Archive for the ‘741号~760号’ Category

早川勝メール【760号】トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか 夏でも発症するおそれがある「低体温症」のメカニズムと遭難の真相

2015-08-16

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

この夏は、高校野球が面白い!

今日でベスト8が出そろい、
創設100周年で盛り上がっている甲子園も
いよいよ終盤戦へ突入です。

今年は完全な「東高西低」で
東日本勢の高校が勝ち進んでいますね。
(ベスト16の内、13校も!)
特に関東勢の快進撃が素晴らしい。

ここ数年来は、ずっと西高東低の傾向でしたから、
これもまた“異常気象”によるものなんでしょうか。

さらに最近は「打高投低」の傾向が強いようで、
逆転に次ぐ逆転の打撃戦が多く見られます。

見ているほうは楽しいですが、
投げるピッチャーは大変でしょうね。

そんなパカスカ打ちまくるバッター陣の中でも
最も注目を浴び輝いているのは…、
早実のスーパー1年生「怪物・清宮」選手でしょう!

3回戦の東海大甲府戦では、3長打・5打点と大爆発。
ついに豪快なホームランもかっ飛ばしてくれました。
1年生の1試合での打点としては、
清原(4打点)桑田(3打点)を抜く記録らしいですよ。

いや〜、一発にはスカッとしました。
感動です。

甲子園に来てから3試合連続でデッドボールと厳しく攻められ、
警戒されている中にもかかわらず、
驚異の「打率5割」も打ちまくっているわけですから、
やっぱり清宮選手はただ者じゃありません。

それでも「まだまだこんなもんじゃないない」
と、あっけらかんと言い放つあたり、
超大物の片鱗を随所に見せてくれます。

注目されてもプレッシャーを感じることなく、
「期待をやりがいに感じて野球を楽しみたい」
と言うのですから、大した高校1年生です。

カラダもビッグですが、
マウスもビッグなところがいいですね。

「お地蔵さま」っぽい憎めないフェイスもいい!(笑)

清宮パパのDNAも話題ですが、
私は数年前、父・清宮克幸氏の講演会に参加したことがあります。

あれはまだサントリー・ラグビー部の監督をされていたときのこと。
低迷していた早大ラグビー部を日本選手権で優勝させるまでの強豪チームに
大改革した取り組みについて拝聴することができ、
指導者としての在り方を学ぶ、素晴らしい時間となりました。

きっとそのマインドは息子へも継承されているのでしょう。
息子・幸太郎君の言動を見ていると、
大物感がたっぷりでワクワクしてきます。

そこで私は、
この夏のブームに乗り遅れてはいけないと、
早速、「生・清宮幸太郎」を見てきました。

甲子園へ、ではありませんよ。
西東京地区予選の準々決勝を応援しようと、
いざ「神宮球場」へ。

運のいいことに、
ちょうど空いていたバックネット裏の特等席にて
清宮選手のタイムリーヒットを「目撃」することができました。

会社帰りに立ち寄ったため、
第4試合の途中からのナイター観戦となりましたが、
「生ビール」を飲みながらの「生キヨミヤ」は、
ホント最高でしたね。

なぜ、慌ててこの日の準々決勝を観戦しに行ったかといいますと、
きっと次の準決勝では日大三高に負けるだろうと思ったからです。

しかしながら、そんな心配をよそに、
優勝候補の日大三高を破り、
決勝では強豪東海大菅生に大逆転勝ちと…、
これはやはり、「持っている」とか思えません。

まだ、1年生。
これからの活躍が本当に楽しみです。

リトルリーグ時代の清宮選手には、
「“8打席”連続ホームラン」
という大記録があるらしいですから、
甲子園でも連戦連発を期待したいところです。

“リトル132発”など、規格外の伝説は数々あれど、
「まだまだこんなもんじゃない」
というのは真実味を帯びてきました!

さあ、大きく羽ばたけ!

未来のスーパーヒーロー! 清宮幸太郎!!!

 

と、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

今週も、624冊目のお薦め書籍の中から、
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

文中に、清宮克幸氏が兄のように慕う
故・奥克彦大使が登場します。
早大監督時代のスローガン「アルティメット・クラッシュ」は、
奥氏によって名付けられたものらしいですね。

本日のテーマは、
【先入観の恐怖】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.624
「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」
低体温症と事故の教訓
夏でも発症するおそれがある「低体温症」のメカニズムと遭難の真相
羽根田治・飯田肇・金田正樹・山本正嘉 著
ヤマケイ文庫

イラク北部に住む反政府組織・クルド族は、
これを機会に蜂起して政府の転覆を謀ろうとし、
その後押しをアメリカがした。

まだ精鋭部隊が残っていたイラク軍が、
この蜂起に逆襲をかけたために、
二〇〇万人のクルド人は
イランとトルコの国境に大量の難民となって逃れた。
三月のまだ寒い時期だった。

湾岸戦争に資金しか出せなかった日本は名誉挽回とばかり、
国際緊急援助隊の医療チームをいち早くこの地に送った。
まだ国連の難民高等弁務官事務所も、
難民受け入れ体制が整っていない時期だった。

医療実働隊の第二陣の医師三名、看護師六名、
調整員四名の計十三名がイラン入りしたのは、
難民が流入してから一週間後のことだった。

首都テヘランから八〇〇キロ北西部にある
イラクとの国境に接するナガデー村周辺の荒野には、
二十四万人の難民が着の身着のままの状態で
路上生活を強いられていた。

後手に回った国連の援助が行き届かぬまま、
私は一週間後にできる国連の病院テントを任されることになり、
それまではナガデー村にある唯一の病院
イマムホメイニ病院を手伝うことになった。

五十床ほどの倉庫のような作りのこの病院には、
イラン人の医師のほかに
出稼ぎのバングラデシュ人の医師がいる。
朝から押しかける難民の患者を
けっして熱心に診ようとはしない。

二階の病棟には乳児の入院患者が
二十名ほど寝かされている。
ほとんどが下痢症と呼吸器疾患だった。
部屋全体が悪臭に満ち、
ドアを開けて入るのにも勇気がいった。

朝は零下近く下がる気温だが、
煖房が充分な病棟ではなかった。

初日の夜のミーティングで看護師たちから、
今日はふたりの赤ちゃんが亡くなった、報告を受けた。
翌日もひとり亡くなり、
われわれ医者は病棟の赤ちゃんを看てくれ、と頼まれた。

悪臭のする病室では、
おとな用の一ベッドに五名の赤ちゃんが寝ている。
皺が寄りげっそりした顔、手足がやけに細く見える。

赤ちゃんのかわいらしい容姿は微塵もなく、
年をとった赤ちゃんという印象だった。
下痢が続くことによって脱水症となり、
げっそりとしているのだ。

命からがら逃げてきた母親からは、
満足な母乳が出ない。

経口補水液の投与や点滴の指示を出すが、
痩せた腕の血管に点滴の針が入らない。
針を刺しても弱々しい声で泣いている。

夜のミーティングで、最も若い看護師から
「赤ちゃんの肌が冷たい!」という発言があった。
肌が冷たい?
さっそく歩いても数分の病院へ行ってみた。

掛けてある暖かいとはいえない毛布を外してみると、
ベッドと身体の間にはゴム製のシートが敷いてある。
オムツは薄い布で、
日本にあるオムツとはほど遠いしろもので、
下痢の便とおしっこでびしょびしょに濡れている。
背中に触ると冷たい。

イランの看護師さんはオムツ替えもあまりやっていないし、
難民の母親に替えのオムツなどない。

「死因は低体温症だ」と気がついたときには、
もう十二人の赤ちゃんが亡くなっていた。

私にとって最も苦手な小児科患者とはいえ、
なぜあの赤ちゃんの肌に触らなかったのか
悔やんでも悔やみ切れないほど悔しい気分でいっぱいだった。

頻繁に換えることがない濡れたオムツが赤ちゃんの体温を奪い、
低体温症になり、亡くなってしまったのだ。
これは人為的なミスとも言える。

極限の状態で逃げて来た難民たちへの医療ではあるが、
病気そのものを治すことに眼を奪われ、
根本である体温の管理に充分な配慮ができていなかった。

死亡原因が判明した以上、
その原因を早急に改善してやらなければならない。
赤ちゃんのベッド状態を改善すること、
沐浴して身体をできるだけ清潔にすること、
オムツ交換を一日に数回すること、
下痢による脱水に充分な電解質液を補充することにした。

われわれは日本政府の援助で来ている以上、
日本大使館が全面的にこれに協力している。
われわれと共に渉外交渉の役目のために同行してくれたのは、
イラク戦争後にその復興支援に奔走中の二〇〇三年十一月二十九日、
イラク・テクリート村周辺でテロにより銃撃されて亡くなった外交官、
奥克彦一等書記官だった。

低体温症で亡くなった赤ちゃんの経緯を彼に話し、
オムツ用の布の購入をなんとかならないかと相談した。

「わかった。それはおやすいご用です。任せてください。
とりあえず、テヘランから紙オムツを送るように手配しましょう」

沐浴、紙オムツの使用は、低体温症を予防し、
赤ちゃんの回復を早めた。

われわれの医療は、病気を治す手段として薬を投与する、
手術する、リハビリテーションで機能を回復することなどに専念し、
治すことが当たり前だと思っていた。

オムツを換えるだけで命を救うということは
思いもよらなかったことで、
先入観を捨て、
現場での医療を考えていかなければならないことを
痛感した出来事だった。

 

 

2015年8月16日(日)

******************************
早川勝
【ホームページ】
http://tsuitel.in

最新刊
「媚びないリーダーは人を動かす」
http://qq2q.biz/lSZo

「人気シリーズ3部作」↓
http://tsuitel.in/books

【書籍案内】↓
http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

E-mail:hayakawa@tsuitel.in
ご感想、配信停止はコチラ↑
******************************

早川勝メール【759号】夜、眠る前に読むと心が「ほっ」とする50の物語 “大切なこと”を思い出させてくれるストーリー

2015-08-09

皆様
こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

 

本日8/9(日)の朝日新聞・朝刊1面に
「媚びないリーダーは人を動かす」
http://qq2q.biz/lSZo
の書籍広告が掲載されました。
http://tsuitel.in/archives/1517

さりげなく控えめな広告ではありますが…、
その小さな存在に気づいてくださった方との
新しい「ご縁」を思うと、
胸が熱くなります。

これもひとえに、「ぱる出版」さんが
拡販に力を入れてくれてるからこそ。

本当に感謝・感激です。

我が家では、朝日新聞を定期購読していないもので、
今朝は早くからコンビニへ「走って」朝日新聞を購入。
(Facebookにもアップしました)↓
http://www.facebook.com/masaru.hayakawa2

最近、運動不足で体がなまっているところだったので、
あえて早歩きで往復40分かかるセブンイレブンまで
朝日新聞を買いに行ってきました。

いや〜、ちょうどよい運動になりましたよ。

特に、この11連休の夏季休暇の間というのは、
毎年恒例となっている「執筆合宿」に専念。

空調の効いた部屋に籠り切りで
ずっとパソコンに向かっていると、
どうしても運動不足になりがちです。

そこで、この夏休み中は、
ジョギング(早朝散歩?)をしようと決めました。

カラダを動かしていると、
原稿のアイデアもひらめきがありそうです。

ということで、
次作9冊目は、死ぬ気シリーズ第4弾として、
「運」をテーマに書こう、と原案をまとめました。

思い起こせば一年前の夏休みも、
大型連休をすべて執筆のために捧げ、
「死ぬ気で働く営業マンだけがお客さまに選ばれる」
を書き上げました。

そのおかげで、この一年間というもの、
各方面の様々な営業マンから
「悩みから救われた」
「営業のヒントを得た」
「初心に帰れた」
「モチベーションが上がった」
「営業実績が改善された」
などという嬉しいお言葉を
たくさんいただくことができました。

そして、その新刊の読者の方を通じて、
新しいご縁をいただく機会も増えました。

実は、そんなご縁の一つがきっかけとなり、
この夏、某生命保険会社のMDRT会に
講師としてお招きいただきました。

町田まで遠征し、
2時間ほど熱く語ってまいりました。

そんな私の熱いトークのせいで、
ついにセミナー会場のエアコンが故障。

場内は「熱気」に包まれました。

しかし、そんな暑さの中でも、
MDRTの方々、
MDRTを目指そうという方々は、さすがですね。

猛暑を忘れているかのごとく前向きに
そして“熱心”に耳を傾けてくださいました。

本当に素晴らしいですね。

素敵なご縁に、
感謝・感激・感動の一日となりました。

 

と、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

今週も、623冊目のお薦め書籍の中から、
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

今や、超売れっ子作家の西沢泰生さんですが、
著書の中の参考文献として、
拙著「死ぬ気で働く営業マンだけがお客さまに選ばれる」
http://tsuitel.in/books
から義兄のエピソードをとりあげてくださいました。

大変光栄なことです。

その部分も後半で抜粋してみました。

本日のテーマは、
【ペイフォワード】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.623
「夜、眠る前に読むと心が「ほっ」とする50の物語
“大切なこと”を思い出させてくれるストーリー
西沢泰生 著
王様文庫

 

第3夜
カッコいいおごり方

たとえば、知人にご馳走してお礼を言われた時。
「どういたしまして」
と言うのは少し他人行儀だし、
「気にすんなよ」
と言うとちょっとカッコつけている気がしますよね。

そんなシチュエーションで、
ビートたけしさんが後輩へ言ったひと言が
「たけし伝説」の一つとして伝わっています。

それは、お笑い芸人……というより役者のイメージが強い、
「アリtoキリギリス」の石井正則さんが
まだあまり売れていない頃のことです。

石井さん(当時25歳)が仲間と飲んでいると、
その店に偶然、番組スタッフと一緒に
ビートたけしさんがやってきたのだそうです。

石井さんにとっては、
雲の上の人との偶然の出会いです。

大緊張しながらも、
仲間と共にたけしさんの前まで行き、
「お笑い芸人の石井と申します!」
とかしこまって挨拶しました。

対するたけしさんは「ああ」という感じで、
会話らしい会話をすることもなく、
石井さんたちは自分たちの席にもどります。

その後、店を出ようとした石井さんたち。
お勘定をしようとして、
店員から驚きの言葉を聞きます。

「お代はたけしさんからいただいています」

驚き、大あわてで靴もはかずに
店の外へ飛び出す石井さんたち。

たけしさんの後ろ姿を見つけると、
その背中に向かって大声で叫びました。
「ありがとうございました!」

この時、振り返ったたけしさんが
石井さんたちに言ったひと言がカッコよかった。

たけしさんは、ちょっと照れた顔で
口元に笑いを浮かべながら
こう言ったのです。

「売れたら使ってね」

この言葉、
「もしスターになったら、
オレが落ち目になっていても共演者に選んでね」
という意味ですね。

厳しい芸能界で、
「下積み時代を経験している成功者」
ならではの言葉です。

そう言えば、あるタレントは
こんなことを言っていました。
「番組の若いスタッフに横柄な態度をとっていると、
そのうちにその人が偉くなって痛い目を見る」

芸能界で長年、売れ続けているベテランタレントというのは、
概して若いスタッフにまで気をつかっているものです。

大御所と呼ばれるような人が、
「番組のスタッフ全員」に対して
差し入れすることが多いのには、
ちゃんと理由があるのです。

何かとこき使われるアシスタント時代にも、
丁寧な接し方をされていたら、やがて自分が出世して、
逆にベテランタレントのほうが落ち目になったとしても、
「〇〇さんを番組で起用してみようかな」
なんて思うのが人情ですよね。

一般社会でも同じ。
相手がどんなに下の立場でも、あなどってはいけません。

そもそも、「誰が偉くて、誰が偉くない」
なんてことはないのです。

役職なんて、
人間的な価値とはまったく関係ありません。

ですから、相手の肩書きによって
態度を変える人は「小モノ」。

一方、誰に対しても
等しく丁寧に接する人が「大モノ」です。

ちなみに、たけしさんが
「後輩が同じ店にいたら、店を先に出ておごる」
と決めたのは、俳優の渡哲也さんから
「自分はそうしている」と聞いたからなのだとか。

そして、その渡さんは、
それを故・石原裕次郎さんから聞いて
実践していたのだそうです。

「カッコいいおごり方」の
ペイ・フォワード(=恩送り)ですね。

 

(中略)

 

第27夜
口ベタなのに売れ続ける営業マン

『死ぬ気で働く営業マンだけがお客さまに選ばれる』
(早川勝著/かんき出版)という本に出てくる
某自動車ディーラーの元営業マン……
というより、著書の早川さんの義理のお兄さんの実話です。

早川さんのお義兄さん、
はっきり言って「口ベタ」。

性格は「クソ」が付くほど「真面目」で、
「バカ」が付くほど「正直」。
そして、「お人よし」。

そんな「不器用」なお義兄さん。

にもかかわらず、なんと、営業として、
216カ月(=18年)連続で営業目標クリアという
とんでもない偉業を達成しているのです。

営業マンの営業目標のノルマって
「達成すればするほど」どんどんハードルが上がります。

達成しても、達成しても、
次にはもっと大きい数字がノルマとして課せられる。

目標を毎回クリアし続けるのは、本当に至難のワザ。

にもかかわらず、連続達成記録は
お義兄さんが店長に就任するまで続いたのです。

いったい、どうしてそんなことができたのでしょう。

最初に言ったようにこのお義兄さん、
本当に口ベタなのです。

何しろ、営業職へ異動する前は
車の整備や修理が専門のサービスマンで、
毎日、油まみれになって、
お客さんと話す機会すらなかったのですから。

あなたには、彼がそんな偉業を達成できた理由が
想像できますか?

答えは「彼が〇〇だったから」

〇〇の中に入るのは漢字2文字です。

口ベタで不器用な彼が、
18年連続で売上目標クリアという離れワザを達成できた理由。

それは……。

「誠実だったから」

このお義兄さん。

お客さんから「車が故障した」と聞けば、
夜中でも休日でも笑顔で駆けつける。

お客さんの家族が車を探していると聞けば、
たとえ1円の得にもならなくても、
中古車や、時には他のメーカーの車でも
安く手に入れられるように手を尽くす。

他にも、「駐車場探し」や「ローンの相談」はもちろん、
車とはまったく関係の無い「病院施設の紹介」
「家屋の修繕」などなど……。

「お客様が困っている」と知ると、
どんなことでも親身になって相談に乗り、
力になったのです。

お客にしてみれば、
もう「車のセールス」などという
ワクをはるかに超えた「よき相談者」、
オーバーに言えば「人生のパートナー」のような存在。

そんな彼から、車を買わないわけがありません。

彼のもとには、お客のほうから次々に
「あなたから車を買いたい!」
と注文が入ってきたのです。

しかも、そのお客がまた、
新しいお客を紹介してくれる……。

こうして彼は、
強引な「売り込み」を一切しないにもかかわらず、
上がり続けるノルマを18年間もクリアすることができた、
というわけです。

「口ベタ」にもかかわらず
営業時代、天下無敵だったお義兄さん。

その最大の武器は「誠実さ」。

そうです。
お義兄さんが営業時代に売っていたのは「車」ではなく
「信頼」だったのです。

 

「人の心をつかむもの。それは『誠実』である。」
(ビル・ゲイツ)

 

 

2015年8月9日(日)

******************************
早川勝
【ホームページ】
http://tsuitel.in

最新刊
「媚びないリーダーは人を動かす」
http://qq2q.biz/lSZo

「人気シリーズ3部作」↓
http://tsuitel.in/books

【書籍案内】↓
http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

E-mail:hayakawa@tsuitel.in
ご感想、配信停止はコチラ↑
******************************

早川勝メール【758号】なぜ、この人に部下はついていくのか? 媚びないリーダーは人を動かす

2015-08-02

皆様
こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

 

夏まっさかりの8月に入り、
猛暑日の続く毎日ですが、
いかがお過ごしでしょうか?

先月も、猛暑と雨続きでしたが、
原稿がひと休みしたタイミングでもあり、
冷房のよく効いた涼しい映画館にて、
3本の名画を鑑賞することができました。

1.「愛を積むひと」
2.「きみはいい子」
3.「フレンチアルプスで起きたこと」

その中でも、特に印象的だったのは、
「フレンチアルプスで起きたこと」。

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員賞に輝き、
米映画批評家賞の外国語映画賞を最多15部門獲得した傑作。

スウェーデン映画を観るというのは、
久しぶりすぎて記憶にありません。

アルプスの高級リゾートへスキーにやってきた4人家族の物語。

家族揃ってテラス席で昼食中、
大きな雪崩が発生し、巻き込まれそうになります。
予期せぬ事態に悲鳴とパニックが交錯する中、
家族を守るべき夫(父)が咄嗟にとった行動というのは、
家族を見捨てて「一人で逃げ出す」という残念なものでした。

幸い大事には至らなかったものの、
妻と子供たちをガッカリさせた「父親の行動」によって、
家族関係はぎくしゃくし始め、
妻との間の空気にも暗雲が立ちこめます。

本能的とはいえ、いや、本能的だからこそ、
妻と子供を見捨て、
自分自身だけが助かることを選択した「自分の弱さ」に対し、
自己弁護と自己嫌悪でボロボロになっていきます。

北欧版「ゴーン・ガール」ともいえる映画ですが、
「これが結婚というものよ」では済まされない、
残酷な“事件”による家族の葛藤と格闘を
私たちは悲しみとともに目撃することになります。

この映画は、夫と妻、父と子の心理的な攻防を
鋭い洞察力と絶妙な観察力で描き切った、
深い深い人間ドラマでした。

誰しもが経験のある日常生活での失敗や、
取り返しのつかないピンチに陥ったとき、
どのようにして大切な人と向き合っていけばいいのか、
私たちへ暗示してくれます。
そして、
どのようにして自分自身と向き合っていけばいいのかも、
私たちへ教えくれます。

果たして「理想の父親」の座は取り戻せるのか。

バラバラになった家族の絆はひとつになれるのか。

父親であるあなたは、きっと誓うでしょう。
「俺は違う。何があっても絶対に家族を守ってみせる」と。

父親とは、突然の危機が家族に襲ってきたとき、
家族を守るために立ち上がるものだ、
と思い込んでいることでしょう。

でも、ふと立ち止まって、
それは「傲り」かもしれないと自分に問いかけてみるべきだ、
と言ったら怒られるでしょうか。

実際の研究結果によると、
ハイジャックや海難事故といった大惨事の後には、
多くの生存者カップルが離婚しているそうです。

極限状態の中で男性の多くが紳士的な振る舞いはとれず、
想像を絶する自己中心的な行動に及ぶといいます。

生か死かという状況に陥ったときに逃げ出して自分を守るのは、
「女性に比べて男性のほうがその傾向が強い」、
という結果が明らかになっているのです。

人間の「あり方」とは何か。

私は「フレンチアルプスで起きたこと」の希望あるラストに遭遇し、
自分らしく生きるためのヒントが得られたような気がしました。

人生とは成長の旅路ですね。

オススメの1本です。

その他の2本は邦画でした。

「愛を積むひと」と「きみはいい子」も、
家族について…人生について…描かれた秀作でした。

希望と再生がテーマ。

鑑賞中、何度も何度も
「う〜む、いい映画だなぁ〜」と、
涙を流しながら唸ったのは久しぶりです。

感動しましたよ。

都内での上映はもう終わってしまったかもしれませんが、
ぜひ、DVDになったらお見逃しなく。

 

と、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

今週も、僭越ながら、
先週に引き続きまして
私早川勝の8作目の最新刊の中より、
本文の一部を抜粋し、ご紹介いたします。

「媚びないリーダーは人を動かす」
↓(ぱる出版)
http://qq2q.biz/lSZo

先週末より、
全国の大型書店にて一斉に積まれ始め、
おかげさまで順調な滑り出しのようです。

有り難いことに、
早くも、多くの方々から、
読後の感想が届いておりまして、
それらの声を要約しますと…、

サクサク読みやすく、
グサッグサッと胸に突き刺さって、
グイグイと惹きこまれていき、
最後には、ワクワクする、

という内容であるとのこと…。

ありがとうございます。

引き続き「夏休みの課題図書」として
皆さんからの感想文(宿題)をお待ちしています。

このたび、
オフィシャルサイト↓
http://tsuitel.in/

スペシャルブックサイト↓
http://tsuitel.in/books/book_list/
もリニューアルオープンしました。

ネットショップでは
明日8/3以降に発送となっているようで…、
早々とご予約いただきました方々には、
お待たせしておりまして、
大変申し訳ございません。

そんな皆さんのために、
本日は一足先に、
本文の一部を大サービスでご覧いただきます。

本日のテーマは、
【媚びない感情レベル】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.629
「媚びないリーダーは人を動かす」
経営者・管理職5000人を救ったカリスマ経営コンサルタントが教える【集団行動】の真髄
なぜ、この人に部下はついていくのか?
早川勝/小澤千春 著 かんき出版
http://qq2q.biz/lSZo

 

本編に入る前に、次のように
「媚びないリーダー・レベル」を7段階に分類してみた。

簡単に概要を説明しておく。

◎レベルS【エネルギッシュ】
情熱的で高潔な人格者

緻密な計画性と臨機応変な実行力に優れ、
信念がブレない愛情深い人。

◎レベルA【プロアクティブ】
積極的な楽観主義者

明朗快活で親しみやすく社交的で、
目標達成志向の行動派。

◎レベルB【ノーマル】
保守的な堅実派

変化や衝突を嫌う日和見主義者。

◎レベルC【アバウト】
無責任な消極派

仕事にも人生にも「退屈」している怠け者。

◎レベルD【アングリー】
激怒するエゴイスト

恐怖で部下を支配しようとする独裁者。

◎レベルE【ジェラシー】
敵対する破壊者

偽善者を演じる狡猾で異常な危険人物。

◎レベルZ【ダーク】
無気力な落伍者

組織は任せ切れない自信喪失状態の臆病者。

すべてのリーダーは、
この7つのレベルのどこかに位置づけられる。
いわゆる「感情」のレベルであると理解してほしい。

人間は感情の生き物だ。
せっかくの能力も感情レベル次第で
生かされることもあれば殺されることもある。

部下も含め、すべての人もまた、
どこかのレベルに分類できる。

あなたの周囲の人たちの顔を思い浮かべてほしい。

まずは、どのレベルに該当するのか、
これから一緒に分析してもらいたい。

たとえば、Bに近いC、Dに近いC、という人も存在するし、
環境の変化や人間関係によっては、
Cの人がAのレベルに上がること、
Cの人がEのレベルにまで下がることもある。

常に「媚びないリーダー・レベル」は変化し、
必ずしも一定ではないのだ。

だからこそ、部下のレベルを正しく認識し、
リーダー自身もまた、
自己のレベルを知っておくことが必要不可欠となってくる。

その上で、管理、指導、育成、コミュニケーションを強化していくのだ。

そうすれば、すべてのマネジメントがうまく回り出し、
問題も早期に解決していく。

明らかな「結果」となって現れてくるのである。

まずは、リーダー自身の媚びないレベルを上げ、
メンバーの媚びないレベルを上げ、
チーム全体の媚びないレベルを上げるのだ。

自信満々の最強チームを創り上げるために。

このレベルを少しでも上げること、
そして、Sレベルのエネルギシュや
Aレベルのプロアクティブの段階に保つことができれば、
間違いなく組織の実績は向上する。

組織の第一線で奮闘努力しているリーダーたちへ向け、
具体的にどのような対処法で
媚びないレベルを上げていけばよいのか、
本書を通じて伝えたい。

(中略)

私たちは、間違ってもこういったダーク・リーダー、
ジェラシー・リーダー、アングリー・リーダーであってはならない。

しかし、残念ながら、
理不尽な理由で攻撃され心に傷を負ったり、
自信を喪失してしまうような大きな失態を犯してしまったり、
トラウマになるようなショックな事件が起こったりすると、
やはり人間だ、前向きなタイプのリーダーであっても、
落ち込むこともあるし、自暴自棄にもなる。
人を恨むこともあるし、心はやさぐれる。

一時的にZレベル、Eレベル、Dレベルまで
感情レベルが引き下げられてしまうこともあり得るのだ。

ストレス状態が長く続いたりした場合も要注意だ。
気づくと感情レベル(媚びないレベル)は下がっていく。

一般的に私たちは、
「モチベーションが下がっている」
「最近、毎日がマンネリ化している」
「なんだかやる気が出ない」
「スランプが続いていて抜け出せない」
などと表現するのだが、
正確に分析してみれば、
それは感情レベルが落ちている証拠なのである。

だから、私たちは「媚びないレベル」を意識的に
Sレベル、Aレベルのエネルギッシュ・リーダーや
プロアクティブ・リーダーへと上げていく努力が必要なのである。

その明快なるメソッドを、
次の章から具体的に伝えていきたいと思う。

(中略)

いったいどのような?生き方?で仕事に取り組めば、
リーダー自身の「媚びないレベル」を
引き上げることができるのだろうか。

いったいどのような?技術?を発揮すれば、
チームメンバー一人ひとりの「感情レベル7段階」を
アップさせることができるのだろうか。

第2章「生き方編」、第3章「技術編」では、
その具体的なレベルアップ法を伝えていきたい。

この?生き方?と?技術?をマスターすることができれば、
「感情レベル7段階」は確実に一段一段上がっていく。

今はまだ媚びてしまうあなたであったとしても、
やがて、エネルギッシュに
「媚びないリーダーシップ」を発揮することができるようになる。

「自信」に満ち溢れた人心掌握術により、
組織管下メンバーのすべてを意のままにできる
“感情の達人”になれるのだ。
もう誰にも媚びることはない。

媚びることなく自然体で、
組織の発展、繁栄を遂げさせることができる。

今、伸び悩んでいる業績を
V字回復させることでさえ容易になるのだ。

* * *

ではまず、この章で伝えたいのは「生き方」である。

「媚びない」ためには、リーダーとして、
自分自身の「感情」を磨き続ける生き方が必要不可欠なのだ。

組織の業績が上がらない「媚びているリーダー」は、
まず自分の?感情を磨く?という、
本来なら最優先すべき努力を怠っている。

おそらく、リーダーとして
なんらかの能力を評価されたうえで出世したのだろうから、
ある程度の能力はあるのかもしれない。

しかし、「能力のレベル」と「感情のレベル」は
まったく別次元であると理解してほしい。

たとえば、お勉強ができ、知識が豊富で、
学歴もあり、ズバ抜けてITに強い、という人がいたとする。

素晴らしい能力だ。
その能力によって評価され出世することもあるだろう。

ところが、いくら能力がスバ抜けていたとしても、
感情レベルがC、D、E、Zならば、
やがてその能力には陰りが見えてくる。

壁にぶち当たり、
業績やモチベーションは波を打ち、安定しない。

または、プレゼン能力が高く、表現力、交渉力、
説得力がズバ抜けている、という人がいたとする。

いわゆる口の上手いタイプだ。
これまた、その能力が大きな武器となり、
成功を収めることもあるだろう。

しかし、感情レベルが低ければ、
やはり成功のピークは長く続かない。

感情レベルを高く引き上げることで、
それらの能力もまたさらに生かされるのである。

お客様との数度の面談回数で成約に至ってしまう営業マンや、
接客はその場限りという販売員が、
そのフィールドでどれだけ活躍できたからといって、
毎日のように同じチームメンバーとコミュニケーションを
取らなければならないリーダーとしては、
必ずしも成功するとは限らない……、
ということが起きるのも、
「媚びない感情レベル」はごまかしが利かない、という証拠だろう。
いつかボロが出るのである。

ましてや、年功序列で手に入れた「ダーク課長」、
たまたま続いた幸運によって出世した「アバウト次長」、
上役の顔色を伺いながら社内営業に尽くしてきた「ノーマル部長」など、
ニセモノの媚びてるリーダーたちが
マネジメントで苦労する悲劇は、枚挙にいとまがない。

チームメンバーからは
「お荷物課長」「目の上のたんコブ次長」「太鼓持ち部長」
などと、軽蔑され見下されているのである。

部下というものは、自分のことは棚に上げ、
上司の欠点はよく観察し、常に厳しい評価を下している。

それでいて、本音を隠しつつ上辺だけの忠誠を装い、
陰では?上司失格?の烙印を押しているのだ。

こういった現実が大半であるのに、
リーダー自身は一向に変わろうとしない。
そもそも自分自身を改善するなどという発想がないのだ。

チームの業績が上がらないのはリーダーである自分のせいではなく、
「部下が無能だから」「部下の働きが悪いから」
と思い込んでいるのだから、
その無責任さには呆れてものが言えない。
腹立たしくもある。

そんな感情レベルの低いリーダーが組織を改善する対策として
真っ先に掲げるのが「部下の育成」なのだが……。

それはもちろん見せかけだけの看板に過ぎない。

(中略)

たとえば、生保業界のリーダーたちの多くは、
「結果=収入」としてシビアに評価される。

「見せかけだけの看板」は通用しない。

したがって、業績の上がらないリーダーは淘汰されていく。
経営者もまた同じだ。

部下と共に感情レベルを上げ成長している媚びないリーダーは、
部下との信頼の厚さに比例するように昇給・昇格していくが、
感情レベルの低い媚びてるリーダーは挫折していく運命にあった。

私は、その厳しいことで有名な
生命保険のフルコミッションセールス(完全歩合給制)の世界で、
20年近く支社長や営業所長を務めてきた。

その経験の中で、成功するリーダーと
失敗するリーダーを数多く見てきたのだ。

師匠であるはずのノーマル・リーダーが「保守的」であれば、
弟子であるはずの部下たちもまた守りに入りチャレンジしない。

師匠であるはずのアバウト・リーダーが「いい加減」であれば、
弟子であるはずの部下たちのミスやトラブルが減らない。

師匠であるはずのアングリー・リーダーが「ヒステリック」であれば、
弟子であるはずの部下たちは防御的になり、士気が上がらない。

意識する意識しないにかかわらず、
部下は常にリーダーをよく観察し、
強い影響を受けている。

高潔で意志のブレないエネルギッシュ・リーダーのチームは、
メンバーのモチベーションも高く真っ直ぐに目的に向かい、
素晴らしい実績を誇っている。
チーム内の倫理観や道徳観は理念となって浸透し、
やがて?文化?となる。

行動的でポジティブなプロアクティブ・リーダーのチームは、
メンバーも朝早くから主体的に仕事に取り組み、
チームワークよく支え合って行動している。
なんといっても職場の雰囲気が明るい。

観察している部下が、リーダーの影響を受けた結果だ。

組織とは……、部下とは……、
リーダー自身を映し出す「鏡」なのである。

人生におけるすべての「人間関係」が、
自分自身を映し出す鏡であるように、
まさにチームというのは
リーダー自身の?感情?をそのまま投影している。

だから、感情レベルの低いリーダーが
「チームの未熟さ」を嘆き批判する言動というのは、
そのまま自分自身に対して「ダメ出し」しているのと
同じであることの自覚が必要である。

リーダー自らの感情レベルを正しく認識することこそが、
組織改革の第一歩になるのだ。

そして何よりも、チーム繁栄の条件として、
リーダーと部下が?同じ感情レベル”にあることが望ましい。

高いレベルで切磋琢磨しながら共に成長していくのである。
さらに理想を言えば、常にリーダーが一歩上の感情レベルを追求し、
部下を引っ張り上げてほしい。

それにはまず、リーダーである自分が変わることが求められる。
部下の「感情レベル」を育てる前に、
自分自身の「感情レベル」を育てなければならない。

とにかく、今よりもっと「媚びないレベル」を上げることだ。

あなたが思っているほど、
自分の感情レベルは高くないのだと自覚してほしい。

とかく自己評価は高くなりがちだ。それが人間である。
自分が思っている段階よりも
一つ下か二つ下くらいの感情レベルだと疑ってみることである。

今、自分はSレベルのエネルギッシュ・リーダーだと思っている人は、
プロアクティブかノーマルである、と。

自分はノーマル・リーダーだと思っている人は、
アバウトではないのか、もしかするとアングリーなのではないのか、と。

または、元々、プロアクティブ・リーダーとして活躍していたのに、
最近、落ちぶれてしまったのは、
ジェラシー・リーダーの傾向が強くなってきたからなのではないのかと、
感情レベルがAからEへ急降下していることを疑ってみてほしいのだ。

あなたは今、誰かを恨み、誰かを妬み、誰かを敵対し、
誰かを陥れようとしていないだろうか。

もう一度、あなた本来の素直さを取り戻してほしい。

試しに、最高の学びの「師」である部下の言葉に、
耳を傾けてみるのはどうだろうか。

悩んでいるとき、上手くいかないとき、失敗続きのとき、
たいていは謙虚さを失っているものだ。

一刻も早く本当の感情レベルと向き合うことである。

降格、左遷、リストラ、倒産など、
「挫折」を味わう前に気づいてほしい。
転落人生をすでに味わってしまったあなたであったとしても、
まだ間に合う。

媚びないレベルに気づくことで、
人生のV字回復を実現させることができるのだ。

どれだけ人に媚びて同情を誘ったとしても、
ダーク・リーダーのあなたを助けてくれる人はいない。

どれだけ敵対するライバルに勝ったとしても、
ジェラシー・リーダーのあなたを評価してくれる人はいない。

どれだけ怒りをぶつけたとしても、
アングリー・リーダーのあなたの思うように動いてくれる人はいない。

どれだけ目先の生活のために頑張ったとしても、
アバウト・リーダーのあなたを信用してくれる人はいない。

どれだけ「いい人」を演じたとしても、
ノーマル・リーダーのあなたを応援してくれる人はいない。

一つずつでいい。自分で階段を登ってほしい。
媚びないレベルを上げてほしい。

チームの成長というのは、
リーダー自身の「肯定的な感情」の変化なくしては
成り立たないのである。

 

 

2015年8月2日(日)

******************************
早川勝
【ホームページ】
http://tsuitel.in

最新刊
「媚びないリーダーは人を動かす」
http://qq2q.biz/lSZo

「人気シリーズ3部作」↓
http://tsuitel.in/books

【書籍案内】↓
http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

E-mail:hayakawa@tsuitel.in
ご感想、配信停止はコチラ↑
******************************

早川勝メール【757号】媚びないリーダーは人を動かす 経営者・管理職5000人を救ったカリスマ経営コンサルタントが教える【集団行動】の真髄

2015-07-26

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

お待たせいたしました!

いよいよ8作目の最新刊が発売となります。
「媚びないリーダーは人を動かす」
(ぱる出版)

表紙デザインは、今までの本と違って
こんな優しい感じです。

http://qq2q.biz/lSZo

今週末から来週にかけて、
全国各地の書店に並びはじめる予定です。

都内の大型書店であれば、
7月30日木曜日頃から
見つけることができるかも…。

ドドーンと積まれている「又吉本」の陰で
ひっそりと積まれている「早川本」を見かけましたら、
ぜひ、手に取ってみてください。

「媚びないリーダーは人を動かす」の中には
目から“火花”が飛び散るような
衝撃のメッセージが満載です。

「集団行動の真髄」について
リーダーへのメッセージをまとめた一冊。

すべての人に共通する?人間関係?をテーマに書きました。

このたびの新刊は、
海外でマスターした「組織学」の専門的なデータを基に、
5000人の経営者・管理職を成功に導いてきたという
伝説の経営コンサルタントX氏からの全面的な協力を得るとともに、
師の下で「集団行動」の研究を極めた第一人者・小澤千春氏との共著として、
ついに完成の運びとなりました。

本来はかなり難解なロジックを
誰にでも読み解けるようにと、
「早川勝語」に面白おかしく
かつ真面目に“翻訳”しました。

「日本語」をさらに別の「日本語」に翻訳した本というのは、
珍しいのではないでしょうか(笑)

この一冊を読み込めば、
明日からのあなたは、誰からもコントロールされることなく、
あるがままに堂々と自信満々、
「媚びない」人生を歩むことができるでしょう。

 

と、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

今週は、僭越ながら、
私早川勝の最新刊の中より、
「まえがき」を抜粋し、
ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【人間関係】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.629
「媚びないリーダーは人を動かす」
経営者・管理職5000人を救ったカリスマ経営コンサルタントが教える【集団行動】の真髄
なぜ、この人に部下はついていくのか?
早川勝/小澤千春著 かんき出版
http://qq2q.biz/lSZo

 

まえがき

組織のリーダーとして、大きな成功を収めるためには、
いったいどんな能力が求められるのだろうか。

著名な成功者の提言に耳を傾ければ、
至極ごもっともな回答を得ることができる。

「理念・ビジョンを明確に示し浸透させよ」
「率先垂範で行動せよ」
「問題解決能力を向上させよ」
「意思決定を瞬時に行え」
「実行力を身につけよ」
「人心を掌握し信頼関係を構築せよ」
「カリスマ性を磨け」

なるほど。すべてその通りである。

しかし、言うほど簡単ではない。

理想を頭で描いてみるものの、やはり現実の世界では、
自己管理やエゴとの葛藤に悩まされない日はないと言っていい。

リーダーというのは、日々、自分自身との戦いだ。

チームの未来像には靄がかかって先が見えず、
自らの優柔不断さに苛立ち、メンバーは笛吹けど踊らず、
一向にモチベーションは上がらない。

そうやって、人の上に立つ者の責任と重圧に
何度も押しつぶされそうになりながら、
リーダーは成長していくものなのだ。

いやはや、リーダーとは、なんとも大変な職務である。

筆者である私自身も例外ではない。

かれこれ20数年以上、
厳しい生保業界において、
営業所長、支社長、統括部長、本部長などを
経験してきた悩み多きリーダーの一人であった。

実体験の中で多くのことを学び、
そして同時に、数多くのリーダーたちを観察してきた。

フルコミッション制の生保業界においては、
営業マンと同じように
リーダーもまた結果をシビアに求められる。

成果を上げることができずに、
泣く泣く淘汰されていったリーダーたちも少なくなかった。

しかしながら、私は幸運にも、淘汰されることなく
数千万円の年収を二十数年間にわたり稼ぎ続けることができた。

といっても、それは私一人の力で得たものではない。

すべてはチームメンバーが活躍してくれたおかげだ。

実は、チームメンバーの力を引き出すには、
取って置きの「秘策」があるのだ。

私は、営業所長として、
最大かつ高い生産性を誇る全国ナンバーワンの営業所をつくり、
後継者である4人もの営業所長を育てることに成功した。

支社長としても、
どん底だった支社を年間表彰基準で全国断トツトップの支社に育て上げ、
コンテストでは主要項目「10冠王」に輝くまでのチームに変えることができた。

ちなみに、その10冠王の項目というのは、
目標達成率、換算保険料収入、契約件数、個人平均効率、
MDRT(Million Dollar Round Table の略、
トップ?6%?の生保営業が集う世界的な組織)占有率、
入賞基準達成者占有率、在籍規模(採用数)、新商品売上、継続率。

すべて全支社中トップとなった。

弱小だった支社は100名の陣容を超え(うちMDRT35名を輩出)、
のちに3つの新しい支社を分離設立(うち営業所長19名、営業マン160名)するほどまでに組織を拡大することができた。

その後のステージにおいても、
改革のミッション、組織立ち上げのミッションなど、
統括部長や営業本部長として様々なオファーを受けるに至った。

と同時に、7冊にも及ぶ書籍の出版を果たし、
それらはベストセラーにもなった。

淘汰されていったリーダーたちと私は、
何が違ったのだろうか。

その秘策を本書で披露したい。

過去7冊の拙著の中では、
あえて触れてこなかった本邦初公開のメッセージだ。

成功と失敗の分水嶺となる要因とは、
大きな括りでいえば二つしかない。
たった二つだ。

一つ目は、「覚悟」である。

リーダー自身の「死ぬ気で働く覚悟」が大切であるということは、
既に拙著『死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる』
(かんき出版)の中でも触れた。

ハードワークを推奨しているかのような言葉に、
始めはためらいや抵抗を感じる人も少なくなかったようだ。
「死ぬ気で働く覚悟」とは、あまりにも根性論的だし、
パワハラにも聞こえてくる言葉である。
素直に受け入れられない人が多かったのも無理はない。
しかし、「後悔しないリーダーの働き方」に対し、
多くの方々からの共感を得ることができた。

その覚悟の大切さについては、
その前著を参考にしてもらうとして、
実は、大きな飛躍を果たすためには、
もう一つ大切な「理論」を知っておく必要がある。

覚悟を決めたリーダーが極めるべき、二つ目の“切り札”だ。

それはいったい何なのか。

ズバリ、「人間関係」である。

リーダー一人の能力には限界がある。
所詮、人間一人の力など、たかが知れているのだから。

チームを成功に導けるかどうかは、
集団行動の特性を見極めた上で適切なコミュニケーションを取り、
人間関係をいかに正しく動かすかにかかっている。

リーダーの仕事は、
それがすべてであると言っても過言ではないのだ。

外部の人・内部の人に限らず、
どれだけ多くの協力者を得られるのか、
どれだけ本当の味方に守ってもらえるのか、
どれだけ献身的な部下の力を活かせるのか、
どれだけ有能な上司に認められるのか、
それらの人間関係によってリーダーの運命は大きく変わっていく。

反対に、あなたの足を引っ張り、敵対し、裏切り、問題を起こし、
悪運を運んでくる人間関係は絶たなければならない。

だからこそ、本書で取り上げる人間関係というのは、
今、あなたが考えているような
甘ったるい人間関係のことではない、とここで覚悟を決めてほしい。

もっと深いところにある「集団行動の真髄」を
理論的に知らなければならない。

このたび、「集団行動の真髄」を分析するにあたり、
その道のプロとして5000人の経営者・管理職を
成功に導いてきた伝説の経営コンサルタントX氏の片腕として
長く研究を尽くしてきた小澤千春氏に協力を仰いだ。

本書で解き明かされる理論は、
私自身の経験に基づくものだけでなく、
専門家によるデータとのコラボレーションによって
構成されている。
よって共著となった。

さて、成功するリーダーがチームメンバーなどに対するときの姿勢を
ひと言で表現するとすれば、いったい何だろうか。

チームを成功へ導くキーワード。

その答えは、「媚びないこと」である。

リーダーとしての成功の条件とは、
「媚びないスタンス」で
すべての人間関係を築いていけるかどうか、なのだ。

媚びないリーダーは
すべての人心を掌握することができる。

媚びる姿勢で接していると、何もかもが上手くいかない。
問題やトラブルが後を絶たず、
それらは解決しないどころか、ますますこじれていく。

厳しいビジネスの世界では、
上司と部下という関係はもちろんのこと、
組織内での関係性において不協和音を生み出すことも多く、
ひいてはそれが原因で業績悪化を招くことも少なくない。

業績不振の組織は、
上司も部下も「媚びる人」だらけである。

「媚びる人」「媚びない人」を単なる「性格」であると判断し、
感覚的にコミュニケーションをとっている。

その結果、多くの人たちが
様々な「人間関係」に苦しんでいるのだ。

しかし実は、「媚びないリーダー」が救世主となって
チームメンバーを思いのままに動かし、
どん底の組織をV字回復させていくことのできる
明快なメソッドが存在するのである。

その“秘策”をあなたにも伝えたい。

真のリーダーシップを発揮し、
組織改革を実現していくために、
本書を役立ててほしい。
早川 勝

 

 

2015年7月26日(日)

******************************
早川勝
【ホームページ】
http://tsuitel.in

最新刊
「媚びないリーダーは人を動かす」
http://qq2q.biz/lSZo

「人気シリーズ3部作」↓
http://tsuitel.in/books

【書籍案内】↓
http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

E-mail:hayakawa@tsuitel.in
ご感想、配信停止はコチラ↑
******************************

早川勝メール【756号】18年連続で世界トップクラスの売上を誇るカリスマの「小さな売れるコツ」100 「売れる販売員の全技術」

2015-07-18

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

お笑い芸人・ピースの又吉直樹さんが、
「芥川賞」を受賞されましたね。
おめでとうございます。
いや〜、凄い!
素晴らしい。

でも、私はまだ「火花」を読めていないんです。

夏休みに読破しようと、楽しみにとっておいたのですが、
もう待ちきれません。
時流に乗り遅れないよう、
この連休中に読んでみることにします。

実は、受賞当日の夜、
ふらっと有楽町駅前の三省堂書店に入ったところ、
店内はお祝いムード一色で大騒ぎ。

芥川賞受賞コーナーとして「火花」が山積みされ、
テレビカメラと報道陣が押し寄せ…。

と、そんな異様な雰囲気に圧倒されている間もなく、
フジテレビのアナウンサーから私にマイクが向けられ、
店内でインタビューを受けることに…。

「“めざましテレビ”ですが、少しよろしいですか?」
「又吉直樹さんが芥川賞を受賞されましたがっ!」
「ご存知でしたか?」
「又吉さんの受賞について、どう思われますか?」

という矢継ぎ早のインタビューに対して、
私は語り尽くしましたよ。
それはもう、熱く、熱く…
リアクションたっぷりに。

そして翌朝。
放送されるかなぁ、
と楽しみにしていましたが…、

残念ながら…、
「カット」されてしまったようです。

うーん、
私の熱苦しいコメントは、
もはや素人の域を出過ぎていたのかもしれませんね(笑)

反省しきりです。

それにしても、「火花」はこれで
一気に100万部突破とは!
芥川賞効果というのは、本当に絶大ですね。

一躍ミリオンセラー作家となった又吉直樹さんは、
受賞後のインタビューにて、
次のように答えていました。

「芸人」と「作家」、
この“二足のわらじ”を履いていることについて、

「今まで通り、基本10割芸人で、
プライベートな時間に作家をやる」

と、“芸人・又吉直樹”を強調していました。

あっ、これ、
僭越ながら、わたくしも同じ。

「芸人(保険会社勤務)10割で、
休日に執筆活動」。

同じお笑い芸人系?ですし、
「本が好き」という共通点もあり、
なんだか私早川も“イケる”のではないかと、
勝手に励まされている次第です(笑)

いつか私も、
芥川賞をいただけるような作家を目指して、
これからも365日全力を尽くしてまいります!

ということで、
その試金石となる作品が出来上がりました。
7月30日に8冊目の最新刊が発売されます。

「媚びないリーダーは人を動かす」
http://qq2q.biz/lSZo

えっ?

本の内容ですか?

もちろん、小説などではなく、
ビジネス書でございます。

わかりました。
では、少し中身にふれておきます。

本の前半は、
思わず膝を叩いて
「いる〜いる〜、こういう上司!」
と叫びたくなる「管理職あるある」ネタが満載で
これでもかこれでもかと迫りくる“7つの真髄”に
あなたも圧倒されてしまうでしょう。

本の後半は、
EET(エモーショナル・エレベーター・テクロノジー)
と私が名付けた
“上司が部下の『媚びないレベル』を引き上げる技術”を
「コントのような会話」ネタにして紹介していますので、
たっぷり楽しめますよ。
いや、学べますよ。

今回もまたまた、
読者ファンをはじめ多くの方々に、
大絶賛していただけることでしょう。

自信作です。
どうぞお楽しみに!

 

と、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

では、今週も井上健哉さんの最新刊の中より、
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【想像力】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.628
7万人の心をつかんだ
「売れる販売員の全技術」
http://de-site.net/test/amazon/
これからもあなたから買いたい!
18年連続で世界トップクラスの売上を誇るカリスマの「小さな売れるコツ」100
井上健哉著 かんき出版

 

「それでは、今から90秒後にベルを鳴らします。
それまでに涙を流してください。
3秒前、2、1、どうぞ」

これは、私がコンサルさせていただいた
「ある企業」で行われている、
販売員の採用面接での一幕です。

俳優のオーディションではありません。

ある企業とは、旅行代理店。
この旅行代理店では、
販売員に求められる一番の素質は、
地理に詳しいことや旅行商品の知識よりも、
「想像力」だととらえていたのです。

「なんで、想像力が販売員に求められるの?」
「必要なのは、商品知識や愛嬌なんじゃないの?」
と思われたでしょうか。

旅行代理店の販売員の仕事は、
お客様に旅行商品の説明をして、
納得してもらい、
お金を払ってもらうことです。

もちろん、それは旅行の出発前に。

つまりお客様は
高額な旅行代金に見合うだけの楽しさかどうか、
想像して判断しているのです。

お客様が、それをイメージできなければ
購入には至りません。

そして、納得したときに初めて
「未知のサービス」に対してお金を先払いします。

これは、ある種の賭けです。

涙は「何かが起きないと」流せません。

ですから応募者は、自らの感情を動かすために、
短期間のうちに想像力を駆使して
頭の中に映像を浮かべるのです。

就職活動で第一希望から内定をもらえたこと。
恋人からサプライズに満ちたプロポーズを受けたこと。
大切な人を亡くして悲しみのどん底に落ちたこと。

想像力を使って、
感情を動かすような映像を浮かべられたときに、
初めて人は涙を流すことができるのです。

(中略)

ちなみに、私は90秒で泣けます。

いや、泣けるようになりました。
訓練してコツをつかんだのです。

私の場合は、愛犬の死を思い出します。
15年連れ添ったので、
悲しかったことや嬉しかったこと、
エピソードに事欠きません。

動物は言葉を話さないので、
こちらが必死で相手が今何を考えているかを
想像しなくてはいけません。

一方、動物も言葉が使えないから、
目でモノを言い、
ボディランゲージを多用しなければなりません。

つまり、お互いが懸命に伝えたい、
理解しようと努めるからこそ、
意思疎通が成り立つのですね。

私の想像力に磨きがかかったのは、
犬を飼っていたことが大きく影響しているのかもしれません。

人間、つくり笑いはできても、
つくり泣きはできません。

なぜなら実際に涙を流さないといけないからです。
本当に嬉しくなったり悲しくなったりして、
涙が出るシーンを想像できないと泣けません。

それにしても面接に訪れた応募者は、
さぞかし面食らったでしょうね。
まさか面接で、いきなり
「涙を流してください」
と言われるとは思いもよらないでしょうから。

想像力は、売れる販売員に備わる共通点。

どんどん磨いていきたいものです。

 

 

2015年7月19日(日)

******************************
早川勝
【ホームページ】
http://tsuitel.in

最新刊
「媚びないリーダーは人を動かす」
http://qq2q.biz/lSZo

「人気シリーズ3部作」↓
http://tsuitel.in/books

【書籍案内】↓
http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

E-mail:hayakawa@tsuitel.in
ご感想、配信停止はコチラ↑
******************************

早川勝メール【755号】7万人の心をつかんだ 売れる販売員の全技術 これからもあなたから買いたい!

2015-07-12

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

このたび、
私が敬愛してやまない井上健哉先生の著書が
初めて出版されることになりました。

全国各地から
セミナー・講演のオファーが殺到している超多忙な中、
その合間を縫って、ついに渾身のデビュー作が完成。

7万人の心をつかんだ
「売れる販売員の全技術」(かんき出版)、
http://de-site.net/test/amazon/

明日7月13日(月)より
全国書店にて、いよいよ発売開始です。

実はですね、
健哉さんは、私の盟友であり同志、
そして、保険販売の“師匠”でもあります。

彼の講演回数は、
なんと!5年連続で年間145回
(昨年は183回、受講者数は7,218人)、
を超えるというのですから驚きです。

という講演活動と並行して…、
卓越した生保営業による世界的な組織「MDRT」基準を、
18年連続でクリアしている現役のトッププロとして、
素晴らしい成果を出し続けている井上健哉さん。

この“二刀流”は、凄いですね!
ファイターズの大谷選手並みの実力がないと
成し遂げることはできません!

と、まだまだそれだけではありませんよ。

株式会社FPサーカスの代表取締役でもあり、
税務・財務・法務の知識と経験をもとに士業と連携をとりながら
経営コンサルタントとしても活躍されています。

主宰されている生命保険営業向けの勉強会
「けんや塾」は、今年で14年目を迎え、
これまでの受講生の約75%にあたる
393人がMDRTに認定されるなど
驚愕のパフォーマンスを発揮し続けています。

本当に尊敬の二乗です。

そんな井上健哉さんが、
全国の迷える販売員・営業マンを救おうと、
『バイブル』となる一冊を書き上げてくれました。

初心者にも分かりやすい「売れるコツ」が満載。
体験談も交えながら、
健哉さんらしい優しさとユーモアに溢れた“傑作”となりました。

顧客心理というのは、
「カッコいい、可愛い」(感情)で
欲しくなり、
「もったいないのでは?」(理性)で
行動にストップをかける、
と、健哉さんは言います。

相手の欲求を揺さぶるアプローチ法と、
その欲求を正当化させるクロージング法。

井上健哉さんが解説する「売り方」の特徴は、
「感情」と「理性」へ働きかけるものなのです。

ぜひ、この本をドサッと“大人買い”して、
伸び悩んでいるお仲間に配ってあげたら、
「役に立った」と喜ばれるのではないでしょうか。

●「売れる販売員の全技術」
http://de-site.net/test/amazon/

 

と、
本日は、前置きもメインコンテンツも
井上健哉さんオンリーでお届けします。

それでは、
今週も新たに628冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【VIP感】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.628

7万人の心をつかんだ
「売れる販売員の全技術」
これからもあなたから買いたい!

井上健哉著
かんき出版

 

特別扱いされると、心も財布もゆるむ

なぜ、人は自分が特別な存在だと思いたいのでしょうか?

人よりいいものを持ちたい。
人からよく見られたい。
人から羨ましがられたい。

人間の「虚栄心」には際限がありません。

虚栄心とは、決して否定的なものではなく、
人間が本能的に持っている願望欲求なのです。

この願望欲求を満たすために、
自分が特別な存在であると思いたいのかもしれません。

人が人物を評価するときに、
その人の特徴(容姿や肩書や持ち物)などで
大きくその評価が変化してしまうことは、
心理学で実証されています
(ハロー効果、もしくは後光効果といいます)。

値札が付いたままの持ち物や、
巨大な名刺を首から提げて歩くわけにはいきませんから、
一見してそれとわかるモノを身に着けたいと思うのです。

この心理を突いた売り方が、
このツボ「VIP感」なのです。

「VIP感」の中には、
「特別な物を所有することによるVIP感」と、
「特別あつかいを受けたときに感じるVIP感」があります。

「特別な物を所有することによるVIP感」とは、
先の「キャデラック」のエピソードがこれに当てはまります。

ブランド品、宝飾品、高級品などの高価な物を所有することで、
自己顕示欲が満たされて得られる特別感のことで、
いわゆるステータスと呼ばれるもの。

「特別あつかいを受けたときに感じるVIP感」とは、
人から特別あつかいを受けることで、
自分の立場や肩書を尊敬され、
自尊心が満たされて得られる特別感のこと。

それでは、次に、
後者「特別あつかいを受けたときに感じるVIP感」
について見ていきましょう。

元手ゼロで売上を2倍にした私の方法とは?

あなたは、今まで銀行でトイレを借りたことがありますか?

銀行の応接室に通されて、
お茶やコーヒーを出された経験はありますか?

私は、元々、銀行に勤めていました。

銀行には、本店以外の支店には
たいていお客様用のトイレがありません。

一番の理由は、防犯のためですが、
お客様商売でトイレがない業種はあまりないでしょう。

お客様から「トレイを貸してください」と言われたら、
銀行員が付き添って、
営業室の中にある職員用のトイレに案内し、
出て来られるまで外で待ち、
またロビーへお連れします。

用を足されるまで待つ側も複雑ですが、
待たれる側もたいそう複雑な様子でした。

トイレから出てこられたお客様に、
「ありがとうございました」と言われて、
どう答えようかずいぶん頭をひねりました。

銀行員も、定期預金や預金積立、
クレジットカード申込など各種金融商品を販売する、
れっきとした販売員ですから、
毎日どうすれば売れるのかを考えていました。

そのなかで、お客様の「VIP感」のツボを押すことで、
営業数字を大きく達成したのが、
当時はほとんど使われていなかった
「応接室」を活用する方法でした。

私の勤めていた銀行の支店では、
応接室は、営業室の中を通らないと
入れない間取りになっていたこともあり、
あまり使われることはなく、
住宅ローンの実行取引など、
複数の人が一度に集まるときにのみ使われていました。

あるとき、友人から
「銀行でトイレは借りられるの?」
「どんな人が応接室に通されるの?」
と、素朴な疑問をぶつけられたときに、
「銀行の応接室でお茶を飲んでもらうこと」
を思いついたのです。

銀行でトイレすら借りた経験のない人が多いのなら、
銀行の応接室に通されてお茶を飲むのは、
「特別なこと」に感じてもらえるはず。

若手営業マンの発想を快諾してくれた上司のおかげで、
応接室の活用大作戦がスタートしました。

応接室に通され、まずはお茶、
そして15分程後にコーヒーが運ばれてきます。

同じ話をするのでも、
座ってお茶を飲んでいただくだけで、
印象は大きく違います。

お客様は、「自分が特別」だと思うと欲しくなる。

実質原価ゼロの大作戦は、
大きな成果をもたらしました。

なんと、支店の売上が倍増したのです。

(中略)

高級品を所有するステータスや、
VIP待遇でくすぐられるプライド。

「自分は特別だ」と思うと、
心が開かれます。

販売員として、
商品と接客の持つ意味を十分に理解して、
「この人から買いたい」
につなげてください。

小さな売れるコツ 35
「あなただから売る」と伝える

お客様を選んで売っていると伝えましょう。

1点モノや数量限定の商品は、
欲しい人全員には行き渡りません。

「あなただから」と伝えることで、
手に入れたときの感動が大きくなります。

ラグジュアリーな商品を扱っている店なら、
効果はてきめんです。

 

2015年7月12日(日)

******************************
早川勝
【ホームページ】
http://tsuitel.in

最新刊
「媚びないリーダーは人を動かす」
http://qq2q.biz/lSZo

「人気シリーズ3部作」↓
http://tsuitel.in/books

【書籍案内】↓
http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

E-mail:hayakawa@tsuitel.in
ご感想、配信停止はコチラ↑
******************************

早川勝メール【754号】40歳からの仕事で必要な71のこと いくつになっても、何でも始められる!

2015-07-05

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

一昨日、同居している私の母が、
生誕「3万日目」を迎え、お祝いをしました。
今年の5月14日に82歳の誕生日を迎えてから
7月3日でちょうど“30000日目”なんだそうです。

おかげさまで、元気いっぱいに、
3万日のゴールテープを切ることができました。
パチパチ(拍手)

それにしても、3万日と聞くと、
途方もない月日が流れてきた…
一日一日の重みをしみじみと感じますね。

その母の人生と、私が共に過ごした日々が
「19,249日」。
今から約2年後には、
私が生まれてから「2万日目」を迎えるらしい。

ちなみに、母が3万日を迎えたその日、
既に父は30,488日目で、
妻は17,867日目、姉は19,769日目、義兄は20,676日目、
長女は7,797日目、二女は6,915日目、三女は5,329日目、
を迎えることができました。

実は、マニアックな姪っ子(孫)がアプリを使って、
(姪は、10,772日目です)
日数をカウントして教えてくれるのですが…、

こうして、“1日単位”で人生をカウントしていくと、
なんだか、人生の一日一日を無駄に過ごしてはいけないような、
そんな気にもさせてくれます。

こうしている間にも、
時は刻まれているのですから…。

いったい私は、あと何日生きられるのでしょうか。

いったいあなたは、あと何日生きられるのでしょうか。

それは「神のみぞ知る」です。

ここのところ、私も年をとったせいなのか、
休日になると、早朝4時半頃に起床してしまいます。

朝刊がポストに届く前から
玄関先で「まだかまだか」と待機し、
新聞屋さんから直接手渡しで受け取ることがあるほど…(笑)

若い頃は、
「もったいないから休日の朝はゆっくり寝ていたい」、
と思っていましたが、
最近では、
「休日に寝坊していたら、もったいない」
と思うようになりました。

やはり、人生も後半に差し掛かってくると
こういう気持ちになるのでしょうか。

どちらにしても、
悔いのないように一日一日を
「死ぬ気で」で生き切りたいものですね。

 

※参考文献

【1】「死ぬ気で働いたあとの世界を君は見たくないか」
http://www.amazon.co.jp/exec/o……direct-22/
【2】「死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる」
http://amzn.to/1kWAkkK
【3】「死ぬ気で働く営業マンだけがお客様に選ばれる」
http://amzn.to/1CQ99NX

7月30日発売の最新刊は「脱・死ぬ気」、
本邦初公開のメソッドをお届けします。
予約もスタート!

「媚びないリーダーは人を動かす」
http://qq2q.biz/lSZo

 

と、本日の前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

今週も新たに627冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【肩書きより大切なもの】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.627
「40歳からの仕事で必要な71のこと」
いくつになっても、何でも始められる!
元電通 エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター
本田亮著
大和書房

 

No.2
「名刺の世界」にふりまわされない

40歳くらいになると、
同期でもはっきりと役職で差がついてくるようになる。

2人の社員がいて、
あきらかにBよりAのほうが優秀だったとしても、
Bのほうが先に出世するということは、よくある。

理由は、たまたまBの所属していた部の扱いが増えたり、
Bの所属部長が異動になったりなどの
実力と関係ないものだったりする。

まるでオセロのコマのように意外な動きをするというのが
サラリーマンの出世の世界だ。
そんなとき、多少出世が遅れたからといって、
落ち込んではいけない。

たかが名刺の世界だと考えよう。

僕が若い頃、新型車の商品説明会の場で
クライアントの偉い人と名刺交換する機会があった。

僕が「主事」という名刺を差し出したら、
その人は「主査」という名刺を差し出した。

そのクライアントでは「主査」というのは
技術部門の最高責任者・役員を意味する肩書きだ。

ところが、僕の会社の「主事」とは
入社4年目の社員を意味する平社員の肩書き。

天と地ほど役職の重みは違うのに、
名刺の肩書きがほとんど同じだったので、
思わず苦笑いしてしまった。

名刺の中の肩書きというのは、
部外者から見ていると本当によくわからないものだ。

それぞれの会社によって、役職の重さも呼び方も違う。

部長より次長のほうが偉い会社もあれば、
次長より課長のほうが偉い会社もある。

すぐに部長や支店長になる会社もあれば、
なかなか課長にすらなれない会社だってある。

外から見ればまるで実態はわからない。
だから、肩書きなんか気にすることはない。

それよりも重視しなくちゃいけないのは、
あなたが持つ「人としての魅力」だ。

サラリーマンはいつの日か
名刺の肩書きがなくなるときがくる。

そのとき、まわりの人はあなたを認めてくれるだろうか。

肩書きとは関係なく実力や人望がある人は、
引退した後でも楽しい人生が待っている。
たくさんの友や残りたくさんの部下との交流も続き、
楽しいお誘いも絶えることなくやってくる。

地位や肩書きを誇示していた人は、
名刺がなくなった途端に誰も近寄ってこなくなる。

僕はそういう人を何人も見てきた。

だから、会社の出世競争なんかで落ち込むことはない。

肩書きよりも大切なのは、
あなた自身のオーラ。
自分をしっかり持って、
ブレずに明るく生きて、
自分自身のオーラを磨き続けること。

そう心がけていれば、
必ず最後に勝利するサラリーマンになれると思う。

No.66
死ぬときに「しておけばよかった」
と思うことを、今やる

僕は今まで仕事も遊びも目一杯詰め込んで
毎日を生きてきた。
おかけで多くの人から
「そんなに生き急いでどうするの?」
とよく言われたものである。

しかし、そんな僕でさえ退職する日には
「あっという間だったなぁ〜」と思ったのである。

サラリーマンというのは、
本当にあっけなく終わってしまうものだ。
普通のペースで生きている人は、
もっとあっけなく感じるだろう。

ある日突然、
誰でも時のスピードに驚く日が来る。

だから、生き急ぐくらいで丁度いい、
と僕は思う。

ヨーロッパにある社会貢献チームに、
残り数カ月しか命がない入院患者の
夢を叶えてあげる医療チームがいるという。

入院している患者さんに
「死ぬ前に何かしたいことはありますか?」
と尋ねると、多くの人が
「最後に思い出の海が見たい」とか
「川で好きな魚釣りがしたい」とか
「自分のペットと遊びたい」などと言う。

すると、その医療チームは万全の態勢を整えて
患者をその場所へ連れていってあげるのだ。

点滴器をつけベッドに寝たままの状態で
患者たちは最後の夢の近くに行く。

そして「もうこれで思い残すことはない」
と涙する。

患者さんの涙をウェブの中の動画で見ていて、
僕の目頭も熱くなってしまった。

そして同時に、
病気になってからではなく、
その前に人は自分の夢と向き合ったほうがいい
と思ったのだった。

自分の体がまだ動けるうちに、
死ぬ直前のことをイメージしてみよう。

そして、やりたいことがあったら、
それを今すぐにやってみよう。

何も病院のベッドまで持っていくことはないのだ。

行きたい場所ばかりではなく、
たとえば、初恋のあの人に会いたいとか、
お世話になったあの人にお礼を言いたい
というような人間関係に関することだっていい。

躊躇してる余裕なんてない。

「忙しくて時間がない」などと言う人は、
未来を楽観しすぎている。

人生は本当にあっけないのだ。

やりたい放題やってきた僕が
そう思うのだから間違いない。

僕はやりたいことを片っ端から
どんどん片付けて生きてきた。

やりたいことが1つ片付くと、
1つ心に余裕ができる。

大らかな気持ちになれる。

だから、死ぬときにしておけばよかったと思うことを、
今やっておこう。

 

 

2015年7月5日(日)

******************************
早川勝
【ホームページ】
http://tsuitel.in

最新刊
「死ぬ気で働く営業マンだけがお客様に選ばれる」
http://amzn.to/1CQ99NX

「死ぬ気で働くリーダーにだけ 人はついてくる」
http://amzn.to/1kWAkkK

【早川勝の書籍案内】↓
http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

E-mail:hayakawa@tsuitel.in
ご感想、配信停止はコチラ↑
******************************

早川勝メール【753号】世界のエリートに必要な「証明力」の養い方 なぜ、うまく説明が伝わらないのか

2015-06-28

皆様
こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

先週は、某協会のセミナーに講師として招かれ、
岐阜県まで行ってまいりました。

前向きな参加者の皆さまのおかげをもちまして、
2時間半にわたる講演会は大いに盛り上がり、
大好評のまま感動のフィナーレとなりました。

岐阜の方々というのは、
ポジティブで素晴らしい方々ばかりでした。

有り難いことに、
山のように並べておいた
数十冊ずつの書籍もすべて完売。

余らせては失礼だろうという、
お気遣いと心配りには、感激しました。

私の自己紹介用に使う手持ちの「全種類7冊」分も、
「それも全部ちょうだい!」と、
すべて購入してくれた女性経営者の方もいらしたほど…。

感動しました。

夜の懇親会においても、
参加者の皆さまから…
「すごくよかった!」
という嬉しいお言葉の数々を賜り、
私はさらに感動感激の境地に達しました。

たとえば・・・、
わたくし自らが紹介するのは、
大変おこがましいのは承知の上ですが…、
(恐縮ですが…)

親子で参加されていた損保代理店の二代目の方からは…、
「うちの親父はセミナーでは毎回8割は寝ているのに、
今回だけはずっと起きていた!
いや〜、これは奇跡だ!」

懇親会からの参加となり講演を聴けなかった方からは…、
「今日は何かおかしい!いつもの会と空気が全然違う!
みんなモチベーションが上がって講演の話題で盛り上がってる!
これは魔法に違いない!魔法がかけられている!」

興奮した様子の支部長さんからは…、
「いや〜、今までの人生で一番素晴らしい講演だった!
マジ、よかったぁ!凄かったぁ!
これからシリーズ化でお願いします!」

などという嬉しい感想メッセージをたくさん頂戴しまして、
いや、まあ、いくら「社交辞令」が入っているとはいえ、
ここまで言っていただけると、
私のテンションも上がらずにはいられませんでしたよ。

岐阜の皆さん、
熱いエネルギーをいただきまして、
本当にありがとうございました。

それにしても、
鵜飼いで有名な長良川沿いの川原町あたりというのは、
風情のあるお店や旅館が並んでいて、
とてもステキでした。

人も、土地も、
すっかり岐阜県のファンになりました。

岐阜駅前にそびえ立つ、
“黄金の信長公”の銅像に向かって
「また、やって来るぞ!」
と、心に誓った次第です。

ふふふっ、
次の訪問時には最新刊を持参します(^_^)v

「媚びないリーダーは人を動かす」
http://qq2q.biz/lSZo
(予約開始しています。7月下旬発売予定)

 

と、本日の前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

今週も新たに626冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

出版社の方より献本をいただいたのですが、
数学や物理が苦手な“文系男子”の私にとっては
難解な解説が詰まった読み応えのある一冊となりました。

ただ、その難しいテーマの中でも、
今回はシンプルな一節を抜粋しましたので、
どうかご安心を(笑)

本日のテーマは、
【問題を一人で抱え込まない】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.626
『世界のエリートに必要な「証明力」の養い方』

問題を解決するために取り組む「問題解決力」
データを分析し変化を予測する「数的推理力」
仮定から結論に至るプロセスを述べる「論述力」
3つの要素が融合してなる「証明力」の養成講座

芳沢光雄著
大和書房

 

最後に、次のような
自分では解決できない問題を考えてみましょう。

あなたのオフィスに、
一匹のサルが入り込んできました。

サルは暴れ回って、
あなたのオフィスを滅茶苦茶にしています。

今そのサルは、あなたの肩に乗っています。

それを解決するために、あなたはどうしますか?

これは、あるワークショップで、
講師から受講者に出された問い掛けです。

このとき、あなたならどう答えますか?

色々な答えが出てくることでしょう。

もしかしたら
「動物関係の業者を呼んで、サルを捕獲してもらう」
という真面目な答えが、最も多いかもしれません。

ですが、実際のオフィスに
サルが侵入して暴れ回ることなど、
ほぼあり得ません。

この講師は「暴れ回るサル」という設定で、
一体何を言おうとしているのでしょうか。

この「サル」は、
あなたの手に追えない問題の象徴なのです。

では、あなたが手を余してしまうような問題を抱えた場合、
どう解決すればよいのでしょうか。

講師の答えは意外なもので、
「一番簡単な解決方法は、
そのサルをほかの人たちの肩に次々と乗せること」
でした。

つまり、自分の手に負えない問題は、
ほかの人の力を借りなければならないということです。

日本人はとにかく、人に迷惑を掛けないようにと、
自分だけで抱え込んでがんばろうとする傾向にあります。

ですが、感情論で解決できるほど、現実は甘くないでしょう。

まず、自分だけで問題解決できるかどうかを早めに見極め、
それが無理だと判断したら、
ほかの人たちの力を借りることを考えましょう。

他人からアドバイスを受けたり、
実際に作業を手伝ってもらったりして
解決する場合も多々あるはずです。

会社のマネージャー側から見ると、
一番いけないのは、
問題を解決できない人がそれを一人で抱え込んで、
「会社全体でみれば、ほかに解決の手段があるのに、
時間を浪費してしまう」ことです。

人に迷惑を掛けないように気を遣っていたはずが、
結局は組織全体に多大な迷惑を掛けているのです。

感情論では、問題は解決しません。

論理的な思考力で対応しましょう。

自分の力のみで解決することが、
必ずしも最善とは限りません。

仮に独力で解決できたとしても、
時間や費用などが嵩んでしまうことだってあり得ます。

手に負えなければ、上司や周りに相談して、
それを処理できる人たちにやってもらえればいいのです。

 

 

2015年6月28日(日)

******************************
早川勝
【ホームページ】
http://tsuitel.in

最新刊
「死ぬ気で働く営業マンだけがお客様に選ばれる」
http://amzn.to/1CQ99NX

「死ぬ気で働くリーダーにだけ 人はついてくる」
http://amzn.to/1kWAkkK

【早川勝の書籍案内】↓
http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

E-mail:hayakawa@tsuitel.in
ご感想、配信停止はコチラ↑
******************************

早川勝メール【752号】1人で100人分の成果を出す軍師の戦略 軍師の知略をビジネスに生かせ!

2015-06-21

皆様

こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

最近、三女の成長期がピークを迎えているようで、
中学3年生になった娘の身長が
ぐんぐん伸びています。

あっさりと長姉(21歳)の身長を抜き、
長姉を追い越した次姉(18歳)の身長をも追い越し、
そしてもうすぐ母親(162cm)にも
追いつきそうな勢いです。

我が家の三姉妹は3段逆スライド方式で、
下に行くほど背が高くなっていくようで…。

「おお〜、また伸びた!」
「うおー、またまた伸びてるっ!!」と、
凄まじいその“成長力”に
驚嘆の日々を送っています。

今、7人家族の我が家では、
おじいちゃん、おばあちゃんも交えて
三女との「背くらべ」が大ブーム。

この“当たり前”の平穏な毎日に、
幸せを感じている今日この頃…。

本当に感謝・感謝ですね。

さて、「父の日」を前にして、
その3人の娘たちから、
来月発売予定の新刊の「表紙カバー」を選んでもらう、
という“プレゼント”をもらいました。

いくつもの斬新なデザイン候補があり、
それぞれが個性的で甲乙つけがたく、
二転三転してなかなか決まりませんでしたが、
最終的には…、
3人娘の“意見が一致”した表紙に決まりました!

娘たちが選んでくれたそのデザインというのは、
「大草原へ冒険にやってきた外国の子供たち3人組が
地図を広げ、寄り添って相談している様子」
が描写されている写真です。

うーん、なるほど。

もし、これからの人生で娘たちが道に迷ったとき、
一緒に「人生の地図」を広げ、
3人で力を合わせて道を切り開いてくれたら、
と、そんな心境にもなりました。

そのとき私は、父として、一家のリーダーとして、
どんなふうにして娘たちをサポートし、
どんなコミュニケーションをとるのでしょうか。

あなたの職場のチームメンバーも、
あなたにとって家族同然の大切な存在であるとしたら、
道に迷ったとき、どんな言葉を投げかけ、
どんな態度で接すればよいのでしょうか。

これから、真のリーダーシップを発揮し、
組織改革を実現させていくためのツールとして、
「新刊=人生の地図」が、
あなたのお役に立ちましたら幸いです。

そんなわけで、今回の新刊は、
リーダー向けのビジネス本らしからぬ、
“優しい表紙カバー”となってしまいました。

7月下旬発売予定ですが、
Amazonなどの予約は、すでに始まっているようです。

どんな表紙なのか、ぜひ、ご覧くださいませ。

http://qq2q.biz/lSZo
「媚びないリーダーは人を動かす」

管理職である前に
父としての思いを込めた一冊となりましたことを
ここにご報告いたします。

 

と、本日の前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

今週も新たに625冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【上善水の如し】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.625
「1人で100人分の成果を出す軍師の戦略」
軍師の知略をビジネスに生かせ!
皆木和義著
クロスメディア・パブリッシング

 

CHAPTER1
敵の強みを弱みに変える
黒田官兵衛
1546−1604

(中略)

官兵衛、隠居して如水となる

その後官兵衛は、四国征伐、九州征伐、小田原征伐にも参戦し、
秀吉の天下取りを大いに支えた。
名参謀として調略や諸大名との交渉などに手腕を発揮し、
その功として、豊前に十二万石を与えられ中津川を居城とした。

ただ、官兵衛が多大な功労者であるにも関わらず、
十二万石という石高は
加藤清正や蒲生氏郷などに比べて低かった。
それは、秀吉が官兵衛の才知を高く評価すると同時に、
己の座をも脅かしかねないものとして
恐れたからだといわれている。

さらには、石田三成の讒言
(事実を捻じ曲げて目上の人に悪く言うこと)
があったともいわれている。

他方、官兵衛は智謀の策略家、天下を狙う油断ならない男
というようなイメージがよく伝えられている。
ある面、戦国武将は誰しもそうであり、
またそうでなければ、生き残れなかったろう。

それゆえであろう、1589年、
秀吉に疎まれていることを感じた官兵衛は、
四四歳のときに早々と家督を嫡男・長政に譲って
隠居・出家の身となった。

「官兵衛」は通称、「孝高」は諱つまり実名、
出家後の号が「如水」である。
「如水」の号は、老子の「上善如水」
(上善水の如し)よりとったと伝えられている。

また、「如水」と号して隠居・出家したのは、
二心などないという秀吉への誠の思いを
伝えたかったからだともいわれている。

私自身は、黒田如水の根本は、
主人思いの誠のある忠節の人だと思っている。

小田原征伐の際にも、小田原城開城の使者として
北条氏政、氏直父子を説得させ、
間もなくして小田原は城を開いた。
その際、感謝の印として、氏直から
北条家の家宝の名刀「日光一文字」が如水に贈られている。

これは、如水、官兵衛の誠を、
「節義の人」であるということを
氏政、氏直父子も感じたからではないだろうか。

上善水の如し
―――――――――『老子』

「上善」とは、最も理想的な生き方のこと。
そのように生きたいならば、
水のあり方に学べというもの。

「水」の特徴は次の3つ。

第一は、器に逆らうことなく形を変える柔軟さ。
第二は、人が好まない低い位置へ流れいく謙虚さ。
第三は、水は時に硬い石をも砕く強い力を持っていること。

(中略)

CHAPTER9
豊臣政権NO.1の非凡なマネジメント能力
石田三成
1560−1600

軍師・石田三成―――関ヶ原の戦い

石田三成が歴史上の人物として現代でも著名なのは、
関ヶ原の戦いの西軍の首謀者、
軍師兼事実上の総大将として、
徳川家康の東軍と天下分け目の雌雄を決したからであろう。

豊臣秀吉の第一の寵臣というだけでは
現代にここまで名前が残っていなかったと思われる。
ある意味、明智光秀が本能寺の変で織田信長を討ち果たした、
という理由で現代でも有名なのと同様である。

当時、三成は戦下手の吏僚、
事務処理に長けた能吏(文官)と思われていた。

片や徳川家康は現存する日本一の偉大な武将、
戦国屈指の戦上手と誰もが認めていた。
つまり、家康には武将としてのブランドがあった。

このような諸人が抱くイメージ、先入観の差が、
勝敗を分けた一因になっていたかもしれない。

また、歴史は勝者の歴史であるので、
敗者はとりわけ誹謗中傷の対象であり、
三成は奸臣・佞臣として
必要以上に汚名を着せられたようである。

関ヶ原の戦いの構図は現代でいえば、
一代で日本最大の会社を作り上げた
創業オーナー社長の豊臣秀吉が亡くなって、
数え年六歳の一人息子・秀頼に
事業承継が発生したのと似ている。

その際に、その会社の実力NO.1の
代表取締役副社長・徳川家康と、
事実上解任された前取締役社長室長(秘書部長)
兼管理本部長(総務・財務部長兼務)・石田三成が、
会社を奪おうとしている家康と
覇権をめぐって戦ったお家騒動、内紛といえようか。

西軍の総大将として担がれたのは
西軍の大大名で五大老の一人だった毛利輝元である。
五大老はいわば代表取締役副社長であり、
毛利輝元は家康と同じ代表取締役副社長の地位にあった。

石田三成は五奉行の一人であり、
現代でいえば取締役に擬せられるだろう。

前取締役室長(秘書部長)
兼管理本部長(総務・財務部長兼務)といったのは、
後に述べるいわゆる七将襲撃事件で
五奉行の地位を事実上解任され、
豊臣政権(いわば豊臣株式会社)での
法的地位を喪失していたからである。

ただ、関ヶ原の戦いの時点では、
五大老や奉行の承認を取り付け、
五奉行に復帰していたかもしれない。

いずれにしろ、石田三成は軍師として
家康打倒の緻密な絵図、戦略を構築した。

それは、秀吉亡き後、約束事を平気で破り、
天下を簒奪せんとする徳川家康の専横や露骨な行動に、
豊臣家存亡の大きな危機感を石田三成が抱いたからである。
家康の行動に眉をひそめる者も多かった。

いずれにせよ、
五大老筆頭で二五〇万石余の徳川家康を相手に、
十九万四千石の石田三成が八万人以上の西軍をまとめ上げ、
互角に戦った企画力・戦略構築力自体は
なかなか見事といってよいのではないだろうか。

この戦略立案、家康打倒戦略は
後に述べる家臣の島左近に大きく力を借りている。
いわば関ヶ原の戦いの軍師が石田三成で、
その石田三成の軍師が島左近といえようか。

しかし、見事な戦略を立案しても、
それで満足して終わっては何の意味もない。

結果を出すためには、
戦略の実行、実践こそが重要である。

日産自動車を再建したカルロス・ゴーンが
「戦略1割、実行9割」と述べていたが、
それは今も昔も変わらない至言である。

―――――――――カルロス・ゴーン

実行こそすべて。
これが私の持論である。

アイデアの良し悪しは、
どのように実行するかによって
決まると言っても過言ではない。

 

 

2015年6月21日(日)

******************************
早川勝
【ホームページ】
http://tsuitel.in

最新刊
「死ぬ気で働く営業マンだけがお客様に選ばれる」
http://amzn.to/1CQ99NX

「死ぬ気で働くリーダーにだけ 人はついてくる」
http://amzn.to/1kWAkkK

【早川勝の書籍案内】↓
http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

E-mail:hayakawa@tsuitel.in
ご感想、配信停止はコチラ↑
******************************

早川勝メール【751号】人は、誰もが「多重人格」 誰も語らなかった「才能開花の技法」

2015-06-14

皆様
こんにちは。
ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ
一斉配信しています。

読者ファンの皆さん、
待望の最新刊(7月末発売予定)のタイトルが
決定しましたよ!

「媚びないリーダーは人を動かす」

本邦初公開となる斬新&驚愕&珠玉のメッセージが満載です。
乞うご期待!

詳しい情報は、また次号以降にて、
お知らせしてまいります。

とまあ、そんなわけで、
執筆パワーを出し切った私は、
最高傑作に仕上がった達成感に浸りつつ…、

ではひとまず、“充電”をしよう、と。
「一人映画鑑賞」へ。

ニール・ブロムカンプ監督のSF作品、
待望の新作「チャッピー」を観てきました。

えっ?
感想ですか?

それはもう、
期待を大きく上回る面白さ、でしたよ。

ある天才エンジニアの決死の研究努力が実り、
人工知能(「こころ」)を搭載したロボットが誕生。

子どもが成長するように、
“こころ”も成長していき、
観ている私たちは
ロボットの「生」に共感させられます。

人工知能を搭載したロボット・チャッピーに
私も思わず、
「感情移入」してしまいました。

と同時に、
人間の愚かさにも…。
環境に影響されてしまう「心の弱さ」にも…。

そして、
チャッピーが選択する衝撃のラストを目撃し、
私はまたもや、
「哲学」の世界へと
迷い込んでしまうことに…。

人の「意識」は、
永遠に生き続けるのか…。

人類の未来を考えると、
今夜もまた眠れません(笑)

でも、一般の方々は、
SFアクション映画として、
存分に堪能できる娯楽作品でもあります。

人それぞれ、
いろいろな楽しみ方ができる映画ですね。

ニール・ブロムカンプ監督は、弱冠30歳で
アカデミー賞作品賞にノミネートされた「第9地区」において
その舞台となったヨハネスブルグのアパルトヘイト問題を皮肉るように、
「人間」と「エイリアン移民」の“共存”というテーマを描きました。

エビの宇宙人を
ノンフィクションのような演出でみせてしまうとは…、
それはもう、衝撃的でした。

それだけに、
新作「チャッピー」にも、期待に胸を膨らませながら、
劇場に足を運んだというわけです。

これから観る方のために、
「チャッピー」のストーリーには、
もうこれ以上、触れないようにしておきたいのですが…、

やっぱり、ニール・ブロムカンプ監督は…「凄かった」。

「レ・ミレザブル」の名優ヒュー・ジャックマンが、
“落ち目の敵役”で登場し、
コテンパンにやっつけられてしまうという展開もさすが。

「エイリアン」のシガニー・ウィーヴァーも、
迫力ある経営者役で存在感を示してくれました。

ニール・ブロムカンプ監督の次回作は、
エイリアン・シリーズの最新作となるらしいので、
ああ、なるほど、と配役にも納得した次第です。

もしかすると、
この映画は次回作の予告編?
…だったのかもしれません。

次はいったいどんな「エイリアン」に仕上がるのでしょうか。
単なるSF作品には収まりそうにありませんね。

こうなればもう、
リドリー・スコット、
ジェームス・キャメロン、
デビット・フィンチャー
という現代の映画界を牽引する巨匠たちと、
名実共に肩を並べることになるでしょう。

次の作品もまた、見逃せません。

本当に楽しみです。

 

と、本日の前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

今週も新たに624冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【別人格の発見】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.624
『人は、誰もが「多重人格」』
誰も語らなかった「才能開花の技法」
なぜ、「隠れた人格」を育てると、「隠れた才能」が現れるのか?
田坂広志著
光文社新書

 

―――しかし、最近では、人々の「活字離れ」が進み、
そうした「純文学」や「古典文学」を読む文化は
失われてしまっていますが・・・。

田坂  その傾向は、否めないですね。
しかし、幸いなことに、現代においては、
そうした「文学」に代わるものが出てきているのです。

―――「文学」に代わるもの・・・。
何でしょうか?

田坂  「映画」ですね。

―――「映画」ですか・・・。
私も、映画は好きですので、
それは興味のあるテーマですね。

田坂  「活字離れ」が進んだ現代においては、
「優れた映画」を観ることが「人間像」を広げ、
「人間観」を深めるための良い方法であり、
真の「教養」を身につけるための優れた方法になっていきますね。
しかも、「映画」は、「文学」に比べて優れた点があります。
「文学」というものが、
基本的に「文学」だけを使った「物語」の伝達であるのに対して、
「映画」は、「映像」や「画像」、「音声」や「音響」などの
「マルチメディア」を使った伝達であるため、
その「物語」を高度なレベルで「疑似体験」できるのです。

―――そうですね。最近の「映画」は、
「ハイビジョン」は当たり前、
「三次元映像」も珍しくなくなっていますから、
迫真力のある映像で、観客に「物語」を伝えることができますね。
では、「人間像」を広げ、「人間観」を深めるために、
「映画」というものを、どのように観れば良いのでしょうか?

田坂  そのためには、「映画」なら、
何でも良いわけではありません。
やはり、最も大切なものは、
「人間像」や「人間心理」をリアルに描いた「優れた原作や脚本」、
そして「優れた役者の演技」と
「優れた監督の演出」の三つでしょう。

―――「人間像」や「人間心理」をリアルに描いたという点で、
例えば、どのような映画があるでしょうか?

田坂  例えば、『ディア・ハンター』という映画で描かれた、
「ロシアン・ルーレット」を強要される人間心理は、
「自分が、この状況だったら・・・」と考えると、
「人間像」と「人間心理」の深い学びになりますね。
この「ロシアン・ルーレット」とは、
拳銃の銃弾入れに、実弾を一発だけ入れ、
銃弾入れをルーレットのように回し、止まったところで、
拳銃をこめかみに当て、引き金を引くという
「死のゲーム」です。

―――そのシーンは、
名優、ロバート・デ・ニーロ扮するマイケルが、
ベトナムの兵士達に銃を突き付けられ、
このゲームを強要されるシーンですね。
あのデ・ニーロの鬼気迫る演技には、私も、思わず、
「自分が、この状況だったら・・・」と考えました。
しかし、私が、あの状況だったら、マイケルのように
凄まじい気迫で引き金を引くことはできないでしょう。
クリストファー・ウォーケン扮する戦友ニックのように、
引き金を引く瞬間に、手が震え、
錯乱状態になってしまうのではと思いますが・・・。

田坂  たしかに、「自分が、この状況だったら」
と考えるならば、私も含め、多くの人が、
ニックと同様の人格が出てくると思うでしょうね。
ただ、こうした極限の状況においては、
実際に、その場になってみないと、
我々の中からどのような人格が出てくるか、分からないのです。
実は、予想とは全く違う人格が出てくる可能性もあるのです・・・。

―――なぜ、そう言われるのでしょうか?

田坂  私自身、何十年か前に、生死の境の極限の瞬間に、
不思議な人格が現れてくることを体験したからです。

―――それは、どのような体験でしょうか?

田坂  あれは一九八一年の夏だったと思うのですが、
夜、大雨の中を自動車で田舎の国道を走っていたときのことです。
大雨のため、国道のカーブの所に、水が溜まっていたのですね。
そのため、自動車がカーブに差し掛かったとき、
突然、車輪が水に浮き、スピンを始めたのです。
ところが、運悪く、その瞬間、
カーブの向こうの対向車線に大型トラックが現れ、
私の車はスピンをしながら、
その大型トラックに向かって滑っていったのです。
誰が見ても、対向車線にスピンしながら飛び込んだ自家用車が、
大型トラックと正面衝突するという場面であり、
私自身も、瞬間的に、その正面衝突を覚悟しました。

しかし、その瞬間、不思議なことに、
前方から大型トラックが向かってくるにもかかわらず、
私の中から「静かに状況を見つめる自分」が現れ、
冷静に、こう考えているのです。
「シートベルトは、している。
正面衝突しても、左からぶつかられるので、
車は大破するが、命は助かるだろう・・・」
なぜか、この絶体絶命の瞬間、落ち着いて、
そう冷静に考えている「自分」が現れたのです。

幸い、この大型トラックとは、
間一髪で、衝突を免れたのですが、
逆に、衝突を免れた瞬間に、
「元の自分」に戻り、「ああ、危なかった・・・」
と、冷や汗をかきながら状況を振り返っているのです。

―――それは、不思議な体験ですね・・・。

田坂  実は、それから一〇年余り後、一九九二年に、
私はやはり生死の境の体験をするのですが、
このときも、「静かに状況を見つめる自分」が現れ、
冷静に事態を見つめているということを体験しました。
実は、この「静かに状況を見つめる自分」の体験が、
今回の対話において「静かな観察者」という
人格を述べる背景にあるのですが・・・」

―――なるほど、「静かな観察者」は、
そうした体験から述べられているのですね・・・。

田坂  そうですね・・・。しかし、これは、
決して私が特殊な人間だからではないと思います。
私自身は、極めて普通の人間ですが、
誰の中にも、「予想できない人格」が
隠れていることを申し上げたいのです。
そして、この「静かな観察者」の存在は、
こうした危機的な状況への対処だけでなく、
我々の可能性を開花するという意味で、
とても大切な意味を持っているのです。
その話は、最後に、もう一度論じましょう。

さて、少し本題から外れましたが、
いずれにしても、映画を観るとき、
ただ、その映画の物語を楽しんだり、
味わったりするのではなく、
登場人物の置かれた状況を見て、
「自分が、この状況だったら」と考えることは、
「人間心理」を学ぶ一つの優れた技法であり、
「人間像」を広げ、「人間観」を深め、
日常では気がついていない
「別の人格」を発見する技法になると思います。

―――どうすれば、そうした「映画」の登場人物から
「人間心理」や「人間像」「人間観」を学べるのでしょうか?
そこを、もう少し具体的に・・・。

田坂  そのための大切な心得は、
やはり、その「映画」の登場人物に、
「感情移入」して観ることですね。
例えば、映画「ソフィーの選択」では、
名女優、メリル・ストリープ扮するソフィーが、
ナチス・ドイツの強制収容所において、
ドイツ軍の将校から、
抱えている小さな女の子と男の子のどちらかを手放せ、
選ばなければ、両方とも連れて行くと迫られ、
その極限の状況において、
女の子を手放すという究極の選択をします。
この場面を観るとき、
その主人公のソフィーに深く「感情移入」することができれば、
我々は、「人間心理」や「人間像」「人間観」を学ぶだけでなく、
日常では気がついていない、
自分の中にある「別の人格」を発見することもあるでしょう。

―――メリル・ストリープは、アカデミー賞で、
三度もオスカーを手にしており、
ノミネートだけなら一九回というベテラン女優ですね。
「Acting Machine」と形容されるほど
迫真の演技ができる名女優ですので、
彼女が演じるソフィーには、
つい「感情移入」してしまいますが、
この「感情移入」とは、「共感」のことでしょうか?

田坂  そうですね。「感情移入」とは、
「共感」と呼ぶこともできます。
ただし、「共感」とは、
「同情」や「憐憫」という感情とは違います。
「同情」や「憐憫」という感情には、
「高みからの視点」や「相手との距離」が
忍び寄る傾向があるのですが、
「共感」とは、
「相手の姿が、自分の姿のように感じられる」という感覚です。
それが、「共感」という言葉の本当の意味です。
これは、心理学用語で言えば、
相手の中に「可能的自我」を見ることです。
すなわち、「共感」とは、
「相手が示す、そのような人格は、自分の中にあるのではないか」
という感覚とも言えます。

―――なるほど・・・「共感」と「同情」「憐憫」は違う感情ですか・・・。
「共感」とは、その登場人物が「悪人」であった場合にも、
感情移入や共感が必要なのでしょうか?

田坂  そうですね。登場人物が「悪人」であっても、
その「悪人」が「人間」としてのリアリティをもって描かれ、
演じられているならば、
その人物に感情移入や共感をしながら映画を観ることは、
「人間」について深く学ぶ優れた技法となります。
なぜなら、演技の世界に、次のような言葉があるからです。

「悪人」を演じるときは、
その人間の「善き部分」を見つめて、演じよ。
「善人」を演じるときは、
その人間の「悪の部分」を見つめて、演じよ。

この言葉に象徴されるように、
「悪人」と思える登場人物にも、
必ず、「善き部分」があり、
また、人間としての「弱さ」があります。
そのことを理解するならば、
「悪人」と思える登場人物にも、
感情移入と共感はできます。
特に、それを演じているのが、名優や名女優であるならば、
必ず、その登場人物を「人間的な深み」を
失うことなく演じていますので、
「人間心理」や「人間像」「人間観」について、
多くを学ぶことができます。
逆に、単なる「アクション映画」や「スリラー映画」などでは、
「悪人」が単純な「悪人」として描かれているため、
リアリティがなく、あまり学ぶことがありません。

―――たしかに、そうした映画では、
善人も悪人もステレオタイプですね・・・。

田坂  これも、敢えて誤解を恐れずに言えば、
我々の人間としての成長と成熟のためには、
優れた映画と演技を通じて、
「悪人」の姿や心を見つめることも極めて大切なのですね。
なぜなら、経営の世界で語られてきた格言に、
「経営者として大成する人間は、
悪いことができて、悪いことをしない人間だ」
という言葉がありますが、
人間としての成長と成熟のためには、
「自分は善人だ」という素朴な自己幻想を抱いて歩むのではなく、
自分の中の「悪の部分」を見つめることも、
大切な意味があるのですね。
そして、その「悪の部分」を知っているからこそ、
それに流されない「強さ」も生まれてくるのですね。

―――なるほど、「経営者として大成する人間は、
悪いことができて、悪いことをしない人間だ」ですか・・・。
その言葉は、そういう深い意味を教えているのですね・・・。

田坂  そうですね。いずれにしても、映画を観るとき、
優れた「原作や脚本」「役者の演技」「監督の演出」
の三つが揃った映画、
登場人物の「人間」をリアルに描いた映画を選んで観るならば、
そして、名優が演じるその登場人物に深く
「感情移入」し、「共感」し、
「自分が、この状況だったら」
「自分が、この登場人物だったら」
と考えながら観るならば、
それは「人間心理」を学び、
「人間像」を広げ、
「人間観」を深め、
日常では気がついていない「別の人格」を発見する、
一つの優れた技法になるでしょう。

―――「映画」というものは。
そのように観るのですね・・・。

 

 

2015年6月14日(日)

******************************
早川勝
【ホームページ】
http://tsuitel.in

最新刊
「死ぬ気で働く営業マンだけがお客様に選ばれる」
http://amzn.to/1CQ99NX

「死ぬ気で働くリーダーにだけ 人はついてくる」
http://amzn.to/1kWAkkK

【早川勝の書籍案内】↓
http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

E-mail:hayakawa@tsuitel.in
ご感想、配信停止はコチラ↑
******************************

« Older Entries
Copyright(c) 2010 HAYAKAWA, Masaru All Rights Reserved.