11月, 2014年

早川勝メール【729号】『俺のイタリアン』を生んだ男 「異能の起業家」坂本孝の経営哲学

2014-11-30

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

衆議院が解散となり、
さあ、いよいよ選挙戦が始まります。
12月2日公示、14日投開票。

政府は衆議院選挙の費用として、
631億8300万円もの国費を使うことを
閣議決定しました。

「いったい何のための選挙なのか」
「この選挙に大義はあるのか」
という世論が渦巻く中ではありますが…、

そう決定したからには、
私の“清き一票”を無駄にしたくはありません。

世の中のために生きた一票になるよう、
「よく考えて」投票しようと思います。

ただ、よく見極めようにも、
数年前はブームだった「マニュフェスト」から
ここ最近は「選挙公約」という表現に変わり、
公約の数字や期日が“曖昧”になっています。

まるで、売れない営業マンの「目標設定」のよう…。

数字や期日を明確にすると、
実現したかどうかがはっきりしてしまいますからね。

できるだけ、ゴールは抽象的にしておこう、
というのが、悩めるビジネスマンの傾向であります。

ビジネスマンも政治家も似ているものだなぁ、
と、つくづく感じている今日この頃。

きっと、そういう大人の狡さに敏感な頭の良い若者たちは、
ますます政治に対する興味・関心を失っていくのでしょう。

今回の選挙も、投票率の低さが懸念されています。

日本の若者は、世の中の現状に「大満足」しているのでしょうか。
本当に「幸福感」いっぱいなのでしょうか。

それとも、「あきらめ」や「不信感」による棄権票なのでしょうか。

はたまた、「平和ボケ」なのでしょうか。

このままでは、ニッポンの未来が心配になります。

もし、ネット投票のようなシステムが可能になれば、
若者の投票率は飛躍的にアップするのでしょうね。

不正な投票が出来ないように安全なシステムが構築され、
予算面などの様々な問題が解決されたら、
投票率90%以上も夢ではありません。

たとえば、
指紋認証でパソコンやモバイルからでも投票できる、とか。
カード決済機能を使って投票するとマイルが貯まる、とか。
ネット投票すると所得税や住民税などが割引になる、とか。

その気になれば、実現可能だと思うのですが、
いかがでしょうか?

そうなれば、
既得権益の組織票に左右されない“民意”が
国政に反映される選挙になりますよね。

「学校の体育館」や「区役所」に足を運び、
人件費を使って運営されるアナログな選挙システム。

それを知った“未来の人”は、
きっと大笑いするのでしょうね。

「なんと原始的な!」と。

だって、紙と鉛筆、ですからね。

もしかすると、
これから、どんどん「電子化」が進んでいくと、
5000年後の未来には、
政治家はすべて「ロボット」という時代が
やって来るかもしれません。

自動車は水や空気で走るようになり、
「特殊やわらか合金」の開発によって
事故によるケガはなくなることでしょう。

人は自由に空を飛び回り、
電波のように「瞬間移動」も可能になることでしょう。

家やビルは「空中での浮遊建設」が可能になるため、
地上の住居はなくなり、
地震の被害も皆無となることでしょう。

人間はもはや食物から栄養を補給しなくても
「植物」のように太陽と水分だけで
生きられるようになることでしょう。

癌や不治の病と言われていた病気は、
風邪薬のような「サプリメントですぐ完治」するようになり
平均寿命は300歳を超えることでしょう。

パソコンのチップが頭に埋め込まれ、
勉強をしなくても幼児から全員「天才児」となり、
学校はサークルとなることでしょう。

精巧な「自動翻訳機」によって世界中の言語は統一され、
どんな人種同士であっても会話ができ、
テレパシーでもコミュニケーションがとれるようになることでしょう。

体温調節を常に適温に保ってくれる特殊電磁波繊維により、
脳内チップでプロジェクションマッピングのように服が選べ、
自由にファッションを楽しめるようになるため、
着替える必要もなくなることでしょう。

エネルギーは太陽光のみで
世界中のあらゆるシステムが稼働できるようになることでしょう。

労働者はすべてサイボーグとなり、
人間は働く必要もなくなることでしょう。

通貨という概念もなくなり、
人は生まれてから死ぬまで、
お金の心配がなくなることでしょう。

争い事や戦争を起こしていた時代の人間は、
歴史上、北京原人やネアンデルタール人と並べられ、
進化途上の人間の一種とされてしまうことでしょう。

そうやって、未来人は、
世界平和を愛する「人格者」となっていくに違いありません。

ちょっと飛躍し過ぎでしょうか!

そんなSF小説でも書いてみましょうかね。

さてさて、
話を元の現実に戻すと、
現代のあなたは、「紙」派ですか?「電子」派ですか?
…かと問われれば、

たとえば、
“読書”についても、
好みが分かれるところです。

「紙書籍」なのか「電子書籍」か。

あなたはどちら派でしょうか?

まだまだ「紙の本が好き」
という方が多いとは存じますが…。

電子書籍ファンの皆さま、
大変お待たせいたしました!

「死ぬ気シリーズ」第1弾、第2弾に続き、
ついに第3弾も電子書籍版がリリースされました。

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と、前置きはこれくらいにして。

メインコンテンツに入ります。

今週も新たに602冊目の「お薦め書籍」から抜粋します。

私の部下である尾崎の実兄(東京工科大教授)が、
「俺のシリーズ」坂本孝氏の経営哲学について書いた一冊です。

帯のキャッチコピーによると、
稲森和夫氏も推薦とのことですが、
僭越ながら、私早川勝も推薦します。
(著者の弟に薦められたから、というわけではありません…笑)

本日のテーマは、
【シンボルと夢】
「一流の人は一流と仕事をしたがる。
二流の人は三流の人を雇いたがる」

 

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.602
「『俺のイタリアン』を生んだ男 」
「異能の起業家」坂本孝の経営哲学
尾崎弘之著
IBCパブリッシング

 

『俺のイタリアン』総料理長の山浦敏宏はこう語る。

「当社の良さは夢を見られることです。
社長は常々、夢を語っています。
我々の特徴は出店のスピードも早いことなので、
『次は僕の番だ』と夢を見ることができます」

『俺のシリーズ』を実現するには、
「料理人に夢を与えること」が必要である。

経営者の考えに、
現場の一人ひとりが呼応しなければ
組織が動かないからである。

職人としての料理人の世界は、
とても夢を持てる世界ではない。

朝の仕込みから夜の片付けまで労働時間は長く、
給与はお世辞にも高いとは言えない。
また、徒弟制度が厳しく、大企業のような新人研修はない。
「うまくなりたかったら、技を盗め」
というセリフが依然、まかり通る世界である。

そして、「おいしい料理を作ってお客さんの喜ぶ顔を見たい」
と夢を語っていても、極めて離職率が高い。

料理人だけではないが、宿泊・飲食サービス業に
就職した大学生の51%が3年以内に離職している
(2010年の厚生労働省調査)。

外食産業に進出してすぐ、坂本は、
「これでは懸命に働こうという気持ちを持つことができない」
と感じた。

料理人が夢を持ちにくい経済環境になっているのも事実である。
安定成長時代からデフレになり、
企業も個人も節約志向が続いている。
優秀な料理人が調理専門学校を卒業しても、
社会は低成長であり、ぜいたくな店は増えない。
これは必然的なトレンドである。

高級店でもお客の入りが限られてくれば、
経営者はリストラを始める。
料理人は不本意でも原価率や人件費を下げて妥協するしかなく、
料理の質が下がってしまう。
さらに、それが客足を減らすという悪循環に陥るのだ。
結局、どこにでもあるようなセントラルキッチンを使った店が増え、
食材費用も切り詰められ、
美味しい料理を作りたいという料理人の夢は潰れてしまう。

シェフに提供する「第三の選択肢」

料理人たちは自分の店を持ちたいという夢を持っている。

従来、シェフで成功しようと思えば、
選択肢は二つしかなかった。

「安い給料でも我慢して有名店で働く」か
「独立してリスクを負って店を経営する」かの二つである。

一流のシェフにもこれ以外のチョイスはなかった。

『俺のシリーズ』はシェフに「第三の選択肢」を提供している。

ここでは、シェフは経営リスクを負う必要はなく、
安定した環境で、しかも自分が作りたい理想の味を追求できる。

おおまかな労働環境は、
「他店より忙しいが、その分給料も高い」
といったものである。

ただ、店のパフォーマンスによって
大きく評価を変えることはしない。
仲間のために働く利他主義の阻害要因となるからだ。

その代わり、優秀なシェフが大勢集まる
という夢がある環境設定をしている。

大企業で働く人たちと同じような満足感を与えるわけだ。
こうなれば、プロにとっては、
「忙しいことこそ遣り甲斐」となる。

シェフの遣り甲斐は労働環境だけではない。
意外な角度からも見いだせる。

「3万人のために働くか、2400万人のために働くか」
という話を考えてみよう。

「首都圏に約3000万人の人が住んでいる。

このうち、1回3万〜5万のお金を払って
高級レストランに来る人はほとんどいない。

せいぜい人口の0.1%の3万人ぐらいだろう。
シェフは、たかが3万人ために人生を賭けて仕事をしても良いのか?

しかし、3000円で済む店があれば、
人口の8割の2400万人が来ることができるだろう。

一流のシェフはわずか3万人を相手にするのか、
2400万人のために仕事をするのか、
どちらがより夢があるのだろうか?」

2011年6月、坂本たちは採用面接のため、
初めて山浦と会った。
後に『俺のイタリアン』一号店のシェフを務める彼は、
「3万人対2400万人」の話を聞き、
「実は、私もずっと以前からそう思っていました」
と答えた。
一部のお金持ちしか来ない高級店のお客が
料理のことを本当に分かっているとは限らない。

むしろ、財布は心配だが、
料理を楽しみたいと思っている人達に
美味しい料理を提供したいと、
山浦は思っていたのだ。

夢を与えるシンボルを置く

料理の質を落とさずに規模を拡大するには、
多くの優秀なシェフを採用しなければならない。

ところが、シェフ達は
海のものとも山のものとも分からない店には来てくれない。

シェフの数を揃えるためには「シンボル」が必要だった。

安田は「シェフをリクルートする時、
一流半以下の人ほど二の足を踏みます」と言う。

二流以下の人は
客単価2万円の店から3000円の店の立ち飲みに移るとなった場合、
「都落ち」したと感じる。
自分は一流でないと自覚しているので、
安物の場所に移ったと思われることを怖がるのだ。

シリコンバレーにも、
「一流の人は一流と仕事をしたがる。
二流の人は三流の人を雇いたがる」
という格言がある。

この点、超一流のシェフは既に名声を得ているので、
客単価が安い場所に移ることを怖がらない。

値段が安い料理を出しても、
「手抜きしたと思われなければ良い」と考えている。

また、超一流ほど人格者でもある。

社長秘書の岩崎は
「二流の料理人は
脱税や食材業者からのリベートの話を平気でしていましたが、
超一流の人はまったく違います」
と語る。

『俺のシリーズ』はシェフの人数を確保するため、
超一流シェフのシンボルが必要だった。

シンボルの動きを見て、
他の腕の良いシェフがフォロワーとして続くからだ。

それが
イタリアンの山浦、
フレンチの能勢、
和食の島田
であった。

シンボルがいると、
「どうしてあんな優秀なシェフがあの店に行ったんですか?」
「それなら僕も腕を試したい」
と多くのシェフが続くのだ。

「ああいう優秀な人達と一緒に仕事をしたい」
というのが彼等の夢となる。

 

 

2014年11月30日(日)

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早川勝
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早川勝メール【728号】なぜか好かれる人がやっている 絶妙な存在感の出し方 「じゃない方」にはならない!

2014-11-23

皆様
こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

昭和の最盛期を支えた映画界の大スター、
高倉健さんが今月10日、
悪性リンパ腫のため亡くなり、
83年の生涯を閉じました。

またひとり、昭和の象徴がこの世を去り、
寂しい想いをされている方も多いのではないでしょうか。

心より高倉健さんのご冥福をお祈りいたします。

映画俳優としての高倉健さんといえば…。

私の幼少期には、
『日本侠客伝』『網走番外地』シリーズで
一世を風靡しました。
日本中の大人たちがブラックジョークとして
「死んで貰います!」
と、お互いにダメ出しし合っていたほどですから、
よほど流行語になっていたのでしょう。

私が思春期の頃には、
『八甲田山』『野生の証明』『南極物語』などの大作に次々と主演し、
「天は我々を見放したぁ!」
「お父さん、こわいよ。誰かがお父さんを殺しに来るよ」
「男はタフでなければ生きていけない、優しくなければ生きている資格はない」
「タロとジロ」
「不器用ですから」
などの流行語を生み、大きな話題を呼びました。

そして、平成の世になっても活躍し続け、
名作『鉄道員(ぽっぽや)』では、
モントリオール映画祭で主演男優賞を受賞しました。

遺作となった「あなたへ」まで、
出演した映画の作品数は、
なんと205本。

すごいですね。

その数多くの作品の中でも
群を抜いて評価が高かったのは、
やはり『幸福の黄色いハンカチ』でしょう。

不器用な生き方しかできない刑務所帰りの寡黙な男を演じ、
ブルーリボン賞と日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を
ダブル受賞するほどの賞賛を集めました。
その他の映画賞も総なめでした。

硬派で武骨、口数は少ないが人の情を大事にする素朴な役柄は、
高倉健さんの真骨頂です。

そんな愚直なまでの生真面目さで必死に生きる姿に、
私たち日本人は自らの人生を照らし合わせ、
深く共感するのでしょう。

そうそう、
そういえば、個人的には、
“黄色いハンカチ”にまつわるこんな思い出があります。

私が外資系生保の支社長として100名以上の組織を率いていた頃、
営業社員全員のご家族へ「手紙」を出したことがありました。

全国トップ支社として表彰された感謝の気持ちを込めて、
営業社員たちの素晴らしい活躍と大奮闘ぶりを報告するとともに、
日頃のご家族のサポートに対する御礼と労いのお手紙を書いたのですが…、

心を込めて一通一通の手紙を完成させていくその労力たるや、
それはそれはもう大変で、
連日のように徹夜の“執筆”となってしまいました。

といっても、ただ単に手紙を出すのでは、
インパクトが薄いのではと思い、
ささやかな「感謝のプレゼント」を同封することにしました。

陳腐なものではなく、
かといって、高価過ぎることもなく、
それでいて、喜んでもらえて、心にも残り、
実用的で気の利いた贈り物は何かないか。

そう思い悩んだあげく、
「幸福の黄色いハンカチ」を、
贈ろうと思いついたのです。

もちろん、ヒントとなったのは、
20数年前から何度も見てきた、
映画「幸福の黄色いハンカチ」です。

どんなに帰りが遅くなろうとも、
営業マンであるご主人の帰りを
いつまでも待っててね「黄色いハンカチ」を掲げて…。

という愛のメッセージとして、
手紙に同封することとしたのです。

そして、さらに「幸せが訪れますように…」
という思いを込めて…。
(早川勝オリジナルの「ツイてるシール」も同封)

「よーし、ハンカチでいこう!」、
と決めた私は、
街へ買い物に出かけました。

といっても、真っ黄色なハンカチというのは、
そうそう品が揃っているわけではありません。

三越や松坂屋などのデパートを回って歩き、
花柄ものなどを含めて、
黄色いハンカチという黄色いハンカチをすべて
買い占めてしまいました。

部下の女子事務員の子にも手伝ってもらい、
街中の“黄色いハンカチ”を買いあさったのです。

100枚以上集めました。

すると、後日、
なんとなんと、
デパートのハンカチ売り場に、
「幸福の黄色いハンカチ」コーナー、
という売り場ができているではありませんか!

その売り場を見た私は、ビックリ。
思わず大笑いしてしまいました。

そう、名古屋の街の“マーケット”を
私が動かしたのですから(笑)

そして数日後、
多くのご家族から(独身社員はご両親から)、
お礼のお手紙が届きました。

感動しました(涙)

10代で映画「幸福の黄色いハンカチ」を観て感動し、
40歳になってまた、
「幸福の黄色いハンカチ」のお礼の手紙で
感動することとなったのです。

そんな思い入れのある映画ではありますが、
私早川勝にとっての「健さん映画」の代表作というのは、
実は「幸福の黄色いハンカチ」ではありません。

『遙かなる山の呼び声』という作品です。

高校卒業直後の春休み、
本厚木の映画館スバル座で観て号泣した、
『遙かなる山の呼び声』。

タダ券をもらっての鑑賞でしたが、
(私は高校生のときスバル座・ミラノ座でアルバイトをしていた)
今でもその感動は忘れられません。

殺人事件を犯し逃亡する高倉健さんと、
酪農家の母子(倍賞千恵子&吉岡秀隆)との愛の交流を描く、
日本版「シェーン」ともいわれた作品です。

予告編を見ただけでも泣けてきます(涙)

「遥かなる山の呼び声」(予告編:3分)
https://www.youtube.com/watch?……vCRvNyN_70

吉岡秀隆さんは“天才子役”だったんですね。
大人を泣かせてくれます。

実は、この映画のラストシーンにも
“黄色いハンカチ”が登場するんですよ。
(この列車シーンの「ハナ肇」さんがいい!)

監督は両作品ともに「山田洋次監督」。

映画が公開された順番は逆ですが、
「幸福の黄色いハンカチ」へと、
つながっていく「エピソード1」的な物語なのです。

私は断然、
「幸福の黄色いハンカチ」よりも、

「遥かなる山の呼び声」派ですね。

あなたは、どちら派でしょうか?

さて、そうなると、
私が書いた「死ぬ気」シリーズも
いつか“映画化”したいですね。

「任侠」シリーズと同じように、
切った張ったのビジネスの世界を舞台に、
健さんのような「不器用ですから」的な俳優を主役にして…。

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「死んで貰います」
ならぬ、
「死ぬ気で生きて貰います!」

という前向きなフレーズで、
流行語大賞を狙います(笑)

 

 

と、前置きはこれくらいにして。

メインコンテンツに入ります。

今週も新たに601冊目の「お薦め書籍」から抜粋します。

本日のテーマは、
(高倉健さんのように)
【背筋が伸びれば、人気も伸びる】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.601
『なぜか好かれる人がやっている 絶妙な存在感の出し方』
「じゃない方」にはならない!
明治大学教授
堀田秀吾著
大和書房
なぜか相手のウケが悪そうだ……
ということがあったら、
その理由は姿勢にあるのかもしれません。

壁に後ろ向きに立ち、
かかととお尻をつけるようにして自然に立ってみてください。

ちゃんと肩と後頭部も違和感なく壁についていますか?

現代の生活は、パソコン、スマホ(ケータイ)、
連日のデスクワーク、やわらかすぎるソファーやベッドなど、
ちょっと気を抜くと姿勢が悪くなる原因に満ちています。

背中が曲がっていると、肩こりになったり、
疲れやすくなったり、代謝が悪くなったり、
筋力が落ちたり、骨盤が曲がったり、
はたまた一説によると鬱になったりもするそうで、
ろくなことがありません。

私たちは、大事な場面になると自然に背筋を伸ばします。
背筋を伸ばすと、自然と気が引き締まるからです。
経験的に、私たちはそのことを知っているのです。

パチンコで大当たりが出ると、
座り直して背筋を伸ばす人がいるのを見かけますが、
それも同じ理由です。
せっかくの大当たりが途中で終わってしまわないように、
気を引き締めて、集中して打つために背筋を伸ばすのです。

こういったいくつかの特別な場合以外に、
私たちが普段の生活の中で、
背筋を伸ばして姿勢をよくすることは
あまりないのかもしれません。

でも、じつは、この背筋を伸ばすということには、
我々が思っている以上の効果があるようです。

カディという社会心理学者の実験によると、
背中を伸ばした力強い姿勢で
2分間座ってもらった被験者のほうが、
背中を丸めた弱々しい姿勢で
座ってもらった被験者よりも、
ギャンブルでよりリスクをともなう賭けに出たそうです。

つまり、たった2分間姿勢を変えただけで、
より大胆になるのです。

さらに、その2種類の被験者たちに
圧迫面接を受けてもらい、
その様子をほかの人たちに見せ、
どの人を採用したいか尋ねるという実験をしたところ、
誰もが面接前に力強い姿勢をしていた人たちのほうを選びました。

背筋を伸ばすことは面接だけでなく、
プレゼンや交渉など、
人から評価されるいろいろな場面で効果があるようです。

どうしてそのような効果があるかというと、
カディの実験では、
姿勢をよくすると、テストステロンという、
決断力、積極性、攻撃性などに関わるホルモンの分泌量が20%増え、
姿勢がよくなかった人たちは10%減ったそうです。

一方、ストレス下にあると分泌が増えるコンチゾールというホルモンが、
力強い姿勢の人たちは25%減り、
弱々しい姿勢の人たちは15%増えていたそうです。

つまり、姿勢をよくすると、
イケイケになれて、ストレスを感じなくなるということです。

霊長類の群れにおいて、
力のあるボスや有能なリーダーにはテストステロンが多く、
コルチゾールが少ない傾向があります。

逆に、ボスの座から下りたら、
テストステロンが減り、
コルチゾールが増えるそうです。

ボスやリーダーには、
群れを引っ張っていく決断力や積極性があり、
ストレスに動じず、
どっしりとした態度でいることが望まれるからです。

つまり、大事な自己プロデュースの場面で、
緊張して気後れしそうな状況では、
背筋をピンと張って、
力強い姿勢でホルモンの分泌を促し、
心の準備をして臨むのがよいということです。

また、その効果が必ず表れると信じるのも大事です。

本当は薬でもなんでもないのに、
効果がある薬だと言われて飲むと、実際に効果が出てしまう
プラセボ(偽薬)効果というのかありますが、
この姿勢による効果も同じです。

「姿勢を正せば、イケるんだ!」
と信じて実行することによって、
一層効果が出やすくなります。

トレンダーズという会社が、
日本人の20〜40代の男女500人以上を対象におこなった調査によると、
自分の姿勢が悪いと思っている人が6割以上もいたそうです。

つまり、半数以上の人は姿勢が悪いわけですから、
単に姿勢をよくするだけで、有標側に入れます。

また、姿勢が異性の魅力を左右するかという問いに対しては、
じつに9割前後の人が「左右する」と答えたそうです。

背筋がピンと伸びている人は、
佇まいそのものが美しく見えるものです。

さらに、背筋を伸ばすと分泌量が増えるテストステロンは、
じつは「モテるフェロモン」
としても知られるフェロモンでもあります。

背筋を伸ばすことは、
まさに一石二鳥にも三鳥にもなるお得なワザなのです。

このように、姿勢がよくて損をすることはほとんどありません。
「脱・じゃない方」
を目指す戦略の一つとして、まず背筋を伸ばす。

これによって大胆になれ、
ストレスからも解放され、
自信が湧き、
オーラが出て、
他人や異性からも好意的に見られるようになります。

さあ、今すぐ背筋をチェック!

壁に向かって頭をつけて、
上からまっすぐ引っ張られているイメージで!

2014年11月23日(日)

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早川勝
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早川勝メール【727号】人間は自分が考えているような人間になる   We become what we think about

2014-11-16

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

日本テニス界の記録を次々と塗り替えていくヒーロー、
錦織選手が世界の舞台で躍動しています。

全米オープンや楽天ジャパンオープンなどでの大活躍により、
“世界ランキング5位”という歴史的な快挙を成し遂げ、
年間成績上位8人が争う「ATPワールドツアー・ファイナルズ」に出場、
準決勝まで勝ち進んでくれました。

その注目のゲームが行われた昨晩、
世界ランク1位・ジョコビッチとのフルセットの死闘の末、
残念ながら、
錦織選手の「初出場での決勝進出」はなりませんでした。

そのゲームの間、私はテレビ画面にくぎ付け。

6―3で第2セットを奪い返したときには、
「これはイケる」と思ったのですが…。

第3セットの第1ゲームで
いきなり2本のブレークチャンスを逃すと、
流れを引き寄せられないまま…焦り、
気持ちもキレて、ミスを連発。

1ゲームもとれずに
0―6で敗退してしまいました。

残念無念です。

錦織選手のインタビューのコメントでも、
「このままじゃ勝てないと思って
自分のテニスを変えてしまったのが敗因」
と分析していたように、
まさにプロの勝負は紙一重ですね。

きっと、私たちアマチュアには理解できない、
ハイレベルな「駆け引き」があるのでしょう。

ぜひ、来年は四大大会を連覇して
世界ランク1位を達成してほしいですね。

すでに、獲得賞金の5億円も含め、
錦織選手の年収は20億円を超えているらしく、

錦織選手の活躍による日本の経済効果は
なんと、300億円以上なんだとか!

スゴイですね。

もしも、錦織選手が「世界ランキング第1位」になったとしたら、
経済効果は数千億円に昇り、
日経平均も「2万円」を突破してしまうかもしれませんね。

今回のツアーでは負けてしまいましたが、
確実に進化を遂げている錦織選手には、
これからも大いに期待できそうです。

今年になってからの錦織選手が、
「フルセット」に強くなったというのは、
誰の目から見ても周知の事実。
(もちろん、データ上も)

技術面やフィジカル面はもちろんのこと、
何よりも「メンタル」が鍛えられた証なのでしょう。

その要因となったのは、
マイケン・チャンコーチの存在が大きいと言われています。
もはや、この師弟関係は有名ですよね。

現役時代からチャン氏のメンタル面の強さには、
定評がありましたからね。

決してあきらめない粘り。

そのメンタルコーチングによって
錦織選手が飛躍的な成長を遂げたと言っても過言ではありません。

やっぱり大切なのは、
「メンタルコーチング」なんですね。

我々、ビジネスの世界も同じです。
人生も同じでしょう。

そう、私たちの人生のグランドスラムを達成するためには、
もっともっと「メンタル」を鍛えてくれるコーチが必要です。

といっても、
マイケル・チャン氏のような優秀なコーチを
私たちが雇うことは簡単ではありませんよね。

うーん、仕方ありません。

それではまず、
メンタルを鍛えるための書籍をコーチとして、
読書からはじめてみるのはいかがでしょうか?

プロのコーチを一人雇うのは高額な費用がかかりますが、
一冊1,512円でコーチを雇えると思えば安いものです(笑)

毎晩、寝る前に読むだけで、
メンタルを強くするメッセージが
グイグイと潜在意識に擦り込まれてくることでしょう。

たとえば、
「死ぬ気」シリーズ3部作

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「オススメ著書」一覧

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「読書の秋」を楽しみながら
少しずつメンタルを鍛えてくださいませ。

これから一緒に
「寒い冬」を乗り越えてまいりましょう!

 

 

と、前置きはこれくらいにして。

メインコンテンツに入ります。

今週は記念すべき600冊目の
「お薦め書籍」から抜粋です。

これまでの約10年間、
600冊の名著の中から選んだ名文の数々を
727回に渡って抜粋し、
皆さまにご紹介してまいりました。

これからも、お役に立ちましたら幸いです。

本日のテーマは、
【卓越さは習慣の結果】
です。

文庫で復刊された古典的名作から選びました。

それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.600
「人間は自分が考えているような人間になる」
We become what we think about
人間開発の神様
アール・ナイチンゲール著
田中孝顕訳
きこ書房

アルバート・アインシュタインは、
かつて「なぜ私たちは生きているのか」
という突拍子もない質問を受けたことがある。

アインシュタインはびっくりして
質問者のほうを振り向いた。

しかし、答えは素晴らしかった。

「人の役に立つためです」

――この言葉こそ、人生の真理を含んでいる。

すなわち、すべての報酬、喜びは、
人に奉仕した代償なのである。

人への奉仕こそ、
幸せな結婚生活、楽しい家庭生活のカギであり、
ひいては人生全般で成功するための秘訣なのである。

クリスマスで、最も心ときめく一瞬を思い出してほしい。

それは、好きな人に自分の贈った贈り物の包みを
ほどいてもらうときである。

欲しいものを手に入れたときも確かにうれしいが、
贈り物をするときの喜びには代えられない。

人に奉仕するとは、
かくも素晴らしいことなのである。

そして、奉仕は報酬をもたらすものであり、
奉仕をすればそれだけ報酬も増えていく。

「同じ時間働いているのに、
なぜ貧富の差が生まれてくるのか」
という子どものころからの疑問の答えは、
ここにあったのだ。

(中略)

人間であるというのは、
一人ひとりが自分の運命に責任を持つということである。

銀河系を時速一〇〇マイルで回転している
このかぎりなく素晴らしい惑星に、
私たち人類は生きている。

この銀河系がどこか目に見えない軸を中心にして回転しているように、
この地球も生命の源である太陽のまわりを、
月とともにほんのわずかずつ軌道を変えながら回転している。

だれでもSF小説や映画を楽しんだりすることはあるだろう。
けれども考えてみてほしい。
この宇宙の神秘、人間の存在ほど
不可思議なものが他にあるだろうか?

人間が居住しているのは、
無数の星くずの中の小さな砂つぶのような星の表面である。
星くずの中には太陽が点のようにしか見えないほどの大きなものもある。

けれども、私たちにとってすべての中心はこの地球なのだ。

無数の星の中で、人類はこの美しく青き惑星に住んでいる。
私たちにとっては、小さいが実に快適で、雄大な海があり、
その間に雪でおおわれた氷河や、恐ろしい砂漠、
それに人間の住む豊かな緑野が広がっている。

これほど驚くべきことがほかにあろうか。

そしてこの地球上で、
人間は休暇を与えられているのだ。

それなのにどうして
もっとよく物事を考えてみようとしないのか、
どうしていつも奴隷になろうとばかりしているのか。
なぜ権力者の前にみじめに膝を屈して、
泣き叫ぼうとするのだろうか。

「どうしたらよいか教えてください!」
「道を指し示してください、
そして導いてください。私たちは哀れな羊です」
「道に迷った哀れな子羊なのです。メエー、メエー」

どうしてこんな生き方ばかりしているのか。

自力で立ち上がり、
どこへ行くか決めさえすればあなたは自立できるのだ。

愚か者を演ずるのはやめにしようではないか。

アリストテレスは言う。
「人より優れた才能(つまり“卓越さ”)というものは、
それがなんであれ、ただ訓練を繰り返し、
それを日常の習慣にしてこそ初めて得られるのである。

美徳を備え、優れた存在だから正しく行動できるのではなく、
むしろ反対に、
正しく行動するからこそこうした資質が身につくのである。

日々何を習得しているかで人間の資質は決まるのだ。
卓越さとは特別な脳力でなく、
一つの習慣的行為なのである」

「日々何を習慣にしているかで人間の資質は決まる」

だが、何をするのかは自分が選択することである。
卓越さは習慣の結果なのだ。

日常の暮らしも、貧しい暮らしをするかどうかも、
すべて同じことなのだ。

習慣とは、自分がどのように生きていくのかの展望に合わせて、
形づくられるものである。

自分が何をするのか、
どのように実行するのか、
それによって自分の資質は決まる。

そのためには一人ひとりが選択をしなければならないのである。

人間は何をするか、どのようにするかを決定できる唯一の生物なのだ。

2014年11月16日(日)

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早川勝
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最新刊
「死ぬ気で働く営業マンだけがお客様に選ばれる」
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早川勝メール【726号】プリズム いま最も「泣かせる」作家が放つ、 衝撃の恋愛サスペンス

2014-11-09

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

 

いきなりですが、
海外のビジネスジョークをご紹介します。

(不自由の中にこそ自由がある)

社員A「きみも、とうとうサラリーマンになったんだって?」
社員B「でも、ぼくは自由さ」
社員A「自由ってどういうこと?
サラリーマンのどこが自由なんだよ?」
社員B「ぼくは九時前なら好きなときに会社へ行けるし、
五時過ぎればいつ帰ってもいいんだってさ」

(見ればわかるよ)

上司「いったい、この一時間どこへ行っていたんだ?」
部下「床屋で髪を切ってもらっていました」
上司「勤務中に床屋に行くとはけしからん!
会社は給料を払ってるんだぞ!」
部下「どうしてダメなんですか?
髪は勤務時間中に伸びたんですよ」

(勇気ある採用)

社長「わが社は、責任ある人間が欲しいんだ」
男性「ははは、それならわたしがぴったりだと思います。
私がいままで働いてきた会社では、
仕事がうまくいかないときは必ず、
それは私の責任だといわれてきましたから」

「プロ直伝 笑いの技術」より抜粋
(講談社 浅井企画放送作家セミナー著)

以上。
死ぬ気で働いていないビジネスマンのジョーク集、
でした。

「苦笑」あるいは「失笑」
というところでしょうか。

でも、深い、ですよね。

 

さてさて、
ここからは、真面目なお知らせです。

ホームページと書籍紹介のスペシャルサイトが
同時にリニューアルオープンしました。

【オフィシャルサイト】
http://tsuitel.in
【スペシャルブックサイト】
http://tsuitel.in/books

おかげさまで、
パワーアップしたと、大好評です。

ぜひ、PCにて、ご覧になってくださいませ。

メルマガのバックナンバーは、
モバイル版でもPC版でも、
どちらもご覧いただけます。

そうそう、
ホームページといえば…、

このたび、
かんき出版HPの「ロングセラー」シリーズに
「死ぬ気」シリーズが仲間入りしました。

「賢人たちに学ぶ」シリーズ
「心理学」シリーズ
「ウォールストリートジャーナル」シリーズ
「戦略を学ぶ」シリーズ
「教える技術」シリーズ

などのヒットシリーズの末席に掲載していただき、
感謝感激!大変光栄なことでございます。

皆さんも、ぜひ一度ご覧下さいませ。

「ロングセラー」シリーズ一覧
http://www.kanki-pub.co.jp/pub……ongseller/
「死ぬ気」シリーズ
http://www.kanki-pub.co.jp/pub……er/die.php

先週、「リーダー本」が増刷になった報告をしましたが、
最新刊の「営業本」も発売2週間にして
早くも増刷が決まりました!

皆さまの応援のおかげでございます。
本当にありがとうございます。
引き続き宜しくお願い申し上げます。

「死ぬ気で働く営業マンだけがお客様に選ばれる」↓
http://www.kanki-pub.co.jp/pub……4761270384
「死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる」↓
http://www.kanki-pub.co.jp/pub……4761269791
「死ぬ気で働いたあとの世界を君は見たくないか !?」↓
http://www.kanki-pub.co.jp/pub……4761268985

ちなみに、
「死ぬ気で働く」とは、
決してハードワークを推奨している根性論ではございません。

「明日の死を覚悟して今日一日を悔いのないように精一杯生き切る」
という前向きな意味でございます。

誤解なきように。

念のため。

 

 

と、前置きはこれくらいにして。

メインコンテンツに入ります。

今週も、599冊目の「お薦め書籍」からの抜粋です。

今さらですが、
百田尚樹さんの小説はどれもこれも超面白い。
「海賊と呼ばれた男」
「永遠のゼロ」
「モンスター」
「幸福な生活」
「影法師」

どの小説を読んでも、もうお見事と言うしかない。
本当に天才ですね。

今回は、
多重人格者を描いた百田さんの「プリズム」より、
小説のストーリー展開や謎解きとは
あまり関係のないエピソードを
一部抜き出して見ました。

とてもグッとくる「いい話」だったもので。

本日のテーマは、
【本当の思いやり】
です。

それでは、どうぞ!
お役に立てれば幸いです。
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.599
「プリズム」
いま最も「泣かせる」作家が放つ、衝撃の恋愛サスペンス
百田尚樹著
幻冬舎文庫

 

 

こんな暗い道を二人で歩くのは初めてだった。
まるでデートの帰りみたいだなとぼんやり思った。

途中、いつも通る公園の入り口に人だかりができていた。
中を覗くと、夜店の屋台が沢山並んでいた。

「夏祭りだよ」

「楽しそう」

「覗いてみる?」

「はい」

公園に入った。

ふだんは閑散としている公園は
大勢の人々でごったがえしていた。
大人や若者に交じって子供たちの姿も多数あった。
公園の木に電気の提灯がいくつもぶら下がっていた。

夜店の屋台を見るのは久しぶりだった。
子供の頃は、友だちと一緒に
よく近所のお祭りに出かけたものだった。

私と卓也は屋台が並ぶ通りをゆっくりと歩いた。
いろいろな食べ物屋に交じって
輪投げ、射的、ヨーヨー釣りの店などがあり、
子どもたちが集まって歓声を上げていた。
焼きトウモロコシの醤油の焦げた匂いや、
イカを焼いた香ばしい匂いが食欲をそそった。

私たちは缶ビールとフランクフルトソーセージを買って、
食べながら雑踏の中を歩いた。

ビールの酔いも手伝って、
なぜかうきうきとした気分になった。

少し疲れたので、
人ごみを避けて公園の端に行った。

すでにソーセージは食べ終わり、
ビールも空に近かった。

「もう少し何か食べる?」
と卓也が訊いた。

「そうね。ビールももう一本飲みましょうか」

「いいね」

その時、すぐ横の木の陰で
幼い女の子が泣いているのに気付いた。
兄らしい男の子が必死に慰めている。

女の子は幼稚園児くらい、
兄は小学校一、二年生くらいに見えた。

男の子が「お金も落として、たこ焼きも落として――」
と言うのが聞こえた。

見ると、女の子の足元に
たこ焼きが容器ごと落ちていた。

女の子はずっとしくしく泣いていた。

私はたまらなくなって、
声をかけるために近寄ろうとしたが、
卓也はそれを押しとどめた。

「よくあることだよ」
卓也は言った。
「何もしなくていい」

私はその言葉に驚いた。

たしかに卓也にとっては、
何でもないことなのかもしれない。
広志たちが受けてきた虐待と比べれば、
取るに足らないものだろう。
でも私には心なしか冷たく聞こえた。

幼い兄は、落ちたたこ焼きを拾って容器の上に載せた。
そしてそれを持って、
すぐ横のたこ焼きを売っている屋台まで行った。

私は気になってその様子を見ずにはいられなかった。

幼い兄は屋台でたこ焼きを若い女に、
「落としちゃったんです」と言った。

派手な化粧をした茶髪の女は不機嫌そうな顔で、
「それで?」と言った。

「二百円しかないんですけど、買えますか?」

「うちは一人前、五百円だよ」

男の子は「ごめんなさい」と言ったが
女は不機嫌そうに手を差し出した。

男の子はおずおずと女の掌に二百円を置いた。

女は無言で小銭を箱の中に放り込むと、
二人前のたこ焼きを男の子に差し出した。

男の子は首を振ったが、
女は無理矢理妹に手渡した。

そしてびっくりして立ち竦んでいる二人に向かって、
早く立ち去るように、というふうに手を振った。

兄弟は小さな頭を下げて、屋台から離れていった。

私は驚いて若い女を見つめていた。

「ぼくらもたこ焼きを食べようか」
不意に卓也が言った。

私がうなずくと、卓也は茶髪の女に、
「たこ焼き、二つ」と言った。

女が二人前の卓也に渡すと、
卓也は五千円札を出した。

女が釣りを渡そうとすると、
卓也は「手がふさがってるから、釣りはいいよ」
と言って、素早く屋台から離れた。

私は慌てて卓也の後を追いながら、
胸がいっぱいになっていた。

 

 

2014年11月9日(日)

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早川勝
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早川勝メール【725号】こだわらない とらわれない 幸せそうな顔をしていれば幸せになれます

2014-11-02

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

“ハロウィーン・サプライズ”

ニューヨーク・ダウや日経平均の上昇に伴って、
最新刊の「株価」も上昇中です。

「死ぬ気で働く営業マンだけがお客様に選ばれる」
http://amzn.to/1CQ99NX

おかげさまで、ただ今、
かんき出版での「売れ筋ランキング」において、
「第3位」まで急上昇してきました!
ランキングと一緒に、
私のテンションも上がっています!(笑)

世界中の人にとっても、
私自身にとっても、
驚きのハロウィーンとなりました。

新刊の発売早々、
すでに読破してくれた読者の方々から
数多くのメッセージが届いています。

「もっと早く読んでおきたかった」
「モヤモヤしていた悩みが一気にふっ切れ、元気になった」
「今、2度目を読み返している。何度も読み返したい本だ」
「これほどの濃い内容とは、いい意味で裏切られた」
「すぐに実践できることばかりで、希望が湧いた」
「他の本には書かれていない話法の数々に、ワクワクした」
「一歩も二歩も踏み出す勇気をもらえた」
「ありのままの自分でいいんだ、と背中を押された気がした」
「本気でやってみよう、という覚悟が決まった」
「この感動を誰かに伝えたい」

などなど、様々な感想が寄せられています。

本当にありがとうございます。
多くの営業パーソンのお役に立てて嬉しい限りです。

今回ほど、執筆しながら
震えるような手ごたえを感じた作品は
ありませんでした。

一人でも多くの方の手に渡ることを
心から祈っています。

一方では、
そうした最新刊の勢いにつられ、
シリーズ前作の
「死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる」、
http://amzn.to/1kWAkkK
またまたまた大増刷が決まりました。

死ぬ気でシリーズ10度目の重版。
記念の「第10刷」となりました。

すべて皆さまの応援のおかげです。
いつも本当にありがとうございます。

これからも引き続き宜しくお願いします。

 

 

と、前置きはこれくらいにして。

メインコンテンツに入ります。

今週も、598冊目の「お薦め書籍」からの抜粋です。

本日のテーマは、
【苦しみをなくす】
です。

 

それでは、どうぞ!
お役に立てれば幸いです。
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.598
「こだわらない とらわれない」
幸せそうな顔をしていれば幸せになれます
荒 了寛 著
フォレスト出版

 

「苦労は買ってでもしろ」とは、
よくいわれることだけど、
私のような苦労なんか、
しないにこしたことないというのが実感だよ。

自分一人ならともかく、
家族を苦労に巻き込んでしまったことが、
いまだに悔やまれる。

あのつらい時期、
苦労に耐えていた妻の悲しい表情を
忘れることはできない。

自分の意志が強ければいいように思うけど、
それにも限界があって、
苦労につき合わされるほうは、
たまったもんじゃないよ。

まして、小さな子供にまで我慢を強いるのは
罪作りというもの。

苦労は人をみじめな気持にさせるし、
元気を失わせ、卑屈にもする。

それに、戦争を経験するなど、
人は極限状態に置かれると、
苦しみから逃れようとして、
すぐそばの人を憎しみだすところもあるから恐いね。

もちろん、苦労したせいで
人間性が豊かになっていく人もいるけど、
苦労し過ぎがあだになってしまう人もいる。

いい人なのに、
ついつい苦労自慢をしてしまう人が多いね。

人の苦労話は一度や二度なら聞くことができても、
しょっちゅう聞かされれば嫌になるし、
誰しも、そんな話など憂鬱になるから聞きたくないだろう。

人にいえないほどの苦労をした人は、
人知れず苦しみを胸の内にしまっている。

だから自慢なんてしないし、
逆に、人の苦しみを受け止める大きな優しさがあるんだよ。

苦しいときに、心はたくましくなる。
逆境で底力がつく。
そうしなければ、心が折れてしまうからね。

本当に苦労が身についている人は、
苦しみがなかなか消えないことがわかっている。

自分から苦しみを人前にさらすことも、
長く引きずろうともしない。

苦しみから多くを学んでいるから、
人に優しく接することができるんだな。

はた目から幸せそうに見えても、
悩みや苦しみのない人なんていないよ。

人は自分の弱さを知って強くなっていくんだ。

だからこそ、他人の弱さをあげつらうことなく、
批判することなく生きていたいね。

誰でも自分と同じように
悩みから苦しみを抱えていることを知って、
自分から先に人の苦労を癒すようにしたいものだ。

苦しみの度合いが強ければ強いほど、
それを癒すのに長い時間がかかる。

とはいえ、その長い時間は、
人の苦しみがわかる人であれば
短くできるに違いないと思う。

私は、講演会の折などに、
「人はなんで悩み苦しむのか?」
とたずねられることが多い。

それは元をたどっていけば、
煩悩の魂がウヨウヨしているからだけど、
残念ながら煩悩が消えることはない。

だから、いつも次のように答えることにしている。

 

苦しみがなくなるのではない
苦しみでなくなるのだ

 

 

2014年11月2日(日)

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早川勝
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