Archive for the ‘521号~540号’ Category

早川勝メール【540号】清水克衛の「ツキ」を呼ぶ言葉

2010-11-06

こんにちは。

ご縁があって名刺交換(アドレス交換)させていただきました1,267名の方々へ
一斉自動配信しています。

先日「読書のすすめ」という本屋さんに行ってきました。
都営新宿線「篠崎駅」から徒歩10分…、
知る人ぞ知る凄く有名な本屋さんですから、
行ったことのある方もいるかもしれませんね。
知ってますか???
「読書普及協会」理事長の清水克衛さんが経営されている書店で、
去年、フジデレビ「エチカの鏡~ココロにキクTV」で、
「人生を変える本屋さん」「お客の悩みを解決する本のソムリエ」として紹介され話題なりました。
私としては、「えっ~、本当にそんな本屋があるのか」
と疑心暗鬼なところもあったのですが、
実際に入ってみてビックリ。
いきなり感動的なシーンを目の当たりにしてしまいました。

私が入店した時間は比較的空いている時間帯だったらしく、
書店内はお客さんもまばらでした。
と、その中に、一人の30代も後半かと思われる美女を発見しました。
その女性は、店員さんと何やらこそこそと相談しながら本を選んでいるところでした。
「へぇ~、本当にこうやって、みんな本を買っていくのか」、と思って見ていたところ、
その女性がポロポロと涙を流しているではありませんか!
泣きながら薦められた本を二冊、三冊と手にとっていく姿を見て、
「おお~、本当なんだ、本当にこの本屋さんは、お客様の苦悩を解決してくれるところなんだー」
という現場で出くわしたのです。
たまたま私が運よくそのシーンに立ち会えたのかもしれませんが、
普通の本屋さんだったら、たまたまでもそんなことはありませんよね。

いや~、驚きました。

さらに、
段ボールの切れ端に清水さんが書かれたであろう「ポップ」にもまた興味をそそられました。
たとえば、
「泣きすぎて鼻血が出ました」とか、
「おもしろ過ぎて、あっという間に7回も読んでしまいました」とか、
店長オススメのコメントが煩雑に書かれているところがまたイイ感じなんですよ。

そうそう…、
その書店での驚いたこと…、
感動したことがもうひとつありました。
それは、
私の本、『「捨てる」成功法則』が売られていたことです(笑)
思わず、「やったー!!!」と叫んでしまいました。

だって、この本屋さんは、他の書店のようにただ単に今売れている本を置いているのではなく、
店主が選んだ「良い本」が売られているワケですから、
やっぱり感動しますよ。
有名な「本のソムリエ」である清水克衛さんが私の本を選んでくれたんですからねぇ。
感激しました。

しかも、ですね、もう一つ「事件」が起こりまして…。
私がウロウロとお店を見て回っていると、
あとから一人の好青年が入ってきて私の本が置いてある書棚の前で物色を始めたのです。
しかし、彼は『「捨てる」成功法則』に見向きもせず、
他の書籍をパラパラとめくっては置き、また別の本を手に取り…、ということを繰り返していました。
「ああ、もう~」、と我慢できなくなった私は、彼の目の前にあった私の本を手に取って
「この本、すごく面白いですよー」と青年に差し出してみたのです。
さすがの私も、初めての体験にドキドキしましたよー。
初めてやってきた有名店で、本来ならばお店の方がするであろう行為を
ずうずうしくやってしまったわけですからね。
一方的に本を渡した私は、すぐにその場を離れ、
彼が購入してくれるかどうか、立ち読みしている振りをしつつ、しばらく本棚の影から覗いていました。
すると、どうでしょう…。
彼は、ほかに選んだ数冊と一緒に私の本もレジまで持っていくではありませんか!
いや~、嬉しかったですね~。
心の中で思わずガッツポーズしちゃいましたよ(笑)
思わず私は彼を追いかけて、お礼を言い、素性を明かしました。
彼はニッコリと笑い、逆にお礼を言ってくれました。
その後、レジの店員さんにも差し出がましいことをしたことを詫びたのですが、
その店員さんも「ああ、あの本は僕も読みましたよ。どんどん面白くなっていって一気に読んでしまいましたよ。」
と、言ってくれたんです。
嬉しかったですね~。
と思ったのと同時に、
「この本屋の人は、売っている本をすべて読んでいるのかー!」
と驚きました。

なんと、素晴らしい本屋さんなんでしょう!!!

ぜひ、あなたも、一度、「読書のすすめ」へ足を運ばれてみたらいかがでしょうか。

あなたを悩みから救ってくれる本に出会えるかもしれませんよ。

または、せっせと自分の本を人に薦めている「早川」に出会えるかもしれません(爆)

と、前置きはこれくらいにして…、

本日も…、
新たに「438冊目」のオススメ書籍から抜粋した「なるほど!」という言葉をご紹介します。

438冊目はもちろん、その「読書のすすめ」で購入した清水克衛さんの本です。
この本の中に…、
11月20日土曜日(14時~15時半)のトークショー的な講演会で、
http://www.taiseido.co.jp/sbd2……01120.html

私のお相手をしていただける「本のソムリエ団長」のことが紹介されていましたので、
皆さんにもシェアしてみることにします。
凄い人みたいですよ、団長さんって。
私も知らなかった逸話が、清水さんの本に書かれていました(笑)

本日のテーマは…、
【頼まれごとは、試されごと】です。

それでは、ためになる抜粋文章をどうぞ↓
お役に立てれば幸いです。
↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「オススメ書籍」シリーズ【No.438】
『「人生を変える本屋」の店長
清水克衛の「ツキ」を呼ぶ言葉』
中嶋睦夫著

「頼まれごとは断らない」
~自分が思っているあなたと、人が見ているあなたは違う

ひところ、「自分探し」などというものがあって、
なんだかよくわかりませんが、突然会社を辞めてインドに行ってしまったり、
家出をしてしまったりする人がたくさんいましたが、
あの人たちは今、どこへ行ってしまったんでしょう。
ガンジス河でバタフライ?
「人を喜ばせよう」っていうスイッチが一度入ると、
はっきりいって「自分なんか探している場合じゃない」(笑)です。

「頼まれごとは、試されごと」

これも清水さんに教わった言葉です。
自分なりに、この言葉の意味を考えてみると、
「自分で思っている自分と、人が見ている自分は全然違う」
ということ。

あなたが、「私なんて……」と思っていても、他人から見たらひょっとしたら、
すごく聡明で、イケてる人かもしれません。
「さすがオレ♪」なんていっている私は、ただの酔っ払いだとしか思われていないかもしれない……、
おっと、ネガティブな発想はやめましょうね。
あなたも私も、目は外しか見えません。自分は見えないのです。
ちょっとイヤなたとえですが、他人の口臭には気づくけど、自分のには気づかない。
そのくらい自分で自分を見ている視線ってわからないものなんですね。
知らず知らず、あなたの笑顔が、誰かにすごいパワーをあげているかもしれません。

「頼まれごとというのは、自分のこうしたい、ああしたいっていう小さなこだわりの外からやってくるものです。
やりもしないうちから、無理、できない、なんて、もったいないですよ。
“私なんて……”という気持ちは、謙虚のようでいて、実は、自信のなさからくる“エゴ”なんです。
未知の領域に踏み出すときは誰だって不安です。
でも、誰かを喜ばせようと思ったら、自分の事情なんて忘れちゃいましょうよ」

その人は、「この人ならできる。やってくれる」、そう思って頼んでるはず。
それを、「私には無理」なんていって断るのは、その人のエゴ。
「私なんて……」なんてエゴ!清水さん、バッサリいきます。

「頼まれごとというのは、人が、自分の思い込みやこだわりの外から、
自分でも見えなかったり、わからなかった才能を見つけて、いってきてくださっているってことが多いんです。
だから、素直になってやってみるのが一番なのです」

私の大切な友人に、「一里塚歌劇団」という、日本人インディーズバンドとして、
韓国ではじめてライブを実現させたバンドのリーダーの「団長」という人がいます。
彼も、イチゴのショートケーキの衣装で、「本のソムリエ」としてNHKに出演したりしているので、
ご覧になった人もおられると思います。
彼のモットーも、「どんなオファーでも必ず受ける」なんです。
彼の場合、スケールが違います。とにかくなんでも受ける。
私のやっている「ガチンコ!出版塾」のゲスト講師から、全国の小学校で読書の楽しみを教えたり。
その姿勢があったから、今では世界中を飛び回って、
イギリスのポール・マッカートニーの生家で流れるガイドナレーションの日本語版ナレーターまでやっているんですから。
おかけで私、昨年の「一里塚歌劇団」のライブでは、“役者として”2時間のステージに立ちました。
断れませんもんね。自分でこんなこと書いておいて。

「できると思ってるから頼むんだからさ。ぜったい大丈夫だよ」

明日、あなたにムチャ振りしてくる上司を、ぜひ喜ばせてあげてください。

 

 

2010年11月6日(土)

 

**************************************
生きてるだけで「ツイてる!」
感謝感謝の「早川 勝」でした。

E-mail:hayakawa@tsuitel.in

**************************************

早川勝メール【539号】もしも「余命6ヵ月」といわれたら?

2010-10-31

こんにちは。
キャンドル・ジュンです(笑)

ご縁があって名刺交換(アドレス交換)させていただきました1,262名の方々へ
一斉自動配信しています。

このたび、心強い応援団が現れてくれました。
本当に有難いことです。
私の本を読んで超共感してくれた「ネット界のカリスマ」Wさん。
そのWさんがこんなサイトを作ってくれています↓
まだ未完成で(誤字は直します…「脅威」→「驚異」など)制作途中らしいのですが、
中身があまりにも面白くて感動したので、特別な皆さんには紹介しちゃいます。
チャケラッチョしてみてくださいーい!!!(笑)
↓↓↓
http://halwill758.com/hayakawa……index.html

どうでしたか???

恐縮です(笑)
でも、
すごいですよね。

近いうちにアマゾンランキングが急上昇するかもしれませんので、
注目してみてください。

Wさん、ありがとうございます。
「ウフフでスペシャルな御礼」、楽しみにしていてくださいね。

と、前置きはこれくらいにして…、

本日も…、
新たに「437冊目」のオススメ書籍から抜粋した「なるほど!」という言葉をご紹介します。

本日のテーマは…、
【泣きたいときに泣く】
です。

『「捨てる」成功法則』の第6ステップ「執着を捨てる」・・・にも書かれているように、
明日の死を覚悟して今日を精一杯生きることはとても大切です。

明日の死がイメージできると、
本当に正しい「生き方」が見えて来るから不思議です。

それでは、
ためになる抜粋文章をどうぞ↓

感動的な本かと思って注文してみたら、
ほぼ実用書でした(笑)
が、
その中でも「余命50年」だと思い込んでいる我々の日常にも(笑)
当てはまりそうな部分を抜粋してみました。
お役に立てれば幸いです。
↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「オススメ書籍」シリーズ【No.437】
『もしも「余命6ヵ月」といわれたら?』
河出書房新社
ホスピスケア研究会監修

家族は、あなたが泣きたいときに
泣くことを望んでいる

本音を探り合う病人と家族

元気だった頃と同じように仕事や家事がこなせなくなったり、
身の回りのことをするのに助けがいるようになったりすると、
看病や世話をしてくれる家族、あるいは恋人や親しい友人が自分をどう思っているのか、
無性に気になってしまうことがあります。
そして「厄介者だと思われているかもしれない」「看病で大変なんだから心配させたくない」
「治ると信じてくれている家族の期待に応えたい」と遠慮や無理を重ね、
心のなかにある本当の気持ち―――つらさ、あきらめ、恐怖、寂しさなどを
表に出さないようにしている人も多いかもしれません。
涙を見せてしまうことが、病気と闘ってきた自分の頑張りや人生を否定してしまうように感じ、
涙を流すまいと自制してしまう人もいるでしょう。
しかし、そんなあなたを見て、家族はどう感じているのでしょうか。
「家族のことを気にかけてくれているけれど、いろいろ我慢していることがあるのではないか」
「もしものとき、延命処置をすべきか否かなどさまざまな問題について話し合いたいけれど自分からは切り出せない」
「本当は自宅に帰りたいのに家族のことを考え、無理して病院にいるのではないか」……など、
家族の思いはさまざまでしょう。
しかし、家族もあなたの死を意識する状況に大きな衝撃を受けているのです。
病人本人がつらさを吐露するのは自然なこととして受け止められることが多いのに対し、
家族は病人と死に別れてしまう悲しみに襲われていたとしても
「つらいのは病人なのに自分が泣くわけにはいかない」と、元気そうに明るく振る舞い、
泣きたくても泣けないという状況に陥りがちです。
死を身近に感じるようになれば、互いに率直に思いを伝えあい、
支え合いながら遺言など大切な話をしたほうがいいというのは、あなたも家族もわかっていることだと思います。
しかし、相手を思いやる気持ちがあるからこそ、なかなか本当の気持ちを見せられず、
本音の探り合いになってしまうというのが現実かもしれません。
そう考えると、あなたが泣きたいときに泣き、怒りたいときに怒り、甘えたいときに甘えること―――
それがあなた自身のためになるのはもちろん、家族や恋人のためになることもあるのです。

気持ちを表に出すことが家族の心理的負担を減らす

素直に気持ちを表に出すことが、家族や大切な人のためになるという視点から考えてみましょう。
あなたが先に自分の本心をオープンにすると、どんなことが起きるでしょうか。
本心を見せるということは、それが怒りであっても悲しみであっても、
コミュニケーションの取っ掛かりになることは確かです。
あなたが黙ったままでいたり、本心を見せないままでいたりしては、
家族は寂しさや切なさを募らせるかもしれません。
あなた自身がきっかけを作ることで、家族も悲しみやつらさ、ときには怒りや甘えを表現しやすくなり、
互いの気持ちを通じ合わせることができるようになることもあるでしょう。
自分自身のためという視点から見ると、
何かしら気持ちを表に出すことで、自分の本心が見えてくることがあります。
胸のなかにしまい込んでいる思いは複雑に絡み合っており、漠然としたモヤモヤ感が残ります。
それを口にすることで初めて考えが整理され、
自分でも気づいていなかった本当の気持ちが顔を出すことがあるのです。
いずれにせよ、家族はあなたのために何かできることはないかと考え、コミュニケーションのきっかけを探しています。あなたが思うように気持ちを外に出すことを望んでいるのです。
「元気なときの自分ならありえない」と恥ずかしく思う人、
「つらくてもそれを耐えることが自分のプライドだ」「家族に心配をかけることなど口にすべきではない」
と考える人もいるでしょう。
もちろん、自分の信念をもち、それを貫くのは素晴らしいことです。
しかし、ときには「それが本当に、家族や大切な人のためになるのか」
と立ち止まって考えてみることも大切なことなのかもしれません。

 

 

2010年10月31日(日)

 

**************************************
生きてるだけで「ツイてる!」
感謝感謝の「早川 勝」でした。

E-mail:hayakawa@tsuitel.in

**************************************

早川勝メール【538号】「福」に憑かれた男

2010-10-23

こんにちは。
ご縁があって名刺交換(アドレス交換)させていただきました1,256名の方々へ
一斉自動配信しています。

皆さんからは多くのお見舞いメールをいただきまして、
ありがとうございます。
ご心配おかけしておりますが回復に向かっております。

今日の前置きは「肉離れ」とはまったく関係ない話題なんですけど…。

「さよなら~♪さよなら~~♪さよなら~♪ああ~♪」
という歌声でおなじみの小田和正さん。
知っていますよね?
少し前に「さよならは言わない」という曲を出して、
「もうさよなら系はこれが最後か」と思っていたのも束の間、
来月リリースされる新曲、
知っていますか?

タイトルは…、

「グッドバイ」ですよ(笑)

おいおい、
もう「さよなら」は言わないんじゃないの?!(笑)
なんて考えながら、
一人でクスクスと笑ってしまうのは私だけでしょうか???

と、前置きはこれくらいにして…、

本日も…、
新たに「436冊目」のオススメ書籍から抜粋した「なるほど!」という言葉をご紹介します。
「総合法令出版」さんの大ヒット書籍。
テレビで紹介されて、さらに大反響らしいですよ。
私も感動しました。

本日のテーマは…、
【不安を消す方法】
です。

ためになる抜粋文章をどうぞ。
お役にも立てれば幸いです。
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「オススメ書籍」シリーズ【No.436】
『「福」に憑かれた男』
総合法令出版
喜多川泰著

「それで、相談ごとっていうのは何だったんじゃ?」
「はい。あの……おかげさまで本屋を続けていけそうだということになりまして……。
売り上げも少しずつではありますが上がってきたんです。
だから、生きていけるかどうかの心配はしなくてすむようになったんですが、何と言いますか……
この先どうなっていくんだろう……という思いというか、この先何をしていけばいいんだろう、という迷いというか、
そういうものが生まれてきまして……」
「うん。それこそがまさに欲しいものを手に入れた後にやってくる不安じゃよ。
人間は生きている以上、よりよい生き方を求めるようにできている。
だからいつも何かしら目標を掲げて生きようとする。
ところが多くの場合、その目標は達成されればされるほど不安になる。

たとえば会社勤めをする若者は自分の給与明細を見て思う。この五倍は稼げるようになりたい、とな。
で、月日が流れその目標を達成する日がやってくる。
そのとき目標を達成した喜びで感動の涙を流す者は一人もいない。
それよりも何とも言えない不安に駆られて、精神的に不安定になる。ほとんどの場合はそうだ」
「そうかもしれませんね。何となく納得できます。でも、どうしてそんなことになってしまうんでしょう?」
「まあ、あせるな。どうして納得できるのかを聞かせてくれないか」
「売り上げがよくなってくると安心はできるんですが、それ以上に将来に対する不安も大きくなっていくんです。
今月はうまくいったけど来月うまくいく保証は全然ないし、
調子がよくなってきた売り上げを見込んで生活水準を変えてしまうと、
また調子が悪くなってきたときに元の生活に戻すのが大変そうだし、
そんなことを考えるとローンでものを買うことなんて怖くてできないし。
すべてが思い通りいって、お金がある程度貯まったら店舗を拡大したりしたいとも考えていたんです。
でもお店が大きくなると売り上げが増える可能性はあるけど、それによって在庫も抱えなければならないし、
人件費も増えることを考えると事業を展開することも実はリスクが大きいような気がするし……。
そうこうしているうちに、うちでやっていることなんて簡単なことばかりですから、
他の本屋さんが真似しはじめたら、とても大手さんにはかなわないような気がするんです」
「おやおや、せっかく本屋として成功しはじめたっていうのに、
その幸せを感じる余裕がないというのはもったいないね」
「笑いますけど、僕にとっては切実ですよ」
「分かった、分かった。でも、それらはすべてとり越し苦労じゃ。心配するな。
未来はおまえさんが思っている以上に明るい」
「そうだといいんですが……」
「おやおや、案外心配性なんじゃな。
おまえさんのように目標を達成すればするほど不安になったり、とり越し苦労をしてしまうようでは、
これから先どんどん成功すればするほど不幸になってしまうぞ。どうする?」
「本当ですよ。これは切実な問題ですよ。どうしてこんなことになってしまうんですか?」
「簡単なことじゃよ。おまえさんが大切なことを一つ決めていないがために起こることじゃ」
「何をですか?」
天晴は一つ咳払いをしてから、ゆっくりと言った。

「おまえさんは、おまえさんの人生を使って何をしようと思っているんだい?」
「『僕の人生を使って……何をするか……?』ですか?」
「そう、おまえさんは何のために生きているんだ? 何のために成功したいんじゃ?それを決めていない」
「僕は、一応本屋として一生、生きていこうと思っていましたが……」
「本屋は手段であって生きる目的ではない。
本屋という職業を通じて自分に何ができるのかを考えたことがあるかい?」
秀三は考え込んでしまった。今まで必死で本屋の経営を立て直すためだけに頑張ってきたような気がする。
そこで改めて、自分の人生を使って何をしようとしているかと聞かれても、
自分でも何をしようとしているのかが分からないのである。
天晴は店の内外をぐるっと見渡して、何かを探しはじめた。
「外を見てご覧なさい。何が見えるかね?」
「大きなトラック……ですが……」
「おまえさんが、一生懸命商売をやって、成功した結果あれをもらえるとしたらどうだ?」
「いらないですよ。トラックなんて」
「どうしてじゃ?」
「だって僕には、必要ありませんよ。トラックをもらっても使うことがありませんし、維持費だってかかるし」
「でも、トラックは本当に高価なものじゃよ。実は会社の社長が乗るような高級車よりも値段は高い。
それでもいらないのかね」
「もらった瞬間にお金に換えますね」
「ハッハッハ、分かっておらんのう。結局同じことだ。
いいかね、これはたとえ話だ。どうしておまえさんがトラックはいらないと思ったのか自分で分かるかな?」
「今の僕には必要ないからです」
「その通り。つまり、もらったものを使う使い道が頭の中になかったから、『いらない』って思ったわけじゃ。
そういうものをもらっても困るわけだ。
ところが、世の中には同じ本屋でもそれが欲しいという人もいる。
荷台の部分を改造して移動式の本屋をやってみようと思っている人や、移動図書館を作って
本を読みたいけどこちらから出向いてあげなければ読むことができない人に本を届けたいと思っている人だ」
「だから、お金に換えて、僕に必要なものに……」
「おまえさんに必要なものって何だ?」
「それは……、あの……」
「結局何に使うか分からないけど、とりあえず持っていたほうがいいからという理由で、何かを手に入れようとするのは、
それがお金であれトラックであれ、手に入れたときに感じる不安は同じものじゃよ。
お金だって維持費がかかるんじゃよ。
だからこそ、自分の人生を何のために使おうとしているのかという、生きる目的が必要になってくる」
「……」
「自分の人生を何に使おうとしているのかを考えるのは、本当に重要なことなんじゃよ。
それが分かっていれば、手に入ったものを見て不安になることがない。
目標を達成したはいいけど不安になるというのは、本末転倒になっているという証なんじゃよ」
「本末転倒……ですか?」
「そう、あのトラックはどうしてこの世に存在するかわかるかい?
大きなものを運べればいいなぁという思いが先で、そのために必要なものが作り出された。それがトラック。
先にトラックが作られて、後からこれって何に使えるかなぁって考えたわけではない。
つまり、『大きなものを運びたい』と思っている人にとっては必要かもしれないけど、
そういう願望を持っていない人にとっては必要ない。大切なのはその思いじゃろ。
ところが多くの人は、その思いがない。
思いはないけどトラックを欲しがる。
持っている人のほうがなんとなく幸せそうに見える。
そこで頑張って手に入れようとする。ところが実際に手に入れてみてから気づく。
これ、手に入れたはいいけど、何に使おう。維持費だけでも結構大変だぞってな具合に。
『トラック』が『お金』に変わったところでまったく同じなんだよ」
秀三はハッとした。
「僕は、僕の人生を使って何をしようとしているのか……」
秀三は独り言のように何度かそう呟いた。
「おまえさんが、自らの生きる目的をしっかり持ったとき、
手に入るものすべてはそれを実現するために必要な道具になる。
その道具を手に入れたときに不安を感じることなどはない。
それがどれだけ大きな物であれ、多額のお金であれ、不安とは無縁になれる。
手に入ったことに感謝することはあれ、不安に駆られることはない。
おまえさんが考えなければならないのは、どうやってお金を儲けるかではない。
どうしてお金を儲けなければならないのかなんじゃよ」

2010年10月23日(土)

**************************************
生きてるだけで「ツイてる!」
感謝感謝の「早川 勝」でした。

E-mail:hayakawa@tsuitel.in

**************************************

早川勝メール【537号】夢は見つかる。必ず叶う!

2010-10-17

こんにちは。

ご縁があって名刺交換(アドレス交換)させていただきました1,249名の方々へ
一斉自動配信しています。

大変です!
私は今、松葉杖なしでは歩けない身体になってしまいました。
右足が~、右足が使い物になりません。
名誉の負傷です。
思いがけないアクシデントに見舞われ、私自身もビックリしています。

えっ?
いったい何があったのかって?

交通事故???

暴漢に襲われた???

階段から落ちた???

ふふふっ、
おととい金曜日に起こったばかりのホットな出来事なんですけどねぇ、
あまりにもメルマガ的に「おいしいネタ」過ぎて、
私は今、含み笑いが止まりませんよ(笑)
いや~、ツイてます。

そんな状態のときに限って
昨日の土曜日は、昼間と夕方、それぞれ二つの結婚式にご招待をいただいておりまして…。
私はちゃんとダフルヘッダーに出席してきましたよ…松葉杖姿のままで(笑)
最近、ブライダルラッシュでおめでた続きだ、という話は、
この一斉配信メール上でもお伝えしてきた通りなんですが、
先月の2週連続も含め、この3ヶ月で5組のカップルが幸せのゴールインをし、
私はその瞬間に立ち会ってきました。
そして昨日は、初体験のダブルヘッダー。
「幸福の極み」ですよね。おめでたい席に続けて出席できるなんて(笑)
一日で豪華なフルコースを続けて「2回」ですよ。
いくら「なんちゃってセレブ」な私でも(笑)、そんな贅沢はしたことありませんよ。
こんな生活を続けていたら、「通風」になっちゃいますけどね。

いや~、それもこれも、初体験なら、
松葉杖を引きずりながら…「主賓のスピーチ」、
というのも初体験でした。
そもそも、松葉杖自体が人生初めての体験なんですけどね…。
でも、いいネタになりましたよ。
松葉杖のおかげですっかり目立つことができました。
たとえば、スピーチひとつとっても、
アドリブのトークとして、
松葉杖を夫婦にたとえた…とってつけたようなベタなネタでウケを狙い、
転んでもタダで起きない系の演出で乗り切ってまいりました(笑)

えっ?!
そんなことよりも、
だ・か・ら、なんで、そんな大怪我をしたのかって???

実は…ですね、

右足ふくらはぎの「肉離れ」なんです。
かなりの重傷で、松葉杖なしでは歩けない状態になってしまいました。
家の中は這いつくばって移動しています。
階段の上りは腕の力で…、
階段の下りはお尻で…、
という具合なんです。

では、いったい、なんでそんなことになってしまったのか。

15日金曜日の出来事です。
その日は秋の恒例行事である「拠点対抗ソフトボール大会」でした。
結論から言えば、そのときに「ヤッちゃった」ワケなんですが…。

ソフトボール大会というのは、
まあ、いってみれば単なる会社のレクリエーションの一環なんですけど。
(研修中につき損害保険も適用されツイてました)
でも、実際にはですねぇ、
研修なんて甘っちょろいものではありません。
各部門の名誉をかけた熾烈な男の戦いなんです。
いいオヤジたちが本気でトーナメントを戦う、まさに命がけのバトル「オヤジ甲子園」(笑)
それくらいの盛り上がりなんですよ、ホントに。
もちろん、優勝チームから5位のチームまで高額な賞金も出ますし、
MVPや各チームのMIPにまで、ビックリするような賞金が出るんです。
さらには、家族の黄色い声援やチアガールのミニミニスカート姿の応援まで(笑)
これはもう、張り切らないわけにはイキませんよね。

当然、私も張り切って参加したわけです。
我々、恵比寿のチームは最も人数が多い組織なので、
Aチーム(野球経験者を揃えた一軍)とBチーム(技術と体力は二軍でも心は一軍並みの結束)というように、
2チーム分かれて戦いました。
私はBチームの監督兼先発ピッチャーに指名され、
さっそうと1回裏のマウンドへ。
一回表の攻撃のランナー1塁3塁のチャンスをショートフライに凡退していた私としては、
汚名挽回、名誉回復、と、余計に力が入ったマウンドだったわけです。
ところが、ヒット、エラー、ヒットで満塁のピンチ。なんとか、ワンアウトは取ったものの…、

そのとき悲劇は起こりました。

いったいどんなハードなプレイが起きたのか。

スーパーファインプレイ?
激突?激走?…、
というようなことを想像しますよね、普通。

ところがですね。
キャッチャーから返球された緩~いボールを捕り損ねて、
そのボールがたまたま筋肉の伸びきったふくらはぎに当たり
打撲的な肉離れを起こしたっていうだけなんですよ。

あ~あ、情けない(笑)

私も今週10月20日(水)で満48歳を迎えてしまうのですが、
無理をしちゃいけませんね。
若い若いと自分に暗示をかけ、肉体年齢は33歳だと思ってるんですけどねぇ…、
今回ばかりはつくづく歳を実感させられましたよ(笑)

それにしても、
さあ、これからトーナメントを勝ち上がっていくぞー、
っていう、朝一番のまだ始まったばかりの1回裏1アウトの段階ですからね~(笑)
ガックリです。
まったく歩けなくなってしまったので、
途中退場した私は社員二人に両脇を抱えられて病院行き。
A達クン、M野クン、ありがとう。
優しい二人の両肩の温もりは一生忘れませんよ(泣)
助けてもらったおかげで、レントゲンの結果も骨には異常なく(当たり前か…笑)、
じん帯を切ったり、アキレス腱を切ったり、というような入院が必要な重傷でもなくて…、
九死に一生を得ました(笑)
ははっ、ツイてます。

えっ?!
その後、Bチームはどうなったかって???
はい、皆さんのご想像通り、リリーフピッチャーは相手打線のめった打ちに合い一気に8失点、
一回戦敗退…、その後の敗者復活戦にも破れ、
最下位決定戦でも20点取られるという惨敗振りでした(笑)
Aチームが賞金を獲得してくれたのが不幸中の幸いでしたが…。

私は試合前、全員を前にして声高らかに、こう言いました。
「くれぐれもケガだけは気をつけるように!」と(笑)
翌日に結婚式を控えていたA藤君にも強く言い聞かせていました。
「一生に一度の晴れ舞台が控えているんだから絶対に無理しちゃいけないよ。
くれぐれもケガには気をつけるように!」と。
何度も口を酸っぱくして言っていた張本人がケガしちゃったワケですからねぇ、
結局、主賓の私が「晴れ舞台」を台無しにしてしまいました。
シャレになりません(笑)

いやいや~、
人生はホントにいつ何が起こるかわかりませんね。

皆さん、くれぐれも気をつけてください。

私は一つ、悟りました。
「これは言霊だ」と。
縁起でもない否定的なことばかり言っていると、
それを「引き寄せ」てしまうってことですね。

でも、まあ、代表して災難を私が引き受けたのならば、
数百名の人たちの「厄除け」が出来てホントによかった、ってことですよね。

ホント、ツイてました。

来年のソフトボール大会では、
フルに出場できるよう…
前向きな言葉に加えて、
グローブとバットに「ツイてるシール」を貼り付けて臨みたいと思います(笑)

と、前置きはこれくらいにして…、

本日は…、
新たに「435冊目」のオススメ書籍から抜粋した「なるほど!」という言葉をご紹介します。

ためになる抜粋文章をどうぞ。

本日のテーマは…、
【子供から見た大人のあるべき姿】
です。

11月20日(土)のトークショーで、
私のお相手をしていだく予定の「本のソムリエ団長」の名著です。

お役に立てれば幸いです。
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「オススメ書籍」シリーズ【No.435】
「夢は見つかる。必ず叶う!」
ゴマブックス
一里塚華劇団団長著

子供が「早く大人になりたい!」と思える世の中に

子供の頃、僕は大人になりたくない、思っていました。
大人は、ずるいし、しかも大変そうだし(笑)。
と同時に、自分が大人になったら、そういうずるい人間になりたくない、と思いました。
その考えは今でも変わっていません。
でも、違う意味で「ずるい」と言われたいです。

たとえば、子供が僕を見て、
「団長っていつも楽しそう。ずるい」
って思ってもらえたら最高です!

僕らにできる一番手軽な社会貢献、それは、
自分がワクワク輝いている姿を子供や友人に見せることだと思います。
それには、別に有名人になる必要もありませんし、出世する必要もありません。
普通に生活していく中で、たくさんの笑顔があればそれに勝る楽しさはありません。
楽しそうな大人の姿を見てたら、子供は自然に「大人っていいなぁ。早くなりたいなぁ」って思うでしょうし、
毎日がうれしくなります。
楽しい人のところには、楽しい人が集まり、楽しい話題もやってきます。
これがどんどん波及していけば世の中はどんどん良くなると思います。

子供が大人になることを楽しみに思える社会をみんなで作っていきたいです!

 

 

2010年10月17日(日)

 

**************************************
生きてるだけで「ツイてる!」
感謝感謝の「早川 勝」でした。

E-mail:hayakawa@tsuitel.in

**************************************

早川勝メール【536号】死ぬときに人はどうなる

2010-10-10

こんにちは。
ご縁があって名刺交換(アドレス交換)させていただきました1,234名の方々へ
一斉自動配信しています。

本日はくだらない前置きはなしです(笑)
じっくりと家族の死について考える時間にしてください。
久しぶりに入力しながら男泣きしましたよ(涙)

新たに「434冊目」のオススメ書籍から抜粋した「なるほど!」という文章をご紹介します

本日のテーマは
【死を看取る家族】
お役に立てれば幸いです。
↓↓↓
私の本よりためになる「オススメ書籍」シリーズ【No.434】
「死ぬときに人はどうなる10の質問」
大津秀一著

ご家族がまだ患者の死を受け入れられないときは
「頑張れ」「死ぬな」「いかないで」等々
まだ生きてほしいという願いを声かけされる
しかし、必ずいつか部屋の空気が変わり、声かけが変わる時間が来る
それはどういうことかというと
どこかで必ず「よく頑張った」「もう頑張らなくていいよ」
「今までありがとう」「あとは僕たちがしっかりやるから大丈夫」
と声かけの内容が変化するのである
生きていてほしいという引き留める気持ちから
よく頑張った、もう大丈夫だよ、とねぎらい、感謝し、またどこかで再会を願う気持ち、
そのような気持ちに変化するときが来る
ぴんと張りつめた空気から、穏やかでやわらかで温かい雰囲気に変化する
このときこそ、ピリオドを告げるタイミングである
しかし、この看取りの現場こそ、千人千様

(中略)
死の実例

その日、四十代女性の池上さんは最後の呼吸を迎えていた
病気は大腸がんの末期、数年の闘病生活も今、終わりを告げようとしていた
(中略)
夫を別室に呼んで、いよいよ時間の単位だと思われることを告げると
夫は静かに頷いた
(中略)
池上さんも夫も、まさかこれほど経過が早いとは思っていなかっただろう
池上さんは「あと10年は頑張りたい」といつも張り詰めたような表情で語っていたし
最初の状態悪化があった際に夫に病状を告げると
夫は「それほど悪いのですか」と驚いていた。
(中略)
ベッドで横たわる池上さんの周りには、数人の家族がいた
そこには中学生の長男と、小学生の次男がいた
彼女はまだ比較的元気な頃、私が訪室する度に言っていた
「私は死ぬわけにはいかないんです。子供が大きくなるのを見届けなければならない
だからあと10年は生きたいんです」
体力の低下で声は小さくかすれてはいたが
強い決意を秘めた目と絞り出す声の奥底に込められた決意が印象的だった。
(中略)
問題は二人の息子にどのように告げるかだった
夫も子供たちにどう告げるか困っていたようだ
しかし終末期の家族、特に主に介護する人間の大変さは想像に余りある
夫には余裕がなく、彼らの母が死に向かっていることを告げることができなかったようだ
(中略)
訪室したとき、私は二人の子供たちを見た
長男は体は小さくないが、顔はまだ少年の面影を残していた
腕組んで立ち、静かな表情で母の顔を見つめていた
小さな椅子には次男が腰をかけていたが
こちらもまた幼稚園児と言っても通用するくらい小柄であどけない顔
わずかに笑みを湛えて周囲をきょろきょろとしている姿を見て
私は「これは難しいのではないか」と感じた
(中略)
残念ながら池上さんの家族の場合も、彼女が死にゆくことが子供たちに受け入れられているかというと
かなり厳しい状況であると思われた
池上さんはとにかく頑張らねばと弱音をはかず
子供たちにも自らの状態が悪いと一切話してこなかった
夫も話しだしにくかったろうし、何より介護で精一杯であった
(中略)
だから私は看取りときは難しいと思った
具体的に何が難しいかと言うと、家族の間の温度差の問題もある
(中略)
いよいよ池上さんの呼吸回数が減ってきた
私は、家族が池上さんを囲む輪の一歩外にいて、いつも通り「そのとき」を待った
最後に大きく息を吸うような呼吸をして、池上さんの呼吸は停止した
見守る家族の間にも緊張が走る
そのとき、叫び声が聞こえた
「おい、お前、ふざけんじゃねえよー!」
皆の視線が声の持ち主に向けられる
それは患者の長男だった
池上さんをにらみつけて、まだあどけなさの残る横顔の彼は立っていた
硬く、険しい表情だった
「死ぬんじゃねぇよ!約束したじやねえかよ!良くなるって言ってただろうが!
何なんだよ!お前はよ!」
すすり泣きが聞こえた
皆、母を失いつつある彼の心中を思ったのだろう
「てめえはよ、何なんだ。おい?ここでくたばんのかよ!
俺たちはどうすればいいんだよ!? ぶざけてんじゃねえよ!」
彼の怒りは収まる様子を見せなかった
彼は直立し、もう答えることのできない母をにらみつけ
大きな、悲鳴のようにも聞こえる声を張り上げ続けた
「大輔、お母さんは十分頑張ったじゃないか、ね?」
池上さんの母親である祖母の声かけで、一瞬彼は叫ぶのをやめた
しかし、また次の瞬間に沸き上がってくる怒りを抑えることができなかった
手をぎゅっと握りしめ、声を絞り出す
「お前はよ、何なんだよ!約束を破んのかよ!」
祖母は泣き崩れた
夫は怒りでも悲しみでもなく
何も感情を読み取ることができない不思議な表情をして、池上さんのことを見ていた

長男の怒りは20分以上続いた
これまでに母に抱いていた思い、それを全て吐き出すかのように、叫び続けた
その声には、怒りと同時に悲しみがこもっていた
家族はそれを感じ、皆、涙にくれていた。
「何なんだ、お前は!? 家族を捨てていくのかよ?
ぶざけてんなよー!」
私は迷った
しかし私にも、何か伝えられることはあるはずだと思った
なぜならば亡くなる前の数か月、私は彼女の肉声を誰よりも聞いていると思ったからだ
彼女の声を、彼女の心を伝える必要があると思った
「池上さんは……」
静かに語りだしたが、声が震えた
口を差し挟んで良いのかという迷いもあったが
これだけは伝えたかった
迷いも込めて絞り出した
「お母さんはね、君たちのためにね、10年間頑張るって言ってたんだよ
それまではね、どうしても生きるんだって」
長男は母から目を離さず、立っている
私はじっと長男を見て、続けた
「そういう気持ちでね、頑張っていたんだよ。お母さんは」
「そうだぞ、姉さんな、どれだけおまえたちのことを思っていたか……
わかってやれ、な」
池上さんを挟んで向こう側から、静かに池上さんの弟も言った
かすかに声が震えていた
涙をこらえていたのだろう
長男は下を向いたままだった
しばらく重い沈黙が流れたが、再び彼は叫んだ
「ふざけるな!約束はどうなんだよ!
治って元気になるんじゃなかったのか!?」
すすり泣きと嗚咽が周りから一段と強くなった
私は待った
池上さんは既に心停止しているだろう
死亡確認をする刻ではある
しかし、長男が母の死を受け入れられていない状況で強引に死を告げてはいけない
皆が家族の死を受け入れたときこそ、死亡時刻なのだ
間断なく、叫び声を上げる長男、
そのとき、私の横から小さな声が響いた
小さいけれども、その声はよく通り、部屋に響いた
「兄ちゃん。もう、いいよ」
するりと輪の中から母親の元に近づいたのは、
身長120センチくらいに見える小さな次男だった
祖母から、あんたもちゃんと声をかけてあげな、と言われ、
次男は何度か母に声をかけていた
兄が強い怒りを表出してからも、時折近寄っては「お母さん」と声をかけていた
その次男が一歩踏み出し、兄の顔をじっと見て、もう一度言った
「兄ちゃん。もう、いいよ」
突然のことに驚いた表情をした長男は、一瞬弟の顔を見て、目を伏せた
そして黙った
沈黙の時間が訪れたが、今までとはわずかに空気が変わった
もしかするとこれは、そう思ったとき
今までずっと黙っていた夫が静かに言った
「先生、お願いします」
私は後ろから池上さんの脇に移動し、死亡確認した
「午前5時43分。お亡くなりです」
そのとき、大きな声が後ろから聞こえた
「お前、よく頑張ったなー。本当に……
本当に、よく頑張ったなー。おい、お前
……」
そしてその声を発した夫が、池上さんのまだ温かい体に取りすがった
男泣きだった
今まで一度も泣き顔を見せたことがない夫が、ただ泣いた
「お前……、お前っ、辛かっただろ?本当によく頑張ったよな。
聞こえてるか?頑張ったな。ありがとな。お前っ……」
むせび泣き、肩を震わせて彼は泣いた
その背中に次男がそっと、まだ小さい手を伸ばした
「お父さん、泣かないで……」
私は長男の顔を見た
いつしか険のある目ではなくなっていた
父も実は耐えていたのだ
一番叫びたかったのは父だったのだ!
それを賢い彼はわかり始めていたろう
居心地が悪そうでもあった
うつむいていたが、静かに顔をあげて母を見た

「お母さん……」

静かに涙が彼の頬をつたった
まだほんの入り口だろう
しかし母の死を受け入れる、その端緒に彼は立った
「お前たち、支え合ってしっかり生きていくんだよ。
お母さんの気持ちを忘れちゃだめだよ」
祖母が震える声で言った
次男はちょこんと首を縦に振った
その姿に皆胸が熱くなった。

 

 

2010年10月10日(日)

 

**************************************
生きてるだけで「ツイてる!」
感謝感謝の「早川 勝」でした。

E-mail:hayakawa@tsuitel.in

**************************************

早川勝メール【535号】すごい人脈は昼1時間で作られる「アライアンス・ランチの教科書」

2010-10-03

こんにちは。

ご縁があって名刺交換(アドレス交換)させていただきました1,225名の方々へ
一斉自動配信しています。

横浜ベイスターズの身売り騒動が勃発しています。
いったいどうなってしまうのかと心配しているファンはもちろん、
現場の選手やスタッフたちの間でも不安が広がっている、
というニュースを新聞で読みました。
親会社のTBSが、赤字続きであるベイスターズの経営権を
リクシル・住生活グループ(トステム、INAX)へ売却するらしいのですが・・・。
報道によると、「日清食品」にはフラれた、とか、
家電量販店の「ノジマ」が新たに名乗りをあげた、とか、
さらに、フランチャイズは横浜から『新潟』に移す計画がある、などと、
地元では大騒ぎになっています。
たしかに、成績を見れば、3年連続最下位で、
直近10年間で最下位が7回だっていうんですから・・・、
これだけ負け続ければお客さんだって入らなくなるよな、
とは思いますが、
ジャイアンツファンの私としましては、
たくさん白星を頂戴している・・・ある意味「お客さん」である横浜ベイスターズは
有難い存在ではあります(笑)

でも私、身売りされるベイスターズ関係者の気持ちが痛いほどわかります。
なぜなら、私も過去に勤務先の会社が3回も身売りを繰り返してきましたから・・・(笑)
実は、19年間勤めた前職の外資系生保というのは、
その間に3回も親会社が変わっているんです。
そのたびに現場は大混乱。
社名変更や経営陣の刷新はもちろん、方針や給与システムから何から何まで、
環境が大きく変化しますからね、
それはもう現場は大変ですよ。
特に私の場合は、アメリカ⇒日本⇒スイス⇒フランス、というように、
株主が世界一周しましたからね(笑)
お国の文化や言語なども含めて、それはそれは・・・もう、そのたびに「お祭り騒ぎ」でした。
いや、カーニバル、でした(笑)

横浜ベイスターズの球団社長は選手たちに、
「売却しても球団の中身は何も変わらないから安心するように」
と説明していたそうですが、
私もそのセリフ、買収騒動のたびに経営陣から聴かされました。

でも、そんなことは有り得ませんよ。
変わります(笑)
ガラッと。

ただ、私の場合はラッキーなことに、
株主が変わるたびに、組織の本質的な問題が改善されていき、
より良い会社に発展していってくれたんです。
そして、ほどよく美味しく焼きあがったところでまたふたたび売られる(笑)、
というように、
身売りを繰り返しながら発展していった会社で、私は頑張ってきました。
いや~、ホントに様々な経験を積んできましたよ。

ですから、
買収されるのも悪くないんです。

横浜ベイスターズは『ツイてます』。
球団経営に興味のない(やる気がない)TBSより、
もっとましな企業が現れるに違いありません。
きっと、今よりも強くなるでしょう。

南海→ダイエー→ソフトバンク、と親会社が変わっても、
今年優勝して盛り上がっている「ホークス」のような例もありますからね。

ところで、
来年の横浜ベイスターズの新しいチーム名は何になるんでしょうか。

新しい親会社の傘下に「INAX」がありますから・・・

「新潟イナックス」、なんてどうでしょうか?(笑)

そうなると、
球場の座席は「便座」だったりして(笑)
寒いナイターでも、おしりを温めてくれるなんていいですよね。

やっぱり、
ユニフォームなどの球団カラーは
便器風に「アイボリー」ですかね(笑)

野球場は、
「新潟トイレット・スタジアム」と命名されたりなんかして(笑)

新外国人選手の登録名は、
「ウォシュレット」選手・・・(笑)
10年間も糞詰まりだった便秘解消の一発サヨナラ逆転ホームランをかっ飛ばしてくれることでしょう。

もちろん、バッティングはスッキリと、
「流し打ち」で(笑)

フレーフレー、新潟イナックス!!!

う~ん、
来年のプロ野球からは、さらに目が離せなくなりそうですね。

と、前置きはこれくらいにして…、

本日は…
新たに「433冊目」のオススメ書籍から抜粋した「なるほど!」という文章をご紹介します

ためになる抜粋文章をどうぞ。

本日のテーマは…、
【ランチのお誘いメール】
です。

「プラットホーム戦略」を大ヒットさせている平野敦士カールさんの新刊をご紹介します。

お役に立てれば幸いです。
↓↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「オススメ書籍」シリーズ【No.433】
すごい人脈は昼1時間で作られる
「アライアンス・ランチの教科書」
徳間書店
平野敦士カール著

■「会いたい理由」が書いてある「お誘いメール」は効果的

基本的に、ランチの誘いはメールで行います。
今さら、ビジネスメールの書き方をおさらいすることはしませんが、一つだけポイントを押さえておきましょう。
それは、誘われる側が持つであろう「なぜ、この人が私とランチを?」
という疑問を解消できるメールを書くことです。

それが書かれていないメールは、正直申し上げて不安になります。
相手が旧知の仲ならともかく、そうでないのなら、誘った理由を書くべきでしょう。
そうでないと「なぜ私なのか」、「私でなくともいいのではないか」と相手に不審感を抱かせるだけです。
私もよく、突然に私のファンだという人からメールでお誘いをいただくのですが、
うれしい反面、なぜ私と会いたいのかが今一つはっきりせず、会いづらい場合があります。
ですから、メールにはまず、その人に会いたいという理由を明記しましょう。
著書を読んで興味を持った、誰かから紹介された、何かを教えてほしい、など、
端的かつ具体的に理由を書くといいでしょう。

できれば、「書籍を読んで、感銘を受けたので」だけでなく、
「何ページのここに共感した」「この考えについてもっと詳しく知りたい」というところまで書いてあるといいですね。
「ぜひ会いたい」という熱意が伝わると同時に、
誘われた側は、何を期待されているのかがわかり、安心するのです。

次に、忘れずに書いておきたいのが、「誘われた側がランチで得られるメリット」です。
ランチをするときは、自分の得よりも相手の得を優先させることが重要です。
ですから、「相手のために自分はどんな貢献ができるのか」を意識してアピールする必要があります。
たとえば、

「こんな人をぜひ紹介したい」
「自分はこんな情報を持っているので、伝えたい」
「ビジネスの企画のご相談があるのですが」
などです。
自分に貢献できそうな“売り”がなくても、
お店の力を借りて「○○というお店でおいしいランチをぜひ」でも大丈夫です。
「トゥールダルジャンでぜひお会いしたい」と言われて心の動かない人はまずいないでしょう。

一見、手が届かない相手のようでも、会いたいと思ったらためらわずランチに誘ってみるべき
というのが、私の考えです。
ベストセラーを出しているビジネス書作家や、その道の最先端をいく研究者であっても、
誘い方次第ではランチをご一緒できる可能性が十分にあります。
ポイントは、誘い方です。
前述の通り、「なぜ会いたいのか」「会ってどんなメリットがあるのか」を明らかにすることが大切なのです。

 

 

2010年10月3日(日)

 

**************************************
生きてるだけで「ツイてる!」
感謝感謝の「早川 勝」でした。

E-mail:hayakawa@tsuitel.in

**************************************

早川勝メール【534号】運に選ばれる人選ばれない人

2010-09-26

こんにちは。

ご縁があって名刺交換(アドレス交換)させていただきました1,188名の方々へ
一斉自動配信しています。

猛暑猛暑と騒いでいたのも束の間、いきなり冷え込んできましたね~。
皆さん、風邪などひいていませんか?

わが社のA君は今朝、扁桃腺が悲鳴を上げて救急車で運ばれ、
緊急手術となりました。
今日から2週間の入院生活です。

季節の変わり目、
くれぐれもお体ご自愛ください。

さて、
前号で「ドコモショップガール」を持ち上げすぎてしまいましたので(笑)、
今回はホークスのリーグ優勝を祝して「ソフトバンク」の宣伝を!!!
(ジャイアンツファンですけど…私)

最近は、アイフォンに変えている人が増えてますね。
ところで、
SoftBankのファンサイト!って知っていますか?
「お父さん犬」などのコンテンツも盛り沢山なので、
SoftBankユーザーに大人気らしいですよ。
白戸家絵文字をはじめ、ココでしかないデコレメがもらえるなど、
ソフトバンクユーザーが楽しめるコンテンツが盛りだくさん!!
会員(登録料無料)になれば、さらに楽しめるんだとか!!
ぜひ、お友達にも教えてあげましょう。
↓↓↓
http://fansite.mb.softbank.jp/

Kさん、
宣伝はこんな感じでいいですか?(笑)

と、前置きはこれくらいにして…、
本日も、
「私の本よりためになるお薦め書籍シリーズ・全400冊」の中から
好評だったバックナンバーをお届けいたします。

ためになる抜粋文章をどうぞ。

本日のテーマは…、
【完全主義の弱さ】
です。

お役に立てれば幸いです。
↓↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ   No.114
「運に選ばれる人選ばれない人」
20年間無敗の雀鬼が明かす運とツキの核心!
桜井章一 著
東洋経済新聞社

完全主義者は最後に負ける。
80%主義が強い。

私は「麻雀が日本一強いですね」と言われても、
自分では100%の出来とは思わず80%の強さだと思っています。
そして残りの20%は、いつでも自分のために残しておきます。
それが余裕となって、勝負を左右する全体観を失わずにいられるのです。
全体が見えていればスキが生じても、すぐ修正が出来ます。
また、80%と思うことで、自分はまだまだと思ってさらに成長していけます。
大きく勝ってもその位置に安住せず、より強くなることを目標に努力出来るのです。
それに対して「100%でなければいけない」と思う完全主義はモロいものです。
たとえば、オリンピックに出る選手が100%力を出そうと思うと緊張して
充分な力が発揮できなくなることがあります。
しかし80%の気持ちで臨めば結果的にはそれ以上のものを生む可能性が大きいのです。
また、勝負に勝って100%の強さと思えば おごりとなり、そこからスキが生まれます。
勝ったりすると「おれはすごいなあ、完全じゃないか」と思いたくなったりもするかもしれませんが、
100%完全と思うことの根拠など本来どこにもありません。
勝っても勝ちを目指しても、「腹八分目」という感覚がいいのです。
それが最終的に強さにつながります。
人を愛するのでも、100%愛してはダメです。
100%愛すると相手も100%でこたえてくれないといけなくなる。
いつも100%でお互いにやりとりするのはそもそも無理な話です。
そんなことをしていると愛は壊れてしまいます。
ほんとうに強い人は完全を求めることはしません。弱いからこそ完全に憧れるのです。
仕事などで完全主義で一見タフな感じの人がいますが、
それはやはり、根底にある弱さの裏返しなのだと思います。

ここで、誤解してはいけないのは、「完全主義はダメ=全力を出すな」という意味ではないことです。
80%でやっていくのがいいと言っても、
けっして全力でやるなと言っているのではありません。
全力を出すのはいいのです。
全力を傾注しても、まだ80%だと思えばいいのです。
物理的には100%でも、気持ちの上では80%でいくのです。
私は、たとえ全力でやっていても80%という気持ちでやっているので、
100%の力を出しているように傍からは見えないと思います。
やる時は100%の全力でも、気持ちは80%という余裕を常に持つことが大切です。

80%の感覚は、「運」と相性がいい。

 

 

2010年9月26日(日)

 

**************************************
生きてるだけで「ツイてる!」
感謝感謝の「早川 勝」でした。

hayakawa@tsuitel.in

**************************************

早川勝メール【533号】普通の人がこうして億万長者になった

2010-09-19

こんにちは。

ご縁があって名刺交換(アドレス交換)させていただきました1,185名の方々へ
一斉自動配信しています。

皆さん、携帯電話は毎日たくさん利用されていますよね~。

実は私、先月の携帯電話料金の通知がドコモから届いて唖然としてしまいました。
ナント、「ご利用料金」が『4万円』を超えているではありませんか!!!
普段は1万円程度なのに…。
驚きましたよー。
え~、と、ひっくり返りそうになるほどビックリしましたよ。
急に高額な請求になる場合は正式な請求通知が届く前にドコモからメールでお知らせが届くんですね。
ああ~、そういえば、最近になって写真付きの重い系のメールをたくさん送った覚えはあるものの…。
今までは携帯料金なんて気にしたこともなく、
プランがどうなっているかなんて、
まるっきり無関心でした。
ですから、パケ放題みたいなプランにしていなかったんです。
アホですね、私。

でもですね、ここからが私のツイているところなんです(笑)
早速、プラン変更をしなくてはと、8月31日、
研修中の忙しい合間を縫ってランチもそこそこにドコモショップへいきました。
そのとき窓口で接客してくれたドコモショップガール(…と呼ぶかどうかは知りませんが…笑)の優しい笑顔が
今でも忘れられません。
だって、8月分・4万円の請求を、後付けにて、たった「4千円」にしてくれたんですよ。
4千円に!!!
さらにさらに、新プラン料金で計算し直して、
7月分の1万6千円だった支払いも超過分を差し引き9月の請求から割り引いてくれたんです。
いや~、ラッキーですよね。
そんなに遡って割り引いてくれるなんて、どこまで親切なんでしょうか…ドコモショップガールは!(笑)

これもやっぱり携帯に貼り付けている「ツイてるシール」の効果に違いありません(笑)

そして、
私が会社内でその話を大声でしていたのを聞いたS君。
「あっ、そういえば、うちの奥さんにも高額な請求が来ていたはずだ」と、
奥さんに電話して、即ドコモショップへ行かせたところ、
やはり大きなお金が戻ってきたそうです。
大喜びでしたよ。

どうやら、私だけが特別だったってワケではなさそうです(当たり前か…笑)。
皆さんも、高額な請求が来てプラン変更するときには、
簡単に諦めず、前月分まで遡ってちゃんと割り引いてもらいましょう。
月末までに行かないとダメですよ。
気をつけてください。

ただし、この技が使えるのは1回だけだそうです。
ドコモショップガールはウインクしながら私に言ってくれました。

 

「ふふっ、1回だけよ!」と。

 

と、前置きはこれくらいにして…、
本日も、
「私の本よりためになるお薦め書籍シリーズ・全400冊」の中から
好評だったバックナンバーをお届けいたします。

ためになる抜粋文章をどうぞ。

本日のテーマは…、
【メンター】
です。

本日ご紹介する本の著者・本田健さんはあまりにも偉大な存在です。
皆さんよくご存知の通りベストセラーは数え切れませんよね。
実は、6年前に拙著「どん底営業チームを全国トップに変えた魔法のひと言」が発売されたときに、
書店でいつも私の本のそばに積まれていた新刊がこの本でした。
自分の処女作があの有名な本田健さんの本と並んで売られているなんて、と、
当時は感無量になったのを覚えています。
「よーし、これからのライバルは本田健さんか…」と勝手に盛り上がったものの……。
結果、惨敗でした(笑)

私もそろそろ驕りを捨て…
メンター探しの旅に出るころなのかもしれません(笑)

お役に立てれば幸いです。
↓↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ     No.67
「普通の人がこうして億万長者になった」
一代で富を築いた人々の人生の知恵
本田健 著
講談社

メンターに出会うための4つの心構え

億万長者が現在の地位を築いた背後には、メンターの存在があったというお話をすると、
自分にもメンターさえいれば、億万長者になれると誤解する人がいます。
しかし、億万長者は、メンターに依存して成功したわけではありません。
自らの力でできることを精一杯行うという姿勢があったからこそ、
メンターの教えを十分活かすことができたと言えます。
メンターに出会い、教えを活かすには、学ぶ側にも十分な心構えが必要だと、私は考えています。
私が考える、メンターに出会うために必要な4つの心構えについてお話ししましょう。

①生徒の準備ができたときに先生は現れる
私が出会ったメンターのことを思い返してみると、強烈に学びたいと考えたとき、
ベストなタイミングで出会っていたことに気づきました。
先生を探していたわけではなく、こういうことを学びたいと思った後に、
不思議と必要な人と出会っているのです。
億万長者の話を聞いていても、何かを学びたいと強く感じていたときに、
その答えをくれる本や人との出会いがあったようです。
このような、メンターとの出会いの体験談をたくさん聞くにつれ、
私は、生徒の方に準備さえできれば、先生はちゃんと現れるのだと考えています。

②真剣に生きている人にのみ、メンターは現れる
メンターから教えを受けている億万長者に共通する姿勢として、
常に自分がたずさわることに真剣に関わっているということがあげられます。
億万長者は、常に、自分ができることに精一杯取り組みます。
そして、少々の困難があっても、自分の力で乗り越えてみせるという気迫をもっています。
このように、真剣勝負で生きている人が最後の障害を突破しきれないときに、
ちょっと手を添えるのが、メンターです。
自分ができること、考えたことは、すべてやり尽くし、
それでもダメなときに、メンターに教えを請うからこそ、メンターのアドバイスが十分にいきるのです。
優秀なメンターは、その人がどうすべきかを、一から一〇まで教えてくれるわけではありません。
メンターの教えを請うためには、
まず自分ができることには全力で取り組むという姿勢が不可欠なのです。

③メンターを探すことに執着しない
人によっては、メンターを探すことに血眼になる人がいます。
あたかも、良いメンターがいなければ、何も始まらないかのようにです。
しかし、探して見つかるものではありません。出会うものなのです。
メンターさえ見つかれば、何とかなるという依存的態度を手放す必要があります。
私の心のメンターの一人、中村天風師は、
若い頃世界中を旅し、自分の病気を治す方法を探しました。
しかし、何を学んでも、誰に聞いても、病気を治す方法を見出すことができず、
失意の帰国の途上、ヨガのマスターであるメンターに出会います。
もうダメだ!とあきらめたとき、人は執着を手放します。そんなときに、本物の先生が現れるのです。
億万長者も、まず、自分ができることは全力でやるという姿勢があったからこそ、
メンターの教えを受けることができたと言えます。
メンターは、探すものではありません。一生懸命試行錯誤しているときに、出会うものなのです。

④人生を信頼し、直観に従う
これは、メンターとの出会いに限ったことではなく、人生全般に言えることでもあると思います。
大切なのは、必要な出会いは、すべて百パーセントのタイミングでやってくると信頼することです。
自分がダメだからメンターが現れないのではなく、
自分には、今、メンターが必要ないから現れていないだけなのです。
「人生で起こることは、すべて最高のタイミングでやってくるという信頼」が心の安定をもたらします。
普段から、直観力をとぎすませておけば、その人がメンターかどうか、会った瞬間にわかるものです。
あるいは、本を読んだ瞬間に、自分に必要なメッセージを感じたりするものです。

アンケートに答えてくれた億万長者も、このような4つの心構えを持っていたからこそ、
メンターと出会い、応援してくれるようになったのだと思います。
メンターとの出会いは、自分の人生を真剣に生きようと決めた、その先にあるのです。

 

 

2010年9月19日(日)

 

**************************************
生きてるだけで「ツイてる!」
感謝感謝の「早川 勝」でした。

hayakawa@tsuitel.in

**************************************

早川勝メール【532号】お金で苦労する人しない人

2010-09-12

こんにちは。

ご縁があって名刺交換(アドレス交換)させていただきました1,178名の方々へ
一斉自動配信しています。

お久しぶりです。
またまた2週間振りの「早川勝メール」となってしまいました。
音信が途絶えて…ご心配いただいていた方もいるようですが、
ご安心ください。
こうして今日も生かされております(笑)

さて、
本日は重要なお知らせです。

来る9月28日の夜に、私早川勝の「講演会」が新宿にて開催されることになりました。
(ちゃんと会社の許可も取れています…OK!笑)
テーマは、書籍のタイトルそのままに…
『「捨てる」成功法則』。
まあ、ある意味…、出版記念講演???
講演後の懇親会は差し詰め「出版記念パーティー」???
……ということになるのでしょうか???
へへっ、これはテンション上がりますよねぇ(笑)
といっても、実は今回、
月例で開催されている「志魂塾」という会から講師役としてご指名をいただきまして、
(以前にこの配信メールでも池谷幸雄さんの講演をご案内しましたよね?アレです)
「私では役不足ではないのか?」と一旦はお断りしたのですが、
「ぜひに!!!」ということで、ご好意に甘えることにしました。
そんなに大掛かりな講演会ではなく、有志が集まるアットホームな会です。
まあ、せっかくですからね、
1時間かけて「漫談」やってきます(笑)

もしも、この配信メールをご覧になっている方の中で、
「私も参加してみたい」、という方がいらっしゃいましたら
↓↓↓のホームページからWEBでお申し込みください。
http://www.shikonjuku.jp/event……vent_id=98

または、下記に必要事項をご記入の上「志魂塾」へFAXするか、
http://www.shikonjuku.jp/event……100928.pdf

直接電話で担当の中谷さんまでお問い合わせください。
[お問い合せ先] 志魂塾 http://www.shikonjuku.jp
携帯: 090-3176-3802 担当:中谷

定員は50名となっていますが、
今回は特別に100名規模まで広げられるような会場を準備してくれているそうです。
皆さん、お忙しいとは存じますが、
ぜひ、このチャンスをお見逃しなく(笑)
早いもの勝ちですよ。

なんて…。
お気軽にどうぞ。
合コンに参加するような気楽な感じで(笑)
遠慮なく。

もしかすると、しばらくお会いできていない方との「再会」が果たせるかもしれませんね。
楽しみにしております。
逆に、いつもの飲み会で披露している「下ネタの早川」しか知らない方にとっては、
たまには真面目な話をしている早川も興味深いかもしれませんよ(笑)

それでは、
URLが開けない方のために、
簡単な「ご案内」をしておきます。
↓↓↓
【日時】
9月28日火曜日
19時スタート(20時15分まで)
(受付開始18時30分から)
懇親会:20時20分~22時頃まで。
【会場】 フレンチレストラン ジェイズ
新宿区歌舞伎町1-1-16テイケイトレードビル地下1階TEL0352871241直通
(靖国通り沿い、伊勢丹会館向かい)
【参加費】 講話:事前予約2,000円・当日3,000円
【申込締切】 開催日の前日27日(月)FAX到着分まで。
またはWEBであれは当日28日(火)12時まで。

以上。
直接、私のほうへ申し込んでいただいてもかまわないのですが
できるだけ「志魂塾」サイドへ直接申し込んでいただけたら有り難いです。
(参加を私に知らせていただけるのは歓迎です)

と、前置きはこれくらいにして…、
本日も、
「私の本よりためになるお薦め書籍シリーズ・全400冊」の中から
好評だったバックナンバーをお届けいたします。

ためになる抜粋文章をどうぞ。

本日のテーマは…、
【お金の貸し方】
です。

お金の貸し借りって、単純なようで奥が深いというか、
現実の人間関係の中ではなかなか難しい、ですよね。
中谷さんの著書の中でもかなり古い本からの抜粋ですが、
一つの考え方として「なるほど」って感じで勉強になりますよ。

お役に立てれば幸いです。
↓↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ   No.187
金銭感覚の達人
「お金で苦労する人しない人」
中谷彰宏 著
三笠書房

一度お金を貸した相手は、
一生借りに来る。

友達に一度お金を貸した人は、必ずもう一度、借金を頼みに来られることになります。
「一生のうちでこれ1回だけだから」と口では言うのですが、決してそうはならないのです。
お金を借りる人間は弱っていますから必ず以前に貸してくれた人のところから訪ねていきます。
友達がお金を借りに来ると、貸す側は、「困っている時はお互いさま」「なんとか助けてあげたい」
という思いやりで、お金を貸してあげるわけです。
お金を貸してあげることで、その友だちと一生つきあっていこう、
お金を貸したことを相手は覚えていてくれるだろうと、貸す側は期待します。
ところが、それはとんでもない勘違いです。
借りる側には、「あいつはお金を貸す余裕のある人間だ」という印象が残ってしまうのです。
人間を性悪説で判断して、こう言っているのではありません。
これがお金が持っている特性なのです。
たとえば、お金を借りに来た友だちに、5万円貸したとします。
すると、その友だちは必ずまた借りに来ます。
「前の5万円、まだ返してなくて悪いんだけど、また5万円借りたいんだ。
合わせて10万円、必ず返すから」と言って借りに来るのです。
借りに来た人間は、この友だちは前も貸してくれたくれたのだから、
5万円は必ず借りられるものだと思ってやって来ます。
貸す側がお人好しだと、「ここでイヤな人間になりたくない」と思い、プレッシャーを感じてしまいます。
前に貸しておいて、今度は貸さないとなると、
今までの「優しい人だ」という印象が台なしになると思ってしまう。
これが危ないのです。
もしその時、手元に5万円がなくて、
「今、自分もラクじゃない中から貸すんだから、3万円でなんとかしてくれ」と言って、3万円を渡したとします。
借りた人は、「前のお金をまだ返していないのに、
また3万円を貸してくれて、この人はなんていい人だ」とは決して思いません。
2万円を損したような気がするのです。
「5万円借りられるはずだったのに、3万円しか貸してくれなかった」という思いが残るのです。
5万円借りるつもりで行った人にとっては、5万円貸してくれて当たり前なのです。
5万円にさらに足して10万円貸してもらったら「ああ、この人はいい人だ」とその時は思います。
しかし次は、その10万円が基準になってしまいます。
お金を借りる人間は、借りる時は必ず、「これで最後にするから」と言います。
でも、一度お金を借りた人間は、借りることがクセになってしまうのです。
1回でも誰かが貸してくれたら、「お金は借りることができる」
「誰か貸してくれる人が必ずあらわれる」と思い込んでしまうのです。

お金を借りに来た友だちがいたら、絶対に貸してはいけません。
貸してあげることが思いやりではありません。

お金はそんなに貸し借りできるものではない、ということを教えてあげることが、本当の優しさです。
その窮地をなんとか自力で切り抜けていかなければならないことを、相手に考えさせる。
そうやって、その人の金銭感覚を磨いてあげるのが、本当の思いやりです。
お金を借りに来た人がいたら、その人にお金に対する考え方を教えてあげたほうがいい。
相手はきっと、そんなこと言われるよりは、お金を貸してほしいと思うでしょう。
でもそこが、本当の友だちになれるかどうかの、分かれ目なのです。

【お金で苦労しないために⑪】
貸すなら、あげよう。

 

 

2010年9月12日(日)

 

**************************************
生きてるだけで「ツイてる!」
感謝感謝の「早川 勝」でした。

E-mail:hayakawa@tsuitel.in

**************************************

早川勝メール【531号】なぜマネジメントが壁に突き当たるのか

2010-08-29

こんにちは。

ご縁があって名刺交換(アドレス交換)させていただきました1,159名の方々へ
一斉自動配信しています。

2週間振りの「早川勝メール」となりました。
ご無沙汰しております。

残暑お見舞い申し上げます。
猛暑が続いていますねぇ。
暑い、暑い、が口癖になっている毎日だと思いますが、
お元気にお過ごしでしょうか。

最近、高齢者の所在不明問題が連日のニュースとなって社会問題化していますね。
足立区で「111歳」とされていた方の遺体が見つかった事件に始まり、
120歳、150歳、170歳ときて、なんと青森県では184歳の女性、
そしてついに長崎県で「200歳」の男性が現れました(笑)
徳川十一代将軍の時代だっていうんですから…、凄いですよね。
国定忠治と同い年らしいじゃないですか。
いや~、いくら戸籍上とはいえ、ロマンがありますねぇ(笑)
なんていっている場合じゃないですけど、
111歳のミイラ事件で逮捕された「長女」は81歳、「孫娘」は53歳、
と、その年齢にまた驚きますよね~。

そういえば、実は私、
そのミイラを超える「112歳」まで生きることになっているんです。
あっ?信じていませんね??
ホントですよ、私がホラをふいているわけじゃありません。
根拠に基づいたデータを分析したコンピュータがはじき出した「早川勝の寿命」ですから。
間違いないでしょう。
実は、数年前、「寿命診断」というサイトで(今もあるんでしょうか?不明ですけど)、
仲間のK君と一緒に自分の寿命を診断してもらったんです。
喫煙の有無とか食生活や仕事や性格に関することなど、
数え切れないくらいの質問に次々に答えていくのですが…、
最終段階の質問一歩手前で、私の寿命は「89歳」という結果でした。
そして、最後の質問(チャレンジ)です。
「寿命は運と不運にも左右されます……、最後にルーレットを回しますので、
スイッチを押してください」というのです。
私は気合を入れ思い切ってエンターキーを叩きました。
するとどうでしょう。
私の寿命は一気に「112歳」まで跳ね上がったのです!!!
私の人生における運気は「最高値」でした(笑)
やっぱり、ツイてますね。
ちなみに、一緒に寿命診断を試みたK君は「59歳で死亡」と出ました(笑)
ガックリとうな垂れているK君を慰める言葉もなく、
私は一言だけつぶやきました。
「ご愁傷様。君の骨は拾うよ」と。

そして、数日後、K君は生命保険を増額したそうです(笑)
死亡保障「60歳満了」のタイプに。

以上、すべて事実であり、
それを証拠に、
プリントアウトした「寿命診断」は今も部屋の壁に掲げてあります。
縁起物ですからね(笑)

どうやら私は、皆さん全員の骨も拾えそうですね(笑)

 

と、前置きはこれくらいにして…、
本日も、
「私の本よりためになるお薦め書籍シリーズ・全400冊」の中から
好評だったバックナンバーをお届けいたします。

ためになる抜粋文章をどうぞ。

本日のテーマは…、
【原因と結果の混同】
です。

お役に立てれば幸いです。
↓↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ   No.231
「なぜマネジメントが壁に突き当たるのか」
成長するマネジャー 12の心得
田坂広志 著
東洋経済

■成功原因と成功結果の混同

そして、「成功のための方法」や「成功のための法則」という議論が陥りがちな、
もう一つの過ちがあります。

それは、「成功原因と成功結果の混同」という過ちです。

要するに、成功の「原因」と「結果」を混同してしまい、
「結果」を「原因」であると考えてしまうのです。

一つの例を挙げましょう。
例えば、不世出のホームラン打者、王貞治のバッティング・フォームです。
「一本足打法」と呼ばれた彼の打撃スタイルはよく知られていますが、
しばしば、「王選手は、一本足打法によってホームラン王になった」という議論を耳にします。
しかし、正確に言えば、一本足打法は王選手が成功した「原因」ではありません。
それは「結果」なのです。

「投手から投げられた球をフェンスの向こうまで打ち返す」ということをめざして、
血の滲むような修練を究めた結果が、あの一本足打法であったに過ぎないのです。
そして、その打法は、人並み外れて強靭な下半身や、卓抜な選球眼、さらには高度な集中力など、
王選手の数々の優れた個性的な能力が結びついて生み出した総合的な「結果」に他ならないのです。
従って、このことを理解しない者が、
王選手の「一本足打法」だけをどれほど正確に真似してみても、
ホームランを打つことは決してできません。

そして、このような、「成功の原因」と「成功の結果」を混同する議論が、
マネジメントの世界には溢れています。
かつての京セラの「アメーバ戦略」でも、ソニーの「カンパニー制」でも、
世の中がその企業の成功に注目すると、その成功の原因を探り、それを模倣することによって、
同様の成功を収めたいという気分がビジネス界に蔓延するのです。
しかし、これらの成功企業にとって、こうした方式や制度は、
その企業の文化や人材や業務に適した方式や制度を模倣した「結果」に過ぎないのです。
しかし、ビジネスの世界においては、先に述べた「成功原因の単純化」の過ちとともに、
こうした「成功原因と成功結果の混同」の過ちもまた、一種のブームとして繰り返されてきました。
そして、そのブームの背景に、「成功のための方法」や「成功のための法則」というものを
手軽に求める、我々ビジネスマンの精神の安易さがあることは、深く自戒すべきでしょう。

■「バランス」を掴み取るための方法

お分かりでしょうか?
成功者や成功事例から我々が学ぶべきは、一つや二つの「成功原因」ではありません。
また、手軽な「成功方法」や「成功法則」でもありません。

我々が、成功者や成功事例から我々が学ぶべきは、
何よりも、数多くの「成功原因」が繰り成す「バランス」なのです。
そして、我々が、成功者や成功事例からさらに深く学ぶべきは、
自分の能力と個性に合ったバランスを掴み取るための「方法」なのです。

逆に、我々が決して陥ってはならないことは、
成功者や成功事例が示す表面的な「成功の結果」を見て、それを「成功の原因」と思い込み、
さらには、それを「成功の方法」と考えてしまう過ちです。
繰り返しましょう。
もし、世の中に「成功の方法」とでも呼ぶべきものがあるとするならば、
それは「自分の能力と個性に合ったバランスを掴み取る方法」に他ならないのです。
そのための「方法」をこそ、学ばなければならないのです。

さて、それでは、我々は、「自分の能力と個性に合ったバランス」というものを、
いかにして掴み取っていくことができるのでしょうか?
その答えもまた、先ほど述べた張本選手の言葉の中にあります。
彼の語る「一晩中素振りをしなさい。一晩中素振りをし続けて、疲れ果てたときに出てくるフォーム。
それが、君にとって一番無理のない理想のフォームだよ」
という言葉の中の「一晩中素振りをしなさい」という言葉が、その答えです。

これは、すなわち、
「現実と格闘の中から掴み取りなさい」
「現場での実践の中から見つけ出しなさい」
という意味に他なりません。

そして、彼が若手選手にこうしたアドバイスをした理由は、
いかなる名選手といえども、
若手選手にとっての「理想のフォーム」そのものを直接に教えることはできないからです。
そこで張本選手は、若手選手に対して、「理想のフォーム」ではなく、
「理想のフォームを見つけ出すための具体的な方法」を教えようとしたのです。
それが「一晩中素振りをしなさい」という言葉の意味なのです。

 

 

2010年8月29日(日)

 

**************************************
生きてるだけで「ツイてる!」
感謝感謝の「早川 勝」でした。

E-mail:hayakawa@tsuitel.in

**************************************

« Older Entries
Copyright(c) 2010 HAYAKAWA, Masaru All Rights Reserved.