早川勝メール【752号】1人で100人分の成果を出す軍師の戦略 軍師の知略をビジネスに生かせ!

2015-06-21

 

最近、三女の成長期がピークを迎えているようで、
中学3年生になった娘の身長が
ぐんぐん伸びています。

あっさりと長姉(21歳)の身長を抜き、
長姉を追い越した次姉(18歳)の身長をも追い越し、
そしてもうすぐ母親(162cm)にも
追いつきそうな勢いです。

我が家の三姉妹は3段逆スライド方式で、
下に行くほど背が高くなっていくようで…。

「おお〜、また伸びた!」
「うおー、またまた伸びてるっ!!」と、
凄まじいその“成長力”に驚嘆の日々を送っています。

今、7人家族の我が家では、
おじいちゃん、おばあちゃんも交えて
三女との「背くらべ」が大ブーム。

この“当たり前”の平穏な毎日に、
幸せを感じている今日この頃…。

本当に感謝・感謝ですね。

さて、「父の日」を前にして、
その3人の娘たちから、
来月発売予定の新刊の「表紙カバー」を選んでもらう、
という“プレゼント”をもらいました。

いくつもの斬新なデザイン候補があり、
それぞれが個性的で甲乙つけがたく、
二転三転してなかなか決まりませんでしたが、
最終的には…、3人娘の“意見が一致”した表紙に決まりました!

娘たちが選んでくれたそのデザインというのは、
「大草原へ冒険にやってきた外国の子供たち3人組が
地図を広げ、寄り添って相談している様子」
が描写されている写真です。

うーん、なるほど。

もし、これからの人生で娘たちが道に迷ったとき、
一緒に「人生の地図」を広げ、
3人で力を合わせて道を切り開いてくれたら、
と、そんな心境にもなりました。

そのとき私は、父として、一家のリーダーとして、
どんなふうにして娘たちをサポートし、
どんなコミュニケーションをとるのでしょうか。

あなたの職場のチームメンバーも、
あなたにとって家族同然の大切な存在であるとしたら、
道に迷ったとき、どんな言葉を投げかけ、
どんな態度で接すればよいのでしょうか。

これから、真のリーダーシップを発揮し、
組織改革を実現させていくためのツールとして、
「新刊=人生の地図」が、
あなたのお役に立ちましたら幸いです。

そんなわけで、今回の新刊は、
リーダー向けのビジネス本らしからぬ、
“優しい表紙カバー”となってしまいました。

7月下旬発売予定ですが、
Amazonなどの予約は、すでに始まっているようです。

どんな表紙なのか、ぜひ、ご覧くださいませ。

http://qq2q.biz/lSZo
「媚びないリーダーは人を動かす」

管理職である前に
父としての思いを込めた一冊となりましたことを
ここにご報告いたします。

 

と、本日の前置きはこれくらいにして、

メインコンテンツに入ります。

今週も新たに625冊目の「お薦め書籍」から
ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

本日のテーマは、
【上善水の如し】
です。

お役に立ちましたら幸いです。
それでは、どうぞ!
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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.625
「1人で100人分の成果を出す軍師の戦略」
軍師の知略をビジネスに生かせ!
皆木和義著
クロスメディア・パブリッシング

 

CHAPTER1
敵の強みを弱みに変える
黒田官兵衛
1546−1604

(中略)

官兵衛、隠居して如水となる

その後官兵衛は、四国征伐、九州征伐、小田原征伐にも参戦し、
秀吉の天下取りを大いに支えた。
名参謀として調略や諸大名との交渉などに手腕を発揮し、
その功として、豊前に十二万石を与えられ中津川を居城とした。

ただ、官兵衛が多大な功労者であるにも関わらず、
十二万石という石高は
加藤清正や蒲生氏郷などに比べて低かった。
それは、秀吉が官兵衛の才知を高く評価すると同時に、
己の座をも脅かしかねないものとして
恐れたからだといわれている。

さらには、石田三成の讒言
(事実を捻じ曲げて目上の人に悪く言うこと)
があったともいわれている。

他方、官兵衛は智謀の策略家、天下を狙う油断ならない男
というようなイメージがよく伝えられている。
ある面、戦国武将は誰しもそうであり、
またそうでなければ、生き残れなかったろう。

それゆえであろう、1589年、
秀吉に疎まれていることを感じた官兵衛は、
四四歳のときに早々と家督を嫡男・長政に譲って
隠居・出家の身となった。

「官兵衛」は通称、「孝高」は諱つまり実名、
出家後の号が「如水」である。
「如水」の号は、老子の「上善如水」
(上善水の如し)よりとったと伝えられている。

また、「如水」と号して隠居・出家したのは、
二心などないという秀吉への誠の思いを
伝えたかったからだともいわれている。

私自身は、黒田如水の根本は、
主人思いの誠のある忠節の人だと思っている。

小田原征伐の際にも、小田原城開城の使者として
北条氏政、氏直父子を説得させ、
間もなくして小田原は城を開いた。
その際、感謝の印として、氏直から
北条家の家宝の名刀「日光一文字」が如水に贈られている。

これは、如水、官兵衛の誠を、
「節義の人」であるということを
氏政、氏直父子も感じたからではないだろうか。

上善水の如し
―――――――――『老子』

「上善」とは、最も理想的な生き方のこと。
そのように生きたいならば、
水のあり方に学べというもの。

「水」の特徴は次の3つ。

第一は、器に逆らうことなく形を変える柔軟さ。
第二は、人が好まない低い位置へ流れいく謙虚さ。
第三は、水は時に硬い石をも砕く強い力を持っていること。

(中略)

CHAPTER9
豊臣政権NO.1の非凡なマネジメント能力
石田三成
1560−1600

軍師・石田三成―――関ヶ原の戦い

石田三成が歴史上の人物として現代でも著名なのは、
関ヶ原の戦いの西軍の首謀者、
軍師兼事実上の総大将として、
徳川家康の東軍と天下分け目の雌雄を決したからであろう。

豊臣秀吉の第一の寵臣というだけでは
現代にここまで名前が残っていなかったと思われる。
ある意味、明智光秀が本能寺の変で織田信長を討ち果たした、
という理由で現代でも有名なのと同様である。

当時、三成は戦下手の吏僚、
事務処理に長けた能吏(文官)と思われていた。

片や徳川家康は現存する日本一の偉大な武将、
戦国屈指の戦上手と誰もが認めていた。
つまり、家康には武将としてのブランドがあった。

このような諸人が抱くイメージ、先入観の差が、
勝敗を分けた一因になっていたかもしれない。

また、歴史は勝者の歴史であるので、
敗者はとりわけ誹謗中傷の対象であり、
三成は奸臣・佞臣として
必要以上に汚名を着せられたようである。

関ヶ原の戦いの構図は現代でいえば、
一代で日本最大の会社を作り上げた
創業オーナー社長の豊臣秀吉が亡くなって、
数え年六歳の一人息子・秀頼に
事業承継が発生したのと似ている。

その際に、その会社の実力NO.1の
代表取締役副社長・徳川家康と、
事実上解任された前取締役社長室長(秘書部長)
兼管理本部長(総務・財務部長兼務)・石田三成が、
会社を奪おうとしている家康と
覇権をめぐって戦ったお家騒動、内紛といえようか。

西軍の総大将として担がれたのは
西軍の大大名で五大老の一人だった毛利輝元である。
五大老はいわば代表取締役副社長であり、
毛利輝元は家康と同じ代表取締役副社長の地位にあった。

石田三成は五奉行の一人であり、
現代でいえば取締役に擬せられるだろう。

前取締役室長(秘書部長)
兼管理本部長(総務・財務部長兼務)といったのは、
後に述べるいわゆる七将襲撃事件で
五奉行の地位を事実上解任され、
豊臣政権(いわば豊臣株式会社)での
法的地位を喪失していたからである。

ただ、関ヶ原の戦いの時点では、
五大老や奉行の承認を取り付け、
五奉行に復帰していたかもしれない。

いずれにしろ、石田三成は軍師として
家康打倒の緻密な絵図、戦略を構築した。

それは、秀吉亡き後、約束事を平気で破り、
天下を簒奪せんとする徳川家康の専横や露骨な行動に、
豊臣家存亡の大きな危機感を石田三成が抱いたからである。
家康の行動に眉をひそめる者も多かった。

いずれにせよ、
五大老筆頭で二五〇万石余の徳川家康を相手に、
十九万四千石の石田三成が八万人以上の西軍をまとめ上げ、
互角に戦った企画力・戦略構築力自体は
なかなか見事といってよいのではないだろうか。

この戦略立案、家康打倒戦略は
後に述べる家臣の島左近に大きく力を借りている。
いわば関ヶ原の戦いの軍師が石田三成で、
その石田三成の軍師が島左近といえようか。

しかし、見事な戦略を立案しても、
それで満足して終わっては何の意味もない。

結果を出すためには、
戦略の実行、実践こそが重要である。

日産自動車を再建したカルロス・ゴーンが
「戦略1割、実行9割」と述べていたが、
それは今も昔も変わらない至言である。

―――――――――カルロス・ゴーン

実行こそすべて。
これが私の持論である。

アイデアの良し悪しは、
どのように実行するかによって
決まると言っても過言ではない。

 

 

2015年6月21日(日)

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