早川勝メール【577号】千円札は拾うな。

2011-07-18

 

本日は、私が今だかつて誰一人として語ることなく封印してきた中学生時代の忌まわしい体験を公開いたします。

悩める方々の参考に…
いや、勇気になれば、幸いです。

幼少のころから世界平和を祈り、
「人類のために」という夢を志した少年時代、
突如として悪魔のような「敵」が私の前に立ちはだかることとなります。
人類の敵に立ち向かうどころか、私一人を攻撃してきた『たった一人の敵』に負けて、
正義の心は粉々に打ち砕かれてしまいました。

今現在の私をよく知る人にとっては、私が中学3年生のときにいじめに遭っていたとは、
誰も想像できないのではないでしょうか。
おそらく皆さんが想像する私早川のイメージというのは、
“明るく自由奔放にわがままいっぱい自己主張をし、何事にも動じないような図々しさでいつも楽しそうに「人生という宴会」を仕切っている”
という活動的な明るいキャラですよねぇ?
「いつも楽しそうでイイですね」というようなことを、皆さん言ってくれます。
たしかに私は、積極的かつ行動的に振舞い、様々な方々と広い人脈を築いてきました。
そして、その素晴らしいご縁によって救われ生きてきました。
ところが、そんな私にも「暗黒の一年間」があったのです。

私は、中学校3年生のとき、Bという同級生から執拗な嫌がらせを受けていました。
ほぼ毎日のように、卑劣な犯罪行為は続きました。
とにかく、陰湿で酷いイジメでした。
私はその悪魔に対して反抗することも拒否することもできませんでした。
何倍もの報復が恐ろしかったのか、金縛りにあったような恐怖感から何も抵抗できなかったのです。
『恐怖』
この言葉がしっくりきます。
日々、恐怖との戦いでした。
学校に行くのが嫌で嫌で仕方ありませんでしたが、
中学卒業までの辛抱だと自分に言い聞かせ、耐えに耐える日々を過ごしました。
その一年間は悪魔からの攻撃に常に脅えながら「早く卒業して自由になりたい」と神様に祈っていました。

明日がやってくるのが恐怖でした。
夜眠る前には「もう明日の朝はやって来なくてもいい」と願ったほどです。
それくらい数えきれないほどの攻撃をBから受けてきました。

なぜ、ひと言「やめろよ」と言えなかったのか、
今思えば、不思議でなりません。

そのような酷い仕打ちを受けても、親兄弟や先生など周囲の人に相談するどころか、
誰一人としてその事実を話すことはしませんでした。

私にとっての「精一杯のプライド」です。

卒業後、悪魔から解放されたあとになっても、その事実は誰にも言えませんでした。
親友にも、家族にも、どんな親しい仲間にも語ることなく、
「封印」してきました。
私の人生においては「存在しなかったこと」にしてきた一年間。

Bへの憎しみよりも、自分自身への「嫌悪感」のほうが強かったのでしょう。
私はその当時の弱い自分が大嫌いでした。
そうして「暗黒の一年間」は、自分の人生から抹殺してしまいたい過去となりました。

その結果、私の価値観は歪んでしまいました。
『この世の中、無抵抗な「平和主義」では、恐ろしい敵から攻撃を受けてしまう、
「まじめな自分」のままでは、この世の中は生き残っていけない』
そのような歪んた解釈に変わってしまったのです。
悪魔から攻撃されないよう「強くならなければ!」と、

中学卒業と同時に「恐怖からの脱出」を誓いました。
「負け犬のみじめな人生はイヤだ!勝つんだ!」と。
しかし、どう強がってみても暴力に暴力で立ち向かう性格にはなれませんでした。
根っこが「平和主義」と「人類愛」ですから(笑)
そこで私は弱虫の仮面をかぶったまま「まじめでないキャラ」を作り上げたのです。

それが今の私です。
この不真面目を装う軽薄キャラで生きてきました。
面白おかしく、楽観的に。

そして、その後の人生においては、思い通りに私の人生から「まじめ」を抹消することに成功しました。
ついに「バラ色の人生」が始まったのです。
人生とは、なんでこんなに楽しいのか、『快楽的』な日々が続いていきます。
そして、勝者の「自信」が生まれました。
私は人生の大改革に成功したのです。

いや、成功したと思い込んでいた、という表現が正しいのかもしれません。
たしかに、私は「勝者」になりました。ある程度の成功は手に入れたのかもしれません。
しかし、所詮それは周囲の人と比較したときの私が、勝っているか負けているか、ただそれだけのことです。

「まじめ」という言葉を辞書で引くと…、
真剣、本気、誠実、など、素晴らしい意味がたくさん出てきます。
また「使命感に燃えて行動し自らも節度を守ること」とも書いてあります。
私は大人になってからずっと、この言葉を本能的に「拒否」してきました。

私はずっと目の前の「真実」と向き合うことなく「ニセポジティブ」で逃げてきたのです。
直面してきませんでした。
本当の自分に気づいていないのですから、本当のゴールが見えるわけもありません。

今までの私は、偽者の仮面をかぶって生きてきたことに気づきました。
「敗者の仮面」をかぶったその上に「勝者の仮面」を二重にかぶって生きてきたのです。
ただひたすら、懸命に…。

そこで、私はついに「ある決意」をしました。
本来のクソ真面目な自分自身として高潔に生きていくことを。

そして、
まずは、あの忌まわしい過去を受け入れなければと考え…、
34年前の悪魔・B本人と直接アポイントを取り、
地元本厚木まで会いに行ってきました。

ロマンスカーという名の「タイムマシン」に乗って。

凄いでしょ?

34年振りの再会が実現してしまいました。

その場面で私は、
驚くほど「変わり果てた悪魔B」と対面することとなります…

To be continued.

 

…と、
前置きはこれくらいにして、
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好評だったバックナンバーをお届けいたします。

本日のテーマは
【過去の自分を捨てる勇気】です。

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「千円札は拾うな。」
安田佳生著
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「本郷猛」を鍛えてはいけない

私がいつも言うのが、「本郷猛(ほんごうたけし)を鍛えてはいけない」ということだ。
本郷猛とは、あの仮面ライダーが変身する前の姿である。 本郷猛は、どう必死に鍛えても、仮面ライダーになることはない。
それと同じように、仕事において、「スキルを身につける」というのは、
いわば本郷猛がバイクの乗り方を覚えたり、空手を習ったりして、以前より強い本郷猛に鍛えているようなものである。
これも確かに「成長」ではあるが、鍛えられた本郷猛では、ショッカーの戦闘員には勝てても「怪人」を倒すことはできない。
怪人を倒すためには、仮面ライダーに変身すること、つまり劇的な変化が必要なのだ。
(中略)
成長とは「自分を捨てる勇気」と言っていい。
本来、人は誰でも成長することができる。
成長できないとしたら、それは今まで積み上げてきた「自分」を捨てることができないのだ。
成長というのは、目的地に向かって階段を上がっていくようなものだ。
だが、その階段は無数にあり、どれが成長へと続く階段なのか上がるときにはわからないようになっている。
そのため、一生懸命上っても、途中で「しまった、選択を間違えた」ということが生じてしまう。
成長するためには、別の階段を探して、またゼロから上がらなければならない。
しかし、別の階段をゼロから上がるためには、今まで上がってきた階段を下りなければならない。
時間をかけ、せっかくここまで上がってきた階段を下りなければならないなんて、考えただけでもゾッとするだろう。
当然、そういう事態に直面すると、人は誰でも「今までの努力は何だったんだ」「せっかく上がったんだから下りたくない」と感じる。
だが、ここで下りられるかどうかで、成長できるかできないかが決まる。
成長できる人は、間違った階段を上がらなかった人ではない。
間違えたと気づいた瞬間に、躊躇せずに今いる階段から飛び下りることができる人なのだ。
多くの人は成長するということは、知識や経験や、いろいろなものを身につけていくことだと思っている。
だから、なかなか手放すことができないのだ。
だが本当は、身につけているものを捨てたときに初めて成長するのである。
(中略)
それをなんとか今までの積み重ねでやろうとするから、成長できなくなってしまうのだ。
スキルアップと成長とは違う。スキルは身につけていくものだが、成長とは変化することだ。
劇的に成長するというのは、ヤゴがそれまでの自分を捨ててトンボになるように、
また本郷猛が仮面ライダーになるように、まったく別のものに変身するということ。
鍛えられた本郷猛になることではない。
成長というのはそういうものだ。

過去の自分を捨てることによって、
人は初めて新しい自分を得ることができるのである。

 

 

2011年7月18日(月・祝)

 

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生きてるだけで「ツイてる!」

感謝感謝の「早川 勝」でした。
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