5月, 2012年

早川勝メール【621号】橋本徹は日本を救えるか 平成維新は起きるの か

2012-05-27

皆様
こんにちは。

ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ一斉配信しています。

先週末、渋谷で開催いたしました「早川勝・特別講演会&限定セミナー」は、
おかげさまで4月開催のとき以上の大盛況となりました。
参加いただきました方々ありがとうございました。
(映像撮影へのご協力もありがとうございました)

そのセミナー後はホッとする間もなく…
名古屋〜大阪〜京都という弾丸ツアーへ出発し、
一昨日、3泊4日の「関西講演ツアー」から帰ってまいりました〜!

皆様へのメルマガ配信が遅れましたこと、お詫びいたします。
今週号、お待たせいたしました。

講演ツアーのメインは23日、大阪での講演会。
今回は、JAIFA・ファイナンシャルアドバイザー協会が公益法人となり、
3社が統合し「新生ジブラルタ生命」の船出となった記念すべきJAIFA大阪分会…、
その総会に講師としてお招きいただきました。
もうこれは大変光栄なことです。
会場内の百数十名に及ぶ大阪分会の方たちは皆さん前向きに耳を傾けてくださり、
それはそれは、とてもエキサイティングな90分となりました。

参加された皆さんにとって、すぐに役に立つタイムリーな「お客様を引き寄せる究極のメンタルブロック解消法」が提供できたようで…、
私もこれで生保業界に対し少しは「恩返し」が出来たかな、と、感謝感激でしたよ。

ジブラルタ生命のライフプランコンサルタントの方々の傾聴する姿勢は最高!!!
皆さん、向上心も高くホジティブな方たちばかりでしたから、
逆に私自身にとっても学ぶことが多く、貴重な体験をさせていただくことができました。

関係者の皆様、本当にありがとうございました。

講演後は、書籍も「飛ぶような?」売れ行きで(笑)
予想を超える大行列ができましたし…(^_−)−☆

懇親会にまで仲間入りさせていだたきまして…、
すっかり楽しませてもらいましたよ。

大阪では、昼も夜もいろいろと美味しいものをごちそうになってしまいました。
本当に感謝感謝です。

そして、
京都でも、弾丸ツアーの締め括りとして…「京都の味わい」を堪能して来ました。
芸能人御用達の絶品料理から…大行列の本家「つじり」抹茶パフェにいたるまで…。

夜は、鴨川に浮かぶ先斗町の「川床のBAR」も雰囲気最高でした♪♪
イイですねぇ、京都は!

ついでに「京都観光」も楽しんできちゃいました〜。
修学旅行生の団体に囲まれながら…(^_−)

平日の京都がこんなににぎやかで「やかましい」とは…(笑)
意外でしたよ。

次はオッサンはオッサンらしく…
静かな京都を「旅」したいと思います(笑)

と、前置きはこれくらいにして、

本日は、新たに「499冊目」のオススメ書籍から抜粋した「なるほど!」という一節をご紹介します。

本日のテーマは
【実在しない利益を与える交渉術】
・・・です。

お役に立てれば幸いです。
↓↓↓
私の本よりためになる「オススメ書籍」シリーズ No.499
「橋本徹は日本を救えるか 」
Voice編集部=編
PHP研究所

「ハシズム」は幻想にすぎない

ところで、橋下氏のヤンキー性を検討しつつ、私はしきりにある人物のことを思い浮かべていた。
誰であろう白洲次郎である。
あのキムタクも憧れる「従順ならざる唯一の日本人」については、
ゴルフクラブにいきなりやってきた田中角栄を追い返したとか、
日本で最初にジーンズを穿いたとか、とにかくカッコいいエピソードが山ほどある。
しかし、昨今の白洲次郎ブームを過大評価とみなす声が少なくないのも事実だ。
まあたしかに、彼の政治的業績とはっきりいいうるのは、憲法改正への関与と通産省の設立くらいしかないのではないか。
彼以上の業績を遺しながらずっと無名の政治家はいくらでもいる。
歴史的判断は専門家に委ねるとして、私は白洲次郎はやはり「業績に比してキャラが立ちすぎた偉人」
という位置づけが妥当であるように思えてならない。
この視点から彼の評伝を読んでみて印象的だったのは、
幅広い人脈を徹底的に活用する「コーディネーター」あるいは「ネゴシエーター」としての才能である。
以上の点は、同じくヤンキー系キャラに位置づけられるであろう坂本龍馬にも共通する。
あらゆる権威にもおもねらず、自らも権威を笠に着ない。
それでいて交渉ごとに際しては、タフ・ネゴシエーターとしての才能を遺憾なく発揮する。
ヤンキー語に翻訳するとこうなる。ピッとしてガチで気合の入った、ハンパなく筋を通す喧嘩上等男。
彼らは例外なく、コミュニケーションの達人であった。
そう、ヤンキー的な人びとが、ほぼ例外なくそうであるように。
この系譜に橋下氏を位置づけるのは、はたして不謹慎だろうか。
しかし私の考えでは、おそらく政治家としての橋下氏の最も優れた資質こそが、こうしたコミュニケーション・スキルなのである。
この点への信頼ゆえに、私は「ハシズム」など幻想にすぎないと断言できる。
ハジズムはコミュニケーションを遮断しないと成立しないが、もし橋下氏がそれをしたらキャラが変わってしまう。
ここまでの議論からも明らかなように、政治家としての橋下人気にとって、キャラチェンジは致命的なのだ。
弁護士時代の交渉経験に基づいて、橋下氏は交渉術の本を何冊か出版している。
『最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術――かけひきで絶対負けない実戦テクニック72』
『図説 心理戦で絶対に負けない交渉術』(いずれも日本文芸社)などがそれだ。
いずれもきわめて実用的な交渉術のマニュアルとして定評があり、
同時に中島岳志氏のように、政治家としての橋下氏の言論分析にも使えるという指摘もある。
中島氏によれば、橋下氏はこの手法を、「教育条例案」をめぐって条例案に反発する教育委員の陰山英男氏と論争した際にも用いていたという。
その代表的なテクニックは、たとえばこんな具合である。
「交渉において相手を思い通りに動かし、説得していくには、はっきり言って三通りの方法しかない。
“合法的に脅かす”“利益を与える”“ひたすらお願いする”の三つだ。
そのなかで、最も有効なのは“利益を与える”ことである。
この場合の利益には二通りある。一つは文字通り相手方の利益。
もう一つは、実際には存在しないレトリックによる利益だ。
不利益の回避によって感じさせる“実在しない利益”とも言える」(『図説 心理戦で絶対に負けない交渉術』)
これは要するに、極端な要求をまず突きつけて、いきなり立つ相手に可能な範囲で少しずつ譲歩していき、
最終的には見かけ上、“痛み分け”のような落としどころに向けて相手を誘導する、というものである。
やりようによっては、恫喝と懐柔をセットにしたヤクザめいたやり口ともいえる。
そしてヤクザもまた、ヤンキーの「上がり」の一つであることはいうまでもない。

それがヤンキー的なものに由来するか否かはともかく、大阪市民は圧倒的に橋下氏を支持した。
大阪の未来は、はたして明るいと言い切れるだろうか。

2012年5月27日(日)

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早川勝メール【620号】意思決定12の心得 仕事の成長の糧とす るために

2012-05-17

皆様

こんにちは。

ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ一斉配信しています。

私早川勝は、来週22日〜関西遠征に出かけてきます。
名古屋〜大阪〜京都と…、
充実したイベントやアポイントがいっぱい詰まった3泊4日の講演ツアーとなります。
今回出張のメインは23日に大阪で開催される講演会です。
大阪での講演は、JAIFAファイナルシャルアドバイザー協会・大阪分会(某外資系生保)主催のため、
残念ながら一般の方は参加いただけませんが…、
どうやら150名〜200名くらいの方々がお集まりいただけるそうです。
本当に有難いことですねぇ。

生保業界を引退して、2か月足らずですが、
早くも業界に「恩返し」できるチャンスをいただくこととなり、
ただ今、燃えに燃えております↑↑↑
テンションもモチベーションも上がりまくっていますので、
エキサイティングな90分となりそうです。

結果はまた改めてレポートさせてもらいますね(^_−)−☆

さてさて…、
いよいよ今週末(5/19土曜日)に迫ってきました東京・渋谷での
【早川勝・今回限定セミナー&特別講演会】(まだ若干の席がございます)、
最後のご案内です↓
http://shikonjuku.jp/seminar/2……9hayakawa/

前回の「早川勝・限定セミナー」に参加した人たちの感想コーナー(ご参考)
↓↓↓
http://tsuitel.in/#comments

と、前置きはこれくらいにして、

本日は、新たに「498冊目」のオススメ書籍から抜粋した「なるほど!」という一節をご紹介します。

本日のテーマは
【意思決定】
・・・です。

お役に立てれば幸いです。
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私の本よりためになる「オススメ書籍」シリーズ No.498
「意思決定12の心得 」
仕事の成長の糧とするために
田坂広志著
PHP文庫

正念場の意思決定

一九七九年のプロ野球、日本シリーズのことです。

この日本シリーズは、セ・リーグを制した広島カープと
パ・リーグを制した近鉄バッファローズとの戦いでしたが、
文字通り「歴史に残る日本シリーズ」になりました。
おそらく、多くの読者の記憶にも残っていると思いますが、
例の「江夏の二一球」のエピソードで知られる最終第七戦でのことです。

双方、三勝三敗で迎えた第七戦。
勝利したチームが日本一の栄冠に輝くという試合でしたが、
一点差を追う近鉄が、九回裏ノーアウト満塁と
広島のリリーフエース江夏豊投手を攻めたて、
一打逆転サラナラ優勝という場面を迎えたときのことです。
全国の野球ファンの多くが、
「近鉄圧倒的に有利。しかし予断を許さず!」との心境で
テレビの前に釘づけになっていた場面でした。
さて、近鉄はヒッティングに出てくるのか、スクイズを敢行するのか、
観客は固唾を呑んで見守っていた瞬間です。
ゲームの流れを決定するのは、言うまでもなく、
近鉄を率いる西本幸雄監督です。
西本監督の「意思決定」が、すべてを決するという場面でした。

このときのことを語る一つのエピソードが伝えられています。

このぎりぎりの場面において、
西本監督は、側にいたコーチに呟いたそうです。

「この正念場、しっかり目を開いて、よう見ておけ!」

しかし、この直後、
西本監督が最初の意思決定でヒッティングを命じた佐々木選手は、
惜しいファウルの後、三振に打ち取られ、
そして、次の意思決定で敢行したスクイズは、
広島のピッチャー江夏の天才的な直観力によって見抜かれ、
失敗に終わりました。

近鉄は、西本監督の渾身の意思決定にもかかわらず、
十中八九手にしていた日本一を失ったのです。

これが歴史に残る「江夏の二一球」のエピソードですが、
この試合後、西本監督は、
やはり側にいたコーチに呟いたそうです。
「わしは、この悔しさ、棺桶に入っても忘れんぞ!」

たしかに、西本監督のこれほど全身全霊を込めた意思決定にもかかわらず、
「スクイズ」は失敗に終わりました。
そして、どれほど言葉を連ねても、敗北は、敗北です。
しかし、試合には敗北しましたが、
この世紀の大勝負の体験を通じて、
西本監督と近鉄のコーチや選手たちは、
極めて大きな学びの機会を得たのではないでしょうか。

なぜならば、「敗北した軍隊はよく学ぶ」という言葉通り、
それまで弱小球団であった近鉄が、
この後、パ・リーグで常に優勝を争うチームになっていったからです。
そして、大切な場面で空振りの三振に終わった佐々木選手をはじめ、
多くの選手が、この痛恨の敗北から大切なことを学び、
その後、各選手として活躍していったからです。
しかし、名監督の誉れ高い西本監督が、
その勝負師としての直観力のすべてを賭けて行った意思決定。
その意思決定を、すぐ側で見たコーチは、
他の誰よりも大きな学びを得たはずです。
おそらく、このコーチは、将来の指導者としてかけがえのない
大切な「何か」を掴んだのではないでしょうか。
そして、そのことを期待したがゆえに、西本監督は、そのコーチに、

「この正念場、しっかり目を開いて、よう見ておけ!」

と呟いたのでしょう。

それは、師が弟子に対して
最も大切な「何か」を、全身全霊で伝えんとした瞬間だったと言えます。
そして、このとき、側にいたコーチも、
たしかに、その大切な「何か」を、やはり全身全霊で掴んだはずです。
それは、かけがえのない「何か」を掴んだ瞬間であり、
一人の指導者として、また、一人の人間として、
大きく成長した一瞬であったでしょう。

このときのコーチが、その後、近鉄監督としてパ・リーグを制し、オリックスの監督として日本一を制した仰木彬氏だったのでしょうか?
その事実を私は知りません。

しかし、いずれにしても、
この西本監督の意思決定のエピソードから学ぶべきは、
「正念場での意思決定は、その結果にかかわらず、人間を成長させる」
という真実です。
なぜならば、「正念場」とは、大きなリスクと責任を背負い、
その先の展開を予測することが困難な状況だからです。

そして、大きなリスクと責任を背負って
予測できない未来に立ち向かうという行為は、
その結果いかんにかかわらず、
人間の精神を鍛え、成長させてくれるからです。

もちろん、成功の体験から得られる「自信」が、
人間の精神を成長させてくれることも事実です。
また、失敗の体験から得られる「教訓」が、
人間の精神を成長させてくれることも事実です。

しかし、大きなリスクと責任を背負い、
予測できない未来に向かって、
全身全霊を込めて意思決定をしていくという行為は、
そうした成功や失敗の次元を超えて、
人間の精神を鍛え、成長させてくれるのです。

2012年5月17日(木)

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早川勝メール【619号】ビジネス・マネジメント・スタジアム 個性を 活かして、成果を出す「落合式」采配術

2012-05-11

皆様

こんにちは。

ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ一斉配信しています。

いきなり超余談ですが…、
私が10キロ以上のダイエットに成功した要因のひとつに「ジョロキア効果」があります。

あなたは「ジョロキア」って、知っていますか?

えっ!?
知らないんですか?

今の私にとって「ジョロキア」はかけがえのない恋人のような存在となっています。
「ジョロキア」のいない世の中なんて想像もできません。
365日24時間、一緒にいたい存在です。
これほど私をエルギッシュに刺激してくれる『恋人』はこの世の中にはいませんでした。

ああ、ジョロキアよ…。
いとしのジョロキア…。

ふふっ。
いったい、その「ジョロキア」って、なんなんだ!
って、おもいますよね?
おっと、イライラしないでくださいね。

実は私、「ジョロキア」をバッグに入れ、常時持ち歩いています。
食事のときはかかさず使用します。
どんな食材にもかけてしまうくらいハマっています。
もはや麻薬ですね。
ラーメン、うどん、カレー、やきとり、お好み焼き、牛丼、唐揚げ、漬物、味噌汁、
ピザ、パスタ、煮物、焼き物、揚げ物、お鍋料理、中華料理、なんでもござれ、
バンバンかけちゃいます。
そう、私にとってジョロキアは「魔法の調味料」なんです。
しかも、超激辛の…。

先ほども「激辛ペヤング」にさらに「ジョロキア」ザックザックとふりかけて食べたところです。
ヒーヒーと口から火を噴きながら…(笑)

そう…、ですから、あなたは注意してくださいね。
超激辛ですから「甘党の良い子」は絶対にマネしないでください。
激しく後悔することになりますよ。

正式名称は「ブート・ジョロキア」というインド&バングラデッシュが原産の唐辛子で、
すでにご存知の方もいるかもしれませんが、
辛い香辛料として有名なあの「ハバネロ」を凌ぎ、
世界一辛い唐辛子の品種として2007年よりギネス世界記録に認定されているほどの辛さなんです。
ホント、メチャクチャ辛いですよ。
ぜひ、辛党の方は、挑戦してください。

ジョロキアを食べた人たちの感想はですねぇ、
「ヒィー、口の中からゴジラのように火を噴きそうなほど辛い」
「ウオォォー、ジョロキアは、ハバネロの100倍辛い!」
などと言っています。
いや〜、なんとも恐ろしい唐辛子ですよねぇ。

さすがギネス世界一です。

私の辛い物好きも常軌を逸している感もありますが(笑)
カプサイシン効果が脂肪の燃焼を助け、ダイエットを応援してくれていると信じています。

ぜひ、あなたもお試しあれ!

でも、くれぐれも振り掛け過ぎにはご注意してくださいね。

さて、ここからは「辛い人生が甘い人生に変わる話」です。
辛い人生が、どうやったらスイートな人生に変化するのか…。
4/21(土)の「早川勝・限定講演会」に参加した人たちの感想コーナーをご覧ください。
↓↓↓
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先週もご案内しましたが、
いよいよ来週末に迫ってきましたので、
「おまけの告知」です。
【早川勝・今回限定セミナー&特別講演会】のご案内
http://shikonjuku.jp/seminar/2……9hayakawa/
5/19(土)13時30分開場
14時開始
17時30分終了予定
交流会 18時〜20時
場所 渋谷
セミナー参加料金 : 4,000円
交流会は希望者のみ、実費負担

お申込みサイト↓↓↓
http://shikonjuku.jp/seminar/2……9hayakawa/

と、前置きはこれくらいにして、

本日は、新たに「497冊目」のオススメ書籍から抜粋した「なるほど!」という一節をご紹介します。

本日のテーマは
【勝負の哲学〜結果主義〜】
・・・です。

お役に立てれば幸いです。
↓↓↓
私の本よりためになる「オススメ書籍」シリーズ No.497
「ビジネス・マネジメント・スタジアム」
個性を活かして、成果を出す「落合式」采配術
小山龍介著
フォレスト出版

結果論でなく、結果主義であれ!

落合監督は、結果を知ってから好き勝手なことをいうような、
結果論で話をする評論家を批判的に見ています。
「あのとき、バントが成功していれば勝てた」
などという解説を聞くことがありますが、
そうしたことは、あとからであれば誰でも言うことができます。
結果が出る前、その時点でどれだけ確度の高い判断ができるかが監督の仕事です。
それを、結果論でジャッジするようになってしまっては、
監督の仕事を放棄したことになります。
これを清水先生は、まさに野球の例を出して次のように説明します。

野球をはじめさまざまなスポーツの評論家と、
実際の野球場や競技場で競技をする選手とはまったく異なる観点に立っている。
それは評論家は結果を見ているから、
その結果が生まれた原因について論じているが、
選手のほうは希望する結果を出す原因を自分の内部につくりながら、
その効果(自己表現)を競技場で示しているからです。
つまり、評論家は結果から原因のほうへ時間的に逆行してできごとを見ているのに対して、
選手のほうは時間が進行する方向に向かって順行しながら原因のほうから結果を予測しているのである。
―――清水博『場の思想』東京大学出版会

選手は結果から生み出すような原因をつくりながら、未来に向かって動いています。
評論家は、結果から原因を追究する、過去の方向へと向かっています。
時間の進み方がまったく逆なのです。
落合監督が選手を責めないのは、そして敗戦の責任を自身で負うのは、
敗戦の原因を見過ごしたことの責任は自分が負わなければならないと考えていたからです。
そしてそれは、常に試合を、原因から結果へ、
現在から未来を見ていくスタンスを取っていたことを意味しています。
監督の采配は、結局、結果で評価されます。
しかしそれは、監督自身が結果論で采配をしていいということでは、まったくありません。
監督の仕事は、最善の結果を出すためにその原因をつくっていく結果主義と呼べるものであり、
一方、評論家がやるような結果から原因を探って選手を批判するような結果論とは、
明確に異なるのです。
清水先生は、こうした原因のほうから未来を見る論理を「因の論理」、
逆に結果から原因を探る論理を「果の論理」と表現しています。
選手は、実際にプレーをして結果を出していくという立場上、「因の論理」に立っています。
問題は、監督やマネジメントが、選手と同じ<因>の立場に立てるかということなのです。

(中略)

残念ながら、結果からジャッジすることしか考えていないマネジメントでは、
未来の可能性を開いていくような成長するチームが生まれることはありません。
仮に会社の人事評価の仕組みがそうした成果主義であったとしても、
リーダーは常に、メンバーの中にある可能性を見ることが重要なのです。
何度も紹介してきましたが、改めて落合監督のこの言葉を振り返ってみたいと思います。

お前ら、球団のために野球やるな。自分のために野球をやれ。
オレは勝つことだけを 考える。勝つことに徹する。
だから好き嫌いはしない。いい者を使う。
勝敗の責任はオレが取る。だから、自分の成績の責任は自分で取れ。

球団は、成績によって給与を決める。徹底した成果主義です。
その成果主義を標榜する球団のためではなく、
自分の中にある自分の未来の可能性のために野球をやりなさい。
落合監督の、一見突き放したようなメッセージが、
しかしどこか選手たちにとって温かく感じられるのは、
その言葉がまさに、
「因の論理」で未来を生み出す選手の立場を守るためのものだからだというのが、
私の見立てです。

(中略)

落合監督のマネジメントにあるのは、そうした現実認識であり、
その中で最善を尽くす「勝負のマネジメント」なのです。
この本を通じて伝えたかったのは、必勝のマネジメントではありません。
「確実に勝てる」などという「勝利の方程式」の誘惑に惑わされることなく、
また、他人に対してもそうした方程式を強要することなく、
自分の人生をかけて勝負していく、
他人に対してもその人の勝負をサポートしていくマネジメントのあり方です。
そして、こうした不確実な未来へ勝負にかける生き方からは、ドラマが生まれます。
このドラマは、イベントとは異なり、単発では終わりません。
一度負けても、そこからまたドラマが始まります。
「これだけやって、負けたら仕方がない。頑張ったって負けることはある」
まるで落合監督のコメントのようにつぶやいて、
すぐ次の「試合」に気持ちを向けていくのです。

落合監督の哲学をひと言で表現するとすれば、
「勝利の哲学」ではなく、「勝負の哲学」だと言えるのではないかと思います。

2012年5月11日(金)

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早川勝メール【618号】一流の人に学ぶ自分の磨き方

2012-05-01

皆様

こんにちは。

ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ一斉配信しています。

GW初日の4/28(土)♪
東京ドームで巨人対阪神戦をナイター観戦してきました(^_−)〜♪♪
特別チケットと交換にオレンジ色のジャイアンツ応援タオルをプレゼントしてもらえたので、
得点が入るたびにタオルをおもいっきりグルグル振り回してきましたよ♪♪♪
一塁側スタンドで東京ドーム名物の応援シーンに加わることができて、
もうホントに最高のゲームでした!
しかも、宿敵・能見投手をジャイアンツ打線が初回からめった打ちして…
7対2と巨人が大勝♪♪♪

いや〜、ビールが旨かったぁ〜♪

ドーム内は超満員5万人の大声援がこだまして、
(タイガースファンの悲鳴を含む…笑)
すっごい盛り上がりでした。さすが伝統の一戦ですね。

長谷川君、チケットありがとう!

気分よく連休をスタートすることができて、
このままずっと素敵なゴールデンウィークとなりそうです。
(といっても、ほとんど仕事ですが…笑)

次の野球観戦は5/17のセパ交流戦(巨人VSオリックス)を観に行きます。
その日は、期間限定のオレンジユニフォームを選手たちが着用するのですが…、
同じオレンジ色のユニフォームを入場者全員にプレゼントしてくれるそうです。
今年の東京ドーム「橙魂シリーズ」企画はいろいろなサービスがありますねぇ。
球場全体がオレンジ一色に染まって応援するなんて…
壮観な景色でしょうね!
これまたすっごく楽しみです。

ツイてる!

さて、続きまして…、

あなたの人生を一瞬にして変えてしまうかもしれない大事な大事なご案内です。

次回5/19(土)の早川勝セミナーは、さらにバージョンアップした内容にて開催致します。
誰にもマネできない空前絶後の内容でお届けいたしますので、どうぞお楽しみに!
次の企画は凄いですよ。
おかげさまで大好評だった前回を凌ぐコンテンツを用意しました。

ご参考のため、4/21(土)の「早川勝・限定講演会」に参加いただきました皆様からの感想閲覧コーナーはコチラです
↓↓↓
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と、前置きはこれくらいにして、

本日は、新たに「496冊目」のオススメ書籍から抜粋した「なるほど!」という一節をご紹介します。

本日のテーマは
【一流の人】
・・・です。

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「一流の人に学ぶ自分の磨き方」
全米屈指の超人気セミナー講師が伝授する12の成長法則
スティーブ・シーボルト著 弓場 隆[訳]
かんき出版

一流の人は純粋な楽しさを追求する

どの業界のどの職種に就くかは重要ではない。
たいていの場合、選択の基準は、やっていて楽しいかどうかだ。
一流の人は「純粋な楽しさ」を職業選択の基準にする傾向がある。
二流の人は「一流の人は成功しているから仕事を楽しむことができる」と思い込んでいるが、
一流の人に話を聞くと、実際はその逆である。仕事を楽しんでいるから成功するのだ。
言い換えると、仕事が楽しいから、それに全力を傾けて、
やがてライバルをはるかにしのぐ業績をあげるのである。
昨今の大学生は、手堅いという理由で経済かコンピューターを、
儲かるという理由で医学か法律を専攻するようにアドバイスされることが多い。
しかし、そのために大した業績をあげることができなくなっている。
本当に重要なのは、自分が楽しいと感じることを勉強し、それに全力を傾けることだ。
一流の人は楽しみながら大いに学び、大いに働くので、
やがてその分野の第一人者になり、結果としてたいてい裕福なる。
一流の人は、仕事を楽しむことを哲学にしているだけではない。
彼らはそれを最大の財産とみなしているのだ。
私に言わせれば、好きでもないことをして生計を立てるより、
大好きなことをして失敗するほうがずっといい。

提案
自分がどれくらい仕事を楽しんでいるかを検証しよう。
それほど楽しんでいないなら、潜在能力を存分に発揮できるかどうかはおぼつかない。
しかし、大いに楽しんで仕事をしているなら、やがて一流のレベルに達することができる。

一流の人は批判に動じない

精神力とは、プレッシャーを受けても自分の感情をコントロールする力のことである。
一流の人と二流の人を識別する最も手っ取り早い方法は、
批判されたときにどう反応するかを観察することだ。
二流の人は批判されるとショックを受け、精神的に傷ついて落ち込む。
一流の人は批判を想定しているから動じない。
彼らは成功を収めると、人々に嫉妬され攻撃されることを知っている。
だから、そういう非建設的な批判を気にせず、目標の達成に専念する。
ちなみに、一流の人はめったに他人を批判しない。
自分の仕事に没頭しているので、他人の動向が気にならないのだ。

提案
他人に批判されても動じてはいけない。
他人にどう言われるかに関係なく、自分のビジョンを追求しよう。

一流の人は恐怖をたやすく手なづける

一流の人と二流の人の大きな違いの1つは、恐怖の扱い方である。
二流の人は恐怖におびえて支配されている。
一流の人はまるで毒蛇の首筋をつかむ蛇使いのように恐怖をたやすく手なづける。
彼らは苦境に立たされても平静を保つ方法を知っている。
恐怖に何度も立ち向かっているから、恐怖を乗り越えるすべを心得ているのだ。
その過程で興味深い現象が起こる。それまで恐れていた活動が快感に変わるのである。
人々の最大の恐怖の1つは、人前で話すことだ。
人前で恥をかくことに対する恐怖は二流の人にとって耐えがたく、
彼らはそういう機会をできるだけ避ける。
一流の人は人前で話すことの重要性を知っているから、
その恐怖と向き合っているうちに人前で話すことが得意になる。

提案
自分が恐怖を感じる活動に積極的に関わり、それを特技にしよう。

一流の人は未来志向の言葉を使う

他人の意識のレベルを見極める最も手っ取り早い方法は、
その人の言葉の使い方に耳を傾けることだ。
重要なのは、発言の内容と表現の仕方である。
一流の人は言葉の使い方が際立っている。
楽天的で自信にあふれた未来志向の言葉には、彼らに特有のポジティブな思考がうかがえる。
二流の人は「なんとかやっている」という言い方をしがちである。
一流の人は「これからますますよくなる」という言い方をよくする。
言葉は豊かさも貧しさも引き寄せる力を持っているから、言葉の使い方はたいへん重要だ。
二流の人は恐怖と欠乏におびえた言葉を使う
一流の人は愛と豊かさにあふれた言葉を使う。

提案
周囲の人が使っている言葉を観察し、
自分が日ごろ使っている言葉に気をつけよう。

2012年5月1日(火)

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