【838号】成功する人は心配性 「不安」を「行動力」に変える〝科学的な〟方法

2017-08-20

 

この夏、家族で唯一の「お出かけ」をしました。

 

昨日の土曜日、妻と娘3人を連れ、いざ東京ドームへ

そう、ジャイアンツ対ベイスターズの野球観戦に行ってきました。

 

野球には、まったく興味のなかったはずの三姉妹が、

突然、何の気まぐれか…、驚いたことに、

「一度、球場の雰囲気を味わってみたい」 と言い出すではありませんか。

 

そこで私は、「おおー、ならば、すぐにチケットを取るよ!」 と、

執筆がひと段落するこのお盆あたりの休日に、

家族5人分の席を用意した、というわけです。

 

もしかすると、ジャイアンツ好きの私へ対し、

娘たちが気を遣ってくれたのかもしれませんが、

まあ、とにかく、死ぬまでないと思っていた「夢の家族観戦」が、

このたび、実現したというわけです。

 

私が一番張り切っていたのは言うまでもありませんが、

ルールさえもよく分かっていない娘たちにとっても、

かなり刺激的だったようで、思いのほか楽しんでいた様子でした。

 

一球一球のプレーに熱狂する5万人の野球ファンを目の当たりにしたことによって、

「父と同じような人種」がたくさん存在する現実を知り、

ちょっとしたカルチャーショックを受けていたようでした。

 

はじめ、高2の三女は、「ディズニーランドのほうがよかった」

という顔をしていましたが、徐々にドームの雰囲気に飲み込まれていき、

成人している長女と次女のほうは、

ビールと巨峰サワーをがぶ飲みしながら、エキサイトしておりました。

 

試合の勝敗のほうは、6対1で巨人の大逆転勝ち

エース菅野が圧巻の快投を披露し、

陽の逆転ツーベースに、マギーの満塁ホームランと、

最高にスカッとするナイスゲームでした。

 

3位のベイスターズに連勝したこの白星によって、

クライマックスシリーズへの出場権に望みが出てきました。

今後もペナントレース終盤戦のゆくえから目が離せませんね。

 

 

そのデーゲームの帰りには、 水道橋近くでイタリアンを堪能。

ファミリーパーティーは大いに盛り上がり、 (特に私一人が……笑)

「ボーノ、ボーノ」を連発しながら、

将来のことなどを家族で語り合う、有意義な時間となりました。

 

窓の外は、激しい落雷と豪雨でしたが、

この当たり前の平穏な日常をしみじみと噛みしめると、

「感謝」の思いで胸がいっぱいに…。

 

 

とまあ、そういうことで、

さてさて、気分も一新したところで、

本日は、新作がゲラになる前の原稿チェックです。

 

『やる気があふれて止まらない』

というこの「仮タイトル」のままで決定するかもしれません。

 

読者ファンの方々、どうぞ10月発売をお楽しみに!

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

今週号のメインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(670冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、

【逃げるは恥だが役に立つ】

です。

お役に立ちましたら幸いです。

 

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.670

『成功する人は心配性』 

「不安」を「行動力」に変える〝科学的な〟方法 

性格を変えなくても結果は手に入る!

心配性は頭がいい!

不安になるのは「先読み」ができる証拠。

菅原道仁著

かんき出版

 

「彼女からLINEの返信がない。嫌われたのかな?」

「先輩に相談したいことがあるんだけど、忙しそうだし、迷惑かも?」

「責任あるポストについたから、誰にも頼らずに結果を出さなきゃ」

「もし、このまま一生、一人だったら……」

「貯金がほとんどないまま、老後を迎えることになったらどうしよう」

 

生きていれば、このような心配事に囚われることがあるでしょう。

 

人間は思考する生き物ですから、それゆえに、たくさんの不安を抱きます。

だから、さまざまなことが心配になるということ。

これは、ごく普通のことだと思います。

 

もともと日本人は心配性です。

「空気を読む」という文化の中で、

無言のうちに過度な協調性を求められてきた結果、

私たちには他人の表情を深読みする癖が沁みついています。

 

そのせいで他人の一挙一動が気になって、

「この人は不快になっていないか?」

「自分のしたことに失礼はなかったか?」

とさまざまなことが心配になります。

 

遺伝子的に見ても、日本人には心配性の人が多いことがわかっています。

「セロトニン」という人の気分を大きく左右する神経伝達物質があり、

これが「セロトニントランスポーター」と呼ばれるたんぱく質です。

 

日本人はセロトニントランスポーターの働きが弱いタイプの遺伝子を持っている人が多く、

不安を強く感じやすい傾向があるのです。

 

長く続く不景気も、日本人の心配性に拍車をかけているようです。

「すぐに利益を出せない人間はいらない」

という風潮が当然のことのようになった今、

多くの人々は「自分がいつ切り捨てられるかわからない」

という恐れに日々脅かされています。

 

こうしてみると、私たちの多くがつい悲観的にものごとを考えて、

心配事にとらわれがちになるのも無理はないのかもしれません。

 

 

ただ、「はじめに」でもお伝えしましたが、実は心配性はひとつの「才能」です。

 

私は、あなたと同じような才能を持っている方々を、たくさん知っています。

いわゆる「成功者」と呼ばれる人たちです。

 

例えば、インテルの初代CEOであるアンドリュー・グローブの座右の銘は、

「パラノイア(病的なまでの心配性)だけが生き残る」です。

 

大塚商会の創業者である大塚実氏も

「経営には病的なほど心配性であることが必要」と述べています。

 

経営の神様と呼ばれるパニソニックの創業者・松下幸之助さんは、

「社長は心配するのが仕事だ」とさえおっしゃっています。

 

あるいは、2016年11月に引退した元ジャイアンツの鈴木尚広氏。

200盗塁以上の選手では歴代1位の成功率(8割2分9厘0毛)を誇り、

20年にわたるプロ生活で228もの盗塁を決めた彼は、

私の友人でもあるのですが、彼もものすごく心配性です。

 

鈴木さんが出場するのは、基本的に8回や9回など試合終盤。

勝敗を左右する大事な場面での代走です。

代走を成功させるため、彼は試合開始の7時間前には球場入りして、

ストレッチをしたり体のメンテナンスをしたりしながら、本番に備えていました。

 

「限られたチャンスの代走を成功させる」という使命を負った鈴木さんは、

本番でグラウンドをーに立つ数分間に、

自分の持っているベストの力が出せるように、

毎回7時間もかけて準備していたのです。

 

芸能界でいうと、EXILEのリーダー・HIROさんも大変な心配性だとか。

彼の人生哲学を綴った著書のタイトルは『ビビリ』(幻冬舎)というそうですが、

これは心配性な性格が幸いして今があると自己分析した結果だそうです。

 

ワイルドな見た目とは裏腹に、

「心配性だからこそ勉強するし、細心の注意を払う。これがありのままの自分」

と認めたことによって成功できたと、秘訣を語っています。

 

偉大な成功を納め、自らの人生目標を達成した彼らは、

まごうことなき「心配性」です。

 

明日は売り上げを出せないかもしれない。

成績を残せないかもしれない。

舞台に上がれないかもしれない。

仕事を失うかもしれない。

 

そうした不安があったからこそ、

心配性の彼らは、細心の注意を払いながら、

成功を引き寄せるための行動へと移し、

前へ進むことができたのでしょう。

 

(中略)

 

逃げるは恥だが役に立つ

 

心配性の人の中には、「NO」と言うのが苦手な人がいます。

 

相手に迷惑をかけたらどうしよう、

嫌われたらどうしようと不安になるのでしょう。

 

ただ、自分が望まないことに関して、「NO」と言えなければ、

いつまでたっても自分の人生を生きることができず、

人生を浪費することになってしまいます。

 

そもそも、自分の気持ちを主張できないのは、それ自体がストレスです。

 

「NO」と言わずにストレスを溜め続ければ、やがて視野は狭くなり、

「何をやってもうまくいかないだろう」

という思い込みに囚われるようになります。

 

では、相手を不快にさせずに「NO」と言うには、どうすればよいのでしょう?

 

この場合、「Iメッセージ」を使うのが効果的です。

 

Iメッセージとは、「私」を主語にして自分の気持ちを伝える話法。

この対極にあるのが「YOUメッセージ」で、

こちらは「相手」を主語にします。

 

例えば、仕事から帰ってきて疲れているあなたが、

家族から「ごはんを作ってよ」と言われてうんざりしているとします。

 

このとき、「相手」を主語にするYOUメッセージで発信すると、

「あなたが作ればいいじゃない」となりがちです。

 

YOUメッセージで「NO」を返すと、

相手の思惑を批判することになりますから、

批判されたと感じた相手は思わずムッとなります。

 

一方、「私を」主語にして自分の気持ちを伝えるIメッセージの場合、

「私も疲れているから、外に食べにいかない?」となります。

 

Iメッセージなら、誰も批判することがないため、

「NO」と言っても波風が立たないのです。

 

 

あるには、「NO」と言えない人の中には、

「波風を立てるくらいなら、自分がやればいい」

と考える人が少なくありません。

 

これは一見すると、責任感の強い立派な考え方に見えますが、

実態は、機嫌を損ねたくないばかりに相手におもねる考え方です。

 

「自分が我慢すればいいや」で対処し続けると、

常に多すぎる仕事を抱えることになって、

やがてはストレスで心身のバランスを壊すことになりかねません。

 

また、相手によっては、「NO」と言えないあなたにつけこんで、

次々と難題をふっかけてくることもあります。

 

そんな人を相手にしているときこそ、

自分の人生を取り戻すために、

毅然として「NO」を伝えなければなりません。

 

 

「NO」と言うのは、逃げるような気がして嫌だという人もいるでしょう。

 

話は変わりますが、昨年大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』

というドラマを覚えているでしょうか?

 

このタイトルは、もともとハンガリー語の諺

(Szegyen a futas de hanznos.)の意訳で、その意味は

「今は逃げるけれど、次は戦う場所を選んで準備する」

というものだそうです。

戦うべきでない場所から逃げるのは戦法のひとつなわけです。

 

逃げるのは、他人の目には「恥」と映るかもしれませんが、

自分の人生目的の達成には大いに役に立ちます

 

他人に揶揄されようと、自分の人生を生きるために、

やりたくないことやできないことには毅然とした態度で「NO」を言う。

 

後悔しないためには必要なことです。

 

 

2017年8月20日(日)

【編集後記】

脳神経外科医である筆者の菅原先生いわく、

「成功のために必要なのは、

問題を無視して突き進むポジティブ・シンキングではなく、

アグレッシブなネガティブシンキング。

心配性のまま、勇気を持って、一歩を踏み出すこと」

とおっしゃっています。

 

なーるほど!

いいんですね、心配性でも…。

なんだかとても励まされますね。

 

では、また来週!
本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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早川勝

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