早川勝メール【727号】人間は自分が考えているような人間になる   We become what we think about

2014-11-16

 

日本テニス界の記録を次々と塗り替えていくヒーロー、
錦織選手が世界の舞台で躍動しています。

全米オープンや楽天ジャパンオープンなどでの大活躍により、
“世界ランキング5位”という歴史的な快挙を成し遂げ、
年間成績上位8人が争う「ATPワールドツアー・ファイナルズ」に出場、
準決勝まで勝ち進んでくれました。

その注目のゲームが行われた昨晩、
世界ランク1位・ジョコビッチとのフルセットの死闘の末、
残念ながら、錦織選手の「初出場での決勝進出」はなりませんでした。

そのゲームの間、私はテレビ画面にくぎ付け。

6―3で第2セットを奪い返したときには、
「これはイケる」と思ったのですが…。

第3セットの第1ゲームでいきなり2本のブレークチャンスを逃すと、
流れを引き寄せられないまま…焦り、気持ちもキレて、ミスを連発。

1ゲームもとれずに0―6で敗退してしまいました。

残念無念です。

錦織選手のインタビューのコメントでも、
「このままじゃ勝てないと思って
自分のテニスを変えてしまったのが敗因」
と分析していたように、
まさにプロの勝負は紙一重ですね。

きっと、私たちアマチュアには理解できない、
ハイレベルな「駆け引き」があるのでしょう。

ぜひ、来年は四大大会を連覇して
世界ランク1位を達成してほしいですね。

すでに、獲得賞金の5億円も含め、
錦織選手の年収は20億円を超えているらしく、

錦織選手の活躍による日本の経済効果は
なんと、300億円以上なんだとか!

スゴイですね。

もしも、錦織選手が「世界ランキング第1位」になったとしたら、
経済効果は数千億円に昇り、
日経平均も「2万円」を突破してしまうかもしれませんね。

今回のツアーでは負けてしまいましたが、
確実に進化を遂げている錦織選手には、
これからも大いに期待できそうです。

今年になってからの錦織選手が、
「フルセット」に強くなったというのは、
誰の目から見ても周知の事実。
(もちろん、データ上も)

技術面やフィジカル面はもちろんのこと、
何よりも「メンタル」が鍛えられた証なのでしょう。

その要因となったのは、
マイケン・チャンコーチの存在が大きいと言われています。
もはや、この師弟関係は有名ですよね。

現役時代からチャン氏のメンタル面の強さには、
定評がありましたからね。

決してあきらめない粘り。

そのメンタルコーチングによって
錦織選手が飛躍的な成長を遂げたと言っても過言ではありません。

やっぱり大切なのは、「メンタルコーチング」なんですね。

我々、ビジネスの世界も同じです。
人生も同じでしょう。

そう、私たちの人生のグランドスラムを達成するためには、
もっともっと「メンタル」を鍛えてくれるコーチが必要です。

といっても、マイケル・チャン氏のような優秀なコーチを
私たちが雇うことは簡単ではありませんよね。

うーん、仕方ありません。

それではまず、
メンタルを鍛えるための書籍をコーチとして、
読書からはじめてみるのはいかがでしょうか?

プロのコーチを一人雇うのは高額な費用がかかりますが、
一冊1,512円でコーチを雇えると思えば安いものです。

毎晩、寝る前に読むだけで、
メンタルを強くするメッセージが
グイグイと潜在意識に擦り込まれてくることでしょう。

たとえば、
「死ぬ気」シリーズ3部作

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「オススメ著書」一覧

http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

「読書の秋」を楽しみながら
少しずつメンタルを鍛えてくださいませ。

これから一緒に
「寒い冬」を乗り越えてまいりましょう!

 

 

と、前置きはこれくらいにして。

メインコンテンツに入ります。

今週は記念すべき600冊目の
「お薦め書籍」から抜粋です。

これまでの約10年間、
600冊の名著の中から選んだ名文の数々を
727回に渡って抜粋し、
皆さまにご紹介してまいりました。

これからも、お役に立ちましたら幸いです。

本日のテーマは、
【卓越さは習慣の結果】
です。

文庫で復刊された古典的名作から選びました。

それでは、どうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓
私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ No.600
「人間は自分が考えているような人間になる」
We become what we think about
人間開発の神様
アール・ナイチンゲール著
田中孝顕訳
きこ書房

アルバート・アインシュタインは、
かつて「なぜ私たちは生きているのか」
という突拍子もない質問を受けたことがある。

アインシュタインはびっくりして
質問者のほうを振り向いた。

しかし、答えは素晴らしかった。

「人の役に立つためです」

――この言葉こそ、人生の真理を含んでいる。

すなわち、すべての報酬、喜びは、
人に奉仕した代償なのである。

人への奉仕こそ、
幸せな結婚生活、楽しい家庭生活のカギであり、
ひいては人生全般で成功するための秘訣なのである。

クリスマスで、最も心ときめく一瞬を思い出してほしい。

それは、好きな人に自分の贈った贈り物の包みを
ほどいてもらうときである。

欲しいものを手に入れたときも確かにうれしいが、
贈り物をするときの喜びには代えられない。

人に奉仕するとは、
かくも素晴らしいことなのである。

そして、奉仕は報酬をもたらすものであり、
奉仕をすればそれだけ報酬も増えていく。

「同じ時間働いているのに、
なぜ貧富の差が生まれてくるのか」
という子どものころからの疑問の答えは、
ここにあったのだ。

(中略)

人間であるというのは、
一人ひとりが自分の運命に責任を持つということである。

銀河系を時速一〇〇マイルで回転している
このかぎりなく素晴らしい惑星に、
私たち人類は生きている。

この銀河系がどこか目に見えない軸を中心にして回転しているように、
この地球も生命の源である太陽のまわりを、
月とともにほんのわずかずつ軌道を変えながら回転している。

だれでもSF小説や映画を楽しんだりすることはあるだろう。
けれども考えてみてほしい。
この宇宙の神秘、人間の存在ほど
不可思議なものが他にあるだろうか?

人間が居住しているのは、
無数の星くずの中の小さな砂つぶのような星の表面である。
星くずの中には太陽が点のようにしか見えないほどの大きなものもある。

けれども、私たちにとってすべての中心はこの地球なのだ。

無数の星の中で、人類はこの美しく青き惑星に住んでいる。
私たちにとっては、小さいが実に快適で、雄大な海があり、
その間に雪でおおわれた氷河や、恐ろしい砂漠、
それに人間の住む豊かな緑野が広がっている。

これほど驚くべきことがほかにあろうか。

そしてこの地球上で、
人間は休暇を与えられているのだ。

それなのにどうして
もっとよく物事を考えてみようとしないのか、
どうしていつも奴隷になろうとばかりしているのか。
なぜ権力者の前にみじめに膝を屈して、
泣き叫ぼうとするのだろうか。

「どうしたらよいか教えてください!」
「道を指し示してください、
そして導いてください。私たちは哀れな羊です」
「道に迷った哀れな子羊なのです。メエー、メエー」

どうしてこんな生き方ばかりしているのか。

自力で立ち上がり、
どこへ行くか決めさえすればあなたは自立できるのだ。

愚か者を演ずるのはやめにしようではないか。

アリストテレスは言う。
「人より優れた才能(つまり“卓越さ”)というものは、
それがなんであれ、ただ訓練を繰り返し、
それを日常の習慣にしてこそ初めて得られるのである。

美徳を備え、優れた存在だから正しく行動できるのではなく、
むしろ反対に、
正しく行動するからこそこうした資質が身につくのである。

日々何を習得しているかで人間の資質は決まるのだ。
卓越さとは特別な脳力でなく、
一つの習慣的行為なのである」

「日々何を習慣にしているかで人間の資質は決まる」

だが、何をするのかは自分が選択することである。
卓越さは習慣の結果なのだ。

日常の暮らしも、貧しい暮らしをするかどうかも、
すべて同じことなのだ。

習慣とは、自分がどのように生きていくのかの展望に合わせて、
形づくられるものである。

自分が何をするのか、
どのように実行するのか、
それによって自分の資質は決まる。

そのためには一人ひとりが選択をしなければならないのである。

人間は何をするか、どのようにするかを決定できる唯一の生物なのだ。

 

 

2014年11月16日(日)

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