【858号】セブン-イレブン1号店繁盛する商い コンビニ激戦区で1日200万円を売り上げる「強さの秘密」

2018-01-28

 

半世紀振りの「大寒波」が襲来しています。

 

連日の氷点下、ものすごく寒い一週間でしたね。

皆さん、お元気でしょうか?

くれぐれもお体ご自愛下さいませ。

 

おかげさまで私早川は元気に暮らしております。

首都圏を襲った大雪の日は、運よく名古屋へ出張しておりまして、

交通網大混乱の波に巻き込まれることもありませんでしたが、

東京勤務の皆様方はパニックの中を帰宅されたようで、

大変お疲れさまでございました。

 

やはり大都会は雪に弱いですねぇ。

 

テレビニュースの大雪のインタビューで、

マイクを向けられたウラジオストクからの観光客が、

「ニッポンはあったかいね~!」

と笑顔で答えていたのには、思わずほっこりしました。

 

たしかにマイナス40℃の地域と比べたら

これくらいの日本の寒さなど、まだまだ温暖なほうなのでしょうね。

 

これからは私も、どれだけ極寒であったとしても、

ロシア、北欧、アラスカなどの人々の暮らしを思い起こしながら、

「あったかいね~!」と言って過ごすことにします。

 

 

 

以上、本日の前置きは短めに、ここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

(こちらも短めに…)

 

本号も、お薦め書籍(689冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【原理原則】。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.689

『セブン-イレブン1号店繁盛する商い』

コンビニ激戦区で1日200万円を売り上げる

セブン-イレブン1号店のオーナーが、いま明かす

「強さの秘密」!!

山本憲司著

PHP新書

 

 

 

四十三年前、セブン-イレブン一号店として私の店がオープンするとき、

イトーヨーカ堂社長だった伊藤雅俊さん(現・名誉会長)から、

きついお叱りを受けたことがある。

 

新しい仕事を始める前の不安と期待から、私の気分はかなり高揚していた。

いよいよ店を開けようというとき、伊藤社長が、

「じゃ原理原則でやりましょう」

とおっしゃった。

 

私は自分を励ます気持ちもあって、

「いや、私のやり方でやりますから大丈夫ですよ」

と答えた。

 

すると、えらい剣幕で、

「あなたのやり方などありはしない。

あるとしたら原理原則にのっとったやり方だけだ。

それが商売のやり方です。

自分流のやり方でしようなんて十年早い!」

と一喝されてしまった。

 

そのとき、まだ二四歳の若さだった私は、何を怒鳴られたのか分からなかった。

だが、いま考えてみると、たしかにそのとおりなのである。

 

四十年余り、がむしゃらに仕事をしてきて思うのは、

商いの現場では、天才でもない限り独創的なやり方などあり得ないということだ。

 

お客様をはじめ、先達に教えられたことをまずやってみて、

それがだめなら修正して、

〈うちにとってはこういうやり方が一番適しているのではないか〉と、

それを何回も繰り返していかなければ分からないのである。

 

(中略)

 

開業から四十三年、「商売の基本はお客様ありきで、利益は商売の結果である」

という言葉の意味がつくづく分かるようになった。

 

だが、店はお客様のためにあるという考えにいたるまでには、少し時間がかかった。

 

父から継いだ家業の酒屋の商習慣に矛盾を感じ、

コンビニエンスストアの将来に賭けた。

 

お客様と接するのが好きだったということもあるが、

家族のためにもう少し店の利益を上げ、

生活を安定させたいという気持ちのほうが強かった。

 

だから、コンビニを始めたとき、お客様からいろいろと注文や文句があると、

〈そうはいうけれど、こっちにだって都合というものがある〉

と心の中でつぶやいた。

 

振り返ってみると、改善できない理由が心に浮かぶときは、

なぜかお店がうまくいっていないことが多い。

 

伊藤名誉会長から、

「あなたは理屈っぽいね。理屈で世の中成り立っているわけではないんだ」

と諭されたのはそんなときである。

あとで知ったが、名誉会長の哲学にこういうのがある。

 

〈私が経営の基本に捉えた考え方があります。

それは「お客様は来てくださらないもの」

「お取引は売ってくださらないもの」

「銀行は貸してくださらないもの」と考えなさい、という教えです。

 

お客様はどの店で買い物をなさろうと自由です。

隣に住む人が来てくださらなくても、文句を言える筋合いではありません。

 

むしろ、来てくださらないものと思い決めるところから、出発しなくてはなりません。

お取引も銀行も、同じ理屈です。

 

だからこそ、信用を大事にしなければならないのです。

来てくださらなくて当たり前のお客様に来ていただくために、

お取引先に売っていただくため、銀行に貸していただくために、

精一杯の努力を日々傾けなくてはいけないのです。

 

信用の担保はお金やモノではありません。

人間としての誠実さ、真面目さ、真摯さがあって初めて、信用していただけるのです。〉

(伊藤雅俊『ひらがなで考える商い』(日経BP社)

 

 

2018年1月28日(日)

【編集後記】

著者は、父の死をきっかけに、19歳で家業の酒店を継ぐも将来の展望を持てず、

アメリカ生まれのコンビニ店へ商売替えを決意します。

そして、自らの熱い思いを本部への手紙に託した結果、

セブン-イレブンの国内1号店に選ばれます。

 

1974年5月、東京江東区に日本初のコンビニがオーブン。以来43年、

これは著者が同店を日本有数の繁盛店に育て上げるまでの奮闘努力の物語。

 

「リッチ・イン・クーラー」「ロックアイス」「プルトップ缶」などの提案から、

雨の日対策、ひと手間かけると売れる商品に至るまでのアイデアというものは、

ストイックなまでに情熱を傾けたからこそ生まれてきたのでしょう。

 

まさに、「やる気」の継続ですね!

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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