早川勝メール【466号】巨人軍論 組織とは、人間とは、伝統とは

2009-04-05

 

あさっては、
ニッセイ恵比寿GLADの敏腕マネージャー・S君(37歳)の結婚披露宴です。

私、今回はスピーチだけでなく一曲歌わせていただくことになりました♪
会場はあの「帝国ホテル」なんですが、
何やら披露宴の直前に「リハーサル」として
歌わせてもらえるみたいなんです。
まさに主役並みの待遇(笑)
普通、そんなことまでさせてもらえませんよねぇ?

いや~、もうこの際ですから、
おもいっきりディナーショーを楽しんできたいと思います。

ということで、
本日は結婚にちなんだ有名な言葉を皆さんにご紹介いたします。

フランスの劇作家、
アルマン・サラクルー(1899~1989)の言葉・・・
結婚は決断力の欠如

離婚は忍耐力の欠如

再婚は記憶力の欠如

…なんだとか。

なるほど!!!って感じですね(笑)

たしかテレビで明石家さんまも
同じようなことを言っていたような気がします。

ちなみに…、
その2人を数ヶ月前の異業種交流会で引き合わせたのは、
何を隠そう私早川でございまして…。
私は2人の運命的な出会いの瞬間を目撃しています。

そう、そのときはっきり見えましたよ。

「赤い糸」が…。

ホント、私には見えました・・・
皆さんの中に、現在「婚活中」の方がいらっしゃいましたら、
いつでもひと肌脱ぎますよー。
ぜひ、ご相談くださーい!!!

…と、
前置きはこれくらいにして、
それでは今回も
417冊目のオススメ書籍からの抜粋文章をご紹介します。
プロ野球も開幕し、楽天イーグルスが絶好調ですね!!!
そこで今回は野村監督の著書より・・・。
テーマは…
【組織における人間教育】です。
お役立てれば幸いです。
↓↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「オススメ書籍」シリーズ【No.417】
「巨人軍論」
組織とは、人間とは、伝統とは
野村克也 著
角川書店

人間教育に力を注いだ川上監督

ただ、私自身は水原監督時代の巨人には
それほどのコンプレックスは感じていなかったのも事実である。
はじめて出場した日本シリーズで四連勝したことも大きかった。
鏡に自分のユニフォーム姿を映して、いかに恰好よく見せるか研究していたとか、
型崩れしない鹿皮のパンツを身につけていたという逸話が残っているように、
水原さんは非常にお洒落でタレント性も豊かだった。
新聞記者が「やあ、ミズさん」と気安く声をかけられるムードがあった。
だが、失礼ながら、
そのことがともすれば指揮官としての重厚さに欠けるというような印象を私に与えていた。
そんな雰囲気がチーム全体に及んでいたように感じられたのである。
ところが、監督が川上哲治さんに代わったとたん、巨人の雰囲気がガラッと変わった。
そのことを私は鮮明に覚えている。
どこかピーンと張り詰めたようなムードがチーム全体を覆いはじめたのである。
川上さん自身もベンチにデーンと座り、
とても「カワさん」などと話しかけられる雰囲気ではなかった。
寺で座禅をしたり、品格、人格を高める修行に精を出されたという。
川上さんが「選手の人間教育に力を入れている」と聞いて私は、「なるほど」と思った。
そして同時に、脅威を感じたものだ。
あれだけの選手が集まれば、優勝するのはそうむずかしいことではないだろう。
しかし、勝ちつづけるとなると、話は別だ。
連覇のためにいちばん気をつけなければいけないのは油断と気の緩みである。
私自身、ヤクルト時代三回日本一になりながら
次のシーズンはいずれも四位に落ち込んだ経験があるから、よくわかる。
ほかのチームが束になって向かってくるのだから、今度はかんたんにはいかない。
だからこそ、指揮官は「優勝は過去のこと。新たな気持ちで臨もう」と鼓舞するのだが、
どうしても選手はホッとしてしまうのだ。
そうならないためには、選手たちにつねに上を目指すことを自覚させなければならない。
努力する大切さを教え込まないといけない。
そのために人間教育が必要なのである。
川上さんの有名なエピソードに、解説者時代に淡口憲治のことを
「この選手は親孝行だから大成しますよ」と語ったというものがある。
このエピソードは「親孝行と野球とどんな関係があるのだ」
と川上さんのアナクロニズムを揶揄する意味で引用されることが多いが、
私は「もっともだ」と感じ入ったものだ。
その選手が親孝行ならば、もっと野球がうまくなって給料を上げてもらい、
親に楽をさせてやろうと考えるだろう。
素直な性格で、監督やコーチのアドバイスに積極的に耳を傾けるはずだ。
これで成長しないわけがない。おそらく川上さんはそう考えたのだと私は思う。
私も同感である。親孝行とは言い換えれば感謝の心である。
感謝の心こそが人間としての出発点であり、成長していくうえでもっとも大切なものだ。
そして、そうしたひとりひとりの成長の集大成がチームとしての発展につながっていくというのが私の持論である。
だからこそ、選手の「人づくり」が監督の仕事のなかで大きなウエイトを占めると私は考えている。
川上さんは、油断やうぬぼれの怖さ、勝負の怖さを誰よりも知っておられたのだろう。
当時のキャッチャーだった森昌彦氏の話では、
川上さんは選手との会話や説教では野球の話はほとんどせずに、
そうした人間としての教育に多くの時間を割いていたそうだ。
それを聞いて、私は巨人の強さの秘密の一端が理解できた気がしたのである。

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