【785号】なぜ部下は「言い訳」するのか 悪いのは言い訳の多い部下か、話を聴かない​上司か。

2016-05-08

 

 

ゴールデンウィーク、

明けましておめでとうございます。

 

皆さんのGWは、いかがでしたか?

のんびりできたでしょうか。

 

私のGWは、ここ数年来恒例となっている執筆活動。

連休中は一歩も外へ出ることなく書斎に籠り、

ひたすら「最終原稿」の加筆修正に没頭していました。

 

おかげさまで、

人生初挑戦となる「自己啓発ファンタジー小説」は

ゲラになる段階まで仕上がりました。

6月発売へ向かって順調です。

 

ということで、この連休中は、

デスクとトイレを行ったり来たりするだけの生活であったにもかかわらず、

実は、全治2ヵ月の大怪我を負ってしまう事態に見舞われまして…

 

やはり、油断は禁物ですね。

5月5日の夜、「やったー!ついに、完成した!」と、

修正原稿を出版社へ送り終えて、

「よしよし」と一人で悦に入っていたそのとき。

「好事魔多し」の格言よろしく、そいつはやってきました。

 

そういえば3月にも、

「脱稿した」と喜んで達成感に浸っていたら

数年振りに発熱してしまう、という「好事魔」がやってきました。

 

セットなんですね。この現象は…。

 

したがって、

これはもう「大ヒットする前兆」に違いない、

と、前向きに受け入れるとして…。

 

これからは慢心することなく、

謙虚に邁進していく所存でございます。

 

えっ?!

で、どんなケガなのかって?

 

それはですね。

「腱断裂」です。

 

といっても、アキレス腱じゃありませんよ。

 

左手の中指です。

第一関節から上が曲がったまま伸びなくなってしまいまして。

 

はじめは、骨折かと思ったのですが、

それほど痛みや腫れもなく、

脱臼かな、とも思っていたのですが…。

 

翌日、レントゲンを撮ったところ骨には異常なし。

「左手中指腱断裂」という診断でした。

添え木のような器具で6~8週間ずっと固定するらしい。

 

今は左手が使えず顔を洗うのも不便ですが、

今週の水曜日にはオシャレな器具を装着してくれ、

水にぬれても大丈夫になるとのこと、 多少の不便さからは解放されそうです。

 

それにしても、情けない。

 

お風呂に入ろうと部屋着のスウェットパンツを脱ごうとして

よろけて指を引っ掛けてしまい、このあり様です。

 

「パキンッ!」という大きな音とともに、

腱が断裂してしまいました。

 

こんなことって、あるんですね。

 

皆さんも、「腱断裂」には、

くれぐれもご注意なさってくださいませ。

 

と、前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

 

今週も、お薦め書籍(647冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

6月に出版する「自己啓発ファンタジー小説」の編集担当の方と

出会った頃に、ご恵贈いただいていた一冊です。

 

改めまして、大和書房さんへ感謝の気持ちを込め、

ここにシェアさせていただきます。

 

本日のテーマは、

【自己弁護するしかない職場環境】です。

お役に立ちましたら幸いです。

 

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.647

『なぜ部下は「言い訳」するのか』

悪いのは言い訳の多い部下か、話を聴かない上司か。

榎本博明著

大和書房

 

 

最近の若者は言い訳が多い。

 

その理由として、とりあえず理由を言えば聴いてもらえるし、

通ることが多いという最近の教育環境の問題を指摘したが、

もうひとつ大きな理由がある。

 

それは、自己弁護するしかない余裕のない職場環境だ。

 

かつては親分肌の上司というのがいたものだ。

 

「会社や役所や学校など、あらゆる日本の組織の中に、

親分―子分的結合による家族的雰囲気がある」

法社会学者の川島武宜が、そのような指摘をしたのは随分前のことになるが、

疑似家族的な親分―子分の要素は、未だに色濃く残っている。

 

たとえば、理屈よりも情で動くといったところがあり、

上司に対して当然の権利さえ主張しにくく遠慮してしまうのも、

ういった心理によるものと言える

 

だが、今はかつてとは様相が異なっている。

 

子分は親分に絶対服従でついていく。

親分は子分を自分の思うように使うだけでなく、親心をもって面倒をみる。

そんな親心に応えねばと、子分は親分に誠心誠意を尽くす……。

そこまで極端な親分―子分関係でなくても、

部下が上司に尽くし、上司は部下を守る。

自分を信頼し、指示に従って動いてくれる部下に対して、

「何かあったらオレが責任を取る。だから全力で取り組んでくれ」

と上司が部下の役割遂行行動を後押しする。

かつてはそんな構図があった。

 

そうした構図の中では、部下は守られているという安心感があるため、

いちいち言い訳をしない。

 

いざというときは上司が守ってくれるのだから、

自己弁護に腐心する必要がない。

 

だが、このような理想的ともいえる親分―子分的な上司―部下関係は崩壊しつつある。

 

その原因の最たるものが、

部下に尽くさせても部下を守ろうとしない上司、

自分で命じながら、いざとなると部下に責任を転嫁し、

責任逃れをする上司の存在だ。

 

アイデンティティ感覚が希薄化し、

「こうあるべき」上司像で自分を縛ることのない今どきの上司は、

ともすると自己愛をむき出しにした見苦しい行動を取ってしまう

 

自分が命じたくせに、失敗したときは、

「聞いていない」

「知らなかった」

「そんな指示はしていない」

などと、責任逃れの言い訳をする。

 

そんな上司に仕える部下たちは、

いつ責任を問われるようなことになるかわからないため、

たえず身を守ることを意識せざるを得ない。

 

部下たちも、みんな自分の身を守るだけで精一杯といった感じになり、

同僚や後輩を気遣う余裕がない。

 

理不尽な目にあって困っている同僚や部下がいても、見て見ぬふり。

火の粉が自分に降りかかってきたら大変だと、我関せずの姿勢を取る。

 

こうして職場にむき出しの自己愛が溢れ出し、

殺風景な職場の雰囲気が醸成される

 

結局、今の若い連中は言い訳が多いと言われるが、

そうしなければならない状況に若者を追い込んでいるのは、

増殖するお子様上司たちなのである。

 

2016年5月8日(日)

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早川勝

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