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【900号】リーダーの鬼100則 自分を磨き、部下を正し、勝ち続けろ!

2019-05-11

 

 

感動の「900号」記念となりました。

皆さま、「早川勝メールmagazine」を十数年の長きにわたりご愛読いただきまして、

誠にありがとうございます。

 

次なるは、令和3年(2021年)の1000号記念達成を目指し、

引き続き配信してまいる所存です。これからもどうぞよろしくお願いします。

 

なつかしいバックナンバーを読みたい方はコチラです

http://tsuitel.in【オフィシャルサイト】

 

さて、令和元年早々、10連休明けでバタバタしているうちに、

やっと念願の「最新刊の見本」数冊が、私の手元に届きました。

 

全国の書店には、5月14日(火)配本となります。

『リーダーの鬼100則』https://ux.nu/thClL

Amazon予約などはスタートしていますし、

もうすでに、一部の書店では隠密に先行発売がはじまっているようです。

大勢が殺到してしまうといけないので(笑)、場所は教えられませんが…。

 

おかげさまで、発売たちまち3万部を突破した前作、

『営業の鬼100則』に続く、好評の鬼シリーズ第2弾となります。

 

平成最後に書き上げ、編集・校正した渾身の原稿が、

時代を超えてこの令和元年5月に発売されるだなんて、

メモリアル過ぎて、テンション上がりまくりでございます。

 

本当にありがとうございます。

すべては読者ファンの皆さまのおかげの賜物です。

 

さてさて、その新作の出来栄えですが、

これがまたメッチヤ面白すぎて自画自賛が止まりません。

恐縮でございます。

 

12作目の前作『営業の鬼100則』https://goo.gl/dd1QQFが、

私の営業人生の〝集大成〟であるなら、

13作目となる今作『リーダーの鬼100則』https://ux.nu/thClLは、

私のリーダー人生の〝最高峰〟となる作品に仕上がりました。

 

見開き2ページに1つずつのメッセージが「100」パターン。

これでもかこれでもかと濃密かつパワフルな言葉の数々が、

悩めるあなたの心を打ち抜くこと間違いありません!

 

かつてのリーダー向けの類書とは一線を画し、

毒舌・暴言の中にも、真実と愛がブレンドされた「異次元の読み物」

といえる斬新な1冊となったのではないでしょうか。

 

「バカ殿」「素っ裸の王様」「目の上のたんこぶ部長」「お荷物課長」「太鼓持ち」

「お山の大将」「エゴ・ハラスメント」「茶番」「時代遅れのちょんまげ野郎」など、

情熱の暴走が止まらない辛口な表現もございますが、どうかお許しあれ。

 

リーダー職の方のみならず、

人間関係に悩む世のすべての方々に読んでいただきたい1冊です。

 

書店で見かけましたら、まずは手に取ってみてください。

ヘタな鉄砲も「百」打ちゃ当たる、

パッと開いたまさにそのページの中に、

今のあなたが探している「答え」がズバリ見つかり、

あっと驚くことになるでしょう!

 

 

 

以上、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(700冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

いやー、ついに、累計700冊目の本の紹介となるのですが、

まさか偶然にも、今週の「700冊記念」と、

メルマガ配信「900号記念」が同時になるとは…

ますます感慨深いですねー。

 

またその記念号に、さらに偶然とは重なるもので、

なんと私早川勝の最新刊『リーダーの鬼100則』の発売も同時期となり、

いやはやなんとも、運命を感じてしまいます

 

ということで、今週からしばらく、

鬼シリーズ第2弾『リーダーの鬼100則』の魅力を

たっぷりとお伝えしていきたいと思っております。

 

本日のテーマは、【リーダーシップ】です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.700

『リーダーの鬼100則』

自分を磨き、部下を正し、勝ち続けろ!

世界TOP6%しかいないMDRT会員を次々と輩出した

伝説のマネジャーが教える、最強チームのリーダー原則

あなたの中の「鬼」が目覚め、

チームパフォーマンスが向上する

鬼奥義を一挙公開!

早川勝著

明日香出版

 

 

 

 

Managements

第1章「鬼マネジメント」

01

皮肉るな「ストレート」にキレろ

02

平等に扱うな「理不尽大魔王」を目指せ

03

退屈な定例会議はやめろ「イベンター」であれ

04

多数決はやめろ「独断」で意思決定せよ

05

「危機感」を煽るな ワクワクする世界へいざなえ

06

「ニンジン」をぶら下げるな 物欲・金銭欲の限界を思い知れ

07

チームを見るな 「個」と関われ

08

プライベートと仕事を割り切るな 「ビッグダディ」を目指せ

09

育成なんてできると思うな「環境」で人を育てろ

10

安穏とさせるな シャッフルして「刺激」を与え続けろ

11

陰でこそこそするな すべてを「見える化」せよ

12

中途半端に放置するな「究極の選択」を迫り背中を押せ

13

太っ腹を装うな 金の「無心」は断れ

14

他部署といがみ合うな 社内の「横連携」を密にしろ

15

「小さな病」を放置するな すぐにその場で処置せよ

16

部下の邪心に目をつぶるな 人を信じて行動を「疑え」

17

似たもの同士をまとめるな 個性と「品格」を結集させよ

18

競争心を刺激しすぎるな「貢献し合う文化」をつくれ

19

「向き不向き」を決めつけるな 憧れのリーダーたれ

20

仕事を「抱え込むな」部下に任せろ

21

一人で解決に向かうな「次期リーダー」を巻き込め

22

秩序の乱れを許すな 喝を入れて「規律」を正せ

23

「半休」は認めるな 終日休ませろ

24

油断するな 信頼できる「忍び」を放て

25

平穏に堕ちるな「クレイジー」にかき回せ

 

Coachings

第2章「鬼コーチング」

26

部下を殺すな「依存心」を一掃せよ

27

言葉にだまされるな「顔」を見て心の内面を探れ

28

自慢するな「自戒」しろ

29

放任するな 密に関わり「コミット」せよ

30

形式だけの面談はやめろ「おもてなしレビュー」で再生させよ

31

同意を求めるな「合意」せよ

32

イメージで決めつけるな データを通して「事実」を見ろ

33

退屈な空気をつくるな 胸躍る「質問力」で突破せよ

34

「答え」を与えるな じっと我慢せよ

35

議論に勝つな 論破せず「聴く耳」を持て

36

反抗的な態度に腹を立てるな「肯定」して前へ進め

37

沈黙を恐れるな 部下の「自己探索」をサポートせよ

38

失敗の原因を追及するな「更生へのストーリー」に気づかせろ

39

部下の「恐怖心」を否定するな 辛い気持ちに寄り添え

40

マニュアルを形骸化させるな 自己流の「バイブル」にして伝承せよ

41

見捨てるな「模擬トレ」で鍛え上げろ

42

耳だけで聞くな 正対して「心」を傾けろ

43

心を閉ざすな 秘密を「オープン」にしろ

44

「退職」を恐れるな 踏み込んで道を拓け

45

上下関係になるな「師弟関係」を築け

46

能力レベルで判断するな その前に「感情レベル」を把握せよ

47

上から見下すな「EETスキル」で人心を掌握せよ

48

不感症を看過するな「喧嘩」を売って火をつけろ

49

寛容に見逃すな 愛を持って「説教」せよ

50

達成を疑うな 徹頭徹尾「信じ抜け」

 

Spirits

第3章「鬼魂

51

名刺の「肩書き」にしがみつくな 魅力ある人間力で勝負しろ

52

上役にしっぽを振るな どんどん「噛みつけ」

53

理屈で決断するな「直観」を信じろ

54

命令するな「洗脳」せよ

55

「後方待機」はやめろ 先頭を切って突っ走れ

56

同情を誘うな「骨を埋める覚悟」を決めろ

57

出世をあきらめるな「上昇志向」を伝播せよ

58

自分の「人脈」を抱え込むな 部下に開放し退路を断て

59

「想像」を止めるな リアルにゴールせよ

60

不運に腐るな 「風の流れ」を味方につけろ

61

好かれようとするな「好き」になれ

62

背伸びはやめろ「弱点」をさらけ出せ

63

よそよそしい関係をつくるな 「大人の友情」を築け

64

馴れ合いに慣れるな ピリピリした「緊張感」をつくり出せ

65

可哀相と思うな 「いい人」を卒業して非情になれ

66

小手先の育成に逃げるな「自分自身」を育てろ

67

言い訳や責任転嫁を信じ込むな「潔い心」を育てよ

68

罪を裁くな 部下を「反面教師」とせよ

69

「安定」を求めるな 栄光を捨て続けろ

70

高慢になるな どこまでいっても「超謙虚」たれ

71

苦難・試練に負けるな 「自叙伝のネタ」にする気概を持て

72

ビビッて縮こまるな「ゴジラ」のように上から見下ろせ

73

「抵抗勢力」に屈するな 変革を推進せよ

74

「裏切り者」に翻弄されるな 協力者を引き寄せろ

75

悪意の罠に屈服するな やられたら「アベンジ」せよ

 

Habits

第4章「鬼習慣」

76

暗い顔を見せるな「機嫌」をコントロールせよ

77

停滞させるな スピードと「回転率」を上げさせよ

78

言霊を甘く見るな 魔法の口ぐせを操る「預言者」たれ

79

方針を埋もれさせるな「流行語」にして広めろ

80

「士気」を下げるな 歌い踊れ

81

短所を見るな「ベスト100」を書き出せ

82

気を抜くな 気を「配れ」

83

しらけたムードをつくるな 「笑わせる」エンターテイナーたれ

84

ケチるな 稼ぎは部下へ「還元」せよ

85

「疲れた姿」を見せるな アグレッシブに走り続けろ

86

老け込むな「見た目」も磨け

87

夜の誘惑に負けるな「早寝早起き」で稼ぎまくれ

88

「アルコール」に頼るな シラフで指揮をとれ

89

「免疫力」を落とすな 目標という予防ワクチンを接種せよ

90

群れと慣れ合うな「孤独」を楽しめ

91

パソコンと睨み合うな「ディナーショー経営」に徹しろ

92

ニセパフォーマーを励ますな「頑張れ」を封印せよ

93

冷めた空気に慣れるな「感動の涙」を流せ

94

博学をひけらかすな「哲学」を持て

95

批判を「陰で口外」するな 堂々と本人へ通告せよ

96

心の不具合を放置するな「感謝のパスワード」で修復せよ

97

部下の家族と距離を置くな「かけがえのない存在」を巻き込め

98

寛ぎすぎて気を抜くな 家庭内でも「真のリーダー」たれ

99

脳裏に浮かんだ部下を消し去るな 「テレパシー」で返信せよ

100

「小さな善意」を軽んじるな 無秩序な生活から足を洗え

 

 

 

令和元年5月11日(土)

 

【編集後記】

 

いかがでしたでしょうか?

 

各章の見出しを読んだだけでも、

一冊丸ごと読み切った気分になったのではないでしょうか。

『リーダーの鬼100則』

https://ux.nu/thClL

 

今週号では、小見出しのメッセージ100をすべて公開させてもらいましたが、

来週号では「まえがき」「あとがき」をご紹介しますね。

 

乞うご期待です!

 

 

それではまた、来週号をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

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【899号】私たちは何者なのか――。国民の歴史と激動にみちた国家の変遷を「一本の線」でつないだ、壮大なる叙事詩!

2019-05-05

 

「平成」から「令和」へ。

皆さま方におかれましては、どのような新時代を迎えられたのでしょうか。

美しく心を寄せ合い、希望に満ち溢れた新しい時代となりますよう、祈念いたします。

 

私早川は、平成大晦日から令和元年へと幕を開けたまさにその瞬間、

0時0分に「鬼シリーズ第3弾」の1文字目を入力し、

思いを込めた〝令和の執筆〟がスタートしました!

 

平成の大晦日4月30日には、執筆続きの運動不足解消も兼ね、

「池上本門寺」まで往復1時間以上かけ、徒歩(速足)にてお参りに

平成の30年間を健康で平和に暮せたことへの御礼として手を合わせてきました。

途中から降り出した「霧雨」が自然界のミストのようで、とても神秘的でしたよ。

 

明けて令和元年5月1日には、近所の氏神様「雪ヶ谷八幡宮」へお参り

意外にも、参拝(初詣?)している人はなく、〝貸し切り〟でございました。

悪天候のせいもあったと思いますが、

いつものお正月には大行列になる神社の長い石段も、すいすいと登ることができました。

やはり皆さん、GWは行楽モードなのでしょうか。

 

私のGW10連休は、いつものようにほぼ「執筆三昧」に明け暮れていたわけですが、

5/3の夜だけは、生まれ育った地元「本厚木」へと足を伸ばしました。

 

それは、「恩師」に再会するためです。

恩師とは、伊志田高校3年生の時に担任だった「高橋輝男先生」その人。

なんと、38年振りの再会ですから、懐かしさと喜びが相まって、感極まりましたね。

 

いつも年末に集まる同級生の中心メンバー7名と共に、

「テル先生を囲む会」が開催されたのです。

 

先生はまだまだお元気そのもので、

定年となった68歳の現在も、小田原高校で英語の教鞭を執っているとのこと。

今もなお、英語教育にかける情熱は衰え知らず、

いや、むしろパワーアップしたのではないかと思えるほどです。

 

英語の本を3冊も出版されているとのことで、

私が持参した「拙著」と交換するという、思わぬ展開になりました。

(英語の本は、受験生を持つS君へ贈呈)

 

先生の解説を直接お聞きすると「なるほど」と思えることも多々あり、

この本はレベルの高い受験生には参考になりそうですよ。

(東大生を多数輩出する小田原高校の現役教師ですからねぇ) ↓

『TRUST 英文法・語法 実戦演習』

https://ux.nu/xThgz

『入試英語問題総演習EXPERT』

https://ux.nu/FxxyL

『EXPERT英文法・語法演習』

https://ux.nu/UwwSa

 

やっぱり、「文法」が何より大事みたいです。

「文法の基礎がなければ、所詮、英会話にも限界がある」と、

先生は、そう力説されていました。

 

そうそう、それよりも何よりも一番驚いたのが、先生の記憶力

我々のことをホントによく覚えてくれていて、

名前と顔はもちろん、進学先やそれぞれのエピソードまで。

しかも、その席に来ていない元生徒のことまでスラスラと。

いやー、びっくりしましたよ。奇跡です。

だってその間に、教えた生徒の数は何千名といるはずですから。

それになんといっても、我々とは38年振りの再会ですからねぇー!

 

先生曰く、

「でも、最近の生徒のことは、忘れちゃうんだよねぇ」

なんだとか。

 

でもきっと、我々の「デキ」が、あまりにも悪過ぎたから、

印象に残っていただけかもしれません…(笑)

いや、ホントに。

先生の過去の教え子の中では、ダントツにデキが悪かったことだけは間違いありません。

(決して自慢できることではありませんが…)

 

そんなこんなで、3時間の懐かしい語り合いも終わり、

先生をお見送りしたあとは、同級生7人で「2次会・ボウリング」へ。

 

飲みながら2ゲーム投げて、私はヘロヘロで最下位。

同級生たちはもういい歳ですが、最終電車まで、みんな元気ハツラツでした。

まるで「昭和」時代にタイムスリップしたかのよう。

 

友情の「絆」は、時代を超えても不変です。

 

それにしても、高校生時代の土曜日の午後、

いつもたむろしていた「本厚木駅前のプラザボウル」がまだ存在していたとは、

驚きましたよ!なつかし過ぎます!

しかも、同じビルの中に、ほぼ同じレイアウトのままで。

(あの頃は、ダーツコーナーやバーカウンターはありませんでしたが…)

40年ですよ、40年!

 

ちなみに、何を隠そう、当時交際していた厚木商業の女子・Yちゃんは、

このボウリング場で知り合い、傘を貸してあげたのがきっかけでした。

お恥ずかしくも、なつかしく、甘酸っぱい、思い出の1ページでもあります。

 

令和の時代に入って、はじめに触れたのが、古きよき「昭和の香り」とは…

しみじみと、感慨深いものがありました。

 

変わりゆく新しい時代に入りましたが、

変わらないものがあるって、いいもんですね。

 

 

 

以上、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

 

 

本号も、お薦め書籍(699冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【平成から令和へ】です。

 

今号も前号に引き続き「日本国紀」より、

改元された今だからこそ読むべき「日本人の物語」をお届け致します。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.699

『日本国紀』

私たちは何者なのか――。

当代一のストーリーテラーが、

平成最後の年に送り出す、日本通史の決定版!

神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に、

独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。 本書は、

2000年以上にわたる国民の歴史と激動にみちた国家の変遷を

「一本の線」でつないだ、壮大なる叙事詩である!

百田尚樹著

幻冬舎

 

 

未来の子供たちへ

 

 

古代から「日本の歴史」を読者の皆さんとともに見つめてきたが、

ついに私たちが生きる時代「平成」の時代に辿り着いた。

だが、この三十年は「歴史」と見るには時期尚早だ。

いずれ、私の子や孫たちの世代が振り返り、冷静な評価を下すことになるだろう。

その時の参考の一つになればとの思いで、「平成」に何が起き、

どんな時代であったのかを、この時代に生きた者として記しておく。

 

その前にあらためてこれまでの歴史を振り返ってみたい。

日本は神話とともに誕生した国であり、万世一系の天皇を中心に成長した国であった。

『日本書記』には、天皇は「大御心」、

そして我々の先祖である民衆のことは「大御宝」と書かれている。

日本という国にとって、最高の宝は、この国に住む人々、日本人だった。

 

日本人ほど平和を愛した民族はいない。

日本の歴史には、大虐殺もなければ、宗教による悲惨な争いもない。

人々は四方を海に囲まれた島国の中で肩を寄せ合い、穏やかに暮らしていた。

 

ヨーロッパから見れば、極東に位置する日本は長らくその所在さえ不明であり、

十六世紀に発見された後も、交流を拒む閉ざされた謎の国であった。

その後、欧米諸国は、発達した科学技術を武器に、世界の多くの国々を植民地とし、

有色人種を支配していったが、日本は最後に残された狩場であった。

 

植民地とされる土壇場で踏みとどまって独立を守った日本は、

欧米の科学技術を凄まじい勢いで吸収すると、またたくまに世界に躍り出た。

そして明治維新からわずか四十年足らずで大国ロシアを打ち破った。

この勝利が、世界の有色人種にどれだけの自信を与えたかは計り知れない。

だが、その四十年後、日本は第二次世界大戦で、アメリカを中心とする連合国軍に敗れる。

百年後、有色人種の最後の砦であった東洋のミステリアスな国も、

ついに欧米の力の前に粉砕されたのだった。

 

しかし日本が敗れた後、アジアの諸国民は立ち上がり、

欧米と戦って次々と独立を勝ち取った。

その波はアフリカや南米にも及び、世界四大陸で多くの新しい国が産声をあげた。

まさに日本という存在が世界を覚醒させたのだ。

もし日本という国がなかったなら、世界は今とはまるで違ったものになっていただろう。

 

二十一世紀の今日、世界中で「人種差別は悪である」ということを疑う人はいない。

しかし百年前はそうではなかった。

当時、絶対強者だった欧米列強に向けて、初めて「人種差別撤廃」を訴えたのは、

私たちの父祖である。

日本が世界のモラルを変えたのだ。

皆さん、どうか、このことを忘れないでいてほしい。

 

世界は今、再び混迷と暗黒の時代に足を踏み入れつつある。

テロや紛争は日常茶飯事となり、大戦争の恐怖が近付いている。

日本の役割は終わったわけではない。

今こそ日本はかつての先人の偉業を思い出し、

世界を平和へ導くために努力するべきである。

 

 

令和元年5月5日(日)

 

【編集後記】

 

『日本国記』は、日本人としての「誇り」が蘇える名著です。

そして、改めて〝史実〟を学ぶ機会にもなりました。

 

 

さてさて、いよいよ平成最後に仕上げた渾身の一作が、

改元されたこの「令和元年」5月14日に発売されます。

 

鬼シリーズ第2弾、

『リーダーの鬼100則』

https://ux.nu/thClL

(↑予約は既にはじまっています)

 

来週号で抜粋し、詳しくご紹介しますね!

 

それではまた、来週の「900回記念号」をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

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『営業の鬼100則』

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【898号】日本国紀 私たちは何者なのか――。平成最後の年に送り出す、日本通史の決定版!

2019-04-29

 

「平成」から「令和」へ。

新しい時代の幕開けを迎える〝史上初の10連休〟

皆さんは、どのようにお過ごしでしょうか。

 

私はここ数年来のGW同様に、「ゴールデン執筆ウィーク」!

10連休のほとんどはインドアで、朝から晩まで執筆三昧です。

次の次の作品(14作目)となる「鬼シリーズ・第3弾」を書きはじめます。

(13作目のシリーズ第2弾『リーダーの鬼100則』は、令和元年5/14発売)

 

さて、前号にてお知らせした通り、

平成最後のご奉公は、海外での「講演」でした。

 

ソウルで開催された中国・韓国・日本の新聞社共催による「アジア保険フォーラム」。

https://www.facebook.com/masaru.hayakawa2/posts/2250047258414791?comment_id=2250050425081141&notif_id=1556419380604286&notif_t=feed_comment

(講演シーンの写真はコチラ↑)

テーマは「デジタル時代における対面型保険販売」です。

 

偶然にも、講演当日になって『営業の鬼100則』の韓国語版が、

韓国出版社のホームページにアップされたとの情報が入り、

WEBショップ上でも発売開始されたところでした。

 

なんという幸運な巡り合わせでしょう。

ホントにツイてました!

 

であるならば、と、スピーチのまくら(オープニング・トーク)は本の話題から。

大スクリーンにもドドーンと公開してもらいました。

スピーチの直前になって、関係者へ頼みこむという、ずうずうしさ(笑)

 

『営業の鬼100則』韓国語翻訳版は↓こんな表紙カバーです

http://www.jisangsa.co.kr/book/bookview.asp?idx=308

韓国の出版社のHP↓「・・・神100」と書かれた黒い本

http://www.jisangsa.co.kr/

 

「鬼100則」のタイトルを「神100則」に変えられてしまいましたが、

いくら何でも「神」とは、韓国の人たちに怒られそうです。

すいません。

ちなみに、私の意見はまったく反映されておりません。

 

まあ、それはともかく、このたびの韓国ツアー中はずっとVIP待遇で、

何から何まで、もったいないほどによくしていただきました。

専属の通訳の方も、朝早くから夜遅く2次会の席にまで着いてくれましたし、

送り迎えや移動も何不自由なく、最高の時間を過ごすことができました。

 

ただ、ツアー3日目は「冬のソナタ」で有名になったリゾート地でコンベンション、

観光も兼ねて一泊する予定だったのですが、

山火事ニュースの影響で中止となり、ソウル市内にもう一泊することに…。

 

結局、その日は韓国関係者のご配慮により、

韓国第2位の保険会社「KYOBO生命」を見学することになりました。

 

こちらもまた、急なセッティングであったにもかかわらずVIP待遇で、

さまざまな部門の方々からのレクチャーを受けることができ、

大変有意義な時間を過ごすことができました。

(クリスタル製の表彰盾のような文鎮までいただき、感謝・感謝です)

 

お国柄は違えども、保険会社としてのミッションやコアバリューには共感できる点も多く、

改めて、私たちのあるべき姿や目指すべき姿が鮮明になりました。

 

とはいえ、日本の保険会社とは違う、珍しい点もありました。

それは、KYOBO生命が「書店経営」もしているということ。

教育保険(学校関係)からはじまった歴史を持つからなのでしょうか。

 

自社ビルタワーの地下には、子会社直営の「大きな書店」があり、

当然のごとく、私はその書店を探索しましたよ。

もちろん、拙著が売られているかどうかを確認するためです。

 

ただ、あまりにも店内が広いため(ハングル語の案内も分からないので)、

通訳の人から書店員さんへ、いろいろ聞いてもらったところ、

これまた偶然にも、その当日に、

『営業の鬼100則』韓国翻訳版が入荷されたところだったのです。

 

「おおー!」と興奮状態に陥った私は、

「アニョハセンキュ~」と意味不明の言葉を口走りながら、

とりあえず、10冊入荷されていた内の5冊を自ら購入し、

韓国生保関係者の方々へプレゼントしてきました。

(KYOBO生命の教育担当リーダーやMDRTの方にも)

 

書店の人いわく(通訳の人いわく)、

すぐにプラス10冊分の発注をしてくれたらしく…。

どうやら、私のプロモーション活動が功を奏したようです。

 

これから先は、さらに中国語の翻訳版も出ますので、

今回のフォーラムで「中国」の方々と深い交流を持てたことも大きな収穫でした。

 

とまあ、そんなこんなで、充実した3泊4日ツアーでしたが、

現地の自由行動タイムでは、観光やお買い物のお付き合いは一切パスして、

ひたすら、部屋にこもって原稿の「校正」作業に没頭しておりました。

行き帰りの飛行機の中でも同様に、ひたすら加筆修正でした。

そう、5/14発売の新刊『リーダーの鬼100則』のゲラ校正が未完成だったからです。

締切日は、帰国する翌日の日曜日。それはもう必死のパッチでした。

 

ただ、今はもう入稿が終わり、ホッとして10連休を迎えることができています。

表紙カバーも決まって(情熱の「赤」)、↓ネット予約もスタート。

『リーダーの鬼100則』https://ux.nu/thClL

 

前作以上に「鬼テイスト」の強い刺激的な作品となりました。

いやー、思い入れもひとしおです。

 

生原稿を読んでくれた出版社の営業部長さんも、たいそう気に入ってくださったようで、

「〇〇万部売るぞー!」と、鼻息を荒くしているとのこと。

これはもう、すごく期待しちゃいますよね!

 

こうして平成の最後の最後に原稿を仕上げた作品が、

新時代の「令和元年五月」に13作目として発行されるわけですが、

早くも、次なる14作目「鬼シリーズ第3弾」を書きはじめます。

 

平成大晦日から令和元年へと幕を開ける、まさにその瞬間、

「一文字目を入力したい」と、決意を新たにしております。

 

令和になりましても、相変わらぬお引き立てを賜りますよう、

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

以上、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

 

 

本号も、お薦め書籍(699冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【太陽が昇る国】です。

 

この本は、すごいですよ! 分厚い一冊ですが、一気読み必至です。

平成から令和へ改元される今だからこそ読むべき、

「日本人の物語」であると、心からそう思いました。

ホントにオススメです!

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.699

『日本国紀』

私たちは何者なのか――。

当代一のストーリーテラーが、

平成最後の年に送り出す、日本通史の決定版!

神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に、

独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。 本書は、

2000年以上にわたる国民の歴史と激動にみちた国家の変遷を

「一本の線」でつないだ、壮大なる叙事詩である!

百田尚樹著

幻冬舎

 

この時代に忘れてはならない重要なことがある。

それは「日本」という国名の誕生だ。

「日本」とは、太陽が昇るところという意味である。

 

「日出ずる処の天子より」という聖徳太子の書にあるように、

当時の日本人は東アジアで最も早く日が昇る国であるということに誇りを持っていた。

古代朝鮮のことを記した歴史書『新羅本紀』にも、

「日本人自ら言うところでは、日の出る所に近いから、

これをもって名としたとの事である」と書かれている。

 

「日本」という呼称が使われ始めたのは七~八世紀頃といわれているが、

いつが正式な始まりかははっきりしない。

十世紀に編まれた中国の『旧唐書』「東夷伝」には、

「倭国、自ら其の名の雅ならざるを悪み、改めて日本と為す」という記述があり、

前記の『新羅本紀』にも「六七〇年に倭国が国号を日本と改めた」とある。

 

六六四年に太宰府に来た唐の使者に、天智天皇が「日本鎮西筑紫大将軍牒」

という書を与えたという話が『海外国記』にあるが、真偽は不明である。

 

いずれにしても天武天皇が『日本書記』編纂を命じた時には、

日本という国号が正式なものとなっていた

(倭という名前はすべて日本に置き換えられている)。

 

日本が国名に太陽を入れたもう一つの理由は、

皇室の祖神であり、日本国民の総氏神ともされる天照大神が

太陽神であったからではないか。

 

その意味では、「日本」という国名は、神話とも結びついた素晴らしい名前である。

 

「太陽が昇る国」――これほど美しく堂々とした国名があろうか。

 

しかもその名を千三百年も大切に使い続けてきた。それが私たちの国なのである。

 

 

 

平成31年4月29日(昭和の日)

 

【編集後記】

 

いよいよ明日は、平成の大晦日。

 

思い起こせば、私が生保業界へ飛び込んだのは、

「平成元年」のことでした。

 

あっという間に駆け抜けた平成の30年間でしたが、

今こうして振り返ってみると、もはや言葉になりません。

つくづく感無量でございます。

 

敢えて言葉にするなら、それは「感謝」のひと言に尽きます。

皆さまに支えられて、幸運にも、ここまで生きてまいりました。

心より御礼申し上げます。

 

改元となります「令和元年」からも、

どうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

それではまた、次号(令和第1号)をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

【オフィシャルサイト】http://tsuitel.in

 

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『リーダーの鬼100則』

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【897号】半径3メートル以内を幸せにする あなたが「心から大切にしたい」と思う人は、誰ですか?

2019-04-14

 

今週は、韓国ソウルへ行って〝講演〟してきます。

「アジア保険フォーラム」から、スピーカーとしてご指名をいただきました。

 

ちょうど『営業の鬼100則』の韓国語翻訳版が出るタイミングでもあり、

かつて、『死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる』の韓国語版も出しており、

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これをきっかけに、韓国の人々に少しでも拙著が広まったら嬉しいですね。

 

アジア保険フォーラムというのは、中国・韓国・日本3国の新聞社共催ということで、

中国からも多くの方々が参加されるそうです。

これから『営業の鬼100則』は中国語版(電子書籍と紙書籍で)も出版されますし、

ますますよい機会に恵まれました。

 

ただ今回は、韓国・中国の大学教授・政治家・当局関係者、保険会社MDRT役員など、

幹部クラスの方々が数多く参加されるそうで、

私のふざけたスピーチをどれだけ正確に「同時通訳」してもらえるのか、

それだけが心配です(笑)

 

というか、そもそも私の講演でいいのでしょうか。

 

どうやら、MDRT日本会のイベントと日程がブッキングしているらしく、

生保関係者は皆、神戸へ行ってしまい適任者不足という事情もあり、

こうして私早川へお鉢が回ってきたようなのです。

なるほど。

こうなったら、何とか生保業界へ恩返しができるよう、

精一杯、務めを果たしてまいりたいと思います。

 

くれぐれも国際問題にならないよう、気をつけて行ってまーす!

 

 

 

以上、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

 

 

本号も、お薦め書籍(698冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【白魔術と黒魔術】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.698

半径3メートル以内を幸せにする

 あなたが「心から大切にしたい」

と思う人は、誰ですか?

僕がたどり着いたのは、

結局、目の前の人を笑顔にすることだった。

大切な人も、そして自分も――

みんなが幸せになってしまう、ステキですごい考え方!

本田晃一著

きずな出版

 

 

ある未開の地に住む、部族の話です。

 

未開の部族といっても僕たちと同じ人間。

いさかいが起こることもあれば、暴力や盗みなど、

コミュニティの平和を乱すようなことをする人もいます。

ただ、僕たちと違って、彼らには憲法も法律もありません。

弁護士も検察官も、裁判官もいません。

だから彼らは、誰かが悪いことをしたらコミュニティ全員で、

その人をグルリと取り囲んで「あること」をするのだそうです。

さて、なんだと思いますか?

 

鉄拳制裁とばかりに、力で思い知らせる?

いいえ、違います。

 

コミュニティの一員としての責任感やモラルを説いたり、

被害にあった人の苦しみを伝えたりして、言葉でわからせる?

いいえ、違います。

 

でも「言葉を使う」という点だけは正解です。

悪いことをした人を取り囲んで、

彼らは口々に、こんなことをいい合うそうなのです。

 

「こいつは幼いころ、よく、足が不自由な俺の手を引いてくれたもんだ」

 

「うちの子が川で溺れたとき、真っ先に飛び込んで助けてくれたのは、こいつだった」

 

「食べ物が不足して困っているときに、

こいつは、高いところになっている木の実を見事にとってきてくれた」

 

そう、彼らは悪いことをした人を取り囲んで、

罰するのではなく、その人の存在によって、

どれほどコミュニティが幸せを感じることができたかを披露し合うのです。

すると、悪いことをした人は、もう二度と悪さを働かず、

まさに全員がそろって表現したような〝いいやつ〟になるといいます。

罰しないで更生させる、それが彼らのやり方なのです。

 

また、彼らの年間行事のひとつに「大泣きする日」というものがあるそうです。

この日は、過去1年の間に死んでしまった人を思って

「あいつは、こんなところが素晴らしかった」「いいやつだった」と、

みんなで大泣きするのだそう。

 

この部族の話を、作家のアラン・コーエンさんから聞いたとき、

僕はすごく心があたたかくなりました。

何事においても、人のいい面に目を向ける。

この点を徹底しているって、なんて素敵な人たちなんだろう、と。

それと同時に、僕たちがやっているのは、彼らとは正反対のことだよな……と、

なんともいえない気持ちになりました。

 

「悪いことをした人を罰しないなんて、小さなコミュニティだからできることだ」

「人のいい面だけを見るなんて、巨大な資本主義経済が発展した先進国では、

そうはいかないでしょ?」

はい、国の制度として見れば、たしかにそうですよね。

 

だけど、ごくごく私的な日常生活として見たらどうでしょうか。

やっぱり僕たちは、人の悪い面ばかり見る。

ともすれば罰する……という生き方をしがちで、

それはすごく寂しくて悲しいことのように思えるのです。

 

人は、自分の見方次第で、周囲の人に「黒魔術」も「白魔術」もかけられると、

僕は思っています。

いったん「あいつ、いいやつ」と思うと、

その人のすべてが「いいやつ」的に見えてくるし、

実際に、自分にいいことばかりしてくれるようになります。

これが白魔術です。

なぜこうなるのかというと、

人は「自分が見ている世界が増幅された現実」を生きるようにできているから。

ある人の嫌な面を見ると、その嫌な面が増幅した現実になるし、

ある人のいい面を見ると、そのいい面が増幅した現実になるということです。

だとしたら、白魔術のほうが、ずっと幸せだと思いませんか?

しかも、そのつもりで周囲を見渡してみると、

実際、いかに自分がまわりからよくしてもらっているかに気づくことができます。

そんな素敵な事実に気づくだけで、人生はずいぶんと幸せなものになっていくのです。

 

 

 

2019年4月14日(日)

 

【編集後記】

 

「ピエール瀧容疑者」が出演している映画、

『麻雀放浪記2020』を観てきました。

 

若かりし時代に観た、真田広之主演の『麻雀放浪記』とは、

まったく違う世界観の〝コメディ〟として描かれており、

いろんな意味で衝撃的な映画でした。

 

私の想像をはるかに超えるエンターテインメントで、

正直に言うと、やや期待外れ、というところでしょうか。

 

『孤狼の血』で映画賞を総ナメした白石和彌監督作品ということで、

「坊や哲」や「出目徳」の芸術的なイカサマ(ツバメ返し・元禄積み)を、

どんな緊迫感で描くのか、胸を躍らせて劇場へ向かったのですが、

禁断の未来・2020年は、奇想天外でハチャメチャ過ぎました。

 

しかも、出演者が麻雀シーンでの牌を操る手さばきは、

麻雀未経験者だとすぐにわかる、素人っぽいおぼつかなさ。

これは、残念でした。

 

それにしても、ピエール瀧の出演作を公開して物議をかもした割には、

彼の出演シーンはほんの一部しかなくて…。

あれだったらカットしてもストーリーに大きな支障はないような…。

編集可能だったのでは?・・・と、

映画を観た人なら、誰もが感じるのではないでしょうか。

 

おそらく、監督らのプロのこだわりと、

何か「大人の事情」があったのでしょうね。

 

最も印象的だったのは、AIアンドロイド役の「ベッキー」

昭和時代のクラブ・ママとの二役が、不思議な味を出していました。

 

あっ、そうそう、

これからご覧になる方のために、一つだけ注意事項があります。

エンドロールが流れ出しても席を立ってはいけませんよ。

おしまいに、強烈なラストシーンがまだ残っていますから。

 

皆さん、それぞれのお好み次第で、十分に楽しめる映画です。

 

野生の血が騒ぎだし、人生にロマンを見出すかもしれません。

平和ボケの今の時代を「ボーッと生きてんじゃねーよ!」

と背中を押される人もいることでしょう!

 

ぜひ、ご覧あれ!

 

 

それではまた、次号をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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【896号】サイボーグ時代 リアルとネットが融合する世界で やりたいことを実現する人生の戦略

2019-03-31

 

 

「プロ野球は、生き様を映すドラマだ!」

 

スカパーのCMで流れている、このキャッチコピー、いいですね。

 

さあ、球春到来!

いよいよプロ野球の2019年シーズンが開幕しました。

 

毎年のことですが、この時期になると、ワクワクが抑え切れません。

テレビの中継画面をチラチラ見ながら、

なかなか「ゲラの校正」に集中できない私です。

 

いやーしかし、こうして各チームの「開幕戦」を見ていると、

今年は特に、新人選手の活躍が目覚ましいですね。

 

バファローズの頓宮(ドラフト2位)は、いきなり2点タイムリーヒット、

タイガースの木浪・近本の1番2番コンビは、スタメンで走攻守の大活躍、

マリーンズのドラ1藤原も、高卒新人野手としては数十年振りのスタメンで初ヒット、

ホークスの甲斐野にいたっては、延長戦の10回11回をリリーフ登板し、

剛速球とフォークボールで5奪三振の快投、劇的なサラナラゲームでの勝利投手に!

 

とまあ、早くも開幕戦から、フレッシュに躍動するルーキーたち

新しいスター誕生の予感に、胸が高まります。

プロ野球界にも世代交代の波が押し寄せているようですね。

 

我々企業戦士も、プロ野球チーム同様に、勝ち続けなければいけません。

とすれば、やはり、優秀な新人のリクルート力こそが、組織発展のカギを握ります

 

4/1には、弊社にも多くの新人君たちが入社してまいりますが、

若きエネルギーと共に、ますます成長する新年度にしていきたいものです。

 

皆さまも、よい新年度をお迎えください。

 

 

 

以上、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

 

 

本号も、お薦め書籍(697冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【自分をタイムトラベラーだと思う】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.697

『サイボーグ時代』

リアルとネットが融合する世界で

やりたいことを実現する人生の戦略本

自らをアップデートせよ、

人とマシンはやがて高度に融和する。

吉藤オリィ著

きずな出版

 

 

もしもあなたが、いまから20年前の日本にタイムスリップしたら、

そこでの生活をどう感じるだろうか。

本書執筆時から20年前(1998年)あたりの日本は、こんな世の中だ。

 

  • 携帯電話にインターネット、メール、カメラ機能がない
  • 写真を撮影しても、その場ですぐ確認できない。フィルムを現像に出す必要があった
  • 『タウンページ』という分厚い冊子に、個人の固定電話の番号が公開されていた
  • 車には分厚い地図帳があり、初めて行く旅行先では助手席に乗った人がその地図を見ながらナビゲーションしていた
  • 電車に乗るには毎回切符を買わなければならない
  • SNSがない
  • 連絡先が変わった友人とはもうほとんど会えない
  • 世間の情報はテレビ、新聞、ラジオくらいからしか取得できない
  • 飛行機や新幹線、オフィスでも普通にタバコが吸えた
  • LGBTやセクシャル・マイノリティ(性的少数者)という概念は世間一般にはほぼ知られていなかった
  • 白衣が白かった

 

こんな風に、まあ「古きよき日本」といえなくもないが、

いまから考えればかなり不便な部分があるし、

人々の認識の違いにより一部の人が我慢するのが「当たり前」だった。

我々がタイムスリップしたら、もどかしいことばかりだろう。

 

しかし、当時の人はこれらを「不便だ」「我慢しなきゃ」とは意識せず、

当たり前のこととして受け止めていた。

 

このことから私が提案したいのは、

「自分を20年後から来た未来人だと思う」という思考実験だ。

 

1998年に生きていた人たちにとって

当時の暮らしが当たり前のことだったのと同じように、

現在を生きている私たちも、いまの暮らし、

日常を当たり前のこととして受け止めている。

 

そこで、「もしも自分が2038年からタイムスリップしてきた人間だったら」

などと考えることで、現代の不便さを浮き彫りにしてみるのである。

 

たとえば2018年は、

  • 子どもは地域によって決められた学校に通うことが当たり前だった
  • 文字の入力にキーボードを、情報の表示にモニターを使っていた
  • 現金や大量のカードの入った財布をまだ使っていた
  • 個人情報が書かれた名刺が大量にばらまかれていた
  • 横の人にぶつかるほどの満員電車に乗っていた
  • 街を歩く人が歩きスマホをして人にぶつかっていた
  • 高校卒業と同時に大学へ行く人が大多数だった
  • 男女は平等だが老若平等の概念がなかった
  • 子育ては親がするのが当たり前とされていた
  • 化粧という文化があり、毎日メイクに時間をかけた
  • 顔で他人を識別していた
  • 人との出会いは運命的だった
  • 信号機を見て道を渡っていた
  • スーツを着るのが普通だった
  • 毎日職場へ行き、家に帰っていた
  • 風呂は各家に1つだった
  • 寝たきりの人が寝ていた

 

などといったことが想像できる。(あくまで想像だ)

テクノロジーや常識は20年くらい経つとがらっと変わってしまう。

 

だから、いったん自分の視点を未来に持って行き、

そこから現代を見るトレーニングは

世の中の不条理さ、不自由さ、不便さなどを見つけることに役立つ。

 

(中略)

 

人生というのはほとんどが「実験」だ。

過去の先人の知恵は大切で、それを学習し、時代を読む力も大切だが、

結局のところ、どういう結果が起きるのかは、やってみないとわからない。

行動力と好奇心は生ものだ。

 

だから、あれこれ考える前に

まずは「とりあえずやってみる」という精神を持っていたほうがいい。

 

注意しておきたいのはリスクだが、これはつまり「可逆性」である。

 

たとえば、その挑戦に失敗したらケガ人や死人が出てしまうような実験には、

きわめて慎重になるべきだろう。

やるかやらないかを考えるときは「最悪のケース」を考えておくといい。

 

一見するとなんだかネガティブな思考に聞こえるが、

これはけっこうポジティブなものの考え方である。

 

たとえ最悪のケースを考えた結果、

だれかに嫌われたり、お金を失うだけだったら、

それはあとあとリカバリー可能だ。可逆性がある。

 

最悪のケースを考えると、

最終的には「別に死ぬわけじゃないしな」という考え方に到達する。

 

最悪のケースをイメージできたら、とるべきステップはDoである。

 

つくりたいものがあれば、さっさとつくり始める若さを失ってはいけない。

 

 

 

2019年3月31日(日)

 

【編集後記】

 

明日4/1は、新元号の発表です。

 

世間では、新元号の予想合戦が盛んなようですね。

マスコミのアンケート予想によれば、

「安久」が一番人気とのことですが、さて、どうでしょうか。

 

私個人としては、早川家の娘3人が「〇永」「〇永」「〇永」と、

「〇え」という名前に「永」の字が入っているので、

「永〇」または「〇永」という元号になってくれたらと願いつつ、

または、母・栄子の「栄」でもいいかな、と。勝手に妄想を膨らませています。

 

どちらにせよ、国民が安らかで豊かに暮らせるような、

愛と幸福に満ちた「新元号」に期待しています。

 

 

 

それではまた、次号をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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【895号】前向きに生きるなんて ばかばかしい 脳科学で心のコリをほぐす本

2019-03-16

 

今週は、我が三人娘の「二女」が大学の卒業式でした。

先週は、「三女」が高校の卒業式で、この春からは大学生

と、我が家はお祝い続きです。

 

娘たちの成長は、私にとって何よりの励みであり、

とても感慨深いものです。

 

と同時に、〝息子たち〟の成長にも感動しています。

特に、難産の末、12番目に生まれた息子の活躍ぶりが目覚ましく…。

 

そう、それは息子ほどの愛着がある、拙著『営業の鬼100則』のこと。

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少し前に、「韓国語翻訳版」が発売されることになったと、

お伝えしたばかりですが、

今度は、台湾の出版社からも翻訳本のオファーがありました。

ついに、「中国語翻訳版」としても海を渡ることになり、驚いています。

しかも、紙書籍も電子書籍も、両方同時に、とのこと。

どうせなら、中国全土に広まって「10億部」くらい売れてくれるといいなぁ…、

なんて(笑)

 

そのおかげかどうかわかりませんが、

来月、海外で「講演」することになりそうです。

詳しくはまた、次号以降で情報をシェアいたします。

 

さて、『営業の鬼100則』は、3万部突破の勢いに乗り、

3月19日(火)の日経新聞に、またまた大きい「広告」が載ります

 

再加速に期待しつつ、鬼シリーズ第2弾に繋げたいと思います。

 

何とかかんとか、『リーダーの鬼100則』は脱稿し、

(2週もメルマガを休刊してしまい、すいません)

これから「ゲラ」の修正作業に入ります。

 

十三男坊(13作目)は、わりと安産で、さささっと書き上がったのですが、

私の気合いと思い入れが強過ぎたためか、「鬼」度が半端ないんですよ。

編集担当者いわく、

前作を超える「愛」と「覚悟」と「矜持」を感じさせる内容。

とてもいい。十分に一番の代表作を狙える作品です』と、大絶賛の嵐。

恐縮ですが、まさに今、もの凄い達成感に浸っている私です。

 

新元号となるGW明けの5月14日に、

全国の書店へ配本される予定となっていますので、

どうかお楽しみに!

 

 

 

以上、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

 

 

本号も、お薦め書籍(696冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【失敗が脳を作る】です。

大ヒット中の「妻のトリセツ」と同じ著者さん。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.696

『前向きに生きるなんて ばかばかしい』

 脳科学で心のコリをほぐす

AI研究者が解き明かす、

本当の自分を生きる力

黒川伊保子著

マガジンハウス

 

 

子どもの失敗におびえて、先へ先へと情報を与える親もいる。

赤ちゃんを抱いたお母さんから「英語教育は1歳からで大丈夫でしょうか。

やはり0歳から?」と質問されたことがあり、

なぜそんなに焦るのかと聞いたら、

「だって、小学校から英語教育が始まるそうじゃないですか。時間がないです」

と泣きそうな声で答えてくれた。

「ん? だったら、小学校から始めればいいんじゃない?

小学校で、先生が教えくれるでしょう?」と言ったら、

「だからそれまでにペラペラにしておかなくては」と息巻く。

 

私には、このアドバンテージ感がよくわからない。

学校は、勉強を教えてくれるところであって、親の予習力を試すところじゃない。

小学校1年の授業なんて、完璧に予習して行ったら、

はっきり言って退屈でしょうがない。

知に出会う喜びは、教室に取っておいてあげればいいのに。

 

先へ先へ、要領よく、脳にすべきことを叩きこんでいく。

効率がいい感じがして、親は気持ちいいかもしれないが、子はたまらない。

 

子の脳は、好奇心を感じる前に答えを与えられるのである。

おなかがすく前に、次から次へと食べ物を与えられているのと同じ状態だ。

それでは、食べ物が美味しいと感じられないように、

出会った知が脳に与える喜びは、圧倒的に少なくなってしまう。

 

脳も「おなかがすいてから食べる」が正解。

必要としないうちから、だらだらとチェーン食いさせていてはいけない。

 

 

失敗を、先へ先へ阻止していくことは、ありがたい親心だけど、ほんっと要らない。

 

ましてや、親から独立した大人までが、自分自身の過去の失敗にくよくよし、

未来のまだ起こってもいない失敗をぐずくず言うのは止めなければならない。

 

どうも、欧米の国々に比べ、日本は、失敗に弱いような気がする。

 

(中略)

 

そういえば、欧米の就職面接では、過去の失敗事例を尋ねられるという。

成功事例よりも、失敗事例のほうが、その人の経験値を測れるからだ。

「そんな修羅場をくぐり抜けてきたのなら、ぜひ、うちに来てください」

となるそうである。

 

そういう風潮だから、試合中のたった一回の失敗で「メルトダウンして総崩れ」

なんて現象があまり起こらない。

宇野昌磨選手のように、かえって高揚してくるのである。

 

残念なことに、わが国は、昔から

「羹(熱いもの)に懲りて、膾(冷たいもの)を吹く(吹いて冷ます)」

というお国柄。たった一回の失敗の影響力がうんと強い国なのである。

国際競争力を上げるのなら、このことわざから消さなきゃいけない。

 

それにね、人工知能と協働する時代に入ると、

人工知能が、教育ママ並みに、失敗を事前に阻止してくれるようになる。

若者の脳の学習機会は、さらに失われてしまうのである。

これから先、失敗は、貴重な体験になる。

 

そんな時代に、失敗を忌み嫌っていたら、脳はセンスを手に入れられない。

 

失敗を未然に防ぐ、なんて、こざかしい目標を立てるから、失敗にショックを受けるのだ。

「失敗を未然に防ぐなんて、ばかばかしい」。

そう声に出して、言おうじゃないですか。

 

(中略)

 

脳の書き換えは、生まれたときからずっと続いているのだが、

脳が著しい入力をやめる28歳から、より劇的になっていく。

 

言い換えれば、脳が個性を作っていく時期だ。

脳は失敗によって、いらない回路を知ることで、

「本質を見極める大事な回路」を知るようになる。

 

つまり、センスがよく、発想力があって、頼りがいがあって柔軟な脳になるためには、

失敗を重ねなければならない。

 

30代は失敗適齢期。

選択肢だけは山ほど浮かんできて、選ぶのに迷うし、選んだ後もまだ迷う。

しかも失敗する確率が高いから、実に苦しい。

でも、失敗したら「しめた。これで脳がよくなった」と思おう。

 

そうこうするうちに、いらない回路に信号が行かなくなるので、「もの忘れ」が始まる。

もの忘れは、脳が進化していくうえでの大事な機能のひとつ。

もの忘れが始まると、生きるのがものすごく楽になる。

 

40代は、もの忘れが進むと共に、惑いが消え、成功事例が増えて、

比較的幸せな10年間を過ごす。

 

そして、その果てに56歳、脳の完成期がやってくる。

出力最大期への突入だ。連想記憶力と言われる能力が50代半ばから最大になる。

これが、本質を見抜く力。

十分に失敗を重ね、本質の回路だけが残った脳は、

何をしても「腹に落ちる」という時期がやってくる。

 

60代になると、本質を知る回路の抽象度が上がって、

直感の領域で本質を感じるようになる。

だから、相手は人間でなくても本質を見抜くのだ。

野に咲く花にも、人生の真髄を教わるような達観の域に入ってくるのである。

 

60代、70代は旅と習い事の好機。

初めての街に降り立っても、その街の本質がストンと胸に落ちる。

文化の担い手になるのもこの年代だ。

 

脳を知れば知るほど、60代になるのも、70代になるのも楽しみで仕方ない。

 

(中略)

 

4歳になると、子は質問期に入る。

あらゆることを「なんで?」と聞いてくる。

あれももちろん、脳にとって重要なイベントだ。

 

私は、脳と付き合って35年になるが、深く腹落ちしていることがある。

それは、「脳は、一秒たりとも無駄なことはしない」ということだ。

 

「女の無駄話」も「男のぼんやり」も脳の大事な機能性の一部だった。

「夫婦が互いにイラつく」ことも、

互いの生存可能性を上げるための大事な仕組みの一つだったのだ。

 

「失敗」も、脳の成長にとって不可欠のエクササイズ。

「ボケ」も「徘徊」も、楽に死ぬための脳の仕掛けだ。

これらの話は、長くなるから、別の場所で話そう。

 

いずれにしても、脳科学を極めていくと、

ネガティブなことなんか、この世にはないのがわかる。

 

中でも、誰もが通る道(「夫婦のイラつき」「失敗」「ボケ」)は、

脳に人間力を発揮するために不可欠なイベントである。

2歳の実験期、4歳の質問期もそれにあたる。

 

4歳の質問期。脳が無邪気に質問を繰り出してくるのを、

馬鹿にして笑ったり、邪魔くさがって叱ってはかわいそうだ。

 

なぜなら、質問力こそが、命題を見つけ出す力。

将来、科学の大発見をしたり、ビジネスの新発見をしたりするのに、

最も使う能力なのである。

 

そして、命題を見つけ出すことこそ、定形タスクをAIに譲る時代に、

人間のすることのコアになる。

 

自噴してきた質問力を阻止しないことこそ、人工知能時代の子育ての重要ポイントだ。

子どもが質問してきたら、「いいところに気づいたね」と、

まずは、その質問を祝福しよう。

 

とはいえ、子どもの質問は、本当に答えにくい。

「虹はなぜ7色なの?」「人はなぜ死ぬの?」「お湯はなんで沸くの?」

 

答えられなかったときは、「あなたはどう思う?」と聞いてみよう。

まるで一遍の詩のような答えが返ってくることがあるし、

「わからない」と言われたら、

「ママもわからない。あなたがいつかその答えを見つけたら、教えてね」と言えばいい。

 

4歳の質問力を、ウザがらないで。

そのわずかな時間を惜しまないで。

その力が、将来の彼(彼女)を、どれだけ救ってくれるかわからない。

 

(中略)

 

人は誰かのために生きるとき、免疫力が上がるのだという。

 

2010年のチリの落盤事故で、33名が69日も地下深く閉じ込められた。

あまりにストレスフルな日々に耐え抜いて、全員が生還した。

一人一人が地中から出てくるときの画像が、今も忘れられない。

 

このとき、NASAの危機管理の専門家がテレビでこう語っていた。

「彼らが素晴らしかったのは、他者を見守るというタスクを作ったことです」

 

33人を3つのチームに分けて、3つのタスクをそれぞれに割り当て、

8時間ごとに、そのタスクを順繰りに回していったのだそうだ。

その3つのタスクとは、「寝る」「生活する」「他社を見守る」。

 

他人を案じている間、人は、自分に起こっていることを考えている暇がない。

 

「寝る」「生活する」以外の時間に、ストレスをためないようにする最善策だったと、

NASAの専門家は絶賛していた。

 

 

 

2019年3月16日(土)

 

【編集後記】

 

私は現在、「56歳」です。

 

脳の完成期とは! なんとも励まされるお言葉。 出力最大期へと突入し、連想記憶力が最大になるだなんて。

 

そういえば最近、何事もよく「腹に落ちる」。

この「本質を見抜く力」を使い、56歳になってから書き始めたのが、

新作である『リーダーの鬼100則』。

 

ああ、なるほど。どおりで…。

何かが「降臨」していた気がします。

 

 

それではまた、次号をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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最新刊↓『営業の鬼100則』

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【894号】パラダイムシフトの心理学 「人に見せるための生き方」はおやめなさい

2019-02-24

 

先週、出版社より、またまた「重版」決定との吉報が届きました。

皆さまの応援のおかげを持ちまして、

『営業の鬼100則』が、「3万部」を突破いたしましたー!

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本当にありがとうございます。

 

春に刊行される「鬼シリーズ」第2弾とともに、

ロングセラーになってくれることを祈りつつ、

これからも執筆活動に力を入れていきます。

 

ちなみに、今朝は「4時」に起きて執筆しています。

昨晩は21時に就寝し、しっかりと7時間睡眠、

休日は、めっちゃ規則正しい生活です。

(平日の夜は、飲み過ぎてしまうことも多いですが…)

 

そして、もう一つ、お知らせ。

 

来週は久しぶりに、特定の団体・企業向けではなく、

一般の方も自由参加できる「講演会」で1時間スピーチします。

しかも、参加費は「無料」とのこと。

栃木・埼玉方面の方は、ぜひ、お越しくださいませ。

 

◎スペシャルイブニングセミナー

日時:平成31年3月4日(月)18:30~19:30

場所:栃木県小山市東城南4-1-12

小山城南市民交流センター(ゆめまち)

テーマ:『やる気があふれて止まらない「鬼100則」』

https://www.facebook.com/events/1666435360122712/

 

その後の懇親会にも、参加させてもらう予定です。

 

 

お申し込み希望の方は、下記までご連絡ください。 ↓

小山中央法人会

主催者 堤恵美

T E L 0285-31-0611

jimukyoku@oyamachuo-rinri.com

事務長 鈴木裕希  事務局 仲木照美

 

 

 

以上、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

 

 

本号も、お薦め書籍(695冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

先週号に引き続き、『人生を後悔することになる人・ならない人』の中から、

心に刺さるフレーズを選んでみました。

 

本日のテーマは、【苦しみから逃げない】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.695

『人生を後悔することになる人・ならない人』

 パラダイムシフトの心理学

「人に見せるための生き方」はおやめなさい

あなたは「目の前の現実」から逃げずに、

きちんとそれと向き合えますか?

不安、悩み、苦しみからあなたを解放する、

心のレッスンを展開します。

加藤諦三著

PHP研究所

 

 

生きることは誰にとっても試練の連続である。

棺桶の蓋が閉まるまで試練は続く。

人は、試練に「耐えて、耐えて」自らを向上させる。

「神様、もう勘弁してください」と思っていると、

神様はその上にさらに重荷を乗せてくる。

その重荷に耐えることで、人間は磨かれる。

「成長欲求に従って生きる」という困難以外に人間を磨くものなどない。

別の言葉でいうと、「自分自身が、生まれ持って来た夢に忠実であれ」ということである。

夢に忠実であろうとすれば、成長欲求に従わざるを得ない。

夢を捨ててはいけない。

 

(中略)

 

自分が不安や孤独に弱いことを恥じる必要はない。

むしろ、弱いということを認めないことを恥じる方が良い。

現実とまさに向き合うことである。

 

個性化の過程に成功するためには、決意が必要である。

シーベリーは「自分自身になり得ないなら、悪魔になった方がましである」という。

個性化の過程で躓きそうになった時には、

悪魔になるか、自分自身になるかと自分に問うことである。

人に生まれて悪魔になるのか、自分自身になるのか。

人間だけが個性化の過程で躓いて、自分を忘れる。そして悩む。

モグラは空を飛ぼうと思わないから悩む必要がない。

 

(中略)

 

会社も家庭も何もかも嫌になってアルコールに逃げる。

そしてアルコール依存症になる。

無意識で生きることが嫌になった。

そして心の底で生きることから何もかも逃げ出したい人が、

不幸になるだけの努力に逃げる。

不幸依存症の人は、心理的に未解決な問題を抱えて、

そこから目をそらすための努力を始めた。

不幸になるだけの努力に逃げたのである。

 

(中略)

 

自分が無気力だと自覚していれば、無気力は悪くない。

無気力は自覚すればかえって安らぎになる。

無気力を受け入れること。

シーベリーがいうように不幸を受け入れることで、することがわかってくるように、

無気力を受け入れることで生きるエネルギーが湧いてくる。

無気力な自分をせめているうちは立ち上がれない。

自分を可愛がろう。

その時にはじめて立ち上がれる。

無気力は希望の前の幼い心である。

 

(中略)

 

ワーカホリックの人は、自分は仕事熱心だと思っていることがある。

社会もワーカホリックの人を、アルコール依存症のようには非難しない。

でも実は、ワーカホリックもアルコール依存症も心理的には同じことである。

人は小さい頃からさまざまな屈辱を味わう。多くの人は、劣等感で心が傷ついている。

その心の傷を癒したい。そのために、社会的に成功して世の中を見返そうとする。

その劣等感を動機とした努力は、残念ながら人を救わない。

世界中の人から賞賛を浴びても劣等感に苦しんでいる人がいる。

世界的に有名なスターやセレブが、薬漬けになったり、

自殺したりが、ご存知の通り珍しくない。

 

(中略)

 

逆に幸せになれるパーソナリティーというのがある。

欲求達成タイプ、過程重視、マインドフルネス、

自己実現が動機になる、無心、能動性、積極性等である。

幸せになれないパーソナリティーは、価値達成タイプ、結果重視、マインドレスネス、

劣等感を動機として行動する、自己執着が強い、受動性等である。

この二つの違いがアドラーのいう「人生のスタイル」であろう。

全体としての人間のあり方の問題である。

 

(中略)

 

神経的傾向の強い人は心理的健康な人とつき合うのは辛い。

心理的健康な人は、問題を解決するために現実的な努力をする。

神経症的傾向の強い人は現実的な努力をしない。そうした努力は辛いから逃げる。

そこで神経症的傾向の強い人は現実的な努力をしないで、ただ欺いている。

そうしても接することが出来る人と接する。

だから自然と、心の病んだ人は、心の病んだ人とつきあっている。

それがお互いに楽だからである。

問題解決に向けて現実的な努力をしないで、後悔したり

一緒になって人を批判していることの方が心理的に楽である。

 

(中略)

 

「基本的に自我防衛はいつも自己欺瞞に至る」

というフロイドの指摘は、本書の主張の通りである。

自我防衛の強い人は孤立するか、そういう人の集団を作る。

何を見ても「あんなことくだらないよ」と馬鹿にして、自分たちの態度を守る。

つまり無意識の領域では自分で自分をくだらないと思っているのである。

 

(中略)

 

愚痴と批判だけの「やる気のない人」の中にいるだけで、人は無意識で虚しくなる。

しかし自我防衛の強い人は、どうしても

愚痴と批判だけの「やる気のない人」の仲間に入っていく。

「私はやる気のない人の中にいた」と気がつくだけで、もう春はそこまで来ている。

 

(中略)

 

幸せになりたいという願望と、退行欲求との葛藤に苦しんでいる人は多い。

それは「幸せになりたい」といいながら、暗い顔をしている人たちである。

もっとひどい例は、「私は幸せです」といいながら、

心の底で暗い気持ちに悩んでいる人たちである。

「笑顔のうつ病」という言葉がある。

自分の内面の苦しみを隠すために笑うことである。

 

 

(中略)

 

苦しめば苦しむほど人生のトラブルから解放される。

苦労が多ければ多いほど、人生のトラブルは少なくなる。

アドラーは小さい頃、足が不自由で仲間とのつきあいに苦労が多かった。

ユダヤ人で人種差別され、病気がちであった。貧乏学生だった。

アドラーはいろいろと苦労した。

そうしてその苦労こそが、その後の人生の試練を乗り越えるときに役に立った。

苦労人の方が人の気持ちを理解している。

苦労している人の方が人間関係は上手くいく。

 

(中略)

 

興味と関心で動いている人は、それほど弱点にこだわらない。

悩んでいる人の話を長々と聞いていても、

悩んでいる人には、「私はこうしたい」という意思がない。

 

(中略)

 

「乗り越し乗車の支払は、最後の駅ではしなければならない」

という言葉が、ネイティブ・アメリカンの言葉にあった。

ツケの支払いはいつかしなければならない。

今の悩みは今までの生き方のツケだと認識できれば、今の苦しみは半減する。

苦しみの意味が分かる。

そして「今までの生き方のツケ」を払うことで、疑似成長が本当の成長になる。

つまりツケを払っているときは、人生の土台を作っているときである。

ツケを払っているときというのは、苦しんでいるときである。

 

今の人間関係の困難は、過去の人間関係の未解決な問題が起こしたものである。

ベラン・ウルフがいうように悩みは昨日の出来事ではない。

 

(中略)

 

キケルゴールのいう〝善〟とは、閉じ込められた人間が、

自由の基盤に立って自己を再統合するため挑戦することを意味する。

 

この言葉の意味を私なりに訳せば、「善とは苦しむことである」となる。

自分が自分を閉じ込めてしまうことが現実逃避である。

How to develop yourself を怠った。

自己実現を怠った。

自我の確立を怠った。

カルト集団で集団自殺していった人たちは、自分で悩みを解決できない。

母なるものを持った母親を体験していないから、悩みを解決してもらおうとしている。

この人たちは、やるだけのことをやっていない。

だから満足して死んでいかれない。

自殺していった人たちの最後の本音は

「どうせ生きていてもしょうがないから死ぬのよ」である。

ありのままの自分を隠しているから、いつも怯えている。

 

(中略)

 

実は、現実から逃げることは、死ぬことに等しいのである。

 

自我価値の剥奪を怖れて現実から逃げた結果、最も恐ろしいことが起きた。

つまり自己の内なる力の喪失である。

社会的に成功しても、それはフランクルのいう「成功と絶望」の成功である。

成功しても、心は絶望している。

成功することではなく、心理的課題を解決することで人生に意味が生まれてくる。

もともと人生に意味があるのでもなければ、もともと人生は無意味なのでもない。

どう生きるかで人生は意味ある者にもなり、無意味なものにもなる。

 

(中略)

 

人に気にいられるために自分を裏切り続ける。

依存心が強いから人に気にいられることで、幸せになれるような気がする。

頑張って、相手に気に入られる。でも不安。

 

なぜ人は服従しようとするのか?

それは安全で、保護されるから。

服従していれば、私は一人でないから。

 

(中略)

 

インフルエンザにかかって高熱で苦しんでいる。

体が三九度の熱。何をしても苦しい。

苦しみの原因は、会社の上司でもなければ、自分を捨てた恋人でもなければ、

自分を裏切った友人でもなければ、給料の安さでもない。

今の苦しみの原因はインフルエンザである。

心の病も同じことである。

外側がどうなっても心が病でいれば生きるのは辛い。

 

(中略)

 

現実逃避のために酒を飲めば、《悪魔の水》となり、

楽しみのために酒を飲めば、《百薬の長》となる。

人生も同じである。人生にどう立ち向かうかで天国にもなれば、地獄にもなる。

この本は、「ここが天国と地獄の分かれ道ですよ」

ということを先哲から学ぼうとしたものである。

 

 

 

2019年2月24日(日)

 

【編集後記】

 

さあ、あなたは「天国」へ行きますか?

それとも、「地獄」へ??

 

やはり、先哲から学ぶことは多いですね。

加藤諦三先生の本はすごい。

 

それから私は今、寝る前に少しずつ「信長の原理」を読んでいます。

いやー、すっごく面白いですよ。超オススメです。

 

垣根涼介先生の「光秀の定理」が面白かったので、

「信長の原理」も読みたくて読みたくて、

文庫本になるのが待ち切れずに「単行本」を買ってしまいました。

重くて分厚い588ページ。

 

信長の組織論、リーダー論が、サクサク読めて学べます。

深いんだなー、これがまた!

さすが、直木賞候補作品。

 

ちょうど今、私もリーダー本を書いているところなので、

信長の「鬼的」なところは参考にしつつ…(笑)

 

戦国の世の武将にも、「ニ・六・二の法則」が当てはまるとは…。

興味深いですね。

今、3分の2まで読みましたので、読後にまた感想をシェアしましょう!

 

 

それではまた、次号をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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【893号】人生を後悔することになる人・ならない人 パラダイムシフトの心理学

2019-02-11

 

今年に入ってから不定期配信となっておりまして、

毎週楽しみに待っていてくださる方々には、大変申し訳なく思っております。

 

ただそのおかげで、執筆の時間を確保できていますので、

ものすごい集中力で新作『リーダーの鬼100則』を書きまくり、

早くも原稿の「100分の75」まで仕上がりました。

 

あと残り、4分の1(4章分の1章)となり、

いよいよゴールが見えてきましたー!

 

シリーズ前作の『営業の鬼100則』を超えるクオリティであると、

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自画自賛しながら、書き進めております。

 

見開き2ページずつに1テーマを凝縮して書く「鬼パターン」に慣れてきたのか、

執筆のスピードが格段に早まってきているのを感じています。

 

実際は、その2ページを仕上げるためには、

先にその倍以上の4~6ページを思いつくまま乱雑に書き上げ、

そのあとに、文章を削って削って磨き上げるという作業をしています。

ですから、200ページの原稿のために、

実質500ページ分の文字数を執筆している計算になります。

 

限られたフレーム内(2P)に「フレーズを出し入れ」するのも、

なかなか大変なんですよ。まさに、「文章のパズル」です。

でもそのおかげで、類書にはない個性的な原稿になっていると自負しています。

 

構成で気をつけているのは、その限られた2ページの中に、

「辛口・毒舌・ブラックユーモア」でグサッとくる問題提起をして、

「リーダーあるある」的なユニークな比喩で事例を紹介し、

「強烈なインパクト」と納得感のある答えを必ず盛り込み、

「現実的にすぐ解決に向かえる」アクションプランも提示する、

そして、「余韻の残る名言タッチ」で結論を締めくくる

とまあ、こんなパターンが100通りです。

 

休日の間、ずっとパソコンと向い合っていると、

正直疲れますが、楽しいですね。

机上のスポーツとでも言いましょうか。

風呂上がりの「発泡酒」1本がめっちゃ旨いです!

(ビールは控えて「糖質ゼロ」にしています)

 

さあ、ラストスパートに全力を尽くします!

『リーダーの鬼100則』

どうか5月発売をお楽しみに!

 

 

 

以上、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

 

 

本号も、お薦め書籍(695冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【傷つくことから逃げない】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.695

『人生を後悔することになる人・ならない人』

 パラダイムシフトの心理学

「人に見せるための生き方」はおやめなさい

あなたは「目の前の現実」から逃げずに、

きちんとそれと向き合えますか?

不安、悩み、苦しみからあなたを解放する、

心のレッスンを展開します。

加藤諦三著

PHP研究所

 

 

 

その人の心が、さまざまな人生の問題を抱えているということは、

その人が生きている証である。

人生のさまざまな問題は不可避的なもので、

どんなに避けたいと願っても避けることは出来ない。

人生が楽しくないのは、それらの問題を解決する意志がないからである。

 

真の自我防衛とは、「コミュニケーション能力の育成」である。

社会的成功ではない。

そこを間違えて、劣等感から優越感を求める人がいる。

そうして成功を求める。

 

しかしどんなに成功しても真の安心感はない。

どんなに成功しても、それで自我防衛はできない。

 

失敗すれば劣等感に苦しむ。

人間は絶えず、自我価値の崩壊のリスクを背負っている。

しかし価値剥奪のリスクを怖れると、自我価値を防衛しようとして、

小さな世界に閉じこもるしかない。

そうなれば、どうしても人と親しくなれない。

 

(中略)

 

人生の問題は煎じ詰めれば、現実否認するか、

「現実の自分」を受け入れて自己実現するかである。

 

「現実の自分」は、今の自分が望んでいる自分ではない。

それを認めずに無理に頑張っても能率が下がるだけ。

頑張っても何も解決しないのだから。

 

「現実の自分」を受け入れれば、元気になる。

もっと意欲的になる。

努力する目標が見つかるからだ。

 

(中略)

 

よく「愛されるためにはどうしたらいいか?」という相談がある。

 

理屈は簡単なことである。

自分を愛してくれる人を自分の方から排除しなければいい。

それだけで人は愛される。

 

二人で食事をしている時、「その食べ方、おかしいよ」と注意してくれる人が、

あなたを愛している人である。

ふれあっているからそういえる。

 

「私は愛されない」と不満な人は、

そういってくれる人を自分の方から遠ざけている。

だから愛してくれる人が、そういう人の周囲にはいなくなっただけのことである。

 

(中略)

 

自分を理解すると幸せの扉が開く。

お腹が空いたときに冷蔵庫に首を突っ込めばいいものを、

タンスに首を突っ込むようなことをする人が多い。

ネクタイを食べてもお腹はふくれないのに、それで文句をいっている。

入れ歯なのに堅い煎餅を食べてしまうような生き方をして、

人生は辛いと歎いている人がいる。

 

人は、心理的にいえば安全第一で、傷つくことを避ける。

傷つくことから逃げる。

 

普通の人は安全第一で、成長欲求と退行欲求の葛藤で退行欲求を選択する。

別れた方が幸せになれる相手とも別れない。

ことに劣等感の強い人は、どうしたら傷つかないかということばかりを考えていて、

自己実現の心の姿勢がない。成長欲求を選択しない。

 

その結果、自分の能力を使う喜びの体験がない。

格好をつけてしまうことで息苦しくなる。

 

道を間違えたとき大人に聞けばよいものを、赤ん坊に聞く人がいる。

その方が恥ずかしくなくて聞きやすいからである。

 

人から拒絶されることを恐れて自己主張できない。

まさに勇気の欠如である。

拒絶されることを恐れながらも自己主張するのが勇気である。

その苦しみが成長と救済に通じることである。

 

(中略)

 

コロンブスは、安全に背を向けて西へ向かって船出した。

そしてアメリカを発見した。

 

もちろん無謀にではなく、計画を練りに練り、

自らの実力を磨いて、磨いての話である。

コロンブス自身が、「可能な限り全ての種類の勉強をした」と書いている。

「地理の勉強、歴史の勉強から哲学の勉強まで」。

私の注意を引いたのは、哲学の勉強をしたということである。

彼はインドに行きたいと思っていたのだから、

地理の勉強、歴史等の勉強をするということは常識で理解出来る。

だが、哲学となると話は別である。

 

コロンブスは哲学を学んだということから、彼は「人間いかに生きるべきか」

ということを考えていた人だったのではないかと私は推測している。

 

当時の船乗りは皆、東へ向けて船を走らせた、

しかし、コロンブスは「西へ行こう」といった。

 

彼が「西へ行こう」と決意したことには、

地理や歴史や航海記録の勉強に加えて、「私はこうして生きるのだ」

という彼の人生哲学があわわれているのではないかと私は思っている。

 

彼のこの「西へ行こう」という決意こそが、

人類の歴史上の大きな「パラダイムシフト」だった。

航海の常識をぬりかえ、それによって歴史が変わったことを、現在の私達は知っている。

 

(中略)

 

お漏らしをした子どもがいる。

おむつかぶれが出来ている。子どもは気持ちが悪い。

でも、お風呂に入れて、綺麗にして、おむつかぶれをなおしてあげようとする人は、

子どもにとってイヤな人である。

それをすると、しみて痛いから。

 

悩んでいる大人でいえば、成長を促す人は、嫌な人になる。

おむつかぶれを、放っておいて付き合ってくれる人がいる。

すると子どもにとって、その人は「いい人」になってしまう。

 

心理的にいえば、成長しないことは、その人にとって楽なことである。

だから解決策を考えない人は、「いい人」になる。

 

本当の意味で面倒を見ない人を、子どもは「いい人」と思う。

これは大人でも同じである。

 

心理的に病んでいる人は、自分の問題を解決してくれる人を嫌がる。

慰めを求めているのであって、解決を求めているのではないからである。

 

したがって心理的に病んでいる人の周りには、不誠実な人が集まる。

それに対して心理的に健康な人の周りには、成長を促す人が集まる。

それが良い人間関係というものである。

 

(中略)

 

その名言の一つに、次のようなものがあった。

 

深く情熱的に愛しなさい。傷つくこともあるかもしれないが、

それが人生を精一杯生きる唯一の術だから。

 

私は次のような解説を書いた。

 

やはり人生で大切なことは深く情熱的に愛することであろう。

今の若者は傷つくのが嫌だから人と深くかかわらないという。

しかし深くかかわらなければ恋愛はしょせん「愛されるゲーム」でしかなくなる。

だから何かあるとすぐに別れる。逆に嫌いでもしがみついている。

そして何よりも恋愛がステレオタイプになる。

そこで「愛している」という言葉が大切になったりするが、嘘がある。

 

退行欲求が満たされない人間にとって、安全とは、

人に認められ受け入れられることである。

人に嫌われないこと。人に軽蔑されないこと。拒絶されないことである。

 

安全とは、自分が今属している集団から追放されないこと、

人間関係で孤立しないことである。

人から評価され、愛されることである。

 

安全とは、保護されることであり、確実な人生を保証してもらうことである。

人はこれらが得られないことを恐れるがゆえに成長できないで、

幸せを願いつつ、地獄のような人生を送る。

 

逆に、これらが得られるとなれば、本来の自分自身を裏切ることも辞さない。

そして自分喪失しかねない。

時には魂を差し出しかねない。

 

 

 

2019年2月11日(月・祝)

 

【編集後記】

 

加藤諦三先生の著書は、20代前半の頃からもうかれこれ30年以上、

何十冊も読み続けて来ました。

 

それぞれテーマや切り口は違っても、 深層心理を繰り返し繰り返し学ぶうちに、

私の脳裏と心の底にすっかり擦り込まれてきました。

 

やはり、今までこうして人生の「苦しみ」を乗り越えてこられたのは、

加藤諦三先生の著書のおかげであると感謝しております。

 

その昔、新卒で入った会社の営業車の中でよく聞いていた「ラジオの人生相談」、

どうやら加藤諦三先生をパーソナリティとして、まだ続いているようなんです。

半世紀に渡る長寿番組って、ほかにありますかね? 凄いです。

 

ということで今回、加藤諦三先生の「人生を後悔することになる人・ならない人」、

あまりにも抜粋したい名文が多かったもので、

次号でも引き続きご紹介したいと思います。

 

 

それではまた、次号をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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【892号】神メンタル 「心の強い人」の人生は思い通り 

2019-01-26

 

映画を観てきました。

 

今年一番はじめに鑑賞した映画は……、

「アリー/スター誕生」

〝レディー・ガガ〟で今年はスタートしよう、と決めていました。

 

昨年末、平成最後の年の瀬に観たのは、

「ボヘミアン・ラプソディ」でした。

締めくくりは〝クイーン〟にしよう、と決めていました。

 

いやー、どちらも感動しましたー!

魂が震えました!

 

おそらく、今年のアカデミー賞は、

「アリー/スター誕生」か「ボヘミアン・ラプソディ」、

この2作品のどちらかで決まりでしょう。

 

あなたは、「レディー・ガガ」と「クイーン」、

どちらの映画がお好きでしょうか。

 

アカデミー賞の下馬評では「ボヘミアン・ラプソディ」が有力かもしれませんが、

私早川は断然、「アリー/スター誕生」推しです!!

 

思い起こせば、私の青春時代はクイーン全盛期であり、

歳をとった今もなお、表彰式やMCなどの私の登場曲は、「クイーン」です。

それほどの思い入れですから、

「ボヘミアン・ラプソディ」でどれだけ私が感動したか。

まさかふたたび史上最高のエンターテイナー、フレディ・マーキュリーに出会えるとは!

涙なしには、見られませんでしたよ。

 

 

しかし! しかしです。

それでも私は、「アリー/スター誕生」の感動がそれを上回ってしまいました。

現代最高の歌姫、レディー・ガガが満を持して映画初主演した今作。

アリーのドラマチックな人生は、かつてクラブのダンサーから才能を見出され、

一躍スターダムにのし上がったレディー・ガガの半生そのものでした。

ガガ自身を投影したかのような役どころを体当たりで熱演しています。

 

歌手を夢見るものの、ウエイトレスとして働くアリー(レディー・ガガ)と、

国民的人気を誇るミュージシャンのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)との出会いが、

彼女の人生を大きく変えていきます。

彼に歌の才能を見出され、一気にスターダムを駆け上がっていくアリーの運命の恋、

そして、栄光と葛藤が描かれていきます。

「奇跡の歌声」はアリーを夢まで押し上げていきますが、

一方で、ジャクソンは難聴とアルコール依存という深刻な問題を抱えていました。

 

人生を変えた恋には、思いもよらない過酷な運命が待ち受けていたのです。

そして、感動のラストステージへ。

 

この映画は、決して安っぽいサクセスストーリーなどではなく、

正真正銘、王道の「ラブストーリー」でした。

 

実は、かつて私が映画少年だった中学生時代、

リメイク前の「スター誕生」(『A Star Is Born』)を劇場で観ているんです。

そう、「バーバラ・ストライサンド版・スター誕生」を!

もうかれこれ40年前の記憶ですが、

今もこうして鮮烈に蘇る青春時代の衝撃。

 

バーバラ・ストライサンドの歌声は「神」でした。

でも、レディー・ガガはそれを超えましたね!

 

鼻の大きさはどうでしょうか。

バーバラ・ストライサンドとレディー・ガガの「大きな鼻」、

劇中では、コンプレックスになっている設定のその「鼻」もよく似ています。

 

レディー・ガガの〝素顔〟って、はじめてじっくり見ましたが、

決して嫌いじゃないですよ。だんだん魅力的に見えてきます。

いや、感情移入してしまった私としては、すっかりハマっている次第です。

今までの奇抜なメイクや奇想天外なファッションよりも、

私はこの〝素顔〟のほうが好きですね。

 

そっくりといえば、相手役のブラッドリー・クーパーと、

40年前のクリス・クリストファーソンとは、ヒゲの風貌もそっくり。

それにしても、

「アメリカン・スナイパー」で狙撃手役だったブラッドリー・クーパーが、

こんなに歌とギターが上手いとは、驚きましたよ!びっくりです

しかも、クーパーは監督兼脚本も、ですからね!天才ですね!

 

そうそう、昭和の時代には、「スター誕生」というオーディション番組があって、

ピンクレディや山口百恵ら出身歌手が活躍していた頃でしたから、

てっきり人気番組から「邦題」をパクったのかと思いきや。

戦前にも公開されていた古典的な名作だったらしく、

きっとテレビのほうが、マネたのでしょうね。

 

まあ、それはともかく、

大人になって観る映画「レディー・ガガ版・スター誕生」は圧巻のパフォーマンスでした。

いや~、よかった、ホントに感動して、魂が震えました。

 

ここで私が、今さらレディー・ガガの音楽的才能を語るまでもないのですが、

この映画のために書き下ろされたというオリジナル曲の数々が、どれも最高!!

全編に流れるカントリー・バラードがいいんですよねぇ。

 

とにもかくにも、レディー・ガガの奇跡の歌声が素晴らしい!

やはり〝本物〟は違います。

 

特に、以下の「4曲」が心に響きました。

(ここからネタバレ注意)

 

初めて出会った夜にアリーが口ずさんだメロディをも元に、

ジャックがいつの間にか曲を完成させておき、

いきなりステージに呼び出されたアリーと彼が二人で歌う「シャロウ」

事実上の映画の主題歌ですから、皆さんもCMなどでサビを聴いたことがあるでしょう。

「Shallow」↓

https://www.youtube.com/watch?v=bo_efYhYU2A

あれから私の耳に残って離れません。

気がつくと、鼻歌を歌っている自分がいます。

 

2人のツアー中に「俺の好きなあの曲を!」とジャックからリクエストされ、

アリーが初めてソロで歌う「オールウェイズ・リメンバー・アズ・ディス・ウェイ」

絶頂期の2人が幸せを刻んだ曲であり、同時にひとつの章の終わりを告げます。

「Always Remember Us This Way」↓

https://www.youtube.com/watch?v=5vheNbQlsyU

正直、このピアノの曲が一番感動して、鳥肌が立ちました。

家に帰ってからYouTubeで何度も何度も聴き返したほど。

レディー・ガガって、「凄い」のひと言!

 

アリーのソロデビュー前にカフェでノートに書いていた曲を、

スタジオで歌う「ルック・ホワット・アイ・ファウンド」

収録に戸惑うアリーを見かねたジャックは、強引にピアノをスタジオへ持ち込む。

「Look What I Found」 ↓

https://www.youtube.com/watch?v=8uGVZoqJjn4

お店のテーブルを挟んで「ラッタッタタタッ♬」と口ずさむシーンが可愛く、

一緒にリズムを刻んでしまう、レディー・ガガ渾身のソウル・ポップです!

 

ジャックの追悼公演でアリーが歌う、哀しみを誘う一曲。

アル中の彼がリハビリ施設にいるときに見つけたノートに、

アリーに捧げた歌詞が書かれていた「アイル・ネバー・ラブ・アゲイン」

「Ill Never Love Again」↓

https://www.youtube.com/watch?v=52nfjRzIaj8

ジャックがアリーに捧げた愛の歌を、夫を想いながら歌い、物語はクライマックスへ。

泣けた、泣けた、頬をつたう涙が止まりませんでした。

 

ということで、オススメの映画です。

あなたもぜひ、劇場であの感動を!

 

 

あっ、それともう一つ、おまけのお知らせ。

 

明日の1/27日曜日の日経新聞の朝刊に、

『営業の鬼100則』の広告が掲載されます。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2110516489034536&set=a.554125581340309&type=3&theater

これで、なんと5回目の広告掲載になりまして、

ホントに有り難いことです。

 

ただ今、鬼シリーズ第2弾『リーダーの鬼100則』の執筆も、

「100分の51」まで順調に進み、なんとか折り返しました。

どうぞ、5月発売をお楽しみに!

 

 

 

以上、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

 

 

本号も、お薦め書籍(694冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【確信という名の思い込み】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.694

神メンタル「心の強い人」の人生は思い通り』

仕事 健康 お金 恋愛 人間関係 目標達成

すべてに効果抜群!

好きな時に、好きな場所で、好きなシゴトをする生き方へ

星渉著

KADOKAWA

 

 

あなたの変化を最もジャマするものは、何だと思いますか?

それは、あなたの「脳」です。

 

あなたは、生きていく上であなた自身の脳が最優先に考えていることを理解していますか?

生きていく上であなたの脳が最も大切にしていること……。

それは、「死なないこと」です。

つまり、あなたの脳は「(あなたの)生命の維持」を最優先に考えている。

 

ですから、あなたが「今、生きている」のであれば、

脳はあなたが何か新しいことを始めようとしたり、何かにチャレンジしようとすると、

あなたが変化しないように、あの手、この手を使い全力でジャマをします。

 

「〝今の状態〟で生きていられるんだから、何かを変える必要はないだろう」

「頼むからチャレンジだとか余計なことはしないでくれ!」といわんばかりに。

 

(中略)

 

このようなあなたの脳の「変化を止めようとする動き」のことを、

専門的には「心理学的ホメオスタシス(心理学的恒常性)」といいます。

 

あなたの脳が最優先しているのは、残念ながら「今のままのあなたでいること」。

心理学的ホメオスタシスこそが、

「あなたの変化をジャマする最大にして最強の力」であるわけです。

 

ここで大切なのは、まずは

「自分が変化しようとしている時には、心理学的ホメオスタシスが働くのだ」

とい事実を知っておくということです。

知っているのと、知らないのとでは、その時にとれる行動も大きく変わるはずです。

 

私も何か新しいことを始める時はドキドキしたり、不安を感じたりします。

でも、そんな時にも「ああ、これは〝心理学的ホメオスタシス〟が発動してるんだ」

と考えれば、すぐに冷静になれます。

 

心理学的ホメオスタシスの存在を知らなければ、

その時の不安感や感情に戸惑い、右往左往しているかもしれません。

自分を変える行動をする時に、自分の変化を防げる力を知っておくことで、

あなたが実現したいことを叶えるスピードも自動的に速くなるのです。

 

(中略)

 

1マイル(=約1・6km)。これを人類が4分以内に走破することは無理だと、

何百年もいわれ続けていました。1マイル走競技の歴史を見ると、

1923年にフィンランドのパーヴォ・ヌルミ選手が

4分10秒3で1マイル走の世界記録を樹立します。

 

これは当時の世界記録を2秒更新するものでしたが、

たったの2秒の更新でも世界は驚愕しました。

なぜなら、このたったの2秒を更新するのにも37年かかったからです。

 

それでもやはり、4分を切ることができなかった。

「人類が4分を切るのはやっぱり無理なんだ」

という認識が世界中に広がりました。

当時このことは「Brick Wall」(れんがの壁)と呼ばれ、

「1マイル4分の壁はエベレスト登頂よりも、南極点到達よりも難しい」

といわれました。

 

そんな背景の中、イギリスで

医学生ランナーのロジャー・バニスターという選手が現れます。

彼もまた果敢に1マイル4分の壁に挑むのですが、

やはりなかなか記録は伸びませんでした。

 

「1マイル4分を切るのは無理なのか……」そう思い込んでいたところ、

バニスターは視点を変えることにしました。

彼は「もう4分を切ることを目指すのはやめよう。

これからは自分の記録を毎回16分の1秒

(=0・0625秒)縮めることだけを目標としよう」と考えました。

 

毎回たったの16分の1秒ずつタイムを縮めることはそんなに難しくない。

これを繰り返していけば、いつか4分は切れる。

つまりは、乗り越える壁を、4分という

〝人類には不可能といわれているとてつもない大きな壁〟から、

たった16分の1秒という〝これならできると思える壁〟に変えたわけです。

 

結果、16分の1秒ずつ更新することは容易く、

最終的に1954年5月にバニスターは3分59秒4という、

人類発の1マイル4分の壁を破る世界記録を樹立したのでした。

 

ただし、4分10秒3という前の世界記録からここまでは31年かかっています。

それくらいこの「4分の壁」というのは、

人類が越えるには非常に大きな壁だったわけです。

 

ところが……。

バニスターが「1マイル4分の壁」を破ったことで、

それまで世界で思われていた「人類1マイル4分を切るのは不可能である」

という「思い込み」が崩壊しました。

「あれ? 実は4分切れるんだ」となったわけです。

 

すると、バニスターが4分の壁を破ってから1年以内に、

4分の壁を破る選手がなんと23人も現れたのです。

 

「絶対できない」と思い込んでいたものが

「いや、できるんだ!」とわかった瞬間に、

何百年もできなかったことができるようになったわけです。

この話は、心理的な思い込みがあなたの人生にどのような影響を及ぼすのかを知るのに、

とてもわかりやすい例だと思います。

 

この「1マイル4分の壁」の話では、

「いい思い込み」と「悪い思い込み」が存在しました。

 

「いい思い込み」とは、あなたのパフォーマンスや今を変えてくれる思い込みです。

バニスターが4分を切ったことにより

世界中に「できるんだ」という視点が生まれて行動が変わり、

結果も変わった部分です。

 

悪い思い込みとは、自らのパフォーマンスを制限する思い込みです。

全世界が「1マイル4分の壁を破るのは人類には不可能」と思い込み、

世界はその通りになってしまっていたという部分です。

 

あなたの日常にも、少なからずこの「いい思い込み」と

「悪い思い込み」が存在するはずです。

でもここで重要なのは、人類には不可能だと言われていたことでさえ、

思い込みが変わると実現できる」ということです。

 

ならば、意図的にあなたの「今の思い込み」を変えることができれば、

あなたの「今」も変わるということになります。

 

 

 

2019年1月26日(土)

 

【編集後記】

 

先日、この本の著者である星 渉(わたる)さんと4年振りに再会しました。

 

その当時、星さんの受講生へ私の本を推薦してくれていたご縁から、

情報交換などの交流がはじまったのがきっかけでした。

 

今回は、品川のストリングスホテルのラウンジに招かれたのですが、

星さんがすっかり「大物」になっていたことに驚きました。

数千人規模を集める講演会を全国各地で開催され、

パリやロンドンなどの海外でも、大規模なイベントを行っているのだとか。

すごいですよね。

 

心理学や脳科学を学び独自のビジネス手法を構築された星さんは、

2作目となるこの「神メンタル」が、7万部突破の大ヒット中なんです。

この勢いであれば、おそらく10万、いや20万部は突破するでしょう!

 

「ブレイン・プログラミング」をもっとわかりやすく学びたい方などには、

特にお薦めしたい1冊ですね。

 

星さんは仙台市生まれの35歳で、

大手損保会社で働いていた当時、岩手県で東日本大震災に遭われ

「人生すべて好きなことに費やす」と決めて独立起業されたそうです。

 

いろいろとお話を聴かせていただき、

私自身も、執筆へのさらなる刺激を頂戴しました。

 

これからは、「神」の背中を追いかけながら、

「鬼」のように走り続けます!

 

 

それではまた、次号をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

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最新刊↓『営業の鬼100則』

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【891号】世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業 一流の最後の敵は、自分である

2019-01-13

 

新年号のご挨拶&配信が遅くなりまして申し訳ございません。

年末年始の休暇中は、次作「リーダーの鬼100則」の執筆に集中しておりました

 

謹んで新春のお喜びを申し上げます。

旧年中は一方ならぬお引き立てを賜りまして、誠にありがとうございました。

本年も、相変わらぬメルマガのご愛読を宜しくお願い申し上げます。

 

毎号、長文にて恐縮ではございますが、

皆さまの人生がより豊かになる「名著のご紹介」と

自由奔放でユーモラスな「前置き文」をお届けする所存です。

 

さて、我が家の年越しは恒例、娘たち3人と派手なカウントダウンで新年を迎え、

ハイタッチで盛り上がることができました!

 

東京の南雪谷に城を構える我が家は大家族、

一つ屋根の下に7人(父・母・妻・長女・次女・三女)で暮らしています。

こうして今年も、家族と笑顔で年を越せた幸せに、心の底から感謝しています。

 

元旦は、家族揃って近所の「雪ヶ谷八幡神社」への初詣

雪ヶ谷八幡神社は、450年前の昔より「雪ヶ谷の里」を守り続けている氏神様で、

昭和の大横綱「大鵬の出世石」でも有名な古寺です。

おみくじを引いてみると、夫婦そろって 『大吉』でした

さらなる大躍進の年へ、お正月早々、モチベーションは上がるばかりです。

 

 

1月12日には、同居の「父」が87歳の誕生日を迎えました

父は現在、これといって重い持病もなく、足腰も健康そのもの、

歳の割にはまだ脳のほうも明晰で、「寒いダジャレ」も、孫たちには人気です。

微妙に「ボケ切れない」ところが、ボケ防止につながっているのかもしれません。

 

昨日は、7人家族と共に、私の姉(父の長女)とその娘である姪っ子(父の孫)夫婦も

我が家に集結して「誕生会&新年会」を開催しました。

 

バースデーケーキには、「87」という数字の蝋燭に火をともし、

「ハッピーバースデイトゥーユー♬」の歌声にのって吹き消すおじいちゃんは、

かわいい孫たちからプレゼントや手紙も手渡され、笑顔満面でした。

 

そして何と言っても、普段はなかなか聞くことのできない、

誕生日恒例のインタビューコーナー、

おじいちゃん・おばあちゃんの「想い出話」が面白い

 

たとえば、昭和ひと桁生まれの両親のさらに親世代になると、

いわゆるそう、明治生まれの人たち、ですよね。

女性の名前は、意外にも動物の名前も多かったらしく、

当時の我が家の右隣の家のおばあちゃんの名前は、「とら」。

左隣の家のおばあちゃんの名前は、「さい」

 

その名の通り、二人の仲はもの凄く悪かったらしく、

「とら」さんと「さい」さんは、大ゲンカが絶えなかったんだとか。

 

我が家のおばあちゃん(私の父の母)の名は「ハナ」さん。

ケンカを止めることができず、ただそこに咲いているだけ…。

さしずめ、間に挟まれ、まさに「押し花」のようだったとか。

 

そこで、仲の悪い二人のケンカをいつも止めていたのが、

お向かいに住んでいたおばあちゃんで…。

 

その名は、なんと、「とめ」さん。(笑)

 

本当に落語のような「実話」です。

 

そのように、たくさんの〝すべらない話〟の中でも、

とりわけ孫たちの興味を引いたのは、

独身時代のおじいちゃんが、

いかにしておばあちゃんを「口説いたのか」という裏話。

 

拙著「死ぬ気で行動する人にだけ運は必ず味方する」の中でも書きましたので、

すでにご存知の方もいるかと思いますが、

実は、その話にはまださらに続きがあったのです。

 

昭和30年代前半、60年も前の話です。

映画「三丁目の夕日」の時代背景を想像してもらうといいでしょう。

 

私の母が若かりし頃は、街でも評判の「美人すぎる理容師」として

お目当ての男性客が行列をつくっていたらしく(ホントかいっ!)、

父はその床屋さんに足しげく通っていました。

 

そのとき、父には強力な「恋のライバル」が3人いたのだとか。

 

金持ちのぼんぼん。

秀才のエリート。

長身のイケメン。

 

ちなみに、父は、どれにも該当しない「ただの短足な日本人」です。

普通なら勝ち目はありません。

 

さて、その〝強敵〟に勝つために、いったい父はどうしたのか。

どんな戦略で母のハートを射止めたのか。

 

孫たちは興味津々に耳を傾けています。

(映画「タイタニック」での回想するシーンのように…)

 

しかし残念ながら、昭和のジャック(父)は、「無策」でした。

 

やはり、典型的な昭和ひと桁生まれの男です。

愚直にも、ただひたすら床屋に通い詰めただけ。

消極策の極みですね…。

 

そうして毎週のように、父は髪を切りに行くものですから、

当然のごとく、どんどん短髪になっていき、

最後にはもう「頭をまるめる」しかなかったようです(笑)

 

結局、その「マメな想い」が通じたおかげで、

この世に誕生できた私が、今こうして「マメに」メルマガを書いているわけです。

 

いや〜、あぶないところでしたね。

私がこの世に生まれてこられたのも、

まさに、「紙一重」ならぬ、「髪一重」(笑)

 

といっても、ただマメに通ったというだけでは、

「結婚」という重大な決断には至らなかったはずです。

 

最終的に母が結婚を決めた要因とは、いったい何だったのでしょうか。

 

孫たちのそんな疑問に対し、母はこう答えました。

 

元々、母が育った家庭というのは、

厳格といえば聞こえはいいのですが、

いわゆる男尊女卑の思想を持つ母の父(私の祖父)による独裁的な一家でした。

まあ、明治生まれの無骨な祖父でしたからね。

「ちゃぶ台返しの星一徹」のような日常。

その時代では珍しくはなかったのかもしれません。

 

それに対して、父の家庭というのは、

女性中心(姉が2人に、妹が3人)の明るい雰囲気に包まれていました。

母はその温かな光景を目の当たりにして、

強烈なカルチャーショックを受けたといいます。

父の妹たち(私の叔母たち)が冗談を言いながら居間で寝そべっている姿など、

母の実家では「あり得ない」ことだったらしく、それはもう、びっくりしたそうです。

 

母が結婚を決めた理由、

それは、父の魅力ではなく、「家庭」の温かさだったのです。

 

しかし実は、最初のデートで、父は大失敗をやらかしていたのです。

父に対して、まったく興味のなかった母でしたが、

「映画でも行かない?」という誘いを〝映画が観たくて〟OK。

(このパターンって、今も昔も、同じなのですね)

まあ、ここまではよかった…。

 

映画のタイトルは、「レ・ミゼラブル」

1957年に公開されたフランス映画です。

今の時代となっても、何度もリメイクされている不朽の名作を、

若かりし頃の両親が観ていたとは、映画ファンの私としては、ちょっと嬉しく、

いや、かなり感動しました。

 

てっきり、東映のヤクザ映画か、座頭市みたいな時代劇だと思っていたところ、

ハイカラさの欠けらもない2人がまさかフランス映画とは、なんだか笑えます。

 

神奈川県の田舎街、当時の厚木市にも、「映画館」があったというのは、

高校生時代に厚木の映画館でアルバイトをしていた私にも、

まったく聞かされていなかった話でした。

うーん、運命を感じます。

 

そう、たしかに、映画のチョイスまではよかった、のですが、

そのあとがいけなかった…。

父は、映画の開始時刻をろくに調べもせず、

行き当たりばったりで行ったものですから、

上映途中からの鑑賞となってしまい、母曰く、

「まったく、ストーリーが理解できなかった」と、今も不満たらたら。

 

その後の父は、町田のお寿司屋さんで奮発したものの、

失敗をリカバリーすることはできませんでした。

(私は大学が町田にあり、青春の思い出が詰まった街なので、これもまた運命か)

 

結局、図らずも2度目のデートコースを「家」に選んだ、

素朴な父の〝無策〟が功を奏したのですから、

人生とは、わからないものですね。

 

以上、「バックトゥザフューチャー・早川家バージョン」でした。

 

 

 

とまあ、新年のご挨拶&前置きは、これくらいとさせていただきまして、

今年最初のメインコンテンツに入ります。

 

 

本号も、お薦め書籍(693冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【美しい心を意識して今を生きる】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.693

『世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業』

一流の最後の敵は、自分である。

心を理解することから、すべては始まる。

Nami Barden 河合克仁著

すばる舎

https://ux.nu/q1i9f

 

 

仕事がある、家庭がある、別段経済的に困っているわけでもない、

プライベートもそれなりに充実しているなど、

特別不満のある環境ではないはずなのに、なぜか「空虚感」に襲われている。

そんなケースに出会うこともよくあります。

 

思い悩むまではいかないまでも、何となく人生の目的を失くしているような、

「自分が本当は何をしたいのか」がわからない、という人は実は多いのです。

 

たとえば「何が何でも資産10億円を築く」と目標を立て、

がむしゃらに仕事に精を出してきた人が、

実際に10億円を手に入れたとき何が起きるでしょうか。

 

達成した瞬間は、自分の努力が報われたと喜びに浸ることができます。

「これまでの努力はムダではなかったのだ!」と、

その余韻はまさに夢のような心地です。

 

ところが、その感覚は長くもちません。

時間が経つにつれて、徐々に喜びや快感が薄れ出すのです

次第に、「私が手に入れたかったのは、こんなものだったのか?」

という空虚感や、数字が減っていくことへの恐怖感が生まれてきます。

 

すると、その空虚感を埋めようと、恐怖感から逃れようとして、

さらなる目標設定をしていくのです。目標はどんどん上がり続け、

数字やステータスに追われながら人生のサイクルが続いていきます。

 

息をつく暇もなく仕事に勤しみ、目標を達成し続け、

さまざまなものを犠牲にしながらも努力を続ける。

その姿はまわりからすると、「すごい。圧倒的な努力である」

と尊敬されることもあるでしょうが、残念ながら本人には一切満足感がありません。

「なぜかわからないけれど、むなしい感じがする」のです。

 

そのサイクルに疲れてしまうと、病気に陥ってしまったり、

自分が築いてきたものを失う恐怖に苛まれるようになります。

最終的に「自分の人生とは何だったのか?」と、

ぬぐいきれない孤独感やむなしさに襲われている人は少なくありません。

成功を追い求め、達成したさらなる成功を追い求め……

というサイクルにはまっているときは、幸福を後回しにして生きている状態です。

 

では、なぜ幸福感や満足感が得られないのかというと、

「今を生きていないから」です

生きている時間のほとんどを未来に費やしているので、

今を生きている時間が少ないのです。

 

(中略)

 

心を美しい状態に戻すことは、すべてが「意識的に生きる」ことにつながります。

私たちのあらゆる行動は、ほとんどが無意識に行われています。

朝起きてから夜眠るまで、意識的に選択している行動は少ししかありません。

 

たとえばコロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授の研究によると、

人は1日に平均70の選択をしていますが、

そのうち90%は無意識に行われていると言います。

 

つまり、行動のほとんどが無意識に(なかば自動的に)行われているので、

感情にふりまわされ、他人にふりまわされ、

しかし、ほとんどが無意識による行動なので、なぜそうなるのかが理解できないのです。

 

4つのステップを行っていくときにまず重要なのは、

できる限り意識的になり、無意識で行っている多くの選択や行動に気づくことです。

無意識に行っていることに気づいたときに、苦悩の心の状態のままでいるではなく、

美しい心の状態になると初めて選択できるようになります。

そして、「自分は美しい心の状態でいたい」と決意することで、

「今は美しい心の状態かどうか」と意識的になり、

日々の小さな選択(決断)・行動が変わってくるのです。

 

(中略)

 

心が苦悩の状態であるとき、私たちの意識は

「アイコンシャス(自分中心の意識状態)」になっているとお伝えしました。

 

心に余裕がないために、すべて「自分(私)」というフィルターを通して、

「私の物」「私の家」「私の家族」「私の仕事」「私のお金」……

と世界を(無意識のうちに)見て、行動しています。

すべての行動が自分本位になるので、人と調和できず、

なかなかいい結果につながりません。結果が出たとしても、長続きしないのです。

 

一方、心が美しい状態に戻ったとき、

私たちの意識は「ワンコンシャス」になっていきます。

 

ワンコンシャスとは、「すべては1つである」という意識であり、

より簡単に言うと、たくさんの人との関わりの中で自分は生きている、という意識です。

 

この意識状態になると、世の中はすべてが関連し合って

(つながって)いることが素直にわかり、

家族や職場など周囲の人への感謝や、彼らへの協力が自然とできるようになります。

そこに損得勘定はありません。

 

ワンコンシャスでいるときの感覚を一言でいえば、「圧倒的な安心感」です。

「自分は自分のままでいていいのだ」と、ゆるぎない本当の自信を得られます。

それはたとえるなら、母親の胸に抱かれている赤ちゃんのような感覚です。

だから背伸びしてカッコつける必要もなければ、

自分は成功者であるとアピールする必要もなく、

自分を卑下することもありません。

 

自分に欠けているものを埋めようとしなくてもいいし、

人をうらやむことも落ち込むこともない、

自分のしたいこともはっきりとわかり、

今自分の前にある幸福に目を向けることもできます。

 

なぜそうなるのかといえば、自分の主観的な視点ではなく、

もっと大きな視点で物事を捉えられるようになるからです。

「私」というフィルターを通して世の中を見るのではなく、

世界の中の一部として自分は存在している、とフォーカスを変えて行動していくと、

いかに自分中心の意識にこだわることが無意味で儚いことかがわかります。

 

物事の本質がつかみやすくなり、

意地を張ってがんばるのではなく、

自然と自分がしたいことのために努力をしていけるのです。

 

そのような美しい心の状態になれたとき、

ありとあらゆる物事が本当の意味で見え始め、

意識的に生きていくこともできるようになってくるのです。

 

「無意識」でいることに気づき、「美しい心の状態」で生きていくと決める。

そうすることで、美しい心の状態でいる時間でいる時間はどんどん長くなっていき、

どんな苦境にあっても、心を平穏に保つことができます。

 

 

 

2019年1月13日(日)

 

【編集後記】

 

実は、この本の著者である河合克仁氏とは深いご縁がございまして、

私早川が人材教育コンサルティング会社で営業本部長を務めていた時代、

彼とは、上司と部下という関係で一緒に働いていたのです。

 

彼は、その頃からもの凄く優秀で、

コンサルタントとして、歴代最高の営業記録樹立をはじめ、

社長賞、MVPなどの社内表彰の常連中の常連、いわゆる「エース」でした。

 

2014年に独立し、「株式会社アクティビスタ」を設立、代表取締役に就任

100年企業向けの組織開発や人財開発支援に情熱を注いでいます。

筑波大学の非常勤講師としてキャリア教育の授業も担当。

内閣府と連携し地方創生の活動も推進するなど、国内外にも活躍の場を広げています。

 

その河合氏の渾身の第1作目が、この「心の授業」というわけです。

発売たちまち「増刷」も決定したとのことで、同じ著者仲間としても嬉しく、

微力ながら私も応援したいと思っている今日この頃。

 

タイトルから誤解されてしまうかもしれませんが、

決して億万長者を目指そうという人の本ではありません。

 

失敗を恐れる、落ち込む、イライラを人にぶつける、見栄を張る、自信を喪失する…。

といった悩めるすべての人たちに読んでほしい一冊です。

 

そんなネガティブな感情や苦悩は、なぜ起きるのでしょうか?

 

それらはすべて「自分の問題」である、と「心の授業」は教えてくれます

環境がどうのこうのではなく、他人をどうするかでもなく、

自分の「あり方」に目を向けることで、問題は解決されていくんですね。

 

改めて、「美しい心」で「今」を生きることの大切さを学ぶことができます。

 

 

 

それではまた、次号をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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