【856号】ものの見方が変わる 座右の寓話 古今東西語り継がれる人生の教え77

2018-01-14

 

おととい、同居の父が86歳の誕生日を迎えました。

 

父は現在、これといって重い持病もなく、足腰も健康そのもの、

まだまだ頭脳明晰で、ダジャレの切れも当意即妙です。

 

百歳過ぎまで元気に健康長寿をまっとうしてほしいと、

その夜は家族揃って父のバースデーを祝ったのですが、

かわいい孫たちからプレゼントをもらって笑顔満面だったお爺ちゃんも、

三姉妹から贈られたそれぞれの「手紙」を読んで号泣

 

いや~、なんとも感動的な一夜となりました。

 

父曰く…、「長生きすると、いいことあるもんだ」

 

その同じセリフを、父は前週にも言っていました。

実は、もう一人の孫(私の姉の娘)が結婚相手を連れ

我が家へやってきたからです。

慶応大の同級生だった二人は、長すぎた春にピリオドを打ち、

十年の年月を経たこの大晦日、ついに入籍を果たしたのです。

 

ナイスガイな孫の婿との対面が叶い、

おじいちゃんもほっと一安心したようです。

 

姉夫婦も揃って(早川一族、総勢11人)開いたホームパーティーは、

勢い余って近所のカラオケボックスへとなだれ込みました。

 

皆それぞれの祝いのナンバーもついに佳境へと差し掛かると、

私と妻が「ダンシングヒーロー」を歌い、娘や姪っ子たちが「バブリーダンス」を踊る

という展開となり、それはそれは大いに盛り上がったのでした。

 

それにしても、ここ最近、

「ダンシングヒーロー」がオリコンカラオケランキング第1位になるほど、

バブリー系が再ブームらしいですね。

私はバブル真っ盛りの時代に社会人デビューした一人として、

なんだか、嬉しいような、懐かしいような気持ちになり、心が躍ります。

 

まさしく、あの頃のファッションはソバージュに肩パットでのあんないで立ち。

世の中はバブル景気に狂乱していました!

週末のタクシー乗り場は2時間待ちが普通でしたからね。

 

でも実際、「しもしも~」は流行ってなかったと思いますけど…(笑)

 

さてさて、あれから三十数年の時が流れました。

あの時代を想うと、今は堅実・質素な世の中になったものだなぁと感じます。

 

それでも、モチベーションだけは景気よく上げていきたい!

そんなあなたのために……、

 

いよいよ明日、1月15日(月)19時~20時、

「Schoo(スクー)」へ早川勝が登場します。

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どなたでも無料で登録ができますので、

明日15日(月)19時からの「無料生放送」をお見逃しなく!

 

皆さん、どうぞお楽しみに!

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(684冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【処世訓】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.684

ものの見方が変わる『座右の寓話』

仕事に人生に効く!古今東西語り継がれる人生の教え77

イソップ物語から中国古典まで

スピーチやブレゼン・ブログのネタに使える!

戸田智弘著

ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

№07

無知の知

 

あるとき、ソクラテスの友人であるカイレポンが

「ソクラテスに勝る知者はいない」という「神のお告げ」を持ち帰った。

これを聞いたソクラテスは神の真意をはかりかねた。

「いったい神は何を言おうとしているのか。何の謎かけをしようとしているのか。

私は知者ではないということは自分自身がいちばん分かっている」

そこで、ソクラテスは多くの人から知者だと言われている人々を

訪ねてまわることにした。

そうすれば、どれほど彼らが賢くて、自分に知恵がないかが

すぐに判明するだろうと考えた。

 

ところが、いざ知者と呼ばれる人たちと話してみると、

彼らは人間にとって一番大事なものが何であるかを分かっておらず、

しかも、自分が分かっていないことさえ分かっていないことに気がついた。

つまり、彼らは知らないのに知っていると思いこんでおり、

それに対して、ソクラテスは知らないという点では彼らと同じでも、

知らないということを自分で知っているという自覚の分だけ、

自分のほうが賢いと思ったのだ。

 

(中略)

 

№09

ナスルディンのカギ

 

ナスルディンという男が自宅前の土の上で這いつくばって探し物をしていた。

友人が来て「何を探しているんだ」と尋ねた。

「カギだよ」とナスルディンは答えた。

そこで友人も膝をついて一緒にカギを探しはじめた。

なかなか見つからないので、

友人は「どこでカギを失くしたかを正確に言ってみろ」と聞いた。

「家の中だよ」とナスルディンは答えた。

「それなら、なぜ外を探しているんだ」

「家の中よりも、ここのほうが明るくて探しやすいからさ」

 

(中略)

 

№35

西瓜泥棒

 

ある夏の夜、農家の婦人が幼き子を連れて我が家へ帰る際、

畑に熟した西瓜が坊主頭の並ぶがごとく連なっているのを見た。

月は澄み、まるで昼のようではあったが、人通りのない、夜中の田舎道のこと、

婦人はふと良からぬ心を起こした。

たくさんある西瓜の一つばかりを盗ったとしても分かりはしまい。

 

そう思った婦人は子を見張り番に立たせ、

畑の中に入って、一番大きな西瓜に手を伸ばそうとした。

しかし、何となく良心がとがめるような心持ちがして、止めておこうかとも思ったが、

誰に知れることもないからと再び手を伸ばそうとした。

念のためにと、見張り番をさせている子に声をかけて

「誰も見ていないか」と聞いたところ、

子どもは言った。

「お母さん、大丈夫だよ。

お月様の他は誰も見ていないよ」

 

(中略)

 

№37

キツネとクマ

 

一人の男が森の中を歩いていると、ケガをしているキツネを見つけた。

狩人たちに追いかけられ、必死で逃げているうちに、足の骨でも折ったのだろう。

木の下に倒れているキツネは飢えて死にかけていた。

するとそこにハイイログマが現れた。

クマは殺した動物を口にくわえて、引きずっていた。

クマはキツネには目もくれない様子だった。

餌食になった動物を食べて、その場を去るとき、

動物の死骸の一部をキツネのそばに残していった。

 

翌日、男はまた森の中を歩いた。

この日もクマはキツネのそばに餌を残していった。

そして、三日目も同じことが起きた。

男はこれまで見たことに思いをめぐらせた。

「もし神が傷ついた一匹のキツネのことを心にかけておられるなら、

私のこともお忘れにならないだろう。

このキツネのように神の愛を信頼し続けよう」

男は森の片隅にひざまずいて祈った。

「父なる神よ、何が起ころうと、あなたを信頼し続けることを、

この傷ついたキツネが教えてくれました。

私もあなたに心からおすがりします」

男はそこに身を横たえ、神が何かをしてくださるのを待つことにした。

一日が経過。何も起こらなかった。

男はお腹がすいてやりきれなくなった。

二日目が経過。何も起こらなかった。

そして三日目が経過。やはり何も起こらなかった。

男は腹を立てた。

「神よ、あなたはあのキツネを私より愛していらっしゃるのですか?

私があなたを信頼しているのに、あなたは私を省みてくださらない。

なぜ、私に食べ物をくださらないんですか?」

 

男は森を出て、町に戻った。

通りを歩いていると、お腹をすかせている貧しい子どもに会った。

これを見た男は、神をののしった。

「神よ、ひどいではありませんか?

なぜ、あなたはこのあわれな子どもに何もなさらないのですか?」

「私は何かをしたのだよ」

神の声が聞こえてきた。

「私はあなたを人間として創造した。

だが、私はあなたに失望している。

あなたはあのクマを見習うこともできたのに、

あのキツネのようであり続けようとしている」

 

(中略)

 

№49

コスタリカの漁師とアメリカ人旅行者

 

ここはコスタリカの小さな漁村である。

一人のアメリカ人旅行者が桟橋に係留してあるボートに近づいて行った。

ボートには大きなカジキマグロが数本入っていた。

旅行者は漁師に尋ねた。

「何時間くらい漁をしていたの」。

漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。

「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」

「自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だ」

「じゃあ、余った時間は何をしているの」

「日が高くなるまでゆっくり寝ていて、それから漁に出る。

戻ってきたら子どもと遊んで、女房と一緒に昼寝して、

夜になったら友達とワインを飲んで、友達とギターを弾いているのさ。

旦那、することがいっぱいあって毎日、けっこう忙しいんだよ」

 

旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間としてアドバイスしよう。

いいかい、君はもっと長い時間、漁をするべきだ。

それで余った魚は売る。

お金が貯まったら大きな漁船を買う。

そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。

その儲けで漁船を二隻、三隻と増やしていくんだ。

やがて大漁船団ができる。

そうしたら仲介人に魚を売ることはやめだ。

自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。

その頃には君はこのちっぽけな漁村を出て、

コスタリカの首都サンホセに事務所を構える。

やがてロスアンゼルスやニューヨークにも進出できるだろう。

漁獲から加工、販売までを統合してオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

 

漁師は尋ねた。

「旦那、そうなるまでにどれくらいかかるんですか?」

「十五年から二十年くらいだな」

「で、それからどうなるんで?」

旅行者は笑って言った。

「うん、ここからが肝心なんだ。

時期が来たら上場する。そして、株を売る。

君は億万長者だ」

「なるほど。そうなると、どうなるんで?」

 

「そうしたら仕事から引退して、

海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、

日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんと昼寝して過ごして、

夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。

どうだい。すばらしいだろう」

 

 

 

2018年1月14日(日)

 

【編集後記】

 

どの寓話も「深い」ですね。

これらの教訓をどのように読み解くかは、あなた次第。

 

お役に立ちましたら幸いです。

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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