【885号】コーヒーと楽しむ 心が「ホッと」温まる50の物語 明日が少しいい日になる

2018-11-17

 

「川崎フロンターレ」が、Jリーグ2連覇を達成しました!

あまり世間の話題にのぼりませんが、

せめて私だけでも・・・、「優勝おめでとうございます!」

 

鬼木監督が就任した昨年、悲願の初優勝を成し遂げた川崎フロンターレでしたが、

今や、押しも押されぬ「常勝軍団」へと変貌を遂げました。

 

いったい、その要因はなんだったのか。

皆さん、ご存知でしょうか。

 

勝てるチームになった、その理由とは・・・、

それは、「鬼」です。

 

ちなみに、プロ野球ほどは熱の入らない、にわかサッカーファンの私ではありますが、

Jリーグは、一応「川崎びいき」です。

神奈川県出身、大田区在住で川崎に近く、ホームの等々力競技場も遠くありません。

Jリーグが発足した25年前、ニコスシリーズだったあの頃からの「川崎びいき」

 

カズやラモスがいたあの頃は「ヴェルディ川崎」でしたから、

チームそのものは、まったく〝別物〟になってしまいましたけど…。

(福岡を本拠地とする野球チームがライオンズからホークスに変わったように…)

 

いやー、それにしても、川崎を率いる「鬼木監督」の〝鬼戦略〟は凄い!

 

鬼木監督の〝鬼戦略〟とは、攻守ともに敵陣で戦う、究極の「走らないサッカー」

攻守の切り替えの早さで、奪われた瞬間にプレス、すぐさま〝鬼攻撃〟に転じます。

敵陣で攻守を完結させるため、自陣と敵陣とのアップダウンがなく、

そもそも、走る必要がないのです。

 

ワールドカップなど世界のトレンドは「走るサッカー」であるにもかかわらず、

優勝した川崎フロンターレの走行距離はJリーグ18チーム中〝最下位〟と、

あえて「鬼木監督」の〝鬼戦略〟は、走らない…走らない…走らない。

 

理想的なパス回しサッカーを極めたといってもいいでしょう。

もはや、川崎フロンターレは、「パスサッカーの代名詞」となったのです。

 

「フロンターレ」は、イタリア語で「正面の」という意味で、

「正面から正々堂々と戦う姿勢」を表現しているらしいではないですか。

 

なるほど。

堂々と、「鬼」のように、走らないわけです。

 

さらに川崎フロンターレは、9割以上のゴールを「日本人選手」が決めています

外国人選手が前線で「個」の力を発揮するチームが多い中、

これは凄いことです!

外国人枠が5人になろうかという時代に、純血サッカーを貫くスタイル、好きですねぇ。

 

いやー、素晴らしい。

まさに、赤き血の「鬼イレブン」

 

日本人を中心とした〝鬼ばかり〟のチームづくりを成し遂げた「鬼木監督」には、

ぜひ、『サッカーの鬼100則』という本を出してほしいものです(笑)

 

 

※参考

『営業の鬼100則』↓

http://tsuitel.in/books/index.html

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(687冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【美意の按配(びいのあんばい)】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.687

『コーヒーと楽しむ心が「ホッと」温まる50の物語 』

明日が少しいい日になる

ほろ苦い大人ブラックから

心がやわらかくなるあまいカフェオレまで。

3分で幸せな気持ちになる実話

西沢泰生 著

PHP文庫

 

 

 

「美意の按配」という寓話をご存知ですか?

 

タイトルの「美意の按配」とは、「何ごとも神様のおぼしめし」というような意味。

いろいろなパターンがあるようですが、かいつまんでお話をしましょう。

 

昔、ある小さな国に若い王様とその家来がいました。

家来の口ぐせは、「何ごとも、上天からの美意の按配」。

王様は賢い家来を信頼していて、2人はいつも一緒でした。

 

さて。ある日のこと。

いつものように2人でトラ狩りに出かけたとき、王様は獰猛なトラを仕留めます。

しかし、完全に死んでいなかったため、王様は小指を食いちぎられてしまったのです。

帰り道、「今日は本当に運が悪い」と繰り返す王様。

それを聞いていた家来は、いつものように

「王様、これも美意の按配でございます」と言います。

この言葉を聞いた王様、カチンときます。

「では聞くが、もし、私が怒っておまえを殺したとしても、

それも美意の按配だというのか?」

「はい、王様。それも、美意の按配でございます」

自信たっぷりに答える家来にいよいよ腹を立てた王様は、

城に戻ると、その家来を牢に入れてしまいました。

 

数日後、

1人で狩りに出た王様は道に迷い、危険な野蛮人が住む地域に入り込んでしまいました。

王様は野蛮人たちに捕らえられ、神様への神聖な生贄にされることに。

いよいよ、生贄になろうという寸前。

野蛮人たちは、王様に小指がないことに気がつきます。

そして、「不浄な者を生贄にはできない」と、王様を解放したのです。

 

命拾いをした王様。

何とか城に戻ると、すぐさま、家来のいる牢へ向かい、

今日、自分に起こったことを家来に話して言いました。

「おまえの言うとおり、私が小指を失ったのは美意の按配であった。許せ」

「王様、気になさることはありません。

それに、王様が私を牢に入れたことも、美意の按配でございます」

「なんと、それはどういうことだ?」

もし、牢に入れられていなかったら、私は今日、王様と一緒に狩りに行っていました。

そして、私だけが生贄になったことでしょう。

ですから、これはすべて美意の按配でございます

 

いかがでしたか?

 

「人間万事塞翁が馬」の故事にも似た話ですよね。

共通しているのは、「一見、悪いことが起こっても、

よい方向に転ぶかもしれないからクヨクヨすることはない」という教えです。

 

かく言う私も、新卒で入社して20年以上務めた会社がなくなりましたが、

そのおかげで、今、こうして本を書くことができています。

ほかにも、「えーっ、うそーっ」という出来事が、

後から考えると「いい出来事だった」という経験をたくさんしているので、

この寓話はとても腑に落ちるのです。

 

あなたも、「運が悪いなー」という出来事に遭遇したら、

この「美意の按配」という寓話を思い出してみてください。

そして、どんなに悪いことが起こっても、

「これは、いいことの前フリ」と思うことが、

結果として、「いい未来」を引き寄せます

 

 

 

 

2018年11月17日(土)

 

【編集後記】

 

西沢先生の本は、やっぱりいいいですよね。

このメルマガでも、かれこれ10冊以上、紹介してきましたが、

いつも救われた気持ちになります。

 

実はこの年末、久しぶりに西沢さんと「さし飲み」する予定です。

ここのところの西沢さんは、もの凄い勢いでヒット作を連発させていますからねー。

ぜひこの機会に「作家道」を勉強させてもらいたいと思っています。

 

新宿あたりで、酔いつぶれた「作家風のオッチャン」2人組を見かけたら、

それは、私たちかもしれません。

 

 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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最新刊↓『営業の鬼100則』

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