【888号】大人のための国語ゼミ 論理トレーニングは国語に行き着いた!

2018-12-09

 

先週号で「年内には」電子書籍が出ます、とお知らせしたのですが、

すでに12/3から『営業の鬼100則』のKindleが発売開始されていたようです。

https://goo.gl/dd1QQF

電子書籍でしか読まない、という方々には朗報でございます。

この機会に、どうぞお役立てくださいませ!

 

Bookサイトの書籍一覧へも↓月曜日までにはアップされますので、

http://tsuitel.in/books/book_list/index.html

ぜひ、ご覧ください。

 

 

さて、いよいよ本号にて「888号」の配信となりました。

十年以上継続してまいりました「早川勝メールmagazine」ですが、

こうして「末広がりの8並び」の号となり、

まだまだ多くのご縁が広がりそうであると、特別な思いが込み上げてきます。

 

いつもご愛読ありがとうございます。

東京五輪を迎える年には、記念の「1000号」をお届けできることになるでしょう。

 

それまで引き続き、どうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(690冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【国語力】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.690

大人のための 国語ゼミ』

論理トレーニングは国語に行き着いた!

野矢ゼミ開講!

もう国語の授業から離れてしまった人のために、

つまり子どもたちのためではなく、

大人たちのために、国語の授業をしよう。

野矢茂樹 著

山川出版社

 

 

私たちは完全に分かりあえない。それはあたりまえのことだ。

他人の言うことがすべて完璧に分かるなどということがあるはずはないし、

私の言うことがすべて完璧に他人に伝わるということもない。

 

だから、「どうして分かりあえないのだろう」と嘆く必要はない。

「誰とでもどんなことでも分かり合える」というのは幻想にすぎない。

そしてその幻想は、分かりあえない相手を切捨てる力として働きかねない危険な幻想でもある。

 

だが、「どうせ分かりあえないのだから」と諦めてしまい、

最初から分かろうとも分かってもらおうともしないのは、もっと危険である。

完全には分かりあえないということはなるほどあたりまえだ。

しかしそうだとすれば、不完全ながら分かりあえるということも、あたりまえのことなのだ。

 

私たちは、完全にではないけれども、分かりあえる。

分かりあえないことをネガティブに捉えるのではなく、

少しでも分かりあえたことを喜ばなくてはいけない。

 

「分かりあう」ということは二つのことから成っている。

理解することと、納得すること。

それぞれ、私から相手へと相手から私へという二つの方向があるから、

合計四つと言うべきかもしれない。

 

――私が相手の言うことを理解する。相手が私の言うことを理解する。

私が相手の言うことに納得する。相手が私の言うことに納得する。

 

納得するためには理解しなければならない。

しかし、理解できたからといって納得できるとはかぎらない。

言っていることの意味は理解するが、同意はできないということも、ごくふつうにあるだろう。

 

理解しあうことも難しいが、納得しあうことはもっと難しい。

また、みんなが完全に納得しあうことが望ましいというわけでもない。

全員がどんなことについても同じ考えに同意するなどという方がよほどおかしいのであって、

さまざまな考えがあるというのは健全なことである。

 

だがこれも、「考えは人それぞれ」でおしまいにするわけにはいかない。

合意を形成しなければ一緒に何ごとかを為すことができない場合も多い。

考えの多様性を尊重しながら、なお歩み寄る努力が求められる。

 

さらに、「考えは人それぞれ」で終わらせてしまうと、

自分の考えを深めることも、改善することもできない。

また、新しい考えに気づかされるということもなくなってしまう。

 

だから、難しいことではあるけれども、自分の考えに納得してくれない他人や

あなたが納得できない意見を言う他人が現れたとき、

そこでお互いを切り離してしまうのではなく、納得しあおうと努力しなければいけない。

そして、少しでも納得しあえる方向に進んだならば、それはとても喜ばしいことだ。

 

分かりあおうとする努力、それを支えるのが、言葉の力である。

本文中にも書いたことだが、ここには負のスパイラルと正のスパイラルがある。

言葉の力が不足していると、分かりあおうとするのもたいへんで、すぐに諦めてしまう。

すぐに諦めてしまうから、国語力も育たない。

こうして負のスパイラルに陥る。

 

他方、分かりあおうとする強い気持ちをもち、そこで言葉の力を身につけると、

分かりあおうとする努力がその分だけ楽になる。

楽になれば、もっと分かりあおうと努力するようになる。

そうなればそれによって国語力も鍛えられていく。

こうして正のスパイラルに入っていく。

 

 

 

2018年12月9日(日)

 

【編集後記】

 

たしかに「国語力」は大事ですね。

ハートで繋がっていれば言葉はいらない、

というのは、ときに誤解が誤解を生みます。

 

ちなみに、私の学生時代、得意科目は「国語」でした。

というより、他の科目がからっきしダメだったので、

国語〝しか〟できなかったとも言えますが…。

 

高校生のときは、遊んでばかりだったにもかかわらず、

「現代国語」のおかけで大学へ進学することができました。

 

大人になってからも「国語力」を磨いてきたおかけで、

運よく生き延びてきたような気がします。

 

ぜひ皆さんも、「大人のための国語ゼミ」で、

学び直してみてはいかがでしょうか。

 

 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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