【889号】「意識しない」力 うまくいくときは、結局みんな、自然体潜在能力を引き出す科学的な方法

2018-12-16

 

 

神戸製鋼がラグビー日本選手権で優勝を果たしました

近年では、王者サントリーの時代がしばらく続いてきましたが、

決勝でそのサントリーを破り、なんと18年振りに栄誉を取り戻したのです。

 

神鋼ラグビーといえば、忘れもしない平成元年1月(昭和63年度大会)の優勝から、

(私早川が生保業界に飛び込んだのが「平成元年」)

7連覇の偉業を達成し、王者・新日鉄釜石からその栄冠を奪取しました。

そう、「平尾・大八木」を中心とした黄金時代の幕開けでした。

 

その平尾GMが、がんで他界したのが、つい一昨年のこと、

神鋼のV7で新しい世の幕開けとなった「平成」でしたが、

その平成最後の日本選手権で神鋼ラグビーが蘇るとは、

まさに奇跡のドラマですね。

 

私の場合、職業柄どうしても、

監督の采配やチームづくりに目がいってしまいます。

 

スミス総監督の下、さまざまな改革が断行されました。

その中でも、大きな目玉は3つかと。

 

1つ目は、「黄金の左足」カーター選手のリクルート(スカウト)に成功したこと

「世界一のコーチ」と尊敬する元ニュージーランド代表のスミス監督に誘われ、

約2億円の世界最高年俸だったフランス1部・ラシン92の残留オファーを断り、

9000万円の神戸製鋼を選んだというのですから、「男気」ですね。

決勝では見事なゴールキックも決め、まさに、優勝請負人の本領を発揮してくれました。

 

2つ目は、「共同主将制」を導入し、複数のリーダーを育成したこと

選手一人ひとりがリーダーシップを持って、監督の方針・作戦を実行していき、

キックで前進を図っていた昨年の攻撃から、

果敢にパスを回すニュージーランド代表のような

アタッキングラグビーに変貌を遂げました。

決勝戦でも、ほとんどキックを蹴らずに展開し、8トライを奪って大勝したのです。

 

3つ目は、スミス総監督からの熱いメッセージ。

「倒れてから起き上がるまでが遅すぎる。その速さこそがチーム愛だ!」

監督の〝チーム愛〟が選手へと伝播され、

選手たちの「リ・スタート」が目に見えて早くなりました。

ボール争奪戦である「ブレイクダウン」を次々と制圧していったのです。

 

私たちビジネスマンの世界でも同じようなことが言えます。

 

まず大事なのは、採用(スカウティング)と、リーダー候補の育成。

そして、チーム愛の醸成。

倒れても(失敗しても)すばやく立ち上がり、「リ・スタート」を切る

全員にそのファイティングスピリッツなくして、チームの成功はあり得ません。

 

やはり、指揮官の采配一つで、組織はここまで変わるのです。

 

神戸製鋼本社では「製品データ改ざん」が発覚し、暗い話題が影を落としましたが、

こうして平成最後の日本選手権を制し、かつての「黄金期の輝き」を取り戻せるのか、

神鋼ラグビーのこれからの活躍が楽しみですね。

 

いよいよ来年は、ワールドカップが日本で開催されます。

にわかラグビーファンが一気に増え、ラグビーブームが訪れる予感がしています。

五郎丸を超えるスーパースターが、彗星の如く現れるかもしれません。

私も、時流に乗り遅れてしまわないように、

野球ばかりでなく、ラグビーにももう少し興味を持っておきたいですね。

 

そうそう、我が組織には、元神鋼ラグビー部・日本代表だったM君がいますので、

彼からいろいろとレクチャーしてもらうおうかと思っている今日この頃です。

 

 

さてさて、またまた『営業の鬼100則』の話題にて大変恐縮でございますが、

https://goo.gl/dd1QQF

おかげさまで、今週、重版8刷(3000部)が決まり、

これで累計発行部数は、2万7000部となりました。

本当にありがとうございます。

 

何よりも嬉しいのは、数多くの読者の方々より、 「鬼本が営業の役に立っている」

というメッセージが次々と送られてくることです。

 

年末から新年にかけ、さらなる読者の方がどれだけ増えていくのか、

これからが楽しみで仕方ありません。

 

今年のクリスマスは、皆さんの周りの親しい営業マンの方々へも、

ぜひ、「鬼100則」を1冊プレゼントしてみては、いかがでしょうか?

 

鬼のように、喜んでもらえるかも!

 

どうか、ハッピーな「鬼クリクスマス」を!

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(691冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【無意識】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.691

『「意識しない」力』

うまくいくときは、結局みんな、自然体

潜在能力を引き出す科学的な方法!

その悩み、「意識」が〝悪さ〟をしています。

医療現場、アスリート指導で実証済み!!

小林弘幸 著

文響社

 

 

「ゾーン」は、科学的に見ると、

自律神経の交感神経と副交感神経が両方ともハイレベルで高まったときに現れやすい

とされています。

自律神経については次の章で詳しく述べますが、

交感神経は心身が集中・緊張したときに優位になるモードであり、

副交感神経は心身がリラックスしているときに優位になるモード。

この両者は互いに拮抗した役割を果たしつつ、

私たちの心身の動きをコントロールしています。

 

そして、ゾーンが出現するのは、交感神経と副交感神経のふたつの神経が、

両方とも究極的なレベルでバランスよく高まっている状態のときが多いのです。

 

つまり、「究極の集中(交感神経)」と「究極のリラックス(副交感神経)」とが

絶妙のブレンドで高まったときに、心身のコントロール力が最高のレベルに達して、

物事が自然にうまくいくように感じられたり、

思いのまま自在に身体を動かせるように感じられたりするようになる。

そしてこれにより、神がかり的なパフォーマンスが発揮されるようになるというわけです。

 

(中略)

 

交感神経は、車にたとえるならアクセルの働きをしている神経。

仕事で緊張しているときや他人と何かを争っているとき、

身の危険を感じたようなときに、

私たちはなんとか力を振り絞って目の前の状況を打開しようとします。

 

交感神経はそういうときにグイッとアクセルを踏み込んで、

心身を戦闘モードにします。

このアクセルが踏み込まれていると、

心拍数や血圧が上がり、呼吸が速くなり、血管が収縮して、

心と体がアグレッシブな方向へシフトするのです。

 

一方、副交感神経は、車ならブレーキの働きをしている神経。

ひとりでくつろいでいるとき、気心の知れた人と談笑しているようなとき、

私たちは肩の力が抜けているものです。

 

こうしたときにリラックスした状態でいられるのは

副交感神経のブレーキがかかっていることによります。

このブレーキがきいていると、

心拍数や血圧が下がり、呼吸はゆっくりになり、血管は適度に拡張して、

心と体がより効率よく休めるような状態にシフトしていくわけです。

 

これらふたつの自律神経は、互いに異なった働きをしながら、

私たちの心や体の状態をコントロールしてきます。

 

車はアクセルとブレーキをうまく使い分けて初めて乗りこなすことができるもの。

それと同じように、私たちの心身も、ときにはアクセルをかけ、

ときにはブレーキをかけて、バランスよく使い分けながら

コントロールしていく必要があるのです。

 

すなわち、アクセルの交感神経とブレーキの副交感神経を両方うまく使って、

自律神経のバランスを整えていく姿勢が重要だということです。

 

先ほど申し上げたように、自律神経バランスは心身の好不調のカギを握るシステムです。

もしこのバランスが大きく崩れてしまったら、

私たちの心身は「アクセルやブレーキが不調の車」のように、コントロール不能に陥り、

不調や病気などのトラブルへまっしぐらに突き進んでいってしまうことでしょう。

 

(中略)

 

突然ですが、直感予感が当たった経験がありますか?

 

〝なんとなくこっちを選んだほうがいいな〟

という直感が当たって大きな成功につながったり、

〝なんとなくこっちへ行ったらマズイ気がするな〟

という嫌な予感が的中してトラブルを回避できたりといった経験です。

きっと、誰しもけっこう思い当たるフシがあるのではないでしょうか。

 

私は、こういった直感や予感も、無意識のなせるワザだと考えています。

 

直感や予感はいわば、無意識がささやく〝声〟のようなもの。

無意識の〝ささやき声〟は、意識には上がってこないけれど、

〝なんとなく感じる〟直感・予感というかたちでかなり多くのことを訴えかけています。

そして、じつはそうした無意識の〝なんとなく〟のささやきは

私たちの行動にかなり大きな影響を与えているものなのです。

 

たとえば―――。

本屋さんで〝なんとなくの直感〟で手に取ってみた本が、

あなたの人生を変えるような内容の1冊だったとしましょう。

その本を〝なんとなく〟手に取ることができたのは

無意識の力に導かれていたせいかもしれません。

 

ビジネスで売り込みをかけてきた業者に対し、

あなたは〝なんとなく怪しいな〟と感じて取り引きをするのをやめたとしましょう。

そうしたら、数週間後、粉飾決算などが明るみに出て

その業者が倒産したというニュースが……。

あなたの〝なんとなく〟の予感が的中したのも、無意識のおかげかもしれません。

 

仕事上のパーティーでたまたま隣り合わせて〝なんとなく〟話をした人が、

後々ビジネスで成功を得るための欠かせないパートナーになったとしましょう。

そうした〝なんとなく〟の巡り合わせも、

無意識が引き合わせたものだったかもしれません。

 

こんな例ばかり挙げていると、非科学的でスピリチュアルな方面に

どっぷり浸かってしまったかのように誤解されてしまうかもしれません。

しかし、こうした「なんとなくの直感や予感(=無意識の声)」が

私たちの行動に大きな影響を与えるということは、

目下、脳科学や心理学、行動経済学などでさかんに論議されているテーマであり、

決して非科学的というわけではありません。

 

私はむしろ、こういう「なんとなく感じる無意識」の影響の大きさを

科学的に解明していくことが、人間の認知や行動などの学問や

コンディショニング・メソッドを発展させていくカギになると確信しています。

 

その点を踏まえたうえでいわせていただくと、私は、

「無意識には『自分が求めている答え』を勝手に見つけてくれる力」

があると考えています。

 

無意識はあなたが進みたい方向も、あなたが何を求めているのかも

〝なんとなく〟わかっている。

だから、ヘンに頭で考えず、直感、予感に従い、

無意識のささやく声に従ってしまうほうが、うまくいく力が強くなるのです。

 

(中略)

 

みなさん、ビートルズの名曲「レット・イット・ビー」は、もちろんご存知ですよね。

私も大好きで、数あるビートルズナンバーの中でもいちばんこの曲が気に入っています。

 

ところで、私の勝手な解釈なのですが、この「レット・イット・ビー」は、

「ヘンに難しく考えて悩むよりも、自分の中の声に従って『あるがまま』に行けばいい」

という境地を謳ったものなのではないかと思うのです。

 

「レット・イット・ビー」は、日本語に訳すと

「あるがまま」「なるがまま」といった意味です。

この曲がつくられた頃、ビートルズはほとんど分裂状態にあり、

ポール・マッカートニーは、ビートルズをどうしたらいいか、

ジョン・レノンとの確執をどうしたらいいかという問題に、

さんざん頭を悩ませていました。

 

そんなとき、まどろんでいたポールの夢枕に、

亡き母メアリー・マッカートニーが降りてきて

「あるがままに受け入れなさい」とささやいたのだそうです。

この不思議な体験にインスピレーションを得て、

ポールは「レット・イット・ビー」を書いたのだとされています。

 

きっと、ポールはかなり悩んだのでしょう。

でも、ああでもない、こうでもないと悩み抜いていると、

ふと力を抜いたときに、自分が必要としている答えが目の前に浮かんでくることがある。

ちょっと手を休めたときなどに、雲間からパーッと光が差すように

新たな地平が見えてきて、〝そうか、これでよかったんだ〟と気づく。

ポールの体験はそんな感じだったのかもしれません。

 

そしてこれは、「自分の中の内なる声(=無意識のささやき)」が、

自分が悩んでいたことの答えを見つけてくれて、

自分の進むべき方向を気づかせてくれたということなのではないでしょうか。

 

ご存知のように、ポール・マッカートニーはその後、

ソロで活動することを宣言し、ビートルズ解散に踏み切りました。

きっと、「もう悩むことはない、あがいたり、もがいたりせずに、

自分の答えをあるがままに受け入れていこう」という決意を固めたのでしょう。

 

まさに「レット・イット・ビー(あるがままに)」。

他人や周囲に左右されずに、自分の中の内なる声に従い、

やりたいことを追求する道へと進んでいったわけです。

 

 

 

2018年12月16日(日)

 

【編集後記】

 

私も、ビートルズの「レット・イット・ビー」が大好きです。

2作前に出した小説版『ツイてない僕を成功に導いた強運の神様』の中でも、

追い詰められた主人公がふと入ったバーでこの曲が流れている場面を書き、

「あるがまま」の自分で生きろというメッセージを込めました。

 

※参考

https://goo.gl/ZAooUn

↑『ツイてない僕を成功に導いた強運の神様

~「最高の自分」に生まれ変われる8つの教え』
 

この本もXmasプレゼントに最適です。

ぜひ一冊、「幸運」を贈ってみてはいかがでしょうか?

 

または、今、「読んでみたい」と、〝直感〟したあなた、

それは〝あなたの人生を変える一冊〟になるかもしれませんね!

 

 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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