早川勝メール【461号】なぜ、占い師は信用されるのか

2009-03-15

 

前回に引き続き本日もWBCネタになってしまい恐縮なのですが…、
WBC観戦をしていて気づいたことがもう一つありました。
それは韓国チームの選手の「姓」なんですけど、
韓国の選手は同じ名字が多いと皆さんも思いませんか?

実際、東京ドームの電光掲示板に並んでいる名字を私がざっと数えただけで
「李」さんが5人、
「金」さんが2人、
「朴」さんが2人、
ただでさえ、よく知らない他国の選手…、

私にはまったく選手の区別がつきませんでした。

なにやら聞くところによると、
日本には15万種類もの「姓」があるらしいのですが、
韓国には2百種類しか「姓」がないのだとか…。
へぇ~、なるほど、そうだったんだぁ、
と一人で驚いているのも寂しいので、
皆さんと思いをシェアしたいと思い、
本日お伝えした次第です。

・・・と前置きはこれくらいにして、
本日もまた…
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本日のテーマは…
【絶対に「NO」と言わせないテクニック】です。
お役に立てれば幸いです。
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「なぜ、占い師は信用されるのか?」
石井裕之 著
フォレスト出版

自分の意思とは別の力で人は動く

*・「潜在意識」のほうが強力

結婚式のスピーチで、「どうせ誰もまともに聞いてなんかいないさ」
と分かっていても、どうしても緊張してしまう。

忘れようと思っても、好きな人のことがどうしても頭に浮かんできてしまって、仕事
が手につかない。

あと一歩がんばれば目標を実現できるのに、どうしてもヤル気が起こらない。

こんなふうに、自分の意志とは「別の力」に動かされてしまうことが、私たちにはた
くさんあります。

この「別の力」とは潜在意識のことですが、潜在意識なんて言葉を知らない小学生でも、
心の深いところから自分を突き動かしている力があるということは感じている。

普段は自分の頭(顕在意識)でしっかり考えて生きている。

でも、潜在意識からの衝動がそれに矛盾すると、顕在意識の方はあっさり負けてしま
う。

「頭で考えたことよりも、潜在意識から湧き上がってくるものの方が圧倒的に強い」

ということくらい、心理学者の言葉を聞くまでもなく、日常の経験から誰もがよく
知っていることです。

だからこそ、ビジネスでもプライベートでも、相手を理屈で説得するよりも、

相手の潜在意識に好印象を与える方が圧倒的に効果的なのです。

*・理屈を超えた魅力「高くても売れる」「なぜかモテる」の理由

安ければ売れる。当たり前です。かっこよければモテる。これも当たり前。

でも、そういう顕在意識のレベルの「魅力」は長く相手を惹きつける力はありませ
ん。

一時的な力しかない。相手の心の深く(潜在意識)まで根が張っていないからです。

相手の潜在意識に好印象を与える・・・

つまり、相手の潜在意識を味方につけることが出来たら、
その「魅力」はあらゆる理屈を超えていきます。

商品が多少他より高くても「アンタんとこから買いたい」と言わせることができる。

「どうしてわざわざ高いとこから買うの?」と聞かれても、本人だって分からない。

「ただ、そうしたい」のです。

見た目は十人並みでも「あの人と一緒にいたい」と人から慕われる。モテる。

部下に媚びることなどせずとも、「あの上司について行きたい」と信頼される。

理屈を超えた潜在意識レベルで相手を味方にする・・・・・だからこそ、占い師は信
頼されるのです。

「NO」と言わせない
「ダブルバインド」の秘密
*・絶対に断られないテクニック

サトルティの例として、「ダブルバインド」(Dauble Binds)という言語トリックをご紹介します。

コールドリーダーに限らず、心理誘導の専門家であれば誰でも無意識的にせよ多用し
ています。

相手に「NO」と言われないテクニックです。

誰かから何かを頼まれたとしましょう。まず頭の中でどんな思考が働くでしょうか?

イエスかノーか、ですよね?

それで、イエスなら話をもっと聞くし、ノーならとにかくどうやって断るかを考え
る。

売り込みの電話がかかってきたときなどは、「何を売ろうとしているのかな?」

などと考えないし聞こうともしない。もう最初からどうやって断るしか考えていない
でしょう?

相手の頭の中で、「NO」と旗が立ってしまったら、
そこから出てくる断り文句にどう対応しても効果は期待できません。

「これからデートしようよ」

「(「NO」!)今日は忙しくて」

「ちょっとお茶してくれるだけでもいいんだけど」

「本当に時間がないから」

「いつなら時間できる」

「分かんない」

こういう誘い方ですと、相手の頭の中に「NO」ありき」になってしまいます。

「どうやって断ろうかモード」に入ってしまうのです。

つまり、一番最初の「NO」という反応をいかに封じるか?これが大切だということで
す。

どうしたら「NO」を封じることができるのか?

簡単なことです。「NO」と答えられない言葉の使い方」をすればいいのです。

ダブルバインドを使えば、それが可能になります。

「食事でもしようか、それとも飲みに行く?」

「でもちょっと時間がないから」

「じゃあ、お茶だけで軽く行こう」

「うん、お茶くらいなら」

「デートしよう」という言葉に対しては「イヤだ」と言えます。

しかし、「食事しようか、それとも飲みに行く?」という言葉に対して
「イヤだ」と答えるのは文法上不可能です。

「どちらがいいか?」と聞かれているのに、「ノー」では答えにならないからです。

だから、相手の頭の中に最初に「NO」の旗が立たない。

そうすると「NO」ありきではなく、ちょっとゆるい態度になってくる。

だからこそ「まあ、お茶くらいなら。二〇分位で帰ればいいし」という考えにもなり
やすいのです。

これもサトルティです。極めて繊細に心の動きを誘導するテクニックです。

タマゴを乗せてお湯を入れて数分間待つ・・・・・
例のインスタントラーメンのCMで、
「あなたはタマゴを最初につぶす派? それともとっておく派?」
などというのがありましたが、

「どっちかなあ?私はすぐにつぶしてスープと混ぜちゃうのが好きだな」
などと考えたら、
もうあなたはダブルバインドにハマっています。

タマゴどころか、そもそも、「そのラーメンを食べるということ」に対して、
あなたは「NO」というチャンスを逃してしまっているからです。

「そうは言ってもインスタントだし、それほどうまいもんでもないだろう」
と反発する機会をいっしてしまったのです。

(中略)

*・あなたにもスグに使えるダブルバインド

ダブルバインドを少しだけ意識してみるだけで、あなたもコミュニケーションを有利
に運ぶことができます。

少なくとも、相手のペースにのまれずに冷静に判断し、反応できるようになります。

ダブルバインドのポイントは分かりやすく言えば、「お願いしないこと」です。

お願いしたら、「イヤだ」という反応が即、可能です。

しかし、頼まれていないことに対して、相手はノーと言えない。

「つき合ってください!」とも何とも言っていないのに、

「ゴメンナサイ。好きな人がいるの」などと言ってくる人がいたら、ちょっと気味が
悪い。

つまり、今からお願いするのではなく、「それはもう決まっていることだ」という前提にしてしまう。

反発させずにAをすることを受け入れさせたかったら・・・・・・・

①Aすることは、お願いするまでもなく、もう決まっているという前提に立つ。

②その上で、Aの具体的な仕方についていくつかの選択肢を提示する。

これだけです。シンプルですね?

ラーメンの例で言えば

①「このラーメンを食べること(A)」はもう前提として決まっているというスタン
スを取る。

そして、②「どうやって食べるか?」という具体的な食べ方に意識の焦点を持ってこ
させるのです。

たとえば、

「タマゴをつぶしちゃうか、それとも、いい感じに固まるまでとっておく?」という
疑問を投げかければいい。

そうすれば、「このラーメンを食べること」自体に対する「NO」を考えさせずにすむのです。

合コンの後でふたりで話したければ、

①「これからふたりで話す(A)」ということはもう決まっているものと考えてしま
う。

その上で、②「食事をする?それとも飲みに行く?」という具体的な選択肢を与えるこ
とで、

「これからふたりで話す(A)」そのものは、反発を受けにくくなるのです。

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