にある「別の人格」を発見することもあるでしょう。

―――メリル・ストリープは、アカデミー賞で、
三度もオスカーを手にしており、
ノミネートだけなら一九回というベテラン女優ですね。
「Acting Machine」と形容されるほど
迫真の演技ができる名女優ですので、
彼女が演じるソフィーには、
つい「感情移入」してしまいますが、
この「感情移入」とは、「共感」のことでしょうか?

田坂  そうですね。「感情移入」とは、
「共感」と呼ぶこともできます。
ただし、「共感」とは、
「同情」や「憐憫」という感情とは違います。
「同情」や「憐憫」という感情には、
「高みからの視点」や「相手との距離」が
忍び寄る傾向があるのですが、
「共感」とは、
「相手の姿が、自分の姿のように感じられる」という感覚です。
それが、「共感」という言葉の本当の意味です。
これは、心理学用語で言えば、
相手の中に「可能的自我」を見ることです。
すなわち、「共感」とは、
「相手が示す、そのような人格は、自分の中にあるのではないか」
という感覚とも言えます。

―――なるほど・・・「共感」と「同情」「憐憫」は違う感情ですか・・・。
「共感」とは、その登場人物が「悪人」であった場合にも、
感情移入や共感が必要なのでしょうか?

田坂  そうですね。登場人物が「悪人」であっても、
その「悪人」が「人間」としてのリアリティをもって描かれ、
演じられているならば、
その人物に感情移入や共感をしながら映画を観ることは、
「人間」について深く学ぶ優れた技法となります。
なぜなら、演技の世界に、次のような言葉があるからです。

「悪人」を演じるときは、
その人間の「善き部分」を見つめて、演じよ。
「善人」を演じるときは、
その人間の「悪の部分」を見つめて、演じよ。

この言葉に象徴されるように、
「悪人」と思える登場人物にも、
必ず、「善き部分」があり、
また、人間としての「弱さ」があります。
そのことを理解するならば、
「悪人」と思える登場人物にも、
感情移入と共感はできます。
特に、それを演じているのが、名優や名女優であるならば、
必ず、その登場人物を「人間的な深み」を
失うことなく演じていますので、
「人間心理」や「人間像」「人間観」について、
多くを学ぶことができます。
逆に、単なる「アクション映画」や「スリラー映画」などでは、
「悪人」が単純な「悪人」として描かれているため、
リアリティがなく、あまり学ぶことがありません。

―――たしかに、そうした映画では、
善人も悪人もステレオタイプですね・・・。

田坂  これも、敢えて誤解を恐れずに言えば、
我々の人間としての成長と成熟のためには、
優れた映画と演技を通じて、
「悪人」の姿や心を見つめることも極めて大切なのですね。
なぜなら、経営の世界で語られてきた格言に、
「経営者として大成する人間は、
悪いことができて、悪いことをしない人間だ」
という言葉がありますが、
人間としての成長と成熟のためには、
「自分は善人だ」という素朴な自己幻想を抱いて歩むのではなく、
自分の中の「悪の部分」を見つめることも、
大切な意味があるのですね。
そして、その「悪の部分」を知っているからこそ、
それに流されない「強さ」も生まれてくるのですね。

―――なるほど、「経営者として大成する人間は、
悪いことができて、悪いことをしない人間だ」ですか・・・。
その言葉は、そういう深い意味を教えているのですね・・・。

田坂  そうですね。いずれにしても、映画を観るとき、
優れた「原作や脚本」「役者の演技」「監督の演出」
の三つが揃った映画、
登場人物の「人間」をリアルに描いた映画を選んで観るならば、
そして、名優が演じるその登場人物に深く
「感情移入」し、「共感」し、
「自分が、この状況だったら」
「自分が、この登場人物だったら」
と考えながら観るならば、
それは「人間心理」を学び、
「人間像」を広げ、
「人間観」を深め、
日常では気がついていない「別の人格」を発見する、
一つの優れた技法になるでしょう。

―――「映画」というものは。
そのように観るのですね・・・。

 

 

2015年6月14日(日)

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早川勝
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早川勝メール【750号】ザッポスの奇跡 アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略「年商1200億円」と「顧客と社員の幸せ」が両立する、その方程式とは?

2015-06-07

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

皆さん、ご無沙汰しております。

「2週間の休刊」というお知らせをしたまま、
なんと、1か月もの間、
配信をお休みさせていただく事態となりました。

申し訳ありません。

大変お待たせいたしましたが、
本日より復活です。
記念すべき「750号」にてリスタートとなりました。

おかげさまで、最新刊の原稿が完成の運びとなり、
ただ今、ゲラの修正作業に入っております。

次作は、7月末発売となる予定です。
これで通算「8冊目」となりますが、
(海外翻訳版と電子書籍を含めると12冊)
最高の自信作が書き上がりました。
(毎回、言ってますけどね…笑)
ものすごい一冊です。

いや〜、それにしても、
“8男坊”は、難産でした。

GWでは誕生(脱稿)に至らず、
その後、5月の土日すべて執筆に集中して…、
なんとか。

タイトルは、まだ(仮)のため、
決まり次第、発表させていただきます。

読者ファンの皆様、
乞うご期待です!

 

さてさて、
今回は超久しぶりのメルマガ配信ということで、
大サービスしておきましょう。
(長いです…)

先日、ネット上でたまたま発見し、
感動して涙した一節を紹介させてください。

悩める母親を救った「回答」に
泣かされました(涙)

では、どうぞ

http://fundo.jp/29764


ネットを開けない人のために、
以下、「原文のまま」貼り付けてみました。

【悩める母親の質問】

今月末で6ヵ月になる娘が居ます。
初育児です。

娘は新生児の頃から本当によく泣き、
本当に寝てくれなくて、
ずっとずっと抱っこの子でした。

6ヵ月の今でも昼寝はまだ下手で、
常に抱っこで二時間くらい揺れています。

二時間寝るとまあまあご機嫌なので、
寝かせたいんですが、
でも眠りが浅く20分とかで起きちゃう事もあり、
そうするともう1日ほぼずっと眠グズりです…。

寝かせてるのに、寝ない。

抱っこすると泣き止み窓の外を見つめていたりするので、
眠くはないのかなと思い下ろすと、
目をこすりながら大泣きします。

ベビーカーというか抱っこ紐でも外では絶対寝てくれず
(新生児の頃は外の方が寝てましたが)、
昼寝がうまく出来ずに外に出てしまうと、
駅でも電車でもバスでも何処でも
息が止まりそうな程泣きます。

友達の子供を何人も見てきましたが、
ここまで泣く子は見た事がありません。

最近になり人見知りも出てきたのと、
音に敏感なのでビックリすると
また息が止まりそうな程泣きます。

生まれたばかりから、おっぱいにうまく吸い付けず、
泣いて怒り、でも頑張り、搾乳し、
とやりましたが結局満2ヶ月まで頑張り
完ミにしたので添い乳も出来ません。

おしゃぶりも嫌がり、すぐに手で取ります。

なんだか、新生児の頃のおっぱいから始まり、
この子は私を困らせる為に産まれてきたのか、

なんで友達の子の様に
ベビーカーでいつの間にか寝るという事が出来ないのか、
せめておしゃぶりくらいしてくれないのか…

ともう毎日毎日朝始まるのが嫌で、
外に出るのが嫌で、
大人しい赤ちゃんを見て羨ましがる自分が嫌で、
我が子を憎たらしく思ってしまう自分も嫌で、

なんか全てが嫌です…。

私が怒るからなのか、
私より旦那があやす方が笑います。

私の場合は笑顔だけ、
旦那の場合は声出してけらけら笑います。
それもイライラします…

大変な時間に面倒見てるあたしより、
帰宅後ちょこっと遊ぶだけの父親の方がいいのかと。

元々子供は大好きです。
欲しくてたまりませんでした。

なのに、今は貧乏くじを引いたとまで考えてしまう自分が居ます。
この先、いつか楽になるとよく言われますが、想像つきません。
スーパーで寝っころがって大泣きする様な子供に育ちそうで不安です。

私が抱っこしすぎなんでしょうか。
産婦人科では、抱き癖はないから
思う存分安心させてあげましょうと言われました。

根本は大好きです。
笑うと、さっきはごめんねと落ち込みます。

しかし、それは一般的な赤ちゃんが可愛いという気持ちなのか、
自分の子供だから可愛いと思うのか、
私に母性が有るのか不安です。

育てていけるのか不安です。

でも毎日朝は来て、試行錯誤しながらあやして、
でも泣かれて、怒ったように叫ばれての繰り返しです。

ベビーカー乗ってるときっと眠くなって、なのに寝れないから泣く、
人見知りで泣く、なので外にも出たくないし、
同月齢の子供のママとも会いたくなくなってしまいます。

私の友達の子はどの子も、ほっといたら寝る、
おっぱい上手に吸う、
外で知らない人に話しかけられてもニコニコします。

なんでうちの子は…。

もうどうしたらいいか分かりません。
寝顔さえ可愛いと思えなくなってきました。

助けてください

思ったままに文を打ってしまったので
読みづらくてすいません。

 

【質問者が選んだベストアンサー】
(原文のまま)

ママごめんね。

おっぱいのむのヘタでごめんなさい。
泣き虫でごめんなさい。
お昼寝ちゃんとしないでごめんなさい。

わたしママが好きなの。

だからずっと起きていたいの。
ママを見ていたいのずっと。

パパはたまにしか抱っこしてくれないから、
また抱っこしてくれるように笑ってあげないとね。

ママといたら甘えて
いつもグズグズになって
ママが困ってるのわかるけど
ママがかまってくれるのがうれしいの。

ママとずっと一緒にいたいの。
わたし、ママをひとりじめしたいの。
他のママじゃいや。

わたしはママが世界で一番好き。

わたしのママは世界一優しい。

わたしがもっとお姉さんになったら
ママとおそろいのワンピースを着ておでかけするの。

わたしがおとなになったら
ママと親友みたいになるの。

ママより背が高くなったら
ママをおんぶしたいの。

今は他の赤ちゃんよりたいへんでごめんね。
でも、わたし、ママしかいやだったの。

わたしね、ママをえらんできたの。

ママ、わたしはまだしゃべれないけれど
いつも目や手でママを大好きと言ってるの。

ママ、大好き。
ママ、大好き。

ママ、産んでくれて、ありがとう。

いっしょうけんめい育ててくれて、
ありがとう。

 

【質問者からのお礼のコメント】
(原文のまま)

読んで泣いてしまいました。

34時間かかって娘を出産しましたが、
その同じ時間娘も一緒に頑張って
産まれてきてくれたんだと。

なんだか我に返りました。

娘が大好きです。

新生児の頃は大変ながらも愛おしくて大好きで、
その気持ちの方が大きかったのに、
だんだんと私の都合で考えてしまって。

反省も出来たし、暖かい気持ちになり、
また頑張ろうと思えました!

本当にありがとうございました。


以上、です。

 

と、本日の前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

今週も新たに623冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【会社の宝とは】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.623
『ザッポスの奇跡』
アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略〔改訂版〕
「年商1200億円」と「顧客と社員の幸せ」が両立する、その方程式とは?
石塚しのぶ著
廣済堂出版

 

トニーが37のバリューからなる「コア・バリュー原案」
を書き下ろした後、その次にやったことは
社員のフィードバックを求めることでした。

なぜ、そんなことをしたのでしょうか。

別に、いたずらに民主主義的にことを運ぶためではありません。
トニーの意図は、コア・バリューが実践可能か、
会社の現実に即したものかどうか、
リーダーの独りよがりになっていないかどうか、
会社というコミュニティで実際に生活している社員の声を聴くことで、
判断しようとしたのです。

ザッポスの研修部門ディレクター、
レイチェルが教えてくれたひとつの試みがあります。

先に述べた
「会社組織にメリットをもたらす、好ましい企業文化の根っこ」
を見つけるために、
社員を巻き込んで行うゲームのようなものです。

「××社らしい人間
(××のところは自社の名前を入れて試してみよう)
とはどんな人物か」、
という問いについて、
実際の社員をモデルに挙げて具体化してみるのです。

「営業部のAさんは、お客様を喜ばすためなら、
たとえ夜中の2時でも出勤して業務をまっとうする」
とか、
「B課長は、自分が正しいと思ったら、
相手がたとえ上司であっても
自分の意見を述べることを厭わない」
など、
具体的な人物を思い浮かべて、

その人のどういうところが「わが社的」なのかを
書き出してみるのです。

まず浮かぶのは、
直前に挙げたA、Bさんのような「行動例」でしょう。

ある状況を仮定して、
特定の人物がそれにどう対処するのかをイメージしていくのが、
このゲームのスタートラインになります。

そして例がそろそろ尽きてきたと思ったら、
リスト化された行動例に対して、
その根底にある「考え方」や
「キャラクター」を言葉にしてみましょう。

人が、ある特定の行動をとるのには
れっきとした理由があります。

それは、その人のもつ考え方だったり、
性質だったり、信条だったりするのです。

例えば先の例で、
「お客様を喜ばすためなら、
たとえ夜中の2時でも出勤して業務をまっとうする」は、
「顧客満足への献身」や
「勤勉さ」を意味するかもしれません。

また、「自分が正しいと思ったら、
相手がたとえ上司であっても
自分の意見を述べることを厭わない」
という行動の背後にあるものは、
「揺るぎない強固な意志」かもしれないし、
「正義感」かもしれません。

とにかく、行動から連想される言葉を、
どんどん書き出していくのです。

レイチェルによれば、例に挙げられる人物は、
みんなに尊敬されお手本とされる人でありながら、
「例外的な人物」であってはならないとのことです。

どちらかといえば、ここでは
「わが社のキャラを代表する、ごく普通の社員」
を例に挙げていくことが重要だといいます。

このように、「社員の意見を求める」ことは、
意外と簡単なことです。

リーダーにとっては、
会社の「ありのまま」を知るうえで
最も有益な方法なのに、
実践している人は意外と少ないようですが。

社員の声のなかには、
他では見つけることのできない宝が詰まっています。

それを掘り起こすために、
莫大なお金がかかるわけでも
特別な技術やシステムを要するわけでもない。

ただ、手間をかける、
真剣に耳を傾ける、
という覚悟が必要なだけだと、
ザッポスの成功例は教えてくれています。

(中略)

「メンター」も「アンバサダー」も
役職名ではなく、
新入社員と共に机を並べて働く、
CLT部門の同僚です。

私がザッポスを取材した折にも、
「メンター」や「アンバサダー」に
なりたての社員に何人か出会いました。

彼らはCLT社員として
日々の業務に従事しつつ、
新人社員のお世話役を兼任します。

みんな特別な研修を経ており、
自主的に名乗りを挙げた人たちでした。

彼らの目は、
これから「ザッポス・ファミリー」に
新人社員を迎え入れていく喜びと
意欲に輝いていたものです。

時として、職場には「世話好きの人」や、
「姉御肌」の人がいることでしょう。
こういう人たちは、新人をランチに誘ったり
一緒に飲みにいったりすることで、
「会社の流儀」を教えてくれます。

ザッポスでは、これを
企業文化のための正式な仕組みとして
制度化しているのです。

この世話役制度の目的は、
新人社員が一刻も早く
「会社に溶け込める」ように手を差し伸べ、
共同体の一員としてひとり立ちするまでの、
最短距離を歩ませることです。

個々の社員の性質、職歴などを吟味したうえで、
合いそうな「世話役」を配します。

そうすることで、「同僚」という枠を超えた、
より強い心の絆を築くことができます。

まさしくコア・バリューのひとつである、
「チーム・家族精神を育てよ」
を促進するための、
見習うべき制度と言えるでしょう。

 

 

2015年6月7日(日)

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早川勝
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