【864号】寝たら死ぬ!頭が死ぬ! 87歳現役。人生を豊かにする短眠のススメ

2018-03-11

 

先週の日曜日、3月4日に「きずな祭り」が開催されました。

 

「きずな祭り」とは「きずな出版」の創業記念日を祝う一大イベント

今年は幸運なことに私早川もご招待をいただきまして、

六本木の会場へと馳せ参じました。

 

式典は、講演会とパーティーの2部構成となっていまして、

第1部13時半~は、錚々たる著者の方々による豪華な講演リレー

第2部17時~の「絆の宴パーティー」では、感動に次ぐ感動の演出があり、

そして何より、素晴らしい著名な方々と交流を持つことができ、

とても有意義な時間となりました。

 

特に私が感激したのは、中谷彰宏さんと初めてお会いできたこと

 

中谷さんは、私が若い頃からの「憧れ」の存在でした。

著書は何十冊読んだかわかりません。

名著からの魔法の言葉の数々に、幾度となく励まされました

「心の師匠」とも呼べる方です。

 

著作総数は、1000冊を超えるというのですから、

おそらくギネス級の記録だと思います。

 

中谷さんが「笑っていいとも」の金曜レギュラーだった頃には、

毎週金曜日のお昼時は、なるべく営業のアポは入れず、

定食屋のテレビにかじりついていたほどです。

 

そんな中谷さんと、名刺交換、握手、乾杯、写真撮影…、

そして「言葉のキャッチボール」をすることができるなんて、

まるで夢のような時間でした。

恥ずかしながら、やや舞い上がってしまい、

少年のように、はしゃいでいた自分がいました。

 

私の本の中で中谷彰宏さんの「名言」を無断で紹介していることをお伝えすると、

ニコッと笑みを浮かべ、「どんどん使ってください」と、

寛大にお許しをいただきました。

 

ホントに感動しましたよ。

いやー、凄いオーラでしたね。

 

それもこれも、きずな出版さんとのご縁のおかげです。

 

きずな出版の「櫻井秀勲」社長というお方もまた、偉大な人物でございまして、

噂はかねがね耳にしていたものの、このたび、櫻井社長とも初対面となりました。

 

現在87歳とはとても思えないほどの超現役バリバリで、

まさにそのお姿は、壮健&セクシー

かつては、松本清張、三島由紀夫、五味康祐、阿佐田哲也、川端康成ら、

文壇に名を残す作家たちと親交をもち、

創刊期の「女性自身」を100 万部の雑誌に育て上げた編集長でもあり、

ご自身においても200 冊に及ぶ著書を出版されています。

 

さらに、きずな出版の「岡村季子」専務という方のご経歴も素晴らしく、

大和書房の社長秘書を務めたのちに編集者となり、

秋元康、中谷彰宏、吉本隆明、本田健、和田裕美などの著者を担当、

手掛けたベストセラーの総数は、なんと数百万部にも及ぶのだそうです。

 

それでいて、笑顔があいらしく素敵で、とてもキュートな女性でした。

多くの方々が信頼を寄せてこられた理由が、「ああ、なるほど!」と納得できました。

 

そんなお二人が5年前に立ち上げた出版社が「きずな出版」であるというわけです。

 

昨年末、私の最新刊『やる気があふれて、止まらない』が、

その「きずな出版」より刊行されたことは、すでに皆さんご承知の通りです。

http://tsuitel.in/books/index.html

 

私早川の編集担当は、31歳にして編集長に就任したばかりの小寺裕樹氏。

 

偉大なる櫻井・岡村ユニットの血脈を受け継いだ少壮気鋭な天才・小寺編集長のもと、

「きずな出版」はこれからの出版業界を変革し大躍進を遂げていくのでしょう!

 

私も微力ながら、少しでも貢献できたらと心に誓う「祭りの日」となりました。

 

ちなみに、次作も「きずな出版」にて企画中でございます。

 

 

 

以上、本日の前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(695冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

「きずな祭り」で頂戴したばかりの櫻井社長の最新刊でございます。

 

本日のテーマは、【現役長寿の秘訣】。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.695

『寝たら死ぬ!頭が死ぬ!』

87歳現役。人生を豊かにする短眠のススメ

松本清張、川端康成、三島由紀夫……

名だたる文豪と親交をもち、毎週100万部の

雑誌を売った伝説の編集長の健康的な生き方

ハーバード大学教授荻野周史推薦!

「櫻井先生の生き方は、

人生100年時代の

これからの教科書だ」

櫻井秀勲著

きずな出版

 

 

 

タレントの萩本欽一さんは70代の後半になっていながら、

駒澤大学の仏教学部に通っています。

 

私は実にすばらしい生き方だと感心しています。

多くの人は、そんな高齢になって、夜遅くまで勉強する気はありません。

大学に通うために、早起きする気もないでしょう。

 

ところが萩本さんはそれを若い学生と一緒にきちっとこなしているのです。

つまり若い人たちに生活を合わせています。

 

ここがポイントです。

私たちはどうしても毎日、同年齢の人たちの生活に合わせてしまいます。

これだと同年齢の人たちと同じ生き方となり、65歳を超えたら認知症、

70歳を超えたら、もう健康寿命はどこかに飛んでいってしまう危険性があります。

 

私も萩本さんと似た生活をしています。

57歳のとき、大正大学の仏教学部に入り、しばらく勉強しました。

これは作家の五木寛之さんが52歳で、京都の龍谷大学に入り、

仏教を学んだ例を見習ったからです。

五木さんとはほぼ同期で、互いに大学でロシア語を勉強した間柄です。

 

私は五木さんの学生証がうらやましかったのです。

これをもっていれば映画館でも学生割引になるので、

周りの人たちを驚かせることができます。

多分萩本さんも五木さんも、そういう茶目っ気があると思います。

 

五木さんと私はまだ互いに現役で作家活動をしていますが、

それは50代で若い人たちと同じ空気を吸ったからだと思うのです。

また学生と仲よくするには、彼らの生活時間に合わせなければなりません。

朝は早起きし、夜も遅くまで勉強しなくてはなりません。

その間に仕事をしているので、正直いって寝るひまもないくらいでした。

 

この生活が2人とも好きだったのでしょう。

そして現在、五木さんも私も超元気ですし、

多分萩本さんも、これからバリバリやるでしょう。

 

どうも多くの高齢者は、身体の中にそれだけのエネルギーをもっていながら、

老人になってしまうような気がします。

 

『やる気があふれて、止まらない』(小社刊)という早川勝さんの本がありますが、

まさに私のことをいっているような気がします。

ぜひあなたも、そうなってほしいのです。

 

(中略)

 

熊本県天草市のインターネット放送局の女子アナをつとめている大仁田ハルノさんは、

100歳の現役です。

彼女は99歳から千羽鶴を折りはじめ、

約1年で2600羽ほどをつくり終えたそうです。

 

彼女はこの折り鶴を欲しい人に送ろうと考え、

ある病院の女性患者の希望に応えて、送ったといいます。

するとその患者は大喜びで、元気を取り戻したそうです。

 

本音をいうと、私はただ「そうありたい」という希望をもっているくらいでは、

認知症は防げないし、長生きもムリだと思っています。

思うだけなら、誰だってできるのですから。

 

問題は、それを長年にわたって完全に実行することと、

小さい行動、行為でも、世の中に積極的に貢献することだと信じています。

 

大仁田ハルノさんのすばらしさは、指の先を器用に使って折り鶴を折るだけでなく、

それを病人にプレゼントした点にあると思います。

 

おそらくそれまでより、眠る時間がぐっと少なくなったことでしょう。

しかし眠る時間が少なくなっても、気力が溢れみなぎったことで、

ハルノさんの生きる力は倍加したと思います。

 

私たちも何かひとつ考えてみませんか?

 

(中略)

 

私ほどの年齢になると、あと何年生きなければならない、

というきびしい目標があるわけではありません。

ただ、このあと最終章で述べる、松本清張先生と約束した「第2の人生40年」を

達成するとなると、作家に転身したのが55歳なので、95歳がゴールです。

 

多分、そのゴールまで歩きつづけられるでしょうが、

それも寝たきりだったら、約束を果たしたとはいえません。

書きつづけ、出版しつづけてこそ、あの世で胸を張って先生と会えるわけですから、

私には「健康で仕事がつづけられる」ことが目標になっています。

 

そこでたったひとつですが、私は「身土不二」という食生活を実行しています。

実行しているというと大ゲサですが、

できるだけこの食養法を実行できるようにしているつもりです。

 

この身土不二とは「自分の生まれた土地、

育った土地の食品が身体によい」という意味です。

「身体と土地はつながっている」という意味合いでしょうか。

 

私は東京下町の東京湾近くの生まれです。

母は千葉県の九十九里浜、父は群馬県出身なので、

いわしを含む小魚、貝、大根、キャベツ、ねぎ、落花生、豆類、

ほうれん草、豚肉、鶏肉などが、私の身土不二的食物といえるでしょう。

 

私のいわし好きは、友人知人の間で結構有名になっていますが、

小骨ごと食べられるので、カルシウムをとることになります。

また本当は牛肉が食べたいのですが、できるだけ豚肉をとるようにしています。

それこそ、とんかつと豚肉のしゃぶしゃぶは大好物です。

 

また落花生は戦時中から戦後にかけて、千葉県に疎開していたこともあり、

家族で栽培していたほどです。

 

いまは少なくなってしまいましたが、どじょうも田の中にいくらでもいたので、

古くさいようですが、どじょう鍋も好物のひとつです。

 

こうしてなるべく土地のものを食べていくと、それほど病気にならない気がします。

 

(中略)

 

作家の佐藤愛子さんは『九十歳。何がめでたい』(小学館)を書いていますが、

とんでもない。90歳で大ベストセラーを出しているのですから、

彼女以上にめでたい人がいるでしょうか?

 

同じ作家の曽野綾子さんも私と同じ年の生まれですが、

まだ新刊を出しつづけています。

夫の三浦朱門さんは作家で文化庁長官までつとめましたが、91歳で大往生でした。

 

作家は画家よりも早死といっても、

最近の作家は平均寿命をラクラク超えて、書きつづけます。

恐らく私と同じように「減らす生活」がイヤなのでしょう。

 

私は定年を迎えた人たちに

「新しい仕事をつくれ! 1円でも稼げ! 人間とつながれ! 社会とつながれ!」

と口を酸っぱくしていっていますが、

ともかく現役の生活がゼロになったら、認知症への道を歩くことになってしまいます。

 

「減らすな」は現金、貯金でも同じことで、

自分の頭脳と体力のすべてを使って、なるべくふやす努力をすることです。

すると収入だけでなく、健康も手に入れることができるでしょう。

 

そのためには早ければ40歳から、遅くても50歳から、

自分の体質の長所と欠点をよく知ること。

そして長所を使って定年後にも働けるようにしていくことです。

 

90歳まで稼げる体力と知能を保てるよう、

寝る時間を1分でも削って、努力してはどうでしょうか?

 

(中略)

 

私は22歳の頃から作家の松本清張先生の担当でした。

先生にとって最初の編集者です。

 

そのためほかの編集者より、先生は私に目をかけてくれたのですが、

あるとき先生は、「櫻井君もそろそろ編集者をやめて、書く側に回りなさい」

とアドバイスしてくれたのです。

もしかすると、作家としての才能を、チョッピリ認めてくれたのかもしれません。

 

「私にできますかね?」

「できるとも。ただし毎日16時間机に座っているのが条件だ」

「16時間ですか!」

さすがに私も絶句してしまいました。

 

しかし先生は自分の毎日の習慣を私に伝えたまでで、

当然のことのような顔をしています。

 

これまで清張先生の日常を見てきた私にも、その条件は当然に思えてきましたが、

私にそれだけ原稿の注文が来るかどうかのほうが大問題です。

 

その心配を先生に伝えると、

「ともかく書くテーマがなければ、新聞でも週刊誌でも百科事典でもいいから、

読みつづけることだ。それをともかく毎日つづけていけば、

必ず食っていけるようになる。ただし机の前で寝てはいけない。戦場なのだから」

 

これは先生の体験談です。

先生の処女作は『西郷札』という作品ですが、

百科事典を1ページずつめくっていくうちにこの言葉にぶつかり、

それを小説に仕立てた出世作です。

 

先生の作品集は厖大です。

毎日16時間書きつづけたとしても、

42歳の作家生活スタートから82歳までの40年で、

ふつうの人間だったら到底無理な冊数を書き上げています。

 

1日16時間書きつづけるということは、

一般人の2倍働くということです。

残り8時間しかありません。

その8時間で食事から家族との会話、睡眠までこなさなくてはなりません。

 

笑い話になりますが、私は先生に頼みこんで、

16時間を13時間にしてもらい、今日まで元気にやってきました。

 

「書きはじめたら、サラリーマンと同じ40年間は働きつづけること。

私も42歳で作家生活に入ったので、82歳まで書きつづける。

櫻井君も50歳で書きはじめたら90歳まで書きつづけると、ここで約束しなさい」

と迫ってきました。

 

先生は私との約束通り82歳で亡くなりましたが、

私は55歳で作家生活に入ったので、

95歳までは書きつづけなければなりません。

 

かりにいま90歳だったら、平均余命が4歳強ある計算です。

とりあえず第一目標を90歳に置けば、

次は95歳まで生きられそうなので、頑張るつもりです。

 

寝たら死ぬ、長く寝たら頭が死ぬ―――と、私は本気で思っています。

 

書きたいテーマはまだまだたくさんあります。

死のうと思っても、先生との約束もあり、残念ながら死ねないのです。

 

 

 

2018年3月11日(日)

 

【編集後記】

 

櫻井さんの若かりし時代は、

「日曜日になるたびに必ず松本清張さん宅へ呼ばれ、

毎週のように徹夜で作品原稿を読まされていた」と話されていました。

凄い逸話ですよね。

 

そのような伝説の方の出版社から私の本を出せたことも光栄なら、

その先生の著書の中で「やる気があふれて、止まらない」をとりあげてくださるとは、

まさに光栄の極みでございます。

 

これを励みに、私も100歳まで「眠らずに」書き続けたいと思います。

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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