【778号】戦略を、実行できる組織、実行できない組織。何をすべきかならわかっている。問題は、どうやってやるかだ!

2016-03-21

 

読者ファンの皆さま、

すっかりご無沙汰してしまい申し訳ございません。

本日より復活しました

 

おかげさまで、先週にて

ついに新作は「脱稿」となり、

土日の執筆活動もひと段落。

 

これでやっとメルマガを再開できる運びとなりました。

 

10作目の新刊は、奇想天外な自己啓発ファンタジー小説。

フィクションは初挑戦ということで、はじめは戸惑いもありましたが、

綿密なプロットもないまま、行き当たりばったりで書き進めていくうちに、

登場するキャラクターたちが勝手に会話をはじめて物語をつくっていく、

という摩訶不思議な「奇跡」を体験しました。

 

冷静になって出来上がった原稿を読み返してみると、

これが意外にも面白くて面白くて、

感動のラストシーンでは思わず涙がポロリ…。

いや~、びっくりしました。

とても自分が書いたものとは思えません。

 

編集担当者からは、

「ストーリーのテンポがいい」

「プロの放送作家や脚本家裸足レベル」

「深くて面白い、面白すぎる」

と、評価も上々(恐縮です)。

 

今はまだ、タイトルは未定です。

5月末~6月発売に向け、

これから修正作業をしつつ、決めていきます。

 

どうぞ、お楽しみに。

 

さーて、

ここにきて、公私ともに一区切り。

「公」のほうは、2年に渡る準備期間が終了、

新組織が本格的に立ち上がりました。

(新聞紙上でご承知の方も多いと思いますが…)

さあ、公私ともにネクストステージへ、

と思いきや、気合いが空回りして、

この3連休は珍しく発熱し、寝込みました。

数年振りのことです。

私の場合、どうやら人生の大事な節目・節目に

デトックス的な断捨離が行われるようです。

 

おかげさまで、よい休養になりました。

いろんな意味において本日「復活」と相成りました。

 

これからもどうぞ宜しくお願いします。

 

 

と、前置きはこれくらいにして。

そろそろメインコンテンツに入ります。

 

今週も、お薦め書籍(640冊目)の中から、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

「7つの習慣」で有名なフランクリン・コヴィー・ジャパンの方より

献本いただいた一冊です。

 

本日のテーマは、

【竜巻と闘う】です。

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.640

『戦略を、実行できる組織、実行できない組織。』

何をすべきかならわかっている。問題は、どうやってやるかだ!

クリス・マチェズニー ショーン・コヴィー ジム・ヒューリング 著

キングベアー出版

 

実行を邪魔する本当の敵は、日常業務である。

これを「竜巻」と名づけよう。

 

日々の業務を回らせ続けるには、とてつもないエネルギーが要る。

そのせいで新しいことを実行できないとは、皮肉なものである。

竜巻が吹くから、チームを前進させるための焦点から目が離れてしまうのだ。

 

多くのリーダーは、竜巻と戦略目標をほとんど区別していない。

どちらも組織の存続に必要だからである。

しかし、竜巻と戦略目標はまったく別物である。

それだけではない。時間、資源、労力、注意を奪い合う敵対関係にある。

この闘いでどちらが勝つか、言うまでもないだろう。

 

竜巻は急を要する仕事である。

あなたにも、あなたのチームのメンバーにも、四六時中のしかかっている。

前進するために設定した目標は重要だが、

緊急の仕事と重要な仕事が衝突すれば、毎回必ず緊急のほうに軍配が上がる。

 

この構図に一旦気づくと、

新しいことを実行しようとしているチームのいたるところで

繰り広げられている緊急と重要の闘いが見えるだろう。

 

振り返ってみてほしい。

幸先よくはじまった重要な戦略がいつの間にか消えていた、

という経験はないだろうか。

 

どんな終わり方をしたか覚えているだろうか。

轟音とともにクラッシュしたのか、大爆発を起こしたのだろうか?

あるいは竜巻に巻き込まれ、ゆっくりと窒息したのだろうか?

この質問を何千人ものリーダーにしてみたが、

たいてい同じ答えが返ってくる。

 

「緩慢な窒息!」

 

引き出しの一番下に押し込まれ、

すっかり色あせたTシャツを見つけて溜息をつくようなものだ。

 

「ああそうだ、あれはどうなったんだっけ?」

死んでしまったのだ。

あなたはたぶん、葬式すら出していない。

 

竜巻にもめげずに実行するには、

目標とは別の方角に連れていこうとする竜巻の強い力に抗うだけでは足りない。

「ここのやり方はこうなのだ」という慣性の力も乗り越えなくてはならない。

 

なにも悪者扱いしているわけではない。

それどころか竜巻は組織を生かすものであり、無視するわけにもいかない。

緊急の仕事をないがしろにしたら、あなたは今日にも死んでしまうだろう。

しかし重要な仕事を無視したら、あなたの明日はない。

 

言い換えれば、チームの竜巻の中だけで仕事をしていたら、前進できない。

吹き荒れる風の中で直立姿勢をとるだけでもエネルギーを使ってしまう。

問題は、緊急の仕事という竜巻の中で最も重要な目標をどう実行するか、である。

 

 

どんなリーダーもそれぞれに竜巻を経験している。

ある大手ホームセンターの経営幹部は、こんなふうに表現している。

「べつにドラゴンが突然襲ってきて優先事項を蹴散らしていくわけじゃありません。

私たちを悩ませるのは、ハエなんです。

毎日ハエが目の前を飛んでいる。

そうこうして半年前を振り返ると、

やろうとしていたことが何一つできていないことに気づくんですよ」

 

部下のだれかに新しい目標や戦略を説明していると、竜巻が吹いてくる。

そんな経験があるはずだ。そのときの状況を思い出せるだろうか。

あなたの頭の中は目標にぴったり照準をあて、

わかりやすい言葉でていねいに説明している。

ところが部下はじわじわと後ずさりする。

うなずいてあなたを安心させながらも、

竜巻という異名をもつ現実の仕事に一刻も早く戻りたくてうずうずしている。

 

その部下は、あなたが話した目標の達成に身を入れられるだろうか?

もちろん、露ほども期待できない。

だからといって、あなたの目標を無視し、

あなたの権威を貶めようとしているわけではない。

 

彼はただ、竜巻の中で生き残るのに必死なのである。

 

 

 

2016年3月21日(祝・月)

 

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早川勝

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