【907号】このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

2019-06-30

 

6月最終週は、東京で表彰式~北海道へ表彰旅行というスケジュール。

 

都心のホテルには、全国の支社から数百名の直販メンバーが大集結、

称賛の拍手を浴びる側の社員だけでなく、拍手する側の社員も一堂に会し、

盛大で華やかな式典が執り行われたのでした。

 

「未来の勝ち組」へもエールを贈るそのシーンは美しく、

祝福し合う仲間たちの姿は、眩しく輝いていました。

 

プロジェクションマッピングを駆使したド派手な3D演出にも、 圧倒されっ放しの数時間。

とはいえ、かつて私が外資系生保に所属していた頃のゴージャス感はありません。

心のこもった手作り感いっぱいのイベントだったのではないでしょうか。

 

さらにその夜、表彰パーティーのスペシャルMCは、この私早川が務め上げ、

軽妙なアドリブをツッコミ放題、大いに盛り上げました。

 

表彰者のご家族にもご参加いただいて手紙の朗読あり、

遠い故郷からは祝福のビデオレターも届き、

感動に次ぐ感動の嵐は、泣いて笑ってまた泣いて、

一生の思い出に残るパーティーとなりました。

 

翌日からの北海道旅行では、熱く素敵な仲間たちと共に、

大いに語り合い、大いに飲み食べ歩き、大いに「太り」ました。

雰囲気だけで、何でも美味しく感じてしまう純粋無垢な私です。

 

そして、大いに学べる「研修」のデザート付き。

おっと、研修はデザートではなかった…、メインディッシュです。

 

詳しい学習内容は企業秘密ですが、

デッカイ北海道のように、

ひと回りも、ふた回りも大きく成長を遂げた私たちでした。

 

 

以上、前置きはこれくらいにしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(704冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【人生の意思決定】です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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このまま今の会社にいていいのか?

と一度でも思ったら読む 転職の思考法』

会社を辞めるべきかは「緊張と緩和のバランス」でわかる

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人生を左右するほど大切だけど

誰にも聞けないこと、教えます。

転職に関するイメージを根本から変える画期的な作品

北野唯我著

ダイヤモンド社

 

 

「いいか。ひとつ問いたい。なぜ、初めての転職が多くの人にとって怖いと思う?」

「そりゃ、転職先がもし潰れたらどうしようとか、考えるからでしょうか」

「違う。いいか、転職というのは多くの人にとって『初めての意思決定』だからだ。

だから、怖いんだ」

「初めての意思決定?」

「そうだ、お多くの人は普通、じつは何も意思決定していないで生きている。

君は自分で大学を選び、就職先も自分で選んできたと思っているかもしれない。

しかし、それは、ただ単に、これまでレールの上を歩いてきただけで、

自分で何も決めていない。電車に乗り、目的地に進んでいく。

大学であれば世の中からいいといわれる大学を目指し、

就職先も、世間的にいい会社を選んできただけ。

だがな、意味のある意思決定というのは必ず、何かを捨てることを伴う。

これまでの人生で、そんな決断をしたことがあるのか?」

「捨てることを伴う意思決定……」

「多くの人が、転職に恐怖を感じるのは、何かを手にするからではない。

人生で初めて何かを手放すことになるからだ。しかも自分の意思で」

「……」

「これまで受験や仕事に頑張ってきた人のほうが、その投資分が大きく見えてしまい、

恐怖を感じる。そしてそれは転職した後も、しばらく付きまとう。

これでよかったのかな? あっちの道のほうがよかったんじゃないか? と。

さて、君はどうするんだ? わたしと契約するのか、しないのか」

 

正直、僕は自信がなかった。

自分を変えたい、それは強く思っていた。

だが、はたして何かを捨てる、そんなことができるのだろうか。

変化は誰にとっても本当は怖いものだ。誰もが、変化に柔軟なわけではない。

ましてや、黒岩のように何でもできるスーパーマンでもない。

だけど、このとき、僕の頭の中で蘇ったのは会社で働く人々の表情だった。

「目が死んでいる」、そう思ったのは事実だった。

金曜日だけを楽しみに生きている、それでいいのだろうか。

定年まで逃げ切ることしか考えていない、それでいいのだろうか。

言われた仕事以外は誰も責任を取りたがらない、それでいいのだろうか。

どの仕事にだって、ビジョンはそれなりにある。僕もそれに共感して今の会社に入った。

でも実態はどうか?

 

会社のビジョンと今自分がやっていることには、どうしても乖離がある。

いつからか、理想を追いかけるのをやめるため、自分に言い聞かせるようになった。

「転職しても何も変わりはしない。変わる確証なんてない」。

そして今の年になり、自分の目の前に引かれた白線を越えようとしなくなった。

結果、本当に何もできない大人になっていくのだろう。

 

(中略)

 

「いいか。組織にいると、給与は当たり前のようにもらえるものと勘違いする。

そして大きな会社にいる人間ほど、実力以上の給与をもらっていることが多い。

その中の多くの人間は、会社が潰れそうになったり、不満があると、

すぐに社長や上の人間のせいにする。だがな、勘違いするんじゃない。

君が乗っている船は、そもそも社長や先代がゼロから作った船なんだ。

他の誰かが作った船に後から乗り込んでおきながら、文句を言うのは筋違いなんだよ」

「じゃあ、僕らはどうすればいいって言うんですか?」

「金を稼ぐ力を身につける。それしかないに決まっているだろ。

一生下僕として生きていくのか。

上司から言われたことにイエスだけ言い続けて、

いつか、しがらみから解放される日を待つのか?

だがそんな日は来ないぞ。どれだけ出世しても上には上がいる。

君が課長になっても部長がいる。部長になっても本部長がいる。

本部長になっても役員がいる。仮に君が社長になっても、もっと偉い人がいる。

銀行と株主、そしてクライアントだ。

君が『自分の人生を選ぶ力』を得るまでは、永久に自由になどなれない」

「自分の人生を選ぶ力……」

「実地演習はここまでだ。どこかで続きを話そう」

 

(中略)

 

「転職活動をする際には注意点がある。

それは、転職を考えていることは、信頼できる人間にしか絶対言わないことだ。

この国は異常だからな。君の場合、口の軽い人間に言ってしまった。

それが完全に失敗だったな」

「でも……まさか言うとは」

「当たり前だろ。いまだにこの国では、転職をよく思っていない人間も多い。

いつの時代の脳みそなのか、俺は問いたくなるぐらいだがな」

「『転職は裏切り者のすることだ』……そう言われました」

「ふん。ハッキリ言っておこう。真逆なんだよ。会社にとっても、社会にとっても」

「真逆?」

「あぁ、考えてみろ。転職しようと思えばできる人がたくさんいる組織と、

転職したくてもできない人間、それどころか今の会社にしがみついて

足を引っ張るような人間だらけの会社。

どちらの会社が強いと思う?」

「それは……たしかに前者だと思います」

「強い会社というのは普通の発想とは逆なんだよ。

いつでも転職できるような人間が、それでも転職しない会社。それが最強だ。

そんな会社だけが今の時代を生き残れる。

だから、現代の経営者は考え直さないといけないんだ、

優秀な人間が2年、3年でも、御輿を担いで一緒に頑張ってくれたら御の字だってな」

「頭ではわかるのですが、そうは言っても

僕は新卒から今の会社一筋で……愛着もあります」

「ふん。馬鹿にされてもそれでも愛情があるのか。君の粘着性は異常だな。

だがな、冷静に考えてもみろ、君が言ったことが本当なら、

そんな会社が大きくなることに意味があるか?

従業員を大切にしない、足の引っ張り合いをする会社が大きくなることに意味はあるのか?

たとえるなら、腐ったミカンが腐ったミカンを増やしているようなものだ。

私が転職の手伝いをしているのは、そんな腐った会社の中から、

まだ腐っていない若者を見つけ、チャンスを与えるためだ」

「でも……今の会社にも、いいところはあるんです」

「ふん。まぁいい。それで、質問はなんだ?」

 

(中略)

 

「まさに今、僕はそのやりたいことで悩んでいました。

この半年いろんなことを考え、ようやく、やりたい仕事を見つけました。

ですが、二つあり、どちらも魅力的で正直迷っています。答えは出ないのです」

黒岩は答えた。

「世の中で最も恐ろしい言葉のひとつは、失敗という言葉だ。

これほど定義が難しく、残酷な言葉はない。

多くの成功者が言うように、最後さえ成功すれば、その途中の失敗も、

すべては『必要だった』と言える。要は考え方次第なんだ。

だが、その中でも『100%失敗を招く、唯一の条件』というものがある。

それは腹を括るべきタイミングで、覚悟を決めきれなかったときだ」

「覚悟を決めきれなかったとき……」

「そうだ、誰にも人生に数度は、腹を括るべきタイミングが存在する。

私にとっては最初の転職がそうだった。

そのときは覚悟を決めきれない。

これが100%後悔するための唯一の条件だ。

反対に腹を括り決断した人間には、長い目で見ると失敗などない。

誰に笑われても馬鹿にされても、何度でも立ち上がり未来を向くからな。

これがこの世の意思決定にまつわる最大の真理なんだよ」

 

 

 

令和元年6月30日(日)

 

【編集後記】

 

生保業界で30年、スカウト活動の場面において、

私自身も同じようなセリフを語り続けてきたなぁと、

しみじみ回想しながら「転職の思考法」を読み進めました。

 

「転職を考えていない」という若手ビジネスパーソンにこそ、

ぜひ、一読してほしい本ですね。

 

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さらに、『リーダーの鬼100則』Kindle版の電子書籍化も決定しました。

電子派ファンの方々には、発売日が分かり次第、またシェアしますねー。

 

それではまた、来週号をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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