早川勝メール【498号】7つの習慣 成功には原則があった

2009-12-13

忘年会の季節です。
本日は二日酔いにつき
前置きはなし(笑)

では、今回も、
「私の本よりためになるお薦め書籍シリーズ・全400冊」の中から
好評だったバックナンバーをお届けいたします。
本日ご紹介する書籍はあまりにも有名ですから、
もう読んだことがあるよ、という方々も多いかもしれません。
ただ改めて抜粋した文章を読んでみると、
新しい「気づき」があります。

本日のテーマは
【相手を理解する】
です。
お役に立てれば幸いです
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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No. 240
「7つの習慣 成功には原則があった!」
スティーブン・R・コヴィー 著

人に影響を与える鍵は人に影響されることだ

私はこの本を書き、今、あなたはこの本を読んでいる。
読むことも書くこともコミュニケーションの手段である。
また、話すことも聞くこともそうである。これらの四つは、コミュニケーションの基本的な形といえよう。
この四つに費やす時間の量を考えてみてほしい。
それらをうまく行なう能力が、あなたの効果性に必要不可欠なものとなるのだ。
コミュニケーションは、人生における最も大切なスキルである。
私たちは、起きている時間の大半を、何らかのコミュニケーションの活動に費やしている。
学校では長い年月をかけて文章を読むこと、書くこと、話すことを勉強するが、
聞くことについてはどうだろうか。
相手の見地に立って、相手を深く理解するために、
どういう教育、どういう訓練を、あなたは今までに受けてきただろうか。
聞く訓練を受けたことのある人は、極めて少ない。
また、たとえ訓練を受けたことがあったとしても、そのほとんどが個性主義のテク
ニックであり、
誠心誠意にほかの人を理解するのに必要不可欠な人格と人間関係の土台からは、
切り離されたものだろう。
自分の夫・妻・隣人、上司、同僚、友人と効果的に接し、相手に影響を与えたけれ
ば、
まずその人を理解する必要がある。
それはテクニックだけで、できるものではない。
あなたが何らかのテクニックを使っていると感じれば、相手はあなたには二面性があ
り、
自分のことを操ろうとしていると感じるに違いない。
そして、相手はあなたが何のねらいでそうしているのか、
動機は何なのかを疑問に思うようになる。
自分の本当の考えを安心して打ち明けることはできなくなるだろう。
相手に対して本当に影響を与えることができるかどうかは、あなた自身が模範を示す
こと、
つまり日頃どう行動しているかにかかっている。
その模範とは、あなたは真にどういう人なのか、
あなたの人格はどうなのかということから自然に流れ出るものである。
それは、ほかの人があなたのことをどう言っているかとか、
あなたが相手にどう思って欲しいかとかいうことではなく、
あなたと接するとき、相手は何を経験するか、にかかっているのである。
あなたの人格は常に周囲に向かって発信しており、長期の人間関係においては、
相手はそこからあなたとあなたの行動を、本格的に信頼するかしないか決めているの
である。
もしもあなたに一貫性がなく、熱したり冷めたり、怒ったかと思うと優しくなった
り、
あるいは私生活と公の生活とが一致していないような人間だったら、
あなたに本当の気持ちを打ち明けることなど、とても私にはできない。
私があなたの愛や模範をどんなに必要としても、
自分の意見や自分に起こったこと、微妙な心の動きをあなたに見せることは、
恐くてできるものではない。
そういう状態であるなら、お互いの関係はどうなるだろうか。
私があなたに心の中を打ち明けない限り、
そして、あなたが私という人間や私の独自の状況や気持ちを理解できない限り、
あなたは、私にどういうアドバイスや助言を与えたらいいのか分かるはずもないとい
うことだ。
つまり、あなたの口から発せられる言葉がいくら正しく素晴らしいものであっても、
私の状況にはあてはまらないものになってしまう。
あなたは、私のことを考えている、大切に思っている、と言うかもしれない。
私もそれを信じたいと切に願っている。
しかし、あなたは私のことを理解してもいないのに、なぜ助言ができるのだろうか。
それは口先だけの言葉にすぎない。そして言葉だけでは信じることはできない。
あなたの助言を必要としていることが分かっていても、影響される余裕がない。
私は怒っている、防衛的になっている、あるいは罪悪感や恐怖感を感じている。
あなたに影響される余裕はないのだ。
あなたが私の本質を理解し、それに影響されない限り、
私はあなたの助言に聞き従い影響されることはない。
だからこそ、人間関係において効果的なコミュニケーションを図りたければ、
テクニックだけではだめなのだ。
信頼を築き、相手が本音で話せるような人格の土台の上に、
感情移入の傾聴のスキルを積み上げていかなければならない。
そして、心と心の交流を可能にする信頼残高を、構築していかなければならないので
ある。

相手を本当に理解するためには

「理解してから理解される」ことには、大きなパラダイム転換が必要である。
話をしているとき、ほとんどの人は、理解しようとして聞いているのではなく、
答えようとして聞いているのだ。
話しているか、話す準備をしているか、二つにひとつである。
聞いている話をすべて、自分のパラダイムというフィルターを通して、
自分の自叙伝を相手の生活に映し出しているだけである。
例えば、「そうだ、そうだ。気持ちはよく分かる」とか、
「私も同じ経験をしたんだよ。それはね・・・・・」といった具合である。
このような人々は、常に自分のホームビデオをほかの人の生活に映写している。
接するすべての人々に、自分がかけている眼鏡をかけさせようとする。
人間関係(夫・妻、息子、娘、従業員との間など)において問題が発生すると、
そういう人たちは、決まって「相手が理解していない」という言葉で表現する。

ある父親が私にこういう話をした。
「息子のことが理解できないんです。私の言うことを全然聞こうとしないんですよ」
「今のあなたの話を繰り返してみましょう」と私。
「息子さんがあなたの話を聞かないから、
あなたは息子さんを理解することができないということですね」
「そうです」と彼。
「もう一度言ってみますね。
息子さんがあなたの話を聞かないから、あなたは息子さんを理解できないのですね」
「さっきからそう言っているでしょう」彼はいらだった。
「人を理解するには、その人の話を聞かなければならないものだと思ってました
が・・・・・」
と私は言ってみた。
「あっ」と彼。
目からうろこが落ちたようだった。しばらくしてから、
「ああ。そういえばそうですよね。でも理解はしているんです。
息子が今何を経験しているか、よく分かっているんです。私も昔同じような経験をし
ましたから。
理解できないのは、なぜ私の言うことを聞こうとしないのか、という点なんです」
この人は、息子が何を考えているのか、さっぱり分かっていなかった。
彼は自分の中を見つめ、そこに息子の世界がありのままに見えているものだと、
勘違いしていただけなのである。

私たちも日頃から同じようなことをたくさんしている。
人と接するとき、独善的であったり、自分の自叙伝を押しつけたりしている。
どちらもお互いに理解されたいと思っている。
しかし、会話は独り言を言っている者同士で展開し、相手の中で何が起きているの
か、
最後まで本当に理解することができない。
相手が話しているとき、ほとんどの場合、私たちは次の四つのいずれかのレベルで聞
いている。
まず無視する、あるいは実際に聞いていない。
次は、聞くふりをする。例えば、「うんうん」とあいづちを打つという具合である。
そして、選択的に聞く。これは会話の部分部分しか耳に入れようとしない。
三、四歳の子供の話を聞くときなど、こうしていることが多いだろう。
それから、注意して聞くこともある。
このレベルになると、注意深く集中して相手の言葉を聞くようになる。
ほとんどの場合、この四つのいずれかで聞いている。
しかし、この上の最も高い傾聴のレベル、感情移入をして相手の話を聞く人は少な
い。
ここでいう感情移入は、“積極的な傾聴”とか、“反映的な傾聴”で、
単に相手の言葉をオウム返しに繰り返すテクニックのことではない。
そういう傾聴は、スキル中心で、人格と人間関係の土台から切り離されたものであ
り、
かえって相手にとっては侮辱になるだろう。
それも、基本的には自叙伝的な聞き方となる。
それは、実際に自叙伝的を口にしていないとしても、聞く動機が自叙伝的なものだか
らだ。
反映的なスキルで聞いているが、それは答えること、相手をコントロールすること、
操ることが動機になっているのである。
本当の感情移入は、心の底から理解するつもりで聞くことであり、
まず相手を理解しようと努めることである。
2009年12月13日

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生きてるだけで「ツイてる!」
感謝感謝の「早川 勝」でした。

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