4月, 2015年

早川勝メール【749号】逆境に弱い人、逆境に強い人 ここに気づけば自信が持てる

2015-04-25

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

世間はいよいよGWに突入ですね!

皆さんは、爽やかな青空のもと、
海へ、山へ、リゾートへ、
そして、世界遺産へと、
ステキなバカンスをお過ごしになることでしょう!

私は例によって
“別荘”という名の書斎にこもり、
執筆に没頭します。

有休を絡めて「大型連休」を取得するものの…、
そのすべてを“オタクな時間”に費やすこととなります。

今年もまたまた「我慢ウィーク」(GW)です。

私には365日、一日たりとも休みはございません。
日々、修行です。

つきましては、
来週5月3日(日)と再来週10日(日)のメルマガは
続けてスキップ(休刊)させてください。

次の750号は5月17日(日)にお届けいたします。

では、よい連休を!

 

と、本日の前置きはこれくらいにして、

いつもより一日早い土曜日の配信となりましたが…、
早速、メインコンテンツに入ります。

今週も新たに622冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【魔法の杖を求めない】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.622
「逆境に弱い人、逆境に強い人」
ここに気づけば自信が持てる
加藤諦三著
大和書房

 

運の良い人や逆境に強い人は
良い人間関係を持っている。

誠実な人と付き合っている。

優しい人が周りにいる。

運の悪い人や逆境に弱い人は、
悪い人間関係を持っている。

不誠実な人と付き合っている。

一時優しくても、
その人が困ったときには助けてくれない。

逆境からなかなか立ち上がれない人は、
そんな人ばかりが周りにいる。

その人が病気になったときに、お金を使ってくれる人。
それが本当にいい人である。

今までの生き方が間違っているときには、
どうしても運の悪い人になる。

そして悩む。

「今の、この苦しみを救ってくれ」
と言っても、もう遅い。
周りには助けてくれる人がいない。

そもそも悩んだときには、
誠実な人とは付き合いたくない。

誠実な人は悩みを解決することを考えて、
相手に「こうしたら」という具体的な提案をするからである。

それは、たいてい生きることに疲れた人にはきつい言葉である。

解決するということは現実に直面することである。

だから誠実な人から出てくる言葉は、
悩んでいる人にとって嫌なことばかりである。

そこで口先だけの不誠実な人がつき合いやすい人になる。
逆境のときには、誠実な人はつき合いたくない人になり、
不誠実な人がつき合いやすい人になる。

今、この苦しい自分を助けてくれる人を
「いい人」だと思ってしまう。

さらに、その不誠実な人に
「いい人」だと思ってもらおうとして努力する。

そして愚かなことに自分の力を見せびらかす。
見せびらかしても何のためにもならないのに、
その不誠実な人に対して「いい人」を演じる。

しかし、「つらいわねー」という単なる同情の言葉は、
幸運を運んでこない。

逆境を解決しない。

「まあ、大変」と言われたって、
それで終わってしまう。

「まあ、大変」と言われると、
そのときは気持ちが良い。

でも今の逆境の解決にはならない。

そして力を失って死んでいくときには、
「まあ、大変」ではすまされない。

逆境になると、つらいからどうしても
「魔法の杖」を求める。

そこで「今、この苦しい自分が、
苦しまないですむように助けてくれる人」
を求めてしまう。

カルト集団の教祖のような人を求めてしまう。
何もしない自分を救ってくれる人を求めてしまう。

そんな人はいるはずがない。

そこで、さらにひどい状況に陥る。

それはサラ金を考えれば分かる。
最初はまだいい。
次にはもっとひどい街金といわれる業者に救いを求める。
最後に闇金にまで行く。

そこで確実に地獄に行く。

生きることがつらいときに気に入った人物は、
要注意人物である。

人あたりのいい人には注意したほうがいい。

一見きれいなお茶椀、
でも雑巾で拭いているかもしれない。

逆境に強い人の特徴として、
ヒギンスは問題に対する前向きの姿勢
積極的な姿勢、能動的な姿勢、
不屈の姿勢を挙げている。

逆境に強い人の特徴は、
問題に対するプロアクティブ(proactive)な傾向だという。

つまり逆境に強い人は
「魔法の杖を」求めないということだろう。

プロアクティブな人は「魔法の杖を」求めない。
「今、私はどう対処するか?」、それを考える。

逆境に弱い人は、文句を言うことが主題で、
解決する意志がない。

経済的逆境ばかりでなく、
心の逆境の場合も同じである。

うつ病や不眠症になったときに、
「今、この苦しい自分が苦しまないで、自分を助けてくれる人」
を求めてしまう。
それも同じことである。

「自分はなぜ自律神経失調症になって不眠症になってしまったのか」
と、自分の今までの生き方を反省することが第一である。

それが心の多重債務に陥るのを避ける方法である。

逆境に強い人は「運は自分でつかむ」
という心の姿勢がある。

逆境に弱い人は人から運をもらおうとする。
何もしないで幸運を待っている。

だが人から運をもらおうとすると、
相手が見えなくなる。

つまり自分に都合の良いことを言う人に、
楽だからすがってしまう。

そして最後に痛い目に遭う。

運を自分でつかもうとする人は、相手を見る。
そして相手が見える。

逆境に強い人は、
相手は単なる優しいことを言う人か、
本当に優しい人かを見分けられる。
だから逆境を抜け出せる。

運を自分でつかもうとする人は、
相手は誠実な人なのか、
それとも騙す人なのかを見分ける。

単なる優しいことを言う人か、
本当に優しい人かを見分けるポイントは、

「この人、私のためにリスクを負っているかな」
と考えることである。

こう考える人が逆境に強い人である。

 

 

2015年4月26日(日)

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早川勝
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早川勝メール【748号】小さな幸せ46こ 最悪の思い出も、いつか最高になる

2015-04-19

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

私たちの日常生活において、
今まで何の疑問も感じることなく、
習慣化されていることって多い気がします。

朝の歯磨きは、寝起きにするか、
はたまた、朝食後にするのか、
それとも、両方か。
というのは、人それぞれでしょう。

では、
シャンプーとトリートメントの順番、
あなたはどちらが先でしょうか?

えっ?!
「はじめにシャンプーをしてから
仕上げにトリートメントするのが当たり前でしょ」、
ですって?!

まあ、一般的にはそうですよね、きっと。

私も昔はそうでした。

しかし、一説によると、
髪にやさしい洗髪の順番というのは、

先にトリートメントをして、
最後にシャンプーで仕上げるのが「裏ワザ」なんだそうです。

あなたはご存知でしたか?

そうでしたか。
なら、よかった…。

私の場合、
この方法を散髪屋のマスターに勧められ、
試しに順番を変えてみたのですが、

たしかにトリートメントを先にしたほうが、
髪の傷みも少なく、
サラサラ・ツヤツヤ感が保てるようになりました。

化学的な根拠は忘れてしまったのですが、
たしか、こんな解説だったかと思います。

髪は水に濡らすだけで無防備に開く、
シャンプーすると酸性になり痛んで髪が閉じる、
そこへトリートメントをしても髪の芯まで浸透しない、
そして、キューティクルが失われていく…。
だから、先にトリートメントをして髪を守ってあげ、
次にシャンプーで丁寧に洗うのだと。

実際の効果の是非については、
それぞれ賛否両論があるのかもしれませんが、
マスターの「力説」に影響され、
騙されたと思って試してみたところ…、

明らかに髪質が変わりました。

どうやら、この順番のほうが、
「髪の元気」が失われないようです。

そのおかけでなんとか、
こうして50代を迎えた今となっても、
パワフルな髪質を保てているもかもしれません。

アドバイスをくれたマスターには感謝・感謝、
私にとっての“髪様”仏様です。

ぜひ、あなたも試してみたらいかがでしょうか?

 

と、本日の前置きはこれくらいにして、
メインコンテンツに入ります。

今週も新たに621冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【近くにいる】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.621
「小さな幸せ46こ」
最悪の思い出も、いつか最高になる
よしもとばなな著
中央公論新社

 

両親が亡くなったとき、
信頼できるふたりの友人に
全く同じことを言われた。

「今はほんとうにつらいと思うけれど、
あるときから、亡くなった人と自分は
ほんとうに共に生きているとわかるようになる。
実感としてここにいる、と思うようになる。
自分の中にいるという感覚に近い。
それでほんとうに納得することができるし、
実際に会えない淋しさがなくなることはないが、
あまりにも今いっしょに、思い出とかではなく
まさにここにいる感じがするから淋しくなくなる。
時間がたてばたつほど、
共に生きているということが
理屈ではなくわかるようになるものなんだ」

そのふたりはもちろん互いに知り合いではないし、
私がどちらかの言っていることを
どちらかに話したわけでもない。

突然に同じことをふたりから
別々の場面で力説しだしたので、
動揺するほどだった。

そのときは私もまだ
両親がいないことにが〜んとなっていたので、

「それって、思い出したときにはその人の面影は
いつも自分の中にいるっていうことなのかなあ」
などと思っていた。

でも、ふたりの力説の中には
なにか違うものがあった。

うまく言い表せないけれど、
こうなんだってば!みたいな感じの、
もどかしいような雰囲気だった。

私はなんとなく
「これはほんとうに体験しないと
わからない類いの感覚に違いない」
と思い、そのまま胸にしまっておいた。

今も実家に行くたび、
両親の不在ばかりを感じる。

たまに父が這って歩いていた廊下を這ってみる。
父の気持ちがわかる気がするし、
そこに父の面影がしみこんでいるような気がする。

お茶をいれてお仏壇に供えてみる。
おいしいお茶をいれると
喜んでくれた父の姿を思い出す。

母のベッドを訪ねてみる。
母が寝ていたままにそこにあり、
今にも会えそうな気がする。

ベッドの隣に座り、
前にそうしていたように時間を過ごしてみる。
話しかけたら答えが返ってきそうに思う。

しかしそこにあるのは淋しさだけだ。

どんどん薄れていく面影に、
時間の経過が悲しくせまってくるだけだ。

でもこれではどうも
あの人たちの言っていたこととは違う気がする、
そう思っていた。

ひょんなことから、
両親といつも通っていた西伊豆の旅館を
訪ねることになった。

両親が歩けなくなってからずっと行ってないので、
もう五年くらい行っていなかった場所だった。

もっともっと淋しい気持ちになるはずだった。

その旅館は私が小学生くらいのときから泊まっているので、
そのときと変わらない部屋や廊下やトイレがそのままある。

その旅館が新しくオープンしたとき、
それからはずっとなじみになった家族のための大きな部屋に
初めて通された幼い日のことを覚えている。

今はすっかり古びた机も
そのときはぴかぴかの新品だった。

両親はお茶を飲んでくつろぎ、
姉と私はお菓子を食べていた。

まだ旅行に行くときの日本人がジャケットを着て
きっちりとしたかっこうをしていた頃のことだ。

いちばん元気で楽しそうだった頃の
家族の思い出がこもっていて、
思い出すだけでつらい場所なんだから、
行ったらもっとつらいだろうと思っていた。

でも、そんなことはなかった。

それが土地の力なのか、
思い出の厚みなのか、
全くわからない。

着いたとたんに海に山に温泉にそして宿や宿の人たちに
温かく迎えられているのを感じた。

そしてそれに伴って
両親が若いときの姿で
いっしょににこにこと喜んでいる感じが
胸にせまってきた。

しかもそれは私の上でもなく隣でもない、
胸の奥から両親の気配が
湧きだしてくるような感じなのだった。

またここに来ることができたことを
両親はとても喜んでいる、
と確信できた。

それは思い出の中の両親ではなかった。

私と共に生きている両親の魂みたいなものが、
たった今喜びを伝えてきている、

そうとしかいえない感覚だった。

思い過ごしの類いでもなく、
そうであってほしいというものでもなく、
身体感覚として生々しく感じられた。

ああ、そうか、このことだったのか、
あの人たちが言っていたのは。

と、やっとほんとうに理解できるようになった。

これからどんどんこんな時間が増えていくのだとしたら、
そのことをかつての私は知らなかったことになる。

この年齢になって初めて知ることであり、
みんなうまく言い表せないだけで
たいていの人が感じている感覚なのだとしたら、
すばらしいと思った。

流れの中に救いはたくさん用意されているのだ。

 

 

2015年4月19日(日)

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早川勝メール【747号】「自分」の壁 “自分探し”なんてやめなさい

2015-04-12

皆様
こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

 

先日、S生命のWさんよりメールが届き、
ある「クイズ」を出題してくれました。

私への「挑戦状」ですね(笑)

◎クイズ

さて、問題です。
「ツイテル」の反対語は何でしょうか?

ヒント
「ツイテナイ」ではありません。

うーん、
なんでしょうか。

どこかで聞いたことがあるような…。

私は迷いました。

簡単なようで、意外と難しい。

あなたはなんだと思いますか?

すでにご存知の方もいると思いますが、
私は知りませんでした。

「ツイテル教」の信者である私としては、
このままにしておけません。

頭を捻って考えました。

いったい答えは何なのでしょうか?

ふ〜む。

あっ、
「不運」かな。

でも、それじゃあ、
「ツイてない」と同じ意味になってしまうし…。

と、考えたあげくに、

「答えは、『普通』でしょうか」、
と私なりの解答を返信したところ…。

返ってきた正解=「ツイテルの反対語」、

それはなんと、

「ツカレテル」

…なんだそうです。

なるほど、
たしかに、ツカレテル時はツイテナイことが起こります。

疲労困憊、ストレスいっぱいのときは、
何をやっても裏目裏目に出て、
うまくことが運ばない、ですよね。

反対に、
心身ともに充実し切っているときは、
次々と幸運が舞い降りて来て、
やることなすことすべてうまくいく気がします。

ツイテルことが起きるように、
健康管理はもちろんのこと、
心にも栄養と休養を与えて、

いつも“元気”でいたいものですね。

今週も、
あなたに「幸運」が訪れますように…。

このメルマガ配信によって、
元気パワーがみなぎることを祈りつつ…

 

本日の前置きはこれくらいにして、
メインコンテンツに入ります。

今週も新たに620冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【親孝行】
です。

「お前はお前だけのものじゃないよ」
というフレーズに感動しました。

“二人称の死”

実に深いメッセージです。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.620
『「自分」の壁』
“自分探し”なんてやめなさい
養老孟司著
新潮新書

 

関係が希薄になってきて、
人間がバラバラになっている、
というのは随分前から感じていることでした。

たとえば大学や会社の慰安旅行の類がなくなってきた。
これもまた、「個」を立てようとした結果です。

東日本大震災の後、「絆」という言葉がよく使われ、
その大切さが改めて説かれるようになりました。

その一方で、そうした風潮への違和感を口にする人もいました。
「絆」という言葉はなんとなく気持ち悪い、偽善的だ。
そんな反発をおぼえたようです。

私はその頃、これをきっかけに絆の大切さを考えるのは
結構なことじゃないか、と思ったほうでした。

たしかにケチをつけようと思えば、
いろいろ言えることでしょう。
しかし、そういうことはあまり気にしないようにしています。
文句を言えばキリがない。
むしろ、そのいい面を考えていけばいいだろう、
と思ったのです。

絆の問題が、一番わかりやすく表れたのが、
親子の関係の変化です。

親子関係は、子どもが社会に出てからの
人間関係の基本にもなります。

その絆が明らかに薄くなった。

以前から気になっていたのは、
団塊の世代の人々がしばしば、
「老後は子どもの世話にはならない」
と言っていることでした。

親孝行といった道徳をなくしていけば、
当然、そういう考え方になります。

「私は親孝行をしない。
よって子どもも私に孝行する必要はない」
となるからです。

でも、体が動かなくなれば
他人に迷惑をかけざるをえません。
それでいいのです。

世の中には元気でも迷惑な人だって、
たくさんいます。

他人に迷惑をかけずに亡くなるのが
一番いいというのならば、
災害で死んで、遺体も見つからないのが
理想だということになってしまう。
いくら何でも、それはおかしいと思うでしょう。

「子どもの世話にならない」
という考え方を持つ人は、
それを一種の美学だと捉えているのかもしれません。

しかし、社会全体がそういう考え方に向かうのは、
ちょっと危ない傾向に思えます。

それは、「子どもの世話をしない」
ということの裏返しだからです。

要は、「人のことなんか知ったこっちゃない」
ということです。

これは実は人間関係おいて、
手抜きをしているということです。

このことは、「自分の体は自分だけのもの」
という考え方にもつながります。

そして自殺も「俺の美学」になってしまう。

(中略)

死には三種類ある、
と本書以前に出した本の中でもお話ししてきました。

一人称の死、二人称の死、三人称の死です。

一人称の死は「自分の死」、
二人称の死は「身内や友人など知っている人の死」、
三人称の死は「知らない人の死」。

このうち、一人称の死は、
大きな問題のようでいて、
よく考えると当人にとっては関係のないものです。

死んだ瞬間から本人はいないのだから、
「私」には関係がない。

もしも霊になって天から眺めていても、
「私」には手も足も出ません。
そのことは現実が証明しています。

また、三人称の死も、
基本的には私たちには影響をしません。

もちろん、たとえ知らない人の死でも、
ニュース等で知れば、心が痛むのは自然なことでしょう。
しかし、ニュースには流れないだけで、
今この瞬間にも日本中、世界中で人は死んでいます。

三人称の死について、
私たちはいちいち反応はしません。

ほとんどの場合、私たち自身の現実には影響しない。
三人称の死とはそういうものです。

すると、私たちにとって「死」とは、
実は基本的に、二人称の死のことになります。
それに尽きる、といってもいい。

身内など知っている人の死ほど、
私たちの現実に影響を及ぼすものはありません。

親の死や、子の死によって、
文字通り世界の見え方が変わってくることは
決して珍しくありません。

問題は、「一人称の死は大した問題ではない」
という結論だけをいうと、
今の若い人たちはおかしな方向へいきかねない、
という点です。

安易な自殺については第5章でも触れましたが、
それだけではなく
「俺が死んだって大したことではない。
死刑にして欲しいから、人を大量に殺す」
という思考に進んでしまう人まで出てきました。

昔の人も、結局二人称の死しか現実にはなく、
一人称の死には大した意味はない、
という考えはわかっていたはずです。

にもかかわらず、
「私(俺)が死んだってどうってことない」
といってやけにならなかったのはなぜか。

おそらく、そこで意味を持っていたのが、
昔の修身(道徳)の教えでしょう。

たとえば「親孝行」。

人間が最初につきあう自分以外の人は、
親です。
それを徹底的に大切にしろ、
とはどういうことか。

親のほうは「子どもは親の言うことを聞くべきだ」
という教えだと考えているかもしれません。

でも、それは誤解です。

親孝行は、子どもに対して
「お前はお前だけのものじゃないよ」
ということを実は教えていたのです。

 

 

2015年4月12日(日)

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早川勝
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早川勝メール【746号】仕事に効く!ビジネスをハピネスに変える考え方のコツ  仕事は楽しいですか?

2015-04-05

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

春爛漫、異動の季節です。

私自身も環境が変わりましたので、
この場をお借りいたしまして、
皆様にご報告を申し上げます。

このたび、
グループ総合保険代理店・営業本部長の「兼務出向」任務を終え、
4月1日付にて、本籍であるカタカナ生命保険会社へ異動、
今後は、新規プロジェクトに専念することとなりました。

在任中におきましては、ひとかたならぬお引き立てを賜り、
厚く御礼を申し上げます

本来であれば、お世話になりました関係者の皆々様には、
直接ご挨拶に伺うべきところではございますが、
急な辞令にてそれも叶わず、
大変申し訳なく思っております。

新任地におきましても、今まで以上に「死ぬ気で」、
業界初の歴史的なチャネル立ち上げに邁進していく所存です。

いずれ、世間を「あっ!」と言わせることになるでしょう!

今後とも変わらぬご指導ご交誼のほど、
宜しくお願い申し上げます。

赤坂・六本木方面にお越しの際は、
ぜひ、お立ち寄りくださいませ。

情報交換しながら、
希望に満ちた「未来像」を語り合いましょう。

 

と、
異動のご挨拶はここまでと致しまして、
メインコンテンツに入ります。

今週も新たに619冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【アバウトな戦略】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
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「仕事に効く!ビジネスをハピネスに変える考え方のコツ」
仕事は楽しいですか?
西沢泰生著
産業編集センター

 

伝説のナプキン

ある日突然、大きな仕事を任されたあなた。

上司から「まず、計画案を出してよ」と言われて、
あらゆるケースを想定して考えているうちに、
だんだん頭の中がゴチャゴチャしてきて、
結局、1週間経っても、
できたのは計画案の表紙だけ……。

あなたがマジメならマジメなほど、
ありがちな事態です。

第1章でもご登場いただいた、
『100円のコーラを1000円で売る方法』
(KADOKAWA中経出版)の著者、
永井孝尚氏は、IBM時代、
アメリカ人と一緒に何度も
プロジェクトを進めた経験があるそうです。

その時、永井さんが戸惑ったのは、
アメリカ人たちが、実に「テキトー」に
プロジェクトをスタートさせてしまう事。

何しろ、だいたいの方向性を合わせたら、
とりあえずスタートを切ってしまう。

そして、あらかじめ、
途中経過をチェックする日を決めておき、
その日に、必要なら軌道修正する。

しかし、このチェックの段階においても、
ほとんどが口頭による説明のみで、
永井さんが「途中経過の詳しい資料」
を持って行こうものなら、
「日本人はマメだ!」
と驚かれたというのです。

とりあえず始めてみて、
走りながら、不具合があれば修正していく。
そんな進め方なのですね。

永井さんがプロジェクトの責任者(アメリカ人)に、
半年後のプランを聞いても、
「だいたいこんな感じ」と、
大まかな方向性しか答えられない。

不安になって、
「こんな事が起こったらどうしますか?」
「こうなった場合のシナリオは?」
などの質問をすると、
こんな回答が返って来たとか。

「グッド・クエスチョンだね。
でも、決まってないんだ。
いい視点だから、ぜひ、検討してみよう。ありがとう」

そもそも、アメリカがこのようなスタイルで
プロジェクトを進めるようになったのは
戦争がきっかけだったのだそうです。

あらかじめ詳細な戦術計画を
きっちり立てて戦った部隊よりも、
大まかでも柔軟性を持って
臨機応変に変えられる戦術を立てて戦った部隊の方が、
勝率が良かった。

その事から、
「大ざっぱな計画」
→「すばやい実行」
→「結果を見て、必要なら柔軟に修正」
という考え方が定着したのだとか。

さて。
そんな、「アバウトな計画」でスタートし、
成功をおさめたのが、
格安の航空会社として知られ、
その画期的なビジネス手法が
たくさんメディアで取り上げられている
サウスウエスト航空です。

その本社には、
額に入った「1枚の紙ナプキン」
が飾られています。

実は、この紙ナプキン。
サウスウエスト航空の創業者たちが、
とあるバーで議論しながら
ビジネスのアイデアをメモしたものなのです。

「各都市間を格安で飛行機を直結させる」
「予定時間どおりに通行する」
「便数が多い」

これらを実現すれば、
乗客は「バス感覚」で飛行機を利用するに違いない!
……などと、酒を飲みながら話し合い、
運行パターンを短時間で書きなぐっただけのもの。

言ってしまえば、
「飲み屋での雑談をメモにしただけの紙切れ」
ですね。

そのたった1枚の紙ナプキンが、
サウスウエスト航空の企業の基盤になったというのですから、
アメリカらしい話。

正に、伝説の紙ナプキンです。

先の永井氏は、これらのアメリカの企業での例などを踏まえ、
こんな事を言っています。

「3か月で作る完璧な戦略ではなく、
半日で立てた仮説が成功をもたらす」

そして、田坂広志氏の著書
『まず、戦略思考を変えよ』(ダイヤモンド社)から引用し、

「戦略を立てる時は、
山登りではなく、
波乗りを意識するとよい」

と言っているのです。

つまり、変化の激しい時代では、
山に登ろうと考えて綿密に計画を立てても、
登ろうと思っていた山が、
ある日、突然、谷に変わったりしてしまう。

だから、刻々と変化する「波」に乗っているつもりで、
「行きたい方向だけ決めたら、
あとは波の形の変化に合わせて
瞬時に自分の体勢を変化させて対応する」
のが望ましい。

フェイスブックの創始者、
マーク・ザッカーバーグは、
「完璧を目指すより、まず終わらせる方がいい」
と言っています。

さすが、変化の激しい現代で、
波に乗っている人は、
わかっていらっしゃいますね。

 

「今日、実行するベターな戦略は、
明日、実行するベストな戦略より勝る」
(アメリカの軍人 パットン将軍の言葉)

 

 

2015年4月5日(日)

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