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【860号】洞察のススメ 「5つの真実」を知ることで、すべての仕事はうまくいく

2018-02-11

 

先週のスーパーボウル、ご覧になりましたか?!

 

フィラデルフィア・イーグルスが85年振りの優勝を飾りましたね。

ニューイングランド・ペイトリオッツの連覇を阻止すべく、

逆転に次ぐ逆転そしてまた逆転という、凄まじいゲーム展開でした。

いやー、感動しましたね(見たのは録画でしたが…)。

 

たとえアメフトに興味のない方であっても、

アメリカ最大のスポーツイベント「スーパーボウル」の名は聞いたことがあるでしょう。

 

毎年、2月上旬の「日曜日」に開催されるため、

スーパーボウル当日のことは「スーパーサンデー」と呼ばれています。

アメリカでは感謝祭に次いで2番目に多く食糧が消費される「お祭りの日」であり

事実上、アメリカの〝祝日〟となっているそうです。

 

全米では毎年のように40%を超える最高視聴率を記録

テレビ局の広告収入は2億ドルを超え、

CMの放映料は30秒で平均4億円とも言われています。

テレビの前で1億6千万人が熱狂するというのですから、

どれほど注目度が大きいのかが分かります。

 

ハーフタイムショーのエンターテインメントとして、

かつて、マイケル・ジャクソン、マドンナ、ポール・マッカートニーなども、

圧倒的なパフォーマンスを披露し、

彼ら世界的アーティストにとっても名誉な舞台となってきました。

 

となればやはり、スーパーボウルのチケットは入手困難で有名。

チケットは一般販売されず、スポンサーやシーズン・チケット購入者が優先されます。

市場に出回る観戦チケット代は平均でも3000ドル以上。

特別室での観戦は31万ドルといわれ、

まさにマンションの購入代に匹敵するほどの価格になるのです。

 

クルーザーや別荘と交換を依頼する人がいたり、

当選チケットで指名手配犯をおびき出すこともあるというのですから、

まさにアメリカ的な逸話ですよね。

 

経済誌「フォーブス」の発表によると、

スーパーボウルのブランド価値は5億8000万ドルとなり、

オリンピックやFIFAワールドカップを凌ぐ世界一のスポーツイベント

桁外れの経済効果には驚くばかりです。

 

ちなみに、なぜ「スーパーボウル」と呼ばれるようになったのか

皆さんはそのわけをご存知でしょうか?

 

私たち中高年なら誰でも幼少時に「スーパーボール」で遊んだ想い出があると思いますが、

そうなんです、ものすごい勢いで跳びはねるアメリカ生まれの「スーパーボール」

子どもたちが遊んでいたあのおもちゃから生まれた名称なんだとか。

 

私が幼少の頃にはじまったスーパーボウルですが、

こちら日本ではジャイアンツの9連覇が終わって長嶋選手が引退したその頃、

海の向こうではピッツバーグ・スティーラーズがスーパーボウル連覇を達成

(今でも最多優勝回数はピッツバーグ・スティーラーズの6回)、

日本でも、ちょっとしたブームになったことを覚えています。

 

私は中1の時、スティーラーズのバインダーノートを使っていました。

アメフトチームのヘルメットのイラストが入ったバインダーが、

当時、大流行していたんですよね。

 

ボーイスカウトのキャンプでは、 草野球ならぬ、「草アメフト」も楽しみました。

(ルールや駆け引きはよくわかってませんでした)

 

いやはや、なつかしい思い出です。

 

どちらかといえば、野球ファンの私ですが、

会社内の新マニュアルの表紙デザインにアメフトの写真を使用したりと、

今でもアメフトには、それなりの思い入れがあります。

 

がしかし、あれから四十数年、

いまだにルールはよくわかっていません。

 

 

 

以上、本日の前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(691冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【不安からの脱却】

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.691

『洞察のススメ』

「5つの真実」を知ることで、すべての仕事はうまくいく

「本質を見抜く力」が、あなたの武器になる

企業5年で世界に1000社以上のクライアントを獲得した

辣腕マーケッターの成功法則

船ケ山哲著

きずな出版

 

 

人は、不安を抱える生き物です。

これはあなたが臆病者だからということではなく、

我々の遺伝子の性質なので仕方のないことです。

 

我々祖先は太古の昔、マンモスやライオンに怯える生活が日常的でした。

現代は、マンモスが街を歩くこともライオンにお尻を噛まれることもありません。

 

そのため、毎日が安全だと逆に遺伝子は騒ぎ出し、

「何か嫌なことが起きる」とありもしない悪い想像を膨らまし、

ビクビク怯える生活を余儀なくされることになるのです。

しかし、それは幻想であり、大半は怖いことなど何も起きません。

 

ただ、現実問題として怯える自分がいるのは確かで、

その弱虫を撃退しない限り、明るい未来を手にすることはできません。

 

そこで、不安から脱却するためにも、

遺伝子に左右されない撃退法をマスターする必要があるわけですが、

その答えは簡単です。

 

それは「暇にしないこと」です。

 

先に予定をガンガン入れてしまうことで、暇な時間を矯正排除するのです。

あなたも経験があると思いますが、予定がパンパンで忙しいときは、

それどころではなく、不安など入り込む余地などありません。

あまりの忙しさに、ほかのことを考える余裕すらないからです。

 

ということは、事前に予定を入れ忙しくすることで、

不安にスペースを奪われなければいいということです。

 

それでもまだ不安が襲い掛かるというのであれば、

脳内ホルモンの「ドーパミン」を分泌させることです。

 

セロトニンがブレーキだとしたら、ドーパミンはアクセルです。

アクセルを強めることで、マイナス感情をプラスに持って行くのです。

 

それを簡単に叶えるもっともお勧めの方法は、「掃除をする」ことです。

 

理由は2つあります。

身体を動かすことでドーパミンを分泌する

掃除をすることで脳が整理される

 

身体を動かすことでドーパミンを分泌する

身体を動かすとドーパミンは分泌され、不安を脳から追い出すことができます。

 

そのため成功者はジムに通ったり、ジョギングをするわけですが、

習慣にないことを無理にしようとすると、

現実が変わる前に3日坊主で終わり、挫折することになります。

 

なので、継続できるかわからないものに意気込むのではなく、

家の中で気軽にできる「掃除」がお勧めなのです。

 

掃除であれば天気の悪い雨の日でも気軽に取り組むこともできますし

「習慣を変える」ことも容易にできます。

習慣を変えるということは最低3週間かかり、

たとえば40度の高熱があってもできるレベルにまでならないと、

習慣化されないからです。

 

掃除をすることで脳が整理される

脳は非常に高性能にできているため、

チリひとつ落ちていても集中を奪われてしまいます。

 

部屋だけでなく、テーブルの上に物があっても集中力は奪われ、

パフォーマンスを下げる原因となりますので、こまめに掃除をしましょう。

 

見落としがちなのは、パソコンのデスクトップです。

こちらも同様に目に不要なアイコンが飛び込んでくることで、

集中を奪う原因となります。

不要なアイコンはできるだけ排除することが、

最高のパフォーマンスを引き出すきっかけになるのです。

 

 

 

2018年2月11日(日)

 

【編集後記】

 

おっと、私のPCのデスクトップも、アイコンでいっぱいでした。

会社でも、家でも、同様にいつも散らかっています。

 

ときどきデスクトップを整理しますが、たしかにすっきりしますね。

 

これからは、こまめに「掃除」したいと思います。

 

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

【ホームページ】http://tsuitel.in

 

最新刊

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【859号】自分を安売りするのは“いますぐ”やめなさい。あなたの価値を最大化する32の習慣

2018-02-04

 

先日、映画「祈りの幕が下りる時」を鑑賞しました。

 

東野圭吾原作のミステリー、ご存知「新参者」シリーズの最終章です。

原作本はなんと、累計1200万部も売り上げたというのですから

ものすごい桁外れの人気ですよね。

 

私もこれまでの連続ドラマからスペシャルドラマ2本や映画「麒麟の翼」に至るまで、

阿部寛演じる「刑事・加賀恭一郎シリーズ」はすべて観てまいりました。

当然ながら今作も見逃すわけにはいかない、というわけで、

いざ、いきつけの品川Tジョイプリンスへと参陣したわけです。

 

このシリーズの特長というのは、「泣けるミステリー」。

 

謎に包まれた連続殺人事件の真犯人を捜すミステリーの要素に、

ヒューマンドラマの演出が加わるという、

まさに「泣けるミステリー」ここに極まる、そんな傑作に仕上がっていました。

 

いやー、泣けた、泣けた、号泣です。

松嶋菜々子の14歳役を演じた桜田ひよりちゃんが、

「お父ちゃん…お父ちゃん!」と泣き叫ぶシーンを思い出すだけで涙がこぼれてきます。

(我が家の三女と面影が似ていて、余計に感情移入してしまいました)

 

今作では、事件の裏に隠された悲しい真実が感動を誘う一方で、

シリーズ最大の謎ともいえる「加賀恭一郎の母の失踪」の真相が明らかになります。

 

2時間まったく飽きることなく、物語にのめり込むことができました。

さすが「半沢直樹」の監督、よくぞこの長編小説の複雑怪奇なトリックと

ややこしい人間模様をテンポよくまとめたものだと、感心しきりです。

 

この映画はスバリ「親と子」の物語

親子愛の描き方が松本清張の名作「砂の器」と似ているなぁと思っていたら、

福澤克雄監督は、その昔「ドラマ版・砂の器」の演出も手掛けていたことがわりました。

ああ、なるほど。

 

この「祈りの幕が下りる時」という映画は、

まあ、いわゆるテレビドラマ的なわかりやすい演出といえますね。

 

同じようにテレビドラマから飛び出した東野圭吾作品といえば、

ガリレオシリーズの名作「容疑者Xの献身」がありますが、

号泣度では「祈りの幕が下りる時」のほうが、はるかに上でしょう。

 

新参者シリーズを初めて観るという〝新参者〟であるあなたでも、

十二分に楽しめる作品です。

 

ぜひ、映画館へ足を運んでみることをお勧めします。

 

 

 

以上、本日の前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(690冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【つき合う人を変える】。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.690

自分を安売りするのは“いますぐ”やめなさい。』

あなたの価値を最大化する32の習慣

「個」の影響力を強め、勝ち残れ!

自分を「最高のブランドにするスキル&マインドセット!

岡崎かつひろ著

きずな出版

 

「ビジョンや目標が大事なのはわかった。

でも、そうは言っても、そういうのを決めるのって難しいよね」

と言う人もいるかもしれません。

 

はい、難しいです。

難しいと思っている人にとっては。

 

人間は自分の考えた通りの人になっていきます。

 

私の昔の口癖は「人生あきらめが肝心さ」でした。

ことあるごとに、「そうは言ってもね、あきらめが肝心でしょ」

と言って、あきらめていたわけです。

だからいつも、あきらめたとおりの結果になっていました。

 

ちなみに私の特技はダイエットですが、リバウンドはプロ級です。

そんな私が言うのはなんですが、女性が100%ダイエットに成功する方法があります。

それは、ウェディングドレスを自分の理想の体型でつくることです。

 

これは何人かのウェディングプランナーの方にインタビューしたのですが、

ほとんどの女性はドレスをいまの体型より細く、

理想の体型でつくることが多いそうです。

そして、その際のダイエット成功率は100%!

 

人間、決めた通りになりますし、決めていることは必ず達成できるのです。

日本人とアメリカ人では、アメリカ人のほうが新しい取り組みに対して、

「自分ならできる」と答える割合が、倍以上大きいという統計があります。

 

さあ、ではこの「自分にもできる」という考え方を身につけていくために、

どうしたらいいのでしょう?

 

ひとつは先述した「信念の法則」に基づいて、約束をひとつずつ守っていくことですが、

これには時間がかかります。

もっと手っ取り早くあなたの信念を変える方法があります。

 

それは、「一緒にいる人を変える」という方法です。

 

有名な心理学ですが、あなたのまわりでもっとも長い時間を一緒に過ごしている人、

5人を挙げてみてください。

どんな人が出ますか?

 

その5人の平均値があなたになります。

 

収入やライフスタイル、性格、ものの考え方まで似てきます。

「朱に交われば赤くなる」という諺がありますが、

まさにその通りで、一緒にいる人であなたという人は決まってくるのです。

 

考えてみてください。

もしあなたが学生時代、「東大に行って当たり前」という人たちと一緒にいたら、

一緒に勉強をし、きっと成績も優秀になっていたはずです。

野球だって、草野球で当たり前の人と一緒にいるか、

甲子園に行って当たり前の人と一緒にいるかでまったく取り組み方が変わるでしょう。

 

自分の当たり前、居心地のいいところ、

これを「コンフォートゾーン」と言います。

 

あなたのコンフォートゾーンは一緒にいる人で決まってくるのです。

だから、いまのあなたのコンフォートゾーンを抜け出すために大事なことは、

一緒にいる人を変えることです。

 

(中略)

 

ただ、あなたが自分を変えようとすると、

元のコンフォートゾーンにいた友人は、それを止めようとします。

 

こういった人とは「つき合うな」とは言いませんが、

つき合い方は考えるべきです。

学生時代はみんな仲よくすることが正解でも、

社会人はつき合う人を選ぶのが正解です。

 

いくらでも出会いのあるなかで、効果的でない人とつき合う必要はありません。

溺れている人が、溺れている人を助けることはできません。

道に迷っている人が、道案内することもできません。

 

まずあなた自身の人生を成功に導くこと。

誰かの役に立ちたいという気持ちは素晴らしいことですが、あなたの人生が先です。

まずあなた自身が、勝てる人になりましょう。

 

 

2018年2月4日(日)

【編集後記】

なるほどー、そうですよね。

やはり、人生の節目やステージを変えようとするときには、

ベースになる人間関係を「棚卸し」して、

コンフォートゾーンを抜け出す必要があるのでしょうね。

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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【858号】セブン-イレブン1号店繁盛する商い コンビニ激戦区で1日200万円を売り上げる「強さの秘密」

2018-01-28

 

半世紀振りの「大寒波」が襲来しています。

 

連日の氷点下、ものすごく寒い一週間でしたね。

皆さん、お元気でしょうか?

くれぐれもお体ご自愛下さいませ。

 

おかげさまで私早川は元気に暮らしております。

首都圏を襲った大雪の日は、運よく名古屋へ出張しておりまして、

交通網大混乱の波に巻き込まれることもありませんでしたが、

東京勤務の皆様方はパニックの中を帰宅されたようで、

大変お疲れさまでございました。

 

やはり大都会は雪に弱いですねぇ。

 

テレビニュースの大雪のインタビューで、

マイクを向けられたウラジオストクからの観光客が、

「ニッポンはあったかいね~!」

と笑顔で答えていたのには、思わずほっこりしました。

 

たしかにマイナス40℃の地域と比べたら

これくらいの日本の寒さなど、まだまだ温暖なほうなのでしょうね。

 

これからは私も、どれだけ極寒であったとしても、

ロシア、北欧、アラスカなどの人々の暮らしを思い起こしながら、

「あったかいね~!」と言って過ごすことにします。

 

 

 

以上、本日の前置きは短めに、ここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

(こちらも短めに…)

 

本号も、お薦め書籍(689冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【原理原則】。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.689

『セブン-イレブン1号店繁盛する商い』

コンビニ激戦区で1日200万円を売り上げる

セブン-イレブン1号店のオーナーが、いま明かす

「強さの秘密」!!

山本憲司著

PHP新書

 

 

 

四十三年前、セブン-イレブン一号店として私の店がオープンするとき、

イトーヨーカ堂社長だった伊藤雅俊さん(現・名誉会長)から、

きついお叱りを受けたことがある。

 

新しい仕事を始める前の不安と期待から、私の気分はかなり高揚していた。

いよいよ店を開けようというとき、伊藤社長が、

「じゃ原理原則でやりましょう」

とおっしゃった。

 

私は自分を励ます気持ちもあって、

「いや、私のやり方でやりますから大丈夫ですよ」

と答えた。

 

すると、えらい剣幕で、

「あなたのやり方などありはしない。

あるとしたら原理原則にのっとったやり方だけだ。

それが商売のやり方です。

自分流のやり方でしようなんて十年早い!」

と一喝されてしまった。

 

そのとき、まだ二四歳の若さだった私は、何を怒鳴られたのか分からなかった。

だが、いま考えてみると、たしかにそのとおりなのである。

 

四十年余り、がむしゃらに仕事をしてきて思うのは、

商いの現場では、天才でもない限り独創的なやり方などあり得ないということだ。

 

お客様をはじめ、先達に教えられたことをまずやってみて、

それがだめなら修正して、

〈うちにとってはこういうやり方が一番適しているのではないか〉と、

それを何回も繰り返していかなければ分からないのである。

 

(中略)

 

開業から四十三年、「商売の基本はお客様ありきで、利益は商売の結果である」

という言葉の意味がつくづく分かるようになった。

 

だが、店はお客様のためにあるという考えにいたるまでには、少し時間がかかった。

 

父から継いだ家業の酒屋の商習慣に矛盾を感じ、

コンビニエンスストアの将来に賭けた。

 

お客様と接するのが好きだったということもあるが、

家族のためにもう少し店の利益を上げ、

生活を安定させたいという気持ちのほうが強かった。

 

だから、コンビニを始めたとき、お客様からいろいろと注文や文句があると、

〈そうはいうけれど、こっちにだって都合というものがある〉

と心の中でつぶやいた。

 

振り返ってみると、改善できない理由が心に浮かぶときは、

なぜかお店がうまくいっていないことが多い。

 

伊藤名誉会長から、

「あなたは理屈っぽいね。理屈で世の中成り立っているわけではないんだ」

と諭されたのはそんなときである。

あとで知ったが、名誉会長の哲学にこういうのがある。

 

〈私が経営の基本に捉えた考え方があります。

それは「お客様は来てくださらないもの」

「お取引は売ってくださらないもの」

「銀行は貸してくださらないもの」と考えなさい、という教えです。

 

お客様はどの店で買い物をなさろうと自由です。

隣に住む人が来てくださらなくても、文句を言える筋合いではありません。

 

むしろ、来てくださらないものと思い決めるところから、出発しなくてはなりません。

お取引も銀行も、同じ理屈です。

 

だからこそ、信用を大事にしなければならないのです。

来てくださらなくて当たり前のお客様に来ていただくために、

お取引先に売っていただくため、銀行に貸していただくために、

精一杯の努力を日々傾けなくてはいけないのです。

 

信用の担保はお金やモノではありません。

人間としての誠実さ、真面目さ、真摯さがあって初めて、信用していただけるのです。〉

(伊藤雅俊『ひらがなで考える商い』(日経BP社)

 

 

2018年1月28日(日)

【編集後記】

著者は、父の死をきっかけに、19歳で家業の酒店を継ぐも将来の展望を持てず、

アメリカ生まれのコンビニ店へ商売替えを決意します。

そして、自らの熱い思いを本部への手紙に託した結果、

セブン-イレブンの国内1号店に選ばれます。

 

1974年5月、東京江東区に日本初のコンビニがオーブン。以来43年、

これは著者が同店を日本有数の繁盛店に育て上げるまでの奮闘努力の物語。

 

「リッチ・イン・クーラー」「ロックアイス」「プルトップ缶」などの提案から、

雨の日対策、ひと手間かけると売れる商品に至るまでのアイデアというものは、

ストイックなまでに情熱を傾けたからこそ生まれてきたのでしょう。

 

まさに、「やる気」の継続ですね!

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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【857号】幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵「本当の幸福」とは何か

2018-01-21

 

テニスの大坂なおみ選手が全豪オープンで快進撃を続けています。

ベスト16進出は、杉山愛さん以来18年振りの快挙なんだとか。

 

長身から躍動感たっぷりに打ち下ろすあのスーパー弾丸サーブが炸裂し続ければ、

これからまだまだ格上の選手を破って上位進出が狙えそうです。

優勝さえも現実味を帯びてきました。

 

昨年の全米オープンでは、敗れたゲーム中に「もう、嫌だ」と口に出すなど、

メンタル面の未熟さを露呈していましたが、

今大会では、「ゲームを楽しむ」「この機会を楽しみたい」といった、

エンジョイ発言が随所に目立つようになっています。

 

いったい彼女の精神面が成長した要因は何なのでしょうか。

 

それは、今季から「コーチ」を変えたこと。

セリーナ・ウィリアムズ(4大大会での優勝23回)の練習パートナーを務めていた、

ベージン氏とコーチ契約を結んだらしい。

 

大坂なおみ選手は、技術・体力も、これから伸び盛りの20歳。

「和製ウィリアムズ」として世界に君臨する日もそう遠くないかもしれません。

 

 

さて、私早川勝も、ただ今、試練のゲームを楽しんでおります。

 

歯の矯正をはじめて2か月余りが経とうとしていますが、

かなり歯並びが動いてきました。

「こんなにも動くものなのか」と、

思っていたよりも早い動きに驚いています。

 

あれからも矯正器具の「違和感」と「不快感」はあまり変わりませんが

(食事ではまともに物を噛めず、ろれつがうまく回らないことも…)、

ここへきて「楽しさ」が増してきました。

 

以前にもお伝えしたように、矯正をはじめた頃は、

「望むゴールへ向かってゼロコンマ数㎜ずつでも動いている」と想像するだけで

人生が変わっていく期待感にワクワクしたものでしたが、

今はこうして目に見えて実際に歯が動いていく〝幸せ〟を享受しているため、

まさに笑顔があふれて止まらない毎日を過ごしております。

 

一日で100回以上は鏡を見て「イーッ」としてしまうほどです。

 

ここ最近は、左右と前後の歯の矯正に加え、

歯を上下にも動かすために、強力な輪ゴムを上と下の歯に引っ掛けて、

毎日500回以上噛むようにと、歯科医(コーチ)より指示されています。

眠る時でもゴムは装着したままです。

 

そんな話を皆さんにすると、

「涙ぐましい努力ですね」と気の毒がってくださる方も多いのですが、

実はそうでもなくて、これがまた「楽しい」のですよ。

 

50年も悩み続けてきた「問題」が着々と解決に向かっていると思うと、

どんなに苛酷な修業にも耐えられるものなんですよね。

それはもう「希望」に満ち溢れた日々でございます。

 

やはり何事も、投げやりにあきらめたまま、問題を放置してはいけませんね。

「もう、こんな年だから…」は、関係ないことが分かりました。

 

歯の矯正で、私の人生観は変わりましたよ。

 

あなたも、ぜひ、お試しあれ。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(685冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【幸福】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.685

『幸福の哲学』アドラー×古代ギリシアの智恵

「本当の幸福」とは何か

超ベストセラー『嫌われる勇気』の著者が、じっくり、深く、考えた。

岸見一郎著

講談社現代新書

 

 

 

成功することが、幸福に生きることを保証してくれるわけではない。

この場合の成功とは有名大学に進学し、一流企業に就職するというようなことだろうが、

そのような人は子どもの頃から、

まわりの大人に成功することが大切だと吹き込まれている。

家族や親戚に成功した人がいれば、そんな人になれといわれる。

かくて、何かに「なる」ことが大切なことだと思ってしまう。

 

今「ある」ところにいてはいけなくて、どこかに向かっていなければならない。

当然、後ろに退くことなどあってはならない。

三木清は、成功は進歩に関係するといっている(『人生論ノート』)。

かつての右肩上がりの経済成長率のグラフが連想されるところである。

 

三木は、成功は「過程」に関わるが、

それに対して、幸福には、本来、進歩というものはなく、

「幸福は存在に関わる」といっている。

何も達成していなくても、何も所有していなくても、成功しなくても、

人は幸福になることができるのだ。

 

より正確にいえば、成功しなくても幸福に「なる」のではない。

幸福で「ある」のである。

それが「幸福は存在に関わる」ということである。

 

(中略)

 

ある人との出会いがその後の人生を変えたという人がいる。

しかし、これとてその出会いがその人の人生を決めたというわけではない。

偶然、あるいは、幸運でしかなかった出会いを、その人にとって後になって

意味あるもの、必然のもの、運命的なものにするかしないかは自分次第である。

 

電車に乗り合わせた人との出会いは偶然のものであり、

その出会いが特別の意味ある出会いになることはないだろう。

もしもある出会いに何か特別の意味づけがされなければ、

出会ったことそのものも忘れられてしまうだろう。

 

高校生の時に初めて、「邂逅」という言葉を先生から教わった。

きっかけは偶然であっても、それを「縁」だと思えるような出会い、

また、出会いが偶然ではあっても、その出会いに意味を見出し、必然的な出会い、

会うべくして会ったと感じられるような出会いを邂逅という。

 

ただの出会いを邂逅にまで高めるためには、出会う側の準備が必要である。

 

啐啄同時という言葉がある。

鶏の卵が孵る時、雛が卵の中から殻を突いても、それだけでは殻は破れない。

雛が突くのと時を同じくして、母親が外から殻を噛み破らなければならない。

その呼吸がぴたりと合うことをいう。

 

ある出会いの偶然をきっかけとして、人と人との出会いが

邂逅にまで高められる可能性はあるだろう。

だがそのきっかけ自体は偶然にすぎず、たとえ出会いはあったとしても、

こちら側に準備ができていなければ、

その後の人生を変えうるような意味のある邂逅とはならない。

 

(中略)

 

さらに、幸福であると「思われる」ことには意味はなく、

実際に幸福で「ある」のでなければ意味がない。

実際に幸福で「ある」人は、他の人には幸福には見えないかもしれないとしても。

 

プラトンは『国家』の中で、ソクラテスに次のように語らせている。

「正しいことや美しいことの場合は、多くの人はそう思われることを選び、

たとえ実際にはそうでなくても、とにかくそう思われることを行い、

そう思われるものを所有し、人からそう思われさえすればよいとする人々が多いだろうが、

善いものの場合は、もはや誰一人、自分の所有するものが

ただそう思われているというだけでは満足できず、実際にそうであるものを求め、

たんなる思われは、この場合、誰もその価値を認めないのは明らかではないか」

 

幸福であると思われるだけでは何の意味もない。

実際に幸福でなければならない。

成功して富を得たとすれば、その富の額は測れるという意味では量的であるから、

その額によって富を所有する人が幸福に見えるかもしれない。

だが、富を所有していることが本当に幸福なのかといえば、決してそれは自明ではない。

 

(中略)

 

アドラーは、「あらゆる悩みは対人関係の悩みだ」といっている。

実際、人との関わりは摩擦をもたらさないわけにはいかない。

そのようなことを経験するくらいなら、

いっそ誰とも関わらないでおこうと考える人がいてもおかしくない。

 

しかし、生きる喜びや幸福もまた、対人関係の中でしか得られないのも本当である。

 

生きる喜びや幸福は対人関係の中でしか得ることができないのであれば、

対人関係の中に入るしかない。

しかし、傷つくこともあることを思えば、対人関係に入るのには勇気がいる。

この勇気のない人が、他者を敵と見なし、対人関係の中に入っていこうとしないのである。

 

逆にいえば、他者を仲間と思えれば、対人関係の中に入っていく勇気を持つことができる。

それでは、この勇気はどうすれば得ることができるのだろうか。

 

アドラーは次のようにいっている。

「私は自分に価値があると思う時にだけ、勇気が持てる」(Adler Speaks)

 

ここでいう「勇気」は対人関係の中に入っていく勇気である。

どうすれば自分に価値があると思えるかは後で考えるが、

生きる喜びや幸福は対人関係の中でしか得られない以上、

対人関係の中に入るためには他者を敵ではなく、仲間だと見なければならない。

 

(中略)

 

二人の関係が行き詰った場合、どちらかが一方的に悪いということはない。

 

車の保険の場合、止まっている車に他の車がぶつかったのであれば、

ぶつけた側に全面的に非があるという判断が下されるだろうが、

双方が走っていたのであれば、どちらにも過失があったとされることが多い。

 

そのように、対人関係も人間性や性格の問題ではなく、

関係の問題と見た方が問題の解決につながりやすい。

 

では、どのような努力をしなければならないかといえば、

コミュニケーションをよくする努力である。

愛する二人は愛し合ってさえいれば関係はうまくいき、

コミュニケーションも自動的によいものになると信じて疑わない。

だが、愛の感情があるからといってコミュニケーションがうまくいくというわけではない。

 

(中略)

 

愛の関係でも、二人の関係をよくする努力をしないで、

ただ人から愛されることを待っているだけでは、二人の愛は育まれない。

 

花を咲かせたいのであれば、水をやらなければならない。

花に水をやることが、花を育てる時の責任である。

 

ただ相手から愛されることを待っているだけでは愛は成立せず、

あるいは、傷つくことを恐れて対人関係の中に入っていなければ、

幸福になることはできない。

 

相思相愛の恋愛に憧れる人は多いが、恋愛は育んでいくものである。

 

相思相愛であればよい関係が築けるというのであれば

恋愛は、始まった途端に終わるだろう。

 

ドイツの社会心理学者エーリッヒ・フロムは

「配慮」を愛の一つの要素としてあげている。

 

「もしある女性が花を好きだといっても、

彼女が花に水をやることを忘れるのを見てしまつたら、

私たちは花に対する彼女の『愛』を信じることはできないだろう。

愛とは、愛する者の生命と成長を積極的に気にかけることである。

この積極的な配慮のないところに愛はない」(『愛するということ』)

 

「愛の本質は、『何かのために働く』こと、

『何かを育てる』ことにある。

 

愛と労働とは分かちがたいものである。

人は、何かのために働いたらその何かを愛し、

また、愛するもののために働くのである」(前掲書)

 

フロムは、愛という名詞は愛するという、人の活動を抽象したものにすぎないのに、

元の人から切り離されてそれ自体で実体化されてしまったと指摘する。

 

活動や過程であれば、それを持つことはできない。ただ経験されるだけである。

愛の経験は不断に流れ、刻一刻と変化する。

一度、誰かを愛せば愛が成就するわけではない。

愛は不断に変化しているので、

ちょうど花に水をやるような努力をして愛を更新していく努力が必要とされるのだ。

 

フロムは、人間が生きている上での二つの基本的な存在様式である「持つ」ことと

「ある」ことを区別している(『生きるということ』)。

 

「はじめに」でも述べたが、母が脳梗塞で倒れ、長く意志がないまま病床にあった時、

私はこんなふうに動けなくなった時に、

お金や名誉を持っていても何の意味もないではないかと考えた。

 

フロムの「持つ」と「ある」の区別は、この問いに答える鍵になる。

「もしも私が私の持っているものであるとして、

そして私が持っているものがすべて失われたら、その時、私は何者なのか」(前掲書)

 

「しかし」とフロムはいう。

「ある」様式においては、持っているものを失う心配も不安もない。

なぜなら、私とは、持っているものではなく、「ある」ものだから、と。

 

「持つことは、何か使えば減るものに基づいているが、

あることは実践によって成長する」(前掲書)

 

幸福もまた「ある」。

一般に幸福を構成すると考えられている要件(お金、地位、名誉など)は、

持つものなので失われる。

だが、「ある」ものである幸福は失われることはない。

 

(中略)

 

他者が自分をどう見るかは、自分で決めることはできない。

他者に自分の価値を認められたいと思うのであれば、建設的な努力をするしかない。

そのような努力もしないで、他者から尊敬されたいと思うのは笑止である。

 

尊敬と愛は強制できない。

「私を愛しなさい」「私を尊敬しなさい」と強制したからといって、

誰にも尊敬されることはないし、愛されることもない。

 

尊敬される努力をしないで尊敬されたい、自分の価値を認められたいと思う人は、

他者の価値を貶めることでこの欲望を充たそうとする。

アドラーはこれを「価値低減傾向」といっている。

他者の価値を貶めることで、相対的に自分の価値を高めようとすることである。

 

部下を理不尽に叱りつける上司はこの例である。

そのような上司は、部下を「支戦場」、すなわち本筋ではないところで叱りつける。

部下のあれやこれやの失敗に対して叱るのではなく、

部下に対するいじめや嫌がらせである。

 

なぜ上司が部下を理不尽に叱りつけるかといえば、

仕事では自分が無能であることを知っているので、

そのことを部下に見抜かれないように、部下を叱りつけるのである。

 

部下が落ち込めば優越感が持てる。

勇敢な部下は上司に刃向かってくる。そのような部下を屈服させると、

いよいよ優越感を持てる。

 

部下を叱りつけることで感じる優越感は劣等感の裏返しである。

本当に有能な上司はこのような屈折した優越感を持とうと思わないし、

部下を理不尽に叱りつけることもない。

 

(中略)

 

何かが実現しさえすれば本当の人生が始まる、そう考えている限り、

今は仮の人生、準備期間でしかなくなる。

 

だが、今こそが本番で、リハーサルの時ではない。

 

そもそも、その何かが本当に実現するとは限らない。

中学受験を目指す小学生がいる。彼〔彼女〕らは成績がよく、一生懸命勉強しているが、

それでも、必ず合格するとは限らない。

それでは、合格しなかったら、受験勉強をしたことは無意味になるのだろうか。

あるいは、受験勉強をしていた時が無意味になるかといえば、そうではないだろう。

 

結果として不合格になったとしても、

受験勉強をした時に学んだことは必ず後になって役に立つはずなので、

決して無駄になるわけではないだろう。

 

今という時を後日のための準備期間と見なすことに加え、

ある一つの目標を達成するために他のすべてのことを犠牲にすることにも問題がある。

 

寝る時間を惜しんで勉強に打ち込むということが

人生のある時期にはあってもいいと思うが、

勉強以外の他のことは何もしないというのであれば、

そのような人生は、かなり不自然になるだろう。

 

子どもに親が、「あなたは本当は頭がいい子なのだから、

頑張りさえしたらいい成績が取れるのよ」というようなことをいえば、

それで子どもが勉強する気になるかといえば、むしろ勉強する気にはならないだろう。

 

なぜなら、親からそのようにいわれている子どもは

「勉強すれば」という可能性の中に生き、

実際に勉強してもいい結果が出せないという現実を受け入れられないからである。

 

今は職場の上司と折り合いが悪く、上司に認められないから出世できないが、

いつか本気を出せばいつでも出世できる、

きっとまわりの人を見返してやるというようなことを言う人の場合も同じである。

 

いつかではなく、今、本気を出すしかないはずだが、

そんな人は、本気を出しても出世できないという現実に直面したくないのである。

 

(中略)

 

実際に挫折することがなくても、何かをしようとした思い立った時、

思っていたよりも困難なことがわかることはあるだろう。

 

アドラーは困難について、次のようにいっている。

「困難は克服できない障害ではなく、

それに立ち向かい征服する課題である」(『個人心理学講義』)

 

初めから克服できない障害と見れば、困難を克服しようともしないかもしれない。

だが困難とはそれに立ち向かい征服する課題であると見れば、

最初からどうすることもできないと断念することもないだろう。

 

たとえ困難を克服できず、目指していたことを達成できないとしても、

克服のための努力をすることに意味がある。

 

アドラーは「誰でも成し遂げることができる」といっている(前掲書)。

これら対しては、遺伝のことなどを考えれば、

何でも成し遂げることなどできないという批判がされてきた。

 

しかし、アドラーは、才能や遺伝などを持ち出すことで、自分はできない

という思い込みが生涯にわたる固定概念になることに警鐘を鳴らしたのである。

そうなれば、どんなことでも課題から取り組まないことの理由にすることができるからだ。

 

アドラーは、古代ローマの詩人であるウェルギリウスの

「できると思うがゆえにできる」という言葉を引いている(『子どもの教育』)。

 

アドラーは人間の能力は無限だというようなことをいおうとして

ウェルギリウスを引いているのではない。

自分を過小評価することの危険を説いているのである。

 

自分を過小評価すると「もう追いつくことはできない」と信じてしまうことになる。

追いつくことはできないことを正当化するために

自分を過小評価するというのが本当である。

 

(中略)

 

苦しみや悲しみが人を打ちのめすほどのものであっても、

これからも生き続ける以上、いつまでも悲しんでばかりはいられない。

むしろ、現実を直視し、

その現実の中でどのように生きていけばいいのかを考えなければならない。

 

しかし、この苦しみはただ苦しいのではなく、

鳥が空を飛ぶために必要な空気抵抗にも喩えることができる。

 

鳥は真空の中では飛ぶことはできない。

あまりに抵抗が強ければ鳥は風に押し戻され飛ぶことはできないが、

抵抗があればこそ、飛ぶことができるのである。

 

この世の様々な出来事のすべてに意味があると見て、

苦しみを克服し、悲しみを癒そうとすることがある。

しかし、何の罪もない人がたまたまその場に居合わせたというだけで、

暴漢に殺されるとか、若くして病に倒れるというようなことには、

とても、何か意味があるとは思えない。

地震や津波の犠牲になることも同じである。

 

それらはあまりにも理不尽であり、

しかもその理不尽で悲惨な出来事を完全に防ぐこともできない。

もしも、起こる出来事に何か意味があるのであれば、

今のこの世界がそのままで肯定されることになってしまう。

 

しかし、実際のところは、この世界はさまざまな悪に満ちている。

理不尽な出来事に肯定的な意味づけをして、悪から目を逸らすのは欺瞞である。

 

にもかかわらず、そのようなつらい目にあっても、

苦しみや不幸を乗り越える力をたしかに人は持っている。

 

そのような力と勇気を得て、不条理を超えるところに、

人生の意味を見出すことができる。

 

かつて、私が病に倒れた時、病気になったことそれ自体には

何も意味を見出すことはできなかった。

しかし、そこから立ち直る過程で多くの人の助力を得、人の優しさに触れたことで、

それ以降の自分の生き方ははっきりと変わった。

 

(中略)

 

さて、ここまでの考察で、幸福とは何かという問いに対する答えは

次の方向にあることが見えてきた。

 

まず、幸福は幸運とは違うということ、

人は何かの出来事によって幸福になるのでも、不幸になるのでもないということ。

 

すでに人は今ここで幸福である。

 

このことは、ちょうど人の価値が生産性にではなく、生きていることにあり、

今のままの自分以外の何者かにならなくてもいいということに呼応している。

 

幸福を求めて旅だったのにどこにも幸福はなかった。

失意のうちに家に戻ってきたら、そこに初めから幸福があった。

 

遠くに、あるには人生の先に幸福を見出そうとしなくてもよかったのである。

 

 

 

2018年1月21日(日)

 

【編集後記】

 

メジャー球団からオファーを待つイチロー選手が、

いよいよ日本球界へ復帰するのではないかという報道が

にわかに現実味を帯びてきました。

 

となれば行く先は、古巣であるオリックス・バァファローズが濃厚

すでにもう44歳の超ベテランではありますが、まだまだ衰えていません。

日本でなら多くの出場機会に恵まれ、さらなる記録更新が期待できそうです。

本当に楽しみですね。

 

どちらにせよ、このまま引退だけはしてほしくありません。

カムバック!我らがイチロー選手!

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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【856号】ものの見方が変わる 座右の寓話 古今東西語り継がれる人生の教え77

2018-01-14

 

おととい、同居の父が86歳の誕生日を迎えました。

 

父は現在、これといって重い持病もなく、足腰も健康そのもの、

まだまだ頭脳明晰で、ダジャレの切れも当意即妙です。

 

百歳過ぎまで元気に健康長寿をまっとうしてほしいと、

その夜は家族揃って父のバースデーを祝ったのですが、

かわいい孫たちからプレゼントをもらって笑顔満面だったお爺ちゃんも、

三姉妹から贈られたそれぞれの「手紙」を読んで号泣

 

いや~、なんとも感動的な一夜となりました。

 

父曰く…、「長生きすると、いいことあるもんだ」

 

その同じセリフを、父は前週にも言っていました。

実は、もう一人の孫(私の姉の娘)が結婚相手を連れ

我が家へやってきたからです。

慶応大の同級生だった二人は、長すぎた春にピリオドを打ち、

十年の年月を経たこの大晦日、ついに入籍を果たしたのです。

 

ナイスガイな孫の婿との対面が叶い、

おじいちゃんもほっと一安心したようです。

 

姉夫婦も揃って(早川一族、総勢11人)開いたホームパーティーは、

勢い余って近所のカラオケボックスへとなだれ込みました。

 

皆それぞれの祝いのナンバーもついに佳境へと差し掛かると、

私と妻が「ダンシングヒーロー」を歌い、娘や姪っ子たちが「バブリーダンス」を踊る

という展開となり、それはそれは大いに盛り上がったのでした。

 

それにしても、ここ最近、

「ダンシングヒーロー」がオリコンカラオケランキング第1位になるほど、

バブリー系が再ブームらしいですね。

私はバブル真っ盛りの時代に社会人デビューした一人として、

なんだか、嬉しいような、懐かしいような気持ちになり、心が躍ります。

 

まさしく、あの頃のファッションはソバージュに肩パットでのあんないで立ち。

世の中はバブル景気に狂乱していました!

週末のタクシー乗り場は2時間待ちが普通でしたからね。

 

でも実際、「しもしも~」は流行ってなかったと思いますけど…(笑)

 

さてさて、あれから三十数年の時が流れました。

あの時代を想うと、今は堅実・質素な世の中になったものだなぁと感じます。

 

それでも、モチベーションだけは景気よく上げていきたい!

そんなあなたのために……、

 

いよいよ明日、1月15日(月)19時~20時、

「Schoo(スクー)」へ早川勝が登場します。

(オンライン動画で学べる国内最大の生放送コミュニケーションサービス)

 

『やる気があふれて止まらない9つの習慣

新刊「36の習慣」の中から9つのメッセージを厳選)

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どなたでも無料で登録ができますので、

明日15日(月)19時からの「無料生放送」をお見逃しなく!

 

皆さん、どうぞお楽しみに!

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(684冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【処世訓】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.684

ものの見方が変わる『座右の寓話』

仕事に人生に効く!古今東西語り継がれる人生の教え77

イソップ物語から中国古典まで

スピーチやブレゼン・ブログのネタに使える!

戸田智弘著

ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

№07

無知の知

 

あるとき、ソクラテスの友人であるカイレポンが

「ソクラテスに勝る知者はいない」という「神のお告げ」を持ち帰った。

これを聞いたソクラテスは神の真意をはかりかねた。

「いったい神は何を言おうとしているのか。何の謎かけをしようとしているのか。

私は知者ではないということは自分自身がいちばん分かっている」

そこで、ソクラテスは多くの人から知者だと言われている人々を

訪ねてまわることにした。

そうすれば、どれほど彼らが賢くて、自分に知恵がないかが

すぐに判明するだろうと考えた。

 

ところが、いざ知者と呼ばれる人たちと話してみると、

彼らは人間にとって一番大事なものが何であるかを分かっておらず、

しかも、自分が分かっていないことさえ分かっていないことに気がついた。

つまり、彼らは知らないのに知っていると思いこんでおり、

それに対して、ソクラテスは知らないという点では彼らと同じでも、

知らないということを自分で知っているという自覚の分だけ、

自分のほうが賢いと思ったのだ。

 

(中略)

 

№09

ナスルディンのカギ

 

ナスルディンという男が自宅前の土の上で這いつくばって探し物をしていた。

友人が来て「何を探しているんだ」と尋ねた。

「カギだよ」とナスルディンは答えた。

そこで友人も膝をついて一緒にカギを探しはじめた。

なかなか見つからないので、

友人は「どこでカギを失くしたかを正確に言ってみろ」と聞いた。

「家の中だよ」とナスルディンは答えた。

「それなら、なぜ外を探しているんだ」

「家の中よりも、ここのほうが明るくて探しやすいからさ」

 

(中略)

 

№35

西瓜泥棒

 

ある夏の夜、農家の婦人が幼き子を連れて我が家へ帰る際、

畑に熟した西瓜が坊主頭の並ぶがごとく連なっているのを見た。

月は澄み、まるで昼のようではあったが、人通りのない、夜中の田舎道のこと、

婦人はふと良からぬ心を起こした。

たくさんある西瓜の一つばかりを盗ったとしても分かりはしまい。

 

そう思った婦人は子を見張り番に立たせ、

畑の中に入って、一番大きな西瓜に手を伸ばそうとした。

しかし、何となく良心がとがめるような心持ちがして、止めておこうかとも思ったが、

誰に知れることもないからと再び手を伸ばそうとした。

念のためにと、見張り番をさせている子に声をかけて

「誰も見ていないか」と聞いたところ、

子どもは言った。

「お母さん、大丈夫だよ。

お月様の他は誰も見ていないよ」

 

(中略)

 

№37

キツネとクマ

 

一人の男が森の中を歩いていると、ケガをしているキツネを見つけた。

狩人たちに追いかけられ、必死で逃げているうちに、足の骨でも折ったのだろう。

木の下に倒れているキツネは飢えて死にかけていた。

するとそこにハイイログマが現れた。

クマは殺した動物を口にくわえて、引きずっていた。

クマはキツネには目もくれない様子だった。

餌食になった動物を食べて、その場を去るとき、

動物の死骸の一部をキツネのそばに残していった。

 

翌日、男はまた森の中を歩いた。

この日もクマはキツネのそばに餌を残していった。

そして、三日目も同じことが起きた。

男はこれまで見たことに思いをめぐらせた。

「もし神が傷ついた一匹のキツネのことを心にかけておられるなら、

私のこともお忘れにならないだろう。

このキツネのように神の愛を信頼し続けよう」

男は森の片隅にひざまずいて祈った。

「父なる神よ、何が起ころうと、あなたを信頼し続けることを、

この傷ついたキツネが教えてくれました。

私もあなたに心からおすがりします」

男はそこに身を横たえ、神が何かをしてくださるのを待つことにした。

一日が経過。何も起こらなかった。

男はお腹がすいてやりきれなくなった。

二日目が経過。何も起こらなかった。

そして三日目が経過。やはり何も起こらなかった。

男は腹を立てた。

「神よ、あなたはあのキツネを私より愛していらっしゃるのですか?

私があなたを信頼しているのに、あなたは私を省みてくださらない。

なぜ、私に食べ物をくださらないんですか?」

 

男は森を出て、町に戻った。

通りを歩いていると、お腹をすかせている貧しい子どもに会った。

これを見た男は、神をののしった。

「神よ、ひどいではありませんか?

なぜ、あなたはこのあわれな子どもに何もなさらないのですか?」

「私は何かをしたのだよ」

神の声が聞こえてきた。

「私はあなたを人間として創造した。

だが、私はあなたに失望している。

あなたはあのクマを見習うこともできたのに、

あのキツネのようであり続けようとしている」

 

(中略)

 

№49

コスタリカの漁師とアメリカ人旅行者

 

ここはコスタリカの小さな漁村である。

一人のアメリカ人旅行者が桟橋に係留してあるボートに近づいて行った。

ボートには大きなカジキマグロが数本入っていた。

旅行者は漁師に尋ねた。

「何時間くらい漁をしていたの」。

漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。

「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」

「自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だ」

「じゃあ、余った時間は何をしているの」

「日が高くなるまでゆっくり寝ていて、それから漁に出る。

戻ってきたら子どもと遊んで、女房と一緒に昼寝して、

夜になったら友達とワインを飲んで、友達とギターを弾いているのさ。

旦那、することがいっぱいあって毎日、けっこう忙しいんだよ」

 

旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間としてアドバイスしよう。

いいかい、君はもっと長い時間、漁をするべきだ。

それで余った魚は売る。

お金が貯まったら大きな漁船を買う。

そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。

その儲けで漁船を二隻、三隻と増やしていくんだ。

やがて大漁船団ができる。

そうしたら仲介人に魚を売ることはやめだ。

自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。

その頃には君はこのちっぽけな漁村を出て、

コスタリカの首都サンホセに事務所を構える。

やがてロスアンゼルスやニューヨークにも進出できるだろう。

漁獲から加工、販売までを統合してオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

 

漁師は尋ねた。

「旦那、そうなるまでにどれくらいかかるんですか?」

「十五年から二十年くらいだな」

「で、それからどうなるんで?」

旅行者は笑って言った。

「うん、ここからが肝心なんだ。

時期が来たら上場する。そして、株を売る。

君は億万長者だ」

「なるほど。そうなると、どうなるんで?」

 

「そうしたら仕事から引退して、

海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、

日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんと昼寝して過ごして、

夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。

どうだい。すばらしいだろう」

 

 

 

2018年1月14日(日)

 

【編集後記】

 

どの寓話も「深い」ですね。

これらの教訓をどのように読み解くかは、あなた次第。

 

お役に立ちましたら幸いです。

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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【855号】「会話力」で相手を圧倒する 大人のカタカナ語大全 「語彙力がない」を解決する とっておきのコツ、教えます!

2018-01-07

 

謹んで新春のお喜びを申し上げます。

 

我が家の元旦は、妻と3人娘と揃って、雪ヶ谷八幡神社への初詣。

(おじいちゃんおばあちゃんの老夫婦は仲良く別コースにて参拝)

 

雪ヶ谷八幡神社は、450年前の昔より「雪ヶ谷の里」を守り続けている氏神様で、

自宅から徒歩10分の近所に鎮座しています。

昭和の大横綱「大鵬の出世石」でも有名な古寺です。

 

実は私、今年の願い事は、一切しませんでした。

願望や目標は、心の内に留め、

平和な日本で家族7人が健康に暮らせている御礼のみ、

その感謝・感謝の気持ちを込めて、手を合わせてきました。

 

その後、おみくじを引いてみると、ひかえめに 『小吉』でした。

(妻は「大吉」を引きましたが…)

ここのところ毎年ずっと連続で「大吉」を引き続けてまいりましたが、

(十数年の間、不思議なほどに「大吉」ばかりでした)

 

ただ今年は逆に『小吉』を引けたことで、

なんだか肩の力が抜けて、ささやかな幸せを実感しています。

(決して負け惜しみや強がりではなく…)

 

年越しの瞬間も、例年ならば、

娘たちと派手なカウントダウンで新年を迎え、

家族みんなとハイタッチで盛り上がるのが恒例だったのですが、

今年に限っては、ベッドにころがり一人で本を読んでいるうちに、

うたた寝をしてしまい、気がついたらとっくに年を越していました。

 

あっさりした自然体の年明け。

平穏な安堵感に包まれた、ほんわかした新年を迎えています。

 

かつてのギラギラした野心や貪欲さを追求するステージは卒業したのか、

これほど「レットイットビー」な新年を迎えるのは初めてのことです。

 

人は幸福に「なる」のではなく、幸福で「ある」のだと、

改めて気づかれた初春でございます。

 

とはいえ、4日から出勤し、仕事がはじまるとなれば、

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やはり、⤴やる気があふれてまらない気持ちが抑え切れません。

 

生保業界初のハイブリット・チャネルへの歴史的な挑戦は、まだまだ続きます。

さらなる大躍進の年にしたいという決意の元、モチベーションは上がるばかりです。

 

一方で、本年も読者ファンの皆さまとのご縁をより一層深めていけますよう、

12作目、13作目と、休日のすべては「執筆」に捧げる年にしたいと思っております。

 

このメルマガ配信も、毎号・毎号…ロングメールにて大変恐縮ではございますが、

皆さまの人生がより豊かになる「名文の抜粋」と、

ひとり言のような「前置きメッセージ」をお届けしてまいります。

 

旧年中は一方ならぬお引き立てを賜りまして誠にありがとうございました。

 

本年も相変わらぬご支援「ご愛読」のほど宜しくお願い申し上げます。

 

 

さて、年末にお伝えした2018年初春のグッドニュースですが・・・、

皆さん、覚えてくれていますでしょうか?

 

えっ? いったいなんのことか? ですって?

 

えー、そうなんですかぁ。

はい、わかりました。

では、リマインドを!↓

 

来たる1月15日(月)19時~20時

ぜひとも皆さんには、その時間帯・・・、

スマホを手に取っていただくか、パソコン前に陣取ってほしいと思います。

(手帳にメモっておいてください)

 

なぜなら、このたび私早川を講師として、

オンライン動画学習サービス「Schoo(スクー)」より、

番組への出演オファーがあったからです。

 

「Schoo(スクー)」というのは、

オンライン動画で学べる国内最大の生放送コミュニケーションサービスで、

30万人以上の会員へ大人の学習コンテンツを提供しています。

 

実は、拙著「やる気があふれて、止まらない」を読んだ番組のディレクターさんが、

目から鱗が落ちるほどの感銘を受けてくださったようで(ご本人談)、

このたびの依頼となった次第です。

 

となれば当然、私が担当する授業のタイトルは、

『やる気があふれて止まらない 9つの習慣』となりまして、

新刊「36の習慣」の中から9つのメッセージを厳選し、お届けすることに!

 

もうすでに新刊を読破している予習済みの方も、

まだ読んでいないという「やる気初心者」の方も、

ライブ感覚でのトークを存分に楽しんでいただけるのではないでしょうか。

 

当日、渋谷のスタジオでは、共演の「美人アナウンサー」が、

生放送授業の進行をサポートしてくれるらしいので、

軽妙な掛け合いも楽しんでいただけるのではないかと思います。

 

皆さんからも、1時間の生放送授業中は、私へ質問のコメントをしたり、

他のユーザーと一緒に楽しく学ぶこともできるそうです。

 

早川勝の授業紹介ページは、コチラです↓

https://schoo.jp/class/4748?admin=KGKjRS6ZSd0SVZ8OkV8HEg%3D%3D

「やる気があふれて止まらない9つの習慣」

 

どなたでも、無料の会員登録をすれば、視聴できます。

メールアドレスまたはFacebookアカウント、Yahoo! IDを使用すれば、

登録は簡単、3分で済みます。

 

「受けたいボタン」を押すと、リマインドメールが届き、

忘れず受講することもできます。

 

生放送はすへて無料で視聴ができますが、当然ながら録画はできませんので、

別の日に見たい人や、繰り返し視聴したい場合は、

有料会員(月々980円または1980円)になる必要があります。

 

ぜひ、1月15日(月)19時からの「無料生放送」をお見逃しなく!

 

しばらくお会いしていない方には、

久しぶりに「生」の早川勝がご挨拶させていただけますね。

オンラインでの再会を楽しみにしております。

 

スクーでは、そのほかのラインナップとして、

たとえば今週は、次のような「授業」があります。

 

1月7日(日)  21:00 – 22:00

「働くと幸せ」を考える僕らの哲学座談会 -恋する・働く・AIと生きる-

https://schoo.jp/class/4570

 

1月8日(月)19:00 – 20:00

月曜から筋トレ -カラダひとつで効果確実、人生が変わるボディメイク術-

https://schoo.jp/class/4714

 

1月9日(火) 21:00 – 22:00

学習環境デザイン入門-創発と学習を”場”から仕掛ける技術

https://schoo.jp/class/4721

 

1月10日(水) 21:00 – 22:00

マインドマップの教科書 入門編 -脳の自然な働きを活かしたノート術-

https://schoo.jp/class/4637

 

1月11日(木) 21:00 – 22:00

ストレスレスな職場環境を作る実践的ケーススタディ

https://schoo.jp/class/4734

 

1月12日(金) 21:00 – 22:00

初対面の人とアガらずに話す実践テクニック

https://schoo.jp/class/4728

 

1月13日(土) 19:00 – 20:00

一流の学び方 -稼ぎに繋げる大人の勉強法-

https://schoo.jp/class/4726

 

▽今月の全授業がわかる時間割はこちら

https://schoo.jp/calendar?d=2018-01

 

ほかにもたくさんのためになる番組が目白押しですよ。

ぜひ、ご覧になってみてください。

 

実は有り難いことに、その数ある授業の中から、

1月15日放送の「やる気があふれて止まらない9つの習慣」を

▽ピックアップ授業に選出していただきました。

https://schoo.jp/class/4748

 

その月で人気が出そうな授業が5つだけ選ばれ、

サイトのTOPページやスクーのメールマガジンで

イチ押しコンテンツとしてPRしてくれるとのこと。

 

さてさて、いったいどんな番組になるのか、

ぶっつけ本番ですが、暴走しないように気をつけながら、

「究極のモチベーション」を発信していきたいと思います。

 

皆さん、どうぞお楽しみに!

 

 

 

以上、新年のご挨拶はここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(683冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【カタカナ語の威力】

です。

あなたはいくつの「カタカナ語」を知っているでしょうか?

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.683

「会話力」で相手を圧倒する

『大人のカタカナ語大全』 

「語彙力がない」を解決する とっておきのコツ、教えます!!

話題の達人倶楽部〔編〕

青春出版社

 

 

オルタナティブ

直訳は「代替」または「二者択一」だが、

もうひとつの新しいスタイルという意味で使われることが多い。

「オタルタナティブ投資」(従来とは違う金融商品への投資)や、

「オルタナティブ医療」(西洋医療に対する東洋医療など)のように、

他の言葉にくっつけて使うことが多い。

かつてブームになった「オルタナティブ・ロック」は音楽ジャンルのひとつで、

ここでは「従来とは異なる」というニュアンスが強調され、

「異質」や「型破り」な音楽を意味した。

アメリカでトランプ大統領が登場して以降は、「オルタナティブ・ファクト」

(代替的な事実=つまりはウソ)という言葉がよく聞かれるようになった。

 

(中略)

 

オーソライズ

「許可する」「正当と認可する」「公認」などの意味を持つ。

IT関連では、ソフトウェアやプログラムにアクセスする権限のことを指すこともある。

また、オフィスなどでは「部署のメンバーのオーソライズを得ているので問題ありません」

というように、「コンセンサス(合意)」と同義で使われることも。

ちなみに、「オーソライズド・ジェネリック」といえば、

新薬会社から正式に認められた「ジェネリック医薬品」(後発医薬品)のこと。

 

(中略)

 

リクープ

「開発コストをリクープする」などのように使われる。

「費用を回収する」「損失などを取り戻す」という意味の言葉。

ちなみに、投資した費用を回収して利益が出る損益分岐点のことを

「リクープライン」という。

 

オーセンティック

「本物である」「信頼できる」「正統派の」という意味の言葉。

たとえば、正統派のバーのことを「オーセンティックバー」というが、

ファッションでは正式な着こなしや正統派の装いのことを表す。

また、サッカーなどスポーツチームのユニフォームにおいては、

見た目のデザインだけでなく選手が実際に着ているのと同じ機能性や素材のものを

「オーセンティックユニフォーム」、

デザインは同じでもサポーター用に作られたものを「レプリカユニフォーム」と呼ぶ。

 

(中略)

 

オケージョン

特定の「場合」や「機会」を表す言葉。

日常のシチュエーションというよりはもう少し特別なものを意味し、

「冠婚葬祭」などもこれに当てはまる。

いわゆる「TPO」のOに当たる英単語で、マーケティング用語として使うときも

TPOを含めたニュアンスで「もう少しオケージョンを意識して」とか

「新たなオケージョンを設定して考えよう」というような用法になる。

 

(中略)

 

コンフリクト

主に「対立」の意味。軍事的な闘いから口論、

パソコン内のソフトウェアやファイル同士のトラブルまでをも含む、

さまざまな衝突の言い換えで使われる。

企業の中には、問題のタネになりがちなコンフリクトを組織の成長の機会にすべく、

あえて受け入れたうえで、問題解決に導く

「コンフリクト・マネジメント」という考え方を実践しているところもある。

 

(中略)

 

プロトタイプ

「原型」の意味。

「あの車はプロトタイプから別モノに仕上がったな」

のような「試作品」の言い換えでも使われる。

IT業界でもプロトタイプといえば、

動作などを確認するだけのソフトウェアの試作品を意味する。

 

(中略)

 

ブラフ

「はったり」「こけおどし」「虚勢」など、

実力以上のものがあるように空威張りをすること。

カードゲーム、特にポーカーで、自分の手は弱いのに

強いように見せかけることもブラフという。

「ブラフをかける」「ブラフをかます」などのように使われる。

 

(中略)

 

バーゲニング。パワー

バーゲニングは「交渉や駆け引き」のことで、

そこにパワーがつくと交渉力や対外交渉能力を表す。

外国との国益を守るために必須なのが、バーゲニング・パワーである。

「バーゲニング・パワーの強化が不可欠だ」というように使う。

 

 

(中略)

 

ハーモナイゼーション

「協調」「調和」「調整」などと訳せる。

お金に関する制度などに関して、「国家間のハーモナイゼーションが必要だ」

といった形で使用する。特にWTO(世界貿易機関)では、

税率の高いものほど引き下げ率を大きくする「関税引き下げ方式」を指して

ハーモナイゼーションと呼んでいる。

 

(中略)

 

オブジェクション

海外のドラマや映画ファンなら、裁判のシーンでよく出てくるワードなので

おなじみかもしれない。日本語では「異議」あるいは「異議を申し立てる」場合に使う。

その異議をひっくり返す対応という意味の「オブジェクション・ハンドリング」

という言葉もある。これは反論された場合に、自分の望む結論に導くこと。

 

(中略)

 

コンテンポラリー

「現代的な」「同時代の」「今風な」という意味の言葉。

芸術や音楽の分野でよく使われるほか、

ファッションの分野でも現代的な衣服について用いられる。

「コンテンポラリーアート」は、ごく最近の現在進行形の芸術に対して使われる言葉で、

近代・現代芸術を意味するモダンアートとは区別される。

 

(中略)

 

ギミック

「仕掛け」や「からくり」のこと。

広告の分野では、消費者に商品やサービスに興味を持たせて

購買欲求へとつなげていく仕掛けのことをギミックといい、

「ギミックをきかせた広告をつくる」などのようにいう。

また、テレビなどでの音楽や映像の特殊効果もこの語で表す。

 

ローンチ

直訳すると「立ち上げる」とか「打ち上げる」という意味で、

ビジネス用語では新しい製品やサービスの提供を開始すること。

「新規サービスをローンチしました」など、

IT業界では新しいWEBサイトやアプリを世に送り出すという意味にも使われる。

「リリース」と似ているが、

時系列でいえばリリース(発表)してからローンチ(送り出す)

という感覚で使われることが多い。

 

(中略)

 

コンテクスト

「文脈」や「背景」「前後関係」を意味する言葉。

「コンテクストを踏まえて検討するように」などのように使われる。

消費者の状況や行動といったコンテクストを把握して特定のニーズを見つけ出し、

それに対応した商品やサービスを提供することで

効率的なマーケティングを行う手法を「コンテクスト・マーケティング」という。

 

(中略)

 

モラトリアム

「猶予」のこと。英単語の意味としては「支払い猶予」の意味もあるが、

「大人になるまでのモラトリアムはもう終わった」のような使い方が多い。

年齢的には立派な大人なのに、社会人になるのが嫌で

精神的に成長できない人間を指して呼ぶ「モラトリアム人間」という言葉も流行した。

 

(中略)

 

ディテール

「細部」を意味する。

もともとは建築や芸術の分野で使われる言葉で、

「ディテールにいたるまでこだわっている」「このあたりのディテールがみごとだ」

というように使う。それが転じて、仕事などの細かい部分を指す場合もある。

 

(中略)

 

ステレオタイプ

個性や新鮮味のない、画一的でありふれた発想や言動のこと。

「紋切り型」という言葉に近い。

「それはあまりにもステレオタイプな見方ではないでしょうか」などと使う。

もともとは社会学の用語で、

同じ言動をする人が世の中に広がっていく現象を説明するときに使う。

 

(中略)

 

アイロニー

「皮肉」「あてこすり」のこと。反語的・逆説的なもの言いを指す。

「ちょっとしたアイロニーを含んだ言葉だね」などと使う。

もともとは、「無知なふりをして、知者を自任する相手を問答し、

その無知さを暴いてしまう」というソクラテスの問答法から生まれた言葉である。

 

(中略)

 

ロスト・ジェネレーション

朝日新聞が命名した、1970年代から80年代初頭生まれの世代のこと。

「ロスジェネ」と略される。この世代に多いフリーター、ニート、ひきこもり、

派遣労働者、就職難民たちを総称する言葉として用いられ、しだいに広がっていった。

1990年代半ばから2000年代初頭のバブル崩壊後の「失われた10年」に

社会人となった世代で、氷河期世代、難民世代、貧乏くじ世代とも呼ばれる。

 

(中略)

 

□ レコメンド

「推薦」「おすすめ」のことだが、「レコメン」や「レコメ」と略されることも多い。

買い物など迷っているときには、「今週のレコメンはこちら!」

などと書かれたチラシやポップがあると、つい背中を押されてしまう。

 

(中略)

 

アジテーション

人の気持ちをあおり立てて広く影響を及ぼし、行動へと導こうとすること。

「煽動」。「アジ」と略され、「アジる」などと動詞化して使ったり、

名詞形を変形させて「アジケートする」ということもある。

また、人々を煽動する者を「アジテーター」という。

似たような言葉に「プロパガンダ」があるが、こちらは政治的な意図をもって、

主義・主張を一方的に宣伝するという意味で使われる。

どちらもあまりいい意味では用いられない。

 

(中略)

 

アフォリズム

著名な人物が残した深みのある言葉や名言のなかでも、

特にものごとの事実やあるがままを鋭く、

簡潔な言葉で言い当てた語句や警句にあたるものをアフォリズムという。

どちらかというと辛口で刺激が強いものが多いが、

聞けば聞くほどそのよさが伝わってくる。

 

(中略)

 

□ メタファー

ものごとを他のものに例える表現方法。

その際に「~のようだ」などの直接的な表現を用いないのが特徴で、

そこから「隠喩」「暗喩」と訳されている。

作家の村上春樹氏の作品には、このメタファーの言い回しがよく見られる。

反意語は「シミリー」(直喩)。

 

(中略)

 

□ オーガナイザー

「まとめ役」の言い換えだが、

組織のトップや主催者、発起人という意味で使うこともある。

「オーガナイザーにはあの人が向いている」とか

「彼がオーガナイザー役を買って出てくれた」などといわれる。

また、「イベントオーガナイザー」「パーティーオーガナイザー」

(イベントやパーティーの人集めなどをする人)のように、

ここから派生した言葉も増えている。

 

(中略)

 

日本人には褒め言葉でも、

アメリカ人にはNGなワード

 

◇ ダンディ

男性の服装や振る舞いが洗練されて洒落た感じ、

年齢を重ねてにじみ出てくる粋な雰囲気というニュアンスも加味される。

ところが英語では、服装や見た目ばかりを気にして仕事もろくにできない奴、

という意味になる。

アメリカ人に言われるか、日本人に言われるかで意味はまったく違う。

 

◇ ナイーブ

ナイーブな人と言ったら、日本では「純粋で素朴で、繊細な人」を指す。

ところが英語圏では「世間知らず」「単純」「未経験の甘ちゃん」という

マイナスの言葉になってしまう。

アメリカ人に向かってI’m naïve.などと言うと、

「私は世間知らずの甘ちゃんです」と言っていることになる。

 

(中略)

 

グリーフワーク

大切な人を亡くし、深い悲しみに陥った心が立ち直っていく「癒しのプロセス」のこと。

亡くなったことを受け入れて現実に適応していけるよう、

心理的な技法や精神科医などの専門知識を用いて行われることもある。

また、このような精神的な立ち直りをそばで支援することを「グリーフケア」という。

 

(中略)

 

ソーシャルキャピタル

直訳すると「社会資本」だが、

道路や橋、ライフラインといった社会インフラのことではない。

地域や社会における人と人との結びつきを表す概念のことで、

「社会関係資本」と訳される。

他者との交流や信頼といったソーシャルキャピタルが豊かなほど、

その地域の治安や経済、人々の健康、幸福感などにいい影響があるとされる。

 

(中略)

 

マイルドヤンキー

〝マイルドになったヤンキー〟という意味の造語で、

なじみのある地元から出ようとはせず、

同年代の友人や家族との仲間意識を基礎とした生活を営む現代の若者を指す言葉。

地元に根ざし、その行動エリアは半径5キロメートル以内ともいわれる。

マーケティングアナリストの原田曜平氏が自著で提唱し、

2014年の新語・流行語大賞にもノミネートされ話題になった。

 

(中略)

 

トレード・オフ

一方を追求すると他方が犠牲になる、

というような両立することが難しい経済的関係のこと。

たとえば、ある商品を販売する際に、高い品質を保ちながら価格を抑えることは難しい。

この場合、「高品質」と「低価格」は相反するトレード・オフの関係にあるといえる。

英語のtradeとは、「取り引き」などを指す言葉で、

取り引きがオフ、つまりは成立しないという意味になる。

 

(中略)

 

コンサバティブ

「保守的な」「伝統的な」「保守派」を表す言葉。

ファッション業界では、流行やトレンドに左右されない基本ファッションのことを指し、

「コンサバ」と略される。いわゆる「コンサバ系ファッション」は、

奇抜なスタイルを求めず、上品で落ち着いた色やデザインの装いが中心となっている。

 

(中略)

 

ノーマライゼーション

「正常化」を意味する言葉で、「ノーマリゼーション」ともいわれる。

高齢の人も若者も、障害を持つ人もそうでない人も、一緒に助け合いながら

通常(ノーマル)の社会生活を営んでいくべきであるという考え方のこと。

1960年頃に北欧で生まれた概念。

誰もが不自由なく暮らせるように社会のバリア(障壁)を取り除く

「バリアフリー」もその一環である。

 

(中略)

 

正しく濁る? 濁らない?

〝発音には要注意〟な言葉

 

×エキシビョン→〇エキシビョン

「模範演技」「展覧会」「公開」「展示」という意味があるエキシビションは、

日本語的な発音からか、エキシビジョン、エクシビジョンなどと間違われることが多い。

フィギュア・スケートなどは「エキシビション」、

テニスなど試合形式のものは「エキシビション・マッチ(ゲーム)」という。

ただし、「エキシビショニスト」というと、

「露出症の人」という意味になるのでご注意を。

 

(中略)

 

×ギス→〇ギ

ギブスという言い方があまりにも普及していて、

Googleで検索すると、ギプスは約126万件、ギブスは約148万件と多い。

正しくはギプス。

「石膏」を意味するドイツ語のGipsが語源である。

 

(中略)

 

シュリンク

市場の縮小などに対して用いられ、

「今後は市場のシュリンクが懸念される」などのように使われる。

「縮むこと」「縮小していくこと」を表す言葉で、

IT業界ではICチップのサイズの縮小化を指す。

また、物流業界では、商品をプラスチックフィルムなどで包んで汚れなどから保護する

密封包装のことを「シュリンク包装」という。

 

(中略)

 

シンギュラリティ

「特異点」を意味する。主にTechnological Singularityのことで、

日本語では「技術的特異点」と訳される。

これは、アメリカの発明家で人工知能研究の世界的権威である

レイ・カーツワイルらが示した概念で、

人工知能(AI)が人間の能力を超える時点や、

そのことで世界にもたらされる変化のことを表す。

 

(中略)

 

アニュアル

「毎年の」「例年の」「年に1回の」といった、通例のものごとを指す場合に用いられる。

アニュアルを用いた言葉としては「アニュアル・レポート」があるが、

これは企業が株主などへ流す年次報告のことを表す。

「アニュアルな出版物」といえば、年1回発行されているということ。

 

(中略)

 

アサインメント

「割り当てられた仕事」や「任務」「課題」のこと。

難しい仕事は「タフ・アサインメント」という。

また、動詞形の「アサイン」は仕事を割り当てる、人材を任命するといった意味になり、

「新しいプロジェクトにアサインした」などのように使う。

 

(中略)

 

シノプシス

「要約」「概要」「まとめ」などを表す。

映画や文学作品のあらすじもシノプシス。

「プロット」も同じ意味で使われる。

「サマリー」「アウトライン」「ダイジェスト」「レジュメ」

……などは要約という意味で、これらも類義語である。

 

(中略)

 

ドッグイヤー

ドッグとはいえ犬のことを意味する言葉ではなく、

IT関連用語。コンピュータやインターネットなど、

情報通信技術の進歩が速いことを指している。

犬は人間の7倍のスピードで歳をとるといわれ、

その犬にとっての1年(year)が過ぎる速さを情報化社会の変化の速さにたとえた。

ちなみに、発音も表記もそっくりで、まぎらわしいのが「ドッグイア」(dog-ear)で、

こちらは、本や雑誌の角を折り曲げて印をすること。

その見た目が、犬の耳に似ていることからついた呼び名。

 

(中略)

 

コンシャス

意識している、自覚しているといった意味の言葉。

かつて一世を風靡した「ボディコン」は、「ボディ・コンシャス」の略。

ボディラインを意識した服ということである。

ほかに、「タイム・コンシャス」や「ライフ・コンシャス」などの言葉があるが、

それぞれのジャンルに対して意識の高い人のことを指す。

「アース・コンシャス」は地球を意識した人、つまり環境を大事にする人のこと。

 

(中略)

 

ゴールドカラー

「ホワイトカラー」(主に事務職に従事する人)や

「ブルーカラー」(業務内容が主に肉体労働である人)の類語で、

アメリカの経営学者ロバート・E・ケリーによる造語。

コンサルタントや経営者的な能力・知識を持ち、会社の規則に縛られず、

独自の見解やライフスタイルで活動する新しい種類のサラリーマン層を指す。

 

(中略)

 

トゥイナー

つつましくバランスを保ち、安定した生活をする人、ほどほどの生活や生き方をする人、

また中流階級的な安定志向の人。中間を意味するbetweenからの造語である。

米国で1980年代に台頭した都市生活をしながら富と権力を求める若手エリート

「ヤッピー」に対して、それ以降に現れた生活スタイル。

 

(中略)

 

アクチュアリー

生損保、銀行などにおいて保険料や契約者の配当の算出を担当する経理の専門家のこと。

映画「ラブアクチュアリー」は綴りの違うActually(実際に)。

「愛の保険料算出家」ではなく、「実際、愛は…」といった意味。

 

アントンプルヌール

フランス語で起業家。「アントレプレナー」ともいう。アメリカで使われるうちに、

リスクにひるまずに起業するという意味合いが加味されていった。

つまり、ベンチャー企業家のこと。

ベンチャーという言葉より、革新的で先進的な起業家を連想させる。

 

(中略)

 

ゼロトレランス

寛容さがないこと。小さな違反でも見逃さずに厳しく取り締まって、

社会的なルールを守らせようとすること。

tolerance(寛容さ)がないことを表し、

アメリカで教育や治安維持に用いられる考え方。

 

(中略)

 

タックス・ヘイブン

「税金避難地」と訳される。

企業を誘致するために課税されなかったり、税率が低い国や地域のことをいう。

たとえば、モナコ公国はタックス・ヘイブンの地として知られている。

たしかに企業にとっては税制で優遇される天国のような場所だが、

ここで使われる「ヘイブン」はhavenで「避難場所」のこと。

Heaven(天国・楽園)ではないので、間違えないようにしたい。

発音もヘブンではなくヘイブン。

 

(中略)

 

日本語と英語では意味がガラリと変わる「人物」ワード

 

◇ フェミニスト

女性に優しい男性。

日本では、男性への褒め言葉として「彼はフェミニストだから」などと使う。

英語では、女権獲得・女権拡張・男女同権を目指すフェミニズムを主張する人のことで、

女性が多い。

日本でフェミニストといわれる男性が、

女性のためにドアを開けたり、荷物を持ったりという行動は、

英語圏のフェミニストからは非難されかねない。

 

(中略)

 

日本語と英語では意味がガラリと変わる「状況」ワード

 

◇ フリー

「自由」「無料」の意味。

日本語で彼女(彼氏)がいないことをフリーというが、

I’m free.と言ったら、「私はただです」と思われてしまうことも。

ちなみにフリーサイズ、リンクフリー、フリートーク、フリーライターは和製英語。

 

(中略)

 

日本語と英語では意味がガラリと変わる「外見」ワード

 

◇ スマート

日本では「細い」「スタイルがいい」という意味に使われる。

あくまでも容姿を表現する言葉であり、内面とは関係ない。

ところが英語の場合は、「頭がいい」「頭が切れる」という意味が中心で、

身なりがきちんとしたという意味があるにはあるが、日本語とは使われ方がかなり異なる。

つまり、たとえば体型が太っている人でも「彼はスマートだ」という場合がありうるのだ。

 

◇ ゴージャス

「豪華な」「きらびやかな」「リッチな」という意味で使われる。

英語には、「素敵な」「格好いい」という意味があり、

日本語のゴージャスとはニュアンスが異なる。

日本語のゴージャスは、お金がかかったきらびやかさをいうが、

英語のゴージャスは魅力的だがお金は絶対条件ではない。

 

(中略)

 

セレンディピティ

思いがけないものを見つけたり、運を引き寄せる能力のこと。

『Three Princes of Serendip』(セレンディップの第3の王子)

というおとぎ話の主人公になぞらえている。

ニュートンの万有引力など、数々の歴史的な発見にも

セレンディピティが大きく影響している。

2000年にノーベル化学賞を受賞した白川英樹博士も

セレンディピティについて大いに語っている。

 

(中略)

 

ステップウェディング

子連れ結婚式のこと。

年々離婚率が高くなっている日本でも、ステップウェディングは増えつつある。

子連れの男女は再婚などで家族になると、「ステップファミリー」となり、

子供と血のつながらない父親を「ステップファーザー」、

母親を「ステップマザー」という。ステップマザーは略して「ステマム」ともいう。

 

(中略)

 

アペタイザー

「食前酒」や「前菜」のこと。

食事を始める前に、食欲を増進させるために軽く口にするものの総称。

そのうち、食前酒は「アペリティフ」、

前菜のみを指す場合は「オードブル」というと間違いない。

 

(中略)

 

ターミナルケア

「終末期医療」のこと。

余命数ヶ月など末期の宣告を受けた患者の肉体的・精神的苦痛を和らげながら

心静かに残りの人生を過ごせるよう、積極的な延命治療を行わず、

患者とその家族のサポートに徹する。

「在宅でのターミナルケアを受ける」のように使われる。

関連して「バリアティブケア」という言葉もあるが、こちらは「緩和治療」のこと。

痛みを取り除くことを最優先する治療を行う。

 

(中略)

 

ブロークンウィンドーセオリー

窓が1枚割れただけのビルでも、放置しておけば防犯に配慮していないと思われて、

いつのまにかビル全体の窓が割られていく―――というように、

どんなことでも些細な糸口から大きな損失が始まるという理論。

つまり、小さなうちにきちんと修正しなければならないという考え方。

日本語では「割れ窓理論」と訳される。

「小さな落書きをひとつ放置しただけなのに、

ブロークンウィンドーセオリーで街全体の治安が悪化した」のように使う。

 

 

2018年1月7日(日)

【編集後記】

 いかがでしたか?

 

年明け早々、ロングメールになってしまいましたが、

意外と、知っていたつもりでも、間違って使っていたり、

なかにはあなたが知らないカタカナ語もあったのではないでしょうか。

 

これらのカタカナ語を使いこなせれば、

デキるビジネスパーソンとして一目置かれること間違いなし。

 

たとえば、

「オーセンティックでオルタナティブなリクーププランがオーソライズされたので、

もう少しオケージョンをコンシャスしブラフをかまして

コンフリクトやシュリンクしないようバーゲニング・パワーをブラッシュアップし、

ギミックやアジテーションをケアしながらローンチしよう。

ハーモナイゼーションやオブジェクション・ハンドリングもキャッチアップ。

コンテンポラリーなコンテクストも考えシノプシスにまとめたらアサインだ。

ゴッドはディテールに宿る!」

 

なんて。

カタカナばかりで、無茶苦茶になくならないよう、

くれぐれも気をつけて。

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

【ホームページ】http://tsuitel.in

 

最新刊

「やる気があふれて、止まらない。

――究極のモチベーションをあやつる36の習慣」

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【854号】戦争と平和 『永遠の0』の著者が放つ圧倒的説得力の反戦論!

2017-12-24

 

本日の配信を持ちまして、2017年のラストメッセージとなります。

 

早いもので、あと一週間で今年も終わろうとしていますが、

最後に一つ、年明け早々のグッドニュースをお伝えしておきますね。

 

来たる1月15日(月)19時~20時

ぜひとも皆さんには、その時間帯・・・、

スマホを手に取っていただくか、パソコン前に陣取ってほしいと思います。

(手帳にメモっておいてください)

 

なぜなら、このたび私早川に講師として、

オンライン動画学習サービス「Schoo(スクー)」より、

番組への出演オファーがあったからです。

 

「Schoo(スクー)」というのは、

オンライン動画で学べる国内最大の生放送コミュニケーションサービスで、

30万人以上の会員へ大人の学習コンテンツを提供しています。

 

実は、拙著「やる気があふれて、止まらない」を読んだ番組のディレクターさんが、

目から鱗が落ちるほどの感銘を受けてくださったようで(ご本人談)、

このたびの依頼となった次第です。

 

となれば当然、私が担当する授業のタイトルは、

『やる気があふれて止まらない 9つの習慣』となりまして、

新刊「36の習慣」の中から9つのメッセージを厳選し、お届けすることに!

 

もうすでに新刊を読破している予習済みの方も、

まだ読んでいないという「やる気初心者」の方も、

ライブ感覚でのトークを存分に楽しんでいただけるのではないでしょうか。

 

当日、渋谷のスタジオでは、共演の「美人アナウンサー」が、

生放送授業の進行をサポートしてくれるらしいので、

軽妙な掛け合いも楽しんでいただけるのではないかと思います。

 

皆さんからも、1時間の生放送授業中は、私へ質問のコメントをしたり、

他のユーザーと一緒に楽しく学ぶこともできるそうです。

 

早川勝の授業紹介ページは、コチラです↓

https://schoo.jp/class/4748?admin=KGKjRS6ZSd0SVZ8OkV8HEg%3D%3D

「やる気があふれて止まらない9つの習慣」

 

どなたでも、無料の会員登録をすれば、視聴できます

メールアドレスまたはFacebookアカウント、Yahoo! IDを使用すれば、

登録は簡単、3分で済みます。

 

「受けたいボタン」を押すと、リマインドメールが届き、

忘れず受講することもできます。

 

生放送はすへて無料で視聴ができますが、当然ながら録画はできませんので、

別の日に見たい人や、繰り返し視聴したい場合は、

有料会員(月々980円または1980円)になる必要があります。

 

ぜひ、1月15日(月)19時からの「生放送」をお見逃しなく!

(年明けにも、直前のメルマガ等でリマインドいたしますが…)

 

しばらくお会いしていない方には、

久しぶりに「生」の早川勝がご挨拶させていただけますね。

オンラインでの再会を楽しみにしております。

 

スクーでは、そのほかにも、たとえば次のような授業があります。

 

12月25日(月) 21:00 – 22:00

▼「1分でも早く帰りたい人のための時短仕事術 #5 PowerPoint編」

https://schoo.jp/class/4479

 

12月26日(火) 19:00~20:00

▼「マジ文章書けないんだけど -朝日新聞ベテラン校閲記者が毎月教える一生モノの文章術-」

https://schoo.jp/class/4469

 

12月27日(水) 21:00 – 22:00

「ミニマインドマップ -ランダムで自由な連想から発想を拡げる方法を学ぶ-」

https://schoo.jp/class/4637

 

12月28日(木) 21:00 – 22:00

「いま、ビジネスパーソンが見るべき映画 -ホロコーストを描いた作品から学ぶ-」

https://schoo.jp/class/4569

 

12月29日(金) 19:00 – 20:00

「Touch Designerが創り出すクリエティブの未来」

https://schoo.jp/class/4755

 

12月30日 20:00-21:00

スクー大忘年会 -受講生代表と共に今年の学びを振り返る-

https://schoo.jp/class/4669?ref=nlna

 

▽今週の全授業がわかる時間割はこちら

https://schoo.jp/calendar?ref=nlna

 

ほかにもたくさんのためになる番組が目白押しですよ。

ぜひ、ご覧になってみてください。

 

実は有り難いことに、その数ある授業の中から、

1月15日放送の「やる気があふれて止まらない9つの習慣」を

ピックアップ授業に選出していただきました。

https://schoo.jp/class/4748

 

その月で人気が出そうな授業が5つだけ選ばれ、

サイトのTOPページやスクーのメールマガジンで

イチ押しコンテンツとしてPRしてくれるとのこと。

 

さてさて、いったいどんな番組になるのか、

ぶっつけ本番ですが、暴走しないように気をつけながら、

「究極のモチベーション」を発信していきたいと思います。

 

皆さん、どうぞお楽しみに!

 

 

今年を振り返ってみると、このような機会にも恵まれて、

かつてないほどの最高の一年でしたね。

それもこれもすべては皆様のご支援のおかげでございます。

 

そして、何よりも素晴らしい仲間たちに恵まれ、

こうして家族共に健康で、平穏な年の瀬を迎えていることに、

感謝の気持ちで胸がいっぱいです。

 

昨年、ゼロからスタートした業界初の直販チャネルは、

200名近い組織に成長しました。

「生保業界の変革」という歴史的取り組みでありながら、

計画以上の高い生産性を維持しています。

 

そして、ライフワークである執筆活動においても、

11作目(海外翻訳版も含めると12作目)を出版することができました。

http://tsuitel.in/books/book_list/index.html

 

Wikipediaにて〝ライフワーク”の意味を調べてみると、

次のように説明されていました。

作家の本田健は、「ライフワークとは、

自分のなかにある《幸せの源泉》から湧き出る情熱を使って自分らしさを表現し、

まわりと分かち合う生き方」と定義している。

 

「幸せの源泉」とは、そこにつながるだけで、本人が幸せになるようなこと。

その人らしい本質で、静かなワクワクを感じ、つきることのない情熱がある場所である。

 

また、作家の外山滋比古は、「ライフワークとは、

それまでバラバラになっていた断片につながりを与えて、

ある有機的統一にもたらしてゆくひとつの奇跡、

個人の奇跡を行うことにほかならない」と述べている。

 

その人にしかできない、一生をかけてする仕事や事業、

それがライフワークである。

(以上、Wikipediaより引用)

 

まさに私にとっても、「生保ビジネス」と「執筆」という二刀流は、

〝ライフワーク〟なのだなぁとつくづく感じ入る〝奇跡の一年〝でした。

 

皆さんの応援のおかげであると心から感謝しております。

本当にありがとうございました。

 

来年もワクワク感があふれて止まりません。

引き続き平成三十年も、皆様のお役に立てるメッセージを発信してまいる所存です。

より一層のご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

来年も皆様のご健勝とご多幸をお祈りしております。

やる気があふれて止まらない よい年をお迎えください。

http://tsuitel.in/books

 

 

 

以上、年末のご挨拶はここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(682冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【平和】

です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.682

『戦争と平和』 

『永遠の0』の著者が放つ圧倒的説得力の反戦論!

日本人は戦争に向いていない民族であった

百田尚樹著

新潮新書

 

 

米軍に奪われたガダルカナル島の飛行場を何としても奪還しようと考えた日本軍は、

ラバウル航空隊を毎日にようにガダルカナル島に向けて出撃させました。

その主力は一式陸上攻撃機(一式陸攻)という爆撃機で、ゼロ戦はその護衛です。

 

ところがこの攻撃は搭乗員たちに恐ろしい負担を強いるものでした。

というのはラバウルからガダルカナルまでの距離は約一〇〇〇キロもあったからです。

一式陸攻もゼロ戦も長大な航続距離を誇る飛行機でしたが、

それでも往復二〇〇〇キロはギリギリです。

 

片道三時間以上、往復七時間近く飛行機に乗り続けるわけですから、

この過酷さは想像もできません。

ゼロ戦の搭乗員たちは民間航空のパイロットとして操縦しているのではありません。

狭い操縦席で大変なG(重力)に耐えながら、極限の緊張状態で操縦するのです。

これがどれだけ大変なことか、自動車を運転する方ならばよくおわかりでしょう。

現在の快適な自動車であっても、六時間休憩なしで運転し続けるのは大変です。

ましてやいつ敵に攻撃されるかという緊張感を保ち続けなくてはならないのです。

 

いかに世界最高峰のパイロットといえども人間ですから、

こんなことを連日やらされたら、体がもつはずがありません。

しかもゼロ戦の場合は、ガダルカナル上空において敵戦闘機との空中戦があります。

しかし空中戦ができる時間はわずか数分です。

空中戦は大量に燃料を消費するので、

一〇分以上続けると、帰りの燃料がなくなるのです。

 

ラバウルが「搭乗員の墓場」と呼ばれた時代、

そこで生き残った本田稔さんというゼロ戦パイロットの方に、

ある時、お話を伺ったことがあります。

撃墜王でもあった本田さんはこんなことを仰っていました。

 

「おそらく撃墜された搭乗員よりも、

燃料切れで墜落した搭乗員や、

途中の洋上飛行で疲労困憊のあまり海に墜落した搭乗員のほうが

圧倒的に多いでしょう」

 

実際に、本田さんは目の前で海に墜落していく仲間を何人も見ておられます。

横に並んで飛んでいた飛行機がゆっくりと高度を下げていく――

疲れ切った搭乗員が眠っているのです。

目を覚ませ! 落ちるぞ! と思ってもどうすることもできないのです。

そうして海に落ちていった飛行機を、本田氏は何機も見たと言いました。

 

(中略)

 

このような過酷な作戦に投入するゼロ戦に、

日本海軍は連日のように熟練搭乗員を起用しました。

困難なミッションだからということもあるでしょうが、飛行機が大事だったからです。

高額な飛行機を簡単に落とされては困る。

若い未熟な搭乗員に任せるとそのリスクが高くなる、という計算があったのです。

 

その結果、熟練搭乗員は酷使されます。

当時の戦闘記録を見ると、一週間に五回とか六回出撃したという例まで見られます。

常識的に考えて、いくらなんでも無理です。

普通七時間近くも飛行したら、次の日は体なんか動きません。

それなのに、「明日も行け」と命令が出る。さらに翌日も。

こんなことが続けば、熟練搭乗員の能力も低下することは避けられません。

 

また彼らはガダルカナル上空での空戦にも大きなハンデを背負っていました。

前述した数分という空戦時間もその一つですが、

帰路の燃料をたっぷりと積んでいるだけに、重い機体での戦いとなるからです。

 

一方、迎え撃つ側のグラマンF4Fは身軽です。

ホームタウンでの戦いですから、燃料は少なくていいのです。

その分、目いっぱい戦える。

しかも、いざとなったら落下傘(パラシュート)で基地近くに降下できます。

 

これほどのハンデを背負ってもゼロ戦はグラマンF4Fと互角以上に戦いました。

いかに熟練搭乗員が操るゼロ戦が強かったかがわかります。

 

しかし、どれだけ世界最高峰の飛行機と搭乗員を持っていても、

これだけ不利な状況で消耗戦を続けていては、長期的に見た場合、勝ち目はありません。

 

当時の司令部が何を考えていたのか、理解に苦しみます。

 

一部の働ける人間をとことん使い尽くすというやり方は、

最近のブラック企業に通じるものがあると感じます。

 

(中略)

 

日本軍の場合、遠方に出撃する搭乗員は落下傘すら持たずに出撃していました。

自軍近くでの迎撃戦では落下傘を搭載していましたが、

それ以外の時は、戻ってこられないならば死を選べということだったのです。

だから攻撃を受けて、自軍の基地に戻れないとなると簡単に自爆していました。

捕虜になるくらいなら死んだ方がマシだ、と考えたわけです。

 

アメリカ軍は、普通レベルのパイロットですらとことん大事にしました。

ゼロ戦よりもグラマンの方が防御能力が高かったことはすでに説明しましたが、

アメリカ軍では飛行機が撃墜された時の対策もきちんと考えられていました。

 

パラシュートを積むのは当然でしたし、

グラマンF4Fには水上に不時着したことも考えて救命用のゴムボートや救急セット、

海水を真水に変える装置まで積んでいました。

 

さらに笑い話のようですが、釣竿まで用意してありました。

いざとなったら魚を釣って生き延びろ、ということです。

救命ボートの中には無線も積んでいるので、救助を求めることもできます。

実際にアメリカ軍の場合は、たった一人のパイロットを救うために

潜水艦が出動することも珍しくなかったのです。

 

さきほどゼロ戦の無茶苦茶なブラック職場ぶりをご紹介しましたが、

もちろんそのようなこともアメリカでは考えられません。

 

戦闘機や爆撃機の搭乗員は、一回出撃すれば何日間かは休みが与えられますし、

何ヶ月か最前線の勤務を続けると、後方勤務に回されることになっていました。

 

これならば、パイロットの疲労も少ないので、集中力も能力も十分に発揮できますし、

「あと〇日で後方勤務だ」とわかっていれば、

何としても生き延びようと気合も入るというものでしょう。

 

ここは日本との大きな違いです。

日本軍の場合、毎日のように使われ、しかもそれがいつ終わるかもわからない。

極限の緊張が連日続き、先が見えない――こんな状態では集中力が落ちますし、

心の底に一種の厭世観を抱いてしまうのではないでしょうか。

 

つまり「どうせ、いつか死ぬ」という気持ちになり、

やがては死を前提にして戦うということになります。

 

日本軍に限らず、ドイツ軍も似たようなところがあったようです。

 

なぜ、アメリカ軍はパイロットの命を大事にしたのか、

これはアメリカのヒューマニズムと思われていますが、実はそれだけではありません。

 

そこには彼らなりの冷徹なコスト計算があったのです。

彼らはパイロット一人を育成するのに、

どれだけのお金と時間がかかっているのかを冷静に見ていました。

パイロット一人を失うということは、その養成にかけた時間と費用、

すなわちコストを無駄にしてしまうという考え方です。

 

だから、パイロットを助けるのに少々のコストをかけても十分に見合う、

というのが彼らの基本的思想なのです。

これは極めて合理的な考え方です。

 

それだけではありません。

彼らパイロットが撃墜された経験も貴重な知見になるのだと考えていました。

 

仮に何らかのミスが原因で撃墜されたとしても、

それを教訓としてフィードバックすればいいということです。

「俺はこういうことをやって、やられてしまったから、次からはやってはいけない」

といった教訓を共有できるようにしたのです。

また敵の攻撃方法も共有できます。

 

彼らの人命救助は徹底しています。

B29はマリアナや硫黄島から日本を空襲するために出撃しましたが、

その間の海上には何十隻も潜水艦が配備されていました。

その間に不時着したら、すぐに救助できるようになっていたのです。

 

実際に潜水艦によって助けられたB29の乗員は二〇〇〇人以上とも言われています。

アメリカ軍は撃墜されたパイロットたちから、その時の状況を聞き出し、

その教訓を防御に反映させました。

 

この発想は日本にはありませんでした。

搭乗員はやられたらそれでお終いです。

 

日本のやり方が非常に不条理なのは、少数精鋭の搭乗員を育てながらも、

彼らを使い捨てていく戦法を取り続けたことです。

 

私の友人で会社を経営している人から、面白い話を聞いたことがあります。

彼の会社には、ずば抜けた成績を挙げるエース級の営業マンがいるそうです。

彼一人で営業所がもっているというくらいの存在だといいます。

 

「ということは、そういう人間を何人か作れば、会社がうまくいくなあ」

私がそう言うと、友人は即座に否定しました。

 

「百田さん、それは違うんや。

エース級の営業マン一人で成績がグーンと伸びるような事態は、

実はとても怖いことなんや。

だって、そのエースがいなくなったら、ガクッと成績が下がることになるから。

エース一人に頼るようなシステムは危険だから、

企業はそういう構造にしたらあかんねん。

エース以外の人間でも一定の成績を挙げられるようなシステムを作らないと、

会社はもたないんや」

 

なるほどなあ、と思いました。

これは日本軍とは正反対の考え方です。

 

しかし、一部の優秀なエースに頼る、あるいは彼を酷使するというやり方は、

今でも日本社会の中に根強くあるような気がします。

 

私の知る出版業界やテレビ業界を見ていても、エース級の人に仕事が集中して、

 

彼らを使いまわしているような事例はいくらでもあります。

いったん仕事ができるという評価が下されると、

「あれもやれ、これもやれ」となるのです。

 

この話から日米のプロ野球の違いを連想される方も多いかもしれません。

かつての日本のプロ野球では、「投手の肩は消耗品」という考えがなく、

エースはとにかく連投させるという悪しき伝統が長い間続いていました。

 

西鉄ライオンズ時代の稲尾和久投手は、「神様、仏様、稲尾様」の言葉で有名ですが、

昭和三三(一九五八)年の日本シリーズでは何と七試合中六試合に登板、

うち四試合は完投しています。

 

中日ドラゴンズの権藤投手の連投ぶりを評した

「権藤、権藤、雨、権藤、雨、雨、権藤、雨、権藤」という言葉も有名です。

 

ちなみに、稲尾投手は二六歳のときに肩を壊し、

権藤投手も二年でつぶれました。

他にも酷使のせいで若くして投手生命を失った投手はいくらでもいます。

 

一方、MLB(大リーグ)では投手のローテーションも守り、

彼らの肩が消耗しないように細心の注意を払ってきました。

MLBの厳しい球数制限はご存知でしょう。

 

話を大東亜戦争に戻しましよう。

戦況が悪くなるにつれて、日本では海軍も陸軍も、合理主義がどんどん影を潜め、

精神論が幅をきかせるようになってきます。

 

兵力の不足は精神論で補える、という理屈です。

 

いまでも企業やスポーツ関係者に「根性が足りないから出来ないんだ」

ということを言う人はいます。

肉体的限界は精神でカバーせよ、ということです。

 

私は精神力も根性も否定しません。

しかし、そこには限界があることは明らかですし、

ましてや戦場においてはまず合理的な思考に基づく戦術が優先されるべきでしょう。

 

(中略)

 

ここでいったん戦場から視点を変えて、

ゼロ戦がどんな環境で作られていたかを見てみましょう。

ここにも日本の持つ欠点が如実に現れているからです。

 

ゼロ戦を製造していたのは、名古屋にある三菱重工業の工場でした。

問題は、その工場には飛行場がなかった点です。

そのため、ゼロ戦を飛ばして基地まで運ぶことができませんでした。

 

ではどうしたかといえば、せっかく作ったゼロ戦をいったんバラバラに分解して、

荷車に積む。それを牛に引かせて、

約四八キロ離れた岐阜県の各務原飛行場まで一昼夜かけて運んだのです。

一機を荷台三台に分解して載せて、牛三頭に運ばせたと伝えられています。

 

なぜトラックではなく牛なのかといえば、道が舗装されていなかったためです。

車で急いで運んでガタガタ揺れると、精密機械である飛行機が痛んでしまうからです。

そして、この状況は、昭和一五(一九四〇)年の初飛行から

昭和二〇(一九四五)年のポツダム宣言受諾まで、ずっと変わりませんでした。

 

こんなことが信じられますか。

普通ならば、飛行場の隣に工場を作るか、

工場の隣に飛行場を作ることを考えるはずです。

そうでなければ、工場と飛行場の間の道路を舗装して、

車が使えるようにしてもいいでしょう。

 

しかし、当時は道路の舗装すらしなかったのです。

狭い道をカーブするのは一苦労で、

そのために電信柱を動かすといったこともあったそうです。

ちなみに、ゼロ戦に限らず、より大きな一式陸上攻撃機には荷車一三台、

つまり牛一三頭で運んだそうです。

 

なぜこんな馬鹿げたことが続けられたのか――

一言で言えば、原因は日本の縦割り行政の硬直化です。

 

つまり、工場はあくまでも民間のものですが、飛行場となると軍の管轄になるし、

さらに道路を管理するお役所はまた別という具合に、

すべて、管轄が異なるわけです。

だから調整が進まなかったのです。

 

何とも間抜けな話で、

本来は全体を統括する部署なり官庁なりがあれば済む話なのですが、

そうはなりませんでした。

それで、終戦までずっと牛に頼る羽目になったのです。

 

こういうことは、今でも見られる日本の欠点でしょう。

 

(中略)

 

 

第二次世界大戦が始まった時、

スイスはあらためて「中立国」であることを世界に宣言しました。

 

スイス国土に侵入した他国軍には徹底抗戦し、

スイス領空を侵犯する他国軍の航空機は、

連合国側、枢軸国側を問わずすべて撃墜すると宣言します。

実際に、終戦までに二〇〇機を超える飛行機を撃墜あるいは強制着陸させています。

 

ただ、スイス空軍もまた多大な犠牲を払い、終戦期にはほぼ空軍は壊滅状態でした。

しかしヨーロッパ中が火の海になったあの大戦争において、

スイスの国土だけが戦火から免れたのです。

 

またスイスは、仮に他国の軍隊により国土が侵略され、

国家の存立が絶望的になった時は、国内のあらゆるインフラを爆破などにより破壊して、

侵略者に何も与えないとする焦土化作戦を計画していました。

実はこの姿勢は二一世紀の今も変わっていません。

 

スイスは現在も約二一万人の軍人を擁する軍隊を持っています。

ちなみに日本の自衛隊員は約二三万人ですが、

日本の人口が約一億二〇〇〇万人に対して、

スイスの人口は約八二四万人です。

 

スイスは日本の人口の約一五分の一以下なのに、

日本と変わらないくらいの軍隊を持っているのです。

もし日本がスイスと同じくらいの人口比率で軍隊を持てば、

三〇〇万人という規模の軍隊になります。

 

スイスの男性は全員徴兵義務を負っています(女子は任意)。

国内のいたるところに岩山を切り抜いた軍事基地が作られ、

国全体を要塞化しています。

 

国境近くの橋やトンネルには有事の際に

道路を破壊するための爆薬が仕込める作りになっています。

一九九六年以前は市民が家を新築する場合、

核シェルターの設置が義務付けられていました。

 

また兵役を終えた男性は予備役兵として登録され、

自動小銃が貸与され、予備役の立場を離れるまで各自で保管しています。

かつては、弾薬と手榴弾も貸与されている時代もありましたが、

現代では弾薬などは国が保管しています。

 

二十世紀末にソ連が崩壊して、東西冷戦が終わり、

ヨーロッパでは戦争の危機は大幅に減りました。

それでスイスも二一世紀に入ってから、

徴兵を義務から任意にしてはどうかという意見が起こり、

国民投票が行われました。

 

ところが、多くの国民が「まだ徴兵は必要である」と、

任意にするという案を否定したのです。

 

どうですか。

美しいアルプスの牧羊の国というイメージのあるスイスですが、

これほどの覚悟で国防を考えている国家であることは、

多くの読者はご存知なかったのではないでしょうか。

 

驚くのは、これが二〇〇年以上も戦争をしていない国ということです。

 

スイスは平和というものを、いかにして守り抜くか

ということを知っているリアリストの国なのです。

 

世界の要人が使っているというスイス銀行も、

あるいは国防のためにあるのかもしれません。

 

(中略)

 

物理学の法則や数学の公式は、絶対不変です。

一〇〇年経とうが一〇〇〇年経とうがまったく変わりません。

1+1は永久に2です。

 

しかし法律というものは、人類共通の公式があるわけではありません。

それは国や民族によって法律が違うことからもわかります。

また同じ国であっても、時代が変われば法律も変わります。

現代の日本が江戸時代の法律でやっていけるわけがないのは誰が考えてもわかります。

江戸時代であっても平安時代の法律ではやっていけません。

 

これは憲法も同じです。

時代の変化、国民の生活や意識の変化、また国際社会の変化に伴って、

修正していくものであるのは当然です。

 

ところが日本国憲法は施行以来七〇年が過ぎても、一字たりとも変わっていないのです。

 

これがいかに異常なことかは世界の憲法が見ればわかります。

世界中の国は戦後においても何度も憲法を変えています。

二〇一七年現在、アメリカは六回、フランスは二七回、

カナダは一九回、韓国は九回です。

ちなみに、日本と同じく占領軍に憲法を押しつけられたドイツは六〇回も改正して、

自分たちの憲法に作り変えました。

 

日本国憲法に関して、面白い話が残っています。

日本国憲法が施行されてから、三七年後の一九八四年、

憲法学者の西修氏がアメリカに渡り、

日本国憲法の草案を作った元GHQ民放局のメンバーの何人かに会って、

当時のことを訊ねています。

 

この時、会った人全員が、一様に言った言葉があります。

 

「えっ、君らはまだあれを使っているのか?」

 

彼らは、日本が四〇年近く経っても、

自分たちが作った憲法を使っているとは夢にも思っていなかったのです。

 

しかも憲法の専門家でもない自分たちが、

たったの一週間でまとめあげたものなのですから。

 

しかしもっと驚くべきは、それからさらに三〇年以上経っても、

日本国憲法はそのままの状態だということです。

 

ちなみにGHQの民放局が一週間で作った草案は二日で訳されたと言われています。

それで文章におかしなところがいくつもあります。

たとえば、前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、

われらの安全と生存を保持しようと決意した」という文章ですが、

文法的には「公正と信義を信頼して」が正しい表現です。

でも、これさえも直っていません。

 

 

2017年12月24日(日)

【編集後記】

 私は長らくスイス系の金融機関に勤めておりましたので、

「スイスは永世中立国ですから安心です!」

というトークで営業していたことを思い出しました。

 

しかし、スイスの軍隊がこれほどの規模とは…、

しかも徴兵制を国民が望んでいるとは…、

まったく知りませんでした。

 

こうして、〝平和な日本〟で年を越せることに感謝しつつも、

私たちは今、日本海にミサイルが向けてられている不安と混迷の時代を生きています。

 

子どもたちがずっと笑顔でいられる日本の未来のために

何としても戦争を回避し、これを抑止しなくてはなりません。

 

これから私たちはもっと「憲法」についての正しい理解を深め、

改めて一人ひとりが真摯に向き合う必要があるのではないでしょうか。

 

 

さて、大晦日は、メルマガ配信をお休みしますので、

これが今年最後のメルマガ配信となります。

 

今年も一年に渡り、毎度のロングメールにお付き合いいただきまして、

誠にありがとうございました。

 

では、新春2018年にお会いしましょう!

 

ステキなクリスマスイブを!

そして、よい年をお迎えくださいませ。

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

【ホームページ】http://tsuitel.in

 

最新刊

「やる気があふれて、止まらない。

――究極のモチベーションをあやつる36の習慣」

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【853号】どんな相手も必ず“陥落”する、即効トークの秘密、教えます! すごい会話のタネ700

2017-12-17

 

皆さん、もうすぐクリスマスですね!

「Xmasプレゼント」は、決まりましたか?

 

元気を出してほしい親しいご友人へ、

今年もお世話になった大切なお客様へ、

大きく飛躍してほしい職場のお仲間へ、

受験や就職、昇進を控えたご家族へ、

人生を共に歩んでいくパートナーへ、

 

今年は、マフラーなど体が温まるものに添えて…、

もうひとつ、心までも温まるような…、

想いを込めた一冊を、「プレゼント」してみてはいかがでしょうか。

「やる気があふれて、止まらない」        ↓

http://tsuitel.in/books

 

互いに喜びがあふれて止まらないこと、間違いなし。

 

幸せがあふれて止まらない新年を迎えることができるでしょう

 

 

さて、年末ですね。

こうしてXmasを前に、私個人の今年を振り返ってみると、

「生保会社の管理職」「執筆活動」〝二刀流〟もすっかり定着し、

今となっては、平日と休日の使い分けも板についてきた感があります。

 

そう、その〝二刀流〟といえば、

やはり、今話題の「大谷翔平」選手、ですよね。

(到底、私と比較できるレベルではございませんが…)

 

ついに、「エンゼルス」へのメジャー移籍が決まりました。

 

ポスティング・システムは25歳以下の選手のルールが変わり、

松坂やマー君のときのように数十億円の年俸・契約金が乱れ飛ぶような話題もなく、

(日本ハム球団には22億円が支払われますが…)

大谷の二刀流がメジャーで通用するのか、という「実力」に注目が集まっています。

 

大谷選手が「日本のベーブルース」と呼ばれるのは、

同じ日本人として、とても誇らしい気持ちになります。

大いに応援したいですよね。

 

いつかエンゼルスの本拠地があるアナハイムへも観戦に行きたいものです。

 

あれはたしか2012年のMDRT世界大会はアナハイムでした。

大勢の元仲間たちが参加して、大いに賑わった想い出があります。

FacebookなどのSNSを通じても、世界中の生保の仲間が1つになれた大会でした。

いまだかつて最も盛り上がったのがアナハイムの世界大会だった気がしますね。

 

ふたたびアナハイムで生保業界のイベントがあれば、

なんとしても参加し、ぜひ、アナハイムへ飛びたいものです。

 

表彰旅行などをアナハイムのディズニーリゾートで開催してしまう手もあります。

(ご時勢が変わり、いずれチャンスがあれば・・・)

表彰式典にはイチロー(バファローズの監督として?)に登壇してもらいましょう。

などと、勝手に私の中で妄想が膨らんでしまいます!(笑)

 

ちなみに、アナハイムというのは、カリフォルニア州の都市で、

ロスアンゼルスの南東に位置します。

 

茨城の「水戸市」と国際親善姉妹都市の盟約を結んでおり、

水戸市内には「アナハイム通り」なるものがあるらしいですよ。

 

これはちょっとした「雑学ネタ」ですね。

 

ついでにアナハイムを調べてみると、人口は34万人で、

19世紀中盤、サンフランシスコから移住してきたドイツ系の集団移植地として創設。

主な産業は電器機械工業や観光業。ディズニーランドには世界中から観光客が訪れます。

地中海性気候に属し、一年を通じて温暖で、

8月でも気温30度を超えることは少なく、湿度が低くて過ごしやすいんだとか。

 

こんなところも、大谷選手がエンゼルスを選んだ理由だったのかもしれません。

 

「ロスアンゼルス・ドジャース」

「ロスアンゼルス・エンゼルス」を比較すると、

人気は圧倒的にドジャースなのでしょうが、

それは、ニューヨークでいえば、ヤンキースとメッツ、

東京なら、ジャイアンツとスワローズ、

大阪なら、タイガースとバファローズ、

という関係と似ていますよね。

 

エンゼルスは、「ロサンゼルス・エンゼルス」として登場してから、

→「カリフォルニア・エンゼルス」→「アナハイム・エンゼルス」

→「ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム」とチーム名を変えてきましたが、

「カリフォルニア・エンゼルス」を名乗っていた期間が一番長いそうです。

 

ロスアンゼルス・エンゼルスは、1961年、ア・リーグ球団拡張で誕生しました。

私早川とほぼ同い年です(1962年生まれ)。

1979年には通算奪三振王のノーラン・ライアンを擁し、初の地区優勝。

ソーシア監督(今も監督を続けており1570勝)就任3年目の2002年、

ワイルドカードから初のワールドシリーズ進出を果たし、世界一となりました。

2004年以降だけで6度の地区優勝を果たしていましたが、

最近3年間は優勝から遠のき、低迷しています。

 

殿堂入り確実・歴代7位の通算614本塁打の「プホルス」と、

メジャー最高峰の野手・リーグMVP2度獲得の「トラウト」が、

大谷と共にクリーンアップを打つとなれば、

もう楽しみがあふれて止まりませんよ。

 

私個人は、どちらかというと、165キロのスピードボールを投げる大谷投手よりも、

メジャーのデカい球場でホームランをかっ飛ばす 「バッター大谷」を応援したいですね。

 

しかし、エンゼルス・スタジアムというのは、左バッターに不利と言われています。

なぜなら、左翼100メートル、中堅120メートル、右翼106メートル

左翼から中堅まで2.・4メートルのフェンスも右翼方向は5・5メートルの高さで、

プルヒッターの左打者にはホームランが出にくいからです。

 

とはいえ、中堅から左翼方向へホームランを流し打てる強打の大谷選手にとっては、

決して不利とはいえず、むしろ有利といえるのかもしれません。

 

これまた、楽しみがあふれて、止まりませんね。

 

さあ、大谷翔平は、メジャーの「天使」となって羽ばたけるのか!

 

来春の野球シーズンが待ち遠しい、ですよね。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(681冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【雑談の宝箱2】

です。

 

この本、あまりにも、お伝えしたいネタが盛り沢山あり過ぎまして、

先週号と今週号と2回(前半・後半)に分けてお届けしております。

 

前号の前半ネタは、

世の中・社会の話題、グルメ・スイーツの話題、

身近なモノの話題、地理と歴史の話題、でしたが、

今号では、理系の話題(科学・人体)、言葉の話題(日本語・外国語)、

文化とスポーツの話題、動物の話題、などをご紹介していきます。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.681

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南極では、吐く息が白くならないのは?

 

寒い時期は、息を吐くと白く見えるものだが、

極寒の地、南極では息が白くならない。なぜだろうか?

それは、南極の空気がひじょうにきれいだから。

吐いた息は、チリやホコリを核にして水滴となり、それが白く見えるのだが、

南極の空気中にはチリやホコリがほとんど浮遊していない。

そのため、呼気が白く見えることもないのだ。

 

(中略)

 

織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)は、15光年離れている

つまり、光速で移動しても、一年に一度会うのは無理。

 

(中略)

 

献血がいつも呼びかけられているのは?

 

血小板製剤の有効期間がひじょうに短いため、

有効なのは、採決後わずか4日間で、

検査などに必要な時間をさしひくと、実質的に使えるのは3日間ほどなのだ。

そのため、日々献血を呼びかけて、確保しなければならないというわけ。

 

(中略)

 

火葬場で拾う〝喉仏〟は喉仏ではないって本当?

 

本当の話。

本物の喉仏(甲状軟骨)は、軟骨なので、

火葬すると燃えてしまう。

そこで、火葬場では、首の上から数えて二番目の骨を〝喉仏〟として収骨している。

 

(中略)

 

タオルを頭にのせることの効用とは?

 

温泉や銭湯で湯船につかるときは、濡れタオルを頭にのせるもの。

そうする理由は、「置き場に困ったから」という人が多いことだろう。

ところが、タオルを頭にのせることには、健康上、大きなメリットがある。

のぼせを防ぐことができるのだ。

頭にのせるまえ、タオルを水につけて冷やしておくと、

首から上に血が集まるのを防止できるのだ。

だから、頭にのせるタオルは、小さくきれいに折り畳むのではなく、

ざっくり4つ折りにして頭にのせるくらいのほうがいい。

表面積の広いほうが、のぼせを防ぐ効果は高くなる。

 

(中略)

 

熱帯の住民は、汗の出すぎで塩分不足にならないか?

 

汗は、薄い食塩水のようなもの。

だから、汗をかけば体内の塩分が失われていく。

温帯に住む日本人でも、1日に400~500㏄の汗をかくのだから、

熱帯の人々は汗のかきすぎで、塩分不足にならないのだろうか?

人間の体はうまくできていて、

熱帯に住む人の場合、汗に含まれる塩分の量が少なくなっている。

失われる塩分の量が多くなりすぎないように調節されているのだ。

日本人でも、冬より夏のほうが、汗に含まれる塩分の量は少なくなる。

なめてみるとわかるが、冬の汗のほうが、夏の汗よりも塩辛いはずだ。

 

(中略)

 

雨の日にお酒が回りやすくなるのは?

 

たしかに、雨の日は、晴れの日よりも、お酒が回りやすくなる。

それには気圧が関係している。

雨の日は気圧が低めになるが、すると血管が拡張し、

アルコールを吸収しやすくなり、

ふだんより、酒に酔いやすくなるというわけ。

飛行機内で酒を飲むと、地上よりも酔いやすくなるのと同じ原理だ。

 

(中略)

 

鼻をつまむと、鼻歌をまったく歌えなくなる。

 

(中略)

 

英語で、結核のことをtuberculosisという。

長い単語だが、「つば九郎死す」と覚えると忘れない。

なお、「ツベルクリン反応」も、この語に由来する。

 

(中略)

 

ビジネスクラスに乗っても、

エコノミー症候群になるときはなる。

 

(中略)

 

眠いときには、靴を脱ぐと、多少は眠気がやわらぐ。

血行がよくなるため。

足は「第2の心臓」と呼ばれるほど、血行に関しては重要な部位。

 

(中略)

 

「幸せ」をすばやく言うと、

早口の「いらっしゃいませ」に聞こえる。

 

(中略)

 

動物を数える数詞には、「食べずに残る部位名」が使われるという説がある

鳥は「羽」、魚は「尾」、牛や豚は「頭」という具合。

そして人間は一名、二名と数え、死んで名を残すというわけ。

作家の冲方刀氏の発見。

 

(中略)

 

「収」の書き順の一画目は、左から2本目の縦棒。

 

(中略)

 

秋田弁では、「寝ない」は「ねね」、

「寝ないといけない」は「ねねね」、

「寝なければならない」は「ねねばね」という。

 

(中略)

 

写真を撮るとき、外国では何という?

 

写真を撮るとき、日本では「ハイ、チーズ」という。

英語圏は「Say cheese」。

他の国では、中国では「茄子」(チェズ)が使われ、

「1、2、3、チェズ」のようにいう。

韓国は「キムチ」、フランスでは「キュイキュイ」(小鳥の鳴き声)。

ドイツ語は「ケーゼ」(チーズのこと)が使われ、

メキシコでは「テキーラ~」と叫ぶ。

 

(中略)

 

 

「カジノ」って、もともとどういう意味?

 

カジノは、イタリア語で小さな家を意味するcasa(カーサ)に由来する。

もともと、casaは貴族の別荘を意味し、

貴族がパーティの余興でカードゲームを楽しんだことから、現在の意味に広がった。

 

(中略)

 

アメリカ人に「揚げ豆腐!」はなんと聞こえる?

 

ネイティブに聞いてもらったところ、

以下の4つは、十分〝英語〟に聞こえるという。

「揚げ豆腐!」→ I get off(バスなどで「降ります」)

「夕方滅入る」→ You got a mail(メールが届いています)

「辛いです」→ Try this(試してみて)

「湯飲み」→ You know me?(私を知ってますか)

 

(中略)

 

中国語の「走」は、歩くという意味。

 

(中略)

 

乗り物のバスは、ドイツ語では「ブス」。

綴りはbusで英語と同じだが、はっきり「ブス」と発音する。

 

(中略)

 

「ムーディ」は、日本では、ムードがある、雰囲気がいいという意味で使われるが、

英語の「moody」は、まったく意味の違う言葉。

「不機嫌」「ふさぎ込む」「気まぐれ」といった意味で、

ポジティブな意味は含まれない。

 

(中略)

 

「Mojibake」(文字化け)は、世界で通じる言葉。

アルファベットにはそういう概念がないので、

日本のソフトウエア技術者が説明するうち、

ソフトウエア界の世界的な共通語になった。

 

(中略)

 

エアロビクス(有酸素運動)の反対語は、アネロビクス(無酸素運動)

100メートル走や筋トレなどを指す。

 

(中略)

 

「飴と鞭」は、英語では「ニンジンと棒」(carrot and stick)という

なお、「飴と鞭」も日本語発ではなく、

ドイツの宰相ビスマルクの政策を評して使われた言葉。

 

(中略)

 

「海老で鯛を釣る」ということわざがあるが、

ドイツには「ベーコンを求めてソーセージを投げる」という、

同じ意味のことわざがある

小さなソーセージを投げ、ベーコンの塊を手に入れるという意味。

 

(中略)

 

日本では、集合住宅の名前に「ハイム」という言葉をよく使うが、

もとはドイツ語のHeimで、わが家、家庭という意味

要するに、英語でいえば、ホーム。

 

(中略)

 

クリスタルキングの『大都会』って、どこの街?

 

かつてのヒット曲、クリスタルキングの『大都会』のモデルとなったのは、

東京でも横浜でもなく、九州の博多。

クリスタルキングは長崎県の佐世保市で結成され、

博多に拠点を移した後、この曲を作った。

佐世保と比べると博多はそれほどの〝大都会〟だったのだ。

 

(中略)

 

伊勢神宮に、おみくじはない。

そもそも伊勢神宮は、個人的なことを願うのも、よしとしない特別な神社。

昔は伊勢にたどりつけただけで、大吉とされたという。

 

(中略)

 

札幌市には、天使大学がある。

カトリック系の大学で、もとは天使女子短期大学。

2000年に共学科し、この名になった。

看護学科と栄誉学科などがある。

 

(中略)

 

『瞳をとじて』という曲があるが、瞳は閉じられない

閉じるのは、まぶた。

 

(中略)

 

視聴率の調査装置が取りつけられたばかりの家は、

その直後から数週間は、視聴率にカウントされない。

見栄をはるためだろう、教養番組の視聴率がひじょうに高くなるのだ。

 

(中略)

 

外から見えないメジャーリーグの暗黙の掟とは?

 

メジャーリーグのアンリトン・ルール(不文律)では、

「大量リードしているとき、盗塁をしてはならない」

「大量リードしているときは、ノースリーからは見逃さなければならない」

などが有名だが、

「ノーヒットノーランをバントで阻止してはならない」

という不文律もある。

 

(中略)

 

ブラジルのサッカー選手がニックネーム登録なのは?

 

ブラジルのサッカー選手には、ペレ、ジーコ、ドゥンガ、カカなど、

ニックネームで登録している選手が多い。

これは、ブラジルでは、姓の種類が少ないため、

本名で登録すると、混乱を招きやすいため。

 

(中略)

 

本当は「バス」なのに、なぜランディ・「バース」?

 

阪神タイガースに在籍し、2度三冠王を獲得したランディ・バース(Bass)の姓は、

本来は「バス」と発音する。

ところが、阪神の親会社、阪神電鉄が阪神バスを経営しているため、

バースが打てなかったとき、「阪神バス・ブレーキ」「阪神バス故障」など、

スポーツ新聞にからかわれることを嫌い、「バース」と登録した。

 

(中略)

 

ブタの体脂肪は、どれくらい?

 

豚の体脂肪率は、人間の女性(平均25%前後)よりも、はるかに低い。

食用豚で14~18%と、人間でいえば〝モデル体型〟。

 

(中略)

 

オス猫の利き手は左、メス猫の利き手は右。

イギリスの心理学者デボラ・ウェルズ博士が42匹の猫を使って、

小瓶からマグロを取り出す実験を行ったところ、

オスは21匹中20匹が左手、

メスは21匹中20匹が右手を使ったという。

 

(中略)

 

猫も受動喫煙の被害を受けている模様

喫煙者と暮らす猫は、リンパ腫を発症するリスクが、

そうではない猫の2倍にも達する。

 

(中略)

 

九州といえば、くまモンの活躍が目立つが、

1957年以来、九州ではツキノワグマが目撃されていない

すでに絶滅していると、2012年に判断されている。

 

(中略)

 

イギリスのノーサンプトン大学の研究によると、

牛には〝親友〟がいて、

親友のそばにいると、心拍数とコレチゾール血中濃度が下がり、

ストレスが軽減することがわかったという。

 

(中略)

 

犬用のコンタクトレンズをつくっているのは、

メニコングループの「メニワン」。

 

(中略)

 

「コアラ」とは、オーストラリア先住民の言葉で、「水を飲まない」という意。

たしかに、コアラは水分をユーカリの葉から摂取するので、水をまず飲まない。

 

(中略)

 

タラバガニは、交尾する前に、手(ハサミ)をつなぎ合い、

その期間は3日から1週間におよぶ

その行動は、英語ではハンドシェイキング(握手)と呼ばれている。

 

(中略)

 

日本の動物の中で、いちばん足が速いのはノウサギとみられる

時速72キロという記録があり、サラブレットの69キロ(無騎乗)よりも速い。

野生動物で続くのは、ヒグマ、あるいはアカギツネとみられる。

 

(中略)

 

「ウサギはニンジン好き」というのはウソ。

好んでは食べないし、下痢することもある。

そもそも、ニンジンは、ウサギには高カロリーすぎるため、

与えるとすぐに太ってしまう。

 

(中略)

 

シロナガスクジラはなぜ腎臓が3000個もある?

 

シロナガスクジラは、3000個もの腎臓をもつ。

独立した機能をもつ小腎が約3000個もあり、

それらが大きな袋に入ったような状態になっている。

シロナガスクジラは、オキアミなどを飲み込むとき、大量の海水を一緒に飲み込む。

そのため、膨大な量の塩分を処理する体機能が必要になったのだ。

 

(中略)

 

コペンハーゲン大学の研究チームが、

科学誌「サイエンス」に発表した論文によると、

ニシオンデンザメの個体の平均寿命は272歳、

一頭は392歳と推定されたという。

現在のところ、脊椎動物のなかでは、これが最長寿記録。

 

 

2017年12月17日(日)

【編集後記】

今週のネタも「なるほどー!」の連発でしたね。

「会話のタネ700」も入って、一冊1000円は安いかも。

 

さーて、2017年も残すところ、あと2週間です。

 

大晦日は、メルマガ配信をお休みしますので、

来週854号が今年最後のメルマガ配信となります。

 

ステキなクリスマスを!

 

ではまた来週!
本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

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【852号】すごい会話のタネ700 驚かす!惹きつける!盛り上げる!たった10秒で使える教養が見つかる!

2017-12-10

 

おかげさまで、順調な売れ行きの最新刊、

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についてなのですが、

このたび、さらに嬉しいニュースが届きまして…。

 

実は、とある有名な自動車ディーラーから、

出版社へ直接、まとまった冊数の注文がございました。

 

その数、なんと「700冊」

いやはや、びっくりしました。

 

かつて講演や研修をしたことがあるとか、なんらかのつながりがあるとか、

そういった関係は一切ないにもかかわらず、大量の注文が入るとは!

 

たまたまその会社の「社長」が、新刊を読んで気に入ってくださり、

「この本を全社員へ読ませよう」と、

700冊の発注をいただけた、というのですから驚きです。

 

なんという社員思いな…、素晴らしい会社、

そして、素晴らしい経営者なのでしょうか!

 

むむむっと興味の沸いた私は、ネットでその会社を検索してみたところ、

たしかに社員数は7百名になっていました。

 

代表のお名前も確認できましたので、

Facebookで探索して「御礼メッセージ」を送ってみると、

すぐにご丁寧な返信をいただくことができました

 

その社長からのメッセージによれば、

本当に社員全員へ配布してくださったのだそうです。

 

さらにその上で、支店長さん自身が「なるほど」と思ったテーマを、

店舗ミーティングでしっかり話題にするように

社長からの大号令をかけてくださったとのこと。

いやー、感動しましたよ。

 

これがきっかけになって、ディーラーの営業マンたちのモチベーションが上がり、

売上アップに少しでも貢献できたとしたら、作者冥利に尽きます。

 

やがてそうした自動車ディーラーの横のつながりから、

全国のディーラー各店舗へと広まり、数千人、数万人のお役に立てたとしたら、

どんなに幸せなことでしょう。

 

私は今、「喜び」と「やる気」があふれて、止まりません。

 

あなたの組織におきましても、皆さまのお役に立てましたら幸いです。

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以上、前置きはここまでといたしまして、

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ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

この本、あまりにも、「へぇー!なるほどー!」という、

お伝えしたいネタが盛り沢山過ぎまして、

今週号と来週号と2回(前半・後半)に分けてお届けすることにしました。

 

本日の前半ネタは、ちょっとした世の中・社会の話題、グルメ・スイーツの話題、

身近なモノの話題、地理と歴史の話題、などをご紹介していきます。

 

本日のテーマは、

【雑談の宝箱】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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アップル社のシンボルマークのりんごは、どんな品種?

 

カナダのオンタリオ原産のりんごで、品種名は「Macintosh」。

むろん、パソコンに使われたマッキントッシュ(マック)という名は、これに由来する。

なお、シンボルマークのりんごがかじられているのは、

「bite」(齧る)と「byte」(情報単位)をかけてのこと。

りんごの「Macintosh」は、日本でも少量栽培され、和名は「旭」。

ただし、現在はほとんど流通していない。

 

(中略)

 

台湾のレシートに宝くじがついているのは?

 

台湾のレシート(統一發票)には、8桁の数字が印刷され、宝くじになっている。

特別賞、特賞、1等~6等があり、最高賞金額は1000万元(3700万円程度)。

6等は下3桁的中で、200元(740円ほど)だ。

抽選は2か月に一度行われ、当たれば旅行者でも賞金がもらえる。

ただし、台湾までもらいに行く必要がある。

台湾でこうした政策をとっているのは、

日本の消費税に相当する営業税をごまかしにくくするため、

レシートを宝くじにすることによって、お客がレシートを求める習慣が定着し、

各店舗が売り上げをごまかしにくくなったというわけだ。

 

(中略)

 

世界には、あなたと同じ誕生日の人が

約2000万人いる。

 

(中略)

 

「へのへのもへじ」のかわりに、「へめへめくこひ」と書くと、

女性っぽい顔が書ける。

「こ」が口で、「ひ」が顔の輪郭。

 

(中略)

 

3月14日に入籍すると、

円周率のように「ずっと続く」という説がある。

 

(中略)

 

スティーブ・ジョブズは、仏前結婚式を挙げている。

執り行ったのは、曹洞宗の日本人僧侶の乙川弘文さん。

 

(中略)

 

砂漠の国には、サウジアラビアやドバイをはじめ、

砂を輸入している国が少なくない。

砂漠の砂は粒子が細かすぎ、コンクリートや埋め立てに使えないから。

 

(中略)

 

エスカレーターの左右分けの境界は?

 

エスカレーターに乗るとき、東京では右側をあけ、

大阪では左側をあけるのは、有名な話。

では、両者の境界はどのあたりにあるのだろうか?

テレビ局が調べたところ、JR東海道線の駅では、

岐阜県大垣駅では、東京と同じように左側に立ち、右側をあける人が多かった。

一方、滋賀県の米原駅では、関西流に右側に立つ人が多く、

その間の岐阜県西部に東西の境界があることがわかった。

なお、その二駅間には、かつて東西決戦が行われた関ヶ原があるが、

現在の関ヶ原駅にエスカレーターはない。

 

(中略)

 

99円ショップは、100円ショップより2円得になる

 

99円ショップは、100円ショップよりも、いくら安いだろうか?

正解は、1円ではなく、2円。

消費税が関係するためで、99×1.08は106.92で、

小数点以下は切り捨てる店が多いので、106円になる。

一方、100円の店は消費税を加えると108円になり、

その差は2円。

 

(中略)

 

ホテルのベッドに、帯状のカバーがかかっているのは?

 

ホテルのベッドには、

足元のほうに、40~50センチ幅の帯状のカバーがかかっているもの。

それはベッドメイキング法のひとつ

「デュベスタイル」で使われる「フットスロー」と呼ばれるカバーだ。

外国人は、部屋に入っても靴を脱がないため、

土足でフットスローの上に置けば、カバー全体は汚れないというわけ。

 

(中略)

 

郵便物が1日50通以上届く事業所は、個別の郵便番号をもらえる

現実に、3万3000もの個別番号が使われている。

ただし、個別番号がもらえるのは事業所に限られ、

郵便物がいくら多くても、個人はもらえない。

 

(中略)

 

中国のトップ、習近平の弟の名は、習遠平

兄とは3つ違いで、省エネ環境保護関連の協会会長などをつとめている。

 

(中略)

 

エシャロットとエシャレットはどう違う?

 

エシャロットはネギ科の野菜で、小型のタマネギのようなもの。

フランス・イタリア料理でよく使われ、

近年、日本でも知名度が上がってきている。

一方、エシャレットは若採りのラッキョウで、日本生まれの野菜。

最初は「根ラッキョウ」という名前だったが、

卸業者がエシャレットの名で普及させた。

当時は、日本ではまだエシャロットが出回ってなかったので、

それでも問題はなかったのだ。

ところが、近年、エシャロットの知名度が上がるにつれて、

両者を混同するケースが増えはじめている。

 

(中略)

 

「淡口醤油」と書いても、「うすくち醤油」と読む。

醤油業界がこの表記を好むのは、薄口醤油と書くと、

味が薄いと誤解されがちだからだという。

 

(中略)

 

味噌煮込みうどんは、沸騰した上昇現象により、170℃まで達する。

熱いはずである。

 

(中略)

 

ステーキから、血は流れない

ナイフを入れたときに赤く流れ出す汁は、

ミオグロビンという色素に染まった水分。

 

(中略)

 

値段が高いトマトほど、水に沈む。

糖度が高く、比重が大きくなるため。

 

(中略)

 

フレンチ・ドレッシングは、アメリカ生まれ。

インディアナ州の主婦が考案したという説などがあり、

フランス生まれでないことは確か。

 

(中略)

 

ドリアは、イタリア料理ではなく、日本発の料理

戦前、横浜のホテルニューグランドの総料理長をつとめていた

サリー・ワイル氏考案のメニュー。

 

(中略)

 

スイカの種は、縞模様の黒い部分の内側に集中している。

だから、縞模様と縞模様の間を切れば、断面に種があらわれにくい。

 

(中略)

 

きなこは、砂糖よりもカロリーが多い

砂糖100グラムのカロリー量は387kcal。

きなこ100グラムは437 kcal。

きなこは、もとが大豆なので、油分がけっこう多いのだ。

 

(中略)

 

ハーゲンダッツという名の由来は?

 

ハーゲンダッツは、アメリカ発のアイスクリーム・ブランドだが、

この「ハーゲン」とはデンマークの首都コペンハーゲンのこと。

デンマークが酪農国であり、アメリカでは、デンマーク産のアイスクリームは

おいしいというイメージがあったことから、創業者がつけた名前。

なお、「ダッツ」は、「ハーゲン」と合う言葉を選んだもので、とくに意味はないという。

 

(中略)

 

コーヒーフレッシュにミルクは使われていない⁉

 

コーヒーフレッシュに、ミルクやクリームは使われていない。

植物油に水と乳化剤(ミルクとは関係のない物質)などを混ぜ、

ミルク風に仕立てたものだ。

一種の〝工業製品〟であり、原価が安いので、

ファーストフード店やファミレスなどで、使い放題にできるというわけ。

 

(中略)

 

ドリンクバーでもとをとるには、何倍飲めばいい?

 

ドリンクバーの原価は、一杯平均20円前後。

180円のドリンクバーなら、10杯は飲まないと、もとはとれない。

とりわけ、炭酸系飲料、コーヒーは、原価が15円ほどと安いので、

12杯は飲む必要がある。

一方、比較的原価が高いのは、果汁100%のジュースとココア系、抹茶系で、

こちらの原価は25~30円程度。

6杯~7杯でもとがとれる。

 

(中略)

 

上質なウイスキーがつくれる五国とは?

 

世界で、上質のウイスキーをくつれる国は、わずか5カ国。

スコットランド(スコッチ)、アイルランド(アイリッシュ)、

アメリカ(バーボン)、カナダ(カナディアン)、そして日本。

これらが、世界の5大ウイスキーと呼ばれている。

 

(中略)

 

水道水の「カルキ臭い」はカルキの臭いではない⁉

 

カルキ臭の「カルキ」は、ドイツ語の「クロールカルキ」(さらし粉)に由来する。

化学的にいうと「塩化石灰」のことで、

クロールは塩素、カルキは石灰を意味する。

水道水の臭いは塩素に由来するので、本来〝クロール臭い〟というほうが正しい。

 

(中略)

 

「ガトー・オ・ショコラ」というと高級そうだが、

単にフランス語で「チョコレートケーキ」という意味

なお、ガトーはgateauと綴り、フランス語でケーキという意味。

 

(中略)

 

「台湾ラーメン」は名古屋発祥

1970代、名古屋の中華料理店でまかない料理としてつくられたものが、

激辛ラーメンに発展。

 

(中略)

 

近年、「MADE IN PRC」という表記が増えているが、

「PRC」は、中華人民共和国(Peaple’s Repubic of China)の略

要するに、「中国製」だと売れにくいので、表記を変えた模様。

 

(中略)

 

リカちゃん人形は、視線が少しだけ向かって右を向いている。

人間は、相手が人形でも、目が合うと圧迫感を感じるため、

〝目が合わない〟ようにしてあるのだ。

 

(中略)

 

使い捨てカイロ、乾電池、魚群探知機、胃カメラ、

温水洗浄便座、自動改札機、シャープペンシル、

レトルトカレー、カラオケの共通点は、

いずれも日本人の発明。

 

(中略)

 

東京メトロの最高速度は?

 

これは、路線によって違い、

日比谷線、有楽町線など、比較的新しい路線では、

時速80キロが最高。

丸の内線は75キロ。

最も古い銀座線では、最高でも65キロしか出せない。

一方、最も速いのは、東西線の時速100キロ。

ただし、その最高速度を出せるのは、地上を走る区間。

 

(中略)

 

ドバイには住所がないって本当?

 

ドバイに住所がないのは本当の話。

かつて、遊牧民が定住しなかったことの名残りといえる。

地域名やビル名はあるのだが、番地は存在しない。

そのため、ドバイでは、店やレストランも住所からは探せないので、

たどりつくのが大変。

郵便物は、郵便局か勤務先の私書箱で受け取るのが、この国の常識。

 

(中略)

 

世界一大きいプールは?

 

南米チリのリゾート地、サン・アルフォンソ・デル・マルには、

長さ1キロのプールがある。

最深部の深さは35メートル。

その維持費は、年間400万ドル(4億5000万円)もかかるという。

 

(中略)

 

地球の陸地面積の4分の1は砂漠って本当?

 

現在、地球上の陸地面積の4分の1は砂漠である。

厳密にいうと、それだけの土地が、

すでに砂漠になっているか、砂漠化の影響を受けている。

世界一広い砂漠のサハラ砂漠だけで、907万平方キロもあり、

日本の国土の約24倍に相当する。

 

(中略)

 

14歳からお酒を飲めるのは、どこの国?

 

スイスでは、14歳から絵酒を飲める州がある。

スイスは、飲酒の年齢制限が各州にまかされていて

州と酒の種類によって、飲める年齢が14歳から18歳まで幅があるのだ。

オーストリアも同様の事情で、15~18歳で酒が飲める。

ドイツ、フランス、イタリア、スペインは、

弱めの酒なら16歳から飲むことができる。

日本の「アルコールは20歳から」は、

イスラム圏以外では、世界的にみて最も遅めの部類。

 

(中略)

 

地震のない国はあるか?

 

世界では、地震が起きない国のほうが多い。

まず、アフリカ大陸やオーストラリア大陸の大半は、地震がほとんどない。

ヨーロッパでは、イタリアやギリシャは地震国だが、

ドイツやフランス、イギリス、オーストリア、

スカンジナビア半島のスウェーデンやノルウェー、フィンランドでは、

地震はめったに起きない。

南米では、チリやペルーは地震国だが、

アルゼンチンやブラジル、ウルグアイでは地震はほぼ起きない。

アジアでも、シンガポールやマレーシア、タイは地震がほとんどない。

アメリカでは、アラスカ州とカリフォルニア州は地震があるが、

その他の地域はほとんど地震が起きない。

 

(中略)

 

世界最大の祭りは、リオのカーニバルではなく、

インドの「マハ・クンブメーラ」

世界最大のヒンドゥ教の祭典で、12年に一度開催され、

1億人以上が集まる。

 

(中略)

 

国境を接している国どうしで、首都同士がいちばん離れているのは、

ロシア(モクスワ)と北朝鮮(平壌)。

 

(中略)

 

ドイツには、釣り免許がある。

免許を取得しないと、釣り堀でも釣りができない。

学科試験は30問で、25問以上の正解が必要。

その後、実技試験か課される。

 

(中略)

 

ヨーロッパ各国で、最も多い姓(ラストネーム)は、

イギリスはスミス、フランスはマルタン、

ドイツはミュラー、イタリアはロッシ、

ロシアはスミルノフ。

 

(中略)

 

「青山一丁目」という駅はあるのに、地名がないのは?

 

東京メトロに「青山一丁目」という駅はあるのだが、

青山一丁目という地名は存在しない。

過去をさかのぼっても、青山一丁目という地名が使われていたことはない。

なぜ、存在したことのない地名が駅名に使われることになったのだろうか?

東京メトロの前身が、同駅を開業したのが、1938年のこと。

当時の住所表示では、駅は「赤坂区青山南町1丁目」と

「青山北町1丁目」の境あたりに位置していた。

そこで、どちらの町内からも文句がでないように、

双方に共通する言葉をとって「青山一丁目」としたという説が有力だ。

 

(中略)

 

吉祥寺に特別快速が停まらないのは?

 

中央線の特別快速は、吉祥寺には停まらない。

住んでみたい街ナンバー1のこの街に停まらないのは、

人気の高い街なので、停めると、乗客が多くなりすぎる懸念があるため、

あえて停めないのだという。

なお、三鷹駅には停まる。

 

(中略)

 

荒川は、荒川区内を流れていない。

 

(中略)

 

小田急線の南新宿駅は、

新宿区ではなく、渋谷区内にある。

 

(中略)

 

遊園地の「としまえん」があるのは、

東京都豊島区ではなく、練馬区。

 

(中略)

 

第一次世界大戦は、11月11日午前11時に休戦した⁉

 

第一次世界大戦は、1918年の11月11日午前11時(パリ時間)をもって休戦した。

連合国とドイツの休戦協定がこの日の午前5時に同意され、

その6時間後に発効したもので、ゾロであることに意味はない。

停戦期間は当初1カ月間とされたが、

結局、ヴェルサイユ条約が結ばれるまで延長され続け、

事実上、この日をもって第一次世界大戦は終了した。

そのため、11月11日は日本ではあまり意識されない日付だが、

国際的には多くの国々で休日や記念日になっている。

 

(中略)

 

千利休の本名は、田中与四郎。

 

(中略)

 

隠れキリシタンを見つけるため、「踏み絵」を踏ませる行為は、

本来は「絵踏」と呼ばれる。

現在の歴史教科書では、道具としての「踏み絵」と、

行為としての「絵踏」を区別するようになっている。

 

 

 

 

2017年12月10日(日)

 

【編集後記】

 

へぇー、なるほどぉ、そうだったのかー!

という雑学ネタ満載でしたね!

 

来週号でも、引き続き、「すごい会話のタネ700」の後半から、

理系の話題(科学・人体)、言葉の話題(日本語・外国語)、

文化とスポーツの話題、動物の話題、などを抜粋してご紹介してまいります。

 

 

では、また来週!
本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

早川勝

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【851号】急に不機嫌になる女 無関心になる男 「男と女のすれ違い」を解決する驚きの最新医学

2017-12-03

 

この年齢にして、「歯の矯正」を始めました。

 

「もう今さら……」という思いもあり、

歯並びの悪さは、もうとっくにあきらめていたのですが、

このたび思うところあって、矯正にチャレンジすることを決意し、

先月より、中目黒(アトラスタワー)の矯正歯科へ通い始めました。

 

初回に無料のカウンセリングを受けて即決し、

早速、次の診療で上の歯の裏側に矯正器具を装着。

そして次の3回目で上下ともに歯の裏側へ装着完了

ワイヤーやゴムもがっちり通しました。

さらに、しばらくは上下の歯が噛み合わないようにと、

奥歯の上にも硬い粘土のようなボードが覆い被さっています。

 

もはや口の中が全面改修工事中という状態。

たとえるなら、口の中が「渋谷駅周辺の再開発工事」みたいになっています。

縦横無尽に行きかう歩道橋とクレーンが口の中を占拠している感覚。

 

まだ装着して数日ですから、慣れていないということもあり、

「不快」極まりない「違和感」とイラつく「痛み」に悶絶しております。

 

舌が矯正器具に触れると痛いので、うまくろれつが回りません

しゃべるのが仕事の私にとって、これは大きなハンディキャップです。

 

食べ物もうまく噛めないし食べかすが挟まるので、何を食べてもおいしくありません。

楽しいはずの食事が大きなストレスになっています。

間食などする気にもなれず、すっかり少食になりました。

(早くも体重が減ってきました)

 

矯正器具の装着期間は、1年間。

歯は抜かずに、削りながら、上下10本ずつの歯を動かしていきます

その後の1年は取り外しの利くマウスピースを1日20時間装着。

さらにもう1年は、眠るときだけマウスピースをつけ続ける、

という途方もない3年の矯正計画。

先は長い道のりです。

 

にもかかわらず、なぜか楽しい。

むしろ痛みさえも嬉しい、と思えます。

 

なぜって、毎日、ゼロコンマ数ミリずつでも動いている、

そう思えるだけでも「希望」があるではないですか!

 

辛い矯正にも前向きな気持ちで耐えられそうなのは、

1年経てば確実に「よくなっている」という

明確な〝ゴール〟が描けているから。

 

そうなんです、人間って、

そこに「希望」があると、頑張れるもんなんですよね!

 

これが目に見えて歯並びが動き出すようになってくれば、

もっともっと楽しくなってきて、

不快感や痛みなど、ますます感じなくなることでしょう。

 

営業の仕事でもそうですが、

「望むゴール」が明確に描けていて、

今、そこへ向かって着実に歩んでいると思えるなら、

どんなに辛い試練や障害だって耐えられるものだと、

そう改めて思い起こした次第です。

 

実は、約30年前、20代のときに一度、

歯の矯正をしようと新宿の歯医者へ通ったことがあるのですが、

「まず、親知らずを4本抜きましょう」と言われ、

1本目にして血みどろで1時間半もの格闘、

2本目は1時間40分かかっても取り切れず、

親知らずの根元が半分残るという地獄を体験し、

「とてもじゃないが、これは無理」

と、耐えられなくなった私は、矯正の入口で断念

(現在の歯医者さんによると、親知らずはまったく矯正に影響はないとのこと。

なんとまあ、あの地獄は何だったのか)

 

そうして、今に至ったというわけです。

 

かといって私は、歯並びの悪さを受け入れ、堂々と生きてきたわけではなく、

人生の「問題」を置き去りにして、

「未完了」のボックスにモヤモヤを仕舞い込んでおいたのです。

 

〝悔いを残したまま〟、それを押し殺してきました。

心のどこかでコンプレックスを抱えたまま、あきらめの境地にいたのでしょう。

 

人前では、なるべく歯が見えないように話してみたり、

口を開けて笑わないよう心がけてきました。

 

いつもいつも心のどこかで気にしている。

引け目や劣等意識を抱えていたのです。

 

自分が気にしているほど他人は気にしていない、ということは分かっていても、

(何人かに矯正の話をしたところ、 「あれっ、早川さんって歯並び悪かったんですか?

全然、気にならなかったけど…」という程度のリアクションでしたし…)

それでも、人前では決して心の底から笑うことはありませんでした。

 

常に歯並びの悪さをごまかしながら

こそこそと目立たないように隠し、人と接してきたというわけです。

 

今思えば、自分らしくもない、情けない生き方でした。

お恥ずかしい限りです。

 

しかし、今は明るい希望があります。

美しく輝く「未来」が見えます。

 

平成の時代も終わりを告げるころには、

心の底から笑って暮らせる日々がやってくるでしょう

 

記念写真にもニコッと笑顔で収まることもできます。

 

笑って暮らせる人生って最高ですよね。

 

それを想うとワクワクがあふれて止まりません。

 

ますます「やる気があふれて、止まらない」という人生がやってきそうです。

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それでは、皆さん、ぜひ1年後に笑顔で再会しましょう!

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(680冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【ハッピーホルモン】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.680

『急に不機嫌になる女 無関心になる男』 

「男と女のすれ違い」を解決する驚きの最新医学

そのすれ違いは“エネルギー回路の違い”から起きる!

「主治医が見つかる診療所」で大人気の心療内科医が解き明かす!

姫野友美著

青春出版社

 

 

◎「鉄分」で、〝イライラ妻〟が〝穏やか妻〟に変身!

 

妻の話をちゃんと聞いておらず、何を言っても

「ふーん、はぁー、う~ん」で無関心・無気力な夫。

そんな夫の態度にイラッとし、

「ちょっと聞いてるの!」と怒りだす妻……。

 

患者さんの話を聞いていると、多くの家庭でこんな光景が目に浮かぶ。

 

よく知られているように、女性は更年期以降になると、

イライラしやすくちょっとしたことで怒りっぽくなる。

 

更年期以降というタイミングから「女性ホルモンが減るとイライラするんでしょ」

「更年期だからしょうがない」と言われるが、実はそれだけではない。

 

2種類ある女性ホルモンのうち、エストロゲンが減少すると、

同時にセロトニンというホルモンも減少する。

 

セロトニンは別名「ハッピーホルモン」とも言われ、

心を安定させたり、焦燥感や不安感を鎮めたりする。

 

セロトニンが出ていると、少しくらいストレスに感じることがあっても

「ま、いいや、なんとかなるはず」とするりと気分が切り替わり、

一晩寝れば、あんなにイライラしたのが嘘みたい!となれるため、

私は「ほのぼのホルモン」と呼んでいる。

 

そんなほのぼのできるセロトニンだが、湯水の如く湧き出ているわけではない。

 

合成するためにはいろいろ栄養素が必要となり、

その重要なポジションにあるのが鉄なのだ。

 

女性は初潮が始まったときから毎月、経血とともに鉄を失っている。

更年期を迎えるまでの約40年間も鉄を失い続け、

さらに妊娠・出産では胎児に優先的に鉄を提供し、

授乳によって鉄を失っている。

母乳は赤くはないが原料は血液なので、授乳はまさに身を削っているわけだ。

 

こうやって鉄を失ってきた女性の更年期以降は、鉄の貯金は底が見えている。

もういつ空っぽになってもおかしくないのだ。

 

この状態ではセロトニンを十分に合成する力はなく、

ほのぼのする余裕など残っているはずがない。

 

イライラしてばかりの中高年の女性と接して、

「更年期だから……」と結論を出したりしないで

「更年期になると、これまで頑張ってきたから鉄不足になっているのだ」

と、穏やかな気持ちで受け止めてほしい。

 

実際、中高年の女性の治療で鉄を摂ってもらったところ、

イライラしなくなって甘いものに手を出さなくなっていく。

 

するといちばん喜ぶのがご主人だ。

「最近、夫の言動にイライラしなくなったんです」

「『おまえ、変わったな。穏やかになった』と主人は喜んでくれています」

と診療室で話された女性の患者さんの実話もある。

 

ご主人が一緒のときなどは、

「いつもイライラする妻のとばっちりを受けていましたが、この頃はないんですよ」

と、笑い話になっていく。

 

 

◎「無気力な夫」の疲れた頭のすっきりクリアに!

 

一方、男性は、40~50代になると「無気力」感に襲われるケースが多い。

 

なんだか最近疲れやすい、やる気がでない、

何もする気が起きなくて、妻の相手をするのも面倒くさい……。

 

これを「年のせい」にして諦めるのは、まだまだ早い。

 

男性の場合、長年仕事のストレスにさらされて闘ってきたため、

ビタミンB群、なかでも特にナイアシンの欠乏が関係しているからだ。

 

ナイアシンはホルモンの合成に深く関わり、脳神経の働きも助けている。

 

つまりそのナイアシンが不足すれば当然、脳の働きが低下して、ボーッとする、

やる気が出ないと感じるようになり、

場合によってはうつやノイローゼにつながることもある

 

老化したというより、加齢によって消耗したと言える。

 

特にお酒が好きな人ほど、ナイアシンが不足しやすい。

アルコールに含まれるアセトアルデヒドの分解にナイアシンが欠かせないため、

付き合い接待、ストレス解消でお酒を飲む人ほどナイアシンを消費し、

脳の働きに使われる分が足りなくなるのだ。

 

またお酒は飲まなくても、麺やご飯が大好きな人も要注意だ。

糖質をエネルギーとして代謝するためにはビタミンB群の働きが重要で、

もちろんナイアシンも使われる。

 

「糖質制限ダイエット」が大ブームになったが、

糖質過多な食生活が問題なのは「太る(肥満)」だけではない。

老化の原因となる「糖化(身体のコゲ)」を招くのだ。

 

この問題については後で詳術するが、お昼にラーメンやうどん、丼ものが定番の人ほど、

ますますナイアシンが不足して、しだいに無気力になってしまうのだ。

 

以上をまとめると、

男が無気力になるのはナイアシンをはじめとするビタミンB群不足、

女がイライラするのは鉄不足が深く関係している。

 

足りないのだから、それぞれビタミンB群と鉄を補充することで驚くほど変化が起きる。

女性はセロトニンが増えて穏やかになれる。

男性は脳の働きがクリアになり、気力を取り戻すことができる。

 

ある男性もナイアシンを摂るようになってから、反応が驚くほどクリアになっていった。

それまでは何を言っても「ふーん、はぁー、う~ん」だったのが、

夫婦の会話がちゃんとキャッチボールできるようになったそうだ。

 

実際、私と診察室で話しているとき、

以前は同じ話を何度もしたり、結論にたどり着けなかったりしたのが、

筋の通った話ができるようになったのは、

ナイアシンのおかげと誰よりご本人が実感している。

 

私は治療の方法としてカウンセリングに時間をかけるより、

ナイアシンをはじめとするビタミンB群や鉄を摂ってもらったほうが、

ずっと早いと思うことがある。

 

脳の働きに必要な栄養素が足りない状態でいくらアドバイスしても、

頭に入ってこないし改善したいと意識が向かない。

 

まずは足りない栄養素を補い、

それから精神療法を行ったほうがスムーズな回復が期待できる。

 

 

(中略)

 

◎発生学的にも脳より腸が先

 

生物の発生学から言っても、脳より腸のほうが先と言える。

進化の順番から見ると、脳よりも腸のほうがずっと先にできているのだ。

 

進化の系統図を遡っていくと、すべての動物の祖先は、

ほとんど口から肛門までの腸管だけで生きているような腔腸動物だ。

 

腔腸動物には脳はないが、

エサを食べてエネルギーとし、生殖活動もして子孫を残している。

つまり脳がなく腸だけだったのに、腸で考えて生きてきたのである。

 

その後、腸管だけの生き物がより効率よくエサを獲り成長するために脳が発達した、

というのが多くの研究者が指摘しているところだ。

 

となればやはり、先に腸があり、後から脳が前線司令室として発達したと言えるだろう。

 

最近の腸の働きと健康の関係が盛んに話題となり、

「腸は第二の脳」とたとえられているが、

私はこれらの進化の流れや機能を考えると、

「腸は第一の脳」であると考えている。

 

考えてみよう。私たち人間も、

口から肛門まで大きく捉えると1本の管でつながっている。

 

口から入った食べ物は消化され、腸で必要な栄養素を吸収し、

不要なものは便として排泄している。

 

このいるもの、いらないものを選別するのも

腸が考えて行っているため「神の子」と言われている。

 

腸の働きは全身を整えるスタート地点であるのだから、

腸の健康が心と体の健康を左右すると言っても、決して言い過ぎではないのだ。

 

 

(中略)

 

◎アルツハイマー型認知症が女性に多い理由

 

長生きはしたいけれど、それは健康でなければ始まらない。

 

足腰が弱くなる。持病が悪化するといった老化の影響だけでなく、

中高年を迎えることでリアルに感じるのが

「認知症にはなりたくない」という不安だろう。

 

実は認知症の中でもアルツハイマー型は女性に多いことがわかっている。

 

認知症には種類があり、アルツハイマー型は

アミロイドβというたんぱく質が脳に多量に沈着して、

脳神経細胞が死滅することで発生する。

 

このアミロイドβの沈着を防いでいるのがなんとエストロゲンの働きで、

エストロゲンの分泌によって女性の脳は守られていると言ってもよい。

 

エストロゲンは血管や骨、毛髪や肌を守るだけでなく、

脳神経を守るというこんな働きもあるホルモンなのだ。

 

だから更年期を過ぎてエストロゲンが減少すると、

女性はアルツハイマーの発症リスクが上がってしまうのだ。

 

さらに怖いのが、

アルツハイマーは「第三の糖尿病」と最近になって言われていることだ。

 

糖質過多の食生活が続くとインスリン抵抗性が起きて、

常に上がった血糖値を下げるためにインスリンが分泌され続けても

血糖値が下がらなくなる。

 

そしていずれは糖尿病へとなっていくのだが、

脳の中でも同じことが起きていることがわかった。

 

アルツハイマーの患者さんの脳では脳内インスリンの効きが悪くなっており、

脳が糖をうまく使えなくなってエネルギー不足になっていることが

アメリカの研究で明らかになった。

 

またアルツハイマーの患者さんには糖尿病を合併していることが多く、

糖尿病を予防することはアルツハイマーの予防につながるとも言える。

 

そしてインスリン抵抗性にも、エストロゲンが関係している。

エストロゲンが減少するとインスリンの効きが悪くなるため、

閉経後の女性は太りやすくメタボリックシンドロームの門を容易にくぐってしまう。

 

そして糖尿病へと進めば、アルツハイマーのリスクも増えることになるのだ。

 

女性はパンが好き、スイーツ好きが多く、糖質過多になりやすい。

 

更年期が近くなってきたら、エストロゲンにはもう守ってもらえないのだから

自分で糖質の摂りすぎを防ぐしかない。

 

多くの人が誤解しているが、糖質制限は決してダイエットだけが目的ではない。

「糖質制限で〇キロやせた!」「糖質制限で体脂肪が落ちた!」と、

ダイエットの効果ばかり注目されているが、

糖質制限のメリットはダイエットだけでなく健康と命に関わっている。

 

糖質制限は、

血糖値を下げるインスリンホルモンの過剰分泌によって増える内臓脂肪を減らし、

内蔵脂肪から分泌される悪玉ホルモンを抑えることができる

 

悪玉ホルモンは、高血圧や糖尿病、脂質異常症、動脈硬化の原因になるので、

これが抑えられれば生活習慣病のリスクを減らすことができる。

 

また糖質制限は、糖質を摂りすぎると発生する活性酸素を減らすことによって、

細胞の老化や変性(ガン化など)の予防にもつながっているのだ。

 

 

(中略)

 

◎セロトニンの材料となる食べもの

 

では、セロトニンを増やすにはどうすればいいのか、答えは簡単だ。

 

「肉を食べよう!」につきる。

 

これまで肉はコレステロールが上がると敬遠される人も多いが、

これは間違いである。

 

セロトニンをはじめ、体で働くホルモンを合成する材料となるたんぱく質を基本として、

合成をサポートする酵素や、補酵素としてビタミンB6、ナイアシン、葉酸、

補因子として鉄、亜鉛など、ビタミンとミネラルが必須で

どれかひとつでも足りないと十分に合成できない。

 

これは合成するときに必要な材料が揃っていても、その中に少ないものがあると

そのレベルに合わせて合成するというしくみがあるからだ。

たとえ亜鉛が10あっても、ナイアシンが3ならば、3の量までしか合成できない。

 

だからこそ、〇〇だけといった「ばっかり食べ」は合成のアンバランスを生む。

食事は偏りなく、いろいろな食材をバランスよく食べましょうと言われるのは、

体の代謝メカニズムを有効活用するためなのだ。

 

その点、肉など動物性たんぱく質には基本のたんぱく質のほかに、

鉄や亜鉛、ビタミンB群などが含まれている

 

セロトニンを増やすために肉を食べるポイントは、

「牛・豚・鶏」を週の中でローテーションしながらいろいろな種類を食べること

牛肉には鉄、豚肉にはビタミンB群、鶏肉にはカルシウムが多い。

栄養に詳しくなくてもまんべんなく摂れてしまう。

 

月曜の夕食に鶏、火曜のランチは豚、週末は奮発して牛、

という具合に1週間単位で考えて、毎日違う肉を食べれば

自然といろいろな肉を食べることができる。

 

それに加えて、魚、卵、豆腐や納豆などの大豆食品(植物性たんぱく質)

も組み合わせていけば、あなたのセロトニンはしっかり増えていく。

これがバランスよく、ということだ。

 

豚のしょうが焼き定食に冷や奴、納豆ごはんと焼き魚、ハンバーグと豆腐のみそ汁など、

ふだん食べているメニューでいくらでもカバーできる。

油っこいものが苦手な人は、しゃぶしゃぶでもよい。

 

さらに重要なことは、合成に必要なこれらのビタミンは、

腸内細菌によってもつくられるという事実だ。

 

腸は材料を自分で調達して、

セロトニンが枯渇しないように頑張ってくれているのだ。

 

 

 

2017年12月3日(日)

 

【編集後記】

 

私は今まで、どちらかというと「肉」よりも「魚」派でしたが、

これからはバランスのよい肉食派でいこうと決めました!

 

でも、歯の矯正に慣れるまでは、肉を噛み切るのは難儀ですから、

高価でもできるだけ「やわらかい肉」を口にしようと思います。

 

しばらく食費が高くつきそうです!

 

 

では、また来週!
本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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