こんにちは。

ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ一斉配信しています。

 

 

先週号で「年内には」電子書籍が出ます、とお知らせしたのですが、

すでに12/3から『営業の鬼100則』の
Kindle版
が発売開始されていたようです。

https://goo.gl/dd1QQF

電子書籍でしか読まない、という方々には朗報でございます。

この機会に、どうぞお役立てくださいませ!

 

Bookサイトの書籍一覧へも↓月曜日までにはアップされますので、

http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

ぜひ、ご覧ください。

 

さて、いよいよ本号にて「888号」の配信
となりました。

十年以上継続してまいりました「早川勝メールmagazine」ですが、

こうして「末広がりの8並び」の号となり、

まだまだ多くのご縁が広がりそうであると、特別な思いが込み上げてきます。

 

いつもご愛読ありがとうございます。

東京五輪を迎える年には、記念の「1000号」をお届けできることになるでしょう。

 

それまで引き続き、どうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(690冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【国語力】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.690

『大人のための
国語ゼミ』

論理トレーニングは国語に行き着いた!

野矢ゼミ開講!

もう国語の授業から離れてしまった人のために、

つまり子どもたちのためではなく、

大人たちのために、国語の授業をしよう。

野矢茂樹 著 

山川出版社

 

 

私たちは完全に分かりあえない。それはあたりまえのことだ。

他人の言うことがすべて完璧に分かるなどということがあるはずはないし、

私の言うことがすべて完璧に他人に伝わるということもない。

 

だから、「どうして分かりあえないのだろう」と嘆く必要はない。

「誰とでもどんなことでも分かり合える」というのは幻想にすぎない。

そしてその幻想は、分かりあえない相手を切捨てる力として働きかねない危険な幻想でもある。

 

だが、「どうせ分かりあえないのだから」と諦めてしまい、

最初から分かろうとも分かってもらおうともしないのは、もっと危険である。

完全には分かりあえないということはなるほどあたりまえだ。

しかしそうだとすれば、不完全ながら分かりあえるということも、あたりまえのことなのだ。

 

私たちは、完全にではないけれども、分かりあえる。

分かりあえないことをネガティブに捉えるのではなく、

少しでも分かりあえたことを喜ばなくてはいけない。

 

「分かりあう」ということは二つのことから成っている。

理解することと、納得すること。

それぞれ、私から相手へと相手から私へという二つの方向があるから、

合計四つと言うべきかもしれない。

 

――私が相手の言うことを理解する。相手が私の言うことを理解する。

私が相手の言うことに納得する。相手が私の言うことに納得する。

 

納得するためには理解しなければならない。

しかし、理解できたからといって納得できるとはかぎらない。

言っていることの意味は理解するが、同意はできないということも、ごくふつうにあるだろう。

 

理解しあうことも難しいが、納得しあうことはもっと難しい。

また、みんなが完全に納得しあうことが望ましいというわけでもない。

全員がどんなことについても同じ考えに同意するなどという方がよほどおかしいのであって、

さまざまな考えがあるというのは健全なことである。

 

だがこれも、「考えは人それぞれ」でおしまいにするわけにはいかない。

合意を形成しなければ一緒に何ごとかを為すことができない場合も多い。

考えの多様性を尊重しながら、なお歩み寄る努力が求められる。

 

さらに、「考えは人それぞれ」で終わらせてしまうと、

自分の考えを深めることも、改善することもできない。

また、新しい考えに気づかされるということもなくなってしまう。

 

だから、難しいことではあるけれども、自分の考えに納得してくれない他人や

あなたが納得できない意見を言う他人が現れたとき、

そこでお互いを切り離してしまうのではなく、納得しあおうと努力しなければいけない。

そして、少しでも納得しあえる方向に進んだならば、それはとても喜ばしいことだ。

 

分かりあおうとする努力、それを支えるのが、言葉の力である。

本文中にも書いたことだが、ここには負のスパイラルと正のスパイラルがある。

言葉の力が不足していると、分かりあおうとするのもたいへんで、すぐに諦めてしまう。

すぐに諦めてしまうから、国語力も育たない。

こうして負のスパイラルに陥る。

 

他方、分かりあおうとする強い気持ちをもち、そこで言葉の力を身につけると、

分かりあおうとする努力がその分だけ楽になる。

楽になれば、もっと分かりあおうと努力するようになる。

そうなればそれによって国語力も鍛えられていく。

こうして正のスパイラルに入っていく。

 

 

 

2018年12月9日(日)

 

【編集後記】

 

たしかに「国語力」は大事ですね。

ハートで繋がっていれば言葉はいらない、

というのは、ときに誤解が誤解を生みます。

 

ちなみに、私の学生時代、得意科目は「国語」でした。

というより、他の科目がからっきしダメだったので、

国語?しか?できなかったとも言えますが…。

 

高校生のときは、遊んでばかりだったにもかかわらず、

「現代国語」のおかけで大学へ進学することができました。

 

大人になってからも「国語力」を磨いてきたおかけで、

運よく生き延びてきたような気がします。

 

ぜひ皆さんも、「大人のための国語ゼミ」で、

学び直してみてはいかがでしょうか。

 

 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

 早川勝

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最新刊↓『営業の鬼100則』

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こんにちは。

ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ

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韓国の出版社より、

『営業の鬼100則』の韓国語翻訳版を出さないか、

というオファーをいただきました。

 

ついに「鬼本」が海を越えることになりそうです。

ホントに有り難いですね。ワクワクします。

本を手にした海の向こうの営業マンが元気になってくれたら、

これほど嬉しいことはありません。

 

※『営業の鬼100則』↓Bookサイト

http://tsuitel.in/books/index.html

 

ところで、韓国にも「鬼」はいるのでしょうか?

ちょっと調べてみたところ、

古来、「トッケビ」という鬼に似た妖怪が伝承されているようです。

 

さていったい『営業の鬼100則』の原稿がどのように翻訳されるのか。

ハングル文字がまったく理解できない私にとっては、

見本をもらったところで、さっぱりわかりませんが…。

 

実は4年前にも、死ぬ気シリーズ第2弾が「韓国語版」になっています。

『死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる』(かんき出版)

こんな装丁でした↓

http://ux.nu/prHrJ

 

実際の韓国書店の売り場写真↓

https://www.facebook.com/photo……mp;theater

 

 

年内には、『営業の鬼100則』の「電子書籍版」も出ますので、

紙の本は読まないという層の方にも読んでもらうことができそうです。

さらに楽しみが一つ増えました。

 

発売日が決まりましたら、またお知らせいたしますので、

もうしばらくお待ちください。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(689冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【働く目的】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.689

『人生の先輩たちに学ぶ 生きる理由』

読むと気持ちがスーッと楽になる

50の名言とエピソードから、

「生きる理由」をゆる〜く考えてみよう!

あなたは、なぜ、なんのために生きているのですか?

あなたの「生きる理由」って、いったいなんですか?

こう聞かれて、あなたは即答できますか?

西沢泰生 著 

かんき出版

 

 

あなたは「シーシュポスの岩」というギリシャ神話をご存知ですか?

 

これは、神の怒りを買ってしまったシーシュポスという男が、

神様から永遠の徒労という罰を与えられる話です。

 

シーシュポスは山のふもとにある巨大な岩を山頂に運ぶように命じられます。

自分の身体よりも大きな岩を、苦労してやっとの思いで山頂まで運ぶと、

次の瞬間、岩は転がり落ちてしまい、

あっという間に山のふもとまで戻ってしまうのです。

苦労したのに、はじめからやり直し。

そして、また、やっとの思いで、岩を山頂まで運ぶと、

その途端にまた、岩はふもとまで転がり落ちてしまう……。

 

こうして、「骨折り損のくたびれ儲け」が永遠に続く。

これが「シーシュポスの岩」という神話です。

 

(中略)

 

ドフトエススキーは専制君主による弾圧で、

27歳のときに逮捕され、死刑宣告を受けます。

なんとか死刑の直前に許されたもののシベリアでの強制労働を経験。

のちに、自分の体験をもとにした小説、『死の家の記録』のなかで、

次のような内容のことを記しています。

 

「監獄では、受刑者にレンガを焼かせたり、壁を塗らせたたり、畑を耕させたりした。

強制された苦役であっても、その仕事には目的があった。

働けば食料が生産され、家が建ってゆく。

自分の働く意味を見出せるから、苦しくとも耐えてゆける。

立派に仕上げようという気さえ起こす。

 

ところが、たとえば、水を1つの桶からほかの桶に移し、またそれを元の桶に戻すとか、

砂を撒くとか、土の山を1つの場所からほかの場所へ移し、

またそれを元に戻すとかいう作業をさせたら、

囚人はおそらく、4、5日もしたら首をくくってしまうだろう。

もっとも残酷な刑罰は、徹底的に無益で無意味な労働をさせることだ」

 

なんと、「無益で無意味な労働」は、

シベリアでの強制労働よりも残酷で恐ろしいと言っているのです。

 

無益な労働の精神的破壊力、恐るべし。

 

と、ここまで読んだあなた。

あなたが今やっている(やらされている)仕事は、

もしかしたら「シーシュポスの岩」になっていませんか?

 

(中略)

 

たとえ、社会的に有意義な仕事でも、

あなたが「無益で無意味な労働」だと感じていたら、

その仕事はあなたにとって「シーシュポスの岩」です。

 

しかし、逆に言えば、どんな仕事でも(たとえ、シベリアの強制労働のような仕事でも)、

あなたがそこに「目的」を見出せれば、「脱シーシュポスの岩」になる。

 

自分の仕事を「シーシュポスの岩」にするかどうかを決めるのは、あなたです。

 

 

 

2018年12月2日(日)

 

【編集後記】

 

大相撲の「貴景勝」関が、悲願の初優勝を果たしました。

おめでとうございます。

22歳「小結」での優勝は、元師匠・貴乃花親方に続く偉業。

しかし、貴乃花部屋から移籍後すぐに優勝とは…なんだか複雑な気持ちです。

 

貴景勝の「景勝」は、戦国武将の上杉景勝が由来らしいのですが、

親方と離婚した元女将さんの景子さんの「景」と、

兄弟横綱として一世を風靡した元若乃花の名前「勝」が、

一文字ずつ入っているというのは、果たして偶然でしょうか。

 

師匠は引退し部屋は消滅、女将さん夫婦は離婚、親方兄弟は断絶状態、にもかかわらず、

皮肉にも、一文字ずつ?継承?した「貴・景・勝」が優勝を果たしました。

 

貴景勝は、このまま大関・横綱へと登りつめるのでしょうか。

私はズバリ、出世するとみています。

 

しこ名については、さておき。

貴景勝のヒストリーが成功を物語っています。

 

幼少期の頃から父と毎日のように何時間も猛特訓を繰り返し、

二人三脚で相撲道を歩んできた「巨人の星」的な物語は、
野球のイチローやサッカーの本田らの境遇とかぶります。

小学校の卒業文集の作文にも、具体的な夢が綴られていました。

はっきりと「横綱になる」と。

これは、アスリートが成功するパターンの王道ですよね。

 

そして貴信少年(本名にも「貴」の文字が入っている)が中学生になると、

夕食に肉を1キロも食べていたというのですから驚きです。

スーパーで肉を5パックも買うお母さんに店員さんが、

「ご家族が多いんですね」と言うと、

「ウチは一人息子なんですよ」と答えます。

すると店員さんは、

「ライオンの子供でも飼ってるの?」

 

このエピソード、笑えますよね。

月の食事代だけで30万円を超えていたというのですから。

家族のサポートが半端ない。

 

プロの一流選手が成功する陰には、

常軌を逸するほどの「親と子の物語」「師匠と弟子の物語」が必ずあります。

 

貴景勝のこれからの活躍に注目してまいりましょう。

では、また来週号をお楽しみに!

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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 早川勝

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こんにちは。

ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ

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先日、尊敬する「佐藤英郎」さんと、品川で食事をしました!

 

佐藤英郎さんというのは、

私が人材教育会社で営業本部長を務めていた時代の上司(取締役)であり、

「人生の師」と仰ぐ、素晴らしい方です。

 

6年振りの再会でしたからねー、

いやー、ホント感動しました!

 

かけがえのない有意義なときを過ごすことができ、

モチベーションがグングン上がっていくのが分かるほどでした。

 

驚かされたのは、とてもとても「68歳」とは思えないその若々しさ。

まだまだ?超現役?なんです!

 

昔と変わらず、いや、むしろ若返ったのではないかと思うほどに、

スタイリッシュでカッコよく、

後ろ姿は40代と言ってもいいほどに足取りも軽快です。

 

そして、内面から滲み出る温厚なお人柄と包容力、

豊富な人生経験を積み重ねて来られたオーラに圧倒されました。

 

もちろん、一流のトレーナーとしても第一線でご活躍され続けています。

それはもう「リスペクトがあふれて止まらない」、

そんな素敵な方です。

 

私も英郎さんように華麗に歳を取りたいものだと(華麗に加齢)、

改めて人生の目標を明確にすることができた、最高の夜となりました。

 

若返りの秘訣「エイロー式スクワット」も伝授いただきました!

近々、そのスクワット法なども紹介する「若返り健康本」を出版される予定なんだとか。

楽しみです。

 

私の新刊『営業の鬼100則』も購入してきてくださるというお気遣いと、

「いつもメルマガ読んでますよー」という嬉しいお言葉も頂戴しました。

 

そして、もったいないほどに、たくさん褒めていただきました。

久しぶりに私の自己承認欲求が十二分に満たされたと同時に、

ユーモアたっぷりのトークシャワーによって、

笑顔があふれて止まらない、楽しい楽しい食事会となりました。

(参考:写真投稿↓)

http://ux.nu/gW03p

 

英郎さん、素敵な夜をありがとうございましたー!

 

 

さてさて、素晴らしい経営者といえば・・・、

もう一つ、お知らせしたいことが…。

 

明日香出版の「社長」さんが、ホームページのブログにて、

拙著『営業の鬼100則』について、

このような嬉しくもユニークなコメントを寄せてくださいました。

https://www.asuka-g.co.jp/pres……10719.html

・今すぐに営業がやりたくなる!ほどの衝動にかられる良書が出ました。

・わが社の営業の鬼部長も「久しぶりにガツンとやられた!本当にいい本です。」

と言い、部の課題図書に指定しました。

・まったく営業を知らない私が読んでも今すぐ営業がしたくなるほどの内容です。

・とても気になる内容がたくさんあり一気に読めました。

・「読書は苦手!」という方もゴゴゴゴーッ!と引き込まれます

 

というようお褒めの言葉の数々。

社長ご本人とはまだ直接お会いしたことはないのですが、

気に入ってくださっていることが分かり、とても嬉しくなりました。

 

「ゴゴゴゴーッ!と引き込まれます」という表現いいですよね。

気に入りました!

 

そこでさらに、またまた嬉しいご報告がございます。

『営業の鬼100則』、

7刷目の重版(4000部)が決まりましたー!

これで、累計2万4000部。

(参考:投稿記事↓)

https://www.facebook.com/masar……on_generic

 

おかげさまで、順調に発行部数を伸ばしているようです。

本当にありがとうございます!

 

これからもどうぞよろしくお願いします。

 

※『営業の鬼100則』↓Bookサイト

http://tsuitel.in/books/index.html

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(688冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【成長支援ステージ】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.688

『シリコンバレー式最強の育て方』

人材マネジメントの新しい常識

1on1ミーティング

月30分の対話で社員が

自分から動く やる気が続く いきなり辞めない

Google、ヤフーなど、業績が伸びている会社では、既に当たり前

「働きがいのある会社」3年連続1位の

会社で実証した著者のノウハウを公開!

世古詞一 著 

かんき出版

 

 

1on1が機能するために、まずは上司と部下の信頼関係が土台として必須です。

そして、同時に1on1で行うことは部下の「成長支援」です。

部下が能力を高めて結果を出し続けていくのをサポートするのが上司の役割です。

大事なことは部下の「仕事」のサポートではなく、

部下が「成長する」サポートだということです。

 

では具体的に「部下の成長支援」とは何をすることでしょうか?

まず初めに思いつくのは、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)です。

これは現場の仕事を通じて業務を教えていくことです。

できないことができるようになって、部下が成長していきます。

 

OJTでは主に、「仕事の内容」について教えます。

これにより、ひと通り習慣化された業務は慣れとともにできるようになっていきます。

そうして現場の業務が自分でできるようになると、

多くの企業ではあまり仕事を「教えなくなります」。

仕事をする上で教えることがなくなるからです。

「最低限は教えたから、あと必要なことは自分でいろいろ考えてやってね」

という世界に移行していくのです。

 

つまり、今、多くの企業で行っている部下育成とは、

仕事の「内容」については教えるのですが、

仕事の「プロセス」で生じる気づきや学びについては、ほとんど触れないのです。

なぜなら短期的な結果には直結しないからです。

しかし、業務を自立して行い、自ら改善を繰り返しながら

中長期的に結果を出し続ける人を育成したいのならば、この時間は必須です。

これこそがマネジメントであり、それを1on1ミーティングで実現するのです。

 

(中略)

 

評価は、マネジャーにとって非常に重たい業務の一つで、皆さん頭を悩ませています。

しかし、この1on1を重ねていくことで、評価を自信を持って行えるようになります。

なぜかというと、評価で最も大切なことは、

「正しい評価」ではなく「評価される側の納得感」だからです。

いくら「ルールに則った」評価をしても部下が納得しなければ意味がないのです。

誤解を恐れずに言えば、マネジャーの仕事は「100%正しい評価」を行うことではなく、

「部下の納得のいく評価」を行って育成につなげていくことです。

 

部下は、評価に納得してはじめて、自分の課題を受け入れられ、

次の成長へ進もうと思います。

同様に、設定した目標に納得感を持ってはじめて、

それに向かい進んでいこう、と思います。

 

昔は上司が絶対で評価が悪くて説明がなくても

「なにくそ!」と今度は上司を見返してやるぞ、と頑張った人もいたでしょう。

しかし、現在の若者は「理不尽さ」に対する耐性が弱く、納得感がないと前に進めません。

さらに成長を促すためにも、納得感は大切なのです。

 

そのために、日ごろから短い期間で1on1ミーティングを行うのです。

物理的な接触頻度を増やして、目標へのフィードバックや承認を行います。

さらに、部下の話を聴くこと。

部下の心の中で思っていることを聴いて、部下特有の状況や想いを理解しない限り、

部下は「自分を見てもらっている」という感覚を持てません。

 

その状況で、いくらルール通りの「正しい評価」を行っても、

いやむしろそれが正論であればあるほど、

部下にとっては納得できないものになっていきます。

 

目標設定も同様に、正しい目標設定から、

納得感のある目標設定に変えていくために1on1は不可欠です。

 

目標設定のときに大切なことは、組織や部署全体の方向性の共有です。

ここを理解してもらうために時間を取ることが大事ですが、

一度聞いただけではなかなか理解できないことも多いので、

日ごろから1on1を使ってその背景を共有していくのです。

目標設定の面談のときにだけ、組織の方向性の話をしても納得感は薄すぎるのです。

 

(中略)

 

今日、報連相(報告・連絡・相談)は、

仕事がつつがなくいくように部下が上司にするものという解釈が一般的です。

報告や相談は特にそうです。

上司は何もしなくても、部下から情報が上がってくるようにしたい。

その発想からきていると思います。

 

一方で、私が知るモデル上司はこの逆のことを行っています。

つまり「逆ホウレンソウ」です。

上司は、部下が知ることのない重要な情報を会議や上役の人から聞いてつかみます。

デキル上司は、そこで得た情報を精査して、部下に公開していきます。

上の人しか出席できない会議は、自分が部の代表をして出ているという意識なので、

部下たちに惜しみなく情報を分け与えるのです。

情報を与えられた部下は、視野が広くなり、材料を持てるので

自分で考えられるようになって自ら動きだします。

 

つまり、逆ホウレンソウができる上司は育成上手なのです。

一方で、デキナイ上司は、会議などで得た情報を部下に公開しません。

「大したこと話してないよ」「知る必要ないでしょ」「という考え方です。

一概に間違った考えではないと思います。

 

あまり情報が多くても混乱するから、

自分の役割に徹してほしいという考え方もありだとは思います。

しかし、私は早い成長を期待するならば

やはり情報をドンドン出していくべきだと思います。

 

情報とは、具体的には3つ。

1「決定事項」と2「それに至るプロセス」、そして3「上司のメッセージ」です

 

(中略)

 

一方、3か月先まで繰り返してスケジュール化すると、「定例」業務になってきます。

「定例」業務には気をつけなければならないことがあります。

それは「血が通わなくなる」ことです。

 

定例ミーティングをイメージしてください。

いつも同じメンバーで同じ内容、

提出ギリギリにレジュメの内容を送って滞りなくミーティングが終わる。

そんなことが起こっていないでしょうか?

 

最低限の役割は果たしているのですが、

「定例化」すると「いつもと同じ」思考と行動になり、

そこに工夫や改善が生まれにくいのです。

もっと言うと定例業務には心が向けられていないのです。

心が向けられていないもの良いものは生み出されません。

 

では「定例」の反対は何でしょうか?

それは「イベント」です。

イベントには、特別で非日常的な感覚があり、

何かワクワクする感じが生まれないでしょうか?

 

どんな行事であれ、我々は自分主催のイベントであれば

「イベント」に心を向けて、考えつくして様々な工夫を加えようとします。

だからこそうまくいけば達成感もひとしおであり、

うまくいかなければ本気で悔しいと思って次の改善へと向かうわけです。

 

1on1ミーティングについてもこのイベントのサイクルを取り入れてみるわけです。

マネジャーはイベントプロデューサーとなって、

1on1の設計というイベント企画を行わなければ、

イベント参加者である部下は早晩飽きてしまいます。

 

心の向けられていない時間ほど退屈で無駄だと感じるものはありません。

いつしか、部下は1on1が苦痛になってきてしまいます。

 

ですから、1on1の時間を定期的にスケジュール化はしますが、

内容については定例化しないように気をつけなければなりません。

定例化するのは1on1の時間自体ではなく、

1on1を「準備する時間」にすると良いでしょう。

 

さらに、もし1on1がなんらかの事情でキャンセルになったときは、

必ずリスケジューリングして予定を撮り直すようにしてください。

クライアントとのアポイントと同じです。

マネジャーが部下との時間を丁寧に扱わないと

いつのまにか行われなくなっていきます。

 

 

 

2018年11月25日(日)

 

【編集後記】

 

皆さん、この3連休はいかがお過ごしでしょうか?

 

私の連休といえば、部屋に引きこもって執筆に集中するのが通常なのですが、

勤労感謝の日が、義兄(姉の夫)の「還暦」を迎える誕生日だったこともあり、

姉夫婦と姪っ子夫婦と共に、伊豆まで一泊温泉旅行へと出かけてきました。

 

「億ション」を改造したという温泉宿は超バブリーな4LDKでした。

露天風呂などの施設の豪華さよりも、部屋の「広過ぎる広さ」に笑ってしまいました。

それは、6人で泊っても「おつり」が来るほどのスイートルーム。

こんな温泉宿は、初体験です。

 

そんなセレブな別荘へやって来た気分を味わいつつ、

夕飯のバイキングでは、「ここで食わなきゃ損」とばかりの山盛り大食らい、

小市民丸出し

になってしまうところが、私に染みついた貧乏性で、

ホントお恥ずかしい限りです。 

還暦を迎えた主役の義兄には、サプライズのバースディケーキに蝋燭を立て、

宿泊客を巻き込んで「ハッピーバースディトゥーユー」を大合唱するパフォーマンスも。

そして、赤いちゃんちゃんこ、ならぬ、

「赤いパーカー」をプレゼントさせてもらいました。

 

その真っ赤なパーカーがよく似合う義兄は、

びっくりするほど見た目が若く…、

これまた英郎さん以上に若々しいのです。

 

先日も、姪っ子の結婚式の写真を見た親戚のおじさんが、

新婦である姪っ子と父である義兄が「父娘で並んでいる写真」を見て、ひと言。

(その親戚のおじさんは、結婚式に出ていないので新郎の顔を知らない)

 

「おおー、すごい。こりゃまた、驚いた。

お父さんにそっくりの旦那さんを選んだもんだなー!」

 

と、60歳の新婦の父を30歳の新郎と見間違えてしまうほどの若さなのです。

そりゃ似てますよねぇ、お父さん本人だもの(笑)

 

ちなみに義兄は、これから定年後も、

支店長として会社へ残ってほしい、というオファーがあったそうです。

それはもう、まだまだバリバリ働けます。

 

義兄がどれほどの記録的な「宇宙人レジェンド」なのか、

詳しくは、私早川や西沢泰生先生の著書にも紹介されていますので、

身内びいきで恐縮ですが、ぜひ、お読みくださいませ。

 

『夜、眠る前に読むと心が「ほっ」とする50の物語』

↓(王様文庫・西沢泰生著)

http://ux.nu/iRNcj

『死ぬ気で働く営業マンだけがお客さまに選ばれる』

↓(かんき出版・早川勝著)

http://amzn.to/1CQ99NX

 

それにしても、この温泉旅行、

いやー、食って飲んで、また食って飲んで食って…と、

カロリー過多な連休となってしまいましたので、

今日は執筆の合間に、スクワッド、スクワッド、スクワッドを繰り返しております!

(笑)

若返るかな。

 

 

では、また来週号をお楽しみに!

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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 早川勝

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「川崎フロンターレ」が、Jリーグ2連覇を達成しました!

あまり世間の話題にのぼりませんが、

せめて私だけでも・・・、「優勝おめでとうございます!」

 

鬼木監督が就任した昨年、悲願の初優勝を成し遂げた川崎フロンターレでしたが、

今や、押しも押されぬ「常勝軍団」へと変貌を遂げました。

 

いったい、その要因はなんだったのか。

皆さん、ご存知でしょうか。

 

勝てるチームになった、その理由とは・・・、
それは、「鬼」です。

 

ちなみに、プロ野球ほどは熱の入らない、にわかサッカーファンの私ではありますが、

Jリーグは、一応「川崎びいき」です。

神奈川県出身、大田区在住で川崎に近く、ホームの等々力競技場も遠くありません。

Jリーグが発足した25年前、ニコスシリーズだったあの頃からの「川崎びいき」。

 

カズやラモスがいたあの頃は「ヴェルディ川崎」でしたから、

チームそのものは、まったく?別物?になってしまいましたけど…。

(福岡を本拠地とする野球チームがライオンズからホークスに変わったように…)

 

いやー、それにしても、川崎を率いる「鬼木監督」の?鬼戦略?は凄い!

 

鬼木監督の?鬼戦略?とは、攻守ともに敵陣で戦う、究極の「走らないサッカー」。

攻守の切り替えの早さで、奪われた瞬間にプレス、すぐさま?鬼攻撃?に転じます。

敵陣で攻守を完結させるため、自陣と敵陣とのアップダウンがなく、

そもそも、走る必要がないのです。

 

ワールドカップなど世界のトレンドは「走るサッカー」であるにもかかわらず、

優勝した川崎フロンターレの走行距離はJリーグ18チーム中?最下位?と、

あえて「鬼木監督」の?鬼戦略?は、走らない…走らない…走らない。

 

理想的なパス回しサッカーを極めたといってもいいでしょう。

もはや、川崎フロンターレは、「パスサッカーの代名詞」となったのです。

 

「フロンターレ」は、イタリア語で「正面の」という意味で、

「正面から正々堂々と戦う姿勢」を表現しているらしいではないですか。

 

なるほど。

堂々と、「鬼」のように、走らないわけです。

 

さらに川崎フロンターレは、9割以上のゴールを「日本人選手」が決めています。

外国人選手が前線で「個」の力を発揮するチームが多い中、

これは凄いことです!

外国人枠が5人になろうかという時代に、純血サッカーを貫くスタイル、好きですねぇ。

 

いやー、素晴らしい。

まさに、赤き血の「鬼イレブン」。

 

日本人を中心とした?鬼ばかり?のチームづくりを成し遂げた「鬼木監督」には、

ぜひ、『サッカーの鬼100則』という本を出してほしいものです(笑)

 

 

※参考

『営業の鬼100則』↓

http://tsuitel.in/books/index.html

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(687冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【美意の按配(びいのあんばい)】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.687

『コーヒーと楽しむ心が「ホッと」温まる50の物語 』

明日が少しいい日になる

ほろ苦い大人ブラックから

心がやわらかくなるあまいカフェオレまで。

3分で幸せな気持ちになる実話

西沢泰生 著 

PHP文庫

 

 

 

「美意の按配」という寓話をご存知ですか?

 

タイトルの「美意の按配」とは、「何ごとも神様のおぼしめし」というような意味。

いろいろなパターンがあるようですが、かいつまんでお話をしましょう。

 

昔、ある小さな国に若い王様とその家来がいました。

家来の口ぐせは、「何ごとも、上天からの美意の按配」。

王様は賢い家来を信頼していて、2人はいつも一緒でした。

 

さて。ある日のこと。

いつものように2人でトラ狩りに出かけたとき、王様は獰猛なトラを仕留めます。

しかし、完全に死んでいなかったため、王様は小指を食いちぎられてしまったのです。

帰り道、「今日は本当に運が悪い」と繰り返す王様。

それを聞いていた家来は、いつものように

「王様、これも美意の按配でございます」と言います。

この言葉を聞いた王様、カチンときます。

「では聞くが、もし、私が怒っておまえを殺したとしても、

それも美意の按配だというのか?」

「はい、王様。それも、美意の按配でございます」

自信たっぷりに答える家来にいよいよ腹を立てた王様は、

城に戻ると、その家来を牢に入れてしまいました。

 

数日後、

1人で狩りに出た王様は道に迷い、危険な野蛮人が住む地域に入り込んでしまいました。

王様は野蛮人たちに捕らえられ、神様への神聖な生贄にされることに。

いよいよ、生贄になろうという寸前。

野蛮人たちは、王様に小指がないことに気がつきます。

そして、「不浄な者を生贄にはできない」と、王様を解放したのです。

 

命拾いをした王様。

何とか城に戻ると、すぐさま、家来のいる牢へ向かい、

今日、自分に起こったことを家来に話して言いました。

「おまえの言うとおり、私が小指を失ったのは美意の按配であった。許せ」

「王様、気になさることはありません。

それに、王様が私を牢に入れたことも、美意の按配でございます」

「なんと、それはどういうことだ?」

「もし、牢に入れられていなかったら、私は今日、王様と一緒に狩りに行っていました。

そして、私だけが生贄になったことでしょう。

ですから、これはすべて美意の按配でございます」

 

いかがでしたか?

 

「人間万事塞翁が馬」の故事にも似た話ですよね。

共通しているのは、「一見、悪いことが起こっても、

よい方向に転ぶかもしれないからクヨクヨすることはない」という教えです。

 

かく言う私も、新卒で入社して20年以上務めた会社がなくなりましたが、

そのおかげで、今、こうして本を書くことができています。

ほかにも、「えーっ、うそーっ」という出来事が、

後から考えると「いい出来事だった」という経験をたくさんしているので、

この寓話はとても腑に落ちるのです。

 

あなたも、「運が悪いなー」という出来事に遭遇したら、

この「美意の按配」という寓話を思い出してみてください。

そして、どんなに悪いことが起こっても、

「これは、いいことの前フリ」と思うことが、

結果として、「いい未来」を引き寄せます。

 

 

 

 

2018年11月17日(土)

 

【編集後記】

 

西沢先生の本は、やっぱりいいいですよね。

このメルマガでも、かれこれ10冊以上、紹介してきましたが、

いつも救われた気持ちになります。

 

実はこの年末、久しぶりに西沢さんと「さし飲み」する予定です。

ここのところの西沢さんは、もの凄い勢いでヒット作を連発させていますからねー。

ぜひこの機会に「作家道」を勉強させてもらいたいと思っています。

 

新宿あたりで、酔いつぶれた「作家風のオッチャン」2人組を見かけたら、

それは、私たちかもしれません。

 

 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

 早川勝

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最新刊↓『営業の鬼100則』

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こんにちは。

ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ

個人的な趣味として一斉配信しています。

毎週、「鬼100則」の話題ばかりで恐縮ではございますが

(興味のない方はホントにすいません、前置きは読み飛ばしてください)、

昨日11/9(金)、Amazonランキング(営業カテゴリー)にて、

「第1位」に返り咲きました!

ありがとうございます!

↓(ランキング写真)

https://www.facebook.com/photo……mp;theater

 

Amazon総合ランキングでも、

念願のベスト100入りし、98
位までアップしましたー!

 宮崎駿監督の次なる作品の原作としてミリオンセラーとなった、

「君たちはどう生きるか」を超えるなんて夢のよう(一瞬のこととはいえ)。

↓(ランキング写真)

https://www.facebook.com/photo……mp;theater

著名人の本やアイドルの写真集などと並んでいる風景は、不思議な感覚ですね。

 

9/10に『営業の鬼100則』が店頭に並び始めてから、今日でちょうど2ヵ月。

このタイミングでの再浮上というのは、嬉しいニュースです。

 

なぜ、再度ランキングが急上昇したのかといえば、

実は、11月9日(金)の日経新聞へ大きな広告が掲載された
おかげで…。

2面の「日銀総裁のインタビュー」と「社説」の真下あたりにどどーんと、

かなり幅をきかせた?巨大広告?を出してもらえました。

販促に力を入れてくださる出版社の方々には本当に感謝です。

 

書店での売れ行きも引き続き順調のようで、

昨日も渋谷の書店で、ロンブー敦さんの最新刊と一緒に、

ワゴンで山積みされている売り場を見て、大興奮しました。

 

ロンブー敦さんのデカいポップに負けず劣らずのバカデカい「鬼ポップ」!

↓(売り場の写真)

https://www.facebook.com/photo……mp;theater

 

このまま鬼本がロングセラーとなり、

一人でも多くの方々へと読み継がれていくことを、切に願うばかりです。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(686冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【イノベーション】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.686

『イーロン・マスクの言葉』

時代を超えた起業家シリーズ

ビジョン、苦労、欲望、アイデア、私生活……etc.

世界を救う起業家は、何を考え、何を語ったか―――

「いまだに片足は地獄に

突っ込んだままだが、このカオスからも、

あとひと月もすれば解放されるだろう」

桑原晃弥 著 

きずな出版

 

 

はじめに

 

スティーブ・ジョブズが亡くなったあと、

「ポスト・ジョブズは誰か」が話題になったことがあります。

当時の最有力候補は、アマゾンの創業者ジェフ・ペゾスでしたが、

いまや最も革新的で最もクレイジーな「ポスト・ジョブズ」は、間違いなく

スペースXやテスラモーターズのCEOイーロン・マスクと言うことができます。

 

ジョブズのキャッチフレーズが「世界を変える」なら、

マスクのキャッチフレーズは「世界を救う」です。

 

学生時代から「いずれ枯渇のときが来る化石燃料に、

過度に依存した現代社会に変革をもたらし、人類を火星に移住させる」という、

SF小説を凌ぐほどのクレイジーな夢を大真面目に語り続けていたマスクですが、

当初はその言葉に真剣に耳を傾ける人はほとんどいませんでした。

 

人は「いまそこにある危機」には対処しますが、

「やがて来るであろう危機」からは目をそらす傾向にあります。

マスクと同じ危機感を共有できる人は、ほぼいませんでした。

 

それはペイパルなどITの世界で成功してからも同様で、

当初は「大金を手にした若造のほら話」くらいに思われていました。

しかし、そこからマスクは破産覚悟の挑戦を続けることで、

世界中の大企業が実現できなかったロケットと電気自動車をつくりあげることに成功。

 

その評価は一転、いまや「クレイジーなイノベーター」の地位を確立しています。

 

(中略)

 

 

大事なのは、

私が火星に行けるかどうかではなく、

数多くの人々が行けるようにすることだ

 

「イノベーションの成果は、普通の人間が利用できるものでなければならない」

はピーター・ドラッカーの言葉です。

世の中の大半はごく普通の人たちです。

どんなにすぐれた製品も、使い方が難しかったり、価格が驚くほど高くては、

普通の人の役に立ちません。

 

これでは本当のイノベーションは起こりません。

誰もが使えるもの、多くの人が手にできるものをつくり上げてこそ

真のイノベーションと言えるのです。

マスクがスペースXで取り組んでいるのは、

まさにごく普通の人が普通の人が火星に移住できるようにすることです。

 

宇宙旅行というと、かつてデニス・チトーが約20億円をかけて

国際宇宙ステーションに滞在したように、

どうしても大金持ちの道楽をイメージしてしまいます。

 

しかし、それでは普通の人々には宇宙旅行など望むべくもありません。

 

マスクの目指すものはもっと身近なものです。こう話しています。

「大事なのは、私が火星に行けるかどうかではなく、

数多くの人々が行けるようにすることだ」

 

マスクが目指すのは火星に8万人が移住できるコロニーを建設し、

1人当たり50万ドルくらい(カリフォルニアに家が買える値段)

で移住できるようにすることです。

イノベーションは普通の人にできてこそ、

本物のイノベーションと呼ぶことができるのです。

 

(中略)

 

 

すべての大木も元は小さな種。

大事なのは成長率だ

 

マスクが起業に踏み切った理由のひとつは「人類を救う」ことにあります。

 

前述のように、世界の石油産出量は2050年には枯渇の危機を迎え、

もしその時点でも人々が石油に頼る生活をしていたとすれば、

人々は電気を失い、移動手段を失うことになります。

その解決策としてマスクが立ち上げたのが、ソーラー発電の会社ソーラーシティ。

とはいえ、世界が諸手を挙げて太陽光発電に突き進んでいるわけではありません。

変わらず石油に依存する国もあれば、原子力を推進する国もあり、

国によって普及率には随分と差はありますが、

マスクはそんなことは気にも留めていません。

2011年、カリフォルニアにおける太陽光発電の普及率が

わずか1%程度であると指摘され、こう反論しています。

 

「普及率からすると、全体の1%程度だが、成長率は年率50%程度にものぼる。

つまり今後は1%が1・5%になり、それが2%、3%と伸びていく。

それにしたって普及率が低いと思うかもしれないが、すべての大木も元は小さい種。

大事なのは成長率だ。ソーラーシティの場合、年間2倍のペースで成長している」

 

こうした考え方はジェフ・ペゾスがアマゾンを創業した理由ととてもよく似ています。

 

人はとかく「いま」だけを見て判断する傾向がありますが、

成功する起業家は「いま」だけではなく

「未来の可能性」を見て判断を下しているのです。

 

(中略)

 

 

最初からそんな甘えたスケジュールに

すべきではありません。

そんなことをしたら、無駄に時間を多く

使うに決まってますから

 

スケジュールの立て方は人それぞれですが、

総じてアメリカの起業家たちはせっかちです。

スティーブ・ジョブズは「三ヵ月計画」について説明する社員に

「一晩で成果を上げてほしい」と要求していますし、

ジェフ・ペゾスは「いつまでにやればいいのか?」と尋ねる社員に

「すでに遅すぎるくらいだ」と言い放っています。

 

マスクも同様です。社員が立てた月間や週間の予定に対し、

「一日単位、一時間単位、分単位に落とし込め」と、

さらなるスピードアップを求めますし、

「モデル3」の開発に際しては、

同業他社が4〜5年かけるところをわずか2年半で完成させるよう指示をしています。

なぜこんな無茶なスケジュールを組むのでしょうか。こう話しています。

「最初からそんな甘えたスケジュールにすべきではありません。

そんなことをしたら、無駄に時間を多く使うに決まってますから」

 

通常、スケジュールは自分たちの経験を元に少し余裕を持って立てるものです。

それでも予期せぬことが起こって遅れるわけですが、

マスクは「無茶に無茶を重ねてやっとできるかどうか」

というスケジュールを口にする傾向があります。

おかけでモデル3などは生産遅延による大混乱を引き起こすことになりましたが、

それでも「みんながもっとがんばればいいんだ」

と言い切るところに、マスクの強さがあるのです。

 

(中略)

 

 

ゆっくりやって利益を出すか、早く進めて

利益は二の次か。私は後者を選んだ

 

企業にとって「利益を出す」ことは至上命令のように考えがちですが、

利益よりも規模の拡大や顧客サービスの充実を優先すべきというのが、

イーロン・マスクやジェフ・ペゾスの考え方です。

 

アマゾンは創業以来、ほとんど利益を出すことなく

ひたすら事業の拡大に邁進することで今日の地位を築き上げています。

そこにあるのは、利益よりも成長を重視する姿勢です。

株主から利益率の低さを指摘されることもしばしばでしたが、

やるべきことが山とあるのに利益を出そうとするのは「愚かなこと」と一蹴しています。

マスクはペゾスのような言い方はしていませんが、

あるとき利益に対する考え方を聞かれ、こう答えています。

 

「事業を急拡大させ、大きな設備投資をしている間は、黒字化というのは難しい。

もちろん我々はそれらのペースを落とすことはできる。

そうすれば利益は確実に出る。

しかし、私が重要視しているのは、短気利益よりも、

EVを長期でよりいいものにして、生産を最大化させること。

これは単なる選択に過ぎない。

ゆっくりやって利益を出すか、早く進めて利益は二の次か。

私は後者を選んだ」

 

世間やウォール街にとっての正解が真の正解とは限りません。

自分が正しいと信じたなら、それが正しい答えであると、

そう信じて突き進むところにマスクの強さがあります。

 

 

 

2018年11月10日(土)

 

【編集後記】

 

イーロン・マスクは凄い!

この生き方に触れると、気持ちが高揚します。

 

まさに今、私たちが取り組んでいる「生保業界革命」と

共通するメッセージを抜粋してみました!

 

いやー、魂が震えます。

我々の組織も、もっともっとスピードを上げて成長・拡大していかなくては!

業界にイノベーションを起こし、「人類を救う」ために。

 

 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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 早川勝

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こんにちは。

ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ

個人的な趣味として一斉配信しています。

 

「6刷目の増刷」決定の吉報が入りました!

『営業の鬼100則』は、これで「2万部」突破です‼

http://tsuitel.in/books/index.html

2万部という第一関門のバーをクリアでき、まずはホッとしています。

皆さまの応援のおかげです。本当にありがとうございます。

 

過去12作の拙著のなかで最も売れた、

「死ぬ気で働いたあとの世界を君は見たくないか」
「死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる」

(死ぬ気シリーズ4部作のパート「1」と「2」) http://tsuitel.in/books

を超えそうな勢いがついてきました。

『営業の鬼100則』は、まだ発売されて2ヶ月も経っていませんので、

初速ペースだけでみれば、死ぬ気シリーズを上回る売れ行き。

まだまだ多くの読者のもとへ広がっていくのではと、期待に胸を膨らませています。

次なる目標は、死ぬ気シリーズを超える6万部突破!

そして死ぬまでには「100万部」突破のミリオンセラーを成し遂げたい!

と決意も新たな今日この頃。

 

「調子に乗るな」「浮かれるな」とお叱りを受けそうですが、

それが私の人生最大の夢。どうかお許しくださいませ。

 

土日は一歩も外に出ず、遊びの誘いはことごとく断り、

一年中の休日すべてを執筆に捧げています。

皆さんが旅行を楽しんだり、行楽やバーベキューに興じている間に、

私は部屋に引きこもり、「執筆」に没頭しているわけです。

(昼食は、部屋に運ばれてきて→食後は、空いた食器のトレイをドアの外に)

十年前に、ゴルフも一切やめ、キッパリと競馬もやめました。

最近は、家族でお出かけ、というのもほぼ皆無です。

(誕生日や記念日に、近所で外食する程度)

 

平日は、組織のミッションを担って全国を飛び回る多忙な日々…。

その疲れを癒すのは、休息やバカンスではなく、執筆への情熱なのです。

 

夢に向かって「重版」に浮かれている私ですが、

どうか、広い心で大目に見てもらえたらと思います。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(685冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

この本、深くてなかなか面白い。

 

本日のテーマは、【倫理学・満員電車の神社】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.685

『目的なき人生を生きる』

とかく人生はやかましい。

人生ずっとは、がんばれない。

『小さな倫理学』の倫理学者による、解放の哲学

人生を意味だらけだと思うと、

「つまずきの石」につまずく。

死ぬまで競争? 勘弁して。自己実現など、小賢しい。

終活、就活、余計なお世話。

それでも世間はやかましい。

社会に煽られ、急かされ続ける人生を、

一体いつまで過ごせばいいのか。

「人生に目的はない」。

そう考えた方が豊かな人生が過ごせると、

“反倫理”を倫理学者が真面目に提示する。

山内志朗 著 

角川新書

 

 

人間の基本的本性が利他心に溢れるものだったら、

人間世界は争いも少なくなって、もっと生きやすいはずなのに、とつくづく思う。

しかし、現実には、国家や民族の間で憎悪まみれの殺し合いは起こるし、

住宅でも隣同士で諍いが起こるのは日常茶飯事である。

 

利己心やエゴイズムや攻撃性を否定するのが、倫理学ということになっている。

だが、人間の本性が、敵対するものを倒すことによって生き延びることを

含んでいるとすると見え方は異なってくる。

だからこそ、人間の本性についての性善説とか性悪説とかいう整理を見ると、

倫理学的猫じゃらしに見えてきて、不愉快になってしまう。

 

敵対するものへの攻撃を本質とする心のあり方が「政治的なもの」であり、

そこに人間の本質はあり、人間を行動に駆り立てるのだ、という捉え方がある。

政治学者カール・シュミットの主張だった。

 

「幸せ」を求めるとなると、具体的にどう行動すればよいのか、

段取りが見えてくるわけではない。

ところが、敵を倒すためにどうすればよいのかとなると、

人間は頭も行動も機敏になって、そのやり方はとたんに具体的に分かりやすくなる。

 

「政治的なもの」を踏まえた行動指針の方がずっと分かりやすいのだ。

幸せになるのは苦手でも、いじめるのは得意で上手なのだ。

 

世の中ではアグレッシブな人間ほど行動的であり、

他者との関係を築くことに長けている。多くの人と知り合いである。

人間好きとは、権力関係の顕示であり、

知り合いが多いのは、権力の大きさを示すことになる。

 

他者を破壊し、食糧として食べてしまおうとする攻撃性は、

人間のように食糧を確保する技術を豊富に持った生き物はあまり発揮しなくてもよい。

養殖漁業でも農業でも飲食店でも、破壊性としての攻撃性は必要でない。

他者を巻き込むための攻撃性が、アグレッシブということだ。

 

そして、その根っこにある攻撃性を忠実に残している文化的営為が「笑う」ということだ。

集団の中で、一番大声で笑うのは、一番権力を持っている者である。

つまらないダジャレでオヤジが笑うとき、権力者の笑いこそ、一番大声であり、

笑うことの強制を含んでいるのだ。

これを見ると、笑いの権力論的構造がよく分かる。

テレビのお笑い番組は、権力を学ぶための家庭内学習、宿題みたいなものだ。

 

人間の攻撃性と暴力性に対して、見て見ないふりをして、

善意や隣人愛だけ語っていても、それは善意や悪意を搾取・濫用・収奪することで、

自己の利益を増やし、自分だけ肥え太ろうとする人間本性を放し飼いにすることになる。

 

「悪」もまた贈り物であり、その制御を目指すことこそ、求められる道なのだ。

悪しか見ない倫理学が暴虐だとすれば、

善しか見ない倫理学は脆弱に過ぎるのである。

 

(中略)

 

ここは朝のラッシュアワーのプラットホーム。

満員電車のドアが開く。この人混みはいったい何だ。

こういう事態に慣れ親しんではならないと自分を戒める。異常な事態だから。

後ろからはアタッシュケースに角にお尻をつつかれ、

前からは膨れ上がったバックパックに顔を殴られる。

つり革をつかみ取ろうとする無数の肘によるエルボーパンチ。

私は身も心もフラフラになる。

 

心は体をさまよい抜けて空想を始める。

「わが身よりあくがれ出づる魂」の登場である。

人々がゾロゾロと降りてくる。そしてその入口の両端に人々が待ち構え、

降りるのが終わると人々が列をなして乗り込んでいく。

 

この光景はどこか別のところで見たことがある。

そうだ。初詣のときだ。

人混みと押し合いへし合い、人間だらけだ。

満員電車のドアが開いた様子は、大きな神社へと続く参道のようだ。

入口のところにはコマ犬がいる。

じっと動かず、出る人にも入る人にもジャマになるように鎮座している。

入口の両脇の手すりを握ったまま、絶対離さないぞとしがみついている。

コマ犬の優先地域を担う人は車内にも車外にも溢れている。

 

ときには参道の真ん中に仁王様が立っている。

流れに逆らい降りる人の流れをせき止め、

今度は乗る人の流れもせき止めるのだから、仁王様としては勤勉である。

しかも、電車の乗り降りを、通勤通学者のために修行の場にしているのだから、

合掌してお参りするべきだ。

 

さらに楽しいことには、電車の中には哲学ファンがたくさんいるようだ。

なにしろ、一度手にした物は手すりであろうと離さない人々をたくさん発見できるからだ。

その一つに「スピノザのつり革」がある。

哲学者のスピノザの『エチカ』には、コナトゥスの説明として、

「いかなる事物もそれ自体である限り、自らの存在を維持し続けようとする」

(スピノザ『エチカ』第三部定理六)とある。

『エチカ』の説明を読むと難しそうだが、

要するに、つり革も一度手にしたら話したがらない、ということだ。

これが「スピノザのつり革」である。

その奪い合いを肘で頭を殴られないようによけながら、じっくり鑑賞しようではないか。

 

ともかくも人間的環境を逸脱したとしか思えない朝の満員電車も、

霊場巡りの一種と考えれば、

霊場巡りを趣味とする身には少しはその時間を楽しむ術が見つかる。

 

(中略)

 

朝方、品川駅のホームで、二人の女性が、

「殴っただろ、謝れ」「何をいいがかりつける!」とつかみあいののけんかをしていた。

これが、こういうことのあふれている場所が都会だ。

都会は孤独で暴力的だ。言葉で打倒し仕留める、狩人型言葉攻撃があった。

言葉による「瞬殺」、それが都会の狩人達の目標だ。

 

夜遅く酔っ払いの二人がすれ違いざまにぶつかって、無言のまま殴り合い、

二人とも線路に落ちてさあ大変、という光景も見たことがある。

 

駅の雑踏を静かな羊の群れと見てはいけないことを何度も習った。

 

人間は一人一人が神社みたいなものだ。

 

個人の尊厳という言い方はあるが、

これは軽んじれば祟りがあるということだ。

 

朝のラッシュの電車は、神様で満員の乗り合い電車ということなのだろう。

 

「触らぬ神に祟りなし」という諺がある。

朝のラッシュに当てはまりそうだ。

 

満員電車は形而上学の教室だ。見よ!

 

 

(中略)

 

目の前に大きな箱が出され、

「この箱の中には或る食べ物が入っています。何だか教えません。

それでは、あなたはそれを食べたいと思いなさい」

 

と言われて、旺盛な食欲を持つことができるのか。

「がんばって生きよう」という掛け声には、同じような響きがある。

欲望を駆り立てる流れは「好き好き大嫌い」という道筋を通りやすい。

あれほど好きだった気持ちが途中で大嫌いに転じてしまう。

 

幸せも同じようなところがある。

「幸せですか」という問いは、自分に対してであれ、ほかの人に対してであれ、

それほど頻繁になされるとは思えないが、珍しいものではないだろう。

しかし、幸せでないことから、幸せに変わっていくことは、

ツベルクリン反応が陰性から陽性に、否定から肯定に転じることではない。

 

「幸せですか」という問いの答えが、「はい」か「いいえ」か二つに一つだと考えるのは、

倫理学を日常生活に適用することが合理性の涵養向上に資すると考える、

論理屋さんだろう。

 

正しい答えは「幸せだけれど、幸せでない」ということしかないと私は思う。

 

すべての面で満ち足りていて、不満がなくて、

ありとあらゆる点で幸せだというのであれば、生きていても仕方がない。

それ以上よくなることはないから、それからどんどん不幸になっていくから、

結局生きている必要はないかもしれない。

 

「幸せ」とは、目指されるべき理想的状態というよりも、

今進んでいる道筋、その進み方について、このままでよいのか、問題点はあるのか、

その問題点をどうすべきなのかといった、現状の評価と今後の方向性を示す目印なのだ。

 

倫理学において、「徳」という概念が持ち出されるが、

これまた理想的到達点ではなく、現状を評価調整するための指標なのだ。

 

 

 

 

2018年11月4日(日)

 

【編集後記】

 

ソフトバンクが日本シリーズを制覇しましたね!

ホークスファンの皆さま、誠におめでとうございます。

私の予想通り、リーグ2位の球団が制する下剋上シリーズとなりました。

 

カープファンは残念無念。結局、平成30年間で一度も日本一になれず…。

今年もまた、ペナントレースでの勢いを生かすことができませんでした。

そう、チームの武器である「機動力」を封じられたのが「敗因」です。

 

「8度の盗塁を試みてすべてが失敗!」というのはシリーズ新記録らしい。

ホークスの甲斐捕手の「鬼肩」はもの凄かったですよねー(6連続アウト)。

まさに?甲斐キャノン?炸裂でした!

甲斐選手の打撃成績は、たった2安打の打率1割4分という低打率で、

しかも、打点は「0」であったにもかかわらず、

守備だけで「MVP」を獲得したことからも、

どれだけ大きな貢献度であったのかを計り知ることができます。

 

甲斐選手は大分の楊志館高校から「育成ドラフト6位」で指名された無名の捕手。

その無名の逸材を発掘したスカウトの眼力こそが、

チームを日本シリーズ制覇へと導いた大きな要因であったと言えるでしょう。

 

ドラフトどころか育成ドラフトにおいても下位まで指名されなかった、

いわゆる「どこの球団もからも相手にされなかった選手」ということです。

 

支配下登録されるまでに(百番台の背番号で)3年を擁しましたが、

まさに「育成」され、その実力がこうして開花したわけです。

 

やはり、どの組織にとっても、大事なのは、

「スカウト(採用)」と「育成(教育)」ですね!

 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

 早川勝

 【ホームページ】 http://tsuitel.in

 

最新刊↓『営業の鬼100則』

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こんにちは。

ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ

個人的な趣味として一斉配信しています。

最近、「鬼うれしいー!」「鬼たのしいー!」「鬼ツイてる!!」

「鬼すごーい!」「鬼チャンス!」「鬼売れてる!」など、

新刊の『営業の鬼100則』が好スタートを切ったことで、

気がつくと、「鬼、鬼、鬼・・・」を連呼している今日この頃。

 

そのせいなのか。

不思議な?鬼現象?が起こり始めました。

 

実は、おとといの朝、寝起きに鏡を覗いてみると…、

なんと、な、な、なんとですね、

私の頭の上に「角が2本」生えているではありませんか!

そう、まさに、?鬼
?のように…👹

 

それはもう立派な黒いツノがニョキニョキと、左右に2本。

「ついに鬼が憑りついたのかー!」と驚いた私は、

寝ぼけまなこをこすりながら、顔を鏡に近づけて見れば、

たしかに、頭に角が2本。

 

「そんなバカな!」

さらにもう一度、鏡の中の自分をよくよく覗いてみると。

 

「あっ、なるほど!」

私はひとり、笑ってしまいました。

 

それは・・・・・、

ひどい「寝ぐせ」だったのです(笑)

 

なんとも微妙なオチで…、大変失礼しました。

 

さて、新刊『営業の鬼100則』ですが、

おかげさまで、発売スタートから1カ月半、

書店での売れ行きは引き続き絶好調のようで、

なんとなんと、またまた5刷目の「重版」が決定したと、

出版社の編集担当者から吉報が入りました。

http://tsuitel.in/books/index.html

 

本当にもうありがたや、ありがたや。

 

「鬼うれしい!」があふれて止まらない、

そんな読書の秋でございます!

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(684冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【原因分析】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.684

『SOSの猿』

サルが飛び、アクマが笑う。

伊坂エンターテインメントここに極まる!

伊坂幸太郎 著 

中公文庫

  

 

 

「プログラムにバグが混入する原因には、大きく二種類があります」

昼休みが終わり、釜飯屋から職場に戻ってきた五十嵐真会議室にいた。机でプログ

ラマーと向き合い、そう言う。

「あの、早くしてください」女性プログラマーはあからさまに不機嫌だ。腕時計を何度も

確認し、椅子にもまっすぐ腰掛けていない。

都内の、三十五階建てオフィスビルの十階、清潔感が漂うというと聞こえはいいが、実

際には、無機質で無菌の病院のようだった。

会議室には、テーブルがいくつも並び、キャスター付きの間仕切りがあり、いくつもの

打ち合わせが行われている。

女性プログラマーは早く自分の仕事場、端末の前に戻りたくて仕方がない。

何しろ単体試験の期限が迫っている。平日は深夜まで残業し、土日の休日の返上し、恋

人の男性とは電話で喋る時間すらない。髪を切りに行く時間もなければ、日々、化粧を落

とすのもままならないような状態だ。

「原因には大きく二種類があるんです。『うっかり』と『思い込み』です」淡々と説明す

る五十嵐真は、眼鏡をかけ、生真面目な学者風であるから、向かい合うプログラマーは自

分がロボットであるかのような気分になる。どうしてこの忙しい状況の中、悠長に、「バ

グには二種類の原因があります」などと指導されなくてはいけないのか理解に苦しむ。

彼女は、「はあ」としか言えなかった。

「うっかり、とはつまり、不注意でミスをした場合です。1とキーボードを叩くべきとこ

ろを2と叩いてしまっただとか、不等号の向きを誤ってしまっただとか、そういうことを

指します。もっと簡単に言えば、佐藤さんに対して誤って、斉藤さんと声をかけてしまっ

た場合が、うっかりです」

「うっかりミスにしても、苗字を間違えられたら寂しいでしょうね」女性プログラマーは

興味がなさそうに、適当に相槌を打つ。「ねえ、そう思わない? イガグリさん」

「五十嵐です」

「あ、ついうっかり」

五十嵐真はそのような嫌味にはまるで、動じない。納期に追われたプログラマーが、品

質管理の五十嵐真に好意的でないのはいつものことであるし、五十嵐真の融通の利かな

い性格が相手を苛立たせるのもよくあることだった。あとになって彼女が、同僚たちに、

「だからわたしあいつに嫌味を言ってやったわけ」と勇ましく話をし、そのことで満足が

得られるのであれば、それはそれで有益だとさえ思った。

「一方、思い込みによるミスはね『正しい』と担当者が勘違いをして、起きたミスのこと

です。今の例で言えば、佐藤さんのことを、うっかり、斉藤さんと呼んだのではなく、斉

藤という男だと『思い込んで』いたがために、斉藤さん、と呼びかけた場合がそれです。

うっかりミスとは異なります」

「ああ、そうかもしれないですね」女性プログラマーは腕時計をまた確認する。それから

少し脚を揺すり、机の上の紙コップに手を伸ばした。彼女の貧乏ゆすりが次第にひどくな

る。

全身が震動し、頬が震え、皮膚がゴムのように大きく伸びたかと思うと、すっと縮まり、

切れ長の眼をした肌の艶々した顔に変わった。口からは踊るような舌が見える。

さすがに五十嵐真も目を見張った。

女性の顔は激しく、ぶるんぶるんと振れ、またもとの、色気の乏しい顔に戻る。

「でも、それがどうかしたんですか。うっかりミスだろうが、思い込みのミスだろうがわ

たしはバグを出しちゃいました。ごめんなさい。それでいい?」

五十嵐真は能面じみた表情で、首を横に振る。「本当の原因を調べないことには、正し

い対処ができないですから」

 

(中略)

 

「いいですか、もし、その失敗の原因が、担当者の『うっかり』にある場合、どうしてそ

のうっかりミスを誰も注意できなかったのかを調べる必要があります」

「うっかりミスなんて、防ぎようがないじゃない」

「その通りです。うっかりミスは防げません。ですから『うっかりミスには寛大に、規

律違反には厳格に』と、これは基本的な考え方であるべきです。そうしなければ、社会が

うまくいきません。得てして、その逆が多いのですが。とにかく問題はその、うっかりミ

スによる被害を最小限に抑えることです。そして一方で、うっかりミスが起きた原因をさ

らに調べる必要もあります」

「うっかりミスは、うっかりとしか言いようがないでしょ」

「いえ、そうとは言えないのです。人間が不注意になるのは環境の問題も大きいのです。

たとえば、睡眠不足」

女性プログラマーは噴き出した。「それが言い訳になるなら、世のプログラマーはみん

な困りませんよ」

「睡眠不足は、失敗の大きな原因です。眠気は脳の機能を低下させます。たとえば、NA

SAのスペースシャトル墜落も、その後の調査によって、打ち上げ関係者の睡眠不足が要

因の一つとして結論付けられました。睡眠不足による大脳皮質の機能低下は、アルコール

による機能低下と同じなんです。つまり、酔っ払って仕事をしているようなものです」

「じゃあ、もっと睡眠時間を増やせるように、って客先に交渉してよ」

「それも一つの、正しい対処です」五十嵐真は冷静に話をする。「そして、次には、うっ

かりミスがどうしてテストで発見できなかったのかを検証する必要があります」

「テストで?」

「うっかりミスは誰でもやります。問題はそれをチェック段階で見つけることです。一方、

思い込みによる失敗の場合は、対処が異なります」

「思い込みに理由なんてあるわけ?」

「ある人が、佐藤さんを斉藤さんだと思い込んでいたという、先ほどの喩え話の場合、た

とえば、その人の背中には『SATOU』と刺繍がしてあるけれど、どういうわけか、糸が

ほつれ、『SAITOU』と読めたのかもしれない。だとすればそれが思い込みの原因で

す」

「背番号みたいに名前を縫ってたら、それだけで有名人ですよ。むしろ、『佐藤さんって、

ほらあの名前を縫っちゃってる奴ね』って印象深くなりますよ」

「喩え話ですよ」「知ってますよ」

「そうだとすると今度は、思い込みの範囲を調べる必要が出てきます。つまり、佐藤さん

を斉藤さんだと思い込んでいるのはその彼だけなのか。もしくは、他の人間も思い込んで

いるのか。この刺繍が原因であれば、他の人間も思い込んでいる可能性が高いわけですし、

刺繍を見たことのある人間を全員、疑う必要があります」

「そしたら他の人間にも、『つかぬことをお聞きしますが、佐藤さんの名前を斉藤さんだ

と思い込んでいないですか』って確認して回るわけ?」

「その通りです。それが品質管理の仕事です。五十嵐真はうなずく。「つまり、思い込み

が原因でバグが混入したのだとすれば、他にも思い込んでいる人間、思い込んでいる箇所

があるのではないか、と調べるわけです。たとえば、設計書の書き方が紛らわしいことが

思い込みの原因だと分かれば、今度は、その設計書と同様の書き方をしている設計書がな

いかを、調べなくてはいけません」

 

 

 

 

2018年10月28日(日)

 

【編集後記】

 

昨日の土曜日は、大学時代のサークルの同窓会でした。

創設メンバーである大先輩方も含め、1期〜9期、総勢数十名が集いました。

(ちなみに、私は7期生)

20年振り、30年振り、なかには40年振りの再会という先輩方もいて、

一次会、二次会、三次会と、なつかしさがあふれて止まらない、

そんな一日となりました。

 

つくづく思ったことは、男子も女子も、

見た目は年相応に老け込んだり、丸みを帯びた体型に変化しているものの、

ほとんどの人は、「昔と変わっていない」ということです。

 

性格、話し方、声、表情、くせ、などの特徴は、昔のまんまでした。

なかには、むしろその時代よりも「若返った」と思えるくらい、

風貌がまったく変わってない先輩もいて、ホントに驚きました。

 

一次会と二次会の合間には、大学の学園祭も見学でき、

あの時代とはすっかり変わってしまった構内の風景でしたが、

ところどころにあの頃の面影が残っていて、

古きよき昭和の時代へとタイムスリップすることができました。

 

沖縄、広島、福島、長野など、遠方から泊りがけで参加された人たちも多く、

これだけの大規模なOB会は、もうこれが最後になるのではないかと思われます。

 

青春の思い出と共に、再会の感動をしみじみと胸に刻みました。

 

ではここで、サミュエル・ウルマンの詩「青春とは」の一節をご紹介します。

 

青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ。

 

若くあるためには、創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり、

安きに就こうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならない。

 

人間は年を重ねた時老いるのではない。

理想をなくした時老いるのである。

 

歳月は人間の皮膚に皺を刻むが、情熱の消失は心に皺を作る。

 

悩みや疑い・不安や恐怖・失望、これらのものこそ若さを消滅させ、

雲ひとつない空のような心をだいなしにしてしまう元凶である。

 

六十歳になろうと十六歳であろうと人間は、

驚きへの憧憬・夜空に輝く星座の煌きにも似た事象や思想に対する敬愛・

何かに挑戦する心・子供のような探究心・人生の喜びと

それに対する興味を変わらず胸に抱くことができる。

 

人間は信念とともに若くあり、疑念とともに老いる。

 

自信とともに若くあり、恐怖とともに老いる。

 

希望ある限り人間は若く、失望とともに老いるのである。

 

 

―――サミュエル・ウルマン

 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

 早川勝

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こんにちは。

ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ

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本日10月20日、誕生日を迎えることができました。

 

数多くの方からの心温まるお祝いメッセージをいただきまして、

誠にありがとうございますm(__)m

 

おかげさまでこうして、無事に56歳まで歳を重ねることができたのも、

ひとえに、皆さまのご支援ご鞭撻があればこそ、

感謝・感謝・感謝の気持ちでいっぱいでございます。

 

そうして「歳を重ねる」ことと同様に、

新刊の「版も重ねて」いけたらなぁ、と心から願う56回目の誕生日。

まだまだ『営業の鬼100則』の「重版は?4歳?」の幼児レベル、

http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

目指すは実年齢と同じく、重版「56刷」です!(笑)

 

そんな浮かれたバースデーウィークに、さらなる嬉しいニュースが入りました。

東京駅内の「Book Expressグランスタ東京店」にて、

ビジネス書ランキング『第1位』となったのです!!!

並みいる話題本の中でも、ひときわ目立つトップの売り場に置かれているのですから、

やはりテンションが上がりますよね。

 

その売り場のすぐ一つ下段には、なな、なんとなんと、

文芸書ランキング第1位・東野圭吾の最新刊「沈黙のパレード」が…。

第2位が池井戸潤の「下町ロケット」ですからねぇ、

それら有名作品と肩を並べられ、私早川の舞い上がり具合がどれほどのものなのか、

皆さにもご想像いただけるのではないでしょうか。

 

これからは、自称「ビジネス書業界の東野圭吾」を名乗らせてもらおうかと!

 

次の作品は「ガリレオの鬼100則」というタイトルで書きましょうか(笑)

または「マスカレード鬼ホテル」「ラプラスの鬼魔女」、

さらには「鬼夜行」「天空の鬼」「流星の鬼」「麒麟の鬼」・・・、
なんていうのもいいですね!

 

すいません、調子に乗って暴走しました!
m(__)m

 

いや、タイトルはともかく、

ただ今、まじめに「小説」第2弾を書いていますので、乞うご期待!

 

2年前に出した小説・第1弾にご興味のある方はコチラです。

↓『ツイてない僕を成功に導いた強運の神様』

https://goo.gl/ZAooUn

 

 

あっ、ちなみに、先週号でご紹介した「読者女性」とのエピソードの舞台となった、

その渋谷マークシティーの書店「啓文堂」では、

ビジネス書ランキング『第4位』のコーナーでトドーンと売られているようです。

もしかすると、彼女のお仲間が、こぞって買いに走ってくれたのでしょうか。

 

皆さまの応援、本当にありがとうございます。

心より御礼申し上げます。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(683冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

かつて
「ツイてない僕を成功に導いた強運の神様」

の編集を担当してくれたSさんが、

今年、出版社を移籍してから手掛けた初の作品なのだそうです。

 

本日のテーマは、【伝え方】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓

私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.683

『ひと言で伝えろ』

できる人は「誰でも」「短く」話している

「世界ふしぎ発見!」の放送作家が教える

言いたいことを確実にわかってもらう説明の技術

石田章洋 著 

WAVE出版  

 

 

ちなみに東京タワーの名称も、

そうした絶大な信頼を寄せられていた人の「鶴の一声」で決まりました。

 

昭和33(1958)年に完成した東京タワーの名称は公募で選ばれたものですが、

じつは公募で最も多かった名称は「昭和塔」でした。

 

審議会が開かれて、一度は「昭和塔」で決まりかけたのですが、

そのとき、異を唱えた人がいたのです。

それが当時のマルチタレントで、審議会の審査委員長だった徳川無声さんでした。

 

徳川さんが全体の0.25%しか応募のなかった「?東京タワー?がいい!」

と言い出して、応募数とは関係なく名前が決まったそうです。

 

徳川無声さんは、いまでも使われている「彼氏」や「恐妻家」といった

流行語を生み出していた人気者でした。

ですから「無声さんが言うなら、それでいい」と周囲が納得して

「東京タワー」に決まったわけです。

 

(中略)

 

仮に、あなたがおでん屋さんだったとして、

カウンターのお客さんから、こう注文されたらどうでしょう。

 

「大根と厚揚げ、しらたき、卵に牛すじとがんもどき、それとウインナー巻きにタコ、

つみれとはんぺん、餅入り巾着にロールキャベツにちくわぶとジャガイモ。

以上、よろしく!」

 

メモでも取らない限り、とてもではありませんが、一度に覚えられません。

情報過多の説明は、このおでんの注文の仕方と同じなのです。

 

突然ですが、ちょっとしたテストをおこなってみましょう。

次にあげる10桁の数字、

あなたは10秒間で記憶することができるでしょうか?

 

0430830213

 

いかがでしょうか?

よほど記憶力のすぐれた人でない限り、

10桁の数字を10秒で覚えるのは難しくないでしょうか。

 

ですが、この10桁の数字を3つのグループに分けて、

語呂合わせして意味づけしてみたらどうでしょう。

 

043(おじさん)

083(おばさん)

0213(おにいさん)

 

ランダムに並んだ10桁の数字を覚えるより、

はるかに記憶しやすくなったはずです。

 

その理由は10あった要素を、意味を持つ3つのかたまりに分けたからです。

 

人間は、一度に処理できる情報の量が決まっています。

じつは、3つから5つくらいの要素までしか、一度に処理できないそうです。

 

ただし、5つも一度に処理できるのは、かなり優秀な人なので、

ハードルを下げて「普通の人は、一度に3つまでしか情報を処理できない」

と考えたほうがいいでしょう。

 

おでんを注文するにしても、「まずは大根と厚揚げ、あとしらたき」と、

3つずつでないと、相手は処理できません。

 

固定電話の番号も10桁の数字ですが、

「03−3×××―5×××」と3つのかたまりに情報を分けることで、

ようやく覚えられるのです。

 

(中略)

 

最も単純に説明を短くする方法は、ムダな言葉を捨てることです。

 

ムダな言葉の代表は「え〜」「その〜」「まあ〜」といった間投詞、

いわゆる言葉のひげです。

「〜」がひげのような形なので、そのように呼ばれています。

 

この「〜(ひげ)」が多いと、

だらだらとした締まりのない説明になってしまいます。

 

ですから、テレビやラジオのアナウンサーは、

こうした「〜(ひげ)」のついたしゃべり方を絶対しないよう、徹底的に指導されます。

 

(中略)

 

以前、落語家の前座さんの稽古を見学させてもらったときのこと。

その前座さんが、あまりに「え〜」を連発するので、

稽古をつけている真打(師匠)が

「沈黙が恐いから、え〜って言ってしまうんだ。

そういうときは、口にグッと力を入れて黙ったほうがいい」

と教えていました。

 

ひげ言葉を言いそうになったら、黙ってみろというのです。

 

沈黙の間をつくると、お客さんは、次に出てくる言葉に注意を向けてくれる。

さらに沈黙の間ができると、メリハリが出て、

ダラダラとした話にはならないのだそうです。

 

私たちも「え〜」「その〜」と言ってしまうくらいなら、

勇気を持って沈黙の間をつくってみましょう。

 

その間が、効果的に相手の関心を引きつけるだけでなく、

説明を聞いている相手にとっても、思考を整理する時間になります。

 

(中略)

 

数字が大きすぎてかえってイメージしにくい場合もあります。

たとえば、人類は6000年前から金を採掘してきたが、

その総量は約15万500トンです。

 

これをわかりやすく伝えたい場合は、

「その総量は約15万500トン。オリンピック公式プール約3杯分です」

とフォローすると、一気にイメージしやすくなります。

 

テレビ番組でも、広さを「東京ドーム〇個分」

「テニスコート〇面分」といった表現をよく使います。

これも、視聴者にイメージしてもらうための手法です。

 

数字を効果的に使うお手本は、アップルの創業者スティーブ・ジョブズです。

2005年、30ギガバイトの新型ipodを発売したときもジョブズは

「音楽なら7500曲、写真なら2万5000枚、動画なら75時間分を持って歩ける」

と表現しました。

30ギガバイトと言われてもピンときませんが、これなら誰でもイメージできます。

 

私たちもイメージしにくい数字を説明に使うときは、

ジョブズを見習って、手触り感のあるものに置き換えてみましょう。

 

(中略)

 

たとえ話には、「難しいことをわかりやすく説明できる」効果もあります。

 

例をあげれば「構造改革の成果は、すぐに出るものではない」と主張をしたいときも

「漢方薬のようなものです」とひと言、添えるだけで

「対症療法ではなく抜本改革だから、漢方薬のようにじわじわと効くのか」

とイメージさせることができます。

 

実際に、古今東西の偉人からも「人生」や「富」といった漠然としたものを、

たとえることで、短くわかりやすく表しています。

 

「人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには走らなければならない」

(アインシュタイン)

「人生とは道路のようなものだ。いちばんの近道は、たいていいちばん悪い道だ」

(フランシス・ベーコン/イギリスの哲学者)

「富は海水に似ている。飲めば飲むほど、のどが渇くのだ。

名声についても同じことが言える」

(アルトゥル・ショーペンハウエル/ドイツの哲学者)

 

このように、たとえ話の代表的な表現方法は、

「××は〇〇のようなものである」といった表現です。

「××」には漠然としている伝えたいことや、専門的すぎて伝わらないことを入れ、

「〇〇」には、それをわかりやすく何かに置き換えた言葉を入れます。

 

このときは、「××の?本質?とは何か」、

「××と同じようなもので身近にあるものは何か」と発想を広げ、

最適な言葉を当てはめます。

 

ようするに、伝えたいことの本質を見極め、

それを同じ本質を持つもの、あるいはよく似た本質を持つ別の例を探し出して、

言葉を組み立てればいいのです。

 

 

 

2018年10月20日(土)

 

【編集後記】

 

先週号の編集後記で「下剋上シリーズに期待したい」と書きましたが、

由伸ジャイアンツは、あっという間にカープにスリープされ、終戦しました。

 

そうなればもう、関心は日本シリーズよりも、ストーブリーグです。

原辰徳3次政権の組閣も明らかになってきました。

鹿取GMをはじめとするコーチ陣はほぼ総入れ替えとなり、

村田ヘッド、斎藤投手コーチ、二岡打撃コーチ、川相二軍家督らは退任、

代わりに招聘されたのは、宮本和知、水野雄仁、元木大介ら、

しばらく実戦を離れていたタレントOBたちでした。

現役を引退したばかりの村田修一や杉内俊哉もコーチに就任します。

 

今年まで暗かったベンチが、来年は「華やか」になりそうですね。

いったいそれだけで大丈夫かと、やや心配にもなってきますが、

原監督のこと、何か意図があるのでしょう。

 

私はその中でも、かつて巨人の営業部長と謳われた宮本コーチに期待したいですね。

なぜなら私早川は「巨人の宮本に顔もキャラも似ている」と言われ続けてきたから。

ということで、親近感を覚えております。

 

しつこいようですが、来年こそは、バファローズとジャイアンツの日本シリーズを!

ぜひ、実現させたい。

そのためには、なりふり構わず、広島の「丸選手」をFAで引き抜くしかない。

10億円出してでも獲りに行かなくては!

 

来週はドラフト会議もありますし…。

根尾、藤原、吉田輝星ら甲子園のスターは、どのチームへ行くのか、

本当に楽しみですね。

 

文字通り、ストーブリーグが熱く燃えています!

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

******************************

 早川勝

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こんにちは。

ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ

個人的な趣味として一斉配信しています。

先日、夜9時過ぎのこと。

散髪屋の帰り道に、渋谷の啓文堂書店を覗いてみたところ、

私の新刊である『営業の鬼100則』を手に持ったまま、

店の中をぐるぐると歩き回っている女性を見かけました。

 

「おおー、なんという偶然!」

よく書店へは足を運ぶ私ですが、

実際に、一般のお客さまが、自分の本を目の前で購入する場面に出くわすのは、

めったにない珍しいことなのです。

 

私は驚きつつも、なんだか嬉しくなり、

その女性を目で追っていくのですが、なかなかレジに向かってくれません。

 

いつまでもウロウロとビジネス書のコーナーを徘徊し、

何十冊もの本を手に取っては戻し、という立ち読みを繰り返していきます。

 

ただ、その間、『営業の鬼100則』だけは、ずっと持ち歩いていて…、

いったいレジへ向かう気はあるのか、気になって仕方ありません。

 

こうなったらもう、その記念すべき瞬間を見届けるまでは見守ろうと、

本棚の陰に隠れながら女性の後を追い続ける「著者ストーカー」と化した私…(笑)

 

犯人を尾行する敏腕刑事のような気分に浸りながら、

心の中でコートの襟を立てカッコよく張り込んでいたつもりでしたが、

周りの人からは「ひょっこりはん」のように見えていたかもしれません(^-^;

 

しばらくして、結局、レジに向かったその女性は、

私の本「だけ」を購入し店を後にしたのでした。

 

そうなればもはや、これだけで「マーケティング」を終わらせるわけにはいきません。

私は出口まで彼女を追いかけ、話しかけてみたのです。

 

「どうしてその本を買おうと思ったんですか?」と。

 

すると彼女は、

「なんとなく直観です!」

と答えてくれました。

 

いろいろと話を聞いてみると、食品関係の会社に勤めている方で、

最近、企画部から営業部へ異動となって「営業デビュー」したばかりらしく、

営業のバイブルとなるような本を探していたのだとか。

 

これも何かのご縁であると、名刺交換をして別れ、

「メルマガにも登録しておきますねー!」と約束したので、

きっとご本人もこの号を読んでくれていることでしょう。

 

彼女の営業成績がどんどんアップしていくことを心から祈っております。

 

 

さてさて、そんな新たな読者ファン急増のおかげをもちまして、

4刷目の重版が決まりました!

 

『営業の鬼100則』が発売されてからまだ1ヶ月足らず、

http://tsuitel.in/books/book_l……index.html

初速、好調な滑り出しから、さらに拍車がかかってきたようです。

 

出版社の編集担当者からの情報によれば、

駅構内の書店さんなどでよく売れているようです。

(移動中の営業の皆さんが購入してくれているのでしょうか)

また、大手書店の売り場担当者さんからは、

「(他出版社の本も含めて)営業本のジャンルでは超久々の大ヒットですよー!」

という声をいただいているようで…、

ホントに嬉しさ大爆発です。

 

この休日は、さらなる拡販を目指して、

恥ずかしながら「ミニ色紙」へ?直筆?でPOPを書きました。

 

十数枚それぞれに違う「ひと言」を添えていますので、

書店で見かけることがありましたら、

記念に売り場の写メなどを送ってくださいませ。

 

お待ちしています。

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(682冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【自己紹介ストーリー】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.682

『キャラがすべて!』

メディアを使いこなして、自分自身を売り続ける方法

15秒で惹きつけ、1分でファンにする。

肩書きでなく、でキャラクター勝負!

「1億総キャラクター時代」を生き抜くための個人ブランド構築戦略

大内優 著 

きずな出版  

 

 

 

プロフィールというと、だいたいホームページとか、

SNSのトップページに掲載してあるものを、皆さん想像すると思います。

あるいは本であれば、この本のカバーのそで部分に掲載してあるような、

著者紹介が代表的なものでしょう。

 

ただ、いちばんの基本は「口頭で話せるもの」なのです。

「あなたは何者なのか、説明してください」と言われ、その場でさっと説明できる。

それくらいキャラが自分のなかで明確になっていないと、

他人が伝えてくれることなどありません。

 

そのうえで、やはり「長い説明」では、誰もそれを伝えてはくれないのです。

前項の「起承転結」で、私が「15秒ルール」にこだわっているのも、そのため。

これより長いと、人は飽きてしまいますし、

短すぎても、人の印象にはあまり残りません。

 

じつはテレビ放送も、この「15秒」を基準につくられています。

たとえばニュース番組では、まず普通のニュースがあって、

アナウンサーの画面が入って、そこから本題のVTRに入る。

このときアナウンサーの顔が映っているのは、だいたい15秒です。

ワンショットの絵で20秒とか30秒というのは、かなり飽きられます。

チャンネルを変えられてしまうから、これは避けたい。

かといってアナウンサー画面が入らないと収まりが悪いから、

なんとか15秒でひとつのコメントを加えてもらうわけです。

テレビを観たとき、注意深く時間を測ってみるといいでしょう。

 

ちなみにCMも、ほとんどは15秒でつくられています。

つまり、興味のない相手でも、15秒あれば、話を聞いてくれる。

相手に「もっと話を聞いてもらいたい」と考えるなら、

まずは15秒の話で、相手の注意を引く必要があります。

 

そこで「私は〇〇の△△を解決する専門家です」という、

かなり絞り込んだ「起」をつくっているのは、

まさに15秒で自分の特徴をうったえるためなのです。

 

起承転結の「起」の15秒をクリアすれば、「承」の15秒に進める。

「承」の15秒に耐えれば、「転」の15秒。

それをクリアすれば「結」によって、聞いた人を動かすことができる……

と、考えていただければいいと思います。

 

この15秒のコメントを、文字にするとだいたい60文字。

原稿用紙でいえば3行です。

これも自己紹介と同じで、どんな人でも、読んでくれるのは60文字までということ。

 

実際、テレビ局で多くのプレスリリースに目を通しましたが、

要約の60文字を読んで、興味がわかなければ、

そのままボツにするのがほとんどでした。

 

私に限らず、プレスリリースを取捨選択する人間は、

おおむねそれくらいの基準でしょう。

書籍や雑誌をつくっている編集者も、この点は同じだと思います。

 

ですから、あらゆるプロフィールのキャッチも、

まずは60文字を基準にして考えなければいけません。

長ったらしい文章を書いても、ほとんど読まれないのだから仕方ないのです。

 

けれども、60文字で自分をすべて説明しようとしても、それはかなり難しいこと。

だから「起承転結」で、それぞれ60文字ずつ、興味をそそっていく構成が

いちばん望ましい形になるのです。

 

 

 

2018年10月13日(土)

 

【編集後記】

 

クライマックスシリーズのファーストステージが開幕しましたね。

セ・リーグは巨人VSヤクルト、パ・リーグは日本ハムVSソフトバンク、

今年は3位チームが勝ち抜く「下剋上シリーズ」になってほしいと思っています。

 

それで「日本一」といえるのかと、CSへの異論もあるようですが、

私はペナントレースとポストシーズンは、まったく「別腹」だと解釈しています。

それはそれ、これはこれ、と思って熱戦を楽しんだほうが、お得感があります。

 

今年はリーグ優勝を果たした広島と西武の対決ではなく、

巨人と日本ハムの日本シリーズとなれば、「3位対決」は史上初。

大エース菅野と大型新人清宮との対決を、

日本シリーズの大舞台で見てみたいものです。

 

そして、辞任が決まった由伸監督最後のユニフォーム姿を目に焼き付けておきます。

 

そういえば、阪神の金本監督も辞任(解任?)に追い込まれましたね。

昨年オフに3年契約を結び直した金本監督続投は既定路線であったはずでしたが、

「巨人の由伸監督は3位で辞任なのに、金本監督は最下位でも辞めないのか!」

という厳しい世論と阪神ファンの非難に屈し、急転直下の引責辞任となりました。

 

いやー、勝負の世界は厳しいですねぇ。

いつの時代のもトップがクビを差し出さなければ事態は収まりません。

 

連続Bクラスのバファローズ福良監督も辞任しました。

新監督には西村ヘッドコーチが昇格。

かつてのロッテ時代に「下剋上日本一」に輝いた監督です。

であれば、来シーズンは「3位」くらいには滑り込めるでしょうか。

 

巨人の新監督には、2度の3連覇を含む7度のリーグ優勝と3度の日本一を誇る、

偉大なる名将・原辰徳監督が復帰、3度目の就任となりました。

これで監督としての通算勝利数が1000勝を超えることは確実で、

巨人軍のレジェンド「川上監督」と「長嶋監督」の通算勝利数を抜き、

原監督が球団史上歴代1位となります。

 

その大記録に「優勝」が花を添えてくれることでしょう。

 

来年こそ、ジャイアンツ対バファローズの日本シリーズが実現することを、

心から願っています。
 

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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 早川勝

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こんにちは。

ご縁があって名刺交換させていただいた方々へ

個人的な趣味として一斉配信しています。

 

このたび、『営業の鬼100則』の発売を記念いたしまして、

早川勝の「オフィシャルサイト」をリニューアルオープンしました!

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色鮮やかに蘇りましたので、ぜひ、ご覧ください。

過去のメルマガ投稿なども10年前まで遡って楽しめますよ。

 

そして同時に、

Bookサイト(トップページ)もリニューアルしています。

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トップ画面は『営業の鬼100則』をメインにしました。

 

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書籍一覧ページもバージョンアップしました!

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まずは、お知らせまで。

これからもよろしくお願いします(^.^)/~~📚

 

 

 

以上、前置きはここまでといたしまして、

メインコンテンツに入ります。

 

本号も、お薦め書籍(681冊目)として、

ためになる一節を抜粋し、ご紹介いたします。

 

本日のテーマは、【人工知能とベーシック・インカム】です。

 

お役に立ちましたら幸いです。

それでは、どうぞ!

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私の本よりためになる「お薦め書籍」シリーズ  No.681

『AIとBIはいかに人間を変えるのか』

人類史上初、我々はついに「労働」から解放される――。

この歴史的大転換をどう生きるか!

AI(人工知能)・BI(ベーシック・インカム)論の決定版!

すべての生産活動はAIが行い、

生きていくためのお金はBIで賄われる

働く必要がない世界は ユートピアか、深い苦悩の始まりか――。

波頭亮 著 

幻冬舎  

 

 

超富裕層の下の富裕層(資産1億円以上)は、

日本全体での経済成長が事実上止まってしまっているこの20年の間にも

年々増加してきている。

先にも述べたように、超富裕層と富裕層を合わせた世帯は、

2005年87万世帯であったのに対して、2015年では122万世帯と、

10年間で4割以上も増加しているのだ。

そして国民の人口における資産1億円以上を保有する富裕層の割合は1.9%と、

ドイツ、アメリカの1.4%を抜いて主要国の中では世界1位である。

この指標で見るならば、

「日本は世界で一番お金持ちの割合が多い国」ということになる。

 

その一方で、日々の生活に所得を全て費やしてしまい、

資産を全く持てない貯蓄ゼロ世帯も増加傾向にある。

貯蓄ゼロ世帯は2005年に1505万世帯であったのに対して

2015年には2366万世帯と、

こちらも10年間で5割以上増えており、これは過去最高である。

 

(中略)

 

つまり、所得の面でも資産の面でも、富める者はさらに富み、

貧しい者はさらに貧しくなるという二極化現象が進行しているのである。

 

(中略)

 

再分配の話をすると「貧困者を救う」ためだけのように受け取られがちであるが、

実は貧富の格差が拡大すればするほど、

貧しい人だけではなく富める人までもが幸福感を失うことが明らかとなっている。

 

経済学者のリチャード・ウィルキンソンと疫学者のケイト・ピケットによって

著された『平等社会』によれば、社会の経済的不平等性が高まるほど、

富める人も気分が塞いだり、疑い深くなったり、

その他の無数の社会的問題を背負いやすくなったりするという。

 

この経済的不平等と社会問題の相関については、

その後も数々の検証がなされ、立証されてきた。

また逆に、広範な福祉体制が整っている国においては、

富める人も貧しい人もより幸せであり、

社会的問題もあまり抱えていないことも示されている。

 

キューバでは教育、医療などの公的サービスは全て無償であり、

一人当たりGDPが約7000ドルという決して豊かとは言えない生活を営んでいても

皆が明るい表情でライフを楽しんでいることからも、このことは理解できるであろう。

 

もちろんこうした幸福感や社会の活力の問題の要因は所得格差だけではないし、

ある程度の不平等が生じてしまうというのは自然なことである。

努力によって人より秀でたいという意欲の発生は人間の必然であり、

その対価として報酬がもたらされることは健全なモチベーションに寄与する。

しかしシャファーの欠乏の心理学で示されたように

健全な格差には健全とみなされる範囲があるのだ。

 

日本をはじめとする先進国では、

格差が?適切?な範囲をはるかに上回ってしまっている。

これを適正水準まで戻すための再分配制度は、貧困層だけでなく、

裕福な人まで含めた社会全体の活力を向上させるためにも必要不可欠なのである。

 

(中略)

 

例えば、先にゴールドマン・サックス証券のトレーダー1600人が

AIを導入することによって2人で済むようになったという例を紹介したが、

この場合では300倍の生産性向上が実現したことになる。

 

しかしそうした作業労働型のタスクの代替は、

AIが担うであろう仕事のごく一部に過ぎないと考えられる。

AIが担ってくれるであろう知的タスクは、

そうした定着化が可能な作業労働にとどまらない。

アルファ碁が見せつけたように、人間以上の頭の良さは、

敗れた囲碁の世界チャンピオンであるイ・セドル氏の何倍の生産性に匹敵するのかは

定量的には算定・計画できないのである。

 

では、AIがもたらしてくれる価値や豊かさはどのように推量すればよいのか。

かつてケインズは、将来技術が発達していくことによって

1日3時間労働で済むようになるという託宣を出したが、

AIの導入によって同様の生産性改善が実現するとしても、

現在6時間〜9時間の労働時間が2分の1から3分の1になるだけである。

これでは生産性の向上はたった2倍〜3倍ということになる。

しかし、ほとんどの知的労働を代替する可能性を持ったAIによって得られる豊かさが、

たったそれだけの範囲に収まらないことは明らかであろう。

 

(中略)

 

AIが経済における生産活動の効率性を高め

社会に多くの富を産出するようになっても、

人々に自由と豊かな生活をもたらすためには

BIが不可欠であると説明した。

つまり、「働かなくても、食って良し」

というBIの基本理念に基づいた再分配策が採用されてこそ、

AIという歴史的技術革新の成果を社会の果実とすることができるのである。

 

しかしよく考えてみれば、「働かなくても、食って良し」という考え方は、

権利と責任をセットで考える民主主義の理念には合っていない感じがする。

むしろ民主主義の最も基本的な規範の一つが「働かざる者、食うべからず」であり、

日本の憲法においても「勤労の義務」が掲げられているほどである。

 

こうした考え方と対比してみれば、

「働かなくても、食って良し」は真逆の考え方だと言えよう。

また貢献と報酬のバーターを図る市場機能を最重視する

資本主義のメカニズムにも合わない。「働かなくても、食って良し」は

貢献と報酬のバーターを文字通り真っ向否定するものである。

 

にもかかわらず、AI化時代は「働かなくても、食って良し」

の理念に基づいたBIに支えられてこそ、人々の豊かな生活が実現する。

 

先ほどは生産と消費、資本と労働という経済の観点からBIの必要性を説明したが、

次に規範や価値観の観点からBIの合理性・必然性を説明してみよう。

まず「働かなくても、食って良し」に対置する規範である

「働かざる者、食うべからず」について、この規範の有効性と成立要件を検討し、

その検討を踏まえてBIの基本理念である「働かなくても、食って良し」が

AI化時代に適合していることを検証する。

 

(中略)

 

それでは前項で示したような変化が進展して、

その先に到達するであろう?新しいステージ?において、

人間はどのように働くのか、

そしてどのような生活と人生を営むのかについて考えてみよう。

 

先にも少し触れておいたが、?新しいステージ?においては経済自体の重要性は低下し、

生きるための労働や生活の必需を賄うための仕事に就くことは

無くなっているかもしれない。

AIによる圧倒的な生産力の実現と給付水準を拡大した

スーパーBIが導入されることで、

働かなくても良くなる可能性は十分にあると考えられる。

 

ではそうなった時に、人間は働かなくなるのだろうか。

 

私は、そうは考えない。

「働く必要がない」というのは「働くべきではない」という意味とは全く異なる。

 

ただし、?新しいステージ?においては「働く」という言葉の意味合いや、

人生における「仕事」の位置づけが、

これまでとは大きく転換することになると考えられる。

仕事の種類について、労働条件やタスクのタイプ、

及び就労の動機や取り組み姿勢によって3つに分ける考え方がある。

労働(labor)、仕事(work)、活動(action)である。

 

労働(labor)は、生きるための糧を得るためにやるもので、

非自発的、受動的な姿勢での取り組みになる。

タスクのタイプも単純作業や肉体労働負荷が大きいものであることが多い。

 

仕事(work)は、自分の特性を活かしたり、

自己成長に繋げたいとする動機を以て、積極的に選択して就くものである。

就業の動機に自己実現や興味・関心の追求といった

金銭的報酬以外の要素も入っていることがポイントである。

また、取り組み姿勢も自発的・能動的である。

タスクのタイプは高度な知識や技術・技能を要するものが多く、

報酬水準も高い場合が多い。

 

活動(action)は、労働を提供している対価(主に金銭的報酬)を得ようとするのではなく、

人や社会との交流を通じて自己実現や社会貢献をしようとするものである。

自発的、能動的に行うものであるが、

対価の獲得を意識していない点が仕事(work)との大きな相違である。

 

この労働、仕事、活動の分類に則して考えると、

?新しいステージ?では生きるための対価を得るために

仕方なくやらされる労働(labor)は無くなるだろう。

 

この「仕方なくやらされる労働が無くなる」という点が

AIとBIが導いてくれる?新しいステージ?の歴史的、文明論的な意義であり、

最大の特徴である。

 

(中略)

 

生きるための労働が不要になれば、多くの人々は働かなくなるのかというと、

実は人間はそのようにはできていない。

人間は生きるために労働する必要が無くとも、

何らかの仕事や活動を行うものである。

 

 

 

2018年10月7日(日)

 

【編集後記】

 

ちなみに、BIというのは、

国民全員に生活できるだけの現金を無条件で給付する「ベーシック・インカム」

という制度のことです。

2年前にスイスが導入の国民投票を行ったり、

去年からフィンランドが実験を始めたりして、

各メディアで話題になり、広く関心を集めましたよね。

 

私も、この本を読んでいろいろと考えさせられました。

まさに今、我が営業組織が目指している仕組みと似ているような…。

 

近い将来には、すべての生産活動はAIが行い、

生きていくためのお金はBIで賄われる、

そんな労働する必要がない「理想郷」ができあがっていくのでしょうか。

では、また来週号をお楽しみに!

 

 

本日も最後までお読みいただきまして、

ありがとうございました。

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 早川勝

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