早川勝メール【576号】人を動かすための 手っ取り早くて 確実な方法

2011-07-10

 

先週号では、
私の幼いころの話にお付き合いいただきましてありがとうございました。

好評につき?今週は幼稚園時代より少し年を重ねて…、

小学校の卒業アルバムについて。

大人になってくると、同窓会でもないかぎり小学校の卒業アルバムを読み返す機会というのは、
まずないのではないかと思います。

その卒業アルバムに必ず載っているのが、
「将来の夢」や「大人になったらなりたい職業」といったコーナー。
ありましたよね?

皆さんは何と書いたのでしょうか?
覚えていますか?

たとえば…、
「パイロットになりたい」
「プロ野球の選手になりたい」
「お医者さんになりたい」
「歌手になりたい」
「マンガ家になりたい」
「ケーキ屋さんになりたい」
など、子供らしくてステキな夢ばかりならんでいます。
なかには、「お嫁さんになりたい」
というような可愛い夢もありました。

さて、
私早川はなんて書いたと思いますか?

これまた私の場合、かなり変わった子供でして…。

恥ずかしながら私が卒業アルバムに書いた「夢」は、

「人類をのっとる」
でした(笑)

おいおい…。
「のっとる」って表現は、
ちょっとウルトラマンの見すぎだろー、って感じですが…、
小学校のときから「人類」という言葉を使っているところが、変人ですよね。

「人類」ですよ!「人類」。

照れ臭さから「のっとる」という言葉を使っていますが、
実は、小学生のときから「人類の幸せのために働く」
という夢を描いていました。
「野心」よりも『愛と感動』を語る子供でした。

我ながら凄い使命感であった、と驚きます。

私は、5歳(幼稚園生)で「世界平和」を祈り、
12歳(小学生)で「人類」を思い、
さらに、中学生時代に何を思ったか。

厳しい現実の中で起こった「悪魔との苦闘」。
そこで大きく変化する私自身の人生観については、
来週の前置きにてお伝えします。

 

…と、
前置きはこれくらいにして、
本日は、
「私の本よりためになるお薦め書籍シリーズ・全400冊」の中から
好評だったバックナンバーをお届けいたします。

本日のテーマは 【不満足の原因】 ・・・です。
お役に立てれば幸いです。
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「人を動かすための手っ取り早くて確実な方法」
加藤諦三(早稲田大学教授)
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C・ドウェック(コロンビア大学教授)
PHP研究所

 

●どうしてあなたは不満足なのか

状況を変えようと頑張っても不満足の状態が続く原因は何なのか? それを考えてみよう。

その原因は基本的に次の四つのカテゴリーにまとめられる。
?不満足のわけをうまく説明できない。
?自分の主張のよさを他人にわかってもらえない。
?不満足な状況について別の見方がとれない。
?コントロールの基本原理をうまく使えない。
さらにこの四つのカテゴリーを一つずつ検討するが、

あとで詳しく説明する変化のための原則と戦略のいくつかを定式化しよう。

 

●不満足の本当の理由がわかりにくいのはなぜか

目についた特徴を不満足の原因にするケース
たいていの人は自分が不愉快な気分でいる原因を探そうとする。
その気分が憂鬱、退屈、怒りといった否定的なものである場合はとくにそうだ。
ある説明が思い浮かぶこともある。
その説明でその気分を解消するにはどうすればいいかわかることもある。

だが残念ながら、選ばれる原因はおおむねひどく曖昧ないし包括的である。
そこで、そこから導かれる行動は、仮にあっても、実りがないか逆効果である。
個人のライフスタイルで目につく特徴が不満足の原因にされることがよくある。
結婚生活がそんなスケープゴートの一つだ。
たとえば、ある人が不満足でしかも結婚していたら、 不満足なのは自分が結婚しているからだと結論するかもしれない。
すると離婚するのが適切な解決策に思えるだろう。
だが彼は、この不満足に導いた結婚生活の内外の具体的状況を認識してはいないのだ。
離婚を実行してしまってもそれは早すぎた結論で、おそらくは間違っている。
そのうえ、彼はそう結論したために、もっと有効な説明を探そうとしなくなるかもしれない。

「ラベル」を貼って、すべての不満足の原因にするケース

同じように、よくあるのは、あるラベルを自分に貼って、 不満足の原因がそれで〔説明〕されたと考えてしまうことである。
例えば、自分の気分を表現する形容詞を〔人間〕とか〔性格〕という言葉にくっつける。

「どうして私は気持ちが沈んでいるのか?」という問いに
〔私はそういう性格だから〕〔私は気持ちの沈んだ人間だから〕と答える。
「なぜ僕はやる気がないのか?」という問いに
〔僕は活動的な性格でないから〕〔僕はやる気のない人間だから〕と答えるのである。

あるいは、自分が成功しなかったと感じる特定の分野を抜き出して、

〔私は非社交的である〕とか〔私はスポーツ音痴である〕とか 〔私は芸術音痴である〕といったラベルを貼り付ける。
例えば日本で離婚のときによく使われる言葉に〔性格の不一致〕という言葉がある。 これで全ての不幸を説明してしまう。
(中略)
人は自分にラベルを貼ることもあるが、同時に相手にもラベルを貼る。
人間関係に不満があるとき、相手のほうにラベルを貼る。
〔面白みがない〕〔冷たい〕〔自分勝手〕などのラベルを貼りつけて その理由を〔説明〕しようとすることがある。
こうすれば、人間関係に欠けているものについて自分は責任を負わなくてすむかもしれない。
だがその結果、その人は状況をコントロールするチャンスをもなくす。
さらに、その相手よりは自分自身が相手に貼ったラベルに対して反応するようになるかもしれない。
例えば、ある男性が友達のことを〔思いやりがない〕と言う。
理由は〔私が夢中になっている車について、てんで無知だし、気にもかけない〕からだ。
彼がその言葉を何度も繰り返しているうちに、友達に対して、そのラベルが不要な場合にも、
思いやりがないと反応するかもしれない。

そうなると二人の人間関係には余計な波紋がきっと生まれるだろう。
(中略)
また初めて会う人についてもこのラベルが障害になる。
会う前から噂で「あの人ケチよ」というラベルを貼ってしまうことがある。
あらかじめ噂や推測で「あの人はケチだ」というラベルを貼ることで、 実際に会ったときにはすでにその人を色眼鏡で見てしまう。

その結果相手が鷹揚な人でも、その実際の姿が見えない。

そしてお互いの間には誤解が生じて人間関係はこじれていく。
ラベルを貼ると全体が見えなくなる。
そして心理的に問題を抱えている人ほど、自分にも相手にもラベルを貼ってしまう。
心理的に健康な人は噂のラベルを信用しないし、実際に相手に会うときには事前にラベルを貼らないで、 自分の目で確かめようとする。また噂をあまり信じない。
「皆はあの人をひどい人だと言うけれども、 あの人には皆が知らない別の事情があるからかもしれない」と考える。
実際に自分が確かめる前に、相手をどんな人だと決めつけないで相手の可能性を残しておく。
もっともらしい理由づけや悪口のラベルは、 問題のないところに問題を作ったり、解決策を見えにくくすることが多い。
〔過度の一般化〕は「人間がもっとも陥りやすい心のトリックである」 と『偏見の心理』を書いたオルポートは言っている。

 

●なぜあなたの考え方が、他人に理解されないのか

自分の考えを他人に納得してもらうために
(中略)
「人があなたの意見に納得しないのは、 あなたの言い分に説得力がないからか、それとも相手がまともに聞いてくれないからか?」
そのどちらの答えにしても、不満足や自己非難、あるいは恨みの気持ちにつながりやすい。
自分の理屈に説得力がないと思えば、自分をだめな人間と感じるとしても無理はない。

そして惨めな気持ちになる。
逆に自分の理屈は正しいのにまともに受けとられていないと信じれば、
相手のほうが愚かなのか頑固なのだと感じるだろう。
そして何よりも、相手が自分の言うとおりにならないことでいらいらする。
「まちがっていたのは(愚かだった)のは自分か? それともあいつのほうか? 」と考えるかわりに、
もっと生産的で、コントロールの働きを重視するアプローチはないか?
それは次のように自問することである。
「人が反対するのは、こちらの言い分が十分効果的に伝わらなかったからだろうか?」
心理的に健康な人はこのような場合に解決の方法を考える。
つまり自分の今までのやり方を変えることを考える。
心理的に問題を抱えている人はただ相手を非難したり、自分に失望したりするだけで、

自分の今までのやり方を反省して変えることを考えない。

相手を非難していても事態は改善されない。

非難しているときだけ自分の気が済むだけである。

 

 

2011年7月10日(日)

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