【855号】「会話力」で相手を圧倒する 大人のカタカナ語大全 「語彙力がない」を解決する とっておきのコツ、教えます!

2018-01-07

 

謹んで新春のお喜びを申し上げます。

 

我が家の元旦は、妻と3人娘と揃って、雪ヶ谷八幡神社への初詣。

(おじいちゃんおばあちゃんの老夫婦は仲良く別コースにて参拝)

 

雪ヶ谷八幡神社は、450年前の昔より「雪ヶ谷の里」を守り続けている氏神様で、

自宅から徒歩10分の近所に鎮座しています。

昭和の大横綱「大鵬の出世石」でも有名な古寺です。

 

実は私、今年の願い事は、一切しませんでした。

願望や目標は、心の内に留め、

平和な日本で家族7人が健康に暮らせている御礼のみ、

その感謝・感謝の気持ちを込めて、手を合わせてきました。

 

その後、おみくじを引いてみると、ひかえめに 『小吉』でした。

(妻は「大吉」を引きましたが…)

ここのところ毎年ずっと連続で「大吉」を引き続けてまいりましたが、

(十数年の間、不思議なほどに「大吉」ばかりでした)

 

ただ今年は逆に『小吉』を引けたことで、

なんだか肩の力が抜けて、ささやかな幸せを実感しています。

(決して負け惜しみや強がりではなく…)

 

年越しの瞬間も、例年ならば、

娘たちと派手なカウントダウンで新年を迎え、

家族みんなとハイタッチで盛り上がるのが恒例だったのですが、

今年に限っては、ベッドにころがり一人で本を読んでいるうちに、

うたた寝をしてしまい、気がついたらとっくに年を越していました。

 

あっさりした自然体の年明け。

平穏な安堵感に包まれた、ほんわかした新年を迎えています。

 

かつてのギラギラした野心や貪欲さを追求するステージは卒業したのか、

これほど「レットイットビー」な新年を迎えるのは初めてのことです。

 

人は幸福に「なる」のではなく、幸福で「ある」のだと、

改めて気づかれた初春でございます。

 

とはいえ、4日から出勤し、仕事がはじまるとなれば、

http://tsuitel.in/books

やはり、⤴やる気があふれてまらない気持ちが抑え切れません。

 

生保業界初のハイブリット・チャネルへの歴史的な挑戦は、まだまだ続きます。

さらなる大躍進の年にしたいという決意の元、モチベーションは上がるばかりです。

 

一方で、本年も読者ファンの皆さまとのご縁をより一層深めていけますよう、

12作目、13作目と、休日のすべては「執筆」に捧げる年にしたいと思っております。

 

このメルマガ配信も、毎号・毎号…ロングメールにて大変恐縮ではございますが、

皆さまの人生がより豊かになる「名文の抜粋」と、

ひとり言のような「前置きメッセージ」をお届けしてまいります。

 

旧年中は一方ならぬお引き立てを賜りまして誠にありがとうございました。

 

本年も相変わらぬご支援「ご愛読」のほど宜しくお願い申し上げます。

 

 

さて、年末にお伝えした2018年初春のグッドニュースですが・・・、

皆さん、覚えてくれていますでしょうか?

 

えっ? いったいなんのことか? ですって?

 

えー、そうなんですかぁ。

はい、わかりました。

では、リマインドを!↓

 

来たる1月15日(月)19時~20時

ぜひとも皆さんには、その時間帯・・・、

スマホを手に取っていただくか、パソコン前に陣取ってほしいと思います。

(手帳にメモっておいてください)

 

なぜなら、このたび私早川を講師として、

オンライン動画学習サービス「Schoo(スクー)」より、

番組への出演オファーがあったからです。

 

「Schoo(スクー)」というのは、

オンライン動画で学べる国内最大の生放送コミュニケーションサービスで、

30万人以上の会員へ大人の学習コンテンツを提供しています。

 

実は、拙著「やる気があふれて、止まらない」を読んだ番組のディレクターさんが、

目から鱗が落ちるほどの感銘を受けてくださったようで(ご本人談)、

このたびの依頼となった次第です。

 

となれば当然、私が担当する授業のタイトルは、

『やる気があふれて止まらない 9つの習慣』となりまして、

新刊「36の習慣」の中から9つのメッセージを厳選し、お届けすることに!

 

もうすでに新刊を読破している予習済みの方も、

まだ読んでいないという「やる気初心者」の方も、

ライブ感覚でのトークを存分に楽しんでいただけるのではないでしょうか。

 

当日、渋谷のスタジオでは、共演の「美人アナウンサー」が、

生放送授業の進行をサポートしてくれるらしいので、

軽妙な掛け合いも楽しんでいただけるのではないかと思います。

 

皆さんからも、1時間の生放送授業中は、私へ質問のコメントをしたり、

他のユーザーと一緒に楽しく学ぶこともできるそうです。

 

早川勝の授業紹介ページは、コチラです↓

https://schoo.jp/class/4748?admin=KGKjRS6ZSd0SVZ8OkV8HEg%3D%3D

「やる気があふれて止まらない9つの習慣」

 

どなたでも、無料の会員登録をすれば、視聴できます。

メールアドレスまたはFacebookアカウント、Yahoo! IDを使用すれば、

登録は簡単、3分で済みます。

 

「受けたいボタン」を押すと、リマインドメールが届き、

忘れず受講することもできます。

 

生放送はすへて無料で視聴ができますが、当然ながら録画はできませんので、

別の日に見たい人や、繰り返し視聴したい場合は、

有料会員(月々980円または1980円)になる必要があります。

 

ぜひ、1月15日(月)19時からの「無料生放送」をお見逃しなく!

 

しばらくお会いしていない方には、

久しぶりに「生」の早川勝がご挨拶させていただけますね。

オンラインでの再会を楽しみにしております。

 

スクーでは、そのほかのラインナップとして、

たとえば今週は、次のような「授業」があります。

 

1月7日(日)  21:00 – 22:00

「働くと幸せ」を考える僕らの哲学座談会 -恋する・働く・AIと生きる-

https://schoo.jp/class/4570

 

1月8日(月)19:00 – 20:00

月曜から筋トレ -カラダひとつで効果確実、人生が変わるボディメイク術-

https://schoo.jp/class/4714

 

1月9日(火) 21:00 – 22:00

学習環境デザイン入門-創発と学習を”場”から仕掛ける技術

https://schoo.jp/class/4721

 

1月10日(水) 21:00 – 22:00

マインドマップの教科書 入門編 -脳の自然な働きを活かしたノート術-

https://schoo.jp/class/4637

 

1月11日(木) 21:00 – 22:00

ストレスレスな職場環境を作る実践的ケーススタディ

https://schoo.jp/class/4734

 

1月12日(金) 21:00 – 22:00

初対面の人とアガらずに話す実践テクニック

https://schoo.jp/class/4728

 

1月13日(土) 19:00 – 20:00

一流の学び方 -稼ぎに繋げる大人の勉強法-

https://schoo.jp/class/4726

 

▽今月の全授業がわかる時間割はこちら

https://schoo.jp/calendar?d=2018-01

 

ほかにもたくさんのためになる番組が目白押しですよ。

ぜひ、ご覧になってみてください。

 

実は有り難いことに、その数ある授業の中から、

1月15日放送の「やる気があふれて止まらない9つの習慣」を

▽ピックアップ授業に選出していただきました。

https://schoo.jp/class/4748

 

その月で人気が出そうな授業が5つだけ選ばれ、

サイトのTOPページやスクーのメールマガジンで

イチ押しコンテンツとしてPRしてくれるとのこと。

 

さてさて、いったいどんな番組になるのか、

ぶっつけ本番ですが、暴走しないように気をつけながら、

「究極のモチベーション」を発信していきたいと思います。

 

皆さん、どうぞお楽しみに!

 

 

 

以上、新年のご挨拶はここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(683冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【カタカナ語の威力】

です。

あなたはいくつの「カタカナ語」を知っているでしょうか?

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.683

「会話力」で相手を圧倒する

『大人のカタカナ語大全』 

「語彙力がない」を解決する とっておきのコツ、教えます!!

話題の達人倶楽部〔編〕

青春出版社

 

 

オルタナティブ

直訳は「代替」または「二者択一」だが、

もうひとつの新しいスタイルという意味で使われることが多い。

「オタルタナティブ投資」(従来とは違う金融商品への投資)や、

「オルタナティブ医療」(西洋医療に対する東洋医療など)のように、

他の言葉にくっつけて使うことが多い。

かつてブームになった「オルタナティブ・ロック」は音楽ジャンルのひとつで、

ここでは「従来とは異なる」というニュアンスが強調され、

「異質」や「型破り」な音楽を意味した。

アメリカでトランプ大統領が登場して以降は、「オルタナティブ・ファクト」

(代替的な事実=つまりはウソ)という言葉がよく聞かれるようになった。

 

(中略)

 

オーソライズ

「許可する」「正当と認可する」「公認」などの意味を持つ。

IT関連では、ソフトウェアやプログラムにアクセスする権限のことを指すこともある。

また、オフィスなどでは「部署のメンバーのオーソライズを得ているので問題ありません」

というように、「コンセンサス(合意)」と同義で使われることも。

ちなみに、「オーソライズド・ジェネリック」といえば、

新薬会社から正式に認められた「ジェネリック医薬品」(後発医薬品)のこと。

 

(中略)

 

リクープ

「開発コストをリクープする」などのように使われる。

「費用を回収する」「損失などを取り戻す」という意味の言葉。

ちなみに、投資した費用を回収して利益が出る損益分岐点のことを

「リクープライン」という。

 

オーセンティック

「本物である」「信頼できる」「正統派の」という意味の言葉。

たとえば、正統派のバーのことを「オーセンティックバー」というが、

ファッションでは正式な着こなしや正統派の装いのことを表す。

また、サッカーなどスポーツチームのユニフォームにおいては、

見た目のデザインだけでなく選手が実際に着ているのと同じ機能性や素材のものを

「オーセンティックユニフォーム」、

デザインは同じでもサポーター用に作られたものを「レプリカユニフォーム」と呼ぶ。

 

(中略)

 

オケージョン

特定の「場合」や「機会」を表す言葉。

日常のシチュエーションというよりはもう少し特別なものを意味し、

「冠婚葬祭」などもこれに当てはまる。

いわゆる「TPO」のOに当たる英単語で、マーケティング用語として使うときも

TPOを含めたニュアンスで「もう少しオケージョンを意識して」とか

「新たなオケージョンを設定して考えよう」というような用法になる。

 

(中略)

 

コンフリクト

主に「対立」の意味。軍事的な闘いから口論、

パソコン内のソフトウェアやファイル同士のトラブルまでをも含む、

さまざまな衝突の言い換えで使われる。

企業の中には、問題のタネになりがちなコンフリクトを組織の成長の機会にすべく、

あえて受け入れたうえで、問題解決に導く

「コンフリクト・マネジメント」という考え方を実践しているところもある。

 

(中略)

 

プロトタイプ

「原型」の意味。

「あの車はプロトタイプから別モノに仕上がったな」

のような「試作品」の言い換えでも使われる。

IT業界でもプロトタイプといえば、

動作などを確認するだけのソフトウェアの試作品を意味する。

 

(中略)

 

ブラフ

「はったり」「こけおどし」「虚勢」など、

実力以上のものがあるように空威張りをすること。

カードゲーム、特にポーカーで、自分の手は弱いのに

強いように見せかけることもブラフという。

「ブラフをかける」「ブラフをかます」などのように使われる。

 

(中略)

 

バーゲニング。パワー

バーゲニングは「交渉や駆け引き」のことで、

そこにパワーがつくと交渉力や対外交渉能力を表す。

外国との国益を守るために必須なのが、バーゲニング・パワーである。

「バーゲニング・パワーの強化が不可欠だ」というように使う。

 

 

(中略)

 

ハーモナイゼーション

「協調」「調和」「調整」などと訳せる。

お金に関する制度などに関して、「国家間のハーモナイゼーションが必要だ」

といった形で使用する。特にWTO(世界貿易機関)では、

税率の高いものほど引き下げ率を大きくする「関税引き下げ方式」を指して

ハーモナイゼーションと呼んでいる。

 

(中略)

 

オブジェクション

海外のドラマや映画ファンなら、裁判のシーンでよく出てくるワードなので

おなじみかもしれない。日本語では「異議」あるいは「異議を申し立てる」場合に使う。

その異議をひっくり返す対応という意味の「オブジェクション・ハンドリング」

という言葉もある。これは反論された場合に、自分の望む結論に導くこと。

 

(中略)

 

コンテンポラリー

「現代的な」「同時代の」「今風な」という意味の言葉。

芸術や音楽の分野でよく使われるほか、

ファッションの分野でも現代的な衣服について用いられる。

「コンテンポラリーアート」は、ごく最近の現在進行形の芸術に対して使われる言葉で、

近代・現代芸術を意味するモダンアートとは区別される。

 

(中略)

 

ギミック

「仕掛け」や「からくり」のこと。

広告の分野では、消費者に商品やサービスに興味を持たせて

購買欲求へとつなげていく仕掛けのことをギミックといい、

「ギミックをきかせた広告をつくる」などのようにいう。

また、テレビなどでの音楽や映像の特殊効果もこの語で表す。

 

ローンチ

直訳すると「立ち上げる」とか「打ち上げる」という意味で、

ビジネス用語では新しい製品やサービスの提供を開始すること。

「新規サービスをローンチしました」など、

IT業界では新しいWEBサイトやアプリを世に送り出すという意味にも使われる。

「リリース」と似ているが、

時系列でいえばリリース(発表)してからローンチ(送り出す)

という感覚で使われることが多い。

 

(中略)

 

コンテクスト

「文脈」や「背景」「前後関係」を意味する言葉。

「コンテクストを踏まえて検討するように」などのように使われる。

消費者の状況や行動といったコンテクストを把握して特定のニーズを見つけ出し、

それに対応した商品やサービスを提供することで

効率的なマーケティングを行う手法を「コンテクスト・マーケティング」という。

 

(中略)

 

モラトリアム

「猶予」のこと。英単語の意味としては「支払い猶予」の意味もあるが、

「大人になるまでのモラトリアムはもう終わった」のような使い方が多い。

年齢的には立派な大人なのに、社会人になるのが嫌で

精神的に成長できない人間を指して呼ぶ「モラトリアム人間」という言葉も流行した。

 

(中略)

 

ディテール

「細部」を意味する。

もともとは建築や芸術の分野で使われる言葉で、

「ディテールにいたるまでこだわっている」「このあたりのディテールがみごとだ」

というように使う。それが転じて、仕事などの細かい部分を指す場合もある。

 

(中略)

 

ステレオタイプ

個性や新鮮味のない、画一的でありふれた発想や言動のこと。

「紋切り型」という言葉に近い。

「それはあまりにもステレオタイプな見方ではないでしょうか」などと使う。

もともとは社会学の用語で、

同じ言動をする人が世の中に広がっていく現象を説明するときに使う。

 

(中略)

 

アイロニー

「皮肉」「あてこすり」のこと。反語的・逆説的なもの言いを指す。

「ちょっとしたアイロニーを含んだ言葉だね」などと使う。

もともとは、「無知なふりをして、知者を自任する相手を問答し、

その無知さを暴いてしまう」というソクラテスの問答法から生まれた言葉である。

 

(中略)

 

ロスト・ジェネレーション

朝日新聞が命名した、1970年代から80年代初頭生まれの世代のこと。

「ロスジェネ」と略される。この世代に多いフリーター、ニート、ひきこもり、

派遣労働者、就職難民たちを総称する言葉として用いられ、しだいに広がっていった。

1990年代半ばから2000年代初頭のバブル崩壊後の「失われた10年」に

社会人となった世代で、氷河期世代、難民世代、貧乏くじ世代とも呼ばれる。

 

(中略)

 

□ レコメンド

「推薦」「おすすめ」のことだが、「レコメン」や「レコメ」と略されることも多い。

買い物など迷っているときには、「今週のレコメンはこちら!」

などと書かれたチラシやポップがあると、つい背中を押されてしまう。

 

(中略)

 

アジテーション

人の気持ちをあおり立てて広く影響を及ぼし、行動へと導こうとすること。

「煽動」。「アジ」と略され、「アジる」などと動詞化して使ったり、

名詞形を変形させて「アジケートする」ということもある。

また、人々を煽動する者を「アジテーター」という。

似たような言葉に「プロパガンダ」があるが、こちらは政治的な意図をもって、

主義・主張を一方的に宣伝するという意味で使われる。

どちらもあまりいい意味では用いられない。

 

(中略)

 

アフォリズム

著名な人物が残した深みのある言葉や名言のなかでも、

特にものごとの事実やあるがままを鋭く、

簡潔な言葉で言い当てた語句や警句にあたるものをアフォリズムという。

どちらかというと辛口で刺激が強いものが多いが、

聞けば聞くほどそのよさが伝わってくる。

 

(中略)

 

□ メタファー

ものごとを他のものに例える表現方法。

その際に「~のようだ」などの直接的な表現を用いないのが特徴で、

そこから「隠喩」「暗喩」と訳されている。

作家の村上春樹氏の作品には、このメタファーの言い回しがよく見られる。

反意語は「シミリー」(直喩)。

 

(中略)

 

□ オーガナイザー

「まとめ役」の言い換えだが、

組織のトップや主催者、発起人という意味で使うこともある。

「オーガナイザーにはあの人が向いている」とか

「彼がオーガナイザー役を買って出てくれた」などといわれる。

また、「イベントオーガナイザー」「パーティーオーガナイザー」

(イベントやパーティーの人集めなどをする人)のように、

ここから派生した言葉も増えている。

 

(中略)

 

日本人には褒め言葉でも、

アメリカ人にはNGなワード

 

◇ ダンディ

男性の服装や振る舞いが洗練されて洒落た感じ、

年齢を重ねてにじみ出てくる粋な雰囲気というニュアンスも加味される。

ところが英語では、服装や見た目ばかりを気にして仕事もろくにできない奴、

という意味になる。

アメリカ人に言われるか、日本人に言われるかで意味はまったく違う。

 

◇ ナイーブ

ナイーブな人と言ったら、日本では「純粋で素朴で、繊細な人」を指す。

ところが英語圏では「世間知らず」「単純」「未経験の甘ちゃん」という

マイナスの言葉になってしまう。

アメリカ人に向かってI’m naïve.などと言うと、

「私は世間知らずの甘ちゃんです」と言っていることになる。

 

(中略)

 

グリーフワーク

大切な人を亡くし、深い悲しみに陥った心が立ち直っていく「癒しのプロセス」のこと。

亡くなったことを受け入れて現実に適応していけるよう、

心理的な技法や精神科医などの専門知識を用いて行われることもある。

また、このような精神的な立ち直りをそばで支援することを「グリーフケア」という。

 

(中略)

 

ソーシャルキャピタル

直訳すると「社会資本」だが、

道路や橋、ライフラインといった社会インフラのことではない。

地域や社会における人と人との結びつきを表す概念のことで、

「社会関係資本」と訳される。

他者との交流や信頼といったソーシャルキャピタルが豊かなほど、

その地域の治安や経済、人々の健康、幸福感などにいい影響があるとされる。

 

(中略)

 

マイルドヤンキー

〝マイルドになったヤンキー〟という意味の造語で、

なじみのある地元から出ようとはせず、

同年代の友人や家族との仲間意識を基礎とした生活を営む現代の若者を指す言葉。

地元に根ざし、その行動エリアは半径5キロメートル以内ともいわれる。

マーケティングアナリストの原田曜平氏が自著で提唱し、

2014年の新語・流行語大賞にもノミネートされ話題になった。

 

(中略)

 

トレード・オフ

一方を追求すると他方が犠牲になる、

というような両立することが難しい経済的関係のこと。

たとえば、ある商品を販売する際に、高い品質を保ちながら価格を抑えることは難しい。

この場合、「高品質」と「低価格」は相反するトレード・オフの関係にあるといえる。

英語のtradeとは、「取り引き」などを指す言葉で、

取り引きがオフ、つまりは成立しないという意味になる。

 

(中略)

 

コンサバティブ

「保守的な」「伝統的な」「保守派」を表す言葉。

ファッション業界では、流行やトレンドに左右されない基本ファッションのことを指し、

「コンサバ」と略される。いわゆる「コンサバ系ファッション」は、

奇抜なスタイルを求めず、上品で落ち着いた色やデザインの装いが中心となっている。

 

(中略)

 

ノーマライゼーション

「正常化」を意味する言葉で、「ノーマリゼーション」ともいわれる。

高齢の人も若者も、障害を持つ人もそうでない人も、一緒に助け合いながら

通常(ノーマル)の社会生活を営んでいくべきであるという考え方のこと。

1960年頃に北欧で生まれた概念。

誰もが不自由なく暮らせるように社会のバリア(障壁)を取り除く

「バリアフリー」もその一環である。

 

(中略)

 

正しく濁る? 濁らない?

〝発音には要注意〟な言葉

 

×エキシビョン→〇エキシビョン

「模範演技」「展覧会」「公開」「展示」という意味があるエキシビションは、

日本語的な発音からか、エキシビジョン、エクシビジョンなどと間違われることが多い。

フィギュア・スケートなどは「エキシビション」、

テニスなど試合形式のものは「エキシビション・マッチ(ゲーム)」という。

ただし、「エキシビショニスト」というと、

「露出症の人」という意味になるのでご注意を。

 

(中略)

 

×ギス→〇ギ

ギブスという言い方があまりにも普及していて、

Googleで検索すると、ギプスは約126万件、ギブスは約148万件と多い。

正しくはギプス。

「石膏」を意味するドイツ語のGipsが語源である。

 

(中略)

 

シュリンク

市場の縮小などに対して用いられ、

「今後は市場のシュリンクが懸念される」などのように使われる。

「縮むこと」「縮小していくこと」を表す言葉で、

IT業界ではICチップのサイズの縮小化を指す。

また、物流業界では、商品をプラスチックフィルムなどで包んで汚れなどから保護する

密封包装のことを「シュリンク包装」という。

 

(中略)

 

シンギュラリティ

「特異点」を意味する。主にTechnological Singularityのことで、

日本語では「技術的特異点」と訳される。

これは、アメリカの発明家で人工知能研究の世界的権威である

レイ・カーツワイルらが示した概念で、

人工知能(AI)が人間の能力を超える時点や、

そのことで世界にもたらされる変化のことを表す。

 

(中略)

 

アニュアル

「毎年の」「例年の」「年に1回の」といった、通例のものごとを指す場合に用いられる。

アニュアルを用いた言葉としては「アニュアル・レポート」があるが、

これは企業が株主などへ流す年次報告のことを表す。

「アニュアルな出版物」といえば、年1回発行されているということ。

 

(中略)

 

アサインメント

「割り当てられた仕事」や「任務」「課題」のこと。

難しい仕事は「タフ・アサインメント」という。

また、動詞形の「アサイン」は仕事を割り当てる、人材を任命するといった意味になり、

「新しいプロジェクトにアサインした」などのように使う。

 

(中略)

 

シノプシス

「要約」「概要」「まとめ」などを表す。

映画や文学作品のあらすじもシノプシス。

「プロット」も同じ意味で使われる。

「サマリー」「アウトライン」「ダイジェスト」「レジュメ」

……などは要約という意味で、これらも類義語である。

 

(中略)

 

ドッグイヤー

ドッグとはいえ犬のことを意味する言葉ではなく、

IT関連用語。コンピュータやインターネットなど、

情報通信技術の進歩が速いことを指している。

犬は人間の7倍のスピードで歳をとるといわれ、

その犬にとっての1年(year)が過ぎる速さを情報化社会の変化の速さにたとえた。

ちなみに、発音も表記もそっくりで、まぎらわしいのが「ドッグイア」(dog-ear)で、

こちらは、本や雑誌の角を折り曲げて印をすること。

その見た目が、犬の耳に似ていることからついた呼び名。

 

(中略)

 

コンシャス

意識している、自覚しているといった意味の言葉。

かつて一世を風靡した「ボディコン」は、「ボディ・コンシャス」の略。

ボディラインを意識した服ということである。

ほかに、「タイム・コンシャス」や「ライフ・コンシャス」などの言葉があるが、

それぞれのジャンルに対して意識の高い人のことを指す。

「アース・コンシャス」は地球を意識した人、つまり環境を大事にする人のこと。

 

(中略)

 

ゴールドカラー

「ホワイトカラー」(主に事務職に従事する人)や

「ブルーカラー」(業務内容が主に肉体労働である人)の類語で、

アメリカの経営学者ロバート・E・ケリーによる造語。

コンサルタントや経営者的な能力・知識を持ち、会社の規則に縛られず、

独自の見解やライフスタイルで活動する新しい種類のサラリーマン層を指す。

 

(中略)

 

トゥイナー

つつましくバランスを保ち、安定した生活をする人、ほどほどの生活や生き方をする人、

また中流階級的な安定志向の人。中間を意味するbetweenからの造語である。

米国で1980年代に台頭した都市生活をしながら富と権力を求める若手エリート

「ヤッピー」に対して、それ以降に現れた生活スタイル。

 

(中略)

 

アクチュアリー

生損保、銀行などにおいて保険料や契約者の配当の算出を担当する経理の専門家のこと。

映画「ラブアクチュアリー」は綴りの違うActually(実際に)。

「愛の保険料算出家」ではなく、「実際、愛は…」といった意味。

 

アントンプルヌール

フランス語で起業家。「アントレプレナー」ともいう。アメリカで使われるうちに、

リスクにひるまずに起業するという意味合いが加味されていった。

つまり、ベンチャー企業家のこと。

ベンチャーという言葉より、革新的で先進的な起業家を連想させる。

 

(中略)

 

ゼロトレランス

寛容さがないこと。小さな違反でも見逃さずに厳しく取り締まって、

社会的なルールを守らせようとすること。

tolerance(寛容さ)がないことを表し、

アメリカで教育や治安維持に用いられる考え方。

 

(中略)

 

タックス・ヘイブン

「税金避難地」と訳される。

企業を誘致するために課税されなかったり、税率が低い国や地域のことをいう。

たとえば、モナコ公国はタックス・ヘイブンの地として知られている。

たしかに企業にとっては税制で優遇される天国のような場所だが、

ここで使われる「ヘイブン」はhavenで「避難場所」のこと。

Heaven(天国・楽園)ではないので、間違えないようにしたい。

発音もヘブンではなくヘイブン。

 

(中略)

 

日本語と英語では意味がガラリと変わる「人物」ワード

 

◇ フェミニスト

女性に優しい男性。

日本では、男性への褒め言葉として「彼はフェミニストだから」などと使う。

英語では、女権獲得・女権拡張・男女同権を目指すフェミニズムを主張する人のことで、

女性が多い。

日本でフェミニストといわれる男性が、

女性のためにドアを開けたり、荷物を持ったりという行動は、

英語圏のフェミニストからは非難されかねない。

 

(中略)

 

日本語と英語では意味がガラリと変わる「状況」ワード

 

◇ フリー

「自由」「無料」の意味。

日本語で彼女(彼氏)がいないことをフリーというが、

I’m free.と言ったら、「私はただです」と思われてしまうことも。

ちなみにフリーサイズ、リンクフリー、フリートーク、フリーライターは和製英語。

 

(中略)

 

日本語と英語では意味がガラリと変わる「外見」ワード

 

◇ スマート

日本では「細い」「スタイルがいい」という意味に使われる。

あくまでも容姿を表現する言葉であり、内面とは関係ない。

ところが英語の場合は、「頭がいい」「頭が切れる」という意味が中心で、

身なりがきちんとしたという意味があるにはあるが、日本語とは使われ方がかなり異なる。

つまり、たとえば体型が太っている人でも「彼はスマートだ」という場合がありうるのだ。

 

◇ ゴージャス

「豪華な」「きらびやかな」「リッチな」という意味で使われる。

英語には、「素敵な」「格好いい」という意味があり、

日本語のゴージャスとはニュアンスが異なる。

日本語のゴージャスは、お金がかかったきらびやかさをいうが、

英語のゴージャスは魅力的だがお金は絶対条件ではない。

 

(中略)

 

セレンディピティ

思いがけないものを見つけたり、運を引き寄せる能力のこと。

『Three Princes of Serendip』(セレンディップの第3の王子)

というおとぎ話の主人公になぞらえている。

ニュートンの万有引力など、数々の歴史的な発見にも

セレンディピティが大きく影響している。

2000年にノーベル化学賞を受賞した白川英樹博士も

セレンディピティについて大いに語っている。

 

(中略)

 

ステップウェディング

子連れ結婚式のこと。

年々離婚率が高くなっている日本でも、ステップウェディングは増えつつある。

子連れの男女は再婚などで家族になると、「ステップファミリー」となり、

子供と血のつながらない父親を「ステップファーザー」、

母親を「ステップマザー」という。ステップマザーは略して「ステマム」ともいう。

 

(中略)

 

アペタイザー

「食前酒」や「前菜」のこと。

食事を始める前に、食欲を増進させるために軽く口にするものの総称。

そのうち、食前酒は「アペリティフ」、

前菜のみを指す場合は「オードブル」というと間違いない。

 

(中略)

 

ターミナルケア

「終末期医療」のこと。

余命数ヶ月など末期の宣告を受けた患者の肉体的・精神的苦痛を和らげながら

心静かに残りの人生を過ごせるよう、積極的な延命治療を行わず、

患者とその家族のサポートに徹する。

「在宅でのターミナルケアを受ける」のように使われる。

関連して「バリアティブケア」という言葉もあるが、こちらは「緩和治療」のこと。

痛みを取り除くことを最優先する治療を行う。

 

(中略)

 

ブロークンウィンドーセオリー

窓が1枚割れただけのビルでも、放置しておけば防犯に配慮していないと思われて、

いつのまにかビル全体の窓が割られていく―――というように、

どんなことでも些細な糸口から大きな損失が始まるという理論。

つまり、小さなうちにきちんと修正しなければならないという考え方。

日本語では「割れ窓理論」と訳される。

「小さな落書きをひとつ放置しただけなのに、

ブロークンウィンドーセオリーで街全体の治安が悪化した」のように使う。

 

 

2018年1月7日(日)

【編集後記】

 いかがでしたか?

 

年明け早々、ロングメールになってしまいましたが、

意外と、知っていたつもりでも、間違って使っていたり、

なかにはあなたが知らないカタカナ語もあったのではないでしょうか。

 

これらのカタカナ語を使いこなせれば、

デキるビジネスパーソンとして一目置かれること間違いなし。

 

たとえば、

「オーセンティックでオルタナティブなリクーププランがオーソライズされたので、

もう少しオケージョンをコンシャスしブラフをかまして

コンフリクトやシュリンクしないようバーゲニング・パワーをブラッシュアップし、

ギミックやアジテーションをケアしながらローンチしよう。

ハーモナイゼーションやオブジェクション・ハンドリングもキャッチアップ。

コンテンポラリーなコンテクストも考えシノプシスにまとめたらアサインだ。

ゴッドはディテールに宿る!」

 

なんて。

カタカナばかりで、無茶苦茶になくならないよう、

くれぐれも気をつけて。

 

 

では、また来週!

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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