【897号】半径3メートル以内を幸せにする あなたが「心から大切にしたい」と思う人は、誰ですか?

2019-04-14

 

今週は、韓国ソウルへ行って〝講演〟してきます。

「アジア保険フォーラム」から、スピーカーとしてご指名をいただきました。

 

ちょうど『営業の鬼100則』の韓国語翻訳版が出るタイミングでもあり、

かつて、『死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる』の韓国語版も出しており、

http://tsuitel.in/books/book_list/index.html

これをきっかけに、韓国の人々に少しでも拙著が広まったら嬉しいですね。

 

アジア保険フォーラムというのは、中国・韓国・日本3国の新聞社共催ということで、

中国からも多くの方々が参加されるそうです。

これから『営業の鬼100則』は中国語版(電子書籍と紙書籍で)も出版されますし、

ますますよい機会に恵まれました。

 

ただ今回は、韓国・中国の大学教授・政治家・当局関係者、保険会社MDRT役員など、

幹部クラスの方々が数多く参加されるそうで、

私のふざけたスピーチをどれだけ正確に「同時通訳」してもらえるのか、

それだけが心配です(笑)

 

というか、そもそも私の講演でいいのでしょうか。

 

どうやら、MDRT日本会のイベントと日程がブッキングしているらしく、

生保関係者は皆、神戸へ行ってしまい適任者不足という事情もあり、

こうして私早川へお鉢が回ってきたようなのです。

なるほど。

こうなったら、何とか生保業界へ恩返しができるよう、

精一杯、務めを果たしてまいりたいと思います。

 

くれぐれも国際問題にならないよう、気をつけて行ってまーす!

 

 

 

以上、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

 

 

本号も、お薦め書籍(698冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【白魔術と黒魔術】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.698

半径3メートル以内を幸せにする

 あなたが「心から大切にしたい」

と思う人は、誰ですか?

僕がたどり着いたのは、

結局、目の前の人を笑顔にすることだった。

大切な人も、そして自分も――

みんなが幸せになってしまう、ステキですごい考え方!

本田晃一著

きずな出版

 

 

ある未開の地に住む、部族の話です。

 

未開の部族といっても僕たちと同じ人間。

いさかいが起こることもあれば、暴力や盗みなど、

コミュニティの平和を乱すようなことをする人もいます。

ただ、僕たちと違って、彼らには憲法も法律もありません。

弁護士も検察官も、裁判官もいません。

だから彼らは、誰かが悪いことをしたらコミュニティ全員で、

その人をグルリと取り囲んで「あること」をするのだそうです。

さて、なんだと思いますか?

 

鉄拳制裁とばかりに、力で思い知らせる?

いいえ、違います。

 

コミュニティの一員としての責任感やモラルを説いたり、

被害にあった人の苦しみを伝えたりして、言葉でわからせる?

いいえ、違います。

 

でも「言葉を使う」という点だけは正解です。

悪いことをした人を取り囲んで、

彼らは口々に、こんなことをいい合うそうなのです。

 

「こいつは幼いころ、よく、足が不自由な俺の手を引いてくれたもんだ」

 

「うちの子が川で溺れたとき、真っ先に飛び込んで助けてくれたのは、こいつだった」

 

「食べ物が不足して困っているときに、

こいつは、高いところになっている木の実を見事にとってきてくれた」

 

そう、彼らは悪いことをした人を取り囲んで、

罰するのではなく、その人の存在によって、

どれほどコミュニティが幸せを感じることができたかを披露し合うのです。

すると、悪いことをした人は、もう二度と悪さを働かず、

まさに全員がそろって表現したような〝いいやつ〟になるといいます。

罰しないで更生させる、それが彼らのやり方なのです。

 

また、彼らの年間行事のひとつに「大泣きする日」というものがあるそうです。

この日は、過去1年の間に死んでしまった人を思って

「あいつは、こんなところが素晴らしかった」「いいやつだった」と、

みんなで大泣きするのだそう。

 

この部族の話を、作家のアラン・コーエンさんから聞いたとき、

僕はすごく心があたたかくなりました。

何事においても、人のいい面に目を向ける。

この点を徹底しているって、なんて素敵な人たちなんだろう、と。

それと同時に、僕たちがやっているのは、彼らとは正反対のことだよな……と、

なんともいえない気持ちになりました。

 

「悪いことをした人を罰しないなんて、小さなコミュニティだからできることだ」

「人のいい面だけを見るなんて、巨大な資本主義経済が発展した先進国では、

そうはいかないでしょ?」

はい、国の制度として見れば、たしかにそうですよね。

 

だけど、ごくごく私的な日常生活として見たらどうでしょうか。

やっぱり僕たちは、人の悪い面ばかり見る。

ともすれば罰する……という生き方をしがちで、

それはすごく寂しくて悲しいことのように思えるのです。

 

人は、自分の見方次第で、周囲の人に「黒魔術」も「白魔術」もかけられると、

僕は思っています。

いったん「あいつ、いいやつ」と思うと、

その人のすべてが「いいやつ」的に見えてくるし、

実際に、自分にいいことばかりしてくれるようになります。

これが白魔術です。

なぜこうなるのかというと、

人は「自分が見ている世界が増幅された現実」を生きるようにできているから。

ある人の嫌な面を見ると、その嫌な面が増幅した現実になるし、

ある人のいい面を見ると、そのいい面が増幅した現実になるということです。

だとしたら、白魔術のほうが、ずっと幸せだと思いませんか?

しかも、そのつもりで周囲を見渡してみると、

実際、いかに自分がまわりからよくしてもらっているかに気づくことができます。

そんな素敵な事実に気づくだけで、人生はずいぶんと幸せなものになっていくのです。

 

 

 

2019年4月14日(日)

 

【編集後記】

 

「ピエール瀧容疑者」が出演している映画、

『麻雀放浪記2020』を観てきました。

 

若かりし時代に観た、真田広之主演の『麻雀放浪記』とは、

まったく違う世界観の〝コメディ〟として描かれており、

いろんな意味で衝撃的な映画でした。

 

私の想像をはるかに超えるエンターテインメントで、

正直に言うと、やや期待外れ、というところでしょうか。

 

『孤狼の血』で映画賞を総ナメした白石和彌監督作品ということで、

「坊や哲」や「出目徳」の芸術的なイカサマ(ツバメ返し・元禄積み)を、

どんな緊迫感で描くのか、胸を躍らせて劇場へ向かったのですが、

禁断の未来・2020年は、奇想天外でハチャメチャ過ぎました。

 

しかも、出演者が麻雀シーンでの牌を操る手さばきは、

麻雀未経験者だとすぐにわかる、素人っぽいおぼつかなさ。

これは、残念でした。

 

それにしても、ピエール瀧の出演作を公開して物議をかもした割には、

彼の出演シーンはほんの一部しかなくて…。

あれだったらカットしてもストーリーに大きな支障はないような…。

編集可能だったのでは?・・・と、

映画を観た人なら、誰もが感じるのではないでしょうか。

 

おそらく、監督らのプロのこだわりと、

何か「大人の事情」があったのでしょうね。

 

最も印象的だったのは、AIアンドロイド役の「ベッキー」

昭和時代のクラブ・ママとの二役が、不思議な味を出していました。

 

あっ、そうそう、

これからご覧になる方のために、一つだけ注意事項があります。

エンドロールが流れ出しても席を立ってはいけませんよ。

おしまいに、強烈なラストシーンがまだ残っていますから。

 

皆さん、それぞれのお好み次第で、十分に楽しめる映画です。

 

野生の血が騒ぎだし、人生にロマンを見出すかもしれません。

平和ボケの今の時代を「ボーッと生きてんじゃねーよ!」

と背中を押される人もいることでしょう!

 

ぜひ、ご覧あれ!

 

 

それではまた、次号をお楽しみに!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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