【922号】「マジで、どん底!」から抜け出す、一流の人のすごい考え方

2020-01-05

謹んで新春のお喜びを申し上げます。 旧年中は一方ならぬお引き立てを賜りまして、誠にありがとうございました。 本年も、相変わらぬメルマガのご愛読を宜しくお願い申し上げます。

皆さまのモチベーションが上がる「名著からの抜粋文」をメインコンテンツに、 ときに長文にて恐縮ですが、手前ミソな「前置き文」をお届けする所存です。

さて、2020年オリンピックイヤーの幕開け、 令和時代初めてのお正月ですが、皆さまはいかがお過ごしですか。 何か世の中全体の空気がいつもの年とは違う、 崇高な盛り上がりを感じているのは私だけでしょうか? 今年は特に、ワクワクしますね。

ところで皆さん、年末年始の大型連休は楽しめましたか?

私の9連休は、新刊『転職の鬼100則』の原稿(再校ゲラ)へ、 ひたすら「赤」を入れまくっておりました。 カウントダウンの瞬間も「原稿」に向かって、赤ペンを握っていたほど。 その瞬間、娘たちの歓声がリビングから聞こえてきたので、 慌てて階段を駆け降り、「おめでとう!」のハイタッチに加えてもらいました。

というわけで、お正月はどこへも出かけずに(元旦に近所の氏神様への初詣のみ)、 それはもう一心不乱に加筆修正しまくりまして、 初校ゲラのときの何倍もの「赤」を入れることに…。 (普通は、初校より再校のほうが、修正箇所が減るのですが…) 明日、出版社へ配達された原稿を見て、編集担当者もびっくりすることでしょう。

さらにそれが来週末、「三校(念校)」となって、こちらへ届きますので、 またまた私がチェックして戻し、出版社から印刷所へ1/24に入稿されます。 そして、2/3に見本が届き、2/10頃には全国の書店へ配本される予定です。

ちなみに、『転職の鬼100則』、 すでにAmazonなどで「予約受付」は始まっております。 https://ux.nu/j71GQ (表紙カバーのデザインは未定です)

もちろん本業のほうでも、生保業界の歴史を変革する挑戦が、 いよいよ「勝負の年」を迎えます。 おかげさまで、400名規模の組織へと拡大発展してまいりました。 さらなる大躍進の年にする決意のもと、使命感は燃え上がるばかりです。

改めまして、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

以上、新年のご挨拶(本日の前置き)はこれくらいにしまして、 メインコンテンツに入ります。

本号も、お薦め書籍(719冊目)として、 ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。 本日のテーマは、【メタ認知】です。 お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ! ↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.719

『「マジで、どん底!」から抜け出す、 一流の人のすごい考え方』 https://ux.nu/T6uIk

人に言いたくなる、いい話の連続!100いいね! 

渋野日向子、大谷翔平の人生を変えた出会いと言葉とは  

著名人の知られざるエピソードと名言があなたを救う!

西沢泰生 著  内外出版社

「マジどん」から抜け出すための、一流の人たちの考え方。

その6つ目は、「他人事だと考える」です。

『となりのトトロ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』など、 数々の作品を監督した宮崎駿さんが仕事をするときの口グセ。 それは、「面倒くさい」という意外な言葉。 テレビのドキュメンタリー番組で、映画製作のウラ舞台が映されたとき、 宮崎監督は、仕事中に、まるで呪文のように「面倒くさい」を連発していました。 一見、「後ろ向きの言葉」のような気がする、この「面倒くさい」という言葉。 実はこれ、「心の平安を保つため」にとても効果的な言葉なのです。

なぜ、そうなのかは後ほど……。

岡目八目」という言葉があります。 これは、「囲碁をやっている当人よりも、横で見ている他人のほうが 状況を客観的に見ることができて、八目(=8手)先まで読むことができる」 という意味。 高い視点から冷静に全体を見ている第三者は、 当事者よりも「よい判断をくだせる」ということを言った言葉です。 昔の武将が、「軍師」を置いて、一歩引いた立場から戦況を判断させ、 采配の参考にしたのも、「岡目八目効果」を狙ってのことだったのでしょう。

世阿弥の『花鏡』には「離見の見」という言葉が出てきます。 これは、舞台で能を演じるときの心得の1つで、およそ次のような意味です。 「役者として大成するためには、自分が舞台で演じている姿を 『客席で観ている観客の目になって』観るようにしなければならない」 世阿弥さんも、自分を「他人の目」で見ることの大切さを訴えていたのですね。

最近で「メタ認知」という言葉もあります。 ひと言で言えば「第3者の立場から自分を冷静に分析する力」のこと。

「ぼくは天才ではありません。なぜかというと、 自分がどうしてヒットを打てるかを説明できますから」 (イチロー 元メジャーリーガー) この言葉は、イチローの「メタ認知」の高さを物語っています。

「岡目八目」も「離見の見」も言わんとすることは同じ。 昔から現代に至るまで、「第三者」として、 「自分の問題」を「他人事として見る効果」が伝えられてきているわけです。

ほら、ビジネスメールだって、 「打ち終わったところで、『他人の目』でもう1度読み直して、 意味がわかりにくいところがないかチェックするとよい」というではないですか。 何か問題にぶつかったとき、 この「第三者の目になる」ことが、「解決のきっかけ」になります。

ビジネスコンサルタントの本田直之氏は、目の前の問題を解決する方法として、 こんなことを言っています。 「目の前の問題は、他人事と考え、『第三者からこういう相談を受けた』と仮定し、 『アドバイスするように』解決策を考えるとよい」

元浄土真宗の僧侶で、かつて、webサイト『家出空間』を運営。悩 める人たちの相談に乗るなどし、心の平安に関する本を執筆されている、小池龍之介氏。 彼はその著者のなかで、自分が悩んでいるときの「メタ認知」について、 次のようなポイントを挙げています。 決して自己否定をしないこと。そして、冷静に客観的に自分を見つめる。 お母さんが赤ん坊をあやすように、穏やかに自分の心の声に耳を傾ける。 そして、こう続けています。 「素直に嫌がっている自分と向き合う。 『ああ、自分は嫌だと思っている』と繰り返し唱えるのも効果的です」

はい。 ここで冒頭の宮崎監督の口ぐせです。 監督は、「嫌がっている自分」をある意味、冷静に客観的に観ていたのです。 小池氏が言うように、嫌がっている自分」と向き合い、その感情を否定せず、 隠すことなく「面倒くさい」を連発することで、自分を鼓舞していたのですね。

(中略)

以前にテレビで、「目の前にビルから飛び降りようとしている人がいたら、 何と声をかけますか?」という質問に、有名人が回答する……という番組を観ました。 各界の人たちが、いろいろなことを言っていましたが、 女優の壇蜜さんの言葉がとても印象的でした。 彼女は、目の前で死を選ぼうとしている人に、こう声をかけるそうです。

「ひと晩、寝てみてはどうですか?」

シンプルな提案ですが、いわゆる「おくりびと」として、 たくさんの人の「死」を見てきたという経験を持つ 彼女ならではの奥深い言葉だと思いました。 人間、ひと晩寝るだけで、 不思議と「昨日の悩み」は半分くらいの大きさになっているもの。

「『朝』という字は、分解すると『十月十日』。 赤ちゃんがお母さんのお腹のなかで過ごす期間です。 人は、眠って目覚めると、毎朝、毎朝、生まれ変わっているんです」 (ひすいこたろう 天才コピーライター・セラピスト)

(中略)

「マジどん」から抜け出すためのきっかけをつかむアクション。 その5つ目は、「本を読んでみる」です。

あなたが会いたいメンターが、実際に会えないほど「雲の上の人」だったり、 故人で本当に「雲の上の人」の場合はどうすればいいのか。 そんな場合、そのメンターと疑似的につながり、「考え方」を共有するための方法が、 「読書」です。 その人が書いた本を何度も何度も読み返して、 「その人の考え方」を自分のモノにすればいい。

何しろ「読書」は作者との「対話」です。 直接に話しを聞いているのと、同じくらいの効果があります。 私自身、本を書くようになった一つのきっかけは、 ビジネス書を読み漁るようになったことです。

では、古今東西の「読書の効用」を讃える名言をいくつか紹介しましょう。

「自分にとって学校は一切存在価値がなかった。 図書館と古本屋さえあれば、それで十分だった」 (司馬遼太郎 小説家)

「私が人生を知ったのは、人と接したからではなく、本と接したからである」 (アナトール・フランス 詩人・小説家)

「どんな本を読んでも、必ず、勉強になることがある」 (鍵山秀三郎 イエローハツト創業者)

「読書とは、自分で考える代わりに他の誰かにものを考えてもらうことである」 (ショーペンハウエル 哲学者)

人生で直面するさまざまな問題の答えは、必ず本のなかにあります。 「本を読む」ということは、「先人の知恵」をちゃっかり拝借する行為なのです。

実業家のビル・ゲイツも、新しい着想を得るために、 定期的に別荘にこもって読書三昧の日々を送る「ビル・ゲイツのシンクウィーク」 と呼ばれる習慣を持っているそうです。

自己啓発本を驚異的なペースで執筆されている千田琢也氏の言葉です。 「本は、その著者がこれまでの人生をすべてかけて培ってきた知恵の集大成を 惜しみなく披露してくれているもの。 少なくとも、1冊10万円の価値はある」 私もまったく同感。良書の価値は10万円以上のです。

本を書くとき、作者は「読者にとってわかりやすいように」と、 表現や話の順番など、細部にわたって工夫をしてくれます。 そう考えると、本は「作者との対話以上のもの」と言えます。 本代をケチるなんて、もったいない話。

「知識への投資は、常に最高の利息がついてくる」 (ベンジャミン・フランクリン アメリカの政治家)

では、「知識への投資」として、どんな本を読めばいいのでしょう? まずは、「自分がこうなりたいと思っている人」が書いた本。 リスペクトしているメンターの本なら、全部、読んでしまいましょう。 「1人の著者の本をすべて読み尽くすのは最高の贅沢」です。

2020年1月5日(日)

【編集後記】

たしかに、そう考えると、1冊千円程度というのは、 安いものですねぇ。

私もずっと「本」が、師であり、メンターであり、友でした。

暗いですか?(笑)

今年も良書をたくさん読んで、 皆さまへシェアしてまいりますね。

どうぞ宜しくお願いします。

ではまた、来週号をお楽しみに!

本日も最後までお読みいただきまして、 ありがとうございました。

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