早川勝メール【572号】四つ話のクローバー

2011-06-12

 

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先日のこと。
野球観戦のため東京ドームへ向かっていた水道橋駅にて、
ふと、友人N君から聞いた笑い話を思い出しました。
記憶というは、面白いものですね…、
数年前に聞いてからずっと忘れていた話が突然よみがえってくるなんて。

記憶の奥に眠っていた…思わず吹き出してしまう話とは…、

N君が新宿駅から千葉方面に向かって総武線に乗っていたときのことです。

飯田橋駅の手前にさしかかった電車内のアナウンス。
いつもの独特のイントネーションとリズムで、
車掌さんの声が耳に飛び込んできます。
次は「飯田橋」駅なのにもかかわらず、
車掌さんは疑いもなく自信満々に…、

「つぎは~、すいどうばし~、すいどうばし~!」

と言っているではありませんか。

「あれっ?おかしいなぁ…」
次は飯田橋のはずだけど…。
と首をひねっていたところ、
電車はやっぱり飯田橋駅に停車しました。

車掌さんったら、駅名をひとつ先の水道橋と間違えてしまったんですね。
まあ、車掌さんも人間ですからこういうミスもありますよね。
と、ここまでは、単なる車掌さんのうっかりミスに過ぎないので、
面白くもなんともないのですが…。
そして、次の駅…、
正真正銘の水道橋駅に到着することになりますよね。

さてさて、駅に到着する直前の車内アナウンスを聞いてみると…、
その車掌さん、

「つぎも~すいどうばし~、つぎも~すいどうばし~」

電車内の乗客はそろって大爆笑。

ははっ、
次「も」って、笑えますよね。

その開き直った車内放送、
最高だと思いませんか???(笑)

これ、もしかして、誰かが考えたネタかもしれませんけど…?

どちらにしても、
その光景を想像すると微笑ましくなります。

私たちも、この車掌さんのように、
ミスしても余裕しゃくしゃくに軽~いジョークですり抜けてしまう…、
そんな生き方をしたいものです。

 

と、本日の前置きはこれくらいにして。

新たに「468冊目」のオススメ書籍から抜粋した「なるほど!」という一節をご紹介します。

本日のテーマは…、
【願望を育てる】です。

それでは、
ためになる抜粋文章をどうぞ。

お役に立てれば幸いです。
↓↓↓
私の本よりためになる「オススメ書籍」シリーズ【No.468】
『四つ話のクローバー』
水野敬也著
文響社

「私が言っているのは、頑張らずに成功しようとするのではなく、
『どうしたら頑張れるか』に目を向けなさいということなのだ」
「しかし……」
私はうつむいたまま答えた。
「私は生まれてこのかた、何かを頑張ったことなどないのです」
すると馬は私のそばにやってきて、私の肩に蹄をポンと置いて言った。
「だから私がその方法を教えようと言っているんじゃないか」
私は顔を上げてたずねた。
「そんな方法があるんですか?」
「ある」
馬は鋭い視線を私に向けた。
「というより、頑張るにはこの方法以外にないのだ。
だから私は最初に言っただろう?『成功の法則はたった一つに集約される』と」
私は急いでメモ帳を開いた。馬は話を続けた。
「なぜ世の中の多くの人が、思ったように頑張ることができないのか。
その理由を一言で言えば、『一人の人間の中で二つの願望がぶつかり合っている』からだ」
「二つの願望がぶつかり合っている?」
「そうだ。たとえば君が仕事を頑張りたいと思い、
いつもより一時間早く会社へ行くことを考えたとしよう」
「はい」
「しかし普段より早く起きてみたものの、かなり眠かった。すこぶる眠かった。
すこぶる眠くて会社へ行くどころではなかった。
そして君は目にもとまらぬ速さで目覚まし時計を止め再び布団にもぐった。
いわゆる――二度寝だな。
このとき、君の中で二つの願望がぶつかりあっていると言えないかね?
『早く会社へ行って仕事がしたい』という願望と『寝ていたい』という願望が。
そしてみんなの心の中でも同じようなことが起きている。
『痩せたい』という願望と『食べたい』という願望。
『お金を貯めたい』という願望と『買いたい』という願望……」
「なるほど……」
言われてみれば確かに馬の言うとおりだった。
私たちが何か目標を立てるとき、たいがいそれとは逆の願望に引っ張られたりする。
「そして君たちは、痩せたいと思ったときは甘い物を我慢しようとし、貯金を増やしたいと思ったらお金を使わないようにしようとするだろう?」
「はい、その通りです」
「それが大きな間違いなのだ」
「どういうことですか?」
「このことを覚えておきなさい。『人間は何かを我慢することはできない』。
私たち生物は、嫌なことからは逃げて、
気持ち良いことに向かうようにプロブラミングされている。
私たちは『したいことしかできない』のだ」
「でも、それだと結局二度寝してしまったり、
お金を使ってしまったりすることになってしまいませんか……?」
「そのとおり。だから多くの者たちは頑張ることに挫折してしまう。
しかしそれを防ぐ方法が一つだけあるのだ。
そしてこれこそが自分の行動を支配する唯一の方法なのだが――
それは『大きな願望で小さな願望を従わせる』ということなのだ」
「大きな願望で小さな願望を従わせる?」
「そうだ。君が自分で決めたことを実行できないのは、
意志が弱くて誘惑に負けてしまうからではない。
君が、自分の願望をきちんと育てていないからだ。
もし君が、心から望む一つの願望を大きく育てれば、
他の誘惑(小さな願望)に負けることは無くなるだろう」
「でも……願望を育てるなんて、そんなことができるんですか?」
私がたずねると、馬はゆっくりとうなずき、前足を広げて言った。
「『想像』だよ」
「想像……」
「たとえば君に、仕事なんてしないでハワイでのんびり暮らしたいという願望があるとしよう。
だとしたら、もう、ハワイのことをず―――――――っと考えていなさい。
寝ても覚めても、君は頭の中で、美しい女性たちが踊るフラダンスに奪われ続け、
エメラルドブルーの海を見ながらピニャコラーダを飲み続けるのだ」
「でも、そんなことをしていたら、
どんどんダメな人間になっていくような気がするのですが……」
「安心しなさい。すこぶる安心しなさい。なぜなら――みんなこの方法を使っている。
コロンブスは新大陸を発見する想像をしながらワクワクしていたし、
ビル・ゲイツは世界中の家にパソコンを置くという想像に興奮して夜も眠れなかっただろう。
重要なのは想像を楽しんで願望を大きくすることなのだ。そんなことより……」
馬は眉間にしわを寄せて言った。
「絶対してはならないのは、自分の願望にウソをつくことだ。
本当はそんなことを望んでいないのに、周りから言われたとか、
誰かに期待されたとかで目標を立ててはならない。
繰り返すが、生物は『したいことしかできない』のだ。
結局のところ、本心が望んでいないウソの願望は、
他の小さな願望とぶつかりあって負けてしまうことになる」
馬の話を聞きながら、私は仕事をしていたときのことを思い出した。
確かに、上司から言われて無理やり立てた目標は、
他の誘惑に取って代わられてしまうことが多かった。
馬は言った。
「願望を大きく育てることができれば、今まで面倒くさかったり嫌だと思っていたことも、
その願望をかなえるための『やりたい』ことに変わる。
単に『痩せたい』と思っているだけでは『甘い物を食べたい』という願望に負けてしまうが、
『痩せることで美しくなれば自分に自信が持てるし、人と会うのが楽しくなる。
そうなれば、好きになった異性に振り向いてもらえたり、
仕事も今まで以上にうまくいくかもしれない』
――このように、『願望』に『想像」という栄養を与え続ければ、
甘い物はいつしか『食べたい』ではなく『食べたくない』ものに変わっているはずだ」
そして馬は、その大きな瞳で私を見つめた。
「つまり、頑張るための方法は、

『頑張らなければならない』

『頑張りたい』
この状態を自然に導くことなのだ」

2011年6月12日(日)

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