【863号】なんとかしたい!「ベテラン社員」がイキイキ動き出すマネジメント

2018-03-04

 

先週号でお伝えした結婚記念日(25周年)の話の続きですが…。

 

その夜は予定通り、高級店の寿司をつまむという

〝銀シャリ婚式〟を終え帰宅すると、

すぐに娘たち3人が部屋に入ってきて、

「結婚記念日おめでとう!」

「25周年おめでとう!」

「銀婚式おめでとう!」と言って、

一人ひとりのメッセージが寄せ書きされた「ハート型の色紙」と、

「温泉旅行のカタログギフト」をプレゼントしてくれました。

 

いやー、感動しましたよ!

 

「産んでくれてありがとう」

「お父さんお母さんの娘に生まれてきてよかった」

「温泉、二人で楽しんできてね」

といった嬉しいコメントの数々には、

涙がポロポロ・・・またまた男泣きしました

 

 

そんな娘たちが、最近、喜んでくれたことが、他にもあります。

 

それは、私が思いつきで衝動買いした「ドライヤー」の威力について。

 

「すごーい!髪がサラサラになるー!」

「乾くのも早―い!」

「お肌にもいいかもー!」

などなど、大反響かつ大好評だったのです。

 

その名も、LOUVREDO DRYER !

 

〝復元ドライヤー〟とも呼ばれているらしく…、

既存のドライヤーが抱えている「高熱」という問題を解決したのが、

「振動気化乾燥方式」という画期的な特許構造なのだそうです。

 

髪の表面の水分を振動によって細かくし、

やさしい風で吹き飛ばしてくれます。

マイナス電子と育成光線の効果は、「しっかり当てて近づける」ことによって高まり、

これまでのドライヤーが、髪を守るために「熱から遠ざける」必要があったのとは、

まさに対照的な使い方となるのです。

 

顔やボディのお肌ケアまでしてくれる美容効果もあるというのですから、

まるで魔法のドライヤーですよね。

 

定価は15700円とのことですが、

私はAmazonにて、1万3千円ほどで購入しました。

 

一度、使ってみれば実感できます。

もうとにかく、びっくりするほどの優れものなので、

家族にも共有すれば、

喜ばれること、間違いありませんよ

 

ぜひ、皆さんのご家庭にもオススメしたいですね。

 

 

 

以上、本日の前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(694冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【幸せな会社】。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.694

『なんとかしたい!「ベテラン社員」が

イキイキ動き出すマネジメント』

「“不良債権”と思ったら、宝の山でした」

(金融機関人事担当者)

導入企業、続々!

片岡裕司著

日本経済新聞出版社

 

 

自己啓発書の原点と呼ばれ、世界初のベストセラーであるD・カーネギーの

『人を動かす』の冒頭に「盗人にも五分の理を認める」という一節があります。

 

殺人などの凶悪犯罪を起こした人間でも、多くの人が「自分は正しかった」、

もしくは「そうせざるを得なかった」と主張するそうです。

 

故に、カーネギーは人を非難し、

「あなたは間違っています」と伝えることは不毛であり、

相手の考えや、「自分は正しい」と思っている根拠を理解することが、

人を動かす第一歩だと説いています。

 

「人を非難するかわりに、相手を理解するように努めようではないか。

どういうわけで、相手がそんなことをしでかすに至ったか、よく考えてみようではないか。

その方がよっぽど得策でもあり、また、おもしろくもある。

そうすれば、同情、寛容、好意も、おのずと生まれでてくる」

(D・カーネギー『人を動かす』〔新装版〕創元社)

 

人の行動には必ず意図があります

周囲から見て問題があると思われる行動にも、

本人には何らかの正当化される理由があるのです。

 

ベテラン社員の行動を変えていくには

この正当化されている理由を崩していく、取り換えていく必要があります。

 

マネジャーに求められるのは、ベテラン社員が自分自身に気づくきっかけを提供し、

新たな価値観を受け入れさせていくという取り組みです。

 

(中略)

 

面談内で新たな目標や、数年先の自分のありたい姿について話し合っていきます。

5W1Hではないですが、目標設定では「何を」「いつまでに」達成するかを

明確にすることが重要といわれています。

 

しかし、浅井さんは経験則から、

それではなかなか行動が変わっていかないと気づきました。

ベテラン社員は仕事の経験も長いことから、一定の仕事のリズムが固まっていたり、

何らかの習慣が固定化したりしている傾向があります。

 

何か新しいことを始めようとしても、

若手に比べてうまく一歩目が踏み出せない状態に陥ってしまうのです。

 

そのため、浅井さんの面談では、「いつ」から「何を」始めるかを決めていくそうです。

 

ゴールではなくスタートを握るのです。

 

一歩目を握ることで比較的短いサイクルでの振り返りも可能になります。

ベテラン社員には、とにかく一歩踏み出してもらうことが重要です。

 

(中略)

 

世界に触れることで、日本の常識が非常識であることに気づくことがあります。

日本の定年制もそのひとつです。

 

アメリカでは、航空機のパイロットなどの例外を除くと、

原則、年齢を理由とする事業主の差別行為を禁止しています。

 

カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでも同様に禁止されています。

欧州でも、原則、年齢差別は禁止となっていますが、各国で対応に差があり、

ドイツ、フランスなどでは65歳定年を認めています。

一方、イギリスでは、2011年から定年制が廃止されました。

年金の受給開始年齢引き上げがその背景にあるものの、

労働者が年齢にかかわりなく働くことのできる権利を保障する意味合いが大きいようです。

 

(中略)

 

思い出深いひと言があります。

ある企業での、ベテラン社員の活性化に向けたキックオフミーティングでのことです。

 

部長を中心とした経営幹部を集め、経営者自らその趣旨を説明する場がありました。

そこで参加者のひとりが社長に対し疑問を呈しました。

 

「ビジネスも企業運営も競争です」

「競争に負けた人に会社として手を差し伸べるのはいかがなみのでしょうか?」

「やったほうがいいことだとは思いますが、それでは競争社会を勝ち抜けません」

 

こんな部長の疑問に対し、

経営者の方は毅然とした態度で以下のように言い切りました。

 

「管理職を目指すことだけが正しいという価値観では、多くの社員が敗者になってしまう」

「敗者ばかりを生み出すような組織では、社会的に存在意義がないと思う」

「社員全員が、自分の人生の勝者になってほしい」

 

この経営者の発言が「きれいごと」に映る人もいるでしょう。

そうした人は、キャリアの目的が出世や報酬にあるのかもしれません。

 

確かに、組織におけるポストは限られます。

出世を軸にキャリアを組み立てれば、全員に報いることはできません。

 

報酬もそうです。報酬を上げ続けることにも限界があります。

 

では、より多くの社員が幸せになれるキャリアの価値観とは一体どんなものでしょうか

もちろん、それが会社にとってもプラスでなければなりません。

 

これから我々が迎える時代においては、

キャリアアップとは「成長すること」と捉えることが必要です。

 

成長とは、一人ひとりの社員が自分の強みと個性を認識し、

それを通して企業や顧客に貢献できるようレベルアップしていくことです。

 

成長することで、「できること」や「周囲に貢献できること」が広がります。

それが「仕事へのやりがい」「自分への自信」につながります。

 

社員の中には、マネジメントが得意という人もいるはずです。

そういう人は、マネジメントを担うことで周囲に貢献すべきです。

マネジャーは偉い人ではなく、

マネジメントが得意な人という意味に変わっていく必要があります。

 

ひょっとすると、マネジメント、マネジャーの責任性や重要性を

相対的に低くしていくことが必要ということかもしれません。

 

キャリアデザインという言葉があります。

この言葉は、どんな成長をし、どんな貢献ができるようになっていくかをデザインする

という意味に変わっていかなければなりません。

 

そして、その価値観のもとでは、多くの社員が幸せになれます

 

また、成長や貢献をデザインし続けるには、

前提として自分の使命が何かについて、深く考える必要があります。

自分が「誰のため」に、「何のため」に働くのかという根本的な目的がなければ、

どこかでキャリアの迷子になってしまいます。

 

一人ひとりが働く目的をしっかり持った会社は強く、幸せな会社です。

 

しかし、組織全体が急に変わることはできません。

たからといって悲観せず、皆さんができる範囲からチャレンジしていってください。

 

皆さんの背中を見た人が徐々に変化していくはずです。

 

 

 

2018年3月4日(日)

 

【編集後記】

 

私早川も、ベテラン社員の一人ですが、

今はとても「幸せ」です。

 

「誰のために」「何のために」という目的が明確であり、

自らの価値を提供し、仲間に貢献しているという実感があります。

 

これからも組織のメンバー一人ひとりが「幸せな会社」であると感じてもらえるよう、

〝背中〟を見せてきたいと思います。

 

ある意味でたとえるならば、そう、

かの国、ブータンのような組織にしたいものですね。

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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